JP5086725B2 - 無線通信方法、無線通信システム及び無線通信装置 - Google Patents
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Description
本発明は特に、定期的にデータを送信しながら移動を行う無線通信装置(ノード)が双方向にデータ交換する場合の低消費電力メディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)に関する。
これらのアクティブ電子タグシステムやセンサネットワークシステムなどのアプリケーションは、低トラフィックを特徴としている。アクティブ電子タグシステムでは、通常はアクティブ電子タグ自身のID(識別情報)を含む小さなデータの送信が行われる。また、非特許文献1に示されるようなZigBee(登録商標)を用いたセンサネットワークシステムにおいても、センサノードは、小さなセンシングデータの間欠的な送信を行うことが多い。
近距離無線通信規格として下記の非特許文献1に示されるようなZigBee(登録商標)では、ビーコン信号を同期信号として一定周期内の所定期間をアクティブ期間(スーパーフレーム期間)、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う。また、他の従来例として下記の特許文献1には、多数の無線通信ノードが基地局や制御局などの他のノードを介することなく直接非同期の無線通信を行うアドホック通信システムとして、各無線通信ノードが送信するビーコン信号の直後に受信区間を設け、残りを未使用期間とする方法が提案されている。また、下記の特許文献2には、各無線通信ノードが送信するビーコン信号を同期信号として一定周期のスーパーフレーム期間を設定する場合に、ビーコン信号を送信するタイムスロットを決定する方法が提案されている。
二つには、タイムスロットの予約を要求してきたノードに対して、コーディネータが各ノードに対してタイムスロットの割り当てを実施することで、衝突発生の回避を保証する手法である。非特許文献1では、ネットワークの立ち上げと維持、各ノードの送信タイミングの指定などを行うコーディネータの制御下にノードを置くネットワーク構成を取ることができる。この場合、各ノードはコーディネータの指示するタイミングでデータを送信するので衝突を発生しない。
また、ZigBee(登録商標)は、ACK機能を持つことデータ到達確認を実現している。ACKを受信できない場合には、データパケットの再送を行うことで、データパケット到達の信頼性を上げている。データパケットをユニキャストした場合には、データパケット送信先でデータ受信が完了するとACKを送信先の特定を行わずに即座に送信する。ACKには受信データのシーケンス番号のみを含めることで、ACKメッセージ作成の時間を短縮している。この2つの特徴より、データ到達確認を完了するまでの時間を短縮している。また、ブロードキャスト時には、他のノードが転送したブロードキャストデータを受信することで、自ノードが送信したブロードキャストパケットに対するACKと判断することで、データ到達の確認が取れるようになっている。これはパッシブACKと呼ばれている。パッシブACKを用いることで、ACKメッセージ作成に必要とする時間をなくし、データ到達確認を完了するまでの時間を短縮している。
また、特許文献1では、周辺ノードがデータを送信しているタイミングを記録し、データ送信タイミングの衝突を避けて自ノードのデータ送信のタイミングを決定する手法が開示されている。この手法は、一定の周期(スーパーフレーム)でデータを送信するノード間でデータ交換を行うシステムであり、データ送信開始前にスーパーフレーム内でのスキャンを行い、周辺ノードがデータを送信しているタイミングを避けて自ノードのデータ送信のタイミングを決定する。以降、決定した送信タイミングでデータ送信を実行し続ける。
IEEE802.15.4
また、ZigBee(登録商標)のACK機能も、定期的にデータを送信しながら移動を行うノードが密集している場合に用いることは困難である。ユニキャスト時には、データパケット内に記載された送信先のノードが、ACKを送信することでデータ到達の確認を取れるようにしているが、電子タグシステムのようなデータパケット内に送信先の情報を持たないシステムでは、データパケットを受信した複数のノードの中からACKを送信するノードを特定できないため、ACKが出せない。また、ACKを送信するノードを特定せずにデータパケットを受信したすべてのノードがACKを送信したとすると、送信衝突を起こす。ブロードキャスト時には、他のノードからパッシブACKを受信する必要があるが、電子タグシステムのようなデータパケットを転送しないシステムにおいては、パッシブACKの受信を期待することができない。このため、移動ノードが密集した状態では、ZigBee(登録商標)のACK機能を用いて、自ノードが送信したデータの到達を確認することができない。
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出し、前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定するステップと、
前記代表ノードとして決定された第1の無線通信装置が、前記代表ノードとなることを広告する代表ノード広告メッセージを送信するステップと、
前記代表ノードとして決定されなかった第2の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを受信した場合にデータパケットを送信するステップと、
