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JP5071954B2 - 発光表示パネルの駆動装置および駆動方法 - Google Patents

発光表示パネルの駆動装置および駆動方法 Download PDF

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Description

この発明は、発光色が異なる複数種類の発光素子によりカラー表示画素を構成し、これを例えばマトリクス状に配列してカラー画像の表示を実現させるようにした発光表示パネルの駆動装置および駆動方法に関する。
例えばPDP(プラズマディスプレイパネル)などにおいては、表示すべき映像信号の平均輝度レベル(APL=Average Picture Level)を求めて、この平均輝度レベルに基づいて前記映像信号の表示輝度を制御するPLE(Peak Luminance Enhancement)制御手段が採用されている。
前記PLE制御手段においては、同じ輝度レベルの信号であっても平均輝度レベルが小さい場合(画像全体が暗い場合)には、ピーク輝度レベルを高く設定して高輝度な表示が行われるようにされる。これに対して平均輝度レベルが大きい場合(画像全体が明るい場合)には、ピーク輝度レベルを下げて電力消費量を抑制するようにされる。このようにしてPLE制御が行われることにより、低消費電力化を実現させることができると共に、コントラストの良好な画像を表示させることが可能となる。
前記したように、表示すべき映像信号の平均輝度レベルAPLを求め、このAPLにより表示輝度を制御するPLE制御手段を備えた表示装置は、次に示す特許文献1および2などに示されている。
特開平9−281927号公報 特開2001−175220号公報
ところで、前記したPLE制御を実行するにあたり、映像信号がR(赤)、G(緑)、B(青)信号である場合においては、映像信号をグレースケール(輝度)データに変換して前記APL値を算出するようにされている。この場合、カラー映像信号をグレースケールに変換した場合、R,G,B信号の値は同じ値であっても各色毎にグレースケール上での明るさ(見た目の白さ)は異なる結果となる。例えば、NTSCでは各色毎の発光輝度の比(R:G:B)は約3:6:1となる。
そのために、従来においてはカラー映像信号をグレースケール信号に変換する際に、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行い、前記APLを算出する手段が採用されていた。
図1は従来のカラー映像信号を扱う場合におけるAPL算出手段の基本構成を説明するものであり、符号31で示すブロックは、R,G,Bの各映像信号を受けて、各色の輝度比に応じて重み付けを行う輝度比重み付け手段を示し、また符号32で示すブロックは、重み付けされた各映像信号を加算して平均値を算出する平均化手段を示している。
前記輝度比重み付け手段31および平均化手段32によってAPL算出手段33を構成しており、このAPL算出手段33によるAPL出力によりピーク輝度制御手段34が制御される。そして、前記ピーク輝度制御手段34において複合映像信号のピーク輝度が前記APL出力により制御されることにより、前記したPLE制御が実現される。すなわち前記したAPL算出手段33とピーク輝度制御手段34によりPLE制御手段35を構成している。
前記した輝度比重み付け手段31においては、その作用の説明を単純化するために、グレースケール上で同じ明るさを得るために必要な各色の画素の輝度の比(輝度比)が例えば、R:G:B=3:6:1であると仮定した場合、Rの映像信号には、3/(3+6+1)が、Gの映像信号には、6/(3+6+1)が、Bの映像信号には、1/(3+6+1)がそれぞれ乗じられることによって重み付けされる。
前記輝度比重み付け手段31においてそれぞれ重み付けされた映像信号は、前記平均化手段32で加算されて平均値が算出される。この平均値がAPL(平均輝度レベル)としてAPL算出手段33から出力され、前記したピーク輝度制御手段34に対して制御信号として供給される。すなわち、前記したAPLは次の式1によって求められる。
APL=R×3/(3+6+1)+G×6/(3+6+1)
+B×1/(3+6+1) …… (式1)
ところで、昨今においては薄型化が可能で高い表示品質が得られ、また自発光型素子であるという特質を生かした有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子を用いた表示パネルが実用化されている。これは素子の発光機能層に、良好な発光特性を期待することができる有機化合物を使用することによって、実用に耐え得る高効率化および長寿命化が進んだことも背景にある。
前記した有機EL素子は、電気的には図2のような等価回路で表すことができる。すなわち、有機EL素子は、発光エレメントとしてのダイオード成分Eと、このダイオード成分Eに並列に結合する寄生容量成分Cpとによる構成に置き換えることができ、有機EL素子は容量性の発光素子であると言うことができる。
