JP5090291B2 - 基板処理装置 - Google Patents
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Description
基板収容器が収容器保持部に保持されると、蓋が開状態にされて開口が開放されて、インデクサロボットのハンドが開口を通して進入されて、基板収容器から未処理の基板が取り出される。基板収容器から取り出された未処理の基板は、主搬送ロボットのハンドに受け渡されて、主搬送ロボットによって処理チャンバ内に搬入される。その後、処理チャンバ内で、基板に対して所定の処理が施される。
ところが、基板の出し入れのために基板収容器の開口が開放されることにより、基板収容器内にインデクサ部内の雰囲気が充満する。インデクサ部内の雰囲気は酸素や水分が比較的多量に含まれているので(たとえば、一般の大気中では、酸素濃度20%以上であり、かつ湿度20%以上)、この雰囲気に長時間、たとえば10分以上晒されると、基板の表面が酸化されるなど基板に悪影響を与えるおそれがある。
また、この方法に代えて、基板の出し入れの際以外は基板収容器の開口を閉塞し、基板収容器内をN2パージすることも検討されているが基板収容器の開口の閉塞の開始から次の開放までの時間が短いので、かかる方法を採用しても基板収容器内をN2ガスで充満させることができなかった。したがって、基板の表面の湿度が高く酸素の多い雰囲気(以下、高湿酸素雰囲気という)の曝露時間が長時間化していた。
この構成によれば、基板保持部材に保持された基板の表面と対向部材の基板対向面との間に低湿低酸素ガスが供給される。したがって、基板の表面と基板対向面との間が低湿低酸素ガスで充満する。これにより、搬送室内に高湿酸素雰囲気が存在する場合であっても、その高湿酸素雰囲気から基板の表面を遮断することができる。
また、基板対向面に中央部吐出口が設けられているので、基板の中央部上の雰囲気を低湿低酸素ガスに置換することができる。
請求項2記載の発明は、前記基板対向面には、前記基板保持部材に保持された基板の表面の周縁部に対向し、前記低湿低酸素ガス供給機構からの低湿低酸素ガスが吐出される周縁部吐出口(22,22A)がさらに設けられており、前記低湿低酸素ガス供給機構が、前記中央部吐出口からの低湿低酸素ガスの吐出および吐出停止を切り換えるための中央部用バルブ(30)と、前記周縁部吐出口からの低湿低酸素ガスの吐出および吐出停止を切り換えるための周縁部用バルブ(29)とを含み、前記基板処理装置は、前記中央部吐出口および前記周縁部吐出口から低湿低酸素ガスを吐出させるときに、前記周縁部用バルブの開成に先立ち、前記中央部用バルブを開成させるバルブ制御手段(35)をさらに含む、請求項1記載の基板処理装置である。
この構成によれば、周縁部吐出口からの低湿低酸素ガスの吐出に先立って、中央部吐出口から低湿低酸素ガスが吐出される。したがって、基板の中央部上の雰囲気を低湿低酸素ガスに置換した後に、基板の全域に低湿低酸素ガスが供給される。これにより、基板の表面全域に低湿低酸素ガスを円滑に充満させることができる。
この構成によれば、基板の表面と基板対向面とを接近させた状態で、基板の表面に低湿低酸素ガスを供給することができる。このため、比較的小流量の低湿低酸素ガスで、基板の表面と基板対向面との間を充満させることができ、基板の表面を搬送室内の高湿酸素雰囲気から遮断しておくことができる。これにより、低湿低酸素ガスの使用量を低減し、ランニングコストの低減を図ることができる。
請求項4記載の発明は、前記移動機構は、前記対向部材に対して前記基板保持部材を移動させる保持部材移動機構(34)を含む、請求項3記載の基板処理装置である。
この構成によれば、基板保持部材を移動させることにより、基板の表面と基板対向面とを、相対的に接近/離反させることができる。
この構成によれば、基板の表面が基板対向面に近接している。また、基板の側方が包囲部によって包囲されている。このため、基板の側方にある雰囲気が、対向部材と基板の表面との間に進入することを阻止することができる。これにより、基板の表面を高湿酸素雰囲気から一層遮断することができる。
この構成によれば、基板収容器の配置位置に隣接するインデクサ部に、基板保持部材および対向部材が配置されている。したがって、基板保持部材および対向部材と基板収容器とを近接して配置しておくことにより、基板保持部材から基板収容器までの基板の搬送時間を短縮することが可能である。これにより、基板の表面が高湿酸素雰囲気に晒される時間を、より一層短縮化させることができる。
