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JP2008148490A - 回転機駆動システム及び洗濯機並びに回転機の巻線切替え結果確認方法 - Google Patents

回転機駆動システム及び洗濯機並びに回転機の巻線切替え結果確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回転機における巻線の接続状態が切替わったかどうかを判定できる回転機駆動システム,及びそのシステムを備えて構成される洗濯機,並びに回転機の巻線切替え結果確認方法を提供する。
【解決手段】モータ15の固定子巻線18の接続状態をリレー62〜64により変化させて巻線18の誘起電圧定数を切替える場合に、制御用マイコン36は、巻線18の接続状態が変化したことを確認する。具体的には、モータ15の停止時には、リレーを作動させる前後における巻線18の抵抗値の変化を比較し、モータ15の回転時には、リレー62〜64を作動させる前後において磁極位置推定器39によって推定される誘起電圧Edの変化を比較する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定子巻線の接続状態を変化させることで、複数の誘起電圧定数を有するように構成される回転機を駆動するシステム,及びそのシステムを備えて構成される洗濯機,並びに回転機の巻線切替え結果確認方法に関する。
洗濯機や洗濯乾燥機に使用されるモータの駆動状態は、図5に示すように、洗い時には高トルクかつ低回転数になり、脱水や乾燥時には低トルクかつ高回転数となる。しかし、民生機器である洗濯機等では、電源の規格によって電流を大きくするのには限界がある。そのため、誘起電圧定数は、本来電流を多く必要とする高トルクかつ低回転数となる駆動状態について、電流の不足を補うように大きく設定する必要がある。ところが、モータの誘起電圧定数を大きく設定すると、今度は脱水時等には高回転数を得にくくなるという問題が発生する。
特に、ダイレクトドライブ方式の洗濯機では、洗い時と脱水時とのモータの回転数差が極めて大きくなるため、モータの電気的定数と負荷の駆動状態との不整合が消費電力の増加或いは効率の低下に与える影響も大きくなることから、無視することができない問題となっていた。
斯様な問題を解決するため、特許文献1では、モータの駆動状態に対応して誘起電圧定数が最適となるように、固定子巻線の接続を切り替えるようにしている。
特開2003−18879号公報
ここで、モータの固定子巻線の接続を切り替えるには、具体的にはリレーなどのスイッチを使用するのが一般的である。しかしながら、リレーには接点の溶着などが発生することがあるため、例えば、マイクロコンピュータが接点切替の通電指令を出力したとしても、実際に接点が切替わっていない可能性は否定できない。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、回転機における巻線の接続状態が切替わったかどうかを判定できる回転機駆動システム,及びそのシステムを備えて構成される洗濯機,並びに回転機の巻線切替え結果確認方法を提供することにある。
請求項1記載の回転機駆動システムは、固定子巻線の接続状態を変化させることで、複数の誘起電圧定数を有するように構成される回転機と、
前記巻線の接続状態を変化させる切替えスイッチと、
この切替えスイッチの開閉を制御すると共に、当該制御により前記巻線の接続状態が変化したことを確認するための切替え結果確認手段とを備えることを特徴とする。
斯様に構成すれば、切替え結果確認手段が、切替えスイッチの開閉に応じて、回転機における固定子巻線の接続状態が変化したか否かを確認できる。
請求項6記載の洗濯機は、請求項1乃至5の何れかに記載の回転機駆動システムを備え、前記回転機が発生する駆動力により洗濯運転及び脱水運転を行うことを特徴とする。即ち、洗濯機の洗い又はすすぎ運転では、モータを低速回転で高出力トルクで駆動することが要求され、脱水運転では、モータを高速回転で低出力トルクで駆動することが要求される。従って、夫々の駆動状態について最適に対応するには、固定子巻線に異なる誘起電圧定数を設定するように切替えることが望ましいので、本発明の適用が有効となる。
