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JP5023816B2 - 打込み工具 - Google Patents

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JP5023816B2
JP5023816B2 JP2007149429A JP2007149429A JP5023816B2 JP 5023816 B2 JP5023816 B2 JP 5023816B2 JP 2007149429 A JP2007149429 A JP 2007149429A JP 2007149429 A JP2007149429 A JP 2007149429A JP 5023816 B2 JP5023816 B2 JP 5023816B2
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Description

本発明は、工具本体内に設けた打撃シリンダ、と打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンと、打撃ピストンに一体に結合したドライバとによって構成された打撃機構を備えるとともに、上記打撃シリンダの底部に配置したバンパを冷却する打込み工具に関する。
一般に、釘打機やネジ打ち機などの打込み工具には、打撃シリンダ内に打撃ピストンを収容するとともに、打撃ピストンにドライバを一体に結合してなる打撃機構が設けられている。そして、打撃シリンダの底部には、打撃ピストンが駆動されたときにその下面を受ける緩衝用の筒状バンパが配置されている。
ファスナーが繰り返し打ち込まれることにより、バンパも打撃ピストンの衝撃を受けて熱くなってくる。バンパはゴムで構成されているため、衝撃の繰り返しにより変形したり発熱したりすると寿命が短くなる。このため、バンパを冷却する必要がある。
従来のバンパの冷却方式として、圧縮空気をバンパに当てて直接に冷却する方式や、排気通路と打撃シリンダの外周面とを接触させ、排気される圧縮空気を利用して冷却する方式が知られている。
特開2003−236768公報 特開2002−321168公報 実開昭55―93476号公報 実開昭55−93477号公報
しかしながら、従来の冷却方式では有効な冷却効果が得られなかった。
本発明者等がその理由を研究した結果、打撃ピストンが衝突したときの発熱個所はバンパの外側ではなく、それよりもバンパの内周面下部とその近傍の方が昇温の度合いが大きかった。ところが、従来はバンパの外側面だけを冷却するものであったのである。
このため、次のような問題点が解消されていなかった。(1)発熱による変形やめくれなどが早期に発生するので、バンパの寿命が短い。(2)寿命を延ばそうとすると、バンパの外径を大きくせざるを得ず、工具全体が大型化してしまう。
本発明は上記欠点を解消し、バンパを効果的に冷却してバンパの寿命を長くし、またバンパの外径を大きくする必要もない、打込み工具におけるバンパの冷却装置を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、工具本体内に設けた打撃シリンダと、打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンと、打撃ピストンに一体に結合したドライバとによって構成された打撃機構を備え、上記打撃シリンダの上方から供給された圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動して上記ドライバによりファスナーを打撃して打ち出し、上記打撃ピストンが駆動されたときに打撃シリンダ内で圧縮された圧縮空気を上記打撃シリンダの下部の外側に設けられたブローバックチャンバに供給し、打込み終了後に上記ブローバックチャンバ内の圧縮空気によって上記打撃ピストンを上方に復帰移動させるとともに、上記圧縮空気を排気チャンバから外部に排気する打込み工具において、上記打撃シリンダの下部に配置されて上記打撃ピストンの下面を受ける中空のバンパの内側下部又はその近傍に冷却用の空気を送る空気供給手段を設け、上記空気供給手段を、上記ブローバックチャンバと上記打撃シリンダの底部とを連結する