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JP5011022B2 - 天井埋込型空気調和装置 - Google Patents

天井埋込型空気調和装置 Download PDF

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JP5011022B2
JP5011022B2 JP2007203822A JP2007203822A JP5011022B2 JP 5011022 B2 JP5011022 B2 JP 5011022B2 JP 2007203822 A JP2007203822 A JP 2007203822A JP 2007203822 A JP2007203822 A JP 2007203822A JP 5011022 B2 JP5011022 B2 JP 5011022B2
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Description

本発明は、四隅にコーナパネルを設けた化粧パネルを備える天井埋込型空気調和装置に関する。
従来、空気調和機本体を吊りボルトを介して天井に吊下げると共に、この空気調和機本体の下面に化粧パネルを取り付け、この化粧パネルのパネル本体の四隅に着脱自在にコーナパネルを設けた天井埋込型空気調和装置が知られている。
この種の空気調和装置において、作業者等は、例えば室内機本体の高さ調整等のため吊りボルトを操作する際、パネル本体からコーナパネルを外してパネル本体に形成された開口を露出し、この開口から手や工具を挿入する等して吊りボルトにアクセスして、吊りボルトを操作する。ここで、コーナパネルは、作業の簡易化、迅速化の観点から、上記作業時には、パネル本体から容易に取り外すことができるように構成されることが求められる。
これに鑑み、コーナパネルに永久磁石を設けると共に、化粧パネルにこの永久磁石と対応する金属製のプレートを設け、これら永久磁石とプレートとの間に働く吸引力を利用し、コーナパネルの化粧パネルに対する着脱容易性を向上した空気調和装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3284755号
しかしながら、上述した空気調和装置では、永久磁石及びプレートが必要となる分製造にかかるコストが増大すると共に、コーナパネルおよび化粧パネルに、これら永久磁石及びプレートを取り付けるための特別な機構を設ける必要があり、部材構造が複雑化してしまう、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、コーナパネルの化粧パネルに対する着脱容易性を維持したまま、コストを削減し、かつ、部材構造を簡素化した天井埋込型空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、空気調和機本体と、この空気調和機本体の下面に取り付けられる化粧パネルと、この化粧パネルのパネル本体の四隅に設けたコーナパネルと、を備える天井埋込型空気調和装置において、前記コーナパネルは、前記パネル本体の係止孔に嵌まる係止爪を備えると共に、前記パネル本体のコーナ内壁部に設けた台座部に延出しこの台座部に止着する連結脚をコーナパネルの一隅部に備え、前記連結脚は、弾性体であり、前記コーナ内壁部に設けた係合孔に係合する突部を備え、前記連結脚の先端に、前記台座部を超えて延出したつまみ部を形成したことを特徴とする
本発明によれば、パネル本体におけるコーナパネルが取り付けられる位置に、コーナパネルを天井方向へ向かって押し込み、パネル本体に形成された係止孔にコーナパネルの係止爪を係止させ、かつ、コーナパネルの連結脚の突部をパネル本体のコーナ内壁部の係合孔に係合することにより、簡単にコーナパネルをパネル本体に取り付けることができる。また、上記連結脚を弾性変形して、上記突部と上記係合孔の係合を解くことにより簡単にコーナパネルをパネル本体から取り外すことができる。このため、永久磁石やプレート等特別な部材を用いることなく、着脱容易性を確保することができ、コストの削減及び部材構造の簡素化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る天井埋込型空気調和装置1の空気調和機2をグリッドシステム天井に設置した状態を下から見た図である。
このグリッドシステム天井は、複数本の吊り具(不図示)を介して天井に吊下げられた複数の保持バー3を備えている。これら保持バー3は、格子状に組まれており、保持バー3で囲まれた空間に、保持バー開口部4が形成されている。本実施形態では、保持バー開口部4のそれぞれは、600mm×600mmの大きさの開口を有しており、保持バー開口部4には、この開口の大きさに対応した、天井面を形成するための天井材5や、室内を照明するための照明ユニット6等が取り付けられると共に、室内の空気調和を行うための空気調和機2が取り付けられている。