この有機EL素子は、発光駆動電圧が印加されると、先ず当該素子の電気容量に相当する電荷が電極に変位電流として流れ込み蓄積される。続いて当該素子固有の一定の電圧(発光閾値電圧=Vth)を越えると、一方の電極(ダイオード成分Eのアノード側)から発光層を構成する有機層に電流が流れ始め、この電流に比例した強度で発光すると考えることができる。
図3は、このような有機EL素子の発光静特性を示したものである。これによれば、有機EL素子は図3(a)に示すように、駆動電流Iにほぼ比例した輝度Lで発光し、図3(b)に実線で示すように駆動電圧Vが発光閾値電圧Vth以上の場合において急激に電流Iが流れて発光する。
換言すれば、駆動電圧が発光閾値電圧Vth以下の場合には、EL素子には電流は殆ど流れず発光しない。したがって、EL素子の輝度特性は図3(b)に実線で示すように前記閾値電圧Vthより大なる発光可能領域においては、それに印加される電圧Vの値が大きくなるほど、その発光輝度Lが大きくなる特性を有している。
さらに、有機EL素子の輝度特性は、温度によって概ね図3(b)に破線で示すように変化することも知られている。すなわちEL素子は、前記した発光閾値電圧より大なる発光可能領域においては、それに印加される電圧Vの値が大きくなるほど、その発光輝度Lが大きくなる特性を有するが、環境温度が高温になるほど発光閾値電圧が小さくなる。したがってEL素子は、高温になるほど小さい印加電圧で発光可能な状態となり、同じ発光可能な印加電圧を与えても、高温時は明るく低温時は暗いといった輝度の温度依存性を有している。
さらにまた、前記したEL素子はその発光色に応じて駆動電圧に対する発光効率が異なるという問題を有しており、現状において実用化し得る前記したR,G,Bをそれぞれ発光するEL素子の発光効率は、概ね図3(c)に示したようにGの発光効率が高く、RおよびBの発光効率が低いという状況にある。そして、これらR,G,Bを発光する各EL素子の個々においても、図3(b)で示したような温度依存性をそれぞれ有している。
前記したように各色毎に発光効率が異なる有機EL素子に代表される発光素子をそれぞれサブ画素としてカラー表示画素を構成したカラー表示パネルの表示装置において、前記したPLE制御を実現させようとした場合においては、次に説明するような技術的な課題が発生することになる。
すなわち、各色毎の素子の発光効率が異なるために、図1に示した構成のように映像信号と輝度比のみから算出されたAPL値に基づいて輝度の制御(PLE制御)を行うと、例えば、発光効率が悪く輝度比が低い発光素子において点灯率(前記したAPL値と等価)が高い場合には、点灯率が高いにもかかわらず、「暗い画面」であると判断され、PLE制御においてピーク輝度を上げる動作が実行される。
例えば、輝度比が前記したとおり、R:G:B=3:6:1であり、さらに青色(B)の発光素子の発光効率が最も悪く、前記青色発光素子のみが全点灯される場合を仮定すると、この時のAPL出力は前記式1より、APL=B×1/(3+6+1)となり、非常に「暗い画面」であると判断される。したがって、青色の発光効率が最も悪いにもかかわらず、ピーク輝度が上げられるように制御され、この結果消費電力は増大し、高点灯率時にピーク輝度を下げて消費電力を抑える前記したPLEの効果が損なわれるという問題が発生する。
この発明は、前記した技術的な問題点に着目してなされたものであり、各色毎に発光効率が異なる発光素子を用いて構成したカラー表示パネルの駆動装置において、発光効率の相違に起因して消費電力の面から観て不適切なAPL値(点灯率)が算出されるのを防止することができる発光表示パネルの駆動装置および駆動方法を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる発光表示パネルの駆動装置における好ましい第1の基本形態は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動装置であって、前記映像信号から平均輝度レベル(APL)を算出するAPL算出手段と、前記APL算出手段により算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記APLに応じて前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御させるためのピーク輝度制御手段とが備えられ、前記APL算出手段には、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電流比に応じた重み付けを行う第1の重み付け手段と、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け手段がさらに備えられ、前記第1の重み付け手段と前記第2の重み付け手段とのいずれか一方を使用者が選択する選択手段によって、前記各色の映像信号に対して、前記第1の重み付け手段による重み付けもしくは前記第2の重み付け手段による重み付け手段が選択可能に構成される。
