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JP5002335B2 - モータ制御装置,洗濯機及びモータ制御方法 - Google Patents

モータ制御装置,洗濯機及びモータ制御方法 Download PDF

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JP5002335B2 JP2007142054A JP2007142054A JP5002335B2 JP 5002335 B2 JP5002335 B2 JP 5002335B2 JP 2007142054 A JP2007142054 A JP 2007142054A JP 2007142054 A JP2007142054 A JP 2007142054A JP 5002335 B2 JP5002335 B2 JP 5002335B2
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Description

本発明は、モータをベクトル制御すると共に正弦波状に変調した電圧を出力する場合に、その変調率を1.0超とする過変調制御を実施するモータ制御装置,及びそのモータ制御装置を備えてなる洗濯機並びにモータ制御方法に関する。
近年、モータをベクトル制御することで、消費電力を低減したり、振動の低減を図るなどの効果を得る技術が普及している。また、その場合に、ホールICなどの位置センサを用いることなく、ロータの回転速度及び回転位置を推定して駆動するセンサレス制御方式を組み合わせることも多くなっている(センサレスベクトル制御)。
一方、モータを高速回転させる場合に、正弦波状の印加電圧の変調率を1.0超とする過変調制御を行うことで、実効出力電圧を増大させると共に出力電流を減少させて銅損の低減を図り、消費電力を低減する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−160183号公報
ここで、センサレスベクトル制御に過変調制御を組み合わせることを想定すると、以下のような問題が発生する。過変調制御では、出力電圧が正弦波に歪みを加えた波形となる結果、出力電圧,更には出力電流に高調波成分が発生する。また、センサレスベクトル制御では、ロータの回転位置を演算する過程に上記出力電圧,出力電流が組み込まれるため、過変調制御を実行している期間に回転位置推定を行うと、その推定結果に高調波成分が影響を及ぼす。
更に、その推定結果に基づいてモータの速度制御や電流制御を行うため、制御系において高調波成分が循環するようになり、制御が不安定となる結果、場合によってはモータの回転が停止するおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサレスベクトル制御と過変調制御とを組み合わせる場合でも、モータの駆動制御を安定させることができるモータ制御装置,及びそのモータ制御装置を備えてなる洗濯機並びにモータ制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のモータ制御装置は、モータを駆動するため、正弦波状に変調した電圧を出力する出力電圧変調手段と、
前記出力電圧の変調率を、1.0超に設定可能である変調率設定手段と、
前記モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出される電流をd軸電流とq軸電流とに分離し、それらの各電流成分を、回転速度指令に基づく電流指令値に一致させるように制御するベクトル制御手段と、
このベクトル制御手段における制御に使用される、前記モータの回転速度及び回転子の回転位置を推定する回転位置推定手段とを備え、
前記回転位置推定手段は、推定の過程で求められるd軸誘起電圧を平滑化するフィルタを備え、このフィルタにより平滑化されたd軸誘起電圧に基づいて、前記回転速度及び回転位置を推定し、
前記フィルタは、遮断周波数を決定するための係数を、前記変調率設定手段によって設定される変調率に応じて可変設定することを特徴とする。
