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JP5058853B2 - 板状貨物の輸送用ウイング式コンテナ及びそれを積載するトレーラ - Google Patents

板状貨物の輸送用ウイング式コンテナ及びそれを積載するトレーラ Download PDF

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Description

本発明は、車両に着脱自在に積載され輸送用容器として用いられるコンテナ及びそれを積載するトレーラに関するものであり、特に、側面及び屋根部分が跳ね上げ式に開閉するウイングを備え、大型のガラス板等の貨物を収容し輸送するコンテナ及びそのコンテナを積載するに適したトレーラに関するものである。
輸送用容器として使用されるコンテナは、風雨などによる貨物の損傷が防止可能であって貨物の梱包を簡易化できるとともに、反復して長期の使用が可能である等の特性を有しており、各種の物品の輸送に利用されている。コンテナは、車両に着脱自在に取り付けられる大型の容器であり、トラクタによって牽引される車台であるトレーラ上に積載される場合が多い。トレーラは、全長に亘って前後方向に並行して延びる2本のメインレールを備え、そのメインレール上にコンテナを載置して緊締具により固定する。コンテナを、運転台及びエンジン等が搭載されたトラックのシャシフレーム上に、着脱可能に載置することもある。
コンテナは箱型の形状をなしており、通常は、その後面又は側面に設けられたドアから貨物の積み降ろしを行うが、コンテナの中には、トラックのウイングボディと同様に、跳ね上げ式の屋根と下方に回動する煽り板とを備えたウイング式のコンテナが存在する。ウイング式コンテナにおいては、中心線に沿って左右に分割された屋根パネルがコンテナの側面パネルと一体となってウイングを構成し、左右のウイングは、コンテナの屋根のセンタービームに取り付けられたヒンジを中心として油圧シリンダ等のアクチュエータにより跳ね上げ式に開閉される。貨物の積み降ろし時には、アクチュエータを作動させてウイングを開き、さらに、コンテナの側面下方に配置される煽り板を開くと、コンテナの側面が全面に亘り開放されるから、ウイング式コンテナでは荷役作業が大幅に合理化される。側面パネルをコンテナの床面まで延長し、側面全体をウイングとして煽り板を省略するウイング式コンテナもある。
コンテナは、それを積載した車両が一般道路等を走行する関係上、横幅や高さ等が関係法規などに適合したものでなければならず、コンテナの横幅及び高さの寸法は一定限度内に制限される。したがって、コンテナ内に収容される貨物は、基本的には、その寸法以下の大きさのものに制限され、例えば、車両の横幅を超えるような貨物をコンテナ内に収容して輸送することはできない。
これに対して、幅方向の寸法が車両の横幅を超える建材用パネルを、車両の平面状の荷台に積載して輸送する方法が、特開平6−219205号公報に開示されている。この公報に開示された輸送方法は、図9に示すように、車両の横幅を超える大型の建材用パネル100を傾斜させて荷台に固定し、傾斜した状態の建材用パネル100の横幅を車両の横幅以内に納めるようにして運搬するものである。
車両の荷台上には、建材用パネル100を取り付ける支持枠101が載置され、これは、荷台の側方端部に固定されたヒンジ102を中心として傾斜可能に構成されている。車両への積み込み時には、支持枠101を水平状態にしてフォークリフト等によって建材用パネル100を支持枠101に載せて固定する。次いで、クレーンにより支持枠101の一端を吊り上げて傾斜させ、支柱103でこの傾斜状態に保持して車両を走行させる。建築現場では、支持枠101を水平状態に戻した後、建材用パネル100をクレーンにより所定の場所まで吊り上げて取り付ける。
特開平6−219205号公報
