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JP5018181B2 - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

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JP5018181B2 JP2007093622A JP2007093622A JP5018181B2 JP 5018181 B2 JP5018181 B2 JP 5018181B2 JP 2007093622 A JP2007093622 A JP 2007093622A JP 2007093622 A JP2007093622 A JP 2007093622A JP 5018181 B2 JP5018181 B2 JP 5018181B2
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Description

本発明は、多層プリント配線板の製造方法に関する。さらに詳しくはスルーホール穴埋めと絶縁層の形成を一括して行う多層プリント配線板の製造方法に関する。
従来、ビルドアップ法による多層プリント配線板の製造においては、コア基板に存在するスルーホールに穴埋め剤(穴埋めインキや導電性ペースト)を充填し、熱硬化した後、スルーホール開口部周辺の平坦性を確保するために、スルーホール周辺を研磨していた(特許文献1)。穴埋め工程後の研磨工程は、基板の両面をセラミックバフによるバフ研磨やベルトサンダー研磨によって研磨し、基板表面から突出した穴埋め樹脂の盛り上がり部分を削り取る方法が知られている(特許文献2)。研磨工程により絶縁層を平坦化することで、さらなる多層化が可能となる。スルーホール周辺を平坦化しないままコア基板上に絶縁層を形成した場合、絶縁層上へのレジスト形成やレーザー加工による開口形成が正確に行われず、不良の発生を招く。
上記穴埋め工程及び研磨工程による平滑化は工程数が多く、煩雑であるため、より効率的な方法が求められている。他方、支持体上に樹脂組成物層を設けた接着フィルムで、スルーホールの穴埋めと絶縁層の形成を同時に行なう方法が知られている(特許文献3)。しかし、この方法では樹脂組成物の硬化収縮により、スルーホール上の絶縁層部分にくぼみが生じやすく、スルーホール上に平滑な絶縁層を形成することは一般に困難である。
一方、多層プリント配線板の製法に用いられる接着フィルムとして銅箔付接着フィルムが知られている。これは銅箔をそのまま導体層として回路形成するもので、導体層と絶縁層の密着性を保つため、銅箔のマット面上に樹脂組成物層が形成される。しかし、銅箔をそのまま導体層として使用する場合、微細配線形成には不利であり、微細配線形成が必要とされる多層プリント配線板の製造には、セミアディティブ法により、メッキで導体層を形成後に回路形成するのが主流である。
特開平2001−127435号公報 特開2003−133727号公報 特開平11−87927号公報
本発明は、接着フィルムにより、スルーホールの穴埋めと基板表面のラミネートを同時に行うことにより絶縁層を形成し、さらにセミアディティブ法により回路形成する多層プリント配線板の製造方法において、形成される絶縁層のスルーホール上の凹みを抑制する、多層プリント配線板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、多層プリント配線板の製造において、金属箔の光沢面に樹脂組成物層が設けられた特定の金属箔付接着フィルムを用いて、真空ラミネーターにより接着フィルムの積層と同時にスルーホールの穴埋めを行ない、熱硬化性樹脂組成物を熱硬化し、その後金属箔を除去することで、絶縁層のスルーホール上の凹みを抑制することができ、平滑性に優れ、セミアディティブ工程による回路形成に適した絶縁層が形成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1] 支持体上に熱硬化性樹脂組成物からなる樹脂組成物層が形成された接着フィルムを用いて多層プリント配線板を製造する方法であって、少なくとも以下の工程1)〜4):
1)スルーホールを有する基板上に、接着フィルムの樹脂組成物層を接触させ、真空ラミネーターにより減圧下で、加熱および加圧し、接着フィルムの積層と同時にスルーホールの穴埋めを行なう工程、
2)厚さ20μm以上の金属箔の光沢面に樹脂組成物が接した状態で熱硬化性樹脂組成物を熱硬化し、絶縁層を形成する工程、