連結路によって構成し、この連結路を上記バンパの内側に開口させ、上記連結路の中途部に、冷却用空気を一時的に貯留可能なエア貯留チャンバを形成したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項において、上記連結路の中途部に逆止弁を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、工具本体内に設けた打撃シリンダと、打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンと、打撃ピストンに一体に結合したドライバとによって構成された打撃機構を備え、上記打撃シリンダの上方から供給された圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動して上記ドライバによりファスナーを打撃して打ち出し、上記打撃ピストンが駆動されたときに打撃シリンダ内で圧縮された圧縮空気を上記打撃シリンダの下部の外側に設けられたブローバックチャンバに供給し、打込み終了後に上記ブローバックチャンバ内の圧縮空気によって上記打撃ピストンを上方に復帰移動させるとともに、上記圧縮空気を排気チャンバから外部に排気する打込み工具において、上記打撃シリンダの下部に配置されて上記打撃ピストンの下面を受ける中空のバンパの内側下部又はその近傍に冷却用の空気を送る空気供給手段を設け、上記空気供給手段を、上記ドライバの内部を中空としてその上端を開口させるとともに、ドライバの下死点位置で上記バンパの内側に対応する壁部に連通孔を形成することにより構成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、工具本体内に設けた打撃シリンダと、打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンと、打撃ピストンに一体に結合したドライバとによって構成された打撃機構を備え、上記打撃シリンダの上方から供給された圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動して上記ドライバによりファスナーを打撃して打ち出し、上記打撃ピストンが駆動されたときに打撃シリンダ内で圧縮された圧縮空気を上記打撃シリンダの下部の外側に設けられたブローバックチャンバに供給し、打込み終了後に上記ブローバックチャンバ内の圧縮空気によって上記打撃ピストンを上方に復帰移動させるとともに、上記圧縮空気を排気チャンバから外部に排気する打込み工具において、上記打撃シリンダの下部に配置されて上記打撃ピストンの下面を受ける中空のバンパの内側下部又はその近傍に冷却用の空気を送る空気供給手段を設け、上記空気供給手段を、圧縮空気供給源と上記打撃シリンダの底部とを連結する連結路によって構成し、この連結路を上記バンパの内側に開口させるとともに、上記連結路にエアバルブを配置したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1又は4において、上記バンパの内部に冷却用溝を形成し、上記連結路を、上記バンパの内側に開口することに代え、上記打撃シリンダの底部の上記冷却用溝に対応する位置に供給することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、バンパの内側下部に冷却用の空気が供給されると、バンパの内周面下部とその近傍から早く冷却されるので、冷却効率が良く、発熱による変形やめくれなどが発生しにくく、バンパの寿命を延ばすことができる。また、バンパの外径を大きくする必要はないので、打込み工具をコンパクトにすることができる。
また、ブローバックチャンバに貯留された圧縮空気の一部が連結路を介してバンパの内側に供給されるので、外部から冷却用の空気をわざわざ供給しなくてもよいので構造が簡単となり、またブローバックチャンバ内で圧縮された空気が吹き込まれるので、冷却効率がよい。
また、エア貯留チャンバに冷却用の空気が貯留されるので、バンパには大量の空気を送ることができる。
請求項に係る発明によれば、上記連結路内の冷却用圧縮空気が逆止弁によってブローバックチャンバに逆流するのが阻止される。したがって、連結路内の圧縮空気は有効にバンパの冷却のために使用されることになり、冷却効率がよい。
