JP5076053B2 - 熱可塑性樹脂多層補強シート材及びその製造方法、並びに熱可塑性樹脂多層補強成型品 - Google Patents
熱可塑性樹脂多層補強シート材及びその製造方法、並びに熱可塑性樹脂多層補強成型品 Download PDFInfo
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Description
方向に複数枚重ね合わせる積層工程と、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を一体化する一体化工程とを有することを特徴とする。 本発明に係る熱可塑性樹脂多層補強シート材のさらに別の製造方法は、複数の補強繊維を所定方向に引き揃えた補強繊維シート材と熱可塑性樹脂シート材とを付着させた後1mm〜20mmの幅で長さ方向に切断して細幅熱可塑性樹脂補強シート材を作成し、前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材を織糸として用い製織して熱可塑性樹脂補強シート材を作成するシート形成工程と、前記熱可塑性樹脂補強シート材を厚さ方向に複数枚重ね合わせる積層工程と、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を一体化する一体化工程とを有することを特徴とする。 本発明に係る熱可塑性樹脂多層補強シート材のさらに別の製造方法は、複数の補強繊維を所定方向に引き揃えて1mm〜20mmの幅のシート状に形成した補強繊維シート材と1mm〜20mmの幅のシート状の熱可塑性樹脂シート材とを付着させて細幅熱可塑性樹脂補強シート材を作成し、前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材を織糸として用い製織して熱可塑性樹脂補強シート材を作成するシート形成工程と、前記熱可塑性樹脂補強シート材を厚さ方向に複数枚重ね合わせる積層工程と、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を一体化する一体化工程とを有することを特徴とする。 さらに、上記の製造方法において、前記シート形成工程は、前記補強繊維シート材の片面又は両面に前記熱可塑性樹脂シート材を付着させることを特徴とする。さらに、前記シート形成工程は、前記熱可塑性樹脂シートの両面に前記補強繊維シート材を付着させることを特徴とする。さらに、前記シート形成工程では、前記補強繊維シート材として、複数の補強繊維を所定方向に引き揃えるとともにその断面厚さを前記補強繊維の直径の10倍以内としたシート状に形成することを特徴とする。さらに、前記シート形成工程では、前記補強繊維シート材として、長繊維系の補強繊維が複数本集束した補強繊維束を連続して幅方向に拡幅させ、幅広く薄い状態となった開繊糸を用いて形成することを特徴とする。さらに、前記積層工程では、前記熱可塑性樹脂補強シート材を、補強繊維の引き揃えられた方向が多軸となるよう複数枚重ね合わせ積層することを特徴とする。さらに、前記一体化工程では、前記熱可塑性樹脂シート材と同一材料である一体化用熱可塑性樹脂繊維束により、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材をステッチして縫合一体化することを特徴とする。さらに、前記一体化工程では、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を加熱又は加熱加圧して、各層の前記熱可塑性樹脂シート材を厚み方向上下層にある前記補強繊維シート材と熱融着させて、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を接着一体化することを特徴とする。さらに、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を部分的に加熱又は加熱加圧して、各層の前記熱可塑性樹脂シート材を厚み方向上下層にある前記補強繊維シート材と熱融着させることを特徴とする。
以下の材料を用いて熱可塑性樹脂多層補強シート材を製造した。
<使用材料>
(補強繊維束に使用した繊維束)
三菱レイヨン株式会社製;TR50S―15K、繊維直径約7μm、繊維本数15000本