3)熱硬化後に、金属箔を除去する工程、
4)絶縁層表面を酸化剤で粗化する工程、及び
5)粗化された絶縁層表面にメッキにより導体層を形成する工程、
を含む、多層プリント配線板の製造方法。
[2] 接着フィルムが、厚さ20μm以上の金属箔を支持体とし、該金属箔の光沢面に樹脂組成物層が形成された接着フィルムである、上記[1]記載の方法。
[3] 金属箔が電解銅箔、圧延銅箔又はアルミ箔から選択される上記[1]又は[2]記載の方法。
[4] 金属箔の厚さが20μm以上75μm以下である、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の製造方法。
[5] 接着フィルムの樹脂組成物層の厚さが15〜100μmである、上記[1]〜[4]のいずれかに記載の方法。
[6] 熱硬化性樹脂を熱硬化する工程が、樹脂組成物層を70℃〜140℃の温度で加熱処理する工程、と該加熱処理の温度より高い温度で熱硬化する工程の2段階で行われる、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の方法。
[7] 金属箔を除去後、絶縁層にビアホールを形成する工程を含む、上記[1]〜[6]のいずれかに記載の方法。
本発明の製法によれば、スルーホールを有する基板上に、スルーホール上の凹みが抑制された絶縁層を簡便に形成することができる。
本発明における接着フィルムの支持体としては公知のものを使用すればよく、特に限定されないが、例えば、厚さ30〜125μmの延伸処理されたPETフィルム等が挙げられるが、後工程でも使用する厚さ20μm以上の光沢面を有する金属箔が好ましい。金属箔としては、電解銅箔、圧延銅箔、アルミニウム箔等を用いることができる。電解銅箔は凹凸のあるマット面と、平坦な光沢面を有する。また圧延銅箔は両面とも光沢面となっている。また、アルミ箔はダブリング圧延により2枚重ねで圧延される製法の特性上、通常、光沢面とマット面を有している。本発明においては、好ましくは、これら金属箔を接着フィルムの支持体とし、金属箔の光沢面に樹脂組成物層を形成する。本発明において、支持体として使用した金属箔は、樹脂組成物層を構成する熱硬化性樹脂組成物が熱硬化され絶縁層が形成された後、除去される。マット面に樹脂組成物層を形成した場合、金属箔除去後に形成される絶縁層表面はマット面を反映した凹凸を有することになるが、その後、デスミア工程を兼ねた絶縁層表面の粗化処理を行うため、絶縁層表面が過度に粗化され、微細回路の形成が困難となる。
金属箔の厚さは、スルーホール上の絶縁層凹みを十分に抑制する観点から、20μm以上とする。また金属箔厚さが大きすぎると、回路への樹脂組成物の埋め込み性が低下する傾向にあり、またエッチング工程の負荷が増大し、コスト上も好ましくないため、金属箔の厚さは、75μm以下とするのが好ましい。
接着フィルムの樹脂組成物層に使用する熱硬化性樹脂組成物としては、支持体上で層形成しフィルム状とすることができ、真空ラミネーターによる積層時に一定の流動性を有し、スルーホールの穴埋めと基板の表面被覆が可能であれば特に限定されない。
樹脂組成物層に使用する熱硬化性樹脂組成物は、その硬化物が、十分な硬度と絶縁性を有するものであれば、特に限定なく使用でき、例えば、エポキシ樹脂、シアネートエステル樹脂、フェノール樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ビニルベンジル樹脂等の熱硬化性樹脂にその硬化剤を少なくとも配合した組成物が使用されるが、熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂である組成物が好ましく、(a)エポキシ樹脂、(b)熱可塑性樹脂及び(c)硬化剤を少なくとも含有する組成物がより好ましい。
(a)エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、リン含有エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ブタジエン構造を有するエポキシ樹脂、ビスフェノールのジグリシジルエーテル化物、ナフタレンジオールのジグリシジルエーテル化物、フェノール類のグリシジルエーテル化物、及びアルコール類のジグリシジルエーテル化物、並びにこれらのエポキシ樹脂のアルキル置換体、ハロゲン化物及び水素添加物等が挙げられる。これらのエポキシ樹脂はいずれか1種を使用するか2種以上を混合して用いてもよい。