請求項8記載の発明は、前記基板保持部材は、前記基板収容器に収容可能な基板の枚数よりも少ない複数個設けられており、前記各基板保持部材は、基板を一枚ずつ保持可能であり、前記基板処理装置は、前記処理チャンバ、前記基板収容器および前記各基板保持部材間を基板を搬送する基板搬送機構(6,7,11)と、前記基板搬送機構を制御して、前記基板収容器から前記処理チャンバへ基板を一枚ずつ順に搬送させ、前記処理チャンバで処理済の基板を前記複数の基板保持部材へ順に搬送させて、前記複数の基板保持部材に前記複数の基板が保持された後は、前記処理チャンバで処理済の基板を前記基板収容器へ搬送させ、前記基板収容器から最後に搬出された基板が前記基板収容器に戻される直前に、前記複数の基板保持部材に保持されている複数の基板が全て前記基板収容器に戻されるように、前記基板保持部材から基板収容器へ基板を搬送させる搬送制御手段(35)とをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
図1は、この発明の一実施形態(第1実施形態)に係る基板処理装置1の図解的な斜視図であり、図2は、その平面図である。この基板処理装置1は、クリーンルーム内に設置され、半導体ウエハなどの基板Wを一枚ずつ処理する枚葉式の装置である。
基板処理装置1は、基板Wに対して処理を施す処理部2と、この処理部2の一方側に結合されたインデクサ部(搬送室)3と、インデクサ部3の処理部2と反対側に並べて配置された複数個(図2では3つ)の収容器保持部4とを備えている。収容器保持部4は、基板収容器Cを保持するためのものであり、所定の水平方向(図1に示すY方向)に沿って配列されている。
インデクサ部3には、収容器保持部4の配列方向に長手を有するインデクサ搬送路5が形成されている。このインデクサ搬送路5には、インデクサロボット6が配置されている。
この実施形態の特徴は、基板Wの表面に低湿低酸素ガスとしてのN2ガスを供給し、当該基板Wの表面を高湿酸素雰囲気から遮断しておくためのN2ガスチャンバ12を8つ(処理チャンバ10A〜10Hの個数に応じた数)設けた点にある。ここで、低湿低酸素ガスはその酸素濃度が1%以下でかつ湿度が5%以下であることが好ましく、この低湿低酸素ガスをN2ガスチャンバ12内に供給することで、N2ガスチャンバ12内の酸素濃度を1%以下でかつ湿度を5%以下の雰囲気にすることが好ましい。これら8つのN2ガスチャンバ12は、インデクサ部3のインデクサ搬送路5の長手方向端部の天面付近に、上下方向に積層されて配置されている。各N2ガスチャンバ12は、同一の構成を有している。
対向部材16は、基板Wよりもやや大径の円板状に形成された平板部18と、平板部18の周縁から垂れ下がって、基板Wの側方を包囲する包囲部19とを備えている。平板部18は、天板13の下面に固定されている。平板部18の下面には、複数本のリフトピン17に保持された基板Wの表面と対向する基板対向面20が形成されている。基板対向面20は、N2ガスを吐出するための吐出口21,22が形成された水平面である。
基板対向面20の中央部には、複数のリフトピン17に保持された基板Wの中央部(中心)に対向する位置に1つの中央部吐出口21が形成されている。また、基板対向面20の周縁部には、複数個(たとえば8つ)の周縁部吐出口22が等角度間隔に設けられている。この周縁部吐出口22は、複数のリフトピン17に保持された基板Wの周縁部に対向するように形成されている。この実施形態では、周縁部吐出口22は、基板Wの周縁の直上位置よりもやや内方に寄せて配置されている。
また、天板13および対向部材16の平板部18には、N2ガスをN2ガスチャンバ12内に導入するための複数の周縁部供給管24が貫通して設けられている。周縁部供給管24の断面積は、中央部供給管23の断面積とほぼ等しく設定されている。各周縁部供給管24は、対向部材16の基板対向面20まで延びて各周縁部吐出口22と連通している。各吐出口21,22には、供給機構25によってN2ガスを供給することができるように構成されている。
