JP5037404B2 - トルクコンバータのロックアップダンパ機構 - Google Patents
トルクコンバータのロックアップダンパ機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5037404B2 JP5037404B2 JP2008088831A JP2008088831A JP5037404B2 JP 5037404 B2 JP5037404 B2 JP 5037404B2 JP 2008088831 A JP2008088831 A JP 2008088831A JP 2008088831 A JP2008088831 A JP 2008088831A JP 5037404 B2 JP5037404 B2 JP 5037404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input side
- output
- piston
- side member
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 56
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 28
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 70
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 11
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 8
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000026058 directional locomotion Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
本発明に係る別のトルクコンバータのロックアップダンパ機構は、エンジンの回転が伝達されるフロントカバーに接離するピストンと出力軸に固定されたタービンランナとの間に設けられてピストン側からタービンランナ側に回転変動を吸収しながらトルクを伝達するトルクコンバータのロックアップダンパ機構であって、前記ピストンに連結された入力側部材と、前記タービンランナに連結された出力側部材と、入力側部材及び出力側部材の間に配置されるとともに入力側部材及び出力側部材に対して相対的に回転可能に設けられた中間部材と、入力側部材の回転方向に沿って配置されるとともに入力側部材及び出力側部材を中間部材を介して弾性的に連結する複数の弾性部材とを備え、前記中間部材は、前記入力部材及び前記出力部材の間に直接組み付けられて保持されているとともに前記弾性部材を保持する保持部材を備えており、前記中間部材と前記保持部材との間に前記出力部材が挟持されて前記中間部材の前記出力軸の軸方向の移動が規制されており、前記弾性部材は、前記各部材のいずれか1つの部材と前記ピストンとの間に挟持されていることを特徴とする。さらに、回転方向に沿って形成されたガイド部及び当該ガイド部によって回転方向に移動するように案内される突起部のいずれか一方を前記中間部材に設けるとともに他方を前記入力部材又は前記出力部材に設けることで前記中間部材の回転面における径方向の移動が規制されていることを特徴とする。
さらに、上記のトルクコンバータのロックアップダンパ機構において、前記弾性部材は、前記入力側部材の回転方向に沿って配置されて前記入力側部材と前記中間部材との間を弾性的に連結する第一弾性部材と、前記出力側部材の回転方向に沿って配置されて前記出力側部材と前記中間部材との間を弾性的に連結する第二弾性部材とを備え、前記入力側部材及び前記出力側部材が相対的にずれながら回転して前記第一及び第二弾性部材が圧縮変形し前記入力側部材又は前記出力側部材と前記中間部材とが当接した状態となることで回転変動を吸収する弾性部材が段階的に切り換わるように設定されていることを特徴とする。さらに、前記第一又は第二弾性部材に並列して配置された補助弾性部材を回転方向に移動可能に設けていることを特徴とする。
(K1×K2)/(K1+K2)
となる。したがって、グラフに示すようにトルクの増大に伴って回転角度が大きく変化するようになる。そして、同じ捩れ角で設定しても捩れ剛性を低く設定できるため、回転変動が大きい場合でもコイルスプリングに吸収されて回転変動の伝達を抑えることができる。
(K1×K2)/(K1+K2)
となる。したがって、グラフに示すようにトルクの増大に伴って回転角度が大きく変化するようになる。
θa=θ1×K1/(K1+K2)
θb=θ2−θa
θc=θ3−θa
θd=θ4×K1/(K1+K2)
θe=θ5−θd
θf=θ6−θd
(K4×K5)/(K4+K5)
となる。したがって、グラフに示すようにトルクの増大に伴って回転角度が大きく変化するようになる。そして、同じ捩れ角で設定しても捩れ剛性を低く設定できるため、回転変動が大きい場合でもコイルスプリングに吸収されて回転変動の伝達を抑えることができる。
(K4×K5)/(K4+K5)
となる。したがって、グラフに示すようにトルクの増大に伴って回転角度が大きく変化するようになる。
θg=θ7×K4/(K4+K5)
θh=θh1+θh2=θ8−θg=θ11−θj
θi=θ9−θg
θj=θ10×K4/(K4+K5)
θe=θ12−θj
10 ピストン
11 入力側プレート
12 出力側プレート
13 中間プレート
14 コイルスプリング
15 コイルスプリング
16 リベット
17 コイルスプリング
18 リベット
20 ピストン
21 入力側プレート
22 出力側プレート
23 中間プレート
24 保持プレート
25 リベット
26 コイルスプリング
27 リベット
28 コイルスプリング
29 リベット
Claims (6)
- エンジンの回転が伝達されるフロントカバーに接離するピストンと出力軸に固定されたタービンランナとの間に設けられてピストン側からタービンランナ側に回転変動を吸収しながらトルクを伝達するトルクコンバータのロックアップダンパ機構であって、
前記ピストンに連結された入力側部材と、前記タービンランナに連結された出力側部材と、入力側部材及び出力側部材の間に配置されるとともに入力側部材及び出力側部材に対して相対的に回転可能に設けられた中間部材と、入力側部材の回転方向に沿って配置されるとともに入力側部材及び出力側部材を中間部材を介して弾性的に連結する複数の弾性部材とを備え、
前記中間部材は、前記入力部材及び前記出力部材の間に直接組み付けられて保持されており、前記弾性部材は、前記各部材のいずれか1つの部材と前記ピストンとの間に挟持されており、回転方向に沿って形成されたガイド部及び当該ガイド部によって回転方向に移動するように案内される突起部のいずれか一方を前記中間部材に設けるとともに他方を前記入力部材又は前記出力部材に設けることで前記中間部材の回転面における径方向の移動が規制されていることを特徴とするトルクコンバータのロックアップダンパ機構。 - 前記中間部材は、前記入力部材及び前記出力部材の間に挟持されて前記出力軸の軸方向の移動を規制されていることを特徴とする請求項1に記載のロックアップダンパ機構。
- エンジンの回転が伝達されるフロントカバーに接離するピストンと出力軸に固定されたタービンランナとの間に設けられてピストン側からタービンランナ側に回転変動を吸収しながらトルクを伝達するトルクコンバータのロックアップダンパ機構であって、
前記ピストンに連結された入力側部材と、前記タービンランナに連結された出力側部材と、入力側部材及び出力側部材の間に配置されるとともに入力側部材及び出力側部材に対して相対的に回転可能に設けられた中間部材と、入力側部材の回転方向に沿って配置されるとともに入力側部材及び出力側部材を中間部材を介して弾性的に連結する複数の弾性部材とを備え、
前記中間部材は、前記入力部材及び前記出力部材の間に直接組み付けられて保持されているとともに前記弾性部材を保持する保持部材を備えており、前記中間部材と前記保持部材との間に前記出力部材が挟持されて前記中間部材の前記出力軸の軸方向の移動が規制されており、前記弾性部材は、前記各部材のいずれか1つの部材と前記ピストンとの間に挟持されていることを特徴とするトルクコンバータのロックアップダンパ機構。 - 回転方向に沿って形成されたガイド部及び当該ガイド部によって回転方向に移動するように案内される突起部のいずれか一方を前記中間部材に設けるとともに他方を前記入力部材又は前記出力部材に設けることで前記中間部材の回転面における径方向の移動が規制されていることを特徴とする請求項3に記載のロックアップダンパ機構。
