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JP5092167B2 - 半導体圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体圧力センサおよびその製造方法に関し、特に、ブリッジ接続されたゲージ抵抗を備えた半導体圧力センサと、そのような半導体圧力センサの製造方法とに関するものである。
圧力センサの一形態に、半導体基板を利用した半導体圧力センサがある。この半導体圧力センサでは、シリコン基板の表面上にゲージ抵抗となる拡散抵抗が複数形成されて、この拡散抵抗が抵抗値の低い拡散配線層によってブリッジ結線されている。ゲージ抵抗は、たとえば、矩形状のダイヤフラムとなる所定の領域の4辺の各辺の部分にそれぞれ配置されている。一方、シリコン基板の裏面には、その表面の所定の領域に向かって凹んだ凹部が形成されている。この種の半導体圧力センサを開示した特許文献の一つとしては、たとえば特許文献1がある。
特開平3−6824号公報
しかしながら、従来の半導体圧力センサでは次のような問題点があった。シリコン基板の裏面に形成される、ダイヤフラムとなる所定の領域に向かって凹んだ凹部は、シリコン基板を所定の厚みにまで研磨した後、さらに、所定のエッチングマスクを介してシリコン基板の裏面にエッチングを施すことによって形成される。
このため、ダイヤフラムの厚みが、エッチングの時間によって制御されることになり、ダイヤフラムとなる領域内においてダイヤフラムの厚みがばらつきやすいという問題があった。また、ダイヤフラムの厚みを薄くしようとしても、シリコン基板の研磨量とエッチング量のシリコン基板面内におけるばらつき量を考慮すると、その厚みは10μm程度が限界であった。また、シリコン基板のエッチングのばらつきにより、ダイヤフラムに形成されるゲージ抵抗に対して凹部の位置がずれてしまうという問題があった。
本発明は、上記、シリコン基板のエッチングに起因する問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、厚みが薄く、しかも、その厚みのばらつきが少ないダイヤフラムを備えた半導体圧力センサを提供することであり、他の目的は、そのような半導体圧力センサの製造方法を提供することである。
本発明に係る半導体圧力センサは、基板とダイヤフラムとゲージ抵抗と貫通穴とアンカー部とを備えている。基板は、互いに対向する第1主表面および第2主表面を有している。ダイヤフラムは基板の第1主表面上に形成され、所定の膜からなる。ゲージ抵抗は、ダイヤフラムの歪を電気抵抗の変化として検知する。貫通穴は、ダイヤフラムの裏面を露出する態様で、第2主表面側から第1主表面側にわたり基板を貫通するように形成されている。アンカー部は、貫通穴における第1主表面側の開口端を周方向から取り囲むように形成され、ダイヤフラムを基板の第1主表面に据え付けている。
本発明に係る半導体圧力センサの製造方法は以下の工程を備えている。互いに対向する第1主表面および第2主表面を有する基板の第1主表面上に、基板とはエッチング特性の異なる絶縁膜を形成する。その絶縁膜における所定の領域を周方向から取り囲むように、絶縁膜に基板の第1主表面を露出する開口部を形成する。その開口部を充填するように、絶縁膜上にダイヤフラムとなる所定の膜を形成する。基板の第2主表面の領域に所定のエッチングマスクを形成する。そのエッチングマスクを介して基板にエッチングを施すことにより、所定の領域内に位置する絶縁膜の部分の表面を露出する態様で貫通穴を形成する。所定の領域内に位置する絶縁膜の部分を除去してダイヤフラムとなる所定の膜を露出することにより、ダイヤフラムを形成する。ダイヤフラムに、ダイヤフラムの歪を電気抵抗の変化として検知するゲージ抵抗を形成する。
本発明に係る半導体圧力センサによれば、基板の表面に形成される所定の膜によってダイヤフラムが形成されることになる。これにより、ダイヤフラムの厚みを所定の膜の厚みを変えるだけで高精度に薄くすることができる。
本発明に係る半導体圧力センサの製造方法によれば、まず、基板の表面に形成される所定の膜によってダイヤフラムが形成されることで、ダイヤフラムの厚みを所定の膜の厚みを変えるだけで高精度に薄くすることができる。また、絶縁膜に開口部を形成し、その開口部にアンカー部を形成することによって、そのアンカー部によって取り囲まれた領域がダイヤフラムとなる領域として特定されることで、そのダイヤフラムに形成されるゲージ抵抗のダイヤフラムにおける配置精度を確保することができる。これにより、ダイヤフラムの領域やゲージ抵抗の位置を、基板の第1主表面側の加工によって制御することができ、その結果、厚みの均一な薄いダイヤフラムを所定の領域に精度よく形成することができるとともに、半導体圧力センサの小型化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体圧力センサの平面図である。 同実施の形態において、図1に示す断面線II−IIにおける断面図である。 同実施の形態において、ダイヤフラムに形成されるゲージ抵抗の結線の仕方を示す斜視図である。 同実施の形態において、ゲージ抵抗による圧力測定を説明するための回路図である。 同実施の形態において、半導体圧力センサの製造方法の一工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図5に示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図6に示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図7に示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体圧力センサの平面図である。 