請求項に係る発明によれば、打撃ピストンの上面に作用する圧縮空気の一部が上記ドライバの中空部に供給され、さらに打撃ピストンがバンパに衝突すると同時に圧縮空気は連通孔からバンパの内側下部aに送られる。バンパに対する打撃ピストンの衝突による発熱とほぼ同じタイミングで冷却されるので、バンパが発熱しにくい。
請求項に係る発明によれば、エアバルブによって圧縮空気供給源から連結路を介してバンパの内側下部に供給するタイミングを設定することにより、最適なタイミングで十分な量の冷却用空気を送ることができる。
請求項に係る発明によれば、冷却用空気は空気供給手段から冷却用溝に送られるので、バンパの内側近傍は内部から直接に冷却され、この冷却効果はバンパの内周面にも及ぶほか、冷却用空気の一部はバンパの内周面にも送られるから、冷却効率は非常に良い。
図1は打込み工具の縦断面図である。この打込み工具は通常の釘打機と基本的には同じ構成であり、同図において符号1は工具本体を示す。工具本体1の一側部にはグリップ2、下部にはノーズ部3が形成され、ノーズ部3の一側部にはマガジン4が連設されている。マガジン4内の釘5は、図示しない釘送り機構により順次ノーズ部3の内部の射出口に供給されるように構成されている。
なお、グリップ2の端部はエアコンプレッサ等の圧縮空気供給源(図示せず)に接続され、圧縮空気はグリップ2から工具本体1のエアチャンバ6に供給されるように構成されている。
工具本体1の内部には、打撃シリンダ7と、打撃シリンダ7内に摺動自在に収容された打撃ピストン8と、打撃ピストン8に一体に結合したドライバ9とによって構成された打撃機構が設けられているとともに、上記打撃シリンダ7の上部に両側には環状のメインバルブ10がバルブハウジング11内を上下動可能に配置されている。バルブハウジング11の下端は管路12を介してトリガバルブ13に連結している。
また、上記打撃シリンダ7とエアチャンバ6との間の上部には環状の排気チャンバ14が形成され、下部にはブローバックチャンバ15が形成されている。排気チャンバ14の上端はメインバルブ10によって打撃ピストン8の上方空間と開閉可能になっている。
トリガバルブ13はトリガレバー17によってオンオフ作動するものであり、トリガレバー17がトリガバルブ13のバルブステム18を押し込むことにより、メインバルブ10を開閉作動させることができる。
トリガレバー17は、コンタクトレバー19がコンタクトアーム20の上部20aに突き上げられることにより、初めてその操作が有効になる。コンタクトアーム20の下部(図示せず)はノーズ部3に沿って摺動可能に配置され、その下端は常時ノーズ部3の下端よりも下方に突出するようにバネ付勢されている。
次に、上記打込み工具の作動態様について説明する。まずコンタクトアーム20の下端を被打込み材に押し付けることによりコンタクトアームの上部20aを、図2に示されるように、上方に移動させてコンタクトレバー19を回動させるとともに、トリガレバー17を引き上げ操作すると、トリガバルブ13のバルブステム18が押し込まれ、バルブハウジング11内に供給されていた圧縮空気が管路12を経てトリガバルブ13のバルブステム18の下部周囲から排気されるので、メインバルブ10が下方に移動し、エアチャンバ6内の圧縮空気が打撃シリンダ7の上方に供給される。この圧縮空気が打撃ピストン8の上面に作用し、打撃ピストン8を駆動するので、ドライバ9がノーズ部3内の釘5を打撃し、被打込み材に打ち込む。
ところで、打込み時に打撃ピストン8の下方の空気は打撃シリンダ7内で圧縮され、打撃シリンダ7の側壁に形成された貫通孔21からブローバックチャンバ15に送られる。貫通孔21には上記圧縮空気の逆流を防止する弾性体が取付けられている。
釘打込み終了後にトリガレバー17を解放し、コンタクトアーム20を被打込み材から離して下方に移動させると、図3に示されるように、バルブステム18も下方に移動し、トリガバルブ13が作動し、再びエアチャンバ6内の圧縮空気はトリガバルブ13を介して管路12からバルブハウジング11内に送られるため、メインバルブ10が上方に移動し、打撃シリンダ7の上方空間は排気チャンバ14に開かれ、打撃ピストン8の上面に作用する圧力はメインバルブ10の上方から排気チャンバ14を経て排気孔22から外部に排出されるので減圧する。これに対し、ブローバックチャンバ15内の圧縮空気が打撃シリンダ7の貫通孔16から打撃シリンダ7内に送り込まれ、打撃ピストン8の下面に作用するので、打撃ピストン8の上下面に対する圧力差は逆転し、打撃ピストン8は上方に復帰移動する。このようにして初期状態に戻り、次の釘打込みが準備される。
