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JP5061186B2 - 内歯車状ダイヤモンドドレッサ、歯車加工用砥石のツルーイング、ドレッシング方法、および内歯車の研削加工法 - Google Patents

内歯車状ダイヤモンドドレッサ、歯車加工用砥石のツルーイング、ドレッシング方法、および内歯車の研削加工法 Download PDF

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Description

本発明は、内歯車状の形状をしたダイヤモンドドレッサおよび、ダイヤモンドロータリドレッサー、および歯車加工用砥石のツルーイング、ドレッシング方法、内歯車の研削加工法に関するものである。特に、歯車加工用砥石を高精度、高能率でツルーイング、またはツルーイング、ドレッシングすることが可能で、しかも長寿命である内歯車状ダイヤモンドドレッサに関するものである。
歯車は、回転とトルクを正確に伝達するための最も効率が良く、広範囲に用いられている機械要素のひとつである。各種NC機械のNC化などにより歯車の使用が少なくなったものもあるが、重要な機械要素部品として、精密機械用、自動車用、工作機械用などの小型歯車から、建設機械用、船舶用、産業機械用などの大型歯車まで、機械工業分野に幅広く用いられている。最近では、歯車に対する低騒音化、高効率化などの要求はもちろんのこと、省エネの観点から歯車の小型化、軽量化、長寿命化の要求が高まっている。そして、歯車自体もこれらに対応するため材質が高強度で、難削化する傾向もある。
例えば、自動車用トランスミッションギヤは低騒音化、高効率化および長寿命化に対応するために、歯車素材の調質後の熱歪みを能率良く除去し、高精度に仕上げることが要求される。自動車用トランスミッションギヤの外歯車においては、研削加工、ホーニング仕上げが実施されるようになってきた。しかしながら、内歯車においては未だ有効な仕上げ方法が無く、調質のまま使われているのが現状であり、ノイズ低減、燃費低減効果も限界になっている。すなわち、内歯車に噛み合う外歯車のみの高精度化だけではノイズ低減、燃費低減に限界があり、調質後の内歯車を高精度かつ高能率に仕上げる方法の確立が急務になっている。
このような理由により、内歯車を加工する砥石を、高精度かつ高能率にツルーイング、またはツルーイング、ドレッシングすることが可能なダイヤモンドドレッサの開発が望まれている。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものである。
すなわち、本発明の目的は、特に、調質後の内歯車を高精度に研削加工できる砥石を、高能率で高精度にツルーイング、ドレッシングすることが可能なダイヤモンドドレッサを提供することにある。
この発明に従った、ダイヤモンドドレッサは、リング状台金の内径部に歯形形状が形成され、歯形形状の表面には、ダイヤモンド粒を結合材で固着したダイヤモンド層を有する、内歯車状ダイヤモンドドレッサである。内歯車状ダイヤモンドドレッサは、調質後の内歯車を高精度に研削加工できる砥石を、高能率で高精度にツルーイング、ドレッシングすることが可能である。ダイヤモンド層は反転めっき方法により形成される。ここで、反転めっき方法は公知の方法を用いる。高精度な外歯車状のボディ(マスターギヤ、とも呼ばれる)の表面にダイヤモンド粒を固着しこれを反転させる。ニッケルめっきによる反転めっき方法を用いるのが最も好ましい。図1は、反転めっき方法により製造された、ダイヤモンドドレッサの一例を示す。ダイヤモンド粒2と、ニッケルめっき層3と合わせてダイヤモンド層と呼ばれる。接合層4は低融点合金などを用いて、鋼製の台金5に接合する。
ここで、ダイヤモンド層は深さ方向に複数のダイヤモンド粒を含んでもよいが、このドレッサの場合は、一粒のダイヤモンド粒を含む、単層のダイヤモンド層であれば十分である。
内歯車状ダイヤモンドドレッサは、リング状の台金と、台金の内周部に設けられて、歯形形状に沿って配置されるダイヤモンド層とを備える。
好ましくは本発明では、歯先には、芯出し基準面が設けられている、内歯車状ダイヤモンドドレッサである。
内歯車状ダイヤモンドドレッサを歯車加工装置に取り付けする際には、歯車状のダイヤモンド層の振れ精度を所望の規格値以内に設定しなければならない。このために、歯形の歯先には、芯出し基準面が設けられており、高精度に内歯車状ダイヤモンドドレッサを歯車加工装置に取り付けすることが可能である。