同実施の形態において、図9に示す断面線X−Xにおける断面図である。 同実施の形態において、図9に示す断面線XI−XIにおける断面図である。 同実施の形態において、ダイヤフラムに形成されるゲージ抵抗の結線の仕方を示す斜視図である。 同実施の形態において、半導体圧力センサの製造方法の一工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図13に示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図14に示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図15に示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体圧力センサの平面図である。 同実施の形態において、半導体圧力センサの製造方法の一工程を示す平面図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体圧力センサの平面図である。 同実施の形態において、図19に示す断面線XX−XXにおける断面図である。 本発明の実施の形態5に係る半導体圧力センサの平面図である。 同実施の形態において、図21に示す断面線XXII−XXIIにおける断面図である。 本発明の実施の形態6に係る半導体圧力センサの部分断面図である。 本発明の実施の形態7に係る半導体圧力センサの部分断面図である。 本発明の実施の形態8に係る半導体圧力センサの平面図である。 同実施の形態において、図25に示す断面線XXVI−XXVIにおける断面図である。 本発明の実施の形態9に係る半導体圧力センサの部分断面図である。 本発明の実施の形態10に係る半導体圧力センサの部分断面図である。 本発明の実施の形態11に係る半導体圧力センサの平面図である。 同実施の形態において、半導体圧力センサの製造方法の一工程を示す平面図である。
実施の形態1
ここでは、ドープトポリシリコン膜からなるダイヤフラムの上面側に、ゲージ抵抗を備えた半導体圧力センサについて説明する。
図1および図2に示すように、シリコン基板1の第1主表面上には、ドープトポリシリコン膜55からなるダイヤフラム5が形成され、そのダイヤフラム5の上面には、ダイヤフラム5の歪を電気抵抗の変化として検知する4つのゲージ抵抗7が形成されている。ダイヤフラム5が位置するシリコン基板1の部分には、ダイヤフラム5の裏面を露出する貫通穴30が形成されている。ダイヤフラム5とシリコン基板1との間には、ダイヤフラム5をシリコン基板1に据え付けるためのアンカー部20が、貫通穴30の第1主表面側の開口端を周方向から取り囲むように形成されている。
ダイヤフラム5とシリコン基板1との間には、第1絶縁膜2、ポリシリコン犠牲膜3および第2絶縁膜4が積層されている。アンカー部20は、第1絶縁膜2の開口部に充填されるポリシリコン犠牲膜3の部分と第2絶縁膜4の開口部に充填されるポリシリコン膜5の部分とを含むようにして、ダイヤフラム5からシリコン基板1へ向かって突出する態様で形成されている。
4つのゲージ抵抗7はポリシリコン膜からなり、ダイヤフラム5となるドープトポリシリコン膜55の上に第3絶縁膜6を介在させて形成されている。各ゲージ抵抗7は、ゲージ抵抗7をなすポリシリコン膜と同じポリシリコン膜から形成されるポリシリコン配線7aによってブリッジ結線されている。そのゲージ抵抗7およびポリシリコン配線7aを覆うように、第4絶縁膜8が形成されている。
第4絶縁膜8上の所定の領域には、複数のアルミニウムパッド12が形成されている。各アルミニウムパッド12は、コンタクト部11を介して対応するポリシリコン配線7a(ゲージ抵抗7)と電気的に接続されている。そのアルミニウムパッド12を覆うように、第5絶縁膜9が形成されている。
次に、ゲージ抵抗7の結線について説明する。図3に示すように、ダイヤフラム5の上面に配置された4つのゲージ抵抗77a〜77dはブリッジ結線され、ゲージ抵抗77aとゲージ抵抗77bとの接続部分がVcc端子とされ、ゲージ抵抗77dとゲージ抵抗77cとの接続部分がGND端子とされる。ゲージ抵抗77dとゲージ抵抗77aとの接続部分およびゲージ抵抗77bとゲージ抵抗77cとの接続部分はOUT端子とされる。Vcc端子とGND端子間に所定の電圧を印加し、OUT端子間の電圧を検知することによって圧力が検知される。
図4に示すように、そのOUT端子間の電圧Voutは、ゲージ抵抗77a〜77dの抵抗をR1〜R4とし、Vcc端子とGND端子間に印加する電圧をVinとすると、次の式で算出される。
Vout=(R2/(R2+R3)−R1/(R1+R4))・Vin
ここで、初期状態の抵抗を、R1=R2=R3=R4=100Ωとし、Vin=5Vとする。また、半導体圧力センサに、1atm(0.098MPa)の圧力が作用した場合の抵抗変化率を、ΔR1/R1=ΔR3/R3=+1%、ΔR2/R2=ΔR4/R4=−1%とすると、OUT端子間の電圧Voutは、約50mVと見積もられる。