(熱可塑性樹脂シート材に使用した樹脂)
三菱化学株式会社製;ナイロン6樹脂フィルム、フィルム厚み20μm
(一体化用熱可塑性樹脂繊維束に使用した繊維束)
東レ株式会社製;ナイロン6マルチフィラメント、77dtex−24filaments
<製造工程>
(1)補強繊維束TR50S―15Kを16本、20mm間隔でセットし、多数本を同時に空気開繊する方法(特許文献5を参照)にて、各々の補強繊維束を幅20mmに開繊した。
(2)幅20mmに開繊された各補強繊維開繊糸を、幅方向に振動させて、補強繊維開繊糸間に隙間がない補強繊維シート材とした。得られた補強繊維シート材は、幅320mm、繊維目付け(単位面積あたりの繊維重量)約50g/m2であった。
(3)得られた補強繊維シート材を、図5に示すような製造装置にて、連続して加熱機構に供給し、熱可塑性樹脂シート材と貼り合わせを行った。このとき、加熱機構の温度は約270度に制御を行った。また、補強繊維シート材とともに熱硬化性ポリイミド樹脂フィルム(製品名;ユーピレックスS、厚み;25μm、製造会社;宇部興産株式会社)を離型フィルムとして供給した。なお、補強繊維シート材に熱可塑性樹脂補強シート材を貼り合わせる速度は10m/分で行った。
(4)冷却機構から排出された基材から、離型フィルムを剥がすことにより、補強繊維シート材の片面に熱可塑性樹脂シート材が付着した、熱可塑性樹脂補強シート材を得た。
(5)得られた熱可塑性樹脂補強シート材を、図6に示すような製造装置にて、45度方向、0度方向、−45度方向、そして90度方向に積層して、幅320mmの積層シート状態にした後、一体化用熱可塑性樹脂繊維束を幅20mm間隔で、0度方向に千鳥縫いを行い、熱可塑性樹脂多層補強シート材を得た。
<評価>
得られた熱可塑性樹脂多層補強シート材は、[45度/0度/−45度/90度]に繊維補強された多軸補強シート材となり、各層に、補強繊維がシート状に形成され、その片面に熱可塑性樹脂シート材が付着した状態となった。また、各層の熱可塑性樹脂補強シート材は補強繊維が真直な状態で均一分散されて、一方向に引き揃えられていた。そして、熱可塑性樹脂シート材が付着されていることにより、補強繊維が集束したり、また、補強繊維がばらけて毛羽立つ等の問題は生じなかった。
実施例1の(1)から(4)により得られた熱可塑性樹脂補強シート材から複数の細幅熱可塑性樹脂補強シート材を得て、熱可塑性樹脂多層補強シート材を製造した。
<使用材料>
補強繊維束、熱可塑性樹脂シート材、そして一体化用熱可塑性樹脂繊維束とも実施例1に同じ。
<製造工程>
(1)実施例1の(1)から(4)により幅320mmの熱可塑性樹脂補強シート材を得る。
(2)得られた熱可塑性樹脂補強シート材を、図8に示すような製造装置にて、幅10mmで連続して切断を行い、32本の細幅熱可塑性樹脂補強シート材を得た。このとき、カッター刃及び切断方式として、熱可塑性樹脂補強シート材の走行に応じて自由回転する丸刃状のカッター刃を設け、カッター刃受けロールとの間で熱可塑性樹脂補強シート材を押し切りする方式を採用した。そして、得られた細幅熱可塑性樹脂補強シート材はテープ状に巻き上げた。なお、広幅形状の熱可塑性樹脂補強シート材を切断する速度は10m/分で行った。
(3)テープ状に巻き上げられた細幅熱可塑性樹脂補強シート材32本を、幅方向に隙間が生じないように並べ広幅のシート状態にしながら、図6に示すような製造装置にて、45度方向、0度方向、−45度方向、そして90度方向に積層して、幅320mmの積層シート状態にした後、一体化用熱可塑性樹脂繊維束を幅10mm間隔で、0度方向に千鳥縫いを行い、熱可塑性樹脂多層補強シート材を得た。
<評価>
得られた熱可塑性樹脂多層補強シート材は、[45度/0度/−45度/90度]に繊維補強された多軸補強シート材となり、各層に、細幅形状の補強繊維がシート状に形成され、その片面に細幅形状の熱可塑性樹脂シート材が付着した状態となった。また、各層の熱可塑性樹脂補強シート材は補強繊維が真直な状態で均一分散されて、一方向に引き揃えられていた。そして、熱可塑性樹脂シート材が付着されていることにより、補強繊維が集束したり、また、補強繊維がばらけて毛羽立つ等の問題は生じなかった。さらに、補強繊維シート材の厚みが薄いためか、切断された細幅熱可塑性樹脂補強シート材の端部における補強繊維の毛羽立ちも非常に少なく、取り扱いが行い易かった。