幅方向の寸法が車両の横幅を超える大型の板状貨物であっても、特許文献1に示されるように、これを傾斜状態にすると横幅が減少し、車両による輸送が可能となる。しかし、板状貨物が、例えば、ガラス板や化粧パネルのような傷つき易い貨物である場合、平面状の無蓋の荷台ではなく、コンテナ内に板状貨物を収容して輸送し、風雨による損傷あるいは異物の衝突による損傷を防止することが望ましい。そして、車両の横幅を超える寸法の傷つき易い板状貨物をコンテナに搬入、搬出をするときには、後部ドア等からの積み降ろしは実質的に不可能であって、輸送のためにウイング式コンテナを利用し、板状貨物の積み降ろしの際には、その側面を全面的に開放して積み降ろしを行う必要がある。
板状貨物を傾斜状態でコンテナ内に収容すると、板状貨物がコンテナの横断面の対角線に沿って位置することになるため、このようなコンテナでは、横断面の対角線の長さをできる限り大きくしなければならない。ウイング式コンテナにおいてウイングを閉鎖したときのコンテナの横断面は矩形であって、床面及び屋根部分は平面状になっており、車両全体の高さ及び横幅が制限されている条件の下では、対角線の長さは所定値を超えるものとすることができない。
そして、収容された板状貨物の荷重はコンテナの床面により支持されるが、板状貨物が輸送中に変形や損傷を起こすことのないよう支持するには、荷重が作用する部分の強度及び剛性を確保する必要がある。ウイング式コンテナでは、ウイング及び煽り板がコンテナの固定部分に対して可動となっているため、コンテナの全体的な剛性が、箱型の各面が一体的に固定された通常のコンテナに比べて低い傾向にある。そのため、図9に示す特許文献1の支持フレームと支柱とのように、床面のコンテナ側方の両端部に板状貨物の荷重が作用する構造を採用するのは不適当である。
また、トラクタに牽引されるトレーラにコンテナを積載して輸送する場合、トラクタと連結されるトレーラの前部のメインレールは、通常、連結具であるカプラに接続するよう高さが大きくなっているため、コンテナは、前方の連結部を除いたメインレールの高さが低い部分に積載される。このときには、コンテナの前後方向の長さは、トレーラの全長よりも連結部分だけ短い長さとなり、収容される貨物もその分制約される。このようなコンテナでは、トレーラの全長の長さを有するコンテナであれば積載可能な貨物の個数よりも少ない個数の貨物しか積載できないことがある。
本発明の課題は、ウイング式コンテナにおいて、幅方向の寸法がコンテナの横幅を超えるような大型板状貨物を、コンテナ内になるべく多数収容して輸送可能とし、かつ、大型板状貨物を支持する部分の強度及び剛性を向上して、輸送中の貨物を的確に支持しながらコンテナ全体の重量の軽減を図ること、そして、そのようなコンテナを積載するに適したトレーラを提供することにある。
上記の課題に鑑み、本発明は、板状貨物を固定する架台を傾斜状態で支持できるようにウイング式コンテナ内に設けるとともに、コンテナの床面の断面を、前後方向の全長に亘って中央部分が高くその両側部分が低いハット形の形状に形成し、架台を傾斜したときにその下部が床面の低い部分に入り込むことにより、極力寸法の大きい板状貨物を積載可能とするものである。すなわち、本発明は、
「コンテナの側面と屋根とが一体に構成された跳ね上げ式に開閉されるウイングを備え、車両に積載されるウイング式コンテナであって、
コンテナの内部には、板状貨物を固定する架台と、前記架台を傾斜状態又は水平状態に変更可能に支持する架台支持装置とが設置されており、さらに、
コンテナの床面は、横断面において、前後方向の全長に亘って中央部分が高くその両側部分が低いハット形の形状をなし、
前記架台支持装置が前記床面の中央部分に設置されており、かつ、前記架台支持装置が前記架台を傾斜状態で支持するときは、前記架台の下部が前記床面の両側部分の一方に入り込む」
ことを特徴とするウイング式コンテナとなっている。
請求項2に記載のように、前記床面の中央部分の両側にはコンテナの前後方向の全長に亘って延びるメインビームを配置するとともに、前記床面の中央部分の下方には前記メインビームの間を接続する複数の中央クロスビームを固着し、前記中央クロスビームを、前記ウイング式コンテナを積載する車両の前後方向に延びるメインレール上に載置することができる。この場合には、請求項3に記載のとおり、前記メインビームには、前記中央クロスビームと反対側に、前記床面の両側部分の下方に配置される複数の両側クロスビームをそれぞれ固着し、前記両側クロスビームの強度及び剛性を、前記中央クロスビームよりも小さくするような構成とすることができる。