次に、上述した半導体圧力センサの製造方法について説明する。まず、シリコン基板として結晶方位(100)のシリコン基板を用いる。図5に示すように、そのシリコン基板1の表面に、熱酸化法により第1絶縁膜2が形成される。その第1絶縁膜2に、ダイヤフラムを形成する領域およびアンカー部を形成する領域に基づいて、シリコン基板1の表面を露出する所定の開口部が形成される。
次に、その開口部を充填するように、第1絶縁膜2上にドープトポリシリコン膜33を形成することにより、シリコン基板1をエッチングする際の犠牲膜となるポリシリコン犠牲膜3が形成される。そのポリシリコン犠牲膜3に、アンカー部を形成する領域に基づいて、第1絶縁膜2を露出する所定の開口部が形成される。
次に、そのポリシリコン犠牲膜3を覆うように、たとえばTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)膜などの第2絶縁膜4が形成される。その第2絶縁膜4に、アンカー部を形成する領域に基づいて、ポリシリコン犠牲膜3の表面を露出する開口部が形成される。次に、その開口部を充填するように第2絶縁膜4上に、ダイヤフラムとなる膜厚約0.4〜8μm程度のドープトポリシリコン膜55が形成される。
このとき、ドープトポリシリコン膜の成膜条件とドープトポリシリコン膜を成膜した後のアニール条件によって、ドープトポリシリコン膜の応力を制御することにより、圧力が作用していない状態において、ドープトポリシリコン膜の表面がフラットな面となるようにドープトポリシリコン膜55が形成される。
こうして、ダイヤフラムとなるドープトポリシリコン膜55が第2絶縁膜4の開口部に充填されて、ポリシリコン犠牲膜3のドープトポリシリコン膜33に繋がり、さらに、そのドープトポリシリコン膜33が第1絶縁膜2の開口部に充填されて、シリコン基板1と繋がることで、ダイヤフラム5をシリコン基板1に据え付けるためのドープトポリシリコン膜からなるアンカー部20が形成されることになる。
次に、ダイヤフラムとなるドープトポリシリコン膜55上に、たとえばCVD(Chemical Vapor Deposition)法によりHTO(High Temperature Oxide)膜などの第3絶縁膜6が形成される。次に、第3絶縁膜6の上面における、ダイヤフラムとなる領域の所定の位置にゲージ抵抗7とこれを接続するポリシリコン配線7aが形成される。ゲージ抵抗7は、ポリシリコン(アンドープト)膜に、たとえばボロン(B)などの不純物を注入することによって形成される。また、ポリシリコン配線7a(図1参照)は、ゲージ抵抗7をなすポリシリコン膜により形成されて、ゲージ抵抗7はポリシリコン配線7aによってブリッジ接続される。
次に、ゲージ抵抗7を覆うように第4絶縁膜8が形成される。その第4絶縁膜8に、ポリシリコン配線7aの所定の領域を露出する開口部(図示せず)が形成される。その開口部を充填するように、第4絶縁膜8上の所定の領域にアルミニウムパッド12(図1参照)が形成される。アルミニウムパッド12における開口部を充填する部分がコンタクト部11となる。次に、アルミニウムパッド12を覆うように、第5絶縁膜9が形成される。これにより、シリコン基板1の第1主表面側のパターン形成が完了する。
次に、シリコン基板1の第2主表面側に所定の処理が施される。まず、シリコン基板1の厚みが約200μm程度になるまで、シリコン基板1の第2主表面(裏面)に研磨処理が施される。次に、シリコン基板1の裏面に、ダイヤフラムとなる領域に対応した所定の領域を露出する態様でエッチングマスク10が形成される。なお、エッチングマスク10は、写真製版の重ね合わせずれ量と、シリコンエッチングの際のサイドエッチング量とを考慮し、次の工程において基板貫通穴が形成された時点で、ダイヤフラムの直下に位置するポリシリコン犠牲膜3の部分の領域以外の領域を露出させないようにする。
次に、図6に示すように、エッチングマスク10を介して、シリコン基板1の裏面に、たとえばTMAH(Tetra Methyl Ammonium Hydroxide)などのアルカリエッチング溶液を用いてエッチングを施すことにより、基板1を貫通する基板貫通穴30aが形成される。次に、図7に示すように、さらに、エッチングを続けることにより、基板貫通穴30aが形成されて露出したドープトポリシリコン膜33が完全に除去される。このとき、アルカリエッチング溶液によるポリシリコン犠牲膜のエッチングレートに対して、第2絶縁膜4のエッチングレートは十分に小さく、第2絶縁膜4がエッチングストッパーとなる。
次に、図8に示すように、HF(フッ酸)溶液を用いて、露出した第2絶縁膜4と第1絶縁膜2が除去されて、ダイヤフラム5となるポリシリコン膜55の部分がダイヤフラム底面10aとして露出する。こうして、ダイヤフラム底面10aを露出する、基板貫通穴30aを含む貫通穴30が形成されるとともに、ポリシリコン膜55からなるダイヤフラム5が形成される。
上述した半導体圧力センサでは、シリコン基板1の表面に形成されるポリシリコン膜55によってダイヤフラム5が形成される。これにより、ダイヤフラム5の厚みをポリシリコン膜の厚みを変えるだけで高精度に薄くすることができる。また、第1絶縁膜2や第2絶縁膜4にアンカー部20のための開口部を形成し、その開口部にアンカー部20を形成することによって、アンカー部20によって取り囲まれた領域がダイヤフラム5となる領域として特定されることになる。
また、そのダイヤフラム5となる領域の上に形成されるポリシリコン膜に写真製版処理を行なうことによって、ゲージ抵抗7やポリシリコン配線7aが形成される。これにより、ダイヤフラム5の領域やゲージ抵抗7等の位置を、シリコン基板1の第1主表面側の加工によって制御することができる。これらの結果、厚みの均一な薄いダイヤフラム5ゲージ抵抗7等を所定の領域に精度よく形成することができるとともに、半導体圧力センサの小型化を図ることができる。こうして、この半導体圧力センサでは、圧力の検知精度を向上させることができる。