エポキシ樹脂は、これらの中でも、耐熱性、絶縁信頼性、金属膜との密着性の観点から、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ブタジエン構造を有するエポキシ樹脂が好ましい。具体的には、例えば、液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ジャパンエポキシレジン(株)製「エピコート828EL」)、ナフタレン型4官能エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製「HP4700」)、ナフトール型エポキシ樹脂(東都化成(株)製「ESN−475V」)、ブタジエン構造を有するエポキシ樹脂(ダイセル化学工業(株)製「PB−3600」)、ビフェニル構造を有するエポキシ樹脂(日本化薬(株)製「NC3000H」、ジャパンエポキシレジン(株)製「YX4000」)などが挙げられる。
(b)熱可塑性樹脂は、硬化後の組成物に適度な可撓性を付与する等の目的で配合されるものであり、例えば、フェノキシ樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン等が挙げられる。これらはいずれか1種を単独で使用しても2種以上を併用してもよい。当該熱可塑性樹脂は熱硬化性樹脂組成物の不揮発成分を100質量%としたとき、0.5〜60質量%の割合で配合するのが好ましく、より好ましくは3〜50質量%である。熱可塑性樹脂の配合割合が0.5質量%未満の場合、樹脂組成物粘度が低いために、均一な熱硬化性樹脂組成物層を形成することが難しくなる傾向となり、60質量%を超える場合、樹脂組成物の粘度が高くなり過ぎて、基板上の配線パターンへの埋め込みが困難になる傾向となる。
フェノキシ樹脂の具体例としては、例えば、東都化成(株)製FX280、FX293、ジャパンエポキシレジン(株)製YX8100、YL6954、YL6974等が挙げられる。
ポリビニルアセタール樹脂はポリビニルブチラール樹脂が好ましく、ポリビニルアセタール樹脂の具体例としては、電気化学工業(株)製、電化ブチラール4000−2、5000−A、6000−C、6000−EP、積水化学工業(株)製エスレックBHシリーズ、BXシリーズ、KSシリーズ、BLシリーズ、BMシリーズ等が挙げられる。
ポリイミドの具体例としては、新日本理化(株)社製のポリイミド「リカコートSN20」および「リカコートPN20」が挙げられる。また、2官能性ヒドロキシ基末端ポリブタジエン、ジイソシアネート化合物及び四塩基酸無水物を反応させて得られる線状ポリイミド(特開2006−37083号公報記載のもの)、ポリシロキサン骨格含有ポリイミド(特開2002−12667号公報、特開2000−319386号公報等に記載のもの)等の変性ポリイミドが挙げられる。
ポリアミドイミドの具体例としては、東洋紡績(株)社製のポリアミドイミド「バイロマックスHR11NN」および「バイロマックスHR16NN」が挙げられる。また、日立化成工業(株)社製のポリシロキサン骨格含有ポリアミドイミド「KS9100」、「KS9300」等の変性ポリアミドイミドが挙げられる。
ポリエーテルスルホンの具体例としては、住友化学(株)社製のポリエーテルスルホン「PES5003P」等が挙げられる。
ポリスルホンの具体例としては、ソルベンアドバンストポリマーズ(株)社製のポリエーテルスルホン「P1700」、「P3500」等が挙げられる。
(c)硬化剤としては、例えば、アミン系硬化剤、グアニジン系硬化剤、イミダゾール系硬化剤、フェノール系硬化剤、ナフトール系硬化剤、酸無水物系硬化剤又はこれらのエポキシアダクトやマイクロカプセル化したもの、シアネートエステル樹脂等を挙げることができる。中でも、フェノール系硬化剤、ナフトール系硬化剤、シアネートエステル樹脂が好ましい。なお、本発明において、硬化剤は1種であっても2種以上を併用してもよい。
フェノール系硬化剤、ナフトール系硬化剤の具体例としては、例えば、MEH−7700、MEH−7810、MEH−7851(明和化成社製)、NHN、CBN、GPH(日本化薬(株)製)、SN170、SN180、SN190、SN475、SN485、SN495、SN375、SN395(東都化成(株)製)、LA7052、LA7054(大日本インキ化学工業(株)製)等が挙げられる。