請求項4に記載のように、コンテナの側面の下部には、下方に回動する煽り板を設けることが好ましい。
請求項5に記載のように、前記ウイング式コンテナの前後方向における中間部の底面には、横方向に延びる中空矩形断面形状のフォークポケットを固着することが好ましい。ここで「フォークポケット」とは、大型のフォークリフト作業車を使用してコンテナを車両に着脱する際に、フォークを挿入する中空矩形断面形状の鋼材をいう。
そして、フォークポケットを固着した請求項5のウイング式コンテナを積載するトレーラとしては、請求項6に記載された、「前後方向に全長に亘って延びるメインレールを備え、前記メインレールの上面の高さは、前部及び後部において同一の高さとなるとともに、中間部分において高さが低下して、コンテナの底面との間に前記フォークポケットの上下方向の寸法に相当する間隙を生じるよう設定されており、コンテナの前記床面の中央部分が前部及び後部の前記メインレール上に載置され、前記フォークポケットが中間部分の前記メインレール上に載置されるトレーラ」が好ましいものである。
本発明のウイング式コンテナには、板状貨物を固定する架台と架台支持装置とが設置され、架台支持装置は、架台の姿勢を傾斜状態又は水平状態に変更することが可能である。ウイング式コンテナを積載した車両が走行する際には、ウイングが閉鎖されてコンテナの横断面は略矩形の形状となるが、このときに架台を傾斜状態とすることにより、コンテナの横幅を超える大型の板状貨物であっても、コンテナ内に収容し風雨等による損傷を防ぎながら輸送することができる。一方、板状貨物の積み降ろしを行う際には、ウイングや煽り板を開いてコンテナ側面の全面を開放し、さらに、架台を水平状態とする。これによって、大型のガラス板等、傷つき易く慎重な取扱いを要する板状貨物であっても、フォークリフト等による積み降ろし作業が容易となり、荷役作業の作業性が格段に向上する。
そして、本発明のウイング式コンテナの床面は、横断面において、前後方向の全長に亘って中央部分が高くその両側部分が低いハット形の形状をなしており、架台支持装置が床面の高くなった中央部分に設置され、架台を傾斜状態としたときは、架台の下部が床面の両側部分の一方に入り込むよう構成されている。つまり、コンテナの床面は、両側部分が中央部分よりも低くなるように形成されているため、矩形断面形状をなすコンテナの対角線の長さが、床面を平面としたコンテナと比べて増加することになる。したがって、車両全体の高さ及び横幅が制限されている条件の下でも、コンテナ内に収容される板状貨物の寸法を可及的に大きなものとすることが可能となる。
ところで、コンテナを積載するトレーラは、全長に亘って前後方向に並行して延びる2本のメインレールを備えており、そのメインレール上にコンテナが載置される。メインレールは、車輪が取り付けられた強度の大きい長尺の部材であり、トレーラの横方向の中央部分に並行して配置されている。本発明のウイング式コンテナの床面は、前後方向の全長に亘って中央部分が高く、この中央部分に板状貨物の重量を支持する架台支持装置が設置される。本発明のウイング式コンテナをトレーラに積載する場合、床面の中央部分がトレーラのメインレールに対向するので、板状貨物の荷重がメインレールによって直接的に支えられるようになり、荷重の作用する部分の強度及び剛性が十分に確保される。メインレールの上面の高さを、トレーラ前部のトラクタとの連結部及びその後方部分が同一となるよう、つまり、メインレールの高さをトレーラの全長において等しく設定したときは、コンテナの前後方向の長さをトレーラの全長に亘るものとすることができるため、収容される板状貨物の個数の増大を図ることが可能である。