ところで、上述のように打撃機構が駆動されるとき、図2のように、打撃ピストン8の下面は打撃シリンダ7の底部に配置されたバンパ23に衝撃的に当る。バンパ23はゴムやウレタン樹脂によって円筒状に形成されている。このため、釘打込みを繰り返すことにより、特にバンパ23の内周面下部とその近傍が発熱し、めくれなどの変形が生じる可能性がある。
そこで、バンパ23を冷却する冷却装置が設けられている。この冷却装置は、上記バンパ23の内側a又はその近傍に冷却用の空気を送る空気供給手段24によって構成されている。
このような空気供給手段24として、例えば、図1〜図3に示されるように、ブローバックチャンバ15と上記打撃シリンダ7の底部の中央付近とを連結する連結路25によって構成すればよい。そして、この連結路25を上記バンパ23の内側下部aに開口させることにより、釘打込み時に打撃ピストン8の下方で圧縮された圧縮空気が打撃シリンダ7の側壁の貫通孔21からブローバックチャンバ15内に供給されると同時に、その一部は上記連結路25を通ってバンパ23の内側下部aに供給される。
なお、上記連結路25の断面積を大きくしてもよいが、断面積を小さくし、その中途部に上図のような冷却用空気の貯留室26を形成するようにしてもよい。これによれば、ブローバックチャンバ15内に貯留された圧縮空気はエア貯留チャンバ26に一時的に蓄えられるので、一度に大量の圧縮空気をバンパ23の内側下部aに供給することができる。
上記構成によれば、ブローバックチャンバ15内に貯留された圧縮空気をバンパ23内に送り込むことができるので、打込みとほぼ同時に圧縮空気がバンパ23の内側下部aに送られるので、良好に冷却される。
このように、バンパ23の内側下部aに冷却用の空気が供給されると、バンパ23の内周面下部とその近傍から早く冷却されるので、冷却効率が良く、発熱による変形やめくれなどが発生しにくく、バンパ23の寿命を延ばすことができる。また、バンパ23の外径を大きくする必要はないので、打込み工具をコンパクトにすることができる。またブローバックチャンバ内で圧縮された空気が吹き込まれるので、冷却効率がよい。
ところで、図4および図5に示すように、上記連結路25の中途部には逆止弁27を設けるのが好ましい。この場合、図4の初期状態から打撃機構が作動して打撃ピストン8が図5のように駆動されることにより、打撃ピストン8の下方で圧縮された圧縮空気が打撃シリンダ7の側壁の貫通孔21からブローバックチャンバ15内に供給されると同時に、上記連結路25からエア貯留チャンバ26に貯留され、さらにバンパ23の内側下部aに供給され、バンパ23は冷却される。その後、ブローバックチャンバ15内の圧縮空気によって打撃ピストン8が初期位置に復帰し、ブローバックチャンバ15内は減圧するが、そのとき、上記エア貯留チャンバ26内の冷却用圧縮空気が逆止弁27によってブローバックチャンバ15に逆流するのが阻止される。したがって、連結路5内の圧縮空気は有効にバンパ23の冷却のために使用されることになり、冷却効率がよい。
次に、上記空気供給手段24の他の例として、図6および図7に示されるように、上記ドライバ9の内部を中空とし、その中空部28の上部に連通孔29を形成する構成としてもよい。連通孔29は、図7に示すドライバ9の下死点位置で上記バンパ23の内側下部aに対応する位置に形成すればよい。
上記構成によれば、打撃ピストン8の上面に作用する圧縮空気の一部が上記ドライバ9の中空部28に供給され、さらに打撃ピストン8がバンパ23に衝突すると同時に圧縮空気は連通孔29からバンパ23の内側下部aに送られる。バンパ23に対する打撃ピストン8の衝突による発熱とほぼ同じタイミングでバンパ23の内周面が冷却されるので、バンパ23が発熱しにくい。