実施の形態2
ここでは、ドープトポリシリコン膜からなるダイヤフラムの上面側と下面側に、それぞれゲージ抵抗を備えた半導体圧力センサについて説明する。
図9、図10および図11に示すように、シリコン基板1の第1主表面上に、ポリシリコン膜55からなるダイヤフラム5が形成されている。そのダイヤフラム5の上面側に2つのゲージ抵抗7が形成され、そのゲージ抵抗7の下方のダイヤフラム5の下面側に2つのゲージ抵抗13が形成されている。ゲージ抵抗7,13が形成された領域は、ダイヤフラムとなるポリシリコン膜55を貫通するように形成された分離酸化膜14によって取り囲まれている。
図12に示すように、ダイヤフラム5の上面側に配置された2つのゲージ抵抗77a,77dと下面側に配置された2つのゲージ抵抗77b,77cはブリッジ結線されている。特に、ゲージ抵抗77aとゲージ抵抗77bとは、分離酸化膜14によって取り囲まれたドープトポリシリコン膜55の部分を介して電気的に接続されている。同様に、ゲージ抵抗77dとゲージ抵抗77cとは、分離酸化膜14によって取り囲まれたドープトポリシリコン膜55の部分を介して電気的に接続されている。
ゲージ抵抗77aとゲージ抵抗77bとの接続部分がVcc端子とされ、ゲージ抵抗77dとゲージ抵抗77cとの接続部分がGND端子とされる。ゲージ抵抗77dとゲージ抵抗77aとの接続部分およびゲージ抵抗77bとゲージ抵抗77cとの接続部分はOUT端子とされる。前述したように、Vcc端子とGND端子間に所定の電圧を印加し、OUT端子間の電圧を検知することによって圧力が検知されることになる。
特に、このゲージ抵抗では、ダイヤフラム5をなすドープトポリシリコン膜55を挟んでゲージ抵抗77aとゲージ抵抗77bとが配置されるとともに、ゲージ抵抗77dとゲージ抵抗77cとが配置されることで、ゲージ抵抗77a,77dに圧縮(引張り)応力が作用する場合には、ゲージ抵抗77b,77cに引張り(圧縮)応力が作用することになる。このため、ゲージ抵抗77a,77dとゲージ抵抗77b,77cとでは、その変化量が、初期の抵抗値に対して一方のゲージ抵抗にはプラスに作用し、他方のゲージ抵抗にはマイナスに作用する。出力端子には、圧力に応じた出力電圧が発生することになる。
なお、これ以外に構成については、図1等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
次に、上述した半導体圧力センサの製造方法について説明する。まず、前述した製造工程と同様の工程を経て、図13に示すように、シリコン基板1の第1主表面上に第1絶縁膜2、ポリシリコン犠牲膜3および第2絶縁膜4が形成される。次に、その第2絶縁膜4上に、シリコン窒化膜からなる第絶縁膜15が形成される。この第絶縁膜15は、第2絶縁膜4を除去する際のエッチングストッパーとなる。
次に、その第絶縁膜15の上面の所定の領域にポリシリコン膜からなるゲージ抵抗13とポリシリコン配線13aが形成される。そのゲージ抵抗13およびポリシリコン配線13aを覆うように、第絶縁膜16が形成される。第絶縁膜16の所定の領域に、ポリシリコン配線13aを露出する開口部が形成される。その開口部を充填するように、第絶縁膜16上にダイヤフラムとなるドープトポリシリコン膜55が形成される。
このとき、前述したように、成膜条件とアニール条件によって膜応力を制御することにより、圧力が作用していない状態において、ドープトポリシリコン膜の表面がフラットな面となるようにドープトポリシリコン膜55が形成される。
こうして、ダイヤフラムとなるドープトポリシリコン膜55が第2絶縁膜4の開口部に充填されて、ポリシリコン犠牲膜3のドープトポリシリコン膜33に繋がり、さらに、そのドープトポリシリコン膜33が第1絶縁膜2の開口部に充填されて、シリコン基板1と繋がることで、ダイヤフラム5をシリコン基板1へ据え付けるドープトポリシリコン膜からなるアンカー部20が形成される。
次に、ドープトポリシリコン膜55を覆うようにシリコン窒化膜17が形成される。次に、シリコン窒化膜17およびドープトポリシリコン膜55に、ゲージ抵抗7,13が配置された所定の領域を取り囲むように開口部55aが形成される。次に、図14に示すように、開口部55a内に、分離酸化膜14が形成される。なお、シリコン窒化膜を形成することなく開口部を形成し、その開口部にTEOS膜などを充填するようにしてもよい。分離酸化膜14によって取り囲まれたドープトポリシリコン膜55の部分が配線としての機能を有することになる。その後、シリコン窒化膜17が除去される。
次に、図15に示すように、CVD法によりHTO等の第絶縁膜6が形成される。その第絶縁膜6に、ドープトポリシリコン膜55の表面を露出する開口部が形成される。その開口部を充填するように、ポリシリコン膜からなるゲージ抵抗7が形成される。ゲージ抵抗7とゲージ抵抗13とは、ドープトポリシリコン膜55の部分を介して電気的に接続されることになる。
次に、ゲージ抵抗7を覆うように第絶縁膜8が形成される。その第絶縁膜8にドープトポリシリコン膜55の部分を露出する開口部が形成される。その開口部を充填するように、第絶縁膜8上の所定の領域にアルミニウムパッド12が形成される。アルミニウムパッド12における開口部を充填する部分がコンタクト部11となる。