好ましくは本発明は、芯出し基準面は、円筒面の一部をなすように設けられている、内歯車状ダイヤモンドドレッサである。
芯出し基準面は、歯先円によって形成される、円筒内面の一部をなすように設けることが最適である。こうすることによって、芯出しが容易になるだけでなく、よりいっそう高精度に内歯車状ダイヤモンドドレッサを歯車加工装置に取り付けすることが可能である。
好ましくは、反転めっき方法で用いられる結合材は、ニッケルめっきである。
公知の結合材、例えば、レジンボンド、メタルボンドおよびビトリファイドボンドなども用いることが可能であるが、ニッケルめっきがダイヤモンド粒の保持力に優れており好ましい。
なお、ダイヤモンドドレッサの歯先に、芯出し基準面を設ける際には、フランク面だけでなく歯底面まで高精度かつ、円筒面の一部をなすように加工された外歯車状のボディを用いる。このボディの表面にダイヤモンド粒を固着しこれを反転させることによって、ダイヤモンドドレッサの歯先に、芯出し基準面を設けることができる。
さらに、芯出し基準面を、円筒面の一部をなすように設ける際には、歯底面が歯底円の一部をなすように高精度に加工された外歯車状のボディを用いる。
さらに、本発明のダイヤモンドドレッサは、例えば、図2〜図7に示すように、ダイヤモンド層の接合面に凹形状部を設ける。例えば、台金の接合面にはスプライン形状6(図2Aおよび図2B)、複数のキリ穴7(図3Aおよび図3B)、同心円状の溝8(図4Aおよび図4B)、ねじ状溝9(図5Aおよび図5B)、右ねじ、左ねじを重ねる溝10(図6Aおよび図6B)のいずれかを採用するとより好ましい。この目的は、ダイヤモンドドレッサが回転方向から受ける応力に対して、充分耐えうるダイヤモンド層の接合強度を得るためである。
さらに、ダイヤモンド層に不用意な外力がかかり損傷しないようにするために、図7に示すように、台金の厚みWはダイヤ層の厚みWDより大きい事がより好ましく、さらにダイヤモンド層部のクリアランス11を両側面に設けることが最も好ましい。
好ましくは、ダイヤモンド粒の平均粒子径は、10μm〜2000μmである。
ここで、ダイヤモンド粒は、ダイヤモンドレッサの作用面の形状精度を満足出来る、可能な限り粗粒のものを用いることで長寿命化と、優れた切れ味を達成できるので好ましい。一般的には、反転めっき方法による製造方法のほうが、作用面のより高い形状精度が得られる。さらに、粗粒のダイヤモンド粒を用いても、ダイヤモンド粒の突出端のばらつきがなく、極めて高精度なものが得られるという特長がある。ダイヤモンド粒の平均粒子径は、20μm〜2000μmであることがより好ましく、30μm〜2000μmであることが最も好ましい。
好ましくは、ダイヤモンド粒の結合材からの平均突き出し量は、平均粒径の1%以上70%以下である。
ここで、突出量を測定するには、ダイヤルゲージを用いる方法などが提案されているが、最も正確に、ダイヤモンド粒の突出端から結合材までの段差を測定するにはzygo(3次元表面構造解析顕微鏡)を用いるのが適当である。平均突出量は、例えば、任意に選ばれた100個のダイヤモンド粒の突出量を測定し、その平均値をダイヤモンド粒の平均粒径で割った値に100を掛けた数値に%を付して定義した。作用面には、電着法では数万〜数十万個、反転めっき方法では数千〜数万個のダイヤモンド粒が固着されているため、全部のダイヤモンド粒の突出量を測定するには大変な手間がかかる。この理由により、100個程度の平均値を採用するのが実用的である。平均突出量が、1%未満では切れ味が十分でなく加工能率の低下の原因となり、70%を超える場合は、ダイヤモンド粒の保持力が低下して、脱落の原因となる。ダイヤモンド粒の保持力を高めて脱落を防止し、十分な加工能率を得るためには、平均突出量が、3%以上60%以下であることがより好ましく、5%以上50%以下であることが最も好ましい。
好ましくは、本発明のダイヤモンドドレッサは歯車加工用砥石をツルーイングまたは、ツルーイングとドレッシングするのに用いるダイヤモンドドレッサであって、ダイヤモンド層の内歯車の歯幅は工作物の歯幅より広く、かつ、歯たけは工作物の歯たけより高く、その他の歯車諸元は略同一である。
本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサは、工作物の内歯車とほとんど同一諸元で設計される。詳細には主要諸元である、モジュール、圧力角、ねじれ角、歯厚などはすべて同一とし、歯幅と歯たけは、砥石との噛み合いを保証するため大き目の設計とすることがより好ましい。ただし、歯数はダイヤモンドドレッサの仕様に従って増減させることができる。