また、この発明にかかる発光表示パネルの駆動装置における好ましい第2の基本形態は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動装置であって、前記映像信号から平均輝度レベル(APL)を算出するAPL算出手段と、前記APL算出手段により算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記APLに応じて前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御させるためのピーク輝度制御手段とが備えられ、前記APL算出手段には、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う第1の重み付け手段と、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け手段がさらに備えられ、前記第1の重み付け手段と前記第2の重み付け手段とのいずれか一方を使用者が選択する選択手段によって、前記各色の映像信号に対して、前記第1の重み付け手段による重み付けもしくは前記第2の重み付け手段による重み付けが行われるように構成される。
一方、前記した課題を解決するためになされたこの発明にかかる発光表示パネルの駆動方法における好ましい第1の基本態様は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給することで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電流比に応じた重み付けを行う重み付け動作を実行する点に特徴を有する。
また、この発明にかかる発光表示パネルの駆動方法における好ましい第2の基本態様は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給することで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う重み付け動作を実行する点に特徴を有する。
また、この発明にかかる発光表示パネルの駆動方法における好ましい第3の基本態様は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給し、算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電流比に応じた重み付けを行う第1の重み付け動作、もしくは前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け動作のいずれかを使用者の選択によって実行する点に特徴を有する。
また、この発明にかかる発光表示パネルの駆動方法における好ましい第4の基本態様は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給し、算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う第1の重み付け動作、もしくは前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け動作のいずれかを使用者の選択によって実行する点に特徴を有する。
さらに、この発明にかかる発光表示パネルの駆動方法における好ましい第5の基本態様は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給することで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電流比に応じた重み付けを行う第1の重み付け動作、および前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け動作を実行する点に特徴を有する。
さらにまた、この発明にかかる発光表示パネルの駆動方法における好ましい第6の基本態様は複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給することで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う第1の重み付け動作、および前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け動作を実行する点に特徴を有する。
以下、この発明にかかる発光表示パネルの駆動装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図4は発光表示パネルを含む駆動装置の全体構成をブロック図により示したものであり、これはアクティブマトリクス型表示パネルを対象とした駆動装置を構成している。
駆動装置は、各種のタイミング信号を発生するコントローラ回路1に対して、アナログ/デジタル(A/D)変換部2、少なくとも1フレーム分の映像信号を格納することができる映像メモリ3、映像信号の表示輝度を制御することができるピーク輝度制御手段としてのPLE制御部4が接続されている。そして、この図4に示す実施の形態においてはアナログ映像信号がコントローラ回路1およびA/D変換部2に供給されるように構成されている。前記コントローラ回路1はアナログ映像信号中における水平および垂直同期信号に基づいて、前記A/D変換部2に対するクロック信号CK、前記映像メモリ3に対する書き込み信号Wおよび読み出し信号Rを生成する。