次に、シリコン基板1の厚みが約200μm程度になるまで、シリコン基板1の第2主表面(裏面)に研磨処理が施される。次に、シリコン基板1の裏面に、ダイヤフラムとなる領域に対応した所定の領域を露出する態様でエッチングマスク10が形成される。前述したように、エッチングマスク10は、写真製版の重ね合わせずれ量と、シリコンエッチングの際のサイドエッチング量とを考慮し、次の工程において基板貫通穴が形成された時点で、ダイヤフラムとなる領域の直下に位置するポリシリコン犠牲膜3(ドープトポリシリコン膜33)の部分の領域以外の領域を露出させないようにする。
次に、図16に示すように、エッチングマスク10を介して、シリコン基板1の裏面に、たとえばTMAHなどのアルカリエッチング溶液を用いてエッチングを施すことにより、基板1を貫通する基板貫通穴30aが形成される。さらに、エッチングを続けることにより、基板貫通穴30aが形成されて露出したポリシリコン犠牲膜3が完全に除去される。このとき、前述したように、アルカリエッチング溶液によるポリシリコン犠牲膜のエッチングレートに対して、第3絶縁膜15のエッチングレートは十分に小さく、第絶縁膜15がエッチングストッパーとなる。
次に、HF(フッ酸)溶液を用いて、露出した第絶縁膜15と第1絶縁膜2が除去されて、ダイヤフラム5となるポリシリコン膜55の部分がダイヤフラム底面10aとして露出する。こうして、ダイヤフラム底面10aを露出する、基板貫通穴30aを含む貫通穴30が形成されるとともに、ポリシリコン膜55からなるダイヤフラム5が形成される。
上述した半導体圧力センサでは、前述した厚みの均一な薄いダイヤフラムを所定の領域に精度よく形成することができ、そして、ダイヤフラム5の領域やゲージ抵抗7等の位置を、シリコン基板1の第1主表面側の加工によって制御することができる効果に加えて、次のような効果が得られる。すなわち、ゲージ抵抗を、ダイヤフラム5の上面側と下面側に配置することで、半導体圧力センサの小型化をさらに図ることができる。
実施の形態3
ここでは、ダミーのポリシリコンパターンを備えた半導体圧力センサについて説明する。図17に示すように、本半導体圧力センサでは、ゲージ抵抗7の幅に対応したダミーのポリシリコンパターン7bが、ゲージ抵抗7のパターンとともに形成されている。ダミーのポリシリコンパターン7bとゲージ抵抗の幅は約0.6〜1.0μm程度とされる。また、ポリシリコン配線7aの幅は約2〜200μm程度とされる。なお、これ以外の構成については、図1等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
ポリシリコン膜からなるゲージ抵抗のピエゾ抵抗係数を大きくするには、断面積をできるだけ小さくすることが望ましい。ゲージ抵抗の幅を短くしようとすると、写真製版工程においてレジスト(パターン)の幅がばらつきやすく、そのため、エッチング後のゲージ抵抗の仕上がり幅にばらつきが生じてしまい、圧力の検知精度に影響を及ぼすおそれがある。
そこで、本半導体圧力センサでは、図18に示すように、ゲージ抵抗をパターニングするためのレジストパターン40aの幅と同じ幅を有するダミーレジストパターン40bを、レジストパターン40aとともにラインアンドスペースパターンとして形成する。こうすることで、幅の短いゲージ抵抗だけのパターンを形成する場合と比較して、ゲージ抵抗をパターニングするレジストパターン40aの幅のばらつきを抑えることができる。その結果、エッチング後のゲージ抵抗7の仕上がり幅のばらつきを抑えることができる。
実施の形態4
ここでは、複数のアンカー部を備えた半導体圧力センサについて説明する。図19および図20に示すように、本半導体圧力センサでは、ドープトポリシリコン膜55からなるダイヤフラム5をシリコン基板1に据え付けるアンカー部20として、複数のアンカー部20a,20b,20cが形成されている。なお、これ以外の構成については、図1等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
実施の形態1において説明したように、アンカー部20は、第1絶縁膜2および第2絶縁膜4に設けた開口部に充填されるドープトポリシリコン膜55の部分等によって形成されることになる。そのため、丸枠50内に示すように、開口部に充填される部分のドープトポリシリコン膜55の表面には、段差(凹部)が生じるおそれがある。
このような段差を抑制するには、開口部の開口幅をできるだけ短くする必要がある。ところが、開口部の開口幅を短くすると、アンカー部とシリコン基板との接触面積が減少してしまい、アンカー部としての機能が低下するおそれがある。
そこで、本半導体圧力センサでは、開口部の開口幅をより短くした開口部を複数形成し、そのような複数の開口部にドープトポリシリコン膜55等を充填することによって複数のアンカー部20が形成されている。こうすることで、アンカー部20a,20b,20cとシリコン基板1との接触面積を確保しながら、アンカー部20a,20b,20cの上方に位置するドープトポリシリコン膜55の表面に段差(凹部)が生じるのを抑えることができる。段差が抑えられることで、ドープトポリシリコン膜55上の写真製版の精度を向上させることができる。
なお、このアンカー部20では、複数のアンカー部20a〜20cのうち、最も内側に位置するアンカー部20aによって囲まれる領域によって、ダイヤフラム5としての実質的な領域(面積)が決められることになる。また、アンカー部20によってダイアフラム5をシリコン基板1に固定することで、アンカー部20は、圧力から解放されたダイヤフラムをシリコン基板に繋ぎ止めておくためのストッパーとしての機能も有する。