請求項1記載の回転機駆動システムによれば、固定子巻線の接続状態が変化したか否かを確認できるので、実際に接続状態が変化しないまま回転機を運転してしまうことを防止できる。
請求項6記載の洗濯機によれば、1つのモータを使用して洗い又はすすぎ運転や脱水運転を最適に行う構成において、モータの固定子巻線の接続状態変化を確認して正常に運転を行うことができる。
以下、本発明の回転機制御システムをドラム式洗濯機に適用した場合の一実施例について図1乃至図4を参照しながら説明する。まず、ドラム式洗濯機の全体構成を図3を用いて説明する。ドラム式洗濯機1の外殻をなす外箱(筐体)2の前面部には、中央部に扉3が設けられ、上部に、多数のスイッチや表示部(何れも図示せず)を備えた操作パネル4が設けられている。扉3は、外箱2の前面中央部に形成された洗濯物出し入れ口5を開閉するものである。
外箱2の内部には、円筒状をなす水槽6が配設されている。この水槽6は、その軸方向が前後方向(図3では左右方向)となる横軸状で且つ前上がりの傾斜状に配設され、弾性支持装置7により弾性的に支持されている。水槽6の内部には、円筒状をなすドラム8が水槽6と同軸状に配設されている。このドラム8は、洗濯の他、脱水および乾燥に共用の槽として機能するもので、胴部のほぼ全域に小孔9が多数形成され(図3には一部のみ示す)、胴部の内周部にはバッフル10が複数設けられている(図3には一つのみ示す)。
水槽6およびドラム8は、それぞれ前面部に洗濯物出し入れ用の開口部11、12を有し、水槽6の開口部11は前記洗濯物出し入れ口5にベロー13により水密に連ねられ、ドラム8の開口部12はその水槽6の開口部11に臨んでいる。ドラム8の開口部12の周囲部には、バランスリング14が設けられている。
上記水槽6の背面部には、ドラム8を回転駆動するモータ15(回転機に相当)が配設されている。モータ15はアウタロータ形のブラシレスDCモータ(永久磁石同期モータ)であり、そのステータ(固定子)16が、水槽6の背部中央部に取り付けられた軸受ハウジング17の外周部に取り付けられている。ステータ16には、三相の巻線18(固定子巻線に相当)が巻回されている。
モータ15のロータ(回転子)19は、ステータ16を外側から覆うように配置され、中心部に取り付けられた回転軸20が上記軸受ハウジング17に軸受21を介して回転可能に支承されている。軸受ハウジング17から突出した回転軸20の前端部はドラム8の背部の中央部に連結されている。即ち、モータ15のロータ19が回転すると、ロータ19と一体にドラム8も回転する構成(いわゆるダイレクトドライブ方式)となっており、ドラム8内に収容された洗濯物に対して回転力を作用させることで、洗い運転、濯ぎ運転、脱水運転を行う。
水槽6の下面部には水溜部22が設けられており、この水溜部22の内部に洗濯水加熱用のヒータ23が配設され、水溜部22の後部に、排水弁24を介して排水ホース25が接続されている。
水槽6の上部には温風生成装置26が設けられ、背部には熱交換器27が設けられている。温風生成装置26は、ケース28内に配設された温風用ヒータ29、ケーシング30内に配設されたファン31、ファン31をベルト伝動機構32を介して回転駆動するファンモータ33で構成され、ケース28とケーシング30とは連通されている。ケース28の前部にはダクト34が接続され、ダクト34の先端部は、水槽6内の前部に突出してドラム8の開口部12に臨んでいる。
ここで、温風用ヒータ29とファン31とにより温風が生成され、その温風はダクト34を通してドラム8内に供給される。ドラム8内に供給された温風はドラム8内の洗濯物を加熱する共に水分を奪い、熱交換器27側へ排出される。
熱交換器27は、上部が上記ケーシング30内と連通し、下部が水槽6内と連通しており、水が上部から注ぎ入れられて流下することで、内部を通る空気中の水蒸気を冷却し凝縮させて除湿する水冷式である。この熱交換器27を通った空気は再び温風生成装置26に戻され、温風化されて循環する。