図2は、この空気調和機2を下面側から示す斜視図であり、図3は、空気調和機2の縦断面図である。
本実施形態に係る空気調和機2は、上記保持バー開口部4に対応した600mm×600mmの外形状を有する4方向カセット型の空気調和機2であり、図2及び図3に示すように、吊りボルト10を介して天井に吊り下げられる空気調和機本体11と、この空気調和機本体11の下面に取り付けられた化粧パネル12とを有する。
上記空気調和機本体11は、図2及び図3に示すように、空気調和機本体11の外形部分を構成する筐体13を備えている。この筐体13は、下面に開口が形成された略箱形状に形成されており、天板部13Aと、側板部13Bとを有している。この側板部13Bの外面における4つの角部には、図2に示すように、吊り金具14が設けられ、この吊り金具14には天井から垂下した吊りボルト10が取り付けられており、筐体13は、この吊りボルト10に吊持されて天井に支持されている。
筐体13の天板部13A及び側板部13Bの全面に亘る内面には、図3に示すように、発泡スチロール製の断熱体15が設けられている。また、筐体13の天板部13Aには、送風ファン16が固定され、この送風ファン16を取り囲むように室内熱交換器17が設けられており、上記送風ファン16によって、化粧パネル12の吸込口21(後述)を介して吸い込まれた空気が室内熱交換器17に供給されると共に、室内熱交換器17により熱交換された空気が化粧パネル12の吹出口22(後述)から吹き出される構成となっている。室内熱交換器17の下方には、この室内熱交換器17から流下する結露水を受ける発泡スチロール製のドレンパン18が配置されている。
一方、化粧パネル12は、図2に示すように、平面視略矩形に形成された化粧パネル本体20を有し、この化粧パネル本体20は、化粧パネル本体20の略中央部に形成された吸込口21と、化粧パネル本体20の4辺の近傍に、それぞれの辺に沿って形成された吹出口22とを備えている。上記吸込口21には吸込グリル23が着脱自在に取り付けられ、この吸込グリル23には、吸込口21を介して筐体13内に流入する空気中に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ24が装着されている。空気調和機2は、吸込口21を介して室内の空気を筐体13の内部へ吸い込み、筐体13内で空気の熱交換を行った後、吹出口22を介して室内へ向けて空気を吹き出す。
また、化粧パネル本体20の四隅において、上記吊り金具14の下方には、図2に示すように、化粧パネル側開口25が形成されており(図4及び図6も併せて参照)、この化粧パネル側開口25を塞ぐようにコーナパネル30が化粧パネル本体20に対して着脱自在に取り付けられている。空気調和機2の位置決めや高さ調整等を行う場合、作業者等は、このコーナパネル30を取り外し、化粧パネル側開口25を露出し、この化粧パネル側開口25に、手や工具を挿入して上記吊りボルト10にアクセスし、この吊りボルト10を操作して、空気調和機2の位置決め等を行う。このため、コーナパネル30は、作業の簡易化、迅速化のために、作業時において容易に着脱できることが求められており、この着脱容易性を実現するために、本実施形態に係る化粧パネル本体20及びコーナパネル30は、以下の構成となっている。
図4は、化粧パネル本体20の四つの隅部のうち一つの隅部20Aを、室内側から見た図であり、コーナパネル30及び吸込グリル23を取り外した状態を示している。図5は、コーナパネル30を裏面から見た斜視図である。ここでコーナパネル30の裏面とは、コーナパネル30を化粧パネル本体20に取り付けたときに天井裏側に臨む面のことである。図6及び図7は、コーナパネル30の化粧パネル本体20に対する取り付け方、取り外し方を説明するための図であり、図6は、取り付ける前の状態を、図7は、取り付けた後の状態を示している。なお、以下の説明において、化粧パネル12の四つの隅部は、それぞれ略同一の構成のため、以下一つの隅部20Aを例に説明する。同様に、化粧パネル本体20の四隅に設けられた四つの各コーナパネル30は、それぞれ略同一の構成のため、以下一つのコーナパネル30を例に説明する。