前記A/D変換部2は、コントローラ回路1から供給されるクロック信号に基づいて、入力されたアナログ信号をサンプリングし、これを1画素ごとの映像信号に変換して映像メモリ3に供給するように作用する。前記映像メモリ3は前記コントローラ回路1からの書き込み信号WによってA/D変換部2から供給される1画素ごとの映像信号を映像メモリ3に順次書き込むように動作する。
前記映像メモリ3としては前記したとおりフレームメモリが用いられており、前記書き込み動作によって、後述する表示パネルにおける一画面分のデータの書き込みが行われる。また映像メモリ3に書き込まれた映像信号は、前記コントローラ回路1から出力される読み出し信号Rによって読み出され、前記PLE制御部4に供給されるように構成されている。
このPLE制御部4は、前記映像メモリ3より読み出された映像信号について、例えば1フレーム期間ごとにその表示輝度を制御するように動作する。このためにコントローラ回路1からPLE制御部4に対して1フレーム期間に同期する同期信号が供給されるように構成されている。なお、前記PLE制御部4のより具体的な構成およびその作用については後で詳細に説明する。そして、前記PLE制御部4から出力される映像信号は出力処理部5に供給され、この出力処理部5は、前記映像信号を後述するデータドライバ7において駆動可能な信号形態に変換して出力する。
なお、前記したコントローラ回路1は、映像信号中における前記水平および垂直同期信号に基づいて、走査ドライバ6およびデータドライバ7に対するシフトクロック信号やスタートパルス等を生成し、それぞれのドライバ6,7に供給するように構成されている。
図4に示す符号10は発光素子をそれぞれに含む多数の表示画素をマトリクス状に配列した表示パネルを示している。この表示パネル10には、R,G,Bで示すように赤、緑、青の各色を発光するEL素子を含むサブ画素を組としたカラー表示画素が縦横方向にマトリクス状に配列されている。
そして、前記表示パネル10には、前記した走査ドライバ6、データドライバ7にそれぞれ接続される走査線11、データ線12が互いに直交する方向に配列されており、これらの交差位置に前記EL素子を含むサブ画素R,G,Bがそれぞれ配置されている。なお、前記各サブ画素には、電源供給回路8より画素の点灯駆動用電圧が電源供給線13を介して、それぞれ供給されるように構成されている。
図5は前記した表示パネル10に配置された1つのサブ画素Rに対応する回路構成を示すものであり、これは発光素子としてEL素子を用いる場合の最も基本的な画素構成を示している。なお、図5においてはサブ画素として代表してRに対応する画素の回路構成を示しているが、この画素の回路構成は他のGおよびBのサブ画素においても同一に構成される。
この画素Rには前記データドライバ7からの映像信号に対応したデータ信号Vdataが、表示パネルに配列されたデータ線12を介して制御用TFT、すなわちデータ書き込みトランジスタTr1のソースに供給されるように構成されている。
前記データ書き込みトランジスタTr1のゲートには、走査ドライバ6に接続された走査線11を介して走査信号Select(以下、これを書き込みパルスとも言う。)が供給されるように構成されている。前記データ書き込みトランジスタTr1のドレインは、点灯駆動用TFT、すなわち点灯駆動トランジスタTr2のゲートに接続されると共に、電荷保持用キャパシタC1の一方の端子に接続されている。
また、点灯駆動トランジスタTr2のソースは、前記キャパシタC1の他方の端子に接続されると共に、電源供給線13を介して前記した電源供給回路8より駆動電圧Vccが供給されるように構成されている。前記点灯駆動トランジスタTr2のドレインは、発光素子としての有機EL素子E1のアノード端子に接続され、この有機EL素子E1のカソード端子は、表示パネル10の基準電位点(グランド)に接続されている。
なお、図5に示す画素Rの回路構成においては、データ書き込みトランジスタTr1がnチャンネル型TFTにより構成され、また駆動トランジスタTr2がpチャンネル型TFTにより構成されている。そして、前記した構成による画素はR,G,Bのサブ画素を組としてカラー表示画素を形成し、このカラー表示画素は図4に示したように行および列方向にマトリクス状に多数配置されて表示パネル10が構成されている。
図5に示した画素Rの構成において、制御トランジスタTr1のゲートには、アドレス期間において走査ドライバ6より走査信号としての書き込みパルスSelectが供給される。この時、データドライバ7から供給されるデータ信号Vdataが画素を点灯させるデータである場合においては、制御トランジスタTr1のソース・ドレインを介して、データ信号Vdataに対応した電流がキャパシタC1に流れ、キャパシタC1は充電される。
そして、その充電電圧が駆動トランジスタTr2のゲートに供給されて、トランジスタTr2はそのゲート電圧とドレインに供給される駆動電圧Vccに対応した電流を前記EL素子E1に流し、これによりEL素子E1は発光する。
前記制御トランジスタTr1のゲートに対する前記書き込みパルスの印加が停止されると、トランジスタTr1はいわゆるカットオフとなる。しかしながら、キャパシタC1に蓄積された電荷により駆動トランジスタTr2のゲート電圧が保持され、これによりEL素子E1への駆動電流が維持される。