図1は、モータ15の回転をベクトル制御する制御装置35の構成を示す機能ブロック図である。ここで、後述する制御用マイコン36とインバータ回路37を除く構成部分は、DSP(Digital Signal Processor)が実行するソフトウェア処理により実現されている。また、制御用マイコン36とDSPとにより回転駆動制御手段が実現されている。DSPには、入出力ポート、シリアル通信回路、電流検出信号などのアナログ信号を入力するためのA/Dコンバータ、PWM処理を行うためのタイマなどが具備されている。
洗濯機1の運転全般を制御する制御用マイコン(切替え結果確認手段,停止時確認手段,駆動時確認手段)36は、洗濯コースに応じて洗い運転、濯ぎ運転および脱水運転を制御し、その洗濯コースに応じた運転モードに従った指令回転速度ωrefを出力するようになっている。減算器38は、その指令回転速度ωrefと後述する磁極位置推定器(駆動時確認手段)39から得られるモータ15の検出回転速度ωとの減算結果である回転速度偏差Δωを出力するようになっている。
比例積分器40は、回転速度偏差Δωを入力として比例積分演算を行い、dq分配器41は、その比例積分演算結果からd軸電流指令値Idrefとq軸電流指令値Iqrefとを生成するようになっている。ここで、d軸電流、q軸電流は、それぞれ静止座標系(αβ座標系)に対して回転位相角θを有して回転する回転座標系で表される励磁分電流、トルク分電流である。
減算器42、43は、それぞれ電流指令値Idref、Iqrefと座標変換器46から出力されるd軸電流値Id、q軸電流値Iqとの減算結果である電流偏差ΔId、ΔIqを出力するものである。比例積分器44、45は、この電流偏差ΔId、ΔIqをそれぞれ入力して比例積分演算を行い、d軸電圧指令値Vd、q軸電圧指令値Vqを生成するようになっている。
巻線抵抗検出器47(停止時確認手段,巻線抵抗検出手段に相当)は、制御用マイコン36がモータ15を起動する時に、モータ15の巻線18に対し一定の電圧を印加し、その印加するd軸電圧指令値Vd、q軸電圧指令値Vqと、座標変換器46から出力されるd軸電流値Id、q軸電流値Iqとから巻線18の抵抗Rを算出するようになっている。制御用マイコン36は、モータ15の起動時において、指令回転速度ωrefが0の状態で巻線抵抗検出許可信号Sp(以下、許可信号Spと称す)をHレベルにして有効化し、巻線抵抗Rの検出が終了した後に許可信号SpをLレベルにして無効化し、その後、指令回転速度ωrefを正方向(正転時)または負方向(逆転時)に徐々に増加するようになっている。
座標変換器48は、許可信号SpがHレベルの時には巻線抵抗検出器47から電圧指令値Vd、Vqを入力し、許可信号SpがLレベルの時には比例積分器44、45から電圧指令値Vd、Vqを入力する。そして、回転位相角θに基づいて、入力した回転座標系の電圧指令値Vd、Vqを静止座標系の電圧指令値Vα、Vβに変換するようになっている。PWM形成器49は、二相−三相変換により電圧指令値Vα、Vβを電圧指令値Vu、Vv、Vwに変換し、それらに基づいてPWM信号Vup、Vun、Vvp、Vvn、Vwp、Vwnをインバータ回路37に出力するようになっている。
そのインバータ回路37(電力変換手段に相当)は、6個のIGBT50(半導体スイッチング素子に相当)が三相フルブリッジ接続された構成を備えており、その直流電源線51、52にはコンバータ53から100Vの交流電源を倍電圧全波整流した直流電圧が印加されるようになっている。
電流検出器54、55(電流検出手段に相当)は、インバータ回路37の出力線に設けられたホールCTであって、3相のうちの何れか2相例えばV相、W相の電流Iv、Iwを検出するようになっている。この電流検出器54、55からの電流検出信号は、DSP内部のA/D変換器(図示せず)に入力されてデジタルデータに変換される。三相/二相変換器56は、電流Iv、IwからU相の電流Iuを演算し、それら三相の電流Iu、Iv、Iwを二相の電流Iα、Iβに変換するようになっている。そして、座標変換器46は、磁極位置推定器39から出力される回転位相角θに基づいて、静止座標系の電流Iα、Iβを回転座標系の電流Id、Iqに変換するようになっている。