一方、周縁部用N2バルブ29および中央部用N2バルブ30の双方を開くことによって、N2ガス供給源26から第1供給管27まで供給されたN2ガスを、第2供給管28を介して中央部吐出口21に供給することができ、また、分岐供給管31を介して各周縁部吐出口22に供給することができる。前述のように、全ての吐出口21,22から吐出されるN2ガスが第1供給管27を経ているとともに、中央部供給管23と周縁部供給管24との断面積がほぼ等しいので、各吐出口21,22は、ほぼ同流量のN2ガスが吐出される。各吐出口21,22から吐出されるN2ガスの流量は、中央部吐出口21だけからN2ガスを吐出させる場合と比較して約1/9になる。
基板処理装置1は、マイクロコンピュータを含む構成の制御装置35を備えている。この制御装置35が、インデクサロボット6および主搬送ロボット11と接続されている。制御装置35は、インデクサロボット6および主搬送ロボット11による基板Wの搬送動作を制御する。また、この制御装置35には、リフトピン昇降機構34、周縁部用N2バルブ29および中央部用N2バルブ30などが制御対象として接続されている。
基板Wを保持するインデクサロボット6のハンド6Aが、水平方向に移動して、通過口15を介してN2ガスチャンバ12内に進入される。そして、このハンド6Aの進入に併せて、図6(b)に示すようにリフトピン昇降機構34によってリフトピン17が上昇される。リフトピン17の上昇により基板Wがハンド6Aから離脱して、基板Wがインデクサロボット6からリフトピン17に受け渡される。
リフトピン17が近接位置に達すると同時に、あるいは、その直前又は直後、図6(c)および図6(d)に示すように、周縁部用N2バルブ29および中央部用N2バルブ30が開かれる。これにより、吐出口21,22から、リフトピン17に保持された基板Wの表面と対向部材16の基板対向面10との間にN2ガスが供給される。これにより、基板Wの上面(表面)と基板対向面10との隙間がN2ガスで充満され、酸素濃度が1%以下、湿度が5%以下の雰囲気とされる。したがって、基板Wの表面をインデクサ部3内の高湿酸素雰囲気から遮断しておくことができる。
さらに、リフトピン17を対向部材16から離反する退避位置に移動させた状態で、基板Wが搬入/搬出される。これにより、基板Wを良好に搬入/搬出することができる。
図6(c)および図6(d)に示すように、N2ガスの吐出開始時において、周縁部吐出口22からのN2ガスの吐出に先立って、中央部吐出口21からN2ガスが吐出される。
N2ガスの吐出タイミングになると、周縁部用N2バルブ29を閉じたまま中央部用N2バルブ30が開かれて、中央部吐出口21から比較的高流量のN2ガスが吐出される(図6(c)参照)。中央部用N2バルブ30が開かれた後、たとえば3秒が経過すると、中央部用N2バルブ30が開かれたまま、周縁部用N2バルブ29が開かれる(図6(d)参照)。この周縁部用N2バルブ29の吐出動作により、8つの周縁部吐出口22から比較的低流量のN2ガスが吐出されるとともに、中央部吐出口21からのN2ガスの吐出流量が、周縁部吐出口22からの吐出流量と同等程度まで低下する。
その後、基板Wの搬出タイミングになると、図6(e)に示すように、リフトピン昇降機構34によってリフトピン17が下降される。その後、インデクサロボット6のハンド6Aが、N2ガスチャンバ12内に進入し、基板Wを下方から保持するようになる。リフトピン昇降機構34によってリフトピン17が下降されることにより、処理済の基板Wがハンド6Aに受け取られる。その後、ハンド6Aは、N2ガスチャンバ12外に退避される。
各処理チャンバ10A〜10Hでは、基板Wに対して一枚ずつ処理が施される。これら8個の処理チャンバ10A〜10
Hによる基板Wの処理は並行して実施される。8つの処理チャンバ10A〜10Hを用いて25枚の基板Wに対して処理を施すので、8つの処理チャンバ10A〜10Hで基板Wに対して処理を3回続けて施され、残った1枚の基板Wに対して処理チャンバ10Aで処理が施される。各処理チャンバ10A〜10Hにおける処理の処理時間はたとえば3分である。
Hに、主搬送ロボット11を介して一枚ずつ順に搬入されていく。
以下の説明では、処理チャンバ10A〜10Hにおける処理が施される順に、基板Wに番号(「1」〜「25」)を付して説明する。
N2ガスチャンバ12からインデクサロボット6によって順に基板Wが搬出されて、基板収容器Cへと収納される。N2ガスチャンバ12から基板収容器Cへの基板Wの搬送は、処理チャンバ10A〜10Hで8枚の基板Wに処理が施された順に行われる。この8枚の基板Wの搬送タイミングは、次に述べる4巡目の基板W(「25」)が基板収容器Cに収容されるタイミングに基づいて決定されている。そして、4巡目の基板W(「25」)が基板収容器Cに収容される直前に、この8枚の基板Wのうち最後に基板収容器に収容される基板W(「8」)が基板収容器Cに収容されるようになる。