まず、コーナパネル30が取り付けられる化粧パネル本体20の隅部20Aについて説明する。図4に示すように、化粧パネル本体20は吹出口22を囲うように枠状に形成した枠体80を有し、この枠体80は4つの枠部材81を備えている。図4に示した2つの枠部材81A,81Bは、化粧パネル本体20の隅部20Aで直交し、その隅部20Aには、上述した化粧パネル側開口25が天井裏側に貫通して形成されており、この化粧パネル側開口25の室内側には、コーナパネル30が嵌合する嵌合用開口部(以下、単に開口部という。)31が形成されている。この開口部31は、コーナパネル30が嵌まり込むべく、コーナパネル30の形状に対応した略矩形状に形成されている。開口部31の内周縁において、開口部31の四つの隅部のうち、外側へ向かう方向(図4中矢印で示す外方向。以下、この方向を「外方向」という。)に形成された外側隅部32の内周縁には、外方向に凹んだ外側係止孔33が形成されている。この外側係止孔33は、後述するコーナパネル30の外側係止爪52(図5)が係止するための係止孔である。
開口部31の内周縁において、開口部31の四つの隅部のうち上記外側隅部32と隣接する2つの側方隅部34,34の内周縁には、図4及び図6に示すように、側方係止孔35,35が形成されている。この側方係止孔35,35は、後述するコーナパネル30の側方係止爪54,54(図5)が係止する係止孔である。
また、開口部31の四つの隅部のうち中心方向に形成された中心隅部36には、コーナ内壁部40が形成されている。
このコーナ内壁部40は、図4及び図6に示すように、2つの枠部材81A,81Bの各内壁面82,83(図6及び図7)の端部同士を連結する部材であり、仕切り板86と、台座部42と、を有している。
仕切り板86は、開口部31と上記吸込口21とを仕切る板状の部材であり、化粧パネル本体20から、外方向へ傾斜しつつ、室内方向へ延出している。この仕切り板86には、図6に示すように、切り欠かれて形成された内壁面側係合孔41が形成されている。この内壁面側係合孔41は、後述するコーナパネル30の連結脚56に形成された突部59(図5)が係合するための係合孔である。ここで、この仕切り板86が外方向へ傾斜しているのは、詳細は後述するが、コーナパネル30を開口部31に嵌合する際、コーナパネル30の連結脚56の突部59(図5)を内壁面側係合孔41へ案内するためである。
台座部42は、上記コーナ内壁部40の基端部の吸込口21側に設けられている。この台座部42は、後述するコーナパネル30の連結脚56のつまみ部58(図5)が接触し、止着する部位であり、吸込口21側(中心方向)へ向かって突出した台座突出部45を有している。この台座突出部45には、コーナパネル30と化粧パネル本体20とを固定するための固定用ねじ43が螺合される雌ねじ部44が形成されている。
この台座突出部45は、吸込口21側へ突出して形成されているため、吸込口21に吸込グリル23を取り付けた際は、図1及び図2に示すように、この台座突出部45及び台座突出部45の雌ねじ部44に螺合される固定用ねじ43が室内から見えない構成となっており、外観性の向上が図られている。
一方、コーナパネル30は、図5に示すように、上記開口部31の形状に対応した矩形状に形成されており、四つの辺のうち、外方向の二辺には、天井方向に突出したコーナパネル外周壁50が、上記二辺にまたがって形成されている。このコーナパネル外周壁50において、コーナパネル30の4つの隅部のうち外方向に形成された外側隅部51には、外方向へ向かって突出した外側係止爪52が形成されている。この外側係止爪52は、上記開口部31の外側係止孔33(図4)に係止する係止爪である。
また、コーナパネル外周壁50において、コーナパネルの4つの隅部のうち、上記外側隅部51と隣接する2つの側方隅部53,53には、上記開口部31の側方係止孔35,35(図4、図6)に係止する側方係止爪54,54が形成されている。
さらに、コーナパネルの4つの隅部のうち、中心方向に形成された中心隅部55には、連結脚56が設けられている。
この連結脚56は、弾性を有した材料で形成され、図5に示すように、天井方向へ向かって突出した立ち上がり部57と、この立ち上がり部57の先端から中心方向へ向かって折り曲がって形成されたつまみ部58と、を有している。
上記立ち上がり部57には、図5に示すように、外方向へ向かって突出した突部59が形成されている。この突部59は、上述したコーナ内壁部40の内壁面側係合孔41に係合する部材であり、突部59の外方向の面には、中心方向へ向かって傾斜した傾斜部60が形成されている。この傾斜部60は、コーナパネル30を開口部31に嵌合する際、突部59を内壁面側係合孔41へ案内する。
また、上記つまみ部58は、上述した台座部42に接触し、止着する部材であり、天井−室内方向に貫通した貫通孔61が形成されている。この貫通孔61は、上記固定用ねじ43が貫通する孔であり、コーナパネル30と化粧パネル本体20とを固定する際は、図6及び図7に示すように、専用の固定用ねじ43をこの貫通孔61を介して上記雌ねじ部44に螺合させることにより、コーナパネル30を化粧パネル本体20にねじ止めする。