磁極位置推定器39(回転位置推定手段に相当)は、モータ15の回転時において、座標変換器46から出力されるd軸電流値Idとq軸電流値Iq、比例積分器44、45から出力されるd軸電圧指令値Vdとq軸電圧指令値Vq、およびモータ定数R、Ld、Lqに基づいてロータ19の磁極位置すなわち回転位相角θ並びに回転速度ωを推定するものである。モータ定数のうち巻線抵抗Rは、巻線抵抗検出器47において検出された値を使用し、インダクタンスLd、Lqは、予め測定された値または設計値を使用する。
磁極位置推定器39は、以下の(1)式、(2)式により誘起電圧推定値Eds、Eqsを求める。ここで、pは微分演算子である。
Eds=Vd−R・Id−Ld・pId+ω・Lq・Iq …(1)
Eqs=Vq−ω・Ld・Id−R・Iq−Lq・pIq …(2)
そして、次の(3)式により回転速度ωを求め、その回転速度ωを積分して回転位相角θを求める。ここで、G1はモータ15の誘起電圧定数の逆数であり、G2はゲイン定数である。
ω=G1・Eqs−G2・Eds …(3)
この推定演算によれば、誘起電圧推定値Eqsから回転速度ωが得られるとともに、誘起電圧推定値Edsが0に収束するように制御されるので、回転位相角(磁極位置)θがロータ19の実際の回転位置に一致するように作用する。
なお、磁極位置推定器39は、許可信号SpがHレベルの時(モータ停止時)に、巻線抵抗検出器47から出力される電圧指令値Vd、Vqに対応して定まるロータ19の磁極位置θ0を出力するようになっている。
また、制御用マイコン36は、巻線抵抗検出器47が算出した抵抗Rを読み込むと共に、磁極位置推定器39の内部で算出される誘起電圧Ed並びに回転速度ωも読み込むようになっている。更に、制御用マイコン36は、比例積分器44、45よりd軸電圧指令値Vd、q軸電圧指令値Vqを読み込むと共に、座標変換器46よりd軸電流値Id、q軸電流値Iqを読み込むようになっている。そして、これらの値に基づいて、後述するように、モータ15の固定子巻線18の接続切替えを行うために配置されているリレー(切替スイッチ)62〜64の切替制御を行う。
図2は、モータ15の固定子巻線18部分の構成を示すものである。固定子巻線18は、インバータ回路37から供給される三相交流電源の夫々に対応した巻線61U,61V,61Wを備えている。即ち、インバータ回路37のU,V,W各相出力端子は、巻線61U,61V,61Wの一端に夫々接続されている。
一方、巻線61U,61V,61Wの他端は、リレー(切替えスイッチに相当)62,63,64の可動接点に夫々接続されている。尚、これらリレー62,63,64は、一方の固定接点がY(スター)結線側、他方の固定接点がΔ(デルタ)結線側となっている。また、各リレー62〜64の接点の切替えは、第1実施例の各リレーと同様、制御用マイコン36により制御されるようになっている。各リレー62〜64のY結線側接点は、夫々共通に接続されている。一方、各リレー62,63,64のΔ結線側接点については、インバータ回路37のW相,U相,V相出力端子に夫々接続されている。
次に、本実施例の作用について図4も参照して説明する。図4は、制御用マイコン36による制御内容を、本発明の要旨に係る部分について示すフローチャートである。制御用マイコン36は、電源投入時の初期状態では、図2(a)に示すように各リレー82〜84の可動接点をY結線側接点に接続させており、モータ15の巻線61U〜61WをY結線接続にしている。その状態で、洗濯運転を開始する。
<洗い又はすすぎ運転→脱水運転への移行>
制御用マイコン36は、許可信号SpをLレベル(インアクティブ)にしており、指令回転速度ωrefを0から徐々に増加させてモータ15を起動する。モータ15を起動した後、磁極位置推定器39は、座標変換器46から出力されるd軸電流値Idとq軸電流値Iq、比例積分器44、45から出力されるd軸電圧指令値Vdとq軸電圧指令値Vq、モータ定数Ld、Lqおよび巻線抵抗検出器47で得られた巻線抵抗Rを用い、上述の(1)式〜(3)式に基づいて回転速度ωと回転位相角θとを求める。そして、制御用マイコン36は、洗い運転や濯ぎ運転において、ドラム8(つまりモータ15)を所定のパターンに従って正逆運転する。