実施の形態5
ここでは、ゲージ抵抗が形成される領域にアンカー部を配置させない半導体圧力センサについて説明する。図21および図22に示すように、ゲージ抵抗7は、平面(レイアウト)的にアンカー部20が形成されている領域以外の領域に形成されている。なお、これ以外の構成については、図20等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
実施の形態4において説明したように、アンカー部20の上方に位置するドープトポリシリコン膜55の表面には段差(凹部)が生じ、写真製版の精度に悪影響を与えるおそれがある。そこで、その改善策として、実施の形態4のように複数のアンカー部を形成する他に、本半導体圧力センサでは、そのような凹部が生じるおそれのある領域を外してゲージ抵抗7が形成されている。こうすることで、ゲージ抵抗7が配置される領域では下地のドープトポリシリコン膜55は平坦であり、ゲージ抵抗7等を形成する際の写真製版の精度が悪化するのを阻止することができる。
実施の形態6
ここでは、絶縁膜等の膜応力のダイヤフラムへの影響を抑制する半導体圧力センサについて説明する。図23に示すように、本半導体圧力センサでは、ドープトポリシリコン膜55の上に形成される第3絶縁膜6、第4絶縁膜8および第5絶縁膜9は、ダイヤフラム5の直上の領域では除去されている。なお、これ以外の構成については、図20等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
この半導体圧力センサにおけるダイヤフラム5の直上の領域では、第3絶縁膜6、第4絶縁膜8および第5絶縁膜9の積層膜が除去されていることで、ダイヤフラムをなすドープトポリシリコン膜55が、この積層膜の膜応力の影響を受けるのを抑えることができる。これにより、圧力を検知する際の感度を向上させて、より精度の高い圧力検知を行うことができる。
一方、第3絶縁膜6の上に形成されるゲージ抵抗7等を覆うように、第4絶縁膜8および第5絶縁膜9が形成されていることで、ゲージ抵抗7の抵抗値の変動を抑えることができる。
実施の形態7
ここでは、ポリシリコン犠牲膜をなすドープトポリシリコン膜を配線の一部として利用した半導体圧力センサについて説明する。図24に示すように、ゲージ抵抗7とアルミニウムパッド12とは、ドープトポリシリコン膜55の上に形成されるポリシリコン配線7aと、ドープトポリシリコン膜55の下方に位置する、ポリシリコン犠牲膜3をなすドープトポリシリコン膜33とを介して電気的に接続されている。このドープトポリシリコン膜33の不純物濃度は、約1×1019〜1×1021/cm3程度とされる。
ゲージ抵抗と接続されるポリシリコン配線7aは、ドープトポリシリコン膜55を貫通するスルーホールを介して、ドープトポリシリコン膜33に電気的に接続されている。一方、アルミニウムパッド12と接続されるポリシリコン配線7aは、ドープトポリシリコン膜55を貫通する他のスルーホールを介してドープトポリシリコン膜33に電気的に接続されている。なお、これ以外の構成については、図1等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
ポリシリコン配線7aは、ゲージ抵抗7のピエゾ抵抗効果が最適になるように設定するために高抵抗になる。一方、ポリシリコン配線7aだけの抵抗を下げようとして、たとえばボロン(B)の注入を行うことを想定すると、そのような注入工程が増えてしまったり、また、注入されたボロンの横方向への拡散を制御することが難しく、配線抵抗がばらついてしまうおそれがある。
そこで、本半導体圧力センサでは、ポリシリコン犠牲膜3をなすドープトポリシリコン膜33が配線の一部として利用される。ドープトポリシリコン膜33は、ポリシリコン膜に比べて抵抗値が低く、これにより、配線抵抗を低減することができる。
実施の形態8
ここでは、ダイヤフラムをなすドープトポリシリコン膜を配線の一部として利用した半導体圧力センサについて説明する。図25および図26に示すように、ゲージ抵抗7とアルミニウムパッド12とは、ドープトポリシリコン膜55の上に形成されるポリシリコン配線7aと、ダイヤフラムをなすドープトポリシリコン膜55とを介して電気的に接続されている。
ゲージ抵抗と接続されるポリシリコン配線7aは、第3絶縁膜6に形成される開口部を介してドープトポリシリコン膜55に電気的に接続されている。一方、アルミニウムパッド12と接続されるポリシリコン配線7aは、第3絶縁膜6に形成される他の開口部を介してドープトポリシリコン膜55に電気的に接続されている。また、配線の一部となるドープトポリシリコン膜55の部分の領域を、ドープトポリシリコン膜55の他の部分の領域と電気的に絶縁するために、この領域を取り囲むように、分離酸化膜14が形成されている。なお、これ以外の構成については、図1等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
前述したように、ゲージ抵抗7以外のポリシリコン配線7aの部分の抵抗を下げようとすれば、新たな注入工程が必要になったり、配線抵抗がばらつくおそれがある。そこで、本半導体圧力センサでは、ダイヤフラム5をなすドープトポリシリコン膜55が配線の一部として利用される。ドープトポリシリコン膜55は、ポリシリコン膜に比べて抵抗値が低く、これにより、配線抵抗を低減することができる。
実施の形態9