なお、コンテナを輸送するような大型トラックにおいては、車両の全長に亘るフレームが設けてあり、運転台、エンジン及び車輪等の主要部品は全てこのフレームに取り付けられる。フレームには、トレーラと同様に、前後方向に延びる2本のメインレール(サイドレール)が車両の横方向の中央部分に配置されており、本発明のウイング式コンテナをトラックに積載する場合においても、板状貨物の荷重が作用するコンテナ床面の中央部分の強度及び剛性を確保することができる。
請求項2の発明は、架台支持装置が設置される床面の中央部分の構造に関するものである。この発明では、床面の中央部分の両側にコンテナの前後方向の全長に亘って延びるメインビームを配置するとともに、メインビームの間を複数の中央クロスビームによって接続し、この中央クロスビームをトレーラ等の車両のメインレール上に載置する。
中央クロスビームには、架台支持装置を介して板状貨物の荷重が作用するから、その強度及び剛性は比較的大きなものとなっている。床面の中央部分の両側にコンテナの全長に亘って延びるメインビームを配置し、その間に複数の中央クロスビームを固着することにより、コンテナ床面の中央部分に作用する板状貨物の荷重を、コンテナの前後方向に均等化することが容易となる。また、メインビームの間に設ける中央クロスビームの個数を、架台支持装置の重量や寸法に応じて増減することにより、床面の中央部分の強度及び剛性を必要かつ十分なものとすることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明における、コンテナの前後方向の全長に亘って延びるメインビームの中央クロスビームと反対側に、床面の両側部分を支持する複数の両側クロスビームをそれぞれ固着するものである。床面の両側部分には板状貨物の荷重が作用しないので、両側クロスビームの強度及び剛性は、中央クロスビームよりも小さく設定されており、例えば、板状貨物の積み降ろしの際に作業員が床面上で作業するのに差し支えない程度の強度になっている。そのため、両側クロスビームの重量は比較的小さく、コンテナ床部分の全体的な重量が軽量化される。
請求項4の発明は、コンテナの側面の下部に、下方に回動する煽り板を設けたものである。ウイング式コンテナには、側面全体をウイングとしたフルウイングと呼ばれるコンテナもあるが、煽り板を設けると、コンテナの側面の上部と下部とが独立して開閉可能となるので、荷役作業の利便性が向上する。
請求項5の発明は、上記本発明のウイング式コンテナの前後方向における中間部分の底面に、横方向に延びる中空矩形断面形状のフォークポケットを固着するものである。フォークポケットは、コンテナのトレーラ等への着脱に大型のフォークリフトを使用可能とするために設けた、フォークを挿入する中空矩形断面形状の鋼材であって、これをコンテナの底面に固着すると、着脱のときにコンテナを吊り上げるクレーン等の設備が不要となる。
ただし、フォークポケットを固着したときはこれがコンテナ底面から突出するので、コンテナを積載するトレーラとしては、メインレールの上面の高さをトレーラ全長に亘って同一に設定し、この上にコンテナの床面の中央部分を載置することはできない。請求項6の発明のトレーラでは、前後方向に延びるメインレールの上面の高さが、前部及び後部において同一に設定されるとともに、中間部分において高さが低下して、コンテナの底面との間にフォークポケットの上下方向の寸法に相当する間隙を生じるよう設定されている。このトレーラに請求項5の発明のウイング式コンテナを積載したときは、コンテナの前部及び後部が直接メインレールで支持されるとともに、中間部が、フォークポケットを介してメインレールの高さが低い中間部分に支持される。つまり、コンテナの荷重は略均一にメインレールに作用し、板状貨物等の重量に起因するコンテナの変形を防止することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の板状貨物の輸送用ウイング式コンテナ及びそれを積載するトレーラについて説明する。図1は、本発明のウイング式コンテナに設置された板状貨物を固定する架台と、架台を傾斜状態又は水平状態に変更可能に支持する架台支持装置との基本的な作動を示す概略図である。図1(a)は、板状貨物の積み降ろし時において、ウイング及び煽り板が開放された状態を表すコンテナの横断面図であり、図1(b)は、ウイングを閉鎖して車両を走行させる時の横断面図となっている。図2及び図3は、それぞれ、架台と架台支持装置とを単体で示すものである。