洗濯運転が終了すると、制御用マイコン36は巻線切替指令を発行し(ステップS1)、モータ15の回転が停止したか(回転速度ω=0,又は誘起電圧Ed=0)否かを判断する(ステップS2)。そして、回転停止を検知すると(「YES」)、巻線抵抗検出器47が所定電圧を巻線に通電して(ステップS3)切替前の状態で巻線抵抗Rを求める(ステップS4)。
ここで、永久磁石同期モータ15の電圧電流方程式は、d軸について次の(4)式で表される。
Ed=Vd−R・Id+ω・Lq・Iq …(4)
モータ15が停止している時には、回転速度ω=0、d軸誘起電圧Ed=0であるため、(4)式から次の(5)式が得られる。
R=Vd/Id …(5)
つまり、モータ15が停止している時に、d軸電圧Vdとd軸電流Idとを検出することにより巻線抵抗Rを求めることができる。
即ち、ステップS3において、制御用マイコン36は許可信号SpをHレベルにする。すると、巻線抵抗検出器47は、所定の大きさのd軸電圧指令値Vdとq軸電圧指令値Vqを出力する。但し、q軸電圧指令値Vqを0としている。座標変換器48は、この巻線抵抗検出器47から電圧指令値Vd、Vqを入力し、磁極位置推定器39から出力された磁極位置θ0に基づいて回転座標変換を行う。その結果、インバータ回路37を介してモータ15の巻線18にd軸電圧指令値Vdに応じた電流が流れる。
このようにして巻線18にd軸電流を流すと、ロータ19が所定の位置に固定されてモータ15を起動し易くなる効果も生じる。巻線抵抗検出器47は、ロータ19が固定された状態で、座標変換器46からd軸電流値Idを入力し、上記(5)式により巻線抵抗Rを求める。このときのd軸電流検出値Idは、1回のA/D変換値のみを用いて求めてもよいが、ノイズの影響によりA/D変換値に誤差が生じる虞がある場合には、複数のA/D変換値の平均値を用いて求めることが好ましい。ステップS4で得られた巻線の抵抗値はRBとする。
続いて、制御用マイコン36は脱水運転を開始するため、図2(b)に示すように各リレー62〜64の可動接点をΔ結線側接点に接続させて、巻線61U〜61WをΔ結線接続する(ステップS5)。このように、巻線61U〜61Wの結線状態をY結線からΔ結線に切替えることで、巻線61U〜61Wに生じる誘起電圧の発生に寄与する巻線数は、√3:1となる。従って、モータ15は、ステップS1における洗濯運転時には誘起電圧の発生に寄与する巻線数が多くなり、低速高トルク駆動に適した状態で回転駆動される。また、モータ15は、脱水運転時には誘起電圧の発生に寄与する巻線数が少なくなり、高速低トルク駆動に適した状態で回転駆動される。
但し、実際に脱水運転を開始する前に、制御用マイコン36は、再度巻線抵抗Rの測定を、ステップS3,S4と同様に行い(ステップS6,S7)、ここで得られた抵抗値をRAとする。それから、ステップS4,S6で得られた抵抗値RB,RAを比較して(ステップS8)、両者の間に所定の差があるかどうかを判定する(ステップS9)。即ち、固定子巻線18をY結線接続からΔ結線接続に切替えたことで、その切替え前後の抵抗値を比較すれば、RB>RAとなっているはずある。従って、制御用マイコン36は、上記抵抗値の比較結果に応じて、実際に固定子巻線18がY結線からΔ結線に切り換わっているか否かを判定する。
ステップS9において、抵抗値RB,RAに十分な差がある場合は(「不一致」,「YES」)固定子巻線18がΔ結線切り換わっていることを示すので、制御用マイコン36は、切替処理を終了して(ステップS10)脱水運転を開始する。一方、抵抗値RB,RAに十分な差がなければ(「NO」)、固定子巻線18は、例えばリレー62〜64の故障等によりΔ結線に切り換わっていないと推定される。従って、この場合はエラー処理を行うようにする(「切替エラー」,ステップS11)。それから、ステップS1に戻って再度巻線切替指令を発行し、巻線切替を再試行する。ここでの『エラー処理」とは、例えば、操作パネル4の表示部に「巻線切替え異常」を示すエラーコードを表示させるなどの処理である。