前記第1の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを送信した後に前記データパケットを受信した場合に確認メッセージを送信するステップと、
前記第2の無線通信装置が、前記データパケットを送信した後に前記確認メッセージを受信した場合に次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を停止するステップとを、
備えたことを特徴とする。
この構成により、無線通信装置が密集した状態での衝突を防止することができる。
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出し、前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定する手段と、
前記代表ノードとして決定された第1の無線通信装置が、前記代表ノードとなることを広告する代表ノード広告メッセージを送信する手段と、
前記代表ノードとして決定されなかった第2の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを受信した場合にデータパケットを送信する手段と、
前記第1の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを送信した後に前記データパケットを受信した場合に確認メッセージを送信する手段と、
前記第2の無線通信装置が、前記データパケットを送信した後に前記確認メッセージを受信した場合に次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を停止する手段とを
備えたことを特徴とする。
この構成により、無線通信装置が密集した状態での衝突を防止することができる。
前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出し、前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定する手段と、
前記代表ノードとして決定された場合、前記代表ノードとなることを広告する代表ノード広告メッセージを送信し、前記代表ノード広告メッセージを送信した後にデータパケットを受信した場合に確認メッセージを送信する手段と、
前記代表ノードとして決定されなかった場合、前記代表ノード広告メッセージを受信した場合にデータパケットを送信し、前記データパケットを送信した後に前記確認メッセージを受信した場合に次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を停止する手段とを、
備えた構成とした。
この構成により、無線通信装置が密集した状態での衝突を防止することができる。
前記データパケットの送信を停止した後に前記代表ノード広告メッセージを受信しなかった場合に、次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を再開する構成とした。
この構成により、無線通信装置が密集しなくなった場合にデータパケットの送信を再開することができる。
この構成により、代表ノードを簡単に決定することができる。
この構成により、一部の無線通信装置が頻繁に代表ノードとなって自データパケットを送信できなくなることを防止することができる。
00:CDGN(Candidate of DGN:代表ノード候補)宣言メッセージ
01:DGN広告メッセージ
11:ACK
図4、図5は第1の実施の形態の代表ノード候補(CDGN)の動作を説明するためのフローチャートである。図4において、まず、CSMA/CDによりタイムスロットの使用率及び使用タイムスロットの衝突率により、Dense Mode(DM)に遷移してCDGNとなるか否かを判定する(ステップS1、S2)。CDGNとならない場合には通常ノードへと遷移し(ステップS3)、次いで終了する。他方、CDGNとなると判定した場合には、CDGN宣言メッセージを生成し(ステップS4)、次いでCDGN宣言メッセージを送信する制御用スロット(=1〜7)を決定する(ステップS5)。次いでタイムスロットのタイミングが、CDGN宣言メッセージを送信する制御用スロットか否かを判定し(ステップS6)、そうであればCDGN宣言メッセージを送信し(ステップS7)、他方、そうでなければ図5に詳しく示す受信処理を実行する(ステップS8)。ステップS8の受信処理では、図5に詳しく示すように受信パケットがCDGN宣言メッセージか否かを判定し(ステップS31)、そうであればそのCDGN宣言メッセージを記録し(ステップS32)、他方、そうでなければ受信パケットをデータパケットとして処理する(ステップS33)。
<アクティブ期間AP1>
(1)前のアクティブ期間で衝突を検知してCDGNへの遷移を決定したノード1は、アクティブ期間AP1の制御スロット=1でCDGN宣言メッセージを送信し、
(2)前のアクティブ期間で衝突を検知しないノード3は、アクティブ期間AP1のデータ送信スロット=4でデータパケットを送信し、
(3)前のアクティブ期間で衝突を検知してCDGNへの遷移を決定したノード2は、アクティブ期間AP1の制御スロット=7でCDGN宣言メッセージを送信する。