図1において、本発明のウイング式コンテナは、屋根パネルと側面パネルとが一体となった断面L字状のウイング1を左右の両側に備えており、ウイング1は、コンテナの屋根の中心部を前後方向に延びるセンタービーム2にウイングヒンジにより取り付けられる。図示は省略するが、コンテナの前端部パネル及び後端部パネルの屋根にはアクチュエータ(油圧シリンダ)が装着され、ウイング1は、アクチュエータによって跳ね上げ式に開閉される。コンテナの側面の下部には、下方に回動する煽り板3が取り付けられている。こうした点は、一般的なウイング式コンテナに共通の構造であって、本発明のウイング式コンテナにおいても変わるものではない。
ウイング式コンテナを積載する車両の走行中には、図1(b)のように、ウイング1を閉鎖するとともに煽り板3を上方に回動してコンテナ内部を閉鎖空間とし、輸送中の貨物を風雨等から保護する。貨物の積み降ろし時には、図1(a)のように、アクチュエータを作動させてウイング1を開き、さらに、コンテナの側面下部の煽り板3を開くと、コンテナの側面が全面に亘り開放され、コンテナ側面からの荷役作業が可能となる。
本発明のウイング式コンテナは、コンテナの横幅を超える大型の板状貨物を傾斜状態で輸送するものであり、板状貨物Xを固定する架台4と、架台4を傾斜状態又は水平状態に変更可能に支持する架台支持装置5とが設置されている。架台4は、図2に示すとおり、例えば断面がコ字状の鋼材41を、縦横に格子状に組み合わせた基本構造を備えており、縦方向の鋼材41の下方端には、傾斜状態の板状貨物Xの下部を支持する折り曲げ部が形成されるとともに、架台4の側部には、板状貨物Xを横方向に位置決めするガイド部材42が固着される。中央部分における縦方向の2本の鋼材41a、41bには、架台4を傾斜させるためのヒンジピンP(図1)の架台側受具43が溶接等で固着され、また、中央部に設けた短い縦方向の鋼材41cには、油圧シリンダ53(図1)の操作端を接続する接続具44が固着される。
架台支持装置5は、図3に示すとおり、側面視において略台形形状の支持フレーム51を両側に立設し、その底部の両端を棒状の鋼材52によって連結したものであり、2個の支持フレーム51間の距離は、架台4の縦方向の鋼材41a、41b間の距離と同一に設定されている。支持フレーム51は、傾斜辺51aと垂直辺51bとを備えており、支持フレーム51の上部には、架台4を傾斜させるヒンジピンPの支持装置側受具53が固着される。また、底部の鋼材52の中央部を連結する連結鋼材52aが設けてあり、ここに架台4を傾斜させる油圧シリンダ54が取り付けられる。
架台4及び架台支持装置5は、図1に示すとおり、ヒンジピンPの架台側受具43と支持装置側受具53とを整列させて、ヒンジピンPを両方の受具に挿入し、かつ、油圧シリンダ54の操作端を架台4の接続具44に接続して組み付けられる。つまり、板状貨物Xを固定する架台4は、架台支持装置5の油圧シリンダ54を伸縮すると、その姿勢を傾斜状態又は水平状態に変更できるように構成されている。
そして、本発明のウイング式コンテナの床面は、図1に示す横断面において、中央部分61が高く両側部分62が低いハット形の形状に形成され、そのハット形の形状は、コンテナの前後方向の全長に亘るものとなっている。架台支持装置5は、床面の高い中央部分61に設置されるが、コンテナをトレーラに積載すると、床面の中央部分61が、トレーラの前後方向に並行して延びる断面I形のメインレールMRの上面に載置される。メインレールMRは、いわばトレーラの骨格をなす強度及び剛性の大きい部材であるので、架台支持装置5を介して作用する板状貨物Xの荷重を確実に支持することができ、床面の中央部分61の変形が防止される。