<脱水運転:低速領域→高速領域への移行>
この場合は、上記の例とは異なり、巻線切替えをモータ15の停止中に行わず、脱水運転を開始した途中において、モータ15の回転速度が低速領域から高速領域に移行する間に切替えを行う。その切替閾値は、例えば100rpm程度に設定する。即ち、モータ15の回転速度が100rpmに達すると、制御用マイコン36はステップS1で巻線切替指令を発行し、ステップS2で「YES」と判定してステップS12に移行する。
尚、実際の洗濯機では、1つの製品において巻線切替えを行うとすればモータ15の停止中,回転中の何れか一方となるが、本発明の回転機駆動システムの汎用性を示すため、図4のフローでは双方のケースを統合して記載している。
ステップS12において、制御用マイコン36は、コンバータ53により生成出力されるDC電圧VDCと、その時点の誘起電圧Edとを比較し、VDC>Edであれば(ステップS13,「YES」)ステップS14に移行する。一方、VDC≦Edであれば(「NO」)、モータ15に何らかの異常があると推定されるので巻線切替は不可と判断し(ステップS25)、エラー処理を行う(ステップS26)。
ステップS14において、制御用マイコン36は、その時点の誘起電圧Edを演算(参照)してEd_Bとすると共に、モータ15の回転数ωBを取得すると、インバータ回路37を構成する6個のIGBT50を全てOFFにする(ステップS15)。すると、磁極位置推定器39によるロータ位置の推定は不能となる(ステップS16)。
続いて、制御用マイコン36は、リレー62〜64を保護するため、検出されるモータ電流Iv,Iwがゼロになるまで(ステップS17,「YES」)待機すると、ステップS5と同様に、各リレー62〜64の可動接点をΔ結線側接点に接続させて、巻線61U〜61WをY結線接続からΔ結線接続に切り替える(ステップS18)。それから、インバータ回路37によるスイッチング制御を再開し、電流指令値Iqref,Idrefをゼロとして、検出電流Id,Iqとの偏差がなくなるまでPI制御(比例積分制御)を行い、モータ電流をゼロに制御する(ステップS19)。
すると、磁極位置推定器39によるロータ位置の推定が可能となり(ステップS20)、制御用マイコン36は、その時点の誘起電圧Edを演算してEd_Aとすると共に、モータ15の回転数ωAを取得する(ステップS21)。そして、巻線18の切替前後における誘起電圧とモータ回転数との比Ed/ωを比較する(ステップS22)。
Ed_B/ωB≠Ed_A/ωAであれば(ステップS23,「YES」)巻線の切替は正常に行なわれたと判断されるので切り替え処理を終了する(ステップS24)。一方、Ed_B/ωB≒Ed_A/ωAであれば(ステップS23,「NO」)巻線の切替は行なわれていないと判断されるのでステップS26に移行する。即ち、同一構成のモータであれば、誘起電圧Edは回転数について線形を示す関数となるので、誘起電圧と回転数との比を比較している。
以上のように本実施例によれば、モータ15の固定子巻線18の接続状態をリレー62〜64により変化させて、巻線18の誘起電圧定数を切替える場合に、制御用マイコン36は、巻線18の接続状態が変化したことを確認するようにした。具体的には、モータ15の停止時には、リレー62〜64を作動させる前後における、巻線18の抵抗値の変化を比較することで切替え結果を確認し、モータ15の回転時には、リレー62〜64を作動させる前後において、磁極位置推定器39によって推定される誘起電圧Edの変化を比較して確認する。
従って、何れの場合も、巻線18の接続状態が変化したか否かを確認することができ、実際に接続状態が変化しないままモータ15を運転してしまうことを防止できる。そして、1つのモータを使用して洗い又はすすぎ運転や脱水運転を行なう洗濯機に適用することで、夫々の運転を正常に行うことができる。