- 前記弾性部材は、前記入力側部材の回転方向に沿って配置されて前記入力側部材と前記中間部材との間を弾性的に連結する第一弾性部材と、前記出力側部材の回転方向に沿って配置されて前記出力側部材と前記中間部材との間を弾性的に連結する第二弾性部材とを備え、前記入力側部材及び前記出力側部材が相対的にずれながら回転して前記第一及び第二弾性部材が圧縮変形し前記入力側部材又は前記出力側部材と前記中間部材とが当接した状態となることで回転変動を吸収する弾性部材が段階的に切り換わるように設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のロックアップダンパ機構。
- 前記第一又は第二弾性部材に並列して配置された補助弾性部材を回転方向に移動可能に設けていることを特徴とする請求項5に記載のロックアップダンパ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008088831A JP5037404B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | トルクコンバータのロックアップダンパ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008088831A JP5037404B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | トルクコンバータのロックアップダンパ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009243532A JP2009243532A (ja) | 2009-10-22 |
JP5037404B2 true JP5037404B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=41305684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008088831A Active JP5037404B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | トルクコンバータのロックアップダンパ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5037404B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4949503B2 (ja) * | 2010-06-04 | 2012-06-13 | 株式会社エクセディ | トルクコンバータ用のロックアップ装置 |
DE112011103759T5 (de) * | 2010-11-11 | 2013-11-14 | Exedy Corporation | Wandlersperrenvorrichtung für eine Fluidkupplung |
JP4930867B1 (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-16 | 株式会社エクセディ | トルクコンバータ用ロックアップ装置 |
EP2797172A4 (en) * | 2011-12-22 | 2015-07-15 | J S T Mfg Co Ltd | FORCE INSERT TERMINAL, CONNECTOR AND FORCE INSERTION CONNECTOR CONTINUOUS BODY USING THE SAME, AND CONTINUOUS FORCE INSERTION CONNECTOR CONTINUOUS BODY |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5973662A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-25 | Daikin Mfg Co Ltd | トルクコンバ−タの直結クラツチ |
JPH08312751A (ja) * | 1995-05-23 | 1996-11-26 | Toyota Motor Corp | 直結クラッチのダンパ装置 |
JP4748588B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2011-08-17 | アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社 | トルクコンバータのロックアップダンパ装置 |
-
2008
- 2008-03-28 JP JP2008088831A patent/JP5037404B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009243532A (ja) | 2009-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5639204B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップ装置 | |
KR101346055B1 (ko) | 토크 컨버터의 동력 전달 장치 | |
US8720658B2 (en) | Starting device and damper device for use therein | |
JP5418531B2 (ja) | ダンパ装置 | |
CN107202147B (zh) | 减振装置 | |
JP5392417B2 (ja) | 発進装置 | |
JP5081611B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ装置 | |
WO2011070888A1 (ja) | トルクコンバータ用ロックアップ装置 | |
JP2011047442A (ja) | トルクコンバータ用ロックアップ装置 | |
JP2008208855A (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ装置 | |
JP5037404B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ機構 | |
JP4395343B2 (ja) | ロックアップ装置のダンパー機構 | |
JP2008144933A (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ装置 | |
JP5006063B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ機構 | |
JP4956496B2 (ja) | 捩り振動低減装置 | |
JP2007192360A (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ装置 | |
JP2004270808A (ja) | ダンパ装置および流体伝動装置 | |
JP4648663B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ装置 | |
JP2006118534A (ja) | ダンパーディスク組立体 | |
JP7199824B2 (ja) | トルクコンバータ振動吸収装置 | |
JP5419015B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP4384877B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップダンパ装置 | |
JP6297252B2 (ja) | トルクコンバータのロックアップ装置 | |
JP5340873B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP2855979B2 (ja) | ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120703 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120704 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5037404 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |