JP5036048B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、この方法を用いて複数本のヒータを同時に点灯させる時、デューティ制御で点灯させて定着の消費電力を押さえる方法(例えば、特許文献2を参照)、さらに定着ローラの温度を均一にする方法(例えば、特許文献3を参照)が提案されている。これらは、いずれも複数本のヒータを点灯したときの消費電力を低減させる方法のみであり、実使用上で各モードにおける定着装置許容電力が違う場合(例えば、特許文献4、5を参照)においては、常にヒータはデューティ制御して変化している状況において対応できない。また、左記状態では電力による定着性維持により生産性が決まってくる装置において対応しきれない。例えば、端部ヒータが設定温度を越えて、中央が設定温度以下などの場合に中央ヒータをフル点灯させても定着許容電力以下のヒータW(ワット)数などの場合は電力をロスするし、この場合は端部ヒータが消えた状態の時に端部から中央に定着ローラ内で伝達する熱も停止するため、中央が温度追従しない場合が発生する。逆に中央ヒータがフル点灯した時に定着装置許容電力と同じであれば、定着装置許容電力が下がるモードの時に効率を上げて点灯できなくなる。
本発明の定着装置は、定着ローラとこれに圧接して回転する加圧ローラと、前記定着ローラとベルトを掛け渡される加熱ローラとを有する定着装置において、前記加熱ローラ内に中央発熱源と端部発熱源とからなる加熱発熱源を内蔵し、前記中央発熱源は通紙領域に対して、中央部の配光が高いハロゲンヒータであり、その領域の前記加熱ローラの温度を中央温度検知にて検知し、検知した温度と中央設定温度に基づいて前記中央部の配光が高いハロゲンヒータの点灯を制御し、前記端部発熱源は通紙領域に対して、端部の配光が高いハロゲンヒータであり、その領域又は通紙領域外の前記加熱ローラの温度を端部温度検知にて検知し、検知した温度と端部設定温度に基づいて前記端部の配光が高いハロゲンヒータの点灯を制御し、前記加圧ローラ内に加圧発熱源であるハロゲンヒータを内蔵しており、通紙領域内の前記加圧ローラの温度を加圧温度検知にて検知し、検知した温度と加圧設定温度にて前記加圧発熱源であるハロゲンヒータの点灯を制御し、かつ、前記それぞれのハロゲンヒータは点灯指令時に微小周期で間欠的に点灯させる構成(以下、「デューティ制御」と記す。)で消費電力制御し、通紙時に常に前記それぞれのハロゲンヒータの内どれかはデューティ制御していて、前記中央発熱源及び前記端部発熱源の内の1つのハロゲンヒータがその設定温度以上になった時、そのヒータのW(ワット)数分を前記中央設定温度、前記端部設定温度及び前記加圧設定温度それぞれの設定温度以下のハロゲンヒータの微小周期内の点灯時間(以下、「デューティ」と記す。)に振り分けて加算することを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、さらに、通紙時に、前記端部発熱源が端部設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記中央発熱源のデューティを長くし、前記中央発熱源が中央設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記端部発熱源のデューティを長くし、前記中央設定温度及び前記端部設定温度の両方が設定温度以上になった時に、前記加圧発熱源のデューティを長くするようにデューティを切り替えることを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、さらに、通紙時に、前記端部発熱源が端部設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記中央発熱源のデューティを長くし、前記中央発熱源が中央設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記端部発熱源のデューティ又は前記加圧発熱源のデューティを長くするように振り分けてデューティを切り替えることを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