JP5058120B2 - トランス - Google Patents
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Description
上記コイル対の軸線方向における一方側に配置され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第1磁性コアと、
上記コイル対の中心軸線に関して上記第1磁性コアの反対側に設けられ、該第1磁性コアとの間に所定の間隙が形成され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第2磁性コアと、
上記コイル対の軸線方向における他方側に配置され、上記第1磁性コアおよび上記第2磁性コアとの間で上記コイル対を軸線方向に挟む第3磁性コアと、
板状に形成されたベースプレートと、
を備え、上記第1磁性コアと上記第2磁性コアとが上記ベースプレートの主面に配置されるとともに、上記コイル対の軸線方向における、上記間隙の開口部を上記ベースプレートが塞ぐように構成されていることを特徴とするトランスにある(請求項1)。
本発明では、第1磁性コアおよび第2磁性コアが板状のベースプレート上に配置され、コイル対の軸線方向における、上記間隙の開口部をベースプレートが塞いでいる。そのため、第1と第2の磁性コアの間に設けた間隙から放射される電磁波ノイズをベースプレートにて遮蔽でき、これにより、トランスの周辺に設けられた制御基板等への電磁波ノイズ放射が低減でき、誤動作等を防止することが可能となる。
本発明(請求項1)において、上記ベースプレートは導電性材料から構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、電磁波ノイズを遮断しやすくなるとともに、ベースプレートをGNDにしてトランスの巻き線を接続することも可能になる。
この場合には、磁性コアの冷却効果を高めることができる。また、磁性コア放熱用の専用部品を別途設ける必要がなくなる。
この場合には、第1磁性コアおよび第2磁性コアと、ベースプレートとを容易に固定することが可能となる。つまり、実装時には間隙のばらつきは小さいので、上記凸部を間隙に嵌入した時のぐら付きは小さく、しっかりと固定できる。また、ベースプレートと磁性コアとの接触面積が大きくなるので、冷却効率も向上する。
本発明の実施例にかかるトランスにつき、図1〜図4を用いて説明する。図1はトランス1の断面図であり、図2はその分解斜視図である。図2は、図1と比較して上下を逆にして描いてある。
本例のトランス1は、図1、図2に示すごとく、一次コイル21と、一次コイル21に同心的に配置される二次コイル22とからなるコイル対2を備える。
そして、コイル対2の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第1磁性コア11が、コイル対2の軸線方向における一方側に配置されている。
また、第1磁性コア11との間に所定の間隙4が形成され、コイル対2の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第2磁性コア12が、コイル対2の中心軸線Aに関して第1磁性コア11の反対側に設けられている。
さらに、第1磁性コア11および第2磁性コア12との間でコイル対2を軸線方向に挟む第3磁性コア13が、コイル対2の軸線方向における他方側に配置されている。
また、板状に形成されたベースプレート3を備える。そして、第1磁性コア11と第2磁性コア12とがベースプレート3の主面30に配置されるとともに、コイル対2の軸線方向における、間隙4の開口部40をベースプレート3が塞ぐように構成されている。
また、第3磁性コア13は、第1磁性コア11に対応する第1部分13aと、第2磁性コア12に対応する第2部分13bと、間隙4に対応する第3部分13cとから構成されている。
第3磁性コア13は、板状の本体部13dと、該本体部13dの両端から第1磁性コア11、第2磁性コア12へ向けて突出する壁部13f,13gと、本体部13dの中央位置にて第1磁性コア11、第2磁性コア12へ向けて突出する柱部13eとを備える。
なお、壁部11cと壁部13fとを、僅かに隙間をおいて配置することもできる。この場合の隙間は、例えば間隙4よりも狭いものとされる。同様にして、柱部11dと柱部13e、柱部12dと柱部13e、壁部12cと壁部13gとを、僅かに隙間をおいて配置することもできる。
図2に示すごとく、第3磁性コア13の、壁部13fから柱部13eの右端までが上記第1部分13aを構成している。また、第3磁性コア13の、壁部13gから柱部13eの左端までが上記第2部分13bを構成している。さらに、間隙4に対向する部分(柱部13eの中央部分)が上記第3部分13cを構成している。