大型の板状貨物Xの積み降ろしを行う際には、図1(a)のように、ウイング1及び煽り板3を開いてコンテナ側面を開放し、さらに、油圧シリンダ54を縮めて架台4を水平状態とする。このときに架台4はヒンジピンPを中心に回動し、水平状態に達すると、架台4が支持フレーム51の垂直辺51b(図3)の上端と当接し、その状態に保持される。架台4を水平状態とすることにより、大型の板状貨物Xを水平にした状態でフォークリフト等による積み降ろしが可能となり、大型のガラス板等、慎重な取扱いを要する貨物の荷役作業が容易となる。架台4上に載置した板状貨物Xは、輸送中の車両の振動による損傷を防止するよう、制振ゴム等を介在させた締結具45により架台4に固定される。
車両が走行する際には、油圧シリンダ53を伸長して架台4をヒンジピンPの回りに回動する。これにより、図1(b)に示すとおり、架台4は傾斜状態となって、それに固定された板状貨物Xがコンテナの横幅を超えるような寸法のものであっても、コンテナ内部に収容することが可能となる。そして、傾斜状態としたときは、架台4の下部が、床面の中央部分61よりも低い両側部分62の一方(図では左方)に入り込むため、本発明のウイング式コンテナにおいては、床面を平面としたコンテナと比べて、より一層大きな寸法の板状貨物を収容することが可能である。
架台4を傾斜状態とすると、架台4は支持フレーム51の傾斜辺51a(図3)と平行な状態となる。架台4の下部と傾斜辺51aの下部には、ロックピン挿入具46、56が対応する位置にそれぞれ固着されており、これらにロックピンを挿入して、架台4を傾斜状態に保持する。その後、ウイング1及び煽り板3を閉鎖してコンテナを密封し、輸送を行うこととなる。
ここで、本発明のウイング式コンテナにおける床構造6の実施例について、図4により説明する。図4(a)は、床の上面に置かれるアルミ薄板等からなる床面パネルを取り除いた、床構造6のフレーム部分を示す平面図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A断面矢視図を拡大して表したものである。
図4(a)に示すとおり、この実施例の床構造のフレームでは、中央部分の両側にコンテナの前後方向の全長に亘って平行に延びる2本のメインビーム63が配置されている。メインビーム63は、図4(b)から分かるように、断面コ字状の高強度の鋼材であるが、例えば、断面I形の鋼材を用いてもよい。2本のメインビーム63の間は、強度及び剛性が比較的大きな複数の中央クロスビーム64によって接続される。中央クロスビーム64の上面には、アルミ薄板等からなる床面パネルがねじにより固着され、この部分が、架台支持装置5の設置される床面の高い中央部分61を構成する。中央クロスビーム64は、トレーラ等の車両のメインレール上に載置されて、板状貨物の荷重を直接メインレールに伝達するものであり、その個数あるいは位置等は、板状貨物の重量や架台支持装置の設置場所などに応じて調整される。
2本のメインビーム63の下端には、中央クロスビーム64と反対側に、複数の両側クロスビーム65がそれぞれ固着され、これらは煽り板3を取り付けるサイドビーム66に連結されている。両側クロスビーム65の上面には、やはりアルミ薄板等からなる床面パネルがねじにより固着され、この部分は、床面の低い両側部分62を構成する。両側クロスビーム65には板状貨物の荷重が作用しないので、その強度は、荷役作業を行う作業員を支える程度で十分であり、したがって、中央クロスビーム64の強度よりも大幅に小さく、その分、コンテナ床部分の重量が軽減される。
次いで、フォークポケットを有する本発明のウイング式コンテナの構造及びその構造のコンテナを積載するに適したトレーラについて、図5及び図6により説明する。図5は、トレーラに着脱する際に大型のフォークリフトが使用できるように、フォークポケットを設けたコンテナの実施例の全体図を示すものであり、図6は、このコンテナを積載するためのトレーラの全体図を示すものである。
図5の実施例のウイング式コンテナは、前後方向の全長が40フィート(約12m)の長大なコンテナであり、その床構造は、図4に示す構造が採用され、全長に亘って中央部分の高いハット形断面となっている。コンテナの底面には、その前後方向の中間部分において2個のフォークポケット67が固着される。フォークポケット67は、コンテナの横方向に延びる中空矩形断面形状の鋼材であって、フォークポケット67にフォークリフトのフォークを挿入して、コンテナを持ち上げることが可能である。なお、この実施例のウイング式コンテナでは、ウイング1は一体であるのに対し、煽り板3は前後方向で2分割され、それぞれ独立に回動可能に構成されている。