すなわち、回転位置推定手段は、出力電圧や出力電流並びにモータ定数よりd軸誘起電圧を演算すると、そのd軸誘起電圧に基づいて回転速度並びに回転位置を推定するので、出力電圧や出力電流に高調波成分が加わるとd軸誘起電圧の演算結果に影響が及ぶため、回転速度や回転位置の推定が不安定になる。そこで、上記のように構成すれば、変調率設定手段における変調率の設定により過変調制御が実行され、出力電圧や出力電流に高調波成分が乗った場合でも、回転位置推定手段においては、フィルタがd軸誘起電圧の演算結果より高調波成分を除去するように平滑化するので、その出力結果に基づいて回転速度及び回転位置を推定できる。そして、変調率に応じてフィルタの遮断周波数を適切に変化させることができる。
また、請求項記載の洗濯機によれば、請求項1乃至の何れかのモータ制御装置を備えるので、洗濯機に使用されるモータを制御する場合に本発明を適用することができる。
本発明のモータ制御装置によれば、過変調制御が実行される場合でも、回転位置推定手段は、d軸誘起電圧の演算結果より高調波成分を除去して回転速度及び回転位置を推定できるので、センサレスベクトル制御を安定的に実行することができる。
本発明の洗濯機によれば、洗濯機に使用されるモータを高速で回転させるため過変調制御を行う場合でも、センサレスベクトル制御を安定的に実行できるので、効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図4は、ドラム式(横軸形)洗濯乾燥機の縦断側面図であり、外箱1の内部に水槽2を配設し、水槽2の内部に回転槽(ドラム,乾燥室)3が配設されている。上記水槽2及び回転槽3は共に円筒状を成すもので、前側(図中、左側)の端面部にそれぞれの開口部4,5を有し、そのうちの水槽2の開口部4を、外箱1の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部6にベローズ7を介して連ねている。外箱1の開口部6には扉8を開閉可能に設けている。
回転槽3における周側部(胴部)の略全域には、孔9が形成されており(一部のみ図示)、この孔9は、洗濯時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能する。水槽2には、前側の端面部の上部(前記開口部4より上方の部分)に温風出口10が形成され、後側の端面部の上部に温風入口11が形成されている。また、水槽2の底部の最後部には排水口12が形成されており、この排水口12に水槽2外で排水弁13を接続し、更に排水弁13に排水ホース14を接続することで、水槽2内の水を機外に排出するようにしている。
回転槽3の後側の端面部の後面(背面)には、補強部材15が取付けられており、この補強部材15の中心部に回転軸16を取付け後方へ突出させている。回転槽3の後側端面部の中心部周りには、多数の温風導入孔17が形成されている。
水槽2の後側端面部の中心部には、軸受ハウジング18が取付けられており、この軸受ハウジング18の中心部に上記回転軸16を挿通し、軸受19,20により回転可能に支承している。またそれにより、回転槽3が水槽2と同軸状で回転可能に支持されている。なお、水槽2は、図示しないサスペンションにより外箱1に弾性支持され、その支持形態は、水槽2の軸方向が前後となる横軸状で且つ前上がりの傾斜状であり、この水槽2に上述のように支持される回転槽3も、同形態となっている。
前記軸受ハウジング18には、外周に、モータ21のステータ22が取付けられており、このステータ22に、回転軸16の後端部に取付けたロータ23を外側から対向させている。従って、モータ21はアウターロータ形のブラシレスDCモータであり、回転軸16を中心に回転槽3をダイレクトドライブ方式で回転駆動させる。
水槽2の後側端面部の内側には、温風カバー24が装着されている。一方、前記補強部材15には、前記回転軸16を取付けた中心部の周囲部分に複数の比較的大きな温風導入口25が形成されており、この部分の外周部にシール部材26を装着し、このシール部材26を温風カバー24の前面に圧接させることで、前記温風入口11から上記温風導入口25へと気密に通じる温風通路27が構成されている。