実施例1の(1)から(4)により得られた熱可塑性樹脂補強シート材を複数枚積層した後、加熱加圧を行うことで各層を熱融着し一体化させた熱可塑性樹脂多層補強シート材を製造した。
<使用材料>
補強繊維束、そして熱可塑性樹脂シート材とも実施例1に同じ。
<製造工程>
(1)実施例1の(1)から(4)により幅320mmの熱可塑性樹脂補強シート材を得る。
(2)得られた熱可塑性樹脂補強シート材を、図5に示すような製造装置にて、45度方向、0度方向、−45度方向、そして90度方向に積層して、幅320mmの積層シート状態にした後、図9に示すような製造装置にて、加熱加圧を行い、熱可塑性樹脂多層補強シート材を得た。製造装置として、加熱ロールは1連として、ロール表面は図10(a)に示す平面タイプの加熱ロールを用いた。なお、離型フィルムとして、熱硬化性ポリイミド樹脂フィルム(製品名;ユーピレックスS、厚み;25μm、製造会社;宇部興産株式会社)を使用した。加熱ロールの表面温度は約270度に制御を行った。加工速度は3m/分で行った。
<評価>
平面加熱ロールを使用してシート全面を加熱加圧したが、各層のシート全面が熱融着した状態ではなく、ところどころに熱融着していない部分があった。しかし、各層の補強繊維シート材は、その上下層にある熱可塑性樹脂シート材に大部分で熱融着し、ばらけない状態となっており、接着一体化された熱可塑性樹脂多層補強シート材として得られた。なお、熱融着した部分においても、補強繊維は真直な状態にあり、各層とも、補強繊維が真直に、かつ均一分散した状態にある、品質の良い状態であった。
以下の材料を用いて、実施例1とは別の熱可塑性樹脂多層補強シート材を製造した。
<使用材料>
補強繊維束、熱可塑性樹脂シート材、そして一体化用熱可塑性樹脂繊維束とも実施例1に同じ。
<製造工程>
(1)図5に示すような熱可塑性樹脂補強シート材製造装置の加熱機構の反対側に、多数本繊維束供給機構、多数本繊維束開繊機構、縦方向振動付与機構そして幅方向振動付与機構をもう1組設置した製造装置を用いて、それぞれの多数本繊維束供給機構に、補強繊維束TR50S―15Kを8本、40mm間隔でそれぞれにセットし、それぞれの縦方向振動付与機構により各補強繊維束に縦方向の振動を与えながら、それぞれの多数本繊維束開繊機構にて各補強繊維束を幅約40mmに開繊した補強繊維開繊糸を得て、それぞれの幅方向振動付与機構により各補強繊維開繊糸を幅方向に振動させて、補強繊維開繊糸間に隙間がない、幅約320mm、繊維目付け(単位面積あたりの繊維重量)約25g/m2の補強繊維シート材をそれぞれに連続して得た。
(2)その後、連続して、加熱機構の両側からそれぞれの補強繊維シート材を供給すると同時に、補強繊維シート材の間に熱可塑性樹脂シート材も連続して挿入し、加熱機構により、熱可塑性樹脂シート材の両面に補強繊維シート材を貼り合わせた。このとき、加熱機構の温度は約270度に制御を行った。また、補強繊維シート材とともに熱硬化性ポリイミド樹脂フィルム(製品名;ユーピレックスS、厚み;25μm、製造会社;宇部興産株式会社)を離型フィルムとして供給した。なお、各補強繊維束を開繊し補強繊維シート材に加工する速度、並びに熱可塑性樹脂シート材の両面に補強繊維シート材を貼り合わせる加工速度とも10m/分で行った。
(3)冷却機構から排出された基材から、離型フィルムを剥がすことにより、熱可塑性樹脂シート材の両面に補強繊維シート材が付着した、図3(a)に示すような熱可塑性樹脂補強シート材を得た。
(4)得られた熱可塑性樹脂補強シート材を、図6に示すような製造装置にて、45度方向、0度方向、−45度方向、そして90度方向に積層して、幅320mmの積層シート状態にした後、一体化用熱可塑性樹脂繊維束を幅20mm間隔で、0度方向に千鳥縫いを行い、熱可塑性樹脂多層補強シート材を得た。
<評価>
得られた熱可塑性樹脂多層補強シート材は、[45度/0度/−45度/90度]に繊維補強された多軸補強シート材となり、各層に、熱可塑性樹脂シート材の両面に補強繊維シート材が付着した状態となった。また、各層の熱可塑性樹脂補強シート材は補強繊維が真直な状態で均一分散されて、一方向に引き揃えられていた。そして、熱可塑性樹脂シート材が付着されていることにより、補強繊維が集束したり、また、補強繊維がばらけて毛羽立つ等の問題は生じなかった。さらに、各熱可塑性樹脂補強シート材は、その端部がカールするなどの現象は全くなく、シートとしての平面性が維持された状態で積層されていた。