この4巡目の基板Wが、基板収容器Cに収納された後、基板収容器Cの開口が閉塞されて、基板収容器CにN2ガスが供給される。そして、基板収容器Cの開口が閉塞後90秒後、基板収容器C内にN2ガスが充満する。
したがって、基板Wをリフトピン17に保持させて、当該基板Wの表面をインデクサ部3内の高湿酸素雰囲気から遮断しておき、その間に処理チャンバ10で他の基板Wに処理を施すことにより、当該基板Wの表面が高湿酸素雰囲気に晒される時間(曝露時間)を短縮化することができる。これにより、基板Wの表面に与える悪影響を最低限に抑えることができる。
さらに、基板収容器Cから最後に搬出された基板W(4巡目の基板W(「25」))が基板収容器Cに戻される直前に、N2ガスチャンバ12内に保持されている基板Wが基板収容器Cに戻される。このため、基板収容器C内が閉塞される直前まで、基板Wを高湿酸素雰囲気から遮断しておくことができる。これにより、基板Wの高湿酸素雰囲気の曝露時間をより一層短縮化させることができる。
図9は、本発明の他の実施形態(第2実施形態)に係る基板処理装置のN2ガスチャンバ12Aの構成を図解的に示す正面図である。図10は、図9に示す対向部材16Aの底面図である。
この第2実施形態に係るN2ガスチャンバ12Aが、前述の第1実施形態のN2ガスチャンバ12と大きく相違する点は、各周縁部吐出口22Aの吐出方向が鉛直下向きではなく、鉛直方向に対して所定角度だけ傾斜している点である。
また、各周縁部吐出口22Bの吐出方向が鉛直方向からその接線方向に傾斜しているので、吐出方向が鉛直方向である場合と比較して、各周縁部吐出口22Bから吐出される気流同士の間隔が狭い。したがって、基板Wの側方の空間の雰囲気が基板Wの表面上の空間に流入することを、より効果的に防止できる。
この第3実施形態において、前述の第1実施形態に示された各部に対応する部分には、図1〜図8と同一の参照符号を付して示し、説明を省略する。
この第3実施形態が、前述の第1実施形態と相違する点は、8つのN2ガスチャンバ12Bのうち、2つのN2ガスチャンバ12Bだけがインデクサ部3に配置されており、他の6つのN2ガスチャンバ12Bは処理部2に収容されている点である。
N2ガスチャンバ12D内には、主搬送ロボット11がハンドを進入させることができるようになっており、主搬送ロボット11は、N2ガスチャンバ12Dとの間で基板Wの搬出/搬入を行うことができる。
N2ガスチャンバ12Dに収容されていた基板Wは、主搬送ロボット11によってN2ガスチャンバ12Dから搬出されるとともに、インデクサロボット6に受け渡された後、このインデクサロボット6により、基板収容器Cに収納される。
さらに、N2ガスチャンバ12Bで高湿酸素雰囲気から遮断されていた基板Wも、インデクサロボット6によって、N2ガスチャンバ12Bから搬出されて、この基板収容器Cに収納される。
前述の第1実施形態では、N2ガスチャンバ12は、平板部18の周縁から垂れ下がって基板Wの側方を包囲する包囲部19を備えているが、図13に示すようにこの包囲部19を備えていなくてもよい。この場合、天板13の下面13aが基板対向面となり、また、この天板13の天面に、N2ガスを吐出するための吐出口21,22が形成される。
また、前述の各実施形態では、基板収容器Cから未処理の基板Wを取り出すとともに、その取り出した基板Wの処理の後に、その処理済の基板を元の基板収容器Cに収納する(戻す)場合を例にとって示したが、他の基板収容器Cに処理済の基板Wを収納する構成であってもよい。
また、前述の各実施形態では、搬送路9上にシャトル搬送部7を配置する構成を例に挙げて説明したが、このシャトル搬送部7が省略された構成であってもよい。
さらにまた、前述の各実施形態では、基板収容器Cとして、基板Wを密閉した状態で収容するFOUP(Front Opening Unified Pod)を例示しているが、これ以外にも、SMIF(Standard Mechanical Interface)ポッド、OC(Open Cassette)等の他の形態の基板収容器を用いることもできる。
3 インデクサ部(搬送室)
6 インデクサロボット
6A ハンド