(4)(5)(6)ノード1、2、3は、受信及び送信したCDGN宣言メッセージの中から所定の手法(例えばノードIDが最小のノード)で代表ノード(DGN)を選出し、ここでは、ノードIDが最小のノード1をDGNとして選出する。ここでCDGNへと遷移していたノード2は通常ノードへと遷移する(図4のステップS10〜S12)。以下、アクティブ期間AP2〜AP4まで、代表ノードとなるノード1を「代表ノード1」と記載する。同様に、代表ノードとはならずに通常ノードであるノード2及びノード3を「通常ノード2」及び「通常ノード3」と記載する。
(7)代表ノード1はアクティブ期間AP2の管理用スロット=0でDGN広告メッセージを送信し、
(8)通常ノード2はアクティブ期間AP2のデータ送信スロット=4でデータパケットを送信し、
(9)代表ノード1はアクティブ期間AP2の制御スロット=4でACKを送信する。通常ノード2はデータ送信スロット=4で送信したデータパケットに対し、制御スロット=4でACKを受信したので、次にアクティブ期間AP3でのデータパケット送信を停止する(図6のステップS50〜S54)。
(10)通常ノード3はこのACK(宛先はないがノード2宛)を受信するが、同じデータ送信スロット=4でデータパケットを送信していないので破棄する。
(12)代表ノード1はアクティブ期間AP2の制御スロット=7でACKを送信する。通常ノード3はデータ送信スロット=7で送信したデータパケットに対し、制御スロット=7でACKを受信したので、次にアクティブ期間AP3でのデータパケット送信を停止する(図6のステップS50〜S54)。
(13)通常ノード2はこのACK(宛先はないがノード3宛)を受信するが、同じデータ送信スロット=7でデータパケットを送信していないので破棄する。
(14)(15)代表ノード1はアクティブ期間AP2の終了後、図4のステップS18(データ送信ノードの存在の判定)でDMを維持するかの判定を行い、この場合にはアクティブ期間AP2でデータ送信ノードが存在するのでDM維持と判定し、次のアクティブ期間AP3の管理用スロット=0でDGN広告メッセージを送信する。
(16)(17)通常ノード2、3はアクティブ期間AP2でACKを受信した(図6のステップS53でYes)ので、次のアクティブ期間AP3のデータパケットの送信を停止
する(図6のステップS54)。また、アクティブ期間AP2の管理用スロット=0でDGN広告メッセージを受信している(図6のステップS57でYes)ので、DMを維持する。
(18)(19)代表ノード1はアクティブ期間AP3の終了後、同じく図4のステップS18(データ送信ノードの存在の判定)でDMを維持するかの判定を行い、この場合にはアクティブ期間AP3でデータ送信ノードが存在しないので、アクティブ期間AP4でのDGN広告メッセージの送信を停止し(ステップS19)、アクティブ期間AP4のデータ送信スロット=2で自ノードのデータパケットを送信する。
(20)(21)通常ノード2、3はアクティブ期間AP3でDGN広告メッセージを受信している(図6のステップS57でYes)ので、DMを維持する。
(23)(24)通常ノード2、3はアクティブ期間AP4でDGN広告メッセージを受信していないのでDM終了と判定し、次のアクティブ期間からデータパケット送信を開始(再開)する。
次に図9は第2の実施の形態の代表ノード候補(CDGN)の動作を説明するためのフローチャートである。第2の実施の形態では、CDGN宣言メッセージを同じアクティブ期間の管理用スロット(=0)と制御スロットの両方で送信する。図9において、まず、ステップS101〜S104はそれぞれ図4のステップS1〜S4と同じであるので、説明を省略する。ステップS104においてCDGN宣言メッセージを生成すると、データパケットを送信するタイムスロットを決定する(ステップS105)。次いでCDGN宣言メッセージを送信する制御スロットを決定し(ステップS106)、次いでCDGN宣言メッセージを管理用スロット=0で送信する(ステップS107)。
<アクティブ期間AP1>
(1)前のアクティブ期間で衝突を検知してCDGNへの遷移を決定したノード1は、アクティブ期間AP1の管理用スロット(=0)でCDGN宣言メッセージを送信し、
(2)前のアクティブ期間で衝突を検知してCDGNへの遷移を決定したノード2も同じく、アクティブ期間AP1の管理用スロット(=0)でCDGN宣言メッセージを送信し、
(3)前のアクティブ期間で衝突を検知しなかったノード3は、アクティブ期間AP1の管理用スロット(=0)での衝突を検知する。
(4)ノード1はアクティブ期間AP1のデータ送信用スロット(=4)でデータパケットを送信し、
(5)ノード1はアクティブ期間AP1の制御用スロット(=4)でCDGN宣言メッセージを送信し、
(6)ノード2はアクティブ期間AP1のデータ送信用スロット(=6)でデータパケットを送信し、
(7)ノード2はアクティブ期間AP1の制御用スロット(=6)でCDGN宣言メッセージを送信する。
(10)ノード3は、アクティブ期間AP1の管理用スロット(=0)での衝突を検知したので、アクティブ期間AP1でのパケット送信を停止する(図10のステップS42−1→S42−2)。また、制御用スロット(=4、6)で受信したCDGN宣言メッセージの中から所定の手法(例えばノードIDが最小のノード)でDGNを選出し、ここでは、ノードIDが最小のノード1をDGNとして選出する。ここでCDGNへと遷移していたノード2は通常ノードへと遷移する(図9のステップS116〜S119)。以下、アクティブ期間AP2〜AP4まで、代表ノードとなるノード1を「代表ノード1」と記載する。同様に、代表ノードとはならずに通常ノードであるノード2及びノード3を「通常ノード2」及び「通常ノード3」と記載する。