つまみ部58において、貫通孔61の中心方向の端から中心方向へ延出した部分の長さL1(図5)は、上記台座部42の雌ねじ部44の中心方向の端から中心方向へ延出した部分の長さL2(図4)より長く形成されており、コーナパネル30が開口部31に嵌合した際は、つまみ部58の先端部が台座部42を超えて中心方向に延出し、この延出した部分を作業者等が把持可能な構成となっている。この構成のため、詳細は後述するが、コーナパネル30を開口部31から取り外す際は、作業者等は、このつまみ部58を把持し、このつまみ部58を介してコーナパネル30の位置を変位することにより、コーナパネル30と開口部31との嵌合を解くことができるようになっている。
上記構成のコーナパネル30を化粧パネル本体20に取り付ける手順は以下による。
すなわち、吸込グリル23を外した状態の化粧パネル本体20の開口部31に、固定用ねじ43を介さずに、コーナパネル30を仮止めした後、固定用ねじ43によってコーナパネル30と化粧パネル本体20とを本止めし、吸込グリル23を化粧パネル本体20に取り付ける。
具体的には、図6に示すように、コーナパネル30の外側係止爪52を開口部31の外側係止孔33に引っ掛け、これら外側係止爪52と外側係止孔33とを係止させた状態で、コーナパネル30の中心隅部36を天井方向に向かって押し込む。
コーナパネル30が天井方向に向かって押し込まれると、コーナパネル30の側方係止爪54,54が、開口部31の内周に入り込んだ後、側方係止孔35,35に弾発的に係止する。これと同時に、コーナパネル30の連結脚56の立ち上がり部57、及び、立ち上がり部57に形成された突部59が、上述したコーナ内壁部40の傾斜に案内されて、コーナ内壁部40の吸込口21側へ入り込む。このとき、上記突部59の傾斜部60に愛内されて、突起59がコーナ内壁部40に接触しつつ天井方向へ摺動し、これに伴い、立ち上がり部57は、突部59の傾斜部60の傾斜に応じて弾性変形する。さらに押し込みが進むと、突部59が、傾斜部60に案内されて、コーナ内壁部40の内壁面側係合孔41に入り込み、これら突部59と内壁面側係合孔41とが弾発的に係合し、仮止めが終了する。
上記仮止め後、固定用ねじ43を、連結脚56のつまみ部58に形成された貫通孔61を介して、台座部42の台座突出部45に形成された雌ねじ部44に螺合し、本止めを行う。この本止め後、吸込口21に吸込グリル23を取り付ける。その際、上述したように、台座突出部45は、吸込口21に突出して形成されているため、図1及び図2に示すように、吸込グリル23取り付け後は、上記固定用ねじ43が露出しない。
このように、本実施形態では、コーナパネル30の仮止めは、コーナパネル30の外側係止爪52を、化粧パネル本体20の外側係止孔33に引っ掛けた後、コーナパネル30を天井方向へ押し込む、という簡単かつ単純な作業で行うことができるため、作業の簡易化、迅速化を図ることができる。また、仮止め時には、コーナパネル30の四隅部において、コーナパネル30と、開口部31とが係合するため、コーナパネル30の仮止めの状態を強固に保持することができ、仮止め後にコーナパネル30が落下することがなく、安全性の向上が図られる。
次いで、コーナパネル30を化粧パネル本体20から取り外す手順について説明する。
コーナパネル30の取り外しに際して、図7に示すように、まず、化粧パネル本体20から吸込グリル23を取り外し、台座部42に螺合された固定用ねじ43を露出した後、この固定用ねじ43の螺合を解く。このとき、固定用ねじ43が外れた状態(仮止めの状態)であっても、上述したように、コーナパネル30は落下することがないため、作業者等は、この固定用ねじ43の螺合を解く作業を、両手で行うことができ、作業の効率化、迅速化を図ることができると共に、安全性の向上を図ることができる。
固定用ねじ43の螺合を解いた後、上記連結脚56のつまみ部58を把持し、このつまみ部58を中心方向(図7中矢印Y1に示す方向)に変位することにより連結脚56の立ち上がり部57を弾性変形し、コーナ内壁部40に形成された内壁面側係合孔41から、立ち上がり部57の突部59を抜いて、これらの係合を解いた後、つまみ部58を室内側へ押し下げることにより、コーナパネル30の中心隅部36を室内方向へ向かって変位する。このコーナパネル30の室内方向への変位に伴って、開口部31の側方係止孔35,35とコーナパネル30の側方係止爪54,54との係止状態が解除されると共に、開口部31の外側係止孔33と、コーナパネル30の外側係止爪52との係止状態が解除される。これにより、コーナパネル30の四隅部における係合が解除され、化粧パネル本体20からコーナパネル30が取り外される。