このように、トランス1内に2個のトランスT1,T2を構成することで、軽量化できるとともに、回路の簡略化、コイル長の短縮による損失低減、製造コストの低減等を達成できる。
なお、トランス1と制御回路7は、亜鉛メッキ鋼板等から構成されるケース71に収納されている。
また、第1巻線部W1と第4巻線部W4とは直列接続されて第1コイル対を構成し、第2巻線部W2と第5巻線部W5とは直列接続されて第2コイル対を構成している。そして、入力端子51,52間に直流電圧を印加し、第1コイル対(第1巻線部W1、第4巻線部W4)を通じて、主スイッチQ1と第2コイル対(第2巻線部W2、第5巻線部W5)との接続点に給電する回路となっている。スイッチQ1,Q2は、PWM制御等のパルス制御方式により制御される。
このようにすると、小型軽量化、スイッチング素子数低減、入力電流と出力電流のリプル成分の低減が可能になる。
また、図8のようにしてもよい。このトランス1は、第3磁性コア13の柱部13eおよび壁部13g、13fが無く、板状にされている。
本例のトランス1は、図1、図2に示すごとく、第1磁性コア11と第2磁性コア12とがベースプレート3上に配置され、間隙4の開口部40がベースプレート3によって塞がれている。
これにより、間隙4から放射される電磁波ノイズ(図11参照)をベースプレート3により遮蔽することができ、トランス1の周辺に存在する制御基板7(図4参照)やフィルタ回路等の誤動作を防止することができる。また、トランス1の周辺に存在するラジオ、例えばカーラジオ等にノイズが入ることを防止できる。
また、図1に示すごとく、間隙4の開口部40の反対側には第3磁性コア13の柱部13eが存在しているため、この柱部13eによって電磁波ノイズが遮蔽され、上方に放射されにくい構造になっている。
この場合には、電磁波ノイズを遮断しやすくなるとともに、ベースプレート3を2次側の負極としてトランス1の二次巻き線や平滑コンデンサを接続することも可能になる。
この場合には、磁性コア11〜13の冷却効果を高めることができる。また、放熱用の専用部品を別途設ける必要がなくなる。
本例は、図9に示すごとく、ベースプレート3の形状を変えた例である。図示するごとく、本例のトランス1は、第1磁性コア11と第2磁性コア12との間隙4に嵌入される凸部31がベースプレート3に形成されている。
その他、実施例1と同様の構成を有する。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
11 第1磁性コア
12 第2磁性コア
13 第3磁性コア
13a 第1部分
13b 第2部分
13c 第3部分
2 コイル対
21 一次コイル
22 二次コイル
3 ベースプレート
4 間隙
A (コイル対の)中心軸線
Claims (4)
- 一次コイルと、該一次コイルに同心的に配置される二次コイルとからなるコイル対を備えるトランスであって、
上記コイル対の軸線方向における一方側に配置され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第1磁性コアと、
上記コイル対の中心軸線に関して上記第1磁性コアの反対側に設けられ、該第1磁性コアとの間に所定の間隙が形成され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第2磁性コアと、
上記コイル対の軸線方向における他方側に配置され、上記第1磁性コアおよび上記第2磁性コアとの間で上記コイル対を軸線方向に挟む第3磁性コアと、
板状に形成されたベースプレートと、
を備え、上記第1磁性コアと上記第2磁性コアとが上記ベースプレートの主面に配置されるとともに、上記コイル対の軸線方向における、上記間隙の開口部を上記ベースプレートが塞ぐように構成されていることを特徴とするトランス。 - 請求項1において、上記ベースプレートは導電性材料から構成されていることを特徴とするトランス。
- 請求項1または請求項2において、上記ベースプレートは、上記間隙から放射される電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽部と、上記磁性コアから発生する熱を放熱する放熱板とを兼ねることを特徴とするトランス。
- 請求項1〜請求項3において、上記第1磁性コアと上記第2磁性コアとの上記間隙に嵌入される凸部が上記ベースプレートに形成されていることを特徴とするトランス。
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