JP5042575B2 - 感熱記録媒体 - Google Patents
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Description
しかしこの記録方式での大きな課題としてはサーマルヘッドから直接熱が伝え、加熱により記録するため、サーマルヘッドとの直接接触する記録媒体の表面層(一般的にはオーバー層或いは保護層と呼ばれている)に関する発明が多数されており、保護層の樹脂や滑剤、フィラー等の工夫による発明として様々なものが出されている。
また医療用の感熱記録媒体においては、診断用や参照用であるため、記録の対象は人体の内蔵とか骨のような構造情報又は形状情報が主体であり、認識される画像は、かつ元の形状情報が精確に映りだされることが重要であり、画像の純黒化、高階調性、また高光沢性に優れ、濃淡とかコントラスト等の点で優れたものが期待されるものである。
従って、感熱記録媒体中でも特に医療用途においては、従来のロイコ型感熱記録媒体に比し医療用の記録媒体においては、更に高階調性が求められるため、より高出力な記録が求められる。その際に記録媒体の最表面とサーマルヘッドの加熱時の離型機能、滑性機能は非常に重要な要求機能となってくる。
(2)「前記コア/シェル型エマルションがアクリルアミド系樹脂を含有するシェルとアクリル系樹脂を含有するコア部からなるコア/シェル型エマルションであり、前記架橋剤が少なくともアジリジン化合物を含有するものであることを特徴とする前記第(1)項に記載の感熱記録媒体」、
(3)「前記最上層の滑剤の少なくとも1種がステアリン酸亜鉛の微粒子であることを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載の感熱記録媒体」、
(4)「前記最上層に含まれる無機顔料及び滑剤が少なくとも水溶性樹脂及びまたはノニオン系面活性剤を用いて微粒子化した分散体であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(3)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(5)「前記ノニオン系面活性剤がエーテル型であることを特徴とする前記第(4)項に記載の感熱記録媒体」、
(6)「前記最上層に少なくとも融点50〜180℃で融点が異なる2種以上の粒子状滑剤を含有し、これらを混合したときの体積平均粒子径が0.01〜0.9μmであることを特徴とする前記第(1)項乃至第(5)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(7)「前記最上層のコア/シェル型エマルションの軟化点が180℃〜240℃であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(6)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(8)「前記最上層に少なくともスチレン−ブタジエンラテックスを最上層全体の5〜50wt%含有することを特徴とする前記第(1)項乃至第(7)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(9)「前記最上層と感熱記録層の間に少なくとも水溶性樹脂及びまたは水分散性樹脂を含む中間層を設けてなることを特徴とする前記第(1)項乃至第(8)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(10)「前記最上層と感熱記録層の間にアクリルアミド系樹脂であるシェルとアクリル系樹脂でからなるコアシェル型エマルションを架橋剤にて架橋せしめてなる樹脂成分を含む中間層を設けられ、該架橋剤がアジリジン化合物であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(9)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(11)「前記感熱記録層に含まれるロイコ染料粒子、顕色剤粒子の体積平均粒子径が0.3〜1.0μmであることを特徴とする前記第(1)項乃至第(10)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(12)「前記支持体の感熱記録層側のJIS−P−8142に基く表面光沢度が50{GS(75゜)}%以上であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(11)項の何れかに記載の感熱記録媒体」、
(13)「前記感熱記録媒体の感熱記録層の反対側の支持体上にバック層を設けたことを特徴とする前記第(1)項乃至第(12)項の何れかに記載の感熱記録媒体」により達成される。
また、本発明の(14)「前記第(1)項乃至第(13)項の何れかに記載の感熱記録媒体を、サーマルヘッドを搭載したプリンタで加熱発色させることを特徴とする記録方法」、