好ましくは、歯車加工用砥石は外歯車状砥石である。
なお、砥石のボンドとしては、レジンボンド、ビトリファイドボンドなどのドレッサビリティの良好なボンドがより好ましい。砥石の歯幅は、工作物の歯幅より広いことがより好ましい。さらに、ダイヤモンドドレッサの歯数は、砥石の歯数の整数倍ではないことが最も好ましい。これは、ダイヤモンドドレッサのある特定の歯が、常に砥石の特定の歯をドレッシングしてドレッシング精度を低下させないようにするためである。そして、歯車加工用砥石軸と、工作物軸の交差角は1〜75度であることが好ましい。
好ましくは、歯車加工用砥石はウォーム状砥石である。
なお、砥石のボンドとしては、レジンボンド、ビトリファイドボンドなどのドレッサビリティの良好なボンドがより好ましい。さらに、ダイヤモンドドレッサの歯数は、砥石の条数の整数倍ではないことが最も好ましい。これは、ダイヤモンドドレッサのある特定の歯が、常に砥石の特定の歯をドレッシングしてドレッシング精度を低下させないようにするためである。
そして本発明は、上述のダイヤモンドドレッサを用いて、歯車加工用砥石をツルーイングまたは、ツルーイングとドレッシングを行う方法である。
そして本発明は、ダイヤモンドドレッサを用いて、ツルーイングまたは、ツルーイングとドレッシングされた歯車加工用砥石を用いて、内歯車を研削加工する方法である。
この発明によれば、調質後の内歯車を高精度に研削加工できる砥石を、高能率かつ高精度にツルーイング、ドレッシングすることが可能なダイヤモンドドレッサを得ることが出来る。
したがって、この発明は、自動車用トランスミッションの内歯車を調質後であっても、高精度かつ高能率に量産することに貢献することが予想される。
本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサの平面図である。 本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサの台金の平面図である。 図2A中のIIB−IIB線に沿った断面図である。 本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサの別の台金の平面図である。 図3A中のIIIB−IIIB線に沿った断面図である。 本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサのまた別の台金の平面図である。 図4A中のIVB−IVB線に沿った断面図である。 本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサのさらに別の台金の平面図である。 図5A中のVB−VB線に沿った断面図である。 本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサのさらに別の台金の平面図である。 図6A中のVIB−VIB線に沿った断面図である。 本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサの平面図である。 図7A中のVIIB−VIIB線に沿った断面図である。 図1のダイヤモンドドレッサを用いて歯車状砥石をツルーイング、ドレッシングする方法を示す平面図である。 図8A中の矢印VIIIBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。 ウォーム状砥石で内歯車を研削加工する方法を示す平面図である。 図9A中の矢印IXBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。 本発明の芯出し基準面付き内歯車状ダイヤモンドドレッサを示す平面図である。 図10A中の矢印XBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。 R状の歯底を有する外歯車状ボディを示す図である。 円周の一部をなす歯底を有する外歯車状ボディを示す図である。 本発明のR状の芯出し基準面付き内歯車状ダイヤモンドドレッサの平面図である。 図13A中の矢印XIIIBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。 図13A中のXIIICで囲んだ部分を拡大して示す図である。 本発明の円周の一部をなす芯出し基準面付き内歯車状ダイヤモンドドレッサの平面図である。 図14A中の矢印XIVBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。 図14A中のXIVCで囲んだ部分を拡大して示す図である。