フォークポケット67を備えたウイング式コンテナを積載するトレーラは、図6に示すとおり、全長に亘って前後方向に並行して延びる2本のメインレールMRを有しており、メインレールMRの上面の高さが、トレーラの前部及び後部においては同一であり、中間部分においては高さがHだけ低下して、コンテナの底面との間にフォークポケットの上下方向の寸法に相当する間隙を生じるよう設定されている。したがって、トレーラにコンテナを積載したときは、コンテナの前部及び後部が直接メインレールMRで支持されるとともに、中間部分が、フォークポケット67を介してメインレールMRに支持されるため、コンテナの荷重は略均一にメインレールMRに伝達されることとなる。メインレールMRは強度の大きい長尺の部材であり、このメインレールMRにサスペンション機構によって車輪Wが取り付けられ、前端の部分には、トラクタと連結するキングピンKPが固着される。また、メインレールMRの前端と後端に固着したクロスメンバの両端部には、積載されたコンテナを固定する緊締具Lが設けられている。
ちなみに、フォークポケットを備えていないウイング式コンテナの場合には、メインレールの上面の高さが前後方向の全長に亘って同一に設定されたトレーラを使用し、そのメインレール上にコンテナの床面の中央部分を載置することが好ましい。
図7(a)には、図5の実施例のウイング式コンテナに板状貨物を収容し、これを図6のトレーラに積載したときの全体図を概略的に示す。また、図7(b)には、一般的なトレーラに積載する場合の全体図を比較例として示す。
図7(b)の一般的なトレーラでは、メインレールMRの上面がトラクタに連結される連結部において高くなっており、コンテナは、連結部の後部の、メインレールMR上面が低い部分に積載される。このため、積載可能なコンテナは、その全長が連結部の長さだけ短いものとなり、板状貨物Xの横方向寸法が図7(b)に示す寸法である場合、2個の貨物しか収容することができない。これに対し、図7(a)のトレーラは、メインレールMRの上面の高さが、トレーラの前部及び後部において同一で中間部分ではフォークポケット67を収容できるよう低下しているので、連結部を含めたトレーラ全長に相当する長さのウイング式コンテナを積載することができ、その結果、図7(b)に示す寸法の板状貨物Xであれば、3個の貨物を収容し輸送することが可能となる。コンテナを積載するメインレールMRの上面の地上高は、図7(b)のトレーラと比べて高くなるが、本発明のウイング式コンテナの床面は、両側部分が中央部分よりも低くなっているため、両側部分の床面をメインレールMRの上面よりも低い位置に設定して、コンテナ横断面の対角線の長さを増大することができる。
図8は、図7(b)のB−B断面、C−C断面及びD−D断面のそれぞれにおいて、コンテナ床部分とメインレールMRとの関係を概略的に示すものである。
B−B断面は、トレーラの前部であるトラクタとの連結部の横断面であり、D−D断面は、トレーラの後部の横断面である。B−B断面では、トラクタとの連結具が下方に配置される関係上、メインレールMRの上下方向の寸法は小さくなっているが、B−B断面及びD−D断面においては、メインレールMRの上面の高さは同一であって、ともにメインレールMR上に中央クロスビーム64が置かれ、また、床面の両側部分はメインレールMRの上面よりも低い個所に位置している。一方、C−C断面は、フォークポケット67をコンテナ底面に固着した中間部分の横断面であって、フォークポケット67の上面がメインビーム63の下端に当接しており、板状貨物の荷重は、メインビーム63及びフォークポケット67を介してメインレールMRに伝達されるよう構成されている。