(15)「前記第(1)項乃至第(13)項の何れかに記載の感熱記録媒体を、パルス制御方式を用いて階調画像を発色させることを特徴とする記録方法」、
(16)「前記第(1)項乃至第(13)項の何れかに記載の感熱記録媒体を、電圧制御方式を用いて階調画像を発色させることを特徴とする記録方法」により達成される。
これらの要求品質を考慮すると、これらの感熱記録媒体の最表面層には滑剤に高い離型機能が求められてくる。
但し、一般的に感熱記録媒体の光沢性を持たせるためには、最表面を高い光沢性にする必要がある。そのため、最表面層においては製膜性のより樹脂を採用し、光沢性を低下させるフィラー、滑剤を出来る限り少なくすることが行われている。さらに光沢性と離型性、滑性を両立させるために最表面層は樹脂比率を多くし、中間層、感熱記録層等に滑剤やフィラーを多く添加する等の発明もされている。前述した通り、近年の医療用の記録におけるサーマルヘッドの高出力化に対してスティッキングのような1画像当りの出力に対しは効果を示すものあったが、実使用を考慮した連続記録による発熱体へのヘッドカスの固着を防止するには十分なものではなかった。
無機顔料に関しては平均粒子径0.005μm未満では十分な滑性或いは離型性また、吸油性等の必要な機能が十分でない。また0.5μmを超えると添加量を多くした場合光沢性が低下する問題がある。これらの無機顔料に関しては最上層に使用する樹脂1部に対し0.1〜5重量部、より好ましくは0.3〜2重量部程度添加することがよい。これらの無機顔料は体積平均粒径が0.005〜0.5μmに微細化したため、添加量を多くしても加熱前の光沢性を保つことができる。
但し、これらの無機顔料を多く添加した記録媒体をサーマルヘッドで加熱記録した場合、発色画像がやや白っぽくなり、医療画像に求められる純黒な画質が損なわれる問題が発生することがある。
滑剤に関しては上記の効果と共に公知のように離型効果によりカス付着防止、溶融時の滑性付与によるスティッキング防止機能があり、本発明における最表面層には微細な無機顔料の添加と共に必須な材料である。
具体的には高級脂肪酸及びその金属塩、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステル、モンタン酸ワックス、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、カルナバワックス、ライスワックス等の動物性、植物性、鉱物性又は石油系の各種ワックス類などが挙げられる。これらは1種あるいは、2種以上を併用してもよい。
これらの中では高級脂肪酸の金属塩が滑性機能離型効果が高く、スティッキング防止品質或いはカス付着防止効果が高い。更にはこれらの中でステアリン酸亜鉛が非常に効果が高く、良好な品質が得られることが確認されている。
また特に階調性が求められる医療用画像の記録においては、記録する画像によりサーマルヘッドからの様々な熱エネルギーに対応する必要があり、融点が異なる2種以上の滑剤微粒子を組み合わせて用いることでこれらに効果を発揮する。すなわち低印画率から高印画率の全ての画像に対し、滑剤を溶融することで、印画率に関わらずヘッドカス付着防止、スティッキング防止、及び高い画像の光沢性、画像の純黒化を達成することができる。
また融点が180℃を越えたものは、サーマルヘッドの加熱記録により、溶融し難いため、ヘッドカスの離型性の効果も少ないという問題がある。
滑剤の平均粒子径に関しては添加する滑剤粒子が2種以上の場合には、これらを混合した液での平均粒子径をあらわす。このため、数種の滑剤粒子の分散体が混合による凝集を起してしまうようなものはふさわしくない。
また、1種の滑剤のみでは発明の範囲より少々大きくても、数種の滑剤粒子の総量中の比率を下げることでもこれらの平均粒子径の範囲とすることも可能である。
これらの滑剤を水系媒体で微細化する際には、滑剤単体のみで微細化することは困難であり、公知の水溶性樹脂或いは界面活性剤と合わせて微細化することが好ましい。特に高級脂肪酸の金属塩や、高級脂肪酸アミド等は水との親和性が乏しく、更に柔らかいものが多く、微細化した際の液の安定化の問題が起こりやすい。
これらの問題に対し分散剤や乳化剤として界面活性剤を添加することが考えられる。
これらの界面活性剤の中で分散性、液の安定化のためにアニオン系の界面活性剤の使用が考えられ、特に効果が高く一般的に用いられるものとして、スルホン酸系やカルボン酸系の界面活性剤が分散性、駅安定性の点で優れており、他分野でも、分散体の微細化に対し、使用されることが比較的多い。
しかし、本発明の最上層の架橋剤として用いられるアジリジン系化合物に対しは、これらの界面活性剤が反応性を示すため、架橋剤を添加した後、経時の反応による液中で架橋反応が進むことで液が増粘したり、滑剤微粒子分散体が凝集することにより光沢性が低下する等の問題が発生する。