また、上述の空気供給手段24は吸気を利用するものであるが、上記空気供給手段24を、図8および図9に示されるように、圧縮空気供給源30と上記打撃シリンダ7の底部とを連結する連結路31(エア貯留チャンバ26を含む)によって構成し、この連結路31を上記バンパ23の内側下部aに開口させるとともに、上記連結路31にエアバルブ32を配置するようにしてもよい。
上記構成によれば、図9のように打撃機構を駆動して打撃ピストン8がバンパ23に衝撃的に当った瞬間又はその直後にエアバルブ32を開いてバンパ23の内側下部aに冷却用の圧縮空気を供給することができる。
このように、エアバルブ32によって圧縮空気供給源30から連結路3を介してバンパ23の内側下部aに供給するタイミングを設定することにより、最適なタイミングで十分な量の冷却用空気を送ることができる。
さらに、上記供給手段のように吸気や外部の圧縮空気供給源からの圧縮空気を利用せず、排気を利用してもよい。例えば、図10に示されるように、上記空気供給手段24を、上記打撃ピストン8が復帰移動するときに排気される排気チャンバ14と上記打撃シリンダ7の底部とを連結する連結路34によって構成し、この連結路34を上記バンパ23の内側下部aに開口させればよい。
上記構成によれば、打撃機構を駆動して打撃ピストン8がバンパ23に衝撃的に当った後に、メインバルブ10が打撃シリンダ7を排気チャンバ14に開くように作動すると、打撃ピストン8が上方に移動し、打撃ピストン8の上方の圧縮空気は排気チャンバ14から排気孔22を経て排気されるが、その一部は連結路34を通ってバンパ23の内側下部aに供給されてバンパ23の内周面とその近傍を冷却する。
このように、打撃ピストン8が復帰移動するときに連結路34を通った排気がバンパ23の内側下部aに供給され、エアチャンバ6からの吸気を利用するものではないから、打撃ピストン8の上下の作動に全く影響を与えることなくバンパ23を冷却することができる。
なお、上述の例はいずれも、空気供給手段24を介してバンパ23の内側下部aに冷却用空気を送る構成であるが、衝突の繰り返しによって発熱するのは、バンパ23の内周面とその近傍である。したがって、例えば図11および図12(a)〜(c)に示されるように、バンパ23の下面に環状凹部35を形成し、さらにこの環状凹部35に一定間隔に冷却用溝36を形成し、上記環状凹部35の下方に上記空気供給手段24(図1〜図10に示したもののいずれでもよい)を開口させる構成としてもよい。
上記構成によれば、冷却用空気は空気供給手段24から上記環状凹部35と冷却用溝36に送られるので、バンパ23の内周面近傍から直接に冷却され、この冷却効果はバンパ23の内周面にも及ぶほか、冷却用空気の一部はバンパ23の下からバンパ23の内側aにも送られるから、冷却効率は非常に良い。
この場合、打撃ピストン8がバンパ23に衝突するとほぼ同時に高圧で冷却用溝36に送られるようにすることにより、バンパ23が圧縮空気で満たされるので、衝突時におけるバンパ23の変形を最小に抑えることができる。上述の図8の例などに適用するのが好適である。
なお、上述の各例は、バンパの形状として、上部外径が下部外径よりも小さく、内部空間も中央部が狭く、上端と下端の開口部の方が大きい形状となっているものを挙げたが、バンパは筒状であればよく、上述の例に限定されない。
本発明は釘打機に限定されない。例えば、打撃機構を有するものであれば、ネジ打ち機などのファスナーを打ち込む打込み工具などにも適用できる。もちろん、空気圧を駆動源とするものだけでなく、ガス圧や電力で駆動される打込み工具にも適用することができる。
本発明に係る打込み工具におけるバンパの冷却装置の一例の縦断面図である。 上記打込み工具の打込み終了時の縦断面図である。 上記打込み工具の打込み終了後に打撃ピストンの復帰途中の縦断面図である。 空気供給手段に逆止弁を設けた例の縦断面図である。 図4の作動態様を示す縦断面図である。 空気供給手段の他の例の縦断面図である。 図6の作動態様を示す縦断面図である。 空気供給手段のさらに他の例の縦断面図である。 図7の作動態様を示す縦断面図である。 空気供給手段の別の例の作動態様を示す従断面図である。 バンパの他の例の取付状態を示す従断面図である。 (a)(b)(c)はそれぞれ上記バンパの底面図、X−X線上の断面図およびY−Y線上の断面図である。
1 工具本体
7 打撃シリンダ
8 打撃ピストン
9 ドライバ