ここでは、ゲージ抵抗をダイヤフラムをなすドープトポリシリコン膜によって覆う態様で配置した半導体圧力センサについて説明する。図27に示すように、ゲージ抵抗7とポリシリコン配線7aは、ダイヤフラム5をなすドープトポリシリコン膜55とポリシリコン犠牲膜3(ドープトポリシリコン膜33)との間に形成されている。
ポリシリコン犠牲膜3の上に第2絶縁膜4および第絶縁膜15が形成され、その第6絶縁膜15の表面上にゲージ抵抗7とポリシリコン配線7aが形成されている。ゲージ抵抗7とポリシリコン配線7aを覆うように第絶縁膜16が形成され、さらに、その第絶縁膜16を覆うようにドープトポリシリコン膜55が形成されている。なお、これ以外の構成については、図1等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
この半導体圧力センサでは、絶縁膜15の表面上に形成されるゲージ抵抗7とポリシリコン配線7aを覆う態様で、第絶縁膜16を介在させて、ダイヤフラムをなすドープトポリシリコン膜55が形成される。このため、ゲージ抵抗7は、ドープトポリシリコン膜55の裏面側において、ドープトポリシリコン膜55の下面よりも上方に位置する部分が存在する態様で配置されることになる。つまり、ゲージ抵抗がドープトポリシリコン膜55に一部埋め込まれる態様で配置されることになる。
ゲージ抵抗7がドープトポリシリコン膜55に埋め込まれることで、単にドープトポリシリコン膜55の表面上にゲージ抵抗が配置されている場合と比べて、ゲージ抵抗7に作用する応力がより大きくなる。その結果、より精度の高い圧力検知を行うことができる。
実施の形態10
ここでは、ポリシリコンストッパーを備えた半導体圧力センサについて説明する。図28に示すように、ダイヤフラム5に対し、貫通穴30(シリコン基板1)の側に距離を隔ててポリシリコン膜からなるポリシリコンストッパー3bが配設されている。ポリシリコンストッパー3bはポリシリコン犠牲膜3から形成されて、シリコン基板1の所定の部分(図示せず)に支持されている。なお、これ以外の構成については、図26等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
ゲージ抵抗をなすポリシリコン膜は、不純物を拡散させることによって形成される拡散ゲージ抵抗よりもピエゾ抵抗係数が小さいため、ダイヤフラムの面積(S)とダイヤフラムの厚み(T)との比(S/T)の値を大きくする必要がある。たとえば、1気圧仕様の半導体圧力センサにおいて、ダイヤフラムが破壊されない圧力保障値として10気圧を想定すると、ポリシリコン膜によるゲージ抵抗では、ダイヤフラムの強度が不足する場合がある。
そこで、本半導体圧力センサでは、ポリシリコンストッパー3bを設けることで、比較的大きな圧力がダイヤフラム5に作用して、ドープトポリシリコン膜55からなるダイヤフラム5が変位しても、そのダイヤフラム5がポリシリコンストッパー3bに接触し、ダイヤフラムがそれ以上大きく変位するのを阻止することができる。その結果、ダイヤフラムが破壊されるのを防止することができる。
なお、上述した半導体圧力センサでは、ポリシリコンストッパー3bを、ダイヤフラム5に対し、貫通穴30(シリコン基板1)の側に配置した場合を例に挙げて説明したが、半導体圧力センサの仕様態様によって、ダイヤフラム5に対し、シリコン基板1が位置する側とは反対側にポリシリコンストッパーを配置してもよいし、また、双方にストッパを設けるようにしてもよい。
実施の形態11
ここでは、結晶方位(110)のシリコン基板を適用した半導体圧力センサーについて説明する。図29に示すように、ダイヤフラムが据え付けられるシリコン基板として、結晶方位(110)のシリコン基板1が適用されている。なお、これ以外の構成については、図9等に示す半導体圧力センサと同様なので、同一部材には同一符号を付しその説明を省略する。
図30に示すように、結晶方位(110)のシリコン基板1では、シリコン基板1にエッチングを施して基板貫通穴30aを形成する際に、開口形状として平行四辺形の開口形状を有するエッチングマスク10を形成する。このようなエッチングマスク10を用いることで、基板貫通穴30aに露出する特定の端面61a,61bをシリコン基板1の表面に対して垂直に加工することが可能になる。これにより、基板貫通穴30aの壁面が傾斜するように形成される場合と比べて、基板貫通穴30aを形成するためのエッチングマスクの開口部の領域をより小さくすることができ、その結果、半導体圧力センサの小型化をさらに図ることができる。
なお、上述した各半導体圧力センサでは、ダイヤフラムをなす膜としてドープトポリシリコン膜を例に挙げて説明したが、ドープトポリシリコン膜の他に、たとえば、アンドープトポリシリコン膜、シリコン窒化膜あるいは金属膜等を適用してもよい。また、ゲージ抵抗として、ポリシリコン膜を例に挙げて説明したが、ドープトポリシリコン膜、シリコン、拡散抵抗等を適用してもよい。
さらに、本発明に係る半導体圧力センサとしては、たとえば、実施の形態4において説明した複数のアンカー部を、各実施の形態において説明した半導体圧力センサにも適用することができるように、各実施の形態において説明した半導体圧力センサの特徴部分を相互に適用することが可能である。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る半導体圧力センサは、圧力を検知する測定装置等に有効に利用される。