符号の説明
1 内歯車状ダイヤモンドドレッサ、2 ダイヤモンド粒、3 結合材、4 接合層、5 台金、6 台金のスプライン溝、7 台金のキリ穴、8 台金の同心円溝、9 台金のねじ溝、10 台金の左右ねじ溝、11 ダイヤモンド層部のクリアランス、12 砥石、13 工作物(内歯車)、14 芯出し基準面、15 外歯車状ボディ、16 R状の歯底、17 円周の一部をなす歯底、18 外歯車状ボディの歯底円、19 内歯車状ダイヤモンドドレッサの歯先円、20 ダイヤモンド層、WD ダイヤモンド層の幅、W 台金の幅、O 中心、S 円周の一部をなす歯底の幅、d 円周の一部をなす歯底の深さ、θ 内歯車状ダイヤモンドドレッサのねじれ角、α 砥石軸と、内歯車状ダイヤモンドドレッサ軸の交差角、β 砥石のねじれ角。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については、同一の参照符号を付し、その説明については繰り返さない事とする。
図1は、本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサの平面図である。反転めっき方法により製造された、内歯車状ダイヤモンドドレッサ1はダイヤモンド粒2とニッケルめっき層3と接合層4と、台金5からなる。ダイヤモンド粒2と、ニッケルめっき層3と合わせてダイヤモンド層20とも呼ばれる。ここでは、ダイヤモンド層20は公知の低融点合金を用いて、鋼製の台金5に接合した。ダイヤモンド層20に不用意な外力がかからないようにするために、図7に示すように、台金5の厚みはダイヤモンド層20の厚みより大きい事が好ましい。ダイヤモンド粒2はできるだけ粗粒を用いることにより、長寿命で高精度かつ高能率なものが得られる。ここでは、平均粒径が約300μmのダイヤモンド粒を用いた。
図8Aは、図1のダイヤモンドドレッサを用いて歯車状砥石をツルーイング、ドレッシングする方法を示す平面図である。図8Bは、図8A中の矢印VIIIBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。内歯車状ダイヤモンドドレッサ1の軸と歯車状砥石12の軸は適当な交差角αを持たせ、歯車状砥石12と内歯車状ダイヤモンドドレッサ1の回転を同期させ、ツルーイング、ドレッシングの切り込みを与える。この方法は砥石のツルーイング、ドレッシング痕方向が歯筋方向に対し角度が付くため、ダイヤモンドドレッサと砥石の噛み合いがよりスムーズなツルーイング、ドレッシングが可能になり、より好ましい。
さらに、砥石をダイヤモンドドレッサの歯筋方向と平行にオシレートしながらツルーイング、ドレッシングする事で所望形状精度が得られるようになる。研削加工を継続することにより、砥石径が小さくなったときには、砥石のねじれ角βを小さくし、繰り返しツルーイング、ドレッシング、する事により、砥石寿命を延ばすことが出きる。このようにして研削加工された内歯車の研削痕方向は歯筋方向と角度が付くため、歯車の噛み合いがよりスムーズになり、より好ましい。
なお、砥石で工作物を研削加工する際には、砥石軸とダイヤモンドドレッサ軸のなす交差角と、砥石軸と工作物軸のなす交差角が同一となるように、工作物をセッティングする。例えば、ドレッシング装置を備えた機械では、ドレッシングが完了後にダイヤモンドドレッサを後退させて、ドレッサのあった位置まで工作物を移動させて工作物を研削加工することが可能である。また、ドレッシング装置を備えていない機械の場合は、ダイヤモンドドレッサと工作物を同一寸法に製作しておけば、ダイヤモンドドレッサを工作物に交換することによって、工作物を研削加工することが可能である。
図9Aは、ウォーム状砥石で内歯車を研削加工する方法を示す平面図である。図9Bは、図9A中の矢印IXBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。図9Aおよび図9Bは、ツルーイング、ドレッシングされたウォーム状砥石で内歯車を研削加工する工程を模式的に示している。ウォーム状砥石は高速回転させることにより、工作物との速度差を得やすく、加工能率を向上させることが可能である。
図10Aは、本発明の芯出し基準面付き内歯車状ダイヤモンドドレッサを示す平面図である。図10Bは、図10A中の矢印XBで示す方向から見た内歯車状ダイヤモンドドレッサの内周面を示す図である。図10Aおよび図10Bでは、歯形の歯先に、芯出し基準面が設けられている内歯車状ダイヤモンドドレッサの一例を示す。芯出し基準面14が設けられているので、歯車加工装置に取り付けする際には、歯車状ダイヤモンド層の振れ精度を高めることができる。