15 ブローバックチャンバ
23 バンパ
24 空気供給手段
25、34 連結路
27 逆止弁

Claims (5)

  1. 工具本体内に設けた打撃シリンダと、打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンと、打撃ピストンに一体に結合したドライバとによって構成された打撃機構を備え、上記打撃シリンダの上方から供給された圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動して上記ドライバによりファスナーを打撃して打ち出し、上記打撃ピストンが駆動されたときに打撃シリンダ内で圧縮された圧縮空気を上記打撃シリンダの下部の外側に設けられたブローバックチャンバに供給し、打込み終了後に上記ブローバックチャンバ内の圧縮空気によって上記打撃ピストンを上方に復帰移動させるとともに、上記圧縮空気を排気チャンバから外部に排気する打込み工具において、
    上記打撃シリンダの下部に配置されて上記打撃ピストンの下面を受ける中空のバンパの内側下部又はその近傍に冷却用の空気を送る空気供給手段を設け
    上記空気供給手段を、上記ブローバックチャンバと上記打撃シリンダの底部とを連結する連結路によって構成し、この連結路を上記バンパの内側に開口させ、
    上記連結路の中途部に、冷却用空気を一時的に貯留可能なエア貯留チャンバを形成したことを特徴とする打込み工具。
  2. 上記連結路の中途部に逆止弁を設けたことを特徴とする、請求項に記載の打込み工具。
  3. 工具本体内に設けた打撃シリンダと、打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンと、打撃ピストンに一体に結合したドライバとによって構成された打撃機構を備え、上記打撃シリンダの上方から供給された圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動して上記ドライバによりファスナーを打撃して打ち出し、上記打撃ピストンが駆動されたときに打撃シリンダ内で圧縮された圧縮空気を上記打撃シリンダの下部の外側に設けられたブローバックチャンバに供給し、打込み終了後に上記ブローバックチャンバ内の圧縮空気によって上記打撃ピストンを上方に復帰移動させるとともに、上記圧縮空気を排気チャンバから外部に排気する打込み工具において、
    上記打撃シリンダの下部に配置されて上記打撃ピストンの下面を受ける中空のバンパの内側下部又はその近傍に冷却用の空気を送る空気供給手段を設け、
    上記空気供給手段を、上記ドライバの内部を中空としてその上端を開口させるとともに、ドライバの下死点位置で上記バンパの内側に対応する壁部に連通孔を形成することにより構成したことを特徴とする打込み工具。
  4. 工具本体内に設けた打撃シリンダと、打撃シリンダ内に摺動自在に収容された打撃ピストンと、打撃ピストンに一体に結合したドライバとによって構成された打撃機構を備え、上記打撃シリンダの上方から供給された圧縮空気により上記打撃ピストンを駆動して上記ドライバによりファスナーを打撃して打ち出し、上記打撃ピストンが駆動されたときに打撃シリンダ内で圧縮された圧縮空気を上記打撃シリンダの下部の外側に設けられたブローバックチャンバに供給し、打込み終了後に上記ブローバックチャンバ内の圧縮空気によって上記打撃ピストンを上方に復帰移動させるとともに、上記圧縮空気を排気チャンバから外部に排気する打込み工具において、
    上記打撃シリンダの下部に配置されて上記打撃ピストンの下面を受ける中空のバンパの内側下部又はその近傍に冷却用の空気を送る空気供給手段を設け、
    上記空気供給手段を、圧縮空気供給源と上記打撃シリンダの底部とを連結する連結路によって構成し、この連結路を上記バンパの内側に開口させるとともに、上記連結路にエアバルブを配置したことを特徴とする打込み工具。
  5. 上記バンパの内部に冷却用溝を形成し、上記連結路を、上記バンパの内側に開口するこ
    とに代え、上記打撃シリンダの底部の上記冷却用溝に対応する位置に供給する、請求項1又は4に記載の打込み工具。
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