実施例2で作成した熱可塑性樹脂多層補強シート材を用いて、凹型の熱可塑性樹脂多層補強成型品を製造した。
<製造工程>
(1)実施例2で得られた熱可塑性樹脂多層補強シート材を、長手方向(0度方向)に長さ320mmで、4枚切断した後、図11に示すように、成型用下金型に、[45度/0度/−45度/90度]、[45度/0度/−45度/90度]、[90度/−45度/0度/45度]、[90度/−45度/0度/45度]の順になるよう積層した。なお、成型用下金型は、幅250mm、長さ250mm、そして、深さ20mmの凹型で、曲がり部及び角部にはR加工が成されている。
(2)成型用下金型を加熱プレス成型装置にセットした後、成型用上金型を下降させて、0.1MPaで加圧を行いながら、30分の時間をかけて、成型用金型の温度を270度まで昇温させた。
(3)昇温後、成型用上金型を下降させ、2MPaの圧力で基材に対し加熱加圧成型を60秒行い、その後、加圧を行った状態にて、成型用金型を水冷にて急冷した。冷却時間は、約10分であった。冷却後、成型用上金型を上昇させ、熱可塑性樹脂多層補強成型品を得た。
<評価>
厚み約0.8mm、繊維体積含有率約58%の凹型の熱可塑性樹脂多層補強成型品を得た。成型品表面は、ステッチに使用した一体化用熱可塑性樹脂繊維束の跡がなく、平滑性に優れていた。また、表面における補強繊維の状態は、真直性が維持された、均一分散に優れた状態であった。なお、成型品を切断して断面観察を行った結果、補強繊維の真直性及び均一分散性に優れ、かつ空隙(ボイド)の少ない状態の成型品を得ていることが確認できた。さらに、曲がり部及び角部においても層間剥離がない品質の良い状態にて成型品を得ていることが確認できた。細幅熱可塑性樹脂補強シート材を用いた熱可塑性樹脂多層補強シート材であるため、曲がり部及び角部におけるシート材の形状適応性は優れており、成型が行い易かった。
実施例1で作成した熱可塑性樹脂多層補強シート材を用いて、凹型の熱可塑性樹脂多層補強成型品を実施例5とは別の製造工程で製造した。
<製造工程>
(1)実施例1で得られた熱可塑性樹脂多層補強シート材を、長手方向(0度方向)に長さ320mmで、4枚切断した後、図12に示すように、平板用下金型に、[45度/0度/−45度/90度]、[45度/0度/−45度/90度]、[90度/−45度/0度/45度]、[90度/−45度/0度/45度]の順になるよう積層した。なお、平板用下金型は、幅350mm×長さ350mmである。
(2)平板用下金型を加熱プレス成型装置にセットした後、平板用上金型を下降させて、0.1MPaで加圧を行いながら、10分の時間をかけて、平板用金型の温度を270度まで昇温させた。
(3)昇温後、平板用上金型を下降させ、2MPaの圧力で基材に対し加熱加圧成型を60秒行い、その後、加圧を行った状態にて、平板用金型を水冷にて急冷した。冷却時間は、約10分であった。冷却後、平板用上金型を上昇させ、板状型の熱可塑性樹脂多層補強成型品を得た。
(4)得られた板状型の熱可塑性樹脂多層補強成型品を、300度に制御された遠赤外線方式加熱装置にセットして、約3分間放置し、板状の熱可塑性樹脂多層補強成型品を十分に軟化させた。
(5)そして、約80度に温度制御された冷却プレス成型装置内の成型用下金型に、板状の熱可塑性樹脂多層補強成型品をセットして、成型用上金型を下降させて、1MPaの圧力にて約60秒の加圧を行いながら成型を行った。その後、成型用上金型を上昇させ、熱可塑性樹脂多層補強成型品を得た。
<評価>
厚み約0.8mm、繊維体積含有率約58%の凹型の熱可塑性樹脂多層補強成型品を得た。成型品表面は、ステッチに使用した一体化用熱可塑性樹脂繊維束の跡がなく、平滑性に優れていた。また、表面における補強繊維の状態は、真直性が維持された、均一分散に優れた状態であった。なお、成型品を切断して断面観察を行った結果、補強繊維の真直性及び均一分散性に優れ、かつ空隙(ボイド)の少ない状態の成型品を得ていることが確認できた。さらに、曲がり部及び角部においても層間剥離がない品質の良い状態にて成型品を得ていることが確認できた。