水槽2の下方(外箱1の底面上)には、複数個のクッション28を介して台板29が配置され、この台板29上に通風ダクト30が配置されている。この通風ダクト30は、前端部の上部に吸風口31を有しており、この吸風口31に、前記水槽2の温風出口10が還風ダクト32及び接続ホース33を介して接続されている。なお、還風ダクト32は、前記ベローズ7の左側を迂回するように配管されている。
一方、通風ダクト30の後端部には循環用送風機34のケーシング35が接続されており、このケーシング35の出口部36が、接続ホース37及び給風ダクト38を介して、水槽2の温風入口11に接続されている。なお、給風ダクト38は、モータ21の左側を迂回するように配管されている。
そして、還風ダクト32、接続ホース33、通風ダクト30、ケーシング35、接続ホース37、給風ダクト38により、前記水槽2の温風出口10と温風入口11とが接続されて通風路39が設けられている。循環用送風機34は、その通風路39を通じ回転槽3内の空気を回転槽3外に出し、再び回転槽3内に戻すように循環させるもので、通風路39と循環用送風機34とにより、回転槽3内の空気を循環させる循環装置40が構成されている。
なお、循環用送風機34は、例えば遠心ファンであり、ケーシング35の内部に遠心羽根車34aを有し、その遠心羽根車34aを回転させるモータ34bをケーシング35の外部に有している。
通風路39中、通風ダクト30の内部には、前部から後部へ順に、フィルタ41、蒸発器42、凝縮器43が配置されている。このうち、フィルタ41は、水槽2の温風出口10から還風ダクト32及び接続ホース33を通じ、通風ダクト30に流入する回転槽3内の空気により運ばれるリント(糸くず)を捕獲するものである。蒸発器42は、蛇行状を成す例えば銅製の冷媒流通パイプに、例えばアルミニウム製の伝熱フィンを多数装着して成るもので、凝縮器43も同様の構成であり、それらの伝熱フィンの各間を、通風ダクト30を流れる回転槽3内の空気が通るようになっている。
蒸発器42及び凝縮器43は、図5に示す圧縮機45及び絞り器46と共にヒートポンプ47を構成している。ヒートポンプ47においては、接続パイプ48によって、圧縮機45、凝縮器43、絞り器46、蒸発器42の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機45が作動することでサイクル内に封入した冷媒を循環させる。冷媒には、例えば、高温用冷媒であるR134aを使用する。圧縮機45は、図4に示すように、通風ダクト30外に並設されている。絞り器46は、この場合、膨張弁(特には電子式膨張弁〔PMV:Pulse Motor Valve〕)から成っており、開度調整機能を有している。
吸風口31と蒸発器42との間における通風ダクト30の側面部で底面30aに臨む部分には、除湿水排出口49が形成されており、この除湿水排出口49は、外箱1の側面下部に形成した排水口50に接続パイプ51により接続されている。なお、通風ダクト30は、底面部中の、蒸発器42の直下に位置する部分30bを上記除湿水排出口49に向けて下降する傾斜面としている。
一方、外箱1内の後上部には給水弁52が配置されている。この給水弁52は、出口部を複数有するもので、それらは外箱1内の前側の上部に配置した給水ボックス53に接続パイプ54,55によって接続されている。更に、給水ボックス53は、詳しくは図示しないが、洗剤投入部並びに柔軟仕上剤投入部を有していて、上記給水弁52は、出口部の開放の選択により、洗い時に接続パイプ54から給水ボックス53の洗剤投入部を経て水槽2内に給水し、最終すすぎ時に接続パイプ55から給水ボックス53の柔軟仕上剤投入部を経て同じく水槽2内に給水するようにしている。
このほか、外箱1の前面部の上部の裏側には制御装置56が配置されている。この制御装置56は例えばマイクロコンピュータから成り、洗濯乾燥機の作動全般を制御する制御手段として機能する。制御装置56には、操作パネル(図示省略)が有した各種操作スイッチから成る操作入力部より各種操作信号が入力されると共に、水槽2内の水位を検知するように設けた水位センサから水位検知信号が入力される。