また、カチオン系界面活性剤に関してはサーマルヘッドへの腐食性や感熱記録体のかぶりの問題が起こることが従来から知られている。
そのため、本発明に使用する滑剤の分散体においては水溶性樹脂または或いはノニオン系の界面活性剤を使用することが好ましい。
更に特に微細化が困難であった高級脂肪酸の金属塩やアミド化合物に対してはエーテル型の界面活性剤が良好な効果を発揮し、更にはフェニルエーテル型の界面活性剤が所望の粒子径に微細化するのに適していた。
これらの界面活性剤に関しては濡れ性や分散性、抑泡性、消泡性を考慮し、1種或いは2種以上の界面活性剤を併用して用いてもよい。また、微細化した際の微粒子の分散安定性を考慮し水溶性樹脂或を合わせて使用してもよく、これらの水溶性樹脂としては公知の様々な樹脂が使用できる。
本発明で用いる顔料は、平均粒径を0.005〜0.5μmにすることが必要であり、また表面光沢性を必要とすることから、吸油量が100cc/100g以下かつ比表面積が100m2/g以上のものが好ましく、水酸化アルミニウムやカオリン、炭酸カルシウム等が微細化しやすく、また表面の光沢性に優れている。
つまり、材質、特性の違うコア/シェル構造の材料を用いることで、高製膜性、高耐熱性と柔軟性、耐水性と耐溶剤性という、一般的に背反した要求を同時に達成することができた。
これらのコアシェル型エマルションの軟化点は160℃〜260℃程度がよい。
軟化点が260℃を越えると、膜自体が硬くなりやすく取り扱い時の折り曲げや、プリンタの搬送パスでのでの曲げに対し、膜がひび割れやすい、またはカールしやすいという問題がある。この問題は特に低湿環境下で発生しやすい。
また軟化点が160℃未満であると、サーマルヘッドでの加熱記録時に表面が爛れる或いはヘッドカスとなりやすく、画像に尾引き現象が発生しやすい。
アジリジン化合物の官能基数は2以上がよく、好ましくは3以上がよい。官能基数を多くすることで架橋密度を上げることができ、良好なバリヤー性能を持つことで耐水、耐溶剤性能を向上することができる。
架橋剤量は樹脂1重量部に対して0.01重量部〜1重量部がよく、より好ましくは0.05部〜0.5重量部である。架橋剤が0.01重量部未満では架橋反応が十分でないため、加熱記録時のサーマルヘッドの熱により、樹脂膜が焼けただれたり、サーマルヘッドの発熱体上に固着してしまったりする問題が発生する。
また架橋剤が1重量部を越えると過剰な架橋剤量となるため、未架橋物や水分による自己架橋物が多くなり、加熱記録時にヘッドカスとなりやすく、画像に尾引き現象が発生しやすい。
具体的な手段としては隣接する下層として感熱記録層である場合は、感熱記録層に含有する無色又は淡色のロイコ染料及び該ロイコ染料を加熱発色せしめる顕色剤や、更には顔料や添加剤等の粒子の体積平均粒子径を0.3〜1.0μmとすることでこれらの光沢性を達成できる。または感熱記録層に含まれる樹脂バインダーの比率を感熱記録層の30〜80重量部とし、平滑性を持たせることでも達成できる。
これらの中間層を設ける場合、高光沢性を達成するために水溶性樹脂及びまたは水分散性樹脂が主体であることが好ましい。更に水、溶剤に対するバリヤー機能を持たせるために架橋剤との併用が望ましい。
更に効果を持たせるためには最上層で使用されるアクリルアミド系樹脂であるシェルとアクリル系樹脂であるコア部からなるコアシェル型エマルションと架橋剤としアジリジン化合物を含有することが望ましい。
本発明で用いられる顕色剤としては、前記ロイコ染料に対して加熱時に反応してこれを発色させる種々の電子受容性物資が適用され、その具体例を示すと、以下に示すようなフェノール性物質、有機または無機酸性物質あるいはそれらエステルや塩などが挙げられる。
そのため、感熱記録材料に対して必要な第二の条件として、一般式(3)で表されるロイコ染料に加えて、ロイコ染料として赤発色染料及び/又は橙発色染料さらに近赤外発色染料を、それぞれ1種以上混合して用いる必要がある。
本発明における該一般式(3)で表される黒発色ロイコ染料と混合して使用される赤又は橙染料の例としては、以下に示すものが挙げられる。ローダミン−Bオルトクロロアニリノラクタム、3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4’−ニトロ)アニリノラクタム、1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフルオラン、1,3−ジメチル−6−ジブチルアミノフルオラン、2−クロロ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−クロロ−6−ジエチルアミノフルオラン、3−クロロ−6−N−シクロヘキシルアミノフルオラン、6−ジエチルアミノベンゾ[α]フルオラン、6−(N−エチル−N−イソペンチルアミノ)ベンゾ[α]フルオラン、3,3−ビス(1−n−ブチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−n−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、スピロ{クロメノ[2,3C]ピラゾール−4(H)−1’−フタラン}−7−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−3−メチル−1−フェニル−3’−オン等。