実施例3で作成した熱可塑性樹脂多層補強シート材を用いて、板状の熱可塑性樹脂多層補強成型品を製造した。
<製造工程>
(1)実施例3で得られた熱可塑性樹脂多層補強シート材を、長手方向(0度方向)に長さ320mmで、2枚切断した後、図12に示すように、平板用下金型に、[45度/0度/−45度/90度]、[90度/−45度/0度/45度]の順になるよう積層した。なお、平板用下金型は、幅350mm×長さ350mmである。
(2)平板用下金型を加熱プレス成型装置にセットした後、平板用上金型を下降させて、0.1MPaで加圧を行いながら、10分の時間をかけて、平板用金型の温度を270度まで昇温させた。
(3)昇温後、平板用上金型を下降させ、2MPaの圧力で基材に対し加熱加圧成型を60秒行い、その後、加圧を行った状態にて、平板用金型を水冷にて急冷した。冷却時間は、約15分であった。冷却後、平板用上金型を上昇させ、板状の熱可塑性樹脂多層補強成型品を得た。
<評価>
厚み約0.4mm、繊維体積含有率約60%の板状の熱可塑性樹脂多層補強成型品を得た。成型品表面は、熱融着により接着一体化させた跡はなく、平滑性に優れていた。また、表面における補強繊維の状態は、真直性が維持された、均一分散に優れた状態であった。なお、成型品を切断して断面観察を行った結果、補強繊維の真直性及び均一分散性に優れ、かつ空隙(ボイド)の少ない状態の成型品を得ていることが確認できた。
1b 熱可塑性樹脂多層補強シート材巻体
2、21、22、23、24 熱可塑性樹脂補強シート材
2b 熱可塑性樹脂補強シート材巻体
2H 細幅熱可塑性樹脂補強シート材
2Hb 細幅熱可塑性樹脂補強シート材ボビン
3 補強繊維シート材
3f 補強繊維
3t 補強繊維束
3b 補強繊維束ボビン
4 熱可塑性樹脂シート材
5 一体化用熱可塑性樹脂繊維束
6 離型フィルム
7 走行レール
8 カッター刃
9 カッター刃受けロール
10 引き取りロール
11 加熱ロール
11A 平面加熱ロール
11B 凹凸加熱ロール
12 冷却ロール
13 加熱プレス成型装置
14U 成型用上金型
14D 成型用下金型
15 熱可塑性樹脂多層補強成型品
16U 平板用上金型
16D 平板用下金型
17 予備成型積層材
18 加熱装置
19 冷却プレス成型装置
S 補強繊維開繊糸
L1、L2 切断された熱可塑性樹脂補強シート材
400 熱可塑性樹脂補強シート材製造装置
401 多数本繊維束供給機構
402 多数本繊維束開繊機構
403 縦方向振動付与機構
404 幅方向振動付与機構
405 加熱機構
406 冷却機構
407 離型フィルム供給機構
408 離型フィルム巻き取り機構
409 シート巻き取り機構
500 シート方式熱可塑性樹脂多層補強シート材製造装置
501 α度方向シート材供給機構
502 90度方向シート材供給機構
503 −α度方向シート材供給機構
504 0度方向シート材供給機構
505 ステッチ式一体化機構
506 シート材巻き取り機構
700 細幅熱可塑性樹脂補強シート材製造装置
701 シート材供給機構
702 シート材切断機構
703 細幅シート材巻き取り機構
800 細幅シート方式熱可塑性樹脂多層補強シート材製造装置
801 α度方向繊維束供給機構
802 90度方向繊維束供給機構
803 −α度方向繊維束供給機構
804 0度方向繊維束供給機構
805 ステッチ式一体化機構
806 シート材巻き取り機構
900 加熱式一体化機構
Claims (23)
- 複数の補強繊維が所定方向に引き揃えられた補強繊維シート材と熱可塑性樹脂シート材とを付着させて構成されている1mm〜20mmの幅の細幅熱可塑性樹脂補強シート材を複数本幅方向に配列して形成された熱可塑性樹脂補強シート材が複数枚積層して形成され、一体化されていることを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 