更に、制御装置56には、蒸発器42の入口及び出口、凝縮器43、並びに圧縮機45の冷媒吐出部の各温度を検知する温度センサから夫々温度検知信号が、また、後述するA/D変換器より電流値検知信号が入力されるようになっている。そして、制御装置56は、上記各種信号の入力並びに予め記憶した制御プログラムに基づいて、給水弁52と、モータ21、排水弁13、圧縮機45、絞り器46、循環用送風機34のモータ34bや、圧縮機45を冷却する圧縮機冷却用送風機などを駆動回路(何れも図示せず)を介して制御するようになっている。
図1は、圧縮機45を構成するモータ45Mの回転をベクトル制御するモータ制御装置60の構成をブロック図で示したものである。ベクトル制御では、電機子巻線に流れる電流を、界磁である永久磁石の磁束方向と、それに直交する方向とに分離してそれらを独立に調整し、磁束と発生トルクとを制御する。電流制御には、モータ45Mの回転子と共に回転する座標系、いわゆるd−q座標系で表わした電流値が用いられるが、d軸は回転子に取り付けた永久磁石の作る磁束方向であり、q軸はd軸に直交する方向である。巻線に流れる電流のq軸成分であるq軸電流Iqは回転トルクを発生させる成分であり(トルク成分電流)、同d軸成分であるd軸電流Idは磁束を作る成分である(励磁または磁化成分電流)。
モータ制御装置60は、電流制御部61、回転位置推定部(回転位置推定手段)62、速度制御部(速度制御手段)63、PWM信号形成部(出力電圧変調手段)64を備えている。電流制御部61は、モータ45Mに実際に流れる電流のd軸電流Id及びq軸電流Iqの値を、速度制御部63が出力するd軸電流指令値Idref、q軸電流指令値Iqrefにそれぞれ一致させるように制御する。電流制御部61は、減算器71d,71q、比例積分微分器72d,72q、dq/αβ座標変換器73、αβ/UVW座標変換器(出力電圧変調手段)74、UVW/αβ座標変換器75、αβ/dq座標変換器76を備えている。
電流センサ77(U,V,W)は、モータ45Mの各相(U相、V相、W相)に流れる電流Iu、Iv、Iwを検出するセンサである。尚、電流センサ77に替えて、インバータ回路(出力電圧変調手段)78を構成する下アーム側のスイッチング素子とグランドとの間に3個のシャント抵抗を配置し、それらの端子電圧に基づいて電流Iu、Iv、Iwを検出する構成としても良い。
電流センサ(電流検出手段)77により検出された電流Iu、Iv、Iwは、図示しないA/D変換器によりA/D変換されて、UVW/αβ座標変換器75により2相電流Iα、Iβに変換され、それらの2相電流Iα、Iβは、αβ/dq座標変換器76により、更にd軸電流Id,q軸電流Iqに変換される。α,βは、モータ45Mの固定子に固定された2軸座標系の座標軸である。このαβ/dq座標変換器76における座標変換の計算には、後述する回転子の回転位置推定値(α軸とd軸との位相差の推定値)θeが用いられる。
d軸電流Id,q軸電流Iqについては、減算器71d,71qにおいて、速度制御部63が出力するd軸電流指令値Idref、q軸電流指令値Iqrefとの偏差ΔId 、ΔIq が算出される。電流偏差ΔId,ΔIqは、比例積分微分器72d,72qにおいて比例積分微分演算され、d−q座標系で表わされた出力電圧指令値Vd、Vqが算出される。出力電圧指令値Vd、Vqは、dq/αβ座標変換器73によりα−β座標系で表わした値に変換され、更にαβ/UVW座標変換器74により固定子の各相電圧指令値Vu、Vv、Vwに変換される。なお、dq/αβ座標変換器73における座標変換の計算にも、後述する回転子の回転位置推定値θeが用いられる。
各相電圧指令値Vu、Vv、VwはPWM形成部64に入力され、指令値に一致する電圧を供給するためのパルス幅変調されたゲート駆動信号が形成される。インバータ回路78は例えばIGBTなどのスイッチング素子を三相ブリッジ接続して構成され、図示しない直流電源回路より直流電圧の供給を受けるようになっている。PWM形成部64で形成されたゲート駆動信号は、インバータ回路78を構成する各スイッチング素子のゲートに与えられ、それにより各相電圧指令値Vu、Vv、Vwに一致するPWM変調された三相交流電圧が生成されてモータ45Mの電機子巻線に印加される。