また、制御用マイコン36は、モータ15の回転中には、インバータ部37に入力されるDC電圧とその時点の誘起電圧Edとの差が所定値以内であれば、モータ15の回転数ωB及び切替前誘起電圧Ed_Bを取得してから、インバータ部37を構成するIGBT50を全てOFFさせ、モータの巻線電流がゼロになったことを検知すると、リレー62〜64の開閉状態を変化させ、前記巻線電流が再びゼロとなるように制御して、その時点の回転数ωA及び切替後誘起電圧Ed_Aを取得し、Ed_B/ωBとEd_A/ωAとを比較することで切替確認を行なう。従って、モータ15が回転中であっても、切替結果の確認を確実に行うことができる。
そして、誘起電圧と回転数との比を比較して、その比が不一致か否かを判定するので、巻線18の切替後において、電流をゼロにするまでに要する時間や、モータ15の慣性モーメントの大きさによりモータ15の回転速度が大きく変化するような場合でも、巻線18の切替え判定をより正確に行うことができる。
更に、巻線18の接続状態を、洗濯運転時と脱水運転時とで切り替えるので、夫々の運転特性に応じて最適となるように、巻線18の誘起電圧定数を変更することができる。加えて、巻線18の接続状態を、脱水運転時における低速回転領域と、高速回転領域とでも切り替えるようにしたので、脱水運転時における広い範囲の回転変化について、実際に高速回転となる領域で巻線18の誘起電圧定数を適切に変更することができる。
本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
複数の巻線を直列に接続する数を変化させても良い。また、1つの巻線について選択するタップを切替えるようにしても良い。
モータの停止中に切替えを行う方式と、回転中に切替えを行う方式とを何れか一方だけ実施しても良い。
巻線18の切替後において、モータ15の回転速度が大きく変化しないことが想定される場合は、図4のステップS14とS21とにおいて、誘起電圧Ed_B,Ed_Aのみを検出し、ステップS22,S23では、誘起電圧Ed_B,Ed_Aを比較して両者が不一致かどうかを判定しても良い。
半導体スイッチング素子には、その他パワーMOSFETやパワートランジスタなどを用いても良い。
巻線の誘起電圧定数を、3段階以上に変化させても良い。
ドラム式に限ることなく、縦型の洗濯機に適用しても良い。
また、洗濯機に限ることなく、回転機の駆動特性を大きく変更する必要がある装置であれば広く適用することができる。
本発明をドラム式洗濯機に適用した場合の一実施例であり、制御装置の構成を示す機能ブロック図 巻線の切替状態を示す図 ドラム式洗濯機の全体構成を示す図 制御用マイコンによる制御内容を、本発明の要旨に係る部分について示すフローチャート 洗濯機の各運転状態と、それらについてモータに要求される特性とを示す図
符号の説明
図面中、1は洗濯機、15はモータ(回転機)、18は固定子巻線、19はロータ(回転子)、36は制御用マイコン(切替え結果確認手段,停止時確認手段,駆動時確認手段)、37はインバータ回路(電力変換手段)、39は磁極位置推定器(駆動時確認手段,位置推定手段)、47は巻線抵抗検出器(停止時確認手段)、50はIGBT(半導体スイッチング素子)、62〜64はリレー(切替えスイッチ)を示す。

Claims (13)

  1. 固定子巻線の接続状態を変化させることで、複数の誘起電圧定数を有するように構成される回転機と、
    前記巻線の接続状態を変化させる切替えスイッチと、
    この切替えスイッチの開閉を制御すると共に、当該制御により前記巻線の接続状態が変化したことを確認するための切替え結果確認手段とを備えることを特徴とする回転機駆動システム。
  2. 前記切替え結果確認手段は、前記回転機の停止中に確認を行う停止時確認手段と、前記回転機の駆動中に確認を行う駆動時確認手段とで構成されることを特徴とする請求項1記載の回転機駆動システム。
  3. 前記停止時確認手段は、前記切替えスイッチを作動させる前後における、前記巻線の抵抗値の変化を比較することで切替え結果を確認することを特徴とする請求項2記載の回転機駆動システム。