複数の補強繊維が所定方向に引き揃えられた補強繊維シート材と熱可塑性樹脂シート材とを付着させて構成されている1mm〜20mmの幅の細幅熱可塑性樹脂補強シート材を織糸として用い製織して形成された熱可塑性樹脂補強シート材が複数枚積層して形成され、一体化されていることを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材は、前記補強繊維シート材の片面又は両面に前記熱可塑性樹脂シート材が付着していることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材は、前記熱可塑性樹脂シート材の両面に前記補強繊維シート材が付着していることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 前記熱可塑性樹脂補強シート材は、前記補強繊維シート材の引き揃えられた方向がそれぞれ多軸となるように積層されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 前記補強繊維シート材が、前記補強繊維シート材の断面厚さが前記補強繊維の直径の10倍以内に設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 前記熱可塑性樹脂シート材と同一材料である一体化用熱可塑性樹脂繊維束により、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材をステッチして縫合一体化していることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 前記熱可塑性樹脂シート材を熱融着させて複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を接着一体化していることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 前記熱可塑性樹脂シート材を部分的に熱融着させて複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を接着一体化していることを特徴とする請求項8に記載の熱可塑性樹脂多層補強シート材。
- 複数の補強繊維を所定方向に引き揃えた補強繊維シート材と熱可塑性樹脂シート材とを付着させた後1mm〜20mmの幅で長さ方向に切断して細幅熱可塑性樹脂補強シート材を作成し、前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材を複数本幅方向に配列させて熱可塑性樹脂補強シート材を作成するシート形成工程と、前記熱可塑性樹脂補強シート材を厚さ方向に複数枚重ね合わせる積層工程と、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を一体化する一体化工程とを有することを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強シート材の製造方法。
- 複数の補強繊維を所定方向に引き揃えて1mm〜20mmの幅のシート状に形成した補強繊維シート材と1mm〜20mmの幅のシート状の熱可塑性樹脂シート材とを付着させて細幅熱可塑性樹脂補強シート材を作成し、前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材を複数本幅方向に配列させて熱可塑性樹脂補強シート材を作成するシート形成工程と、前記熱可塑性樹脂補強シート材を厚さ方向に複数枚重ね合わせる積層工程と、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を一体化する一体化工程とを有することを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強シート材の製造方法。
- 複数の補強繊維を所定方向に引き揃えた補強繊維シート材と熱可塑性樹脂シート材とを付着させた後1mm〜20mmの幅で長さ方向に切断して細幅熱可塑性樹脂補強シート材を作成し、前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材を織糸として用い製織して熱可塑性樹脂補強シート材を作成するシート形成工程と、前記熱可塑性樹脂補強シート材を厚さ方向に複数枚重ね合わせる積層工程と、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を一体化する一体化工程とを有することを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強シート材の製造方法。