、さらに、通紙時に、前記中央温度検知が設定温度(A)よりも低くなった時に、前記端部温度検知の設定温度(B)より下に設定温度(D)を定め、前記端部温度検知が設定温度(D)より低い場合は、設定されたデューティ(G)にて前記端部発熱源を点灯させ、設定温度(D)以上設定温度(B)より低い場合は、デューティ(G)より小さいデューティ(H)にて前記端部発熱源を点灯させることを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、さらに、通紙時に、前記中央温度検知が設定温度(A)よりも低くなった時に、前記端部温度検知の設定温度(B)の前記中央温度検知の設定温度の差分(C)を通紙時の前記中央温度検知の実測値(X)に加算した目標値(X+C)とし、前記端部発熱源が設定温度(B)よりも低くなった時に、ヒータを点灯する際に、前記端部温度検知が前記実測値(X)に加算した目標値(X+C)より低い場合は、設定されたデューティ(G)にて前記端部発熱源を点灯させ、目標値(X+C)以上の設定温度(B)より低い場合は、デューティ(G)より小さいデューティ(H)にて前記端部発熱源を点灯させることを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、さらに、デューティ(H)は、前記端部発熱源のヒータW(ワット)数(M)とデューティ(G)の積を前記中央発熱源のヒータW(ワット)数(M)で変換したデューティ(I)と前記中央発熱源のもともとのデューティ(J)を足した時にフル点灯100%以上となる時にその余剰分を前記端部発熱源に再度変換して戻したデューティとすることを特徴とする。
また、本発明の定着装置は、さらに、前記中央発熱源の点灯デューティ(I)と前記端部発熱源の点灯デューティ(G)は点灯時間を同一の周期において1サイクルの最初と最後になるように配置したことを特徴とする。
各作像装置21C、21Y、21M、21Bkは、それぞれシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色の現像を行うものである。作像装置21Cの構成を各作像像装置21C、21Y、21M、21Bkの代表として説明する。作像装置21Cは、静電潜像担持体としての感光体ドラム25C、感光体ドラム25Cの回転方向である、図中、時計方向の回転に沿って順に配置されている帯電装置27C、現像装置26C、クリーニング装置28Cを有し、帯電装置27Cと現像装置26Cとの間で書き込み装置29からの露光光を受ける周知の構成が用いられる。静電潜像担持体としては、ドラム状の他に、ベルト状とする場合もある。
本発明の一実施形態である定着装置30は、以下のような構成を有している。定着ローラ50は、表層にフッ素樹脂/ゴムを設けたゴム又はスポンジで構成された弾性層50aで被覆されており、加熱ローラ60はその内部に第1発熱源65、第2発熱源66を持つ金属パイプである。この2本のローラ間に金属フィルム例えば、Ni、SUS等や樹脂フィルム例えばPI、PAI基材上にシリコーンゴムが有り、表層にフッ素樹脂を設けたベルト40が掛けられる。
そして、定着ローラ50によりベルト40(以下、「定着ベルト」と記す。)は駆動回転されている。また、定着ベルト40を挟んで定着ローラと圧接回転する加圧ローラ70は加熱ローラ60と同様に、その内部に加圧発熱源(以下、「加圧ヒータ」と記す。)75を持ち、表層にフッ素樹脂を設けたゴムによる弾性層70aが被覆されている。それぞれのローラ60、70内にあるヒータ65、66、75はローラ60、50上にある定着ベルト40や加圧ローラ70の温度をセンサ63a、63b、73で検知して点灯制御している。画像形成されたトナーを付着させた用紙は、定着ローラ50と加圧ローラ70の弾性層50a、70aの変形による圧接する部分ニップ部で加熱ローラ60により暖められた定着ベルト40により熱と圧力を得て、トナーを用紙に定着させ、分離板80により、分離を行って搬送する。