以上詳述したように、本発明は、車両に積載されるウイング式コンテナにおいて、板状貨物を傾斜状態で支持する架台をコンテナ内に設けるとともに、コンテナの床面を、中央部分が高くその両側部分が低い形状として、架台を傾斜したときにその下部が床面の低い部分に入り込むよう構成することにより、寸法の大きい板状貨物を積載可能とするものである。上記の実施例では、トレーラに着脱自在に積載するコンテナについて説明したが、本発明のコンテナは、トラックに積載される着脱自在な荷台あるいはトラックに固定された荷台としても利用可能であることは言うまでもない。また、架台を傾斜するための油圧シリンダに代えて、送りねじ機構を有する回転式のアクチュエータを採用するなど、実施例に対し種々の変形が可能であることは明らかである。
本発明のウイング式コンテナと架台支持装置等の作動を示す概略図である。 本発明における、板状貨物を固定する架台を示す図である。 本発明の架台支持装置を示す図である。 本発明のウイング式コンテナの床構造を示す図である。 本発明のウイング式コンテナの実施例の全体図である。 図5のウイング式コンテナを積載するトレーラの全体図である。 トレーラに積載した本発明のウイング式コンテナの概略図である。 図7における各断面を示す概略図である。 従来の板状貨物の積載方法を示す概略図である。
符号の説明
1 ウイング
3 煽り板
4 架台
5 架台支持装置
54 油圧シリンダ
6 床構造
61 中央部分
62 両側部分
63 メインビーム
64 中央クロスビーム
65 両側クロスビーム
67 フォークポケット
X 板状貨物
P ヒンジピン(架台支持用)
MR メインレール(トレーラ)

Claims (6)

  1. コンテナの側面と屋根とが一体に構成された跳ね上げ式に開閉されるウイングを備え、車両に積載されるウイング式コンテナであって、
    コンテナの内部には、板状貨物を固定する架台と、前記架台を傾斜状態又は水平状態に変更可能に支持する架台支持装置とが設置されており、さらに、
    コンテナの床面は、横断面において、前後方向の全長に亘って中央部分が高くその両側部分が低いハット形の形状をなし、
    前記架台支持装置が前記床面の中央部分に設置されており、かつ、前記架台支持装置が前記架台を傾斜状態で支持するときは、前記架台の下部が前記床面の両側部分の一方に入り込むことを特徴とするウイング式コンテナ。
  2. 前記床面の中央部分の両側にはコンテナの前後方向の全長に亘って延びるメインビームが配置されるとともに、前記床面の中央部分の下方には前記メインビームの間を接続する複数の中央クロスビームが固着されており、前記中央クロスビームが、前記ウイング式コンテナを積載する車両の前後方向に延びるメインレール上に載置される請求項1に記載のウイング式コンテナ。
  3. 前記メインビームには、前記中央クロスビームと反対側に、前記床面の両側部分の下方に配置される複数の両側クロスビームがそれぞれ固着されており、前記両側クロスビームの強度及び剛性が、前記中央クロスビームよりも小さく設定されている請求項2に記載のウイング式コンテナ。
  4. コンテナの側面の下部には、下方に回動する煽り板を備えた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のウイング式コンテナ。
  5. コンテナの前後方向における中間部の底面には、横方向に延びる中空矩形断面形状のフォークポケットが固着された請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のウイング式コンテナ。
  6. 請求項5のウイング式コンテナを積載し、トラクタに牽引されるトレーラであって、
    前記トレーラは前後方向に全長に亘って延びるメインレールを備え、前記メインレールの上面の高さは、前部及び後部において同一の高さとなるとともに、中間部分において高さが低下して、コンテナの底面との間に前記フォークポケットの上下方向の寸法に相当する間隙を生じるよう設定されており、コンテナの前記床面の中央部分が前部及び後部の前記メインレール上に載置され、前記フォークポケットが中間部分の前記メインレール上に載置されるトレーラ。
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