7 シャトル搬送部
9 搬送路(搬送室)
10A〜10H 処理チャンバ
11 主搬送ロボット
13a 下面(基板対向面)
16;16A 対向部材
17 リフトピン(基板保持部材)
19 包囲部
20,20A 基板対向面
21 中央部吐出口
22 周縁部吐出口
27 第1供給管(低湿低酸素ガス供給機構)
28 第2供給管(低湿低酸素ガス供給機構)
29 周縁部用N2バルブ(周縁部用バルブ)
30 中央部用N2バルブ(中央部用バルブ)
34 リフトピン昇降機構(保持部材移動機構)
35 制御装置(制御手段)
C 基板収容器
W 基板
Claims (8)
- 基板を収容して、当該基板に対して処理を施すための処理チャンバと、
複数枚の基板を収容可能な基板収容器と前記処理チャンバとの間を搬送される基板が通過する搬送室と、
前記搬送室内に設けられ、基板を保持するための基板保持部材と、
前記基板保持部材に保持された基板の表面に対向する基板対向面を有する対向部材と、
前記基板保持部材に保持された基板の表面と前記基板対向面との間に低湿低酸素ガスを供給する低湿低酸素ガス供給機構とを含み、
前記基板対向面には、前記基板保持部材に保持された基板の表面の中央部に対向し、前記低湿低酸素ガス供給機構からの低湿低酸素ガスが吐出される中央部吐出口が設けられている、基板処理装置。 - 前記基板対向面には、前記基板保持部材に保持された基板の表面の周縁部に対向し、前記低湿低酸素ガス供給機構からの低湿低酸素ガスが吐出される周縁部吐出口がさらに設けられており、
前記低湿低酸素ガス供給機構が、前記中央部吐出口からの低湿低酸素ガスの吐出および吐出停止を切り換えるための中央部用バルブと、前記周縁部吐出口からの低湿低酸素ガスの吐出および吐出停止を切り換えるための周縁部用バルブとを含み、
前記基板処理装置は、前記中央部吐出口および前記周縁部吐出口から低湿低酸素ガスを吐出させるときに、前記周縁部用バルブの開成に先立ち、前記中央部用バルブを開成させるバルブ制御手段をさらに含む、請求項1記載の基板処理装置。 - 前記基板保持部材および前記対向部材の少なくとも一方を相対的に移動させて、前記基板の表面と前記基板対向面とを接近/離反させる移動機構をさらに含む、請求項1または2記載の基板処理装置。
- 前記移動機構は、前記対向部材に対して前記基板保持部材を移動させる保持部材移動機構を含む、請求項3記載の基板処理装置。
- 前記対向部材は、前記基板対向面に対向する所定の近接位置に基板の表面が配置された状態で、基板の側方を包囲する包囲部を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記搬送室は、前記基板収容器の配置位置に隣接して設けられ、前記基板収容器に対して基板を出し入れするインデクサロボットを収容するインデクサ部を含み、
当該インデクサ部に、前記基板保持部材および前記対向部材が配置されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記搬送室は、前記インデクサ部と前記処理チャンバとの間に設けられた搬送路をさらに含み、
前記搬送路には、シャトル搬送部が配置されており、
前記インデクサロボットは前記シャトル搬送部との間で基板を受け渡す、請求項6記載の基板処理装置。 - 前記基板保持部材は、前記基板収容器に収容可能な基板の枚数よりも少ない複数個設けられており、
前記各基板保持部材は、基板を一枚ずつ保持可能であり、
前記基板処理装置は、前記処理チャンバ、前記基板収容器および前記各基板保持部材間を基板を搬送する基板搬送機構と、
前記基板搬送機構を制御して、前記基板収容器から前記処理チャンバへ基板を一枚ずつ順に搬送させ、前記処理チャンバで処理済の基板を前記複数の基板保持部材へ順に搬送させて、前記複数の基板保持部材に前記複数の基板が保持された後は、前記処理チャンバで処理済の基板を前記基板収容器へ搬送させ、前記基板収容器から最後に搬出された基板が前記基板収容器に戻される直前に、前記複数の基板保持部材に保持されている複数の基板が全て前記基板収容器に戻されるように、前記基板保持部材から基板収容器へ基板を搬送させる搬送制御手段とをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の基板処理装置。
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