この構成において、用紙に定着する熱を与える定着ベルト40はその熱のほとんどが用紙に奪われる。それは、接触している物の方が伝熱し易く、かつ用紙の他に定着ベルト40に接触している弾性層50aは熱伝導性が低いためである。そして、シリコーンゴム70aの熱伝導性の低さは、加圧ヒータ75の熱を定着ベルト40に素早く伝達できない現象ももたらす。従って、連続通紙時はシリコーンゴムの無い、熱伝導性の良い金属パイプである加熱ローラ60内にあるヒータ65、66で熱供給するのが最もヒータ効率が良くなる。通常通紙時は上記ヒータ制御をとっている。
図5は、本発明における定着装置の定着ローラの中央・端部ヒータ、加圧ヒータのヒータ実動出力推移を示すグラフである。本発明では、加熱ローラ60内のヒータ65、66の温度検知63a、63bのどちらかが設定温度を越えてヒータ65、66をオフする場合に、そのヒータ65、66が使用していた電力を加圧ヒータ75を含めた他のヒータ類65、66、75にデューティを長くするような形態で振り分け加算するものである。
例えば、連続通紙すると端部の温度が上昇するので端部温度検知63bが設定温度以上になるので端部ヒータ66がオフする。端部ヒータ66は600W定格ヒータでデューティ50%で稼働していたとするとこの時300Wが浮く。この時、中央ヒータ65は700W定格ヒータでデューティ50%で稼働しているものとした時、通紙により熱を奪われるので温度低下が大きくなる。そのため、端部ヒータ66の浮いた電力300Wを中央ヒータの定格ヒータのデューティに換算すると、300W/700W×100%=42.9%となり、もともとの50%と加算して、42.9%+50%=92.9%にて中央ヒータ65を点灯できるので温度低下に対応できる。このように、紙が奪う熱に対して、ヒータ65、66の供給熱量の方が大きい状態でも、加圧ヒータ75は定着する効率から通紙時は点灯させていないので温度低下している。使用可能な電力の最大限の状態で使用している場合は、加熱ローラ60も設定温度を維持しているが紙間で設定温度に達している状態であり、紙がニップを通過している時は設定温度以下の状態になる。そこで、加圧ヒータ75を加熱ヒータ65、66がオフしている間に浮く電力:700W×92.9%=650Wを加圧ヒータ75に回すことにより、効率は加熱ローラ60の1/6程度ではあるが熱を補えるのでニップ通過時に紙に熱を与え定着を助ける。
このように、通常通紙でヒータ類65、66、75のどれか1本はデューティ制御している状態で最大限のヒータ効率化を行い、電力ロスを低減して定着性を維持させ高い生産性を確保させることができる。
従って、電力ロスを少なくするには、加熱ローラ60の中央又は端部の片方が設定温度になっていてもう片方が設定温度以下の場合は両ヒータ65、66間でデューティの加算をした場合が効率がよく、両ヒータ65、66の両方が設定温度になっている場合に定着性維持は十分であったとしても通紙により熱を奪われている加圧ローラ70の加圧ヒータ75にデューティ加算して、その熱容量を利用して熱蓄積して置き、次回の定着必要電力が大きい通紙に備えて置く。
このように、通常通紙でヒータ類65、66、75のどれか1本はデューティ制御している状態で最大限のヒータ効率化を行い、電力ロスを低減して定着性を維持させ高い生産性を確保させることができる。
図6は、本発明における定着装置の定着ローラの中央・端部ヒータ、加圧ヒータのヒータ実動出力の推移を示すグラフである。これは、通紙時の温度分布の関係において中央ヒータ65は定格W(ワット)数が大きく、端部ヒータ66定格W(ワット)数が小さい構成になることが多い。理由はあまり中央ヒータ65の有効発光長を短くすると最大−最小通紙幅の中間サイズで端部温度上昇を起こすからで、このような構成では、通紙時に端部ヒータ66が端部設定温度になって端部ヒータ66のW(ワット)数は中央ヒータ65のフル点灯以下のデューティで中央ヒータ65を点灯できるが、中央ヒータ65が中央設定温度になって中央ヒータ65のW(ワット)数は端部ヒータ66をフル点灯させても余剰が出る。そのため、その余剰分を加圧ヒータ75に加算して、その熱容量を利用して熱蓄積して置き、次回の定着必要電力が大きい通紙に備えて置く。
このように、通常通紙でヒータ類65、66、75のどれか1本はデューティ制御している状態で最大限のヒータ効率化を行い、電力ロスを低減して定着性を維持させ高い生産性を確保させることができる。