上記の構成において、減算部71d,71qと比例積分微分器72d,72qとによる比例積分微分(PID)演算によるフィードバック制御が行なわれ、d軸電流Id、q軸電流Iqはそれぞれd軸電流指令値Idref、q軸電流指令値Iqrefに一致するように制御される。
回転位置推定部62は、回転子の回転位置θの推定値θe、及び角速度ωの推定値ωeを推定するもので、d軸電流Id、q軸電流Iq、及びd軸の出力電圧指令値Vd、が入力されている。また、回転位置推定部62には、モータ45Mの回路定数である電機子巻線のd軸インダクタンスLd、q軸インダクタンスLq、巻線抵抗値Rの各値が記憶されている。
回転位置推定部62は、これらの入力値と回路定数を用いて、d軸方向の誘起電圧推定値Edを次式で計算する。
Ed=Vd−R・Id−Ld・p・Id+ωe・Lq・Iq …(1)
ここで、pは微分演算子である。誘起電圧推定値Edには比例積分演算が施され、その結果が回転子の角速度推定値ωeとして出力される。また、角速度推定値ωeが積分されることで、その値が回転位置推定値θeとして出力される。また、角速度推定値ωeは速度制御部63にも与えられる。
速度制御部63は、d軸電流指令値Idref、q軸電流指令値Iqrefを出力する回路である。このd軸電流指令値Idref、q軸電流指令値Iqrefは、回転子の角速度(回転速度に相当)ωを、外部から入力される角速度指令値(回転速度指令値に相当)ωrefに一致させるための電流指令値である。速度制御部63は、減算器79、dq分配器80により構成されている。
減算器79は、前記制御装置56より出力される角速度指令値ωrefと角速度推定値ωeとの偏差Δωを算出する。偏差Δωは、dq分配器80に内蔵される比例積分微分器81によって比例積分微分演算が施され、その演算結果がd軸電流指令値Idrefとq軸電流指令値Iqerfに分配されて出力される。
そして、d軸電流指令値Idref、q軸電流指令値Iqrefは電流制御部61に与えられ、前述したようにモータ45Mのd軸電流Id、q軸電流Iqがそれらの指令値に一致するように制御される。その制御結果としての角速度推定値ωeが、減算器79にフィードバックされる。比例積分微分器81は、比例積分微分演算により偏差Δωをゼロに収束させる。その結果、角速度推定値ωeは角速度指令値ωrefに一致するようになる。
また、モータ制御装置60は、変調率設定部(変調率設定手段)82を備えている。変調率設定部82は、例えば制御装置56より与えられる制御指令等に基づいて変調率Mを決定し、αβ/UVW座標変換器74及び回転位置推定部62に出力する。すると、αβ/UVW座標変換器74は、与えられた変調率Mに応じて、正弦波状の出力電圧振幅を決定し、電圧指令Vd,Vqを出力する。例えば、モータ45Mの回転速度を所定速度以上に設定する場合には、変調率Mを1.0以上に設定する過変調制御を行う(したがって、変調率設定部82は、例えば角速度指令値ωrefを参照して変調率Mを決定しても良い)。
加えて、回転位置推定部62は、誘起電圧演算部83,デジタルフィルタ84,速度推定部85及び位置推定部86を備えて構成されている。誘起電圧演算部83は、上記(1)式にしたがいd軸方向の誘起電圧推定値Edを演算する部分であり、デジタルフィルタ84は、推定値Edを平滑化するローパスフィルタとして構成される。速度推定部85は、デジタルフィルタ84により平滑化(低域濾波)された推定値Edを比例積分演算して角速度推定値ωeを得る部分であり、位置推定部86は、角速度推定値ωeを積分演算して回転位置推定値θeを得る部分である。
なお、以上の構成において、電流制御部61,回転位置推定部62,速度制御部63は、ベクトル制御手段100を構成している。
次に、デジタルフィルタ84の詳細並びに本実施例の作用について、図2及び図3も参照して説明する。変調率設定部82において決定される変調率Mが1.0を超えると、出力電圧波形は過変調状態となり、正弦波に歪み(高調波成分)が加わる。例えば、図3(a),(b)は、変調率Mがそれぞれ1.0,1.2の場合の相電圧波形を示しており、α=1.2の場合、波形が歪んでいることが判る。その結果、電流波形にも高調波成分が重畳され、回転位置推定部62において推定されるd軸誘起電圧Edにも、その高調波成分が含まれてしまう。