この実施の形態においては、表示パネル10に配列された各画素は、前記PLE制御部4において輝度制御された映像信号に基づいて発光制御される。この場合、一つの手段として前記PLE制御部4において輝度制御された映像信号に基づいて、例えばデータドライバ7より各データ線12を介して制御用トランジスタTr1のソースに供給されるデータ信号Vdataの電圧値を制御することで、各サブ画素の輝度(階調)を制御することができる。これにより、前記したPLEによる画素のピーク輝度の制御を実現させることができる。なおこの時、前記した各R,G,Bの間における階調を個々に制御することで、1つのカラー表示画素における表示色を調整することができる。
また、別の手段として1フレーム期間を複数のサブフレームに分割し、各サブフレーム単位で画素を点灯もしくは非点灯に制御し、1フレーム期間における画素の点灯時間の累計により各画素の輝度(階調)制御を実現させることができる。このようなサブフレーム法を利用することによっても、前記したPLE制御に基づく画素のピーク輝度の制御を実現させることができる。また、この場合においても前記した各R,G,Bのサブ画素を、各サブフレーム単位で個々に階調制御することで、1つのカラー表示画素における表示色を調整することができる。
図6は図4に示したPLE制御部4に対して好適に採用し得る第1の実施の形態をブロック図で示したものである。この図6に示す構成においては、映像メモリ3から読み出された映像信号は、APL算出手段20を構成するカラー信号復調回路21に供給されて、前記したR,G,Bに対応する映像信号に復調される。すなわち、ここではR,G,Bの輝度にそれぞれ対応したレベルの映像信号として出力されるように構成されている。
前記回路21から出力されるR,G,Bに対応した各映像信号は、重み付け手段22Aに供給されて、各R,G,Bの映像信号に対して重み付けが実行される。この重み付け手段22Aにおいては、各色の映像信号R,G,Bに対して、グレースケールで表示した場合に同じ明るさを得るために各色の発光素子毎に必要となる発光電流の比、すなわちグレースケール表示時における各色の発光電流比に応じた重み付けが行われる。なお、この重み付け手段22Aは、便宜上第1重み付け手段と呼ぶことにする。
この第1重み付け手段22Aによる重み付け作用の説明を単純化するために、グレースケール上で同じ明るさを得るためにR,G,Bの発光素子毎に必要となる発光電流の比が例えば、R:G:B=1:1:2であると仮定した場合、Rの映像信号には、1/(1+1+2)が、Gの映像信号には、1/(1+1+2)が、またBの映像信号には、2/(1+1+2)が乗じられることによって重み付けされる。
前記第1重み付け手段22Aによって重み付けされた映像信号は、平均化手段23に供給されて平均値が算出され、この平均値がAPL(平均輝度レベル)としてAPL算出手段20より出力される。前記平均化手段23における平均値の算出作用は、すでに図1に示す構成に基づいて説明したとおりであり、この時のAPL出力は次の式2によって求められる。
APL=R×1/(1+1+2)+G×1/(1+1+2)
+B×2/(1+1+2) …… (式2)
前記APL算出手段20により求められたAPL出力は、ピーク輝度制御手段29に対して制御信号として供給される。このピーク輝度制御手段29には前記映像メモリ3より読み出された複合映像信号が被制御信号として供給され、この映像信号のピーク輝度が前記APL出力により制御されることによりPLE制御が実現される。
そして、ピーク輝度制御手段29による出力、すなわちPLE制御部4による出力は、前記したとおり出力処理部5に供給され、この出力処理部5は映像信号をデータドライバ7において駆動可能な信号形態に変換して出力する。
前記した重み付け手段22Aを用いたAPL算出出力によると、グレースケールで表示した場合に同じ明るさを得るために各色の発光素子毎に必要となる発光電流の比に応じた重み付けがなされるので、発光輝度が駆動電流に依存する有機EL素子に代表される発光素子を用いた表示パネルの駆動装置に前記したPLE制御を導入した場合において、APL算出の判定を適正に行うことができる。したがって、R,G,Bの発光素子の如何にかかわらず、点灯率が高い場合においてはピーク輝度を下げて消費電力を抑えるPLE制御を実現させることができる。
また図6に示す構成において、第1重み付け手段22Aは、R,G,B各色の映像信号に対して、グレースケールで表示した場合に同じ明るさを得るために各色の発光素子毎に必要となる発光電力の比、すなわちグレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行うようにされていてもよい。この構成は、図4に示したPLE制御部4に対して好適に採用し得る第2の実施の形態に対応するものである。
すなわち、すでに説明したPLE制御部4の第1の形態における重み付け手段22Aは、「各色の発光素子毎に必要となる発光電流の比に応じた重み付けを行う」のに対して、第2の形態における重み付け手段22Aは、「各色の発光素子毎に必要となる発光電力の比に応じた重み付けを行う」点で相違がある。
