JP5073571B2 - 塗布剤塗布具 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、毛髪化粧料を塗布するためのブラシを有し、毛髪化粧料の収容された2つの収容袋を一対の押圧板で挟み込むようにして同時に押圧することで、毛髪化粧料をブラシへ供給して毛髪に塗布する構成が示されている。また、特許文献2には、液体吸収性のある部材を押圧して絞り、毛髪に塗布する構成が示されている。さらに、特許文献3には、毛髪化粧料の収容された2つの収容袋の間に毛髪を挿入し、2つの収容袋を一対の押圧板で挟み込むようにして同時に押圧することで毛髪化粧料を塗布する構成が示されている。
このような塗布剤塗布具によれば、一対の可動部材の支持部材に対する回転中心の位置が同じである構成に比べ、可動部材に対する支持部材の自由な動きが抑制され、支持部材の傾倒等により収容袋が意に反して押圧されてしまうといったことを防ぐことができる。
このような塗布剤塗布具によれば、一対の操作部を互いに接近させている状態において、支持部材を一定の位置に維持することができる。また、操作部を互いに離反させる過程において支持部材が傾倒した場合にも、突出部が一方の操作部に当接することで支持部材の傾倒量が制限される。この結果、支持部材の傾倒等により収容袋が意に反して押圧されてしまうといったことを防ぐことができる。
[1.全体構成]
図1は、実施形態の染毛剤塗布具の斜視図である。
次に、本実施形態の染毛剤塗布具の使用方法について説明する。
使用者は、一方の可動部材20の指掛部22に親指を、他方の可動部材20の指掛部22に人差し指及び中指を掛けた状態で染毛剤塗布具をつかむ。そして、各可動部材20の指掛部22を互いに接近させて当接させた状態では、押圧部21が互いに離反した位置となる。また、この状態では、突出部14が指掛部22,22に両側から挟まれた状態となっており、本体部材10の平板部11が押圧部21,21の中間位置に維持される。このため、パウチ40,40は押圧されず、染毛剤が吐出されることはない。
以上説明したように、本実施形態の染毛剤塗布具によれば、染毛剤を毛髪に塗布している際に、パウチ40,40から櫛歯部材30へ余分な染毛剤が供給されてしまうことを防ぐことができる。
なお、本実施形態の染毛剤塗布具では、本体部材10が支持部材に相当し、平板部11及びパウチガイド12,13が保持部に相当し、指掛部22が操作部に相当し、櫛歯部材30が塗布部に相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
上記実施形態では、一対の可動部材20,20が本体部材10に対して互いに独立して回転可能に取り付けられた構成を例示したが、これに限定されるものではなく、一方の可動部材20を本体部材10に対して回転させることにより、他方の可動部材20もそれに連動して回転する構成としてもよい。
上記実施形態では、各可動部材20にリング状の指掛部22が形成された構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、図4(a)に示すように、C字状の指掛部24が形成された構成とすることも可能であり、また、図4(b)に示すように、外側へ向かって緩やかにカーブした棒状の指掛部25が形成された構成とすることも可能である。なお、このような構成では、リング状の指掛部22に比べ、染毛剤塗布具を保持しにくくなることから、本体部材10に棒状の把持部16を形成することが好ましい。
上記実施形態では、可動部材20,20の指掛部22,22を互いに接近させるによってこれらに挟まれる位置に突出部14が形成された構成を例示したが、これに限定されるものではなく、突出部14を有しない構成とすることも可能である。
上記実施形態では、平板部11の両面において2つのパウチ40,40を保持する構成を例示したが、これに限定されるものではなく、2つのパウチ40,40の間に部材を挟まない構成とすることも可能である。例えば、各可動部材20の押圧面21aにパウチ40を保持し、パウチ40同士を当接させて互いに押圧させるようにすることも可能である。ただし、2つのパウチ40,40から供給される染毛剤の供給量のばらつきを生じにくくすることができるという面では、2つのパウチ40,40の間に平板部11を挟んだ構成とする方が好ましい。
上記実施形態では、染毛剤を収容するパウチ40として略長方形状の包装体を例示したが、これに限定されるものではなく、外部からの押圧により内容物を吐出する構造のものであればよい。
上記実施形態では、本発明の塗布部に相当する構成として、平板部11の厚み側の側面における上端位置に設けられ、横向きに延びる複数の櫛歯32,32,…が形成された櫛歯部材30を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、平板部11の上面に設けてもよく、櫛歯の向きについても横向きに延びる形状や上向きに延びる形状とすることができる。また、平板部11の角部に設けることも可能である。
[5−7.塗布剤]
上記実施形態では、塗布剤として2剤混合式の染毛剤を例示したが、塗布剤はこれに限定されるものではない。例えば、脱色剤のように染毛剤以外の毛髪化粧料であってもよい。また、塗布剤は毛髪化粧料に限定されるものではなく、例えば育毛剤のように毛髪化粧料以外の毛髪用塗布剤であってもよい。さらに、塗布剤は毛髪用のものに限定されるものではなく、例えば頭皮用の塗布剤であってもよい。また、2剤混合式の薬剤に限定されるものではなく、例えば、3剤以上の薬剤を混合するものであってもよく、この場合には3つ以上のパウチ40を保持する構成となる。
Claims (4)
- 塗布剤を塗布するための塗布部を有し、塗布剤の収容された複数の収容袋を同時に押圧して塗布剤を前記塗布部へ供給可能に構成された塗布剤塗布具であって、
前記複数の収容袋を保持する保持部と、
前記複数の収容袋を同時に押圧するための一対の押圧部と、
前記押圧部を互いに接近・離反させる操作を行うための一対の操作部と、
を有し、
前記操作部を互いに離反させることにより前記押圧部が互いに接近して前記複数の収容袋を同時に押圧し、前記操作部を互いに接近させることにより前記押圧部が互いに離反して押圧状態が解除されるように構成されていること
を特徴とする塗布剤塗布具。 - 2つの収容袋を両面に保持する板状の保持部が形成された支持部材と、
前記支持部材に対して回転可能に取り付けられた一対の可動部材と、
を備え、
前記可動部材には、前記保持部を両面から挟み込むことによりその両面に保持された収容袋を押圧するための押圧部と、前記押圧部を他方の可動部材の押圧部と互いに接近・離反させる操作を行うための操作部とが形成されており、前記操作部を互いに離反させることにより前記押圧部が互いに接近して前記保持部を挟み込むことで前記2つの収容袋を同時に押圧し、前記操作部を互いに接近させることにより前記押圧部が互いに離反して押圧状態が解除されるように構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の塗布剤塗布具。 - 前記一対の可動部材は、前記支持部材に対する回転中心の位置が互いに異なること
を特徴とする請求項2に記載の塗布剤塗布具。 - 前記支持部材には、前記一対の可動部材の操作部によって挟まれる位置に突出部が形成されていること
を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の塗布剤塗布具。
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