(11)代表ノード1はアクティブ期間AP2の管理用スロット(=0)でDGN広告メッセージを送信し、
(12)通常ノード2はアクティブ期間AP2のデータ送信用スロット(=4)でデータパケットを送信し、
(13)代表ノード1はアクティブ期間AP2の制御用スロット(=4)でACKを送信する。通常ノード2はデータ送信スロット=4で送信したデータパケットに対し、制御スロット=4でACKを受信したので、次にアクティブ期間AP3でのデータパケット送信を停止する(図10のステップS50〜S54)。
(14)通常ノード3はこのACK(宛先はないがノード2宛)を受信するが、同じデータ送信スロット=4でデータパケットを送信していないので破棄する。
(16)代表ノード1はアクティブ期間AP2の制御用スロット(=7)でACKを送信する。通常ノード3はデータ送信スロット=7で送信したデータパケットに対し、制御スロット=7でACKを受信したので、次にアクティブ期間AP3でのデータパケット送信を停止する(図10のステップS50〜S54)。
(17)通常ノード2はこのACK(宛先はないがノード3宛)を受信するが、データ送信スロット=7でデータパケットを送信していないので破棄する。
(19)(20)通常ノード2、3はACKを受信したので、DM中はデータパケットの送信を停止する。但し、DGN広告メッセージを管理用スロット(=0)で受信しなくなったらデータパケット送信を再開する。
(21)通常ノード2はアクティブ期間AP3のデータ送信用スロット(=1)でデータパケットを送信し、
(22)通常ノード1はアクティブ期間AP3のデータ送信用スロット(=3)でデータパケットを送信し、
(23)通常ノード3はアクティブ期間AP3のデータ送信用スロット(=6)でデータパケットを送信する。
(24)通常ノード1は次のDM遷移の機会ではCDGMとなる優先度を下げる。
(25)(26)通常ノード2、3はアクティブ期間AP3では管理用スロット(=0)でDGN広告メッセージを受信しなかったので、データパケット送信を再開し、(21)及び(23)においてデータパケットの送信を行った。
11 無線アンテナ
12 無線受信手段
13 衝突検知手段
14 CDGN宣言メッセージ解析手段
15 DGN広告メッセージ解析手段
16 ACK解析手段
17 データパケット解析手段
18 データパケット送信停止の制御手段
19 情報記憶手段
19a 衝突発生スロット
19b 使用されていたスロット数
19c CDGN宣言メッセージ
19d 自ノードのDGNに決定したノードのID
19e CDGNに遷移する優先度
21 DGN遷移の判定手段
22 DGN広告メッセージの送信制御手段
23 CDGN宣言メッセージ送信制御手段
24 データパケットの送信制御手段
25 ACKの送信制御手段
26 無線送信手段
Claims (12)
- 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信方法において、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出し、前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定するステップと、
前記代表ノードとして決定された第1の無線通信装置が、前記代表ノードとなることを広告する代表ノード広告メッセージを送信するステップと、
前記代表ノードとして決定されなかった第2の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを受信した場合にデータパケットを送信するステップと、
前記第1の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを送信した後に前記データパケットを受信した場合に確認メッセージを送信するステップと、
前記第2の無線通信装置が、前記データパケットを送信した後に前記確認メッセージを受信した場合に次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を停止するステップとを、
備えたことを特徴とする無線通信方法。 - 前記第1の無線通信装置が、前記確認メッセージを送信した後に、前記データパケットを受信しなかった場合、又は衝突検知タイムスロット数が基準値以下の場合に、次のアクティブ期間における前記代表ノード広告メッセージの送信を停止するステップと、
前記第2の無線通信装置が、前記データパケットの送信を停止した後に前記代表ノード広告メッセージを受信しなかった場合に、次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を再開するステップとを、
さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。 - 前記代表ノードを決定する場合、前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出して、代表ノード候補となることを宣言する代表ノード候補宣言メッセージを次のアクティブ期間に送信し、前記代表ノード候補宣言メッセージを受信及び送信した複数の無線通信装置の各々が、所定の手法に基づいて前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信方法。
- 前記代表ノードとして決定した第1の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージの送信を停止する場合に、次に代表ノード候補となる優先度を下げることを特徴とする請求項3に記載の無線通信方法。