しかしながら、発光素子の発光電力Pは、順方向電圧Vfと電流Ifの積であるP=Vf×Ifとして示すことができる。すなわち、前記発光電力Pは、前記発光電流Ifに比例する関係を有すると共に、順方向電圧Vfに比例する関係を有している。したがってPLE制御部4の第2の形態における重み付け手段22Aを実現させる構成は、図6に示した第1の形態における重み付け手段22Aと同様のブロック図の構成として示すことができる。
この第2の手段による重み付け動作および平均化手段により生成されるAPL出力による前記したPLE動作によれば、すでに説明した第1の手段による重み付け動作および平均化手段により生成されるAPL出力によるPLE動作と同様の作用効果を得ることができる。
図7は図4に示したPLE制御部4に対して好適に採用し得る第3の実施の形態をブロック図で示したものである。なお図7においては、すでに説明した図6に示す各部と同一の機能を果たす部分は同一符号で示している。したがって、その説明は適宜省略する。
この図7に示す構成においては、すでに説明した図6に示す構成に対して第1選択手段26および第2選択手段27が具備され、第1選択手段26はカラー信号復調回路21からのR,G,Bに対応した各映像信号を第1重み付け手段22Aまたは第2重み付け手段22Bに対して選択的に供給できるように構成されている。前記第1重み付け手段22Aは、図6に示した第1重み付け手段22Aと同一の機能を果たすものである。
また、図7に示す第2重み付け手段22Bは、R,G,B各色の映像信号に対して、グレースケールで表示した場合に同じ明るさを得るために各色の発光素子毎に必要となる輝度の比、すなわち、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行うものであり、これはすでに説明した図1に示す輝度比重み付け手段と同一の機能を果たすものである。
そして、前記第1重み付け手段22Aおよび第2重み付け手段22Bには、それぞれ平均化手段23a,23bが接続され、この平均化手段23a,23bによる平均化出力は第2選択手段27に供給されるように構成され、第2選択手段27によって選択された平均化出力がピーク輝度制御手段29に供給されるように構成されている。すなわち、前記第1および第2選択手段26,27は、前記第1または第2重み付け手段22A,22Bによる平均化出力を択一的に選択できるように構成されている。
図7に示した構成によると、第1重み付け手段22Aによる前記した発光電流比による重み付けと、従来の第2重み付け手段22Bによる前記した輝度比による重み付けの機能を選択することができる。すなわち、選択手段により前記した発光電流比による重み付け動作を選択した場合においては、省エネルギーモードに設定することができ、また前記した輝度比による重み付け動作を選択した場合においては、高画質(コントラスト重視)モードに設定することができる。
また、図7に示した構成における第1重み付け手段22Aは、前記した第2の実施の形態において説明したように、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う重み付け手段に入れ替えて構成することもできる。このように構成した場合においても、前記した省エネルギーモードおよびコントラスト重視モードを選択することができる。
図8は図4に示したPLE制御部4に対して好適に採用し得る第4の実施の形態をブロック図で示したものである。なお図8においては、すでに説明した図6および図7に示す各部と同一の機能を果たす部分は同一符号で示しており、したがってその説明は省略する。
この図8に示す構成においては、第1重み付け手段22Aにおいて前記した発光電流比による重み付け動作を実行したR,G,B各色の映像信号に対して、さらに第2重み付け手段22Bにおいて前記した輝度比による重み付け動作が実行され、この両者により重み付け動作がなされた各色の映像信号を平均化手段23により平均化処理を行うことで、APL出力を得るようにしている。なお、図8に示す構成において第1重み付け手段22Aと第2重み付け手段22Bは、前後に入れ替えても同一の特性を得ることができる。
この図8に示した構成によると、すでに説明した第1と第2の重み付け手段22A,22Bによる特質を備えた特性を得ることができ、図6および図7に示した第1ないし第3の実施の形態に比較して、算出される平均輝度レベルは比較的正確なものを得ることができる。
また、図8に示した構成における第1重み付け手段22Aは、前記した第2の実施の形態において説明したように、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う重み付け手段に入れ替えて構成することもできる。このように構成した場合においても、同様に算出される平均輝度レベルは比較的正確なものを得ることができる。
カラー映像信号を扱う場合における従来のAPL算出手段の基本構成を説明するブロック図である。 有機EL素子の等価回路図である。 有機EL素子の諸特性を示した静特性図である。 表示パネルを含む駆動装置の全体構成を示したブロック図である。 図4に示す発光表示パネルに配列された画素の構成例を示した回路構成図である。 図4に示すPLE制御部において好適に採用し得る第1および第2の実施の形態を説明するブロック図である。 同じく第3の実施の形態を説明するブロック図である。 同じく第4の実施の形態を説明するブロック図である。