1 シリコン基板、2 第1絶縁膜、3 ポリシリコン犠牲層、3b ポリシリコンストッパ、4 第2絶縁膜、5 ダイヤフラム、6 第3絶縁膜、7 ゲージ抵抗、7a ポリシリコン配線、7b ダミーポリシリコンパターン、8 第4絶縁膜、9 第5絶縁膜、10 ダイヤフラムエッチングマスク、10a ダイヤフラム底面、11 コンタクト部、12 アルミニウムパッド、13 ゲージ抵抗、13a ポリシリコン配線、14 分離酸化膜、15 第3絶縁膜、16 第4絶縁膜、17 シリコン窒化膜、20 アンカー部、21 ポリシリコンストッパー、30 貫通穴、30a 基板貫通穴、33 ドープトポリシリコン膜、40a レジストパターン、40b ダミーレジストパターン、50 丸枠、55 ドープトポリシリコン膜、61a,61b 端面、77a,77b,77c,77d ゲージ抵抗。

Claims (13)

  1. 互いに対向する第1主表面および第2主表面を有する基板と、
    前記基板の前記第1主表面上に形成され、所定の膜からなるダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムの歪を電気抵抗の変化として検知するゲージ抵抗と、
    前記ダイヤフラムの裏面を露出する態様で、前記第2主表面側から前記第1主表面側にわたり前記基板を貫通するように形成された貫通穴と、
    前記貫通穴における前記第1主表面側の開口端を周方向から取り囲むように形成され、前記ダイヤフラムを前記基板の前記第1主表面に据え付けるための前記所定の膜と同じ材料からなるアンカー部と
    を備えた、半導体圧力センサ。
  2. 前記ゲージ抵抗は、前記ダイヤフラムをなす前記所定の膜における、前記第1主表面とは反対側の表面および前記第1主表面側の裏面の少なくともいずれかに形成された、請求項1記載の半導体圧力センサ。
  3. 前記ゲージ抵抗は所定の幅を有して延在するように形成され、
    前記ゲージ抵抗に対し、ラインとスペースパターンを形成する態様で、前記所定の幅と同じ幅を有するダミーパターンが形成された、請求項1または2に記載の半導体圧力センサ。
  4. 前記アンカー部は、前記第1主表面側の開口端を周方向から取り囲む第1の部分の外側に第2の部分が位置する態様で複数形成された、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体圧力センサ。
  5. 前記ゲージ抵抗は前記アンカー部が位置する直上の領域以外の領域に配置された、請求項1〜4のいずれかに記載の半導体圧力センサ。
  6. 前記ダイヤフラムにおける前記ゲージ抵抗が位置する領域以外の領域では、前記所定の膜による単層構造とされた、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体圧力センサ。
  7. 前記ダイヤフラムに対して所定の位置に形成され、前記ゲージ抵抗に所定の電圧を印加するための電極部と、
    前記ダイヤフラムと前記基板との間に形成された導電層と
    を備え、
    前記ゲージ抵抗と前記電極部とは、前記導電層を介して電気的に接続された、請求項1〜6のいずれかに記載の半導体圧力センサ。
  8. 前記ダイヤフラムに対して所定の位置に形成され、前記ゲージ抵抗に所定の電圧を印加するための電極部を備え、
    前記ダイヤフラムは導電性であり、
    前記ゲージ抵抗と前記電極部とは、前記ダイヤフラムを介して電気的に接続された、請求項1〜7のいずれかに記載の半導体圧力センサ。
  9. 前記ダイヤフラムの裏面から、前記開口部の前記第2主表面側の開口端側に距離を隔てて配設されたストッパー膜を備えた、請求項1〜8のいずれかに記載の半導体圧力センサ。
  10. 前記基板として、結晶方位(110)のシリコン基板を適用した、請求項1〜9のいずれかに記載の半導体圧力センサ。
  11. 互いに対向する第1主表面および第2主表面を有する基板の前記第1主表面上に、前記基板とはエッチング特性の異なる絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜における所定の領域を周方向から取り囲むように、前記絶縁膜に前記基板の前記第1主表面を露出する開口部を形成する工程と、
    前記開口部を充填するように、前記絶縁膜上にダイヤフラムとなる所定の膜を形成する工程と、
    前記基板の前記第2主表面の領域に所定のエッチングマスクを形成する工程と、
    前記エッチングマスクを介して前記基板にエッチングを施すことにより、前記所定の領域内に位置する前記絶縁膜の部分の表面を露出する態様で貫通穴を形成する工程と、
    前記所定の領域内に位置する前記絶縁膜の部分を除去して前記ダイヤフラムとなる所定の膜を露出することにより、ダイヤフラムを形成する工程と、
    前記ダイヤフラムに、前記ダイヤフラムの歪を電気抵抗の変化として検知するゲージ抵抗を形成する工程と
    を備えた、半導体圧力センサの製造方法。
  12. 前記ゲージ抵抗を形成する工程では、所定の幅を有して延在する前記ゲージ抵抗に対し、ラインとスペースパターンを形成する態様で、前記所定の幅と同じ幅を有するダミーパターンが形成される、請求項11記載の半導体圧力センサの製造方法。
  13. 前記基板として結晶方位(110)のシリコン基板を適用し、
    所定の前記エッチングマスクを形成する工程では、開口形状が平行四辺形のエッチングマスクが形成される、請求項11または12に記載の半導体圧力センサの製造方法。
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