- 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおいて、
前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出し、前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定する手段と、
前記代表ノードとして決定された第1の無線通信装置が、前記代表ノードとなることを広告する代表ノード広告メッセージを送信する手段と、
前記代表ノードとして決定されなかった第2の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを受信した場合にデータパケットを送信する手段と、
前記第1の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージを送信した後に前記データパケットを受信した場合に確認メッセージを送信する手段と、
前記第2の無線通信装置が、前記データパケットを送信した後に前記確認メッセージを受信した場合に次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を停止する手段とを、
備えたことを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1の無線通信装置が、前記確認メッセージを送信した後に、前記データパケットを受信しなかった場合、又は衝突検知タイムスロット数が基準値以下の場合に、次のアクティブ期間における前記代表ノード広告メッセージの送信を停止する手段と、
前記第2の無線通信装置が、前記データパケットの送信を停止した後に前記代表ノード広告メッセージを受信しなかった場合に、次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を再開する手段とを、
さらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。 - 前記代表ノードを決定する場合、前記複数の無線通信装置の各々が、前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出して、代表ノード候補となることを宣言する代表ノード候補宣言メッセージを次のアクティブ期間に送信し、前記代表ノード候補宣言メッセージを受信及び送信した複数の無線通信装置の各々が、所定の手法に基づいて前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定することを特徴とする請求項5又は6に記載の無線通信システム。
- 前記代表ノードとして決定した第1の無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージの送信を停止する場合に、次に代表ノード候補となる優先度を下げることを特徴とする請求項7に記載の無線通信システム。
- 一定周期のスーパーフレーム期間内の任意の期間をアクティブ期間、残りをスリープ期間と定義して前記アクティブ期間を複数のタイムスロットに分割し、複数の無線通信装置の各々が各タイムスロットを使用して時分割で双方向通信を行う無線通信システムにおける前記無線通信装置であって、
前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出し、前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定する手段と、
前記代表ノードとして決定された場合、前記代表ノードとなることを広告する代表ノード広告メッセージを送信し、前記代表ノード広告メッセージを送信した後にデータパケットを受信した場合に確認メッセージを送信する手段と、
前記代表ノードとして決定されなかった場合、前記代表ノード広告メッセージを受信した場合にデータパケットを送信し、前記データパケットを送信した後に前記確認メッセージを受信した場合に次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を停止する手段とを、
備えた無線通信装置。 - 前記確認メッセージを送信した後に、前記データパケットを受信しなかった場合、又は衝突検知タイムスロット数が基準値以下の場合に、次のアクティブ期間における前記代表ノード広告メッセージの送信を停止する手段と、
前記データパケットの送信を停止した後に前記代表ノード広告メッセージを受信しなかった場合に、次のアクティブ期間におけるデータパケットの送信を再開する手段とを、
さらに備えたことを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。 - 前記代表ノードを決定する場合、前記各タイムスロットにおける通信状態に基づいて複数の無線通信装置が密集した状態を検出して、代表ノード候補となることを宣言する代表ノード候補宣言メッセージを次のアクティブ期間に送信し、前記代表ノード候補宣言メッセージを受信して所定の手法に基づいて前記複数の無線通信装置の1つを代表ノードとして決定することを特徴とする請求項9又は10に記載の無線通信装置。
- 前記代表ノードとして決定した無線通信装置が、前記代表ノード広告メッセージの送信を停止する場合に、次に代表ノード候補となる優先度を下げることを特徴とする請求項11に記載の無線通信装置。
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