このように本実施形態では、コーナパネル30の連結脚56のつまみ部58を把持し、このつまみ部58を弾性変形して、コーナパネル30を室内側へ変位する、という簡単な作業でコーナパネル30を化粧パネル本体20から取り外すことができるため、作業の簡易化、迅速化を図ることができる。さらに、取り外しの作業において、上記固定用ねじ43を抜いた後でも、コーナパネル30は、落下することがないため安全性の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、コーナパネル30を化粧パネル本体20から室内方向へ抜き取るようにして、取り外している。ここで、例えば、コーナパネル30を外方向へスライドさせて取り外すような機構の場合、図1に示すように、空気調和機2と、照明ユニット6が隣接し、コーナパネル30がスライドする位置に照明ユニット6が存在し、この照明ユニット6が障害となり取り外しの作業のが困難化する、ということがありえる。しかし、本実施形態では、コーナパネル30を室内方向に変位して取り外すため、例えば、図1のように、空気調和機2と、照明ユニット6とが隣接している場合も、コーナパネル30を取り外す際に、照明ユニット6が邪魔になり、取り外しの作業が困難化するということがない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、コーナパネル30を化粧パネル本体20に取り付ける際、コーナパネル30の外側係止爪52を、化粧パネル本体20の外側係止孔33に引っ掛けた後、コーナパネル30を天井方向へ押し込む、という簡単かつ単純な作業で取り付けることができる。また、コーナパネル30を化粧パネル本体20から取り外す際は、コーナパネル30の連結脚56のつまみ部58を把持し、このつまみ部58を中心方向に変位することにより、連結脚56の立ち上がり部57を弾性変形し、コーナ内壁部40に形成された内壁面側係合孔41から、立ち上がり部57の突部59を抜いて、これらの係合を解いた後、このつまみ部58を介してコーナパネル30を室内方向へ変位する、という簡単な作業で取り外すことができる。このように、本実施形態では、永久磁石やプレート等の特別な部材を用いることなく、コーナパネル30の着脱容易性を維持したまま、コストの削減及び部材構造の簡素化を図ることができる。
また、本実施の形態によれば、連結脚56の先端に台座部42を越えて延出したつまみ部58が形成されているため、容易かつ確実につまみ部58を把持することができ、作業の容易化、効率化を図ることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、本実施形態では、グリッドシステム天井に設けた空気調和機2を例示したが、これは、天井に設けた開口に空気調和機を嵌め込むタイプの空気調和機であってもよい。また、本実施形態に係る空気調和機2は、600mm×600mmの外形状を有する4方向カセット型の空気調和機2を例示したが、これに限定されず、例えば、640mm×640mmの外形上を有してもよく、また、二方向型の空気調和機であってもよい。
本実施形態に係る天井埋込型空気調和装置の空気調和機をグリッドシステム天井に設置した状態を室内側から見た図である。 空気調和機を下面側から示す斜視図である。 空気調和機の縦断面図である。 化粧パネル本体の1つの隅部を室内側から見た図である。 コーナパネルを裏面から見た斜視図である。 コーナパネルの化粧パネル本体に取り付ける前の状態を示す図である。 コーナパネルを化粧パネル本体に取り付けた後の状態を示す図である。
符号の説明
1 天井埋込型空気調和装置
2 空気調和機
10 ボルト
11 空気調和機本体
12 化粧パネル
20 化粧パネル本体
20A 隅部
25 化粧パネル側開口
30 コーナパネル
31 コーナパネル嵌合部
33 外側係止孔
35 側方係止孔
40 コーナ内壁部
41 内壁面側係合孔
42 台座部
52 外側係止爪
54 側方係止爪
55 中心隅部
56 連結脚
58 つまみ部
59 突部
60 傾斜部

Claims (1)

  1. 空気調和機本体と、この空気調和機本体の下面に取り付けられる化粧パネルと、この化粧パネルのパネル本体の四隅に設けたコーナパネルと、を備える天井埋込型空気調和装置において、
    前記コーナパネルは、前記パネル本体の係止孔に嵌まる係止爪を備えると共に、前記パネル本体のコーナ内壁部に設けた台座部に延出しこの台座部に止着する連結脚をコーナパネルの一隅部に備え、
    前記連結脚は、弾性体であり、前記コーナ内壁部に設けた係合孔に係合する突部を備え、前記連結脚の先端に、前記台座部を超えて延出したつまみ部を形成した
    ことを特徴とする天井埋込型空気調和装置。
JP2007203822A 2007-07-25 2007-08-06 天井埋込型空気調和装置 Active JP5011022B2 (ja)

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