また、シアネートエステル樹脂の具体例としては、例えば、ビスフェノールAジシアネート、ポリフェノールシアネート(オリゴ(3−メチレン−1,5−フェニレンシアネート)、4,4’−メチレンビス(2,6−ジメチルフェニルシアネート)、4,4’−エチリデンジフェニルジシアネート、ヘキサフルオロビスフェノールAジシアネート、2,2−ビス(4−シアネート)フェニルプロパン、1,1−ビス(4−シアネートフェニルメタン)、ビス(4−シアネート−3,5−ジメチルフェニル)メタン、1,3−ビス(4−シアネートフェニル−1−(メチルエチリデン))ベンゼン、ビス(4−シアネートフェニル)チオエーテル、ビス(4−シアネートフェニル)エーテル等の2官能シアネート樹脂、フェノールノボラック、クレゾールノボラック等から誘導される多官能シアネート樹脂、これらシアネート樹脂が一部トリアジン化したプレポリマーなどが挙げられる。市販されているシアネートエステル樹脂としては、フェノールノボラック型多官能シアネートエステル樹脂(ロンザジャパン(株)製「PT30」、シアネート当量124)やビスフェノールAジシアネートの一部または全部がトリアジン化され三量体となったプレポリマー(ロンザジャパン(株)製「BA230」、シアネート当量232)等が挙げられる。
(a)エポキシ樹脂と(c)硬化剤の配合比率は、フェノール系硬化剤またはナフトール系硬化剤の場合、エポキシ樹脂のエポキシ当量1に対してこれら硬化剤のフェノール性水酸基当量が0.4〜2.0の範囲となる比率が好ましく、0.5〜1.0の範囲となる比率がより好ましい。シアネートエステル樹脂の場合は、エポキシ当量1に対してシアネート当量が0.3〜3.3の範囲となる比率が好ましく、0.5〜2の範囲となる比率がより好ましい。反応基当量比がこの範囲外であると、硬化物の機械強度や耐水性が低下する傾向にある。
なお、当該熱硬化性樹脂組成物には、(c)硬化剤に加え、(d)硬化促進剤をさらに配合することができる。このような硬化促進剤としては、イミダゾール系化合物、有機ホスフィン系化合物等が挙げられ、具体例としては、例えば、2−メチルイミダゾール、トリフェニルホスフィンなどを挙げることができる。(d)硬化促進剤を用いる場合、エポキシ樹脂に対して0.1〜3.0質量%の範囲で用いるのが好ましい。なお、エポキシ樹脂硬化剤にシアネートエステル樹脂を使用する場合には、硬化時間を短縮する目的で、従来からエポキシ樹脂組成物とシアネート化合物とを併用した系で硬化触媒として用いられている有機金属化合物を添加してもよい。有機金属化合物としては、銅(II)アセチルアセトナート等の有機銅化合物、亜鉛(II)アセチルアセトナート等の有機亜鉛化合物、コバルト(II)アセチルアセトナート、コバルト(III)アセチルアセトナート等の有機コバルト化合物などが挙げられる。有機金属化合物の添加量は、シアネートエステル樹脂に対し、金属換算で通常10〜500ppm、好ましくは25〜200ppmの範囲である。
また、当該熱硬化性樹脂組成物には、硬化後組成物の低熱膨張化のために(e)無機充填剤を含有させることができる。無機充填剤としては、例えば、シリカ、アルミナ、雲母、マイカ、珪酸塩、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、酸化チタン等が挙げられ、シリカ、アルミナが好ましく、特にシリカが好ましい。なお、無機充填剤は絶縁信頼性の観点から、平均粒径が3μm以下であるのが好ましく、平均粒径が0.6μm以下であるのがより好ましい。一方、平均粒径の下限は特に限定はされないが、0.1μm以上であるのが好ましい。熱硬化性樹脂組成物中の無機充填剤の含有量は、熱硬化性樹脂組成物の不揮発成分を100質量%とした時、好ましくは0〜60質量%であり、より好ましくは20〜50質量%である。無機充填剤の含有量が20重量%未満の場合、熱膨張率の低下効果が十分に発揮されない傾向にあり、無機充填剤の含有量が60重量%を超えると、硬化物の機械強度が低下するなどの傾向となる。
近年の高密度パッケージ基板等では特性インピーダンスの要求から、絶縁樹脂層の薄型化が進んでいる。従って、接着フィルムにより、スルーホールを穴埋めする場合、スルーホール上の絶縁層の凹みの問題がより顕著化する傾向にある。本発明において、樹脂組成物層の厚さは、薄型化に対応する観点から、通常、導体層厚+(10〜65)μmの範囲から選択される。また層間絶縁信頼性等の観点から、樹脂組成物層の厚さは通常15〜100μmの範囲であり、15〜80μmが好ましく、さらに25〜60μmの範囲が好ましい。