  4. 前記巻線の電流を検出し、その電流に基づき当該巻線に発生する誘起電圧を推定することで前記回転機の回転子位置を推定する位置推定手段を備え、
    前記駆動時確認手段は、前記切替えスイッチを作動させる前後において、前記位置推定手段により推定される前記巻線の誘起電圧の変化を比較することで切替え結果を確認することを特徴とする請求項2又は3記載の回転機駆動システム。
  5. 半導体スイッチング素子を有し、前記固定子巻線に対しそのスイッチング状態に応じた電圧を出力する電力変換手段を備え、
    前記駆動時確認手段は、
    前記電力変換手段に対する入力電圧と、前記誘起電圧との差が所定値以内であれば、その時点の前記回転機の誘起電圧(切替前電圧)を参照してから、前記電力変換手段を構成する半導体スイッチング素子をOFFさせ、
    前記巻線電流がゼロになったことを検知すると、前記切替えスイッチの開閉状態を変化させ、
    再び、前記巻線電流がゼロになったことを検知するとその時点の前記回転機の誘起電圧(切替後電圧)を参照し、
    前記切替前電圧と、前記切替後電圧とを比較することを特徴とする請求項4記載の回転機駆動システム。
  6. 前記駆動時確認手段は、前記切替前電圧,前記切替後電圧を参照する際に、その時点の前記回転機の回転数も参照し、
    前記切替前電圧とその時点の回転数の比と、前記切替後電圧とその時点の回転数の比とを比較することを特徴とする請求項5記載の回転機駆動システム。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の回転機駆動システムを備え、前記回転機が発生する駆動力により洗濯運転及び脱水運転を行うことを特徴とする洗濯機。
  8. 前記巻線の接続状態を、前記洗濯運転時と、前記脱水運転時とで切り替えることを特徴とする請求項7記載の洗濯機。
  9. 前記巻線の接続状態を、前記脱水運転時における低速回転領域と、高速回転領域とで切り替えることを特徴とする請求項7又は8記載の洗濯機。
  10. 固定子巻線の接続状態を切替えスイッチにより変化させることで、複数の誘起電圧定数を有するように構成される回転機について、
    前記回転機の回転が停止してる場合に、前記切替えスイッチを作動させる前後における、前記巻線の抵抗値の変化を比較することで切替え結果を確認することを特徴とする回転機の巻線切替え結果確認方法。
  11. 固定子巻線の接続状態を切替えスイッチにより変化させることで、複数の誘起電圧定数を有するように構成される回転機について、
    前記回転機を駆動制御するため、当該回転機が回転している場合に前記巻線の電流を検出し、その電流に基づき当該巻線に発生する誘起電圧を推定することで前記回転機の回転子位置を推定する場合に、
    前記切替えスイッチを作動させる前後において、推定された前記巻線の誘起電圧の変化を比較することで切替え結果を確認することを特徴とする回転機の巻線切替え結果確認方法。
  12. 半導体スイッチング素子を有し、前記固定子巻線に対しそのスイッチング状態に応じた電圧を出力する電力変換手段を備える場合に、
    駆動電源電圧と、前記誘起電圧との差が所定値以内であれば、その時点の前記回転機の誘起電圧(切替前電圧)を参照してから、前記電力変換手段を構成する半導体スイッチング素子をOFFさせ、
    前記巻線電流がゼロになったことを検知すると、前記切替えスイッチの開閉状態を変化させ、
    再び、前記巻線電流がゼロになったことを検知するとその時点の前記回転機の誘起電圧(切替後電圧)を参照し、
    前記切替前電圧と、前記切替後電圧とを比較することを特徴とする請求項11記載の回転機の巻線切替え結果確認方法。
  13. 前記前記切替前電圧,前記切替後電圧を参照する際に、その時点の前記回転機の回転数も参照し、
    前記切替前電圧とその時点の回転数の比と、前記切替後電圧とその時点の回転数の比とを比較することを特徴とする請求項12記載の回転機の巻線切替え結果確認方法。
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