そこで、本実施例では、回転位置推定部62にデジタルフィルタ84を備え、誘起電圧演算部83が(1)式により演算した推定値Edに含まれる高調波成分を除去して平滑化を図る。フィルタ84は、1次のIIR(Infinite Impulse Response)フィルタであるEMA(Exponential Moving Average)フィルタとして構成する。システムを、A/D変換周期の離散系として、フィルタ84の入力データをXnとすると、EMAフィルタは、(2)式で定義される。
EMAn=α×Xn+(1−α)×EMAn−1 …(2)
ただし、
α:1以下の定数
EMAn :今回のフィルタ出力
EMAn−1:前回のフィルタ出力
である。
すなわち、今回のフィルタ出力EMAnは、今回の入力Xnをα倍した項と、前回のフィルタ出力EMAn−1を(1−α)倍した項との和になる。したがって、定数αの値が小さければフィルタ応答は滑らかとなり、遮断周波数は低下する。しかしながら、(2)式により実現されるフィルタは線形であるため、入力に対する応答が一様となる。斯様な線形フィルタは入力値が定常的である場合は有効であるが、入力信号成分の周波数が変化したり、雑音が多い場合のように入力値が変動する場合には、フィルタの応答が遅れて対応が困難となる。
そこで、本実施例では、(2)式に非線形演算を行う項を加える。すなわち、
EMA2n={α+β×(dYn/dt)}×Xn
+[1−{α+β×(dYn/dt)}]×EMA2n−1 …(3)
とする。ただし、
β:ゲイン要素
Yn:Xnとは別のフィルタ入力
である。(3)式は、(2)式のαを、{α+β×(dYn/dt)}に置き換えたものである。そしてこの場合、αは変数として、{α+β×(dYn/dt)}は、最大値が「1」となるように制限される。もう1つのフィルタ入力Ynは、フィルタの遮断周波数を決めるための統計値であり、場合によってはYn=Xnとしても良い。
そして、(3)式を、図1に示す制御系に適用してフィルタ84を構成する場合、各パラメータを以下のように対応させる。
Xn:誘起電圧推定値Ed
Yn:速度推定値ωe
α:変調率Mに応じて決まる変数
β:角周波数→電圧の(単位)変換ゲイン
尚、変換ゲインβは、角周波数の取り得る範囲と電圧の取り得る範囲とに応じて決定する。例えば、電圧範囲が0〜600Vであり、周波数範囲が0〜400Hzであれば、β=1.5とする。
すると、フィルタ84の構成は、図2に示すものとなる。すなわち、速度推定値ωeを微分器86により微分し、その微分結果を増幅器87においてゲインβで増幅して、加算器88により変数αと加算する。そして、その加算結果と誘起電圧推定値Edとを乗算器89により乗算すると共に、減算器90において定数「1」より上記加算結果を減じる。減算器90の減算結果は、乗算器91に出力され、遅延器92を介して与えられる前回のフィルタ出力EMA2n−1と乗算される。そして、乗算器89,91の出力は、加算器93で加算されて今回のフィルタ出力EMA2nとなる。
ここで、上記のように構成されるフィルタ84の作用を定性的に説明する。変調率Mが小さい場合、電圧波形は歪まないため、電圧・電流波形に含まれる高調波成分の振幅は小さく、且つその周波数も低い。そして、誘起電圧が電流に与える影響も低いため、誘起電圧が歪むことによる影響も低い。斯様な場合、フィルタの通過帯域成分の遅延を抑制する観点から、遮断周波数はより高く設定するのが好ましい。上記の遅延は、制御系の応答性に影響するため重要である。
一方、変調率Mが大きい場合、電圧・電流波形に含まれる高調波成分は増大し、誘起電圧が電流に与える影響が高くなるため、歪み成分があると電流に影響を及ぼす。そして、この場合には、変調率Mの値に応じて変数αが小さくなるように設定し、遮断周波数を低くするように設定する。
次に、微分演算項について説明する。Yn=ωeであるから、微分演算項は速度変化率を示す。速度がほとんど変化しない制御状態では微分演算項がほぼゼロとなり、フィルタの応答は変調率Mのみで決まる。一方、加速,減速運転時のように速度変化が大きい場合は微分演算項が大きくなるため、フィルタ入力Xnに乗じる係数{α+β×(dYn/dt)}が大きくなる。その結果、フィルタの遮断周波数が上昇して平滑機能は低下すると共に応答性は向上する。
本実施例では、誘起電圧推定値Edがフィルタ入力であり、位置推定アルゴリズムでは推定値Edに基づき回転数ωeを推定するので、推定値Edの応答性はそのまま回転数ωeの推定応答性に影響する。すなわち、急速な速度応答が要求される加速,減速運転時には、誘起電圧Edの推定応答性を向上させることが好ましいため(3)式を採用している。尚、入力Ynは、被平滑値であるXnと相関を有しているものであれば良く、個別の制御系に応じて最適なパラメータは異なると考えられる。
図3(c)には、変調率が1.0,1.2の場合における電圧波形の周波数スペクトルを示す。例えば、駆動周波数が100rps(0.2kHz)の場合に、変調率を1.2とすると、4倍,5倍の高調波成分0.8kHz,1,0kHzが発生する。したがって、変調率1.0の場合はフィルタ84の遮断周波数を例えば3kHz付近に設定し、PWM制御によるスイッチング波形成分を除去する。そして、変調率の上限を1.2とする場合は遮断周波数を例えば0.7kHz付近に設定する。斯様に変調率Mに応じて遮断周波数を変化させ、誘起電圧推定値Edに含まれる高調波成分を除去すれば、速度推定部84並びに位置推定部85は、推定値ωe,θeを安定して求めることができる。
また、図3(a),(b)には、フィルタ84を作用させた場合(Vd_EMA)とフィルタ84を用いない場合との出力電圧Vdの波形も示している。図3(b)については、波形Vd_EMAで高調波成分が除去されていることが判る。
以上のように本実施例によれば、モータ45Mに流れる電流を検出してセンサレスベクトル制御を行うと共に、変調率設定部82が変調率Mを1.0超に設定して過変調制御を実行する場合、回転位置推定部62は、位置推定の過程で求められるd軸誘起電圧Edをデジタルフィルタ84により平滑化し、平滑化したd軸誘起電圧に基づいて回転速度ωe及び回転位置θeを推定するようにした。したがって、過変調制御が実行される場合でも、センサレスベクトル制御を安定的に実行することができる。
そして、フィルタ84を、速度推定値ωeを微分演算する非線形演算項を加えたEMAフィルタとして構成し、遮断周波数を決定するための係数αを変調率Mに応じて可変設定するようにしたので、移動平均の原理によってd軸誘起電圧Edを平滑化することができ、また、変調率Mに応じて遮断周波数を適切に変化させることができる。更に、モータ45Mの回転速度が変動する場合でも、非線形演算項によってフィルタ84の遮断周波数を迅速に変更することができる。したがって、高調波成分の多寡や速度応答性の要求度合いなどに応じてフィルタ84の特性をダイナミックに最適化することが可能となり、制御応答性を良好に維持しながら制御安定性を確保することができる。
加えて、モータ制御装置60を、洗濯乾燥機においてヒートポンプ47を構成する圧縮機45のコンプレッサモータ45Mの駆動制御に適用したので、例えば乾燥運転を開始する際に回転槽3の温度を急上昇させる必要がある場合には、モータ45Mを過変調制御して回転数を高めることで圧縮機45の出力を上昇させることができ、消費電力を低減して効率を向上させることができる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
フィルタの入力に変動があまり生じない制御系においては、EMAフィルタを(2)式に基づいて構成しても良い。
に、EMAフィルタに限ることなく、個別の設計に応じてその他の形式のフィルタを採用しても良い。
比例積分微分器72,81を、制御系によっては微分演算器に置き換えても良い。
洗濯乾燥機のコンプレッサモータに限ることなく、洗濯乾燥機において、洗い、濯ぎおよび脱水運転を行うための回転駆動力を発生させるモータ21を制御する構成に本発明を適用しても良い。その他、センサレスベクトル制御と過変調制御とを組み合わせて駆動されるモータであれば適用が可能である。
本発明の一実施例であり、モータ制御装置の構成を示すブロック図 回転位置推定部に内蔵されるデジタルフィルタの構成を示す図 (a),(b)は変調率が異なる場合の相電圧波形、(c)は(a),(b)の波形についての周波数スペクトラムを示す図 ドラム式洗濯乾燥機の縦断側面図 洗濯乾燥機のヒートポンプサイクルを示す図
符号の説明
図面中、45Mはモータ、60はモータ制御装置、62は回転位置推定部(回転位置推定手段)、64はPWM信号形成部(出力電圧変調手段)、74はαβ/UVW座標変換器(出力電圧変調手段)、77は電流センサ(電流検出手段)、78はインバータ回路(出力電圧変調手段)、82は変調率設定部(変調率設定手段)、84はデジタルフィルタ(EMAフィルタ)、100はベクトル制御手段を示す。

Claims (8)

  1. モータを駆動するため、正弦波状に変調した電圧を出力する出力電圧変調手段と、
    前記出力電圧の変調率を、1.0超に設定可能である変調率設定手段と、
    前記モータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    この電流検出手段により検出される電流をd軸電流とq軸電流とに分離し、それらの各電流成分を、回転速度指令に基づく電流指令値に一致させるように制御するベクトル制御手段と、
    このベクトル制御手段における制御に使用される、前記モータの回転速度及び回転子の回転位置を推定する回転位置推定手段とを備え、
    前記回転位置推定手段は、推定の過程で求められるd軸誘起電圧を平滑化するフィルタを備え、このフィルタにより平滑化されたd軸誘起電圧に基づいて、前記回転速度及び回転位置を推定し、
    前記フィルタは、遮断周波数を決定するための係数を、前記変調率設定手段によって設定される変調率に応じて可変設定することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記フィルタは、遮断周波数を決定するための係数を、前記回転位置推定手段によって推定される回転速度の変化率に応じて可変設定することを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記フィルタは、EMA(Exponential Moving Average)フィルタで構成されることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ制御装置。
  4. 前記フィルタは、前記EMAフィルタに、非線形演算を行う項を加えて構成されることを特徴とする請求項3記載のモータ制御装置。
  5. 前記非線形演算項は、前記回転位置推定手段によって推定される回転速度を微分演算する項であることを特徴とする請求項4記載のモータ制御装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載のモータ制御装置を備えることを特徴とする洗濯機
  7. 洗濯物を乾燥させる乾燥運転を行うため、温風を生成するヒートポンプの一部を構成する圧縮機を備え、
    前記制御装置は、前記圧縮機に内蔵されるモータを制御することを特徴とする請求項6記載の洗濯機。
  8. 正弦波状に変調した電圧を出力してモータを駆動する場合に、前記出力電圧の変調率を、1.0超に設定する過変調制御を実施可能であるモータ制御方法において、
    前記モータに流れる電流を検出し、
    検出される電流をd軸電流とq軸電流とに分離し、それらの各電流成分を、回転速度指令に基づく電流指令値に一致させるように制御するベクトル制御に使用される、前記モータの回転速度及び回転子の回転位置を推定する際に
    前記推定の過程で求められるd軸誘起電圧を、遮断周波数を決定するための係数が前記変調率に応じて可変設定されるフィルタにより平滑化し、このフィルタにより平滑化されたd軸誘起電圧に基づいて、前記回転速度及び回転位置を推定することを特徴とするモータ制御方法
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