- 複数の補強繊維を所定方向に引き揃えて1mm〜20mmの幅のシート状に形成した補強繊維シート材と1mm〜20mmの幅のシート状の熱可塑性樹脂シート材とを付着させて細幅熱可塑性樹脂補強シート材を作成し、前記細幅熱可塑性樹脂補強シート材を織糸として用い製織して熱可塑性樹脂補強シート材を作成するシート形成工程と、前記熱可塑性樹脂補強シート材を厚さ方向に複数枚重ね合わせる積層工程と、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を一体化する一体化工程とを有することを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強シート材の製造方法。
- 前記シート形成工程は、前記補強繊維シート材の片面又は両面に前記熱可塑性樹脂シート材を付着させることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の製造方法。
- 前記シート形成工程は、前記熱可塑性樹脂シートの両面に前記補強繊維シート材を付着させることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の製造方法。
- 前記シート形成工程では、前記補強繊維シート材として、複数の補強繊維を所定方向に引き揃えるとともにその断面厚さを前記補強繊維の直径の10倍以内としたシート状に形成することを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載の製造方法。
- 前記シート形成工程では、前記補強繊維シート材として、長繊維系の補強繊維が複数本集束した補強繊維束を連続して幅方向に拡幅させ、幅広く薄い状態となった開繊糸を用いて形成することを特徴とする請求項10から16のいずれかに記載の製造方法。
- 前記積層工程では、前記熱可塑性樹脂補強シート材を、補強繊維の引き揃えられた方向が多軸となるよう複数枚重ね合わせ積層することを特徴とする請求項10から17のいずれかに記載の製造方法。
- 前記一体化工程では、前記熱可塑性樹脂シート材と同一材料である一体化用熱可塑性樹脂繊維束により、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材をステッチして縫合一体化することを特徴とする請求項10から18のいずれかに記載の製造方法。
- 前記一体化工程では、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を加熱又は加熱加圧して、各層の前記熱可塑性樹脂シート材を厚み方向上下層にある前記補強繊維シート材と熱融着させて、複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を接着一体化することを特徴とする請求項10から19のいずれかに記載の製造方法。
- 複数枚積層された前記熱可塑性樹脂補強シート材を部分的に加熱又は加熱加圧して、各層の前記熱可塑性樹脂シート材を厚み方向上下層にある前記補強繊維シート材と熱融着させることを特徴とする請求項20に記載の製造方法。
- 請求項10から21のいずれかに記載の製造方法により製造された熱可塑性樹脂多層補強シート材を所要の大きさに切断し、所要の角度で、所要の枚数を成型用型内に積層した後、加熱加圧成型することにより、前記熱可塑性樹脂シート材及び縫合一体化された場合の前記一体化用熱可塑性樹脂繊維束を前記補強繊維シート材中に含浸させて得られることを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強成型品。
- 請求項10から21のいずれかに記載の製造方法により製造された熱可塑性樹脂多層補強シート材を所要の大きさに切断し、所要の角度で、所要の枚数を予備成型用型内に積層し加熱加圧成型することにより、前記熱可塑性樹脂シート材及び縫合一体化された場合の前記一体化用熱可塑性樹脂繊維束を前記補強繊維シート材中に含浸させた予備成型積層材を得た後、当該予備成型積層材を加熱して変形し易い状態にしてから成型用型内に設置し、加圧成型することにより得られることを特徴とする熱可塑性樹脂多層補強成型品。
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