図7は、本発明の定着装置における通紙時における定着装置の定着ローラの中央・端部の温度推移を示すグラフである。これは、待機から通紙開始において、待機時は端部から熱が逃げて行き、中央は熱が逃げ難いので中央が高く、端部が低い温度になり易い。しかし、通紙安定時は連続通紙時の端部温度上昇により、連続通紙によって端部温度が上がって行くが中央は紙に熱を奪われて温度低下して行く。即ち、通紙安定時において、端部の検知温度が中央の検知温度より高い現象が起こり易い。端部ヒータ66の熱は加熱ローラ60を伝熱するため、一部は中央の温度維持に成り立っているので、端部ヒータ66をオフすると中央の温度維持が出来なくなる。そのため、通常は端部設定温度(B)を中央設定温度(A)より高くしておき定着性確保の温度維持し易くしている。但し、端部温度検知63bが定着補償温度以上定着設定温度以下にいる場合において、中央温度検知は定着補償温度により近い温度まで低下していることになる。
図8は、本発明における定着装置の定着ローラの中央・端部ヒータのヒータ実動出力の推移を示すグラフである。従って、この場合は端部ヒータ66が600W定格ヒータでデフォルトデューティ(G)が50%として、デューティ(H)を30%に下げて点灯させることにより、120Wを中央ヒータ65が700W定格ヒータでデフォルトデューティ50%点灯に加算して67.1%で点灯させて温度上昇させることができる。これにより、通常通紙でヒータ類65、66、75のどれか1本はデューティ制御している状態で最大限のヒータ効率化を行い、電力ロスを低減して定着性を維持させ高い生産性を確保させることができる。
これは、同時に点灯開始すると2本の点灯時の突入電流が重なり、見かけ状の電力が高くでる。しかし、1サイクルの始まりと終わりでオン時間の始まりをずらしているので、2本の突入電流が重ならず、突入電流による電力ロスを低減している。この方法により定着のデューティ制御をする最大定格ヒータ、例えば中央ヒータ65が700W、端部ヒータ66が600Wとした時に高い方の中央ヒータ65の700Wヒータの突入電流の大きさだけにできる。突入電流による電力の加算を防止し電力ロスを低減することができる。
21C〜21Bk 作像装置
22 転写装置
23 手差しトレイ
24 給紙カセット
25C〜25Bk 感光体ドラム
26C〜26Bk 現像装置
27C 帯電装置
28C クリーニング装置
29 書き込み装置
30 定着装置
40 定着ベルト
50 定着ローラ
50a 定着ローラ弾性層
60 加熱ローラ
63a、63b 温度検知(センサ)
65 中央ヒータ
66 端部ヒータ
70 加圧ローラ
70a 加圧ローラ弾性層
73 温度検知(センサ)
75 ヒータ
Claims (8)
- 定着ローラとこれに圧接して回転する加圧ローラと、
前記定着ローラとベルトを掛け渡される加熱ローラとを有する定着装置において、
前記加熱ローラ内に中央発熱源と端部発熱源とからなる加熱発熱源を内蔵し、
前記中央発熱源は通紙領域に対して、中央部の配光が高いハロゲンヒータであり、その領域の前記加熱ローラの温度を中央温度検知にて検知し、検知した温度と中央設定温度に基づいて前記中央部の配光が高いハロゲンヒータの点灯を制御し、
前記端部発熱源は通紙領域に対して、端部の配光が高いハロゲンヒータであり、その領域又は通紙領域外の前記加熱ローラの温度を端部温度検知にて検知し、検知した温度と端部設定温度に基づいて前記端部の配光が高いハロゲンヒータの点灯を制御し、
前記加圧ローラ内に加圧発熱源であるハロゲンヒータを内蔵しており、通紙領域内の前記加圧ローラの温度を加圧温度検知にて検知し、検知した温度と加圧設定温度にて前記加圧発熱源であるハロゲンヒータの点灯を制御し、
かつ、
前記それぞれのハロゲンヒータは点灯指令時に微小周期で間欠的に点灯させる構成(以下、「デューティ制御」と記す。)で消費電力制御し、通紙時に常に前記それぞれのハロゲンヒータの内どれかはデューティ制御していて、
前記中央発熱源及び前記端部発熱源の内の1つのハロゲンヒータがその設定温度以上になった時、そのヒータのW(ワット)数分を前記中央設定温度、前記端部設定温度及び前記加圧設定温度それぞれの設定温度以下のハロゲンヒータの微小周期内の点灯時間(以下、「デューティ」と記す。)に振り分けて加算する