ポリビニルアルコール、澱粉及びその誘導体、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸三元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重合体のエマルジョンやスチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合体等のラテックス等。
またこれらと界面活性剤、架橋剤や補助剤の併用もできる。上記の結着剤と反応する架橋剤と併用することで支持体との接着性が優れ、また耐水性、耐溶剤性が向上する。
架橋剤は慣用の様々なものが使用できる。
また一般的にスーパーカレンダー等を用いて感熱記録媒体を平滑化することにより、光沢性や高感度化の品質を向上する手段が用いられているが、前述のようなJIS−P−8142に基く表面光沢度が50{GS(75゜)}%以上の支持体を用いることで、これらの工程を省き、簡略化できるという効果ももたらすことができる。
また医療分野での用途に関しては、取り扱い性等から50μm〜250μm程度のポリプロピレン主体の合成紙が使いやすい。
バック層には帯電防止機能、カール防止機能、重ねによる密着防止等の機能を設けることができる。
この程度の導電性を持たせられる帯電防止剤として、大きく分けると界面活性剤を用いるものと、導電性金属酸化物を用いるもの、導電性ポリマーを用いるものに分けられる。まず、前者の界面活性剤を用いるものは現在の帯電防止剤の大半を占めている。これら界面活性剤はアニオン系、カチオン系、ノニオン系、両性の4種類に分けられるが、帯電防止剤としてはカチオン系、あるいは両性の界面活性剤が制電性、耐久性の点で優れている。これらの界面活性剤タイプのものは比較的安価であり、種類も豊富でまた性能的にも良いものがあるが、界面活性剤自体の水分の吸着によって導電性を実現しているものが多いため、湿度の影響を受けやすく、低湿下での制電性は低下する傾向にある。
また微粉末はなるべく細かいほうがよく、細かいほど優れた透明性及び帯電防止効果を示す。本発明では帯電防止剤の平均粒径を0.2μm以下とすることで優れた透明性を実現している。
帯電防止剤は密着防止層の1重量部中の0.05〜0.9重量部程度がよく、好ましくは0.1〜0.5重量部がよい。0.05部より少ない場合は、十分な帯電防止機能を待たない。また0.9重量部より多い場合、支持体と接着させる機能が十分でない場合がある。
これらのバック層のバインダーとしてはTgが80℃以上のものが好ましく、感熱記録側にカールしやすい場合に非常に有効である。
[実施例1]
下記組成物をボールミルで体積平均粒径0.8μm以下になるまで粉砕、分散し、顕色剤分散液を作成した。
(1)感熱記録層塗布液の調整
〔A液〕染料分散液の調整
・2−アリニノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラン 20部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部
・水 60部
〔B液〕顕色剤分散液
・4−ヒドロキシ 4‘−イソプロポキシジフェニルスルホン 12部
・シリカ 4部
・ステアリン酸アミド 4部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部
・水 60部
〔C液〕記録層液
・A液 12.5部
・B液 62.5部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 25部
上記の配合からなる各配合物を、それぞれ、平均粒径が1.5μm以下となるように磁性ボールミルで粉砕して、〔A液〕および〔B液〕を調製した。次に〔A液〕を12.5部、〔B液〕を62.5部、変性ポリビニルアルコール(クラレKポリマー KL−318 固形分10%)を25部、を混合攪拌し、感熱記録層液〔C液〕を調整した。
記録層塗布液[C液]を、厚さ170μmの合成紙上(Nanya製 PX170 表面光沢度60%)にワイヤーバーを用いて塗工し、70℃の温度に保持したドライヤーを3分間通して乾燥して厚さ8.5g/m2の感熱記録層A(表面光沢度25%)を形成した。
〔液〕最上層液(H液)
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 30部
・D液ステアリン酸アミド分散液(体積平均粒子径0.7μm) 6部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 30部
・水 63部
・ポリアミドエピクロルヒドリン化合物(星光PMC社製 紙力剤WS-525 固形分25%) 8部
下記組成物をボールミルで体積平均粒径0.8μm以下になるまで粉砕、分散し、顕色剤分散液を作成した。
(1)感熱記録層塗布液の調整
〔A液〕染料分散液の調整
・2−アリニノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラン 20部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部
・水 60部
〔B液〕顕色剤分散液
・4−ヒドロキシ 4‘−イソプロポキシジフェニルスルホン 12部
・シリカ 4部
・ステアリン酸アミド 4部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部
・水 60部
〔C液〕記録層液
・A液 12.5部
・B液 62.5部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 25部
上記の配合からなる各配合物を、それぞれ、平均粒径が1.5μm以下となるように磁性ボールミルで粉砕して、〔A液〕および〔B液〕を調製した。次に〔A液〕を12.5部、〔B液〕を62.5部、変性ポリビニルアルコール(クラレKポリマー KL−318 固形分10%)を25部、を混合攪拌し、感熱記録層液〔C液〕を調整した。
記録層塗布液[C液]を、厚さ170μmの合成紙上(Nanya製 PX170 表面光沢度60%)にワイヤーバーを用いて塗工し、70℃の温度に保持したドライヤーを3分間通して乾燥して厚さ8.5g/m2の感熱記録層A(表面光沢度25%)を形成した。
〔D液〕滑剤分散液の調整
・ステアリン酸アミド 20部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部
・水 60部
〔E液〕フィラー分散液
・炭酸カルシウム(Brt15) 20部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 20部
・水 60部
〔F液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 40部
・D液ステアリン酸アミド分散液(体積平均粒子径1.2μm) 2部
・E液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 12部
・水 56部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ−33日本触媒製) 2部
上記の配合からなる各配合物を、それぞれ、に磁性ボールミルで粉砕して、体積平均粒子径1.2μmの〔D液〕、及び体積平均粒子径0.2μmの〔E液〕を調製し、調合、攪拌して、最上層F液を調合した。更に記録層Aの上にワイヤーバーを用いて塗工し、70℃の温度に保持したドライヤーを3分間通して乾燥して3g/m2の最上層を形成し、比較例1サンプルを作成した。
粒径は、堀場製作所社製レーザー回折式粒径測定装置LA−920により測定した。
〔G液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 30部
・D液ステアリン酸アミド分散液(体積平均粒子径1.2μm) 6部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 30部
・水 63部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 2部
最上層をG液とする以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、比較例2サンプルを作成した。
最上層の滑剤分散液のD液を体積平均粒子径0.7μmとしたH液を使い、最上層液II液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例2サンプルを作成した。
〔II液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 30部
・H液ステアリン酸アミド分散液(体積平均粒子径0.7μm) 6部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 30部
・水 63部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 2部
〔J液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 30部
・ステアリン酸亜鉛エマルション液
(体積平均粒子径0.9μm 中京油脂製F-930 固形分40%) 3部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 30部
・水 66部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 2部
最上層をJ液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例3サンプルを作成した。
〔K液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 30部
・ステアリン酸亜鉛エマルション液
(体積平均粒子径0.2μm 中京油脂製K-994 固形分20%) 7部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 30部
・水 66部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 2部
最上層を体積平均粒子径0.2μmのステアリン酸亜鉛エマルション(中京油脂製K-994 20%液、分散剤アニオン系アルキルベンゼンスルホン酸の金属塩)液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例4サンプルを作成した。
〔L液〕滑剤分散液の調整
・ステアリン酸亜鉛 10部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 10部
・アセチレンジオール系界面活性剤(ノニオン系) 2部
・水 78部
〔M液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 30部
・L液ステアリン酸亜鉛分散液
(体積平均粒子径0.6μm 固形分20%) 12部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 30部
・水 59部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 2部
上記の配合からなる各配合物を、それぞれ、に磁性ボールミルで粉砕して、体積平均粒子径0.7μmの〔L液〕を調製し、調合、攪拌して、最上層M液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例5サンプルを作成した。
〔N液〕滑剤分散液の調整
・ステアリン酸亜鉛 ・ 10部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 10部
・フェニルエーテル型界面活性剤(第一工業製薬製ノイゲンEA−87) 2部
・水 78部
〔O液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 30部
・N液ステアリン酸亜鉛分散液
(体積平均粒子径0.5μm 固形分20%) 12部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 30部
・水 59部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 2部
上記の配合からなる各配合物を、それぞれ、に磁性ボールミルで粉砕して、体積平均粒子径0.5μmの〔N液〕を調製し、調合、攪拌して、最上層O液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例6サンプルを作成した。
〔P液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB1000 20%液) 20部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 20部
・ステアリン酸亜鉛エマルション分散液 1部
(中京油脂製 F-930 固形分40%)
・カルナバワックスエマルション分散液 2部
(中京油脂製 セゾール524 固形分40%)
・ポリエチレンワックスエマルション 4部
(中京油脂製 L-787 固形分30%)
・水 59部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 1部
ステアリン酸亜鉛エマルション分散液(F-930)1部とカルナバワックスエマルション分散液(セゾール524)2部とポリエチレンワックスエマルション(L-787)4部を混合し、堀場製作所社製レーザー回折式粒径測定装置LA−920により測定した体積平均粒径は0.3μmであった。
最上層P液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例7サンプルを作成した。
〔Q液〕最上層液
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB2000 20%液) 20部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 20部
・ステアリン酸亜鉛エマルション分散液 1部
・(中京油脂製 F-930 固形分40%)
・カルナバワックスエマルション分散液 2部
(中京油脂製 セゾール524 固形分40%)
・ポリエチレンワックスエマルション 4部
(中京油脂製L-787 固形分30%)
・水 59部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 1部
最上層液をQ液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例8サンプルを作成した。
〔R液〕最上層液
・スチレン−ブタジエンラテックスエマルション
(エイ&ディー製PA−9159 47.5%) 2部
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB2000 20%液) 20部
・F液炭酸カルシウム分散液体積平均粒子径0.2μm) 20部
・ステアリン酸亜鉛エマルション分散液 1部
(中京油脂製 F-930 固形分40%)
・カルナバワックスエマルション分散液 2部
(中京油脂製 セゾール524 固形分40%)
・ポリエチレンワックスエマルション 4部
(中京油脂製 L-787 固形分30%)
・水 59部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 1部
最上層R液とした以外は、全て実施例1と同様に、記録層、最上層を形成し、実施例9サンプルを作成した。
〔S液〕記録層液
・A液 10部
・B液 50部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 40部
記録層塗布液[S液]を、厚さ170μmの合成紙上(Nanya製 PX170)にワイヤーバーを用いて塗工し、70℃の温度に保持したドライヤーを3分間通して乾燥して厚さ10g/m2の感熱記録層B(表面光沢度35%)を形成した。以外は全て実施例8と同様に最上層を形成し、実施例10を作成した。
〔T液〕中間層液1
・水 12部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 100部
・ポリアミドエピクロルヒドリン(紙力剤WS-525 25%) 8部
中間層T液を、感熱記録層Aの上にワイヤーバーを用いて塗工し、70℃の温度に保持したドライヤーを3分間通して乾燥して厚さ3g/m2とした製膜し、更にその上に最上層R液を形成し、実施例11サンプルを作成した。
〔U液〕中間層液2
・水 70部
・コア/シェル樹脂(三井化学製 バリアスターB2000 20%液) 120部
・アジリジン化合物(ケミタイトPZ-33日本触媒製) 5部
中間層U液を、感熱記録層Aの上にワイヤーバーを用いて塗工し、70℃の温度に保持したドライヤーを3分間通して乾燥して厚さ3g/m2を製膜し、更にその上に最上層R液を形成し、実施例12サンプルを作成した。
支持体をFPG200(ユポ製PPフィルム200μm 表面光沢度11%)を使用した以外は、実施例12と同様にして実施例13サンプルを作成した。
〔V液〕バック層
・水 45部
・ポリビニルアルコールの10%水溶液 40部
・シリカ(水沢化学製 P527) 1部
・帯電防止剤(ケミタットKM-7005) 10部
・ポリアミドエピクロルヒドリン (紙力剤WS-525 25%) 4部
実施例11サンプルの反対側にV液を塗工、乾燥し、4g/m2バック層として、実施例14サンプルを作成した。
また、以上のようにして作製した実施例及び比較例の感熱記録材料に対し、
1.表面光沢度
2.ヘッドカス
3.スティッキング
4.ひび割れ
5.耐水性
6.耐溶剤性
7.液のポットライフ
8.フィルムの搬送性
について評価した。
日本電色工業製 光沢度計 Model 1001DP 75°で測定。
値が高いほど光沢性が高い。
2.ヘッドカス
解像度300dpiの階調ヘッドを搭載したエネルギー可変、horizon(コドニクス社製)にて、幅方向で半分が印画率100%、残りの半分を印画率0%のパターンを作成し、A4サイズで連続50枚印画した、印画率40〜80%程度のハーフトーンを試験前後に印画して、画像への影響を目視で判定。
○:前後のハーフトーン画像に全く変化なし。
△:連続印画後、印画率100%部の濃度が濃くみえる。
×:連続印画後、印画率100%部の画像が薄くなり、キズがついている。
3.スティッキング
解像度300dpiの階調ヘッドを搭載したエネルギー可変、horizon(コドニクス社製)にて、流れ方向に階調を印画するパターンで印画して、画像への影響を目視で判定。
○:スティック発生なし。
△:スティックラインが見えるが、印画長さは問題ない。
×:スティックラインがはっきりと見え、画像長さも短い。
4.ひび割れ