符号の説明
1 コントローラ回路
2 A/D変換部
3 映像メモリ
4 PLE制御部
5 出力処理部
6 走査ドライバ
7 データドライバ
8 電源供給回路
10 表示パネル
11 走査線
12 データ線
13 電源供給線
20 APL算出手段
21 カラー信号復調回路
22A 第1重み付け手段
22B 第2重み付け手段
23 平均化手段
24 温度検出手段
25 ルックアップテーブル
26,27 選択手段
29 ピーク輝度制御手段

Claims (4)

  1. 複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動装置であって、
    前記映像信号から平均輝度レベル(APL)を算出するAPL算出手段と、前記APL算出手段により算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記APLに応じて前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御させるためのピーク輝度制御手段とが備えられ、
    前記APL算出手段には、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電流比に応じた重み付けを行う第1の重み付け手段と、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け手段がさらに備えられ、
    前記第1の重み付け手段と前記第2の重み付け手段とのいずれか一方を使用者が選択する選択手段によって、前記各色の映像信号に対して、前記第1の重み付け手段による重み付けもしくは前記第2の重み付け手段による重み付けが行われるように構成したことを特徴とする発光表示パネルの駆動装置。
  2. 複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動装置であって、
    前記映像信号から平均輝度レベル(APL)を算出するAPL算出手段と、前記APL算出手段により算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記APLに応じて前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御させるためのピーク輝度制御手段とが備えられ、
    前記APL算出手段には、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う第1の重み付け手段と、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け手段がさらに備えられ、
    前記第1の重み付け手段と前記第2の重み付け手段とのいずれか一方を使用者が選択する選択手段によって、前記各色の映像信号に対して、前記第1の重み付け手段による重み付けもしくは前記第2の重み付け手段による重み付けが行われるように構成したことを特徴とする発光表示パネルの駆動装置。
  3. 複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、
    前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給し、算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、
    前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電流比に応じた重み付けを行う第1の重み付け動作、もしくは前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け動作、
    のいずれかを使用者の選択によって実行することを特徴とする発光表示パネルの駆動方法。
  4. 複数色の発光素子がマトリクス状に配置され、前記各発光素子を映像信号に基づいて選択的に発光駆動させるように構成した発光表示パネルの駆動方法であって、
    前記映像信号からAPL算出手段により、平均輝度レベル(APL)を算出すると共に、ピーク輝度制御手段に対して前記APL算出手段により算出されたAPL情報を制御信号として供給し、算出されたAPLが所定値よりも小さい場合にはピーク輝度レベルを上昇させ、前記APLが前記所定値よりも大きい場合にはピーク輝度レベルを下げる制御を行うことで、前記映像信号におけるピーク輝度を可変制御するピーク輝度の可変制御動作を実行するものであり、
    前記APL算出手段は、前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光電力比に応じた重み付けを行う第1の重み付け動作、もしくは前記平均輝度レベルを算出するに際して、各色の映像信号に対して、グレースケール表示時における各色の発光輝度比に応じた重み付けを行う第2の重み付け動作、
    のいずれかを使用者の選択によって実行することを特徴とする発光表示パネルの駆動方法。
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