ことを特徴とする定着装置。 - 通紙時に、
前記端部発熱源が端部設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記中央発熱源のデューティを長くし、
前記中央発熱源が中央設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記端部発熱源のデューティを長くし、
前記中央設定温度及び前記端部設定温度の両方が設定温度以上になった時に、前記加圧発熱源のデューティを長くするようにデューティを切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 通紙時に、
前記端部発熱源が端部設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記中央発熱源のデューティを長くし、
前記中央発熱源が中央設定温度以上になった時に、そのW(ワット)数分を前記端部発熱源のデューティ又は前記加圧発熱源のデューティを長くするように振り分けてデューティを切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 通紙時に、
前記中央温度検知が設定温度(A)よりも低くなった時に、前記端部温度検知の設定温度(B)より下に設定温度(D)を定め、
前記端部温度検知が設定温度(D)より低い場合は、設定されたデューティ(G)にて前記端部発熱源を点灯させ、設定温度(D)以上設定温度(B)より低い場合は、デューティ(G)より小さいデューティ(H)にて前記端部発熱源を点灯させる
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 通紙時に、
前記中央温度検知が設定温度(A)よりも低くなった時に、前記端部温度検知の設定温度(B)の前記中央温度検知の設定温度の差分(C)を通紙時の前記中央温度検知の実測値(X)に加算した目標値(X+C)とし、
前記端部発熱源が設定温度(B)よりも低くなった時に、ヒータを点灯する際に、前記端部温度検知が前記実測値(X)に加算した目標値(X+C)より低い場合は、設定されたデューティ(G)にて前記端部発熱源を点灯させ、目標値(X+C)以上の設定温度(B)より低い場合は、デューティ(G)より小さいデューティ(H)にて前記端部発熱源を点灯させる
ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - デューティ(H)は、前記端部発熱源のヒータW(ワット)数(M)とデューティ(G)の積を前記中央発熱源のヒータW(ワット)数(M)で変換したデューティ(I)と前記中央発熱源のもともとのデューティ(J)を足した時にフル点灯100%以上となる時にその余剰分を前記端部発熱源に再度変換して戻したデューティとする
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の定着装置。 - 前記中央発熱源の点灯デューティ(I)と前記端部発熱源の点灯デューティ(G)は点灯時間を同一の周期において1サイクルの最初と最後になるように配置した
ことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。 - 潜像を形成する像担持体と、
前記像担持体の表面に均一に帯電を施す帯電装置と、
帯電した前記像担持体の表面を露光し潜像を書き込む露光装置と、
前記像担持体の表面に形成された潜像にトナーを供給し可視像化する現像装置と、
前記像担持体の表面の可視像を直接又は中間転写体に転写した後に転写材に転写する転写装置と、
前記転写材上のトナー像を定着させる定着装置とを備える画像形成装置において、
前記画像形成装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の定着装置を備える
ことを特徴とする画像形成装置。
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