サンプルを幅50mm、長さ100mmにカットし、10℃30%Rhの環境に3h以上保管した後、Φ20mmのロールに、感熱層を外側に巻きつけ、戻した後、表面のひび割れを目視で評価。
○:ひび割れ発生しない。
△:数箇所ひび割れが発生する。
×:巻きつけた全面にひび割れが発生する。
5.耐水性
サンプルの表面にスポイトで水を1滴たらし、1min後にガーゼで強く拭取った後に、拭取り跡を目視で評価。
〇:全く跡がつかない。
△:やや跡が見える。
×:完全に膜がはがれている。
6.耐アルコール性
サンプルの表面にスポイトで70%IPA液水を1滴たらし、1min後にガーゼで強く拭取った後に、拭取り跡を目視で評価。
〇:全く跡がつかない。
△:やや発色跡が見える。
×:完全に発色する。
××:完全に膜がはがれている
7.塗工液のポットライフ
最上層の液を架橋剤添加後の初期と5h後の液性を比較した。
〇:変わらない。
△:やや増粘がみられる。
×:液が殆ど動かない。
8.フィルム搬送性
サンプルをA4サイズにカットし2枚重ねて、horizon(コドニクス社製)にて、テストパターンを1枚印画後の重送を評価。
○:問題なく搬送。
△:印画の途中まで下の一枚が動いている。
×:完全に2枚重送し、印画される。または途中で搬送エラーとなる。
評価結果を表1に示す。
Claims (13)
- 支持体上に結着剤としてのバインダー樹脂と、無色又は淡色のロイコ染料及び該ロイコ染料を加熱発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱記録層と最上層を設けてなる感熱記録媒体において、最上層中に少なくともアクリルアミド系樹脂を含有するシェルとアクリル系樹脂を含有するコア部からなるコア/シェル型エマルションを架橋剤にて架橋せしめてなる樹脂成分を含有し、更に体積平均粒径が0.005〜0.5μmである無機顔料及び体積平均粒径が0.01〜0.9μmである滑剤を含有し、前記滑剤がエーテル型ノニオン系面活性剤を用いて微粒子化した分散体であり、前記架橋剤が少なくともアジリジン化合物を含有するものであることを特徴とする感熱記録媒体。
- 前記最上層の滑剤の少なくとも1種がステアリン酸亜鉛の微粒子であることを特徴とする請求項1に記載の感熱記録媒体。
- 前記最上層に少なくとも融点50〜180℃で融点が異なる2種以上の粒子状滑剤を含有し、これらを混合したときの体積平均粒子径が0.01〜0.9μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の感熱記録媒体。
- 前記最上層のコア/シェル型エマルションの軟化点が180℃〜240℃であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の感熱記録媒体。
- 前記最上層に少なくともスチレン−ブタジエンラテックスを最上層全体の5〜50wt%含有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の感熱記録媒体。
- 前記最上層と感熱記録層の間に少なくとも水溶性樹脂及びまたは水分散性樹脂を含む中間層を設けてなることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の感熱記録媒体。
- 前記最上層と感熱記録層の間にアクリルアミド系樹脂であるシェルとアクリル系樹脂でからなるコアシェル型エマルションを架橋剤にて架橋せしめてなる樹脂成分を含む中間層を設けられ、該架橋剤がアジリジン化合物であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の感熱記録媒体。
- 前記感熱記録層に含まれるロイコ染料粒子、顕色剤粒子の体積平均粒子径が0.3〜1.0μmであることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の感熱記録媒体。
- 前記支持体の感熱記録層側のJIS−P−8142に基く表面光沢度が50{GS(75゜)}%以上であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の感熱記録媒体。
- 前記感熱記録媒体の感熱記録層の反対側の支持体上にバック層を設けたことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の感熱記録媒体。
- 請求項1乃至10の何れかに記載の感熱記録媒体を、サーマルヘッドを搭載したプリンタで加熱発色させることを特徴とする記録方法。
- 請求項1乃至10の何れかに記載の感熱記録媒体を、パルス制御方式を用いて階調画像を発色させることを特徴とする記録方法。
- 請求項1乃至10の何れかに記載の感熱記録媒体を、電圧制御方式を用いて階調画像を発色させることを特徴とする記録方法。
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