本発明における接着フィルムは、樹脂組成物層の支持体が密着していない面は保護フィルムで保護されていてもよい。保護フィルムとしては、厚さ1〜40μmの、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル等のプラスチックフィルムが好適に用いられる。
本発明製法の適用に好適なスルーホールを有する基板としては、例えば、以下のものが挙げられる。板厚が0.05以上〜0.2mmt以下、スルーホール径が0.5mm以下の基板、板厚が0.3mmt以下、スルーホール径が0.35mm以下の基板、板厚が0.4mmt以下、スルーホール径が0.27mm以下、板厚が0.6mmt以下、スルーホール径が0.22mm以下の基板、板厚が0.8mmt以下、スルーホール径が0.17mm以下の基板。
本発明においては、スルーホールを有する基板上に、接着フィルムの樹脂組成物層を接触させ、真空ラミネーターにより減圧下で、加熱および加圧し、接着フィルムの積層と同時にスルーホールの穴埋めを行なう。接着フィルムの樹脂組成物層が保護フィルムで保護されている場合はこれらを剥離した後、樹脂組成物層を基板に直接接するように、基板の両面に積層(ラミネート)する。ラミネートの方法はバッチ式であってもロールでの連続式であってもよい。またラミネートを行う前に接着フィルム及び基板を必要により加熱(プレヒート)しておいてもよい。なお、接着フィルムに用いられている支持体が厚さ20μm以上の光沢面を有する金属箔でない場合は、一旦、接着フィルムをラミネート後、加熱処理前に該支持体を剥離し、ラミネートされた樹脂組成物層の上から厚さ20μm以上の光沢面を有する金属箔を光沢面が樹脂組成物層に接するように、再度ラミネートしてもよい。
ラミネートの条件は、圧着温度(ラミネート温度)を好ましくは70〜140℃、圧着圧力を好ましくは1〜11kgf/cm2(9.8×10〜107.9×10N/m2)とし、空気圧20mmHg(26.7hPa)以下の減圧下でラミネートするのが好ましい。
真空ラミネーターは市販のものを使用することができる。市販の真空ラミネーターとしては、例えば、ニチゴー・モートン(株)製 バキュームアップリケーター、(株)名機製作所製 真空加圧式ラミネーター、(株)日立インダストリイズ製 ロール式ドライコータ、日立エーアイーシー(株)製真空ラミネーター等を挙げることができる。
なお本発明における基板は、スルーホールを有する基板であれば特に限定はないが、主として、ガラスエポキシ基板、金属基板、ポリエステル基板、ポリイミド基板、BTレジン基板、熱硬化型ポリフェニレンエーテル基板等の基板であって、スルーホールを有し、片面又は両面にパターン加工された導体層(回路)が形成されたもの(いわゆるコア基板)をいう。なお導体層表面は黒化処理等により予め粗化処理が施されていた方が絶縁層の基板への密着性の観点から好ましい。
接着フィルムの積層後、熱硬化性樹脂を熱硬化する工程は、スルーホール上の凹み抑制の観点から、樹脂組成物層を70℃〜140℃の温度で加熱処理する工程、と該加熱処理の温度より高い温度で熱硬化する工程の2段階で行うのが好ましい。熱硬化性樹脂組成物を硬化する前に、熱硬化性樹脂組成物の70℃以上かつ140℃以下の温度で、熱硬化性樹脂組成物を加熱処理する工程において、加熱処理の温度は、好ましくは70〜130℃、より好ましくは80〜125℃の範囲から選択される。加熱処理の時間は特に限定されず、通常5分〜6時間、好ましくは10分〜5時間、好ましくは20分〜4時間の間で選択される。加熱処理の温度が低いほど、長い加熱処理時間が必要となる傾向にある。
その後の熱硬化工程においては、加熱処理工程の温度より高い温度で熱硬化性樹脂組成物を熱硬化し、絶縁層を形成する。硬化温度及び硬化時間は熱硬化性樹脂組成物の種類によっても異なるが、好ましく150〜220℃で20分〜180分の範囲で選択され、より好ましくは160〜200℃で30分〜120分の範囲である。絶縁層を形成した後、金属箔を除去する。金属箔の除去は、物理的に引き剥がし可能な場合はそのまま剥離し、引き剥がしが困難な場合はエッチングによることができる。金属箔のエッチングは、塩化第II鉄や、塩化第II銅を主成分としたエッチング液を用いて行うことができる。以上の工程により、スルーホール上の凹みが抑制された絶縁層を得ることができる。スルーホール上の絶縁層の凹みは6μm以下であるのが好ましい。
通常、基板上に形成された絶縁層に穴開けを行いビアホールを形成する。必要により、スルーホールを形成してもよい。穴あけは例えば、ドリル、レーザー、プラズマ等の公知の方法により、また必要によりこれらの方法を組み合わせて行うことができるが、炭酸ガスレーザー、YAGレーザー等のレーザーによる穴あけがもっとも一般的な方法である。
絶縁層上に回路形成するには、セミアディディブ法を用いるのが好ましい。セミアディティブ法においては、通常、まず絶縁層表面に粗化処理を行った後、触媒を付与し、無電解銅メッキ層を形成し、該銅メッキ層上にパターンレジストを施し、所望の厚みの電解銅メッキ層を形成後、パターンレジストを剥離し、無電解銅メッキ層をフラッシュエッチで除去することにより、回路を形成する。絶縁層表面の粗化工程は、上記穴あけ工程で生じたスミアを除去するデスミア工程を兼ねている。本発明における粗化処理は、酸化剤を使用した湿式粗化方法で行われる。酸化剤としては、過マンガン酸塩(過マンガン酸カリウム、過マンガン酸ナトリウム等)、重クロム酸塩、オゾン、過酸化水素/硫酸、硝酸等が挙げられる。好ましくはビルトアップ工法による多層プリント配線板の製造における絶縁層の粗化に汎用されている酸化剤である、アルカリ性過マンガン酸溶液(例えば過マンガン酸カリウム、過マンガン酸ナトリウムの水酸化ナトリウム水溶液)を用いて粗化を行うのが好ましい。粗化表面に付与する触媒としては、一般に使用されているパラジウム金属が好ましい。無電解銅メッキ液は、錯化剤や還元剤等の浴構成成分の違いで種々のものが市販されているが、特に限定されるものではない。無電解銅メッキ層の厚みは、通常0.1〜3μmであり、好ましくは、0.3〜2μmである。
無電解銅メッキ表面に電解銅メッキを行なう方法も公知の方法に従って行うことができ、例えば、一般に用いられている硫酸銅メッキ浴を使用して行うことができる。電解銅メッキ層の厚みは、通常3〜40μmであり、好ましくは、5〜35μmである。なお導体層形成後、150〜200℃で20〜90分アニール(anneal)処理することにより、導体層のピール強度をさらに向上、安定化させることができる。
このようにして得られる多層プリント配線板はスルーホール上の凹みが抑制され、平滑性に優れた絶縁層を有する。
以下に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
樹脂組成物層厚さ40μmの味の素ファインテクノ(株)製接着フィルム(ABF−GX−13)の保護フィルムを剥離し、35μm電解銅箔の光沢面(JTC箔、(株)日鉱マテリアルズ製)に樹脂組成物層を真空ラミネートにて転写させ、銅箔を支持体とする接着フィルムを得た。次に樹脂組成物層を介して銅箔と反対面にあるPETフィルムを剥離し、スルーホール(スルーホール径0.3mm)を有する厚さ0.3mmtのコア基板(FR4)の両面から積層した。積層は熱プレス付き真空ラミネーター((株)名機製作所製 MVLP−500)により、温度100℃、圧力7kgf/cm(69×10N/m)、気圧5mmHg(6.7hPa)以下で30秒間加圧し、その後温度100℃、圧力10kgf/cm(98×10N/m)で90秒加圧することにより行った。次いで、樹脂組成物層を120℃で30分間加熱、続いて180℃で30分間加熱することにより熱硬化させ、室温まで冷却後、塩化第II鉄(FeCl)よりなるエッチング液浸漬により銅箔を除去し、絶縁層が形成されたコア基板を得た。
35μm電解銅箔の代わりに20μm圧延黄銅箔(日鉱金属(株)製)を用いた以外は実施例1と同様にして、絶縁層が形成されたコア基板を得た。なおここで使用した金属箔は、物理的に剥離が可能で、エッチングによらず引き剥がすことで剥離した。
多層プリント配線板の製造(その1)
スルーホール穴径0.3mmを有する回路形成された厚み0.3mmtの基板を用いた以外は実施例1と同様にして、スルーホール穴埋めと絶縁層形成を行った。次に、絶縁層に炭酸ガスレーザーによりビアホールを形成した。デスミアプロセスを兼ねた絶縁層の粗化処理を、アトテックジャパン社製の酸化剤「コンセントレイト・コンパクト CP(Concentrate Compact CP)」(過マンガン酸アルカリ溶液)及び還元剤「リダクション・ソルーション・セキュリガンス(Reduction solution Securiganth P-500)」を用いて行った。絶縁層を温度80℃で10分間酸化剤溶液により表面処理を行った。次いで、温度40℃で5分間還元剤溶液により中和処理行った。次に絶縁層表面に無電解銅メッキの触媒付与を行なった後、無電解銅メッキ液に32℃で30分浸漬して、1.5μmの無電解銅メッキ皮膜を形成させた。これを、150℃30分で乾燥後、酸洗浄し、含リン銅板をアノードとし、陰極電流密度2.0A/dm2で12分間電気銅メッキを行ない、銅メッキ皮膜を形成させた。その後、更に180℃で30分アニール処理を行った。得られた導体層の導体メッキ厚は約30μm、ピール強度は0.8kgf/cmであった。またピール強度測定はJIS C6481に準じて行った。
多層プリント配線板の製造(その2)
スルーホール穴径0.3mmを有する回路形成された厚み0.3mmtの基板及び実施例2で得られた樹脂付銅箔を用い、銅箔除去は剥離によった以外は実施例3と同様にして多層プリント配線板を得た。
<比較例1>
厚さ18μmの電解銅箔(JTC箔、(株)日鉱マテリアルズ製)を用いた以外は実施例1と同様にして絶縁層が形成されたコア基板を得た。
なお、各性能評価は次の方法で行った。
<スルーホールの埋め込み性>
スルーホールの有する評価基板の一部を埋め込み樹脂で埋め込み、スルーホール中心を通る断面を、研磨により目視により観察し、次の基準に従い、評価した。
○:スルーホール内が樹脂で埋め込まれている
×:スルーホール内の一部が樹脂で埋め込まれていない
<スルーホール上凹み>
格子状に10×10個(=100個)のスルーホールの開いた、スルーホール穴径300μm、スルーホールピッチ各600、900、1200μmを有する厚み0.3mmtの評価基板に両面から接着フィルム、もしくは樹脂付金属箔をラミネートにより積層した。続いて、支持体フィルム付、もしくは金属箔付で硬化させた後、支持体フィルム、もしくは金属箔を剥離またはエッチングにより除去した。このように樹脂を露出させた状態で各スルーホールピッチのスルーホール上凹みを、非接触型表面粗さ計(ビーコインスツルメンツ社製WYKO NT3300)を用いて、X,Y方向およびその表裏で測定して、平均値をもって凹みを算出した。なお、X,Y方向についてはスルーホール中心を原点とし、ラミネート方向をY方向、それに直交する方向をX方向とした。凹みについてはその原点と、X,Y方向に各々300μm外側に位置する高低差を各スルーホールピッチからN=1で選択した。よって、凹みとしては、スルーホールピッチ各600、900、1200μmの平均値である。
表1に示すとおり、比較例はスルーホール上の凹みが大きいのに対し、実施例1及び実施例2はスルーホール上の凹みが抑制されていることが分かる。

Claims (6)

  1. 支持体上に熱硬化性樹脂組成物からなる樹脂組成物層が形成された接着フィルムを用いて多層プリント配線板を製造する方法であって、少なくとも以下の工程1)〜):
    1)スルーホールを有する基板上に、樹脂組成物層の厚さが15〜60μmである接着フィルムの樹脂組成物層を接触させ、真空ラミネーターにより減圧下で、加熱および加圧し、接着フィルムの積層と同時にスルーホールの穴埋めを行なう工程、
    2)厚さ20μm以上の金属箔の光沢面に樹脂組成物が接した状態で熱硬化性樹脂組成物を熱硬化し、絶縁層を形成する工程、
    3)熱硬化後に、金属箔を除去する工程、
    4)絶縁層表面を酸化剤で粗化する工程、及び
    5)粗化された絶縁層表面にメッキにより導体層を形成する工程、
    を含む、多層プリント配線板の製造方法。
  2. 接着フィルムが、厚さ20μm以上の金属箔を支持体とし、該金属箔の光沢面に樹脂組成物層が形成された接着フィルムである、請求項1記載の多層プリント配線板の製造方法。
  3. 金属箔が電解銅箔、圧延銅箔又はアルミ箔から選択される請求項1又は2記載の多層プリント配線板の製造方法。
  4. 金属箔の厚さが20μm以上75μm以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  5. 熱硬化性樹脂組成物を熱硬化する工程が、樹脂組成物層を70℃〜140℃の温度で加熱処理する工程、と該加熱処理の温度より高い温度で熱硬化する工程の2段階で行われる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  6. 金属箔を除去後、絶縁層にビアホールを形成する工程を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の多層プリント配線板の製造方法。
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