図11は、R状の歯底を有する外歯車状ボディを示す図である。図11では、反転めっきに用いる外歯車状のボディを示している。歯底はR状に加工して、各歯底のRの最下点は、外歯車状ボディの歯底円18の同一円周上に位置するように高精度加工を施したものである。
ここで円周とは、歯底円と同一の円周、または歯底円と同心円の円周を意味する。
図12は、円周の一部をなす歯底を有する外歯車状ボディを示す図である。図12では、別の反転めっきに用いる外歯車状のボディを示している。歯底は幅S、深さdの円周面の一部をなすような形状に形成して、各歯底は、歯底円18の同一円周上に位置するように高精度加工を施したものである。
ここで円周とは、歯底円と同一の円周、または歯底円と同心円の円周を意味する。
工作物としての内歯車に要求される歯車諸元は、以下の通りである。材質はSCM調質、歯幅は25mm、歯数は105、モジュールは1.25、ねじれ角は左22度、圧力角は20度、基準ピッチ円径はφ141.6mmである。
本発明の内歯車状ダイヤモンドドレッサは、歯幅は35mmである他は、歯車諸元はすべて工作物の内歯車と同一とした。なお、このドレッサはニッケルめっきによる反転めっき方法により製造した。
次に、この内歯車状ダイヤモンドドレッサで砥石をツルーイング、ドレッシングを行って、外歯車状砥石に仕上げた。ドレッサの切れ味は良好であり、ツルーイング、ドレッシング後の砥石の成形精度、砥石作用面の状態も良好であった。砥石仕様はWA#120、歯車状砥石諸元は、歯幅は30mm、歯数は64、ねじれ角は左32度、モジュールは1.25、圧力角は20度である。
この砥石を用いて、工作物の内歯車を研削加工したところ、切れ味は良好であり、加工後の歯車精度も要求仕様を十分に満足する高精度に仕上がっていることを確認した。
実施例1と同じ内歯車状ダイヤモンドドレッサで砥石をツルーイング、ドレッシングを行って、ウォーム状砥石に仕上げた。
ドレッサの切れ味は良好であり、ツルーイング、ドレッシング後の砥石の成形精度、砥石作用面の状態も良好であった。砥石仕様はWA#120、歯車状砥石諸元は、歯幅は40mm、条数は20、ねじれ角は左67度、モジュールは1.25、圧力角は20度である。
この砥石を用いて、工作物の内歯車を研削加工したところ、切れ味は良好であり、加工後の歯車精度も要求仕様を十分に満足する高精度に仕上がっていることを確認した。
図13Aから図13Cに示すような、歯先にR状の芯出し基準面が設けられた、内歯車状ダイヤモンドドレッサを製作した。
工作物としての内歯車に要求される歯車諸元は、実施例1と同じで、材質はSCM調質、歯幅は25mm、歯数は105、モジュールは1.25、ねじれ角は左22度、圧力角は20度、基準ピッチ円径はφ141.6mmである。本発明の内歯車状ダイヤモンドロータリドレッサーは、歯幅は35mmである他は、歯車諸元はすべて工作物の内歯車と同一とした。
反転めっき方法に用いる外歯車状ボディは、リング状ブランク材の取り付け穴を保持し、ホブ加工により、粗加工を施した。この粗加工は、ギヤシェーパ加工あるいは転造加工を適用することも可能である。その後、熱処理を行い、歯型の研削加工をマーグ社製研削盤を用いて実施した。なお、図11に示すように歯底はR0.3mmのR状に形成して、各歯底の最下点は、歯底円18の同一円周上に位置するように高精度加工を施した。この外歯車状ボディを用いて、反転めっき方法により、内歯車状ダイヤモンドドレッサを製作した。
次に、この内歯車状ダイヤモンドドレッサを歯先に設けられた芯出し基準面により、高精度に芯出しを実施して、歯車加工装置に取り付けた。
次に、この内歯車状ダイヤモンドドレッサで砥石をツルーイング、ドレッシングを行って、外歯車状砥石に仕上げた。ドレッサの切れ味は良好であり、ツルーイング、ドレッシング後の砥石の成形精度、砥石作用面の状態も良好であった。砥石仕様はWA#120、歯車状砥石諸元は、歯幅は30mm、歯数は64、ねじれ角は左32度、モジュールは1.25、圧力角は20度である。
この砥石を用いて、工作物の内歯車を研削加工したところ、切れ味は良好であり、加工後の歯車精度も要求仕様を十分に満足する高精度に仕上がっていることを確認した。
図14に示すような、歯先に円周面の一部をなす芯出し基準面が設けられた、内歯車状ダイヤモンドドレッサを製作した。
工作物としての内歯車に要求される歯車諸元は、実施例3と同じである。歯幅は35mmである他は、歯車諸元はすべて工作物の内歯車と同一とした。
反転めっき方法に用いる外歯車状ボディは、実施例3と同様の方法で製作した。図12に示すように、歯底は幅S=0.3mm、深さd=0.1mmの円周面の一部をなすような形状に形成して、各歯底は、歯底円18の同一円周上に位置するようにした。この外歯車状ボディを用いて、反転めっき方法により、内歯車状ダイヤモンドドレッサを製作した。
次に、この内歯車状ダイヤモンドドレッサを歯先に設けられた芯出し基準面により、高精度に芯出しを実施して、歯車加工装置に取り付けた。
次に、この内歯車状ダイヤモンドドレッサで砥石をツルーイング、ドレッシングを行って、外歯車状砥石に仕上げた。ドレッサの切れ味は良好であり、ツルーイング、ドレッシング後の砥石の成形精度、砥石作用面の状態も良好であった。砥石仕様、および歯車状砥石諸元は、実施例3と同様である。
この砥石を用いて、工作物の内歯車を研削加工したところ、切れ味は良好であり、加工後の歯車精度も要求仕様を十分に満足する高精度に仕上がっていることを確認した。

Claims (13)

  1. リング状の台金と、
    前記台金の内周部に設けられて、歯形形状に沿って配置されるダイヤモンド層とを備え、
    前記ダイヤモンド層は反転めっき方法により形成され、
    調質後の内歯車を高精度に研削加工できる砥石を、高能率で高精度にツルーイング、ドレッシングする、内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  2. 前記歯形の歯先には、芯出し基準面が設けられている、請求項1に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  3. 前記芯出し基準面は、円筒面の一部をなすように設けられている、請求項2に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  4. 前記反転めっき方法で用いられる結合材は、ニッケルめっきである、請求項1から3のいずれか1項に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  5. 前記ダイヤモンド層のダイヤモンド粒の平均粒子径は、10μm〜2000μmである、請求項1から4のいずれか1項に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  6. 前記ダイヤモンド層におけるダイヤモンド粒の結合材からの平均突き出し量は、平均粒径の1%以上70%以下である、請求項5に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  7. 歯車加工用砥石をツルーイングまたは、ツルーイングとドレッシングするのに用いるダイヤモンドドレッサであって、
    前記ダイヤモンド層の内歯車の歯幅は、工作物の歯幅より広く、かつ、前記ダイヤモンド層の内歯車の歯たけは、前記工作物の歯たけより高く、その他の歯車諸元は前記工作物と略同一である、請求項1から6のいずれか1項に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  8. 前記歯車加工用砥石は外歯車状砥石である、請求項7に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  9. 前記ダイヤモンドドレッサの歯数は、前記外歯車状砥石の歯数の整数倍ではない、請求項8に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  10. 前記歯車加工用砥石はウォーム状砥石である、請求項7に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  11. 前記ダイヤモンドドレッサの歯数は、前記ウォーム状砥石の条数の整数倍ではない、請求項10に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサ。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサを用いて、歯車加工用砥石をツルーイングまたは、ツルーイングとドレッシングを行う方法。
  13. 請求項1から11のいずれか1項に記載の内歯車状ダイヤモンドドレッサを用いて、ツルーイングまたは、ツルーイングとドレッシングされた歯車加工用砥石を用いて、内歯車を研削加工する方法。
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