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JP4998681B2 - 情報処理装置、情報処理装置の動作方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の動作方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、FPGAを含む情報処理装置に係り、FPGAに定義された属性(回路論理)を検査することで、FPGAに発生するソフトエラーに起因するシステムのダウンを抑制する技術に関する。
半導体メモリの不具合には、トランジスタやキャパシタの破壊といった物理的な故障であり復旧不可能なハードエラーと、α粒子等の宇宙線の影響により偶発的に発生するソフトエラーが知られている。ソフトエラーは、主に宇宙線の電荷やその衝突によって生じる電荷によって、メモリセルに蓄えられている電荷の量が変動することで発生する。ソフトエラーは、物理的な破壊ではないので、適当なECC(error correcting code)等のエラー訂正機能によって復旧させることができる。これらの技術については、例えば特許文献1や2に記載されている。
特開昭57−044298(要約書) 特開昭57−100694(要約書)
ところで、デバイスの完成後に独自の論理回路を書き込むことができるゲートアレイの一種としてFPGA(field programmable gate array)が知られている。FPGAは、基本論理回路の組み合わせをSRAM(static random access memory)のメモリセルの状態によって定義することで、論理回路を書き込み(あるいは書き換え)可能とした集積回路である。なお、FPGAには、回路情報を記憶させるデバイスとして、SRAMを用いるもの以外にEEPROM(electrically erasable programmable read only memory )やアンチヒューズを用いたものもある。
上述したソフトエラーは、DRAM(dynamic random access memory)等において特に問題となるが、SRAMにおいてはそれ程問題にはならないとされていた。しかしながら、画像処理用のASICのようにより集積度の高い回路を定義可能なFPGAにおいては、SRAMの回路規模が大規模化するので、ソフトエラーの影響が無視できなくなる。FPGAの場合、SRAMに記憶された情報に基づいて基本論理回路の組み合わせを決めているので、ソフトエラーが発生すると定義されていた論理回路のシステムがダウンする可能性が増大する。
上述した特許文献2には、SRAMを利用した記憶装置内に誤り訂正回路を装備し、SRAMに発生するソフトエラーを検出し、それを修復する構成が記載されている。しかしながら、FPGAは、多様な回路を高い集積度で作り込む必要があるので、特許文献2に記載されているような誤り訂正回路を内蔵させることは、集積度を高める上で適当ではなく、また製造コストの上昇を招く。
そこで本発明は、SRAMに回路構成の情報を保持させるFPGAにおいて、SRAMにソフトエラーが発生してもそれを修復することができ、またシステムダウンの可能性がある場合にそれを検出し、システムダウンに伴う事故の発生を抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、FPGA(field programmable gate array)と、FPGAの内部構成を定義する属性情報を書き換え可能な制御装置と、記憶装置とを備えている。そして、制御装置は、属性情報をFPGAから読み出す属性情報読み出しステップと、読み出した属性情報と期待値との比較を行う比較ステップと、この比較ステップの結果に基づいて期待値を使用してFPGAの内部構成を定義し直す再定義ステップとを実行する論理を備えている。また、FPGAは、複数の画像処理機能を備え、前記属性情報は、複数に分割されており、前記属性情報読み出しステップは、第1のタイミングで前記属性情報の第1の分割部分を読み出し、第2のタイミングで前記属性情報の第2の分割部分を読み出し、前記比較ステップは、前記読み出された前記属性情報と対応する前記期待値との比較を行うことを特徴とする。
本発明の情報処理装置によれば、FPGAに論理回路を定義するための属性情報が制御装置によってFPGAの内部から読み出され、予め用意しておいた期待値と比較される。これにより、FPGAに書き込まれている属性情報にソフトエラーに起因する誤りや欠落がないかを判定することができる。また、属性情報に欠落や誤りがあった場合(つまりソフトエラーが検出された場合)に、期待値をFPGAに書き込み、問題のあった属性情報を上書きすることで、FPGAの回路構成を定義し直し、ソフトエラーの影響を修復することができる。なお、FPGAに論理回路を定義するための属性情報は、FPGAのハードウェア構成を決めるための情報であり、コンフィグレーションデータとも呼ばれる。
この構成によれば、FPGAの内部に誤り訂正回路等の本来の動作には直接寄与しない冗長な回路を配置する必要がない。また、属性情報と期待値との一致または不一致を判定すればよいので、定義される属性の内容に関係なく、FPGA内のSRAMのソフトエラーを検出することができる。
FPGAは、SRAM以外にEEPROMやアンチヒューズを利用して属性情報の定義を行なう構成を備えていても良い。制御装置としては、CPU(central processing unit)が一般的に利用可能であるが、専用の集積回路を利用してもよい。期待値は、FPGAに書き込まれている属性情報そのものであってもよいし、その一部であってもよい。
本発明は、扱うデータ量の多い画像処理装置への利用に適している。具体的には、印刷装置(プリンタ)、複写機(コピー機)、FAX通信機、あるいはそれらの機能を複合した機能を有する複合機を本発明の適用対象として挙げることができる。また、本発明の情報処理装置の態様として、これら機器の制御を行なうボード(CPUやFPGAを載せたボード)を挙げることもできる。
本発明の情報処理装置において、読み出しステップおよび比較ステップを所定の時間間隔で行うことが望ましい。この態様によれば、定期的にFPGAに書き込まれている属性情報の確認が行なわれる。宇宙線は、一定の確率で地上に到達するので、こうすることでソフトエラーの検出を効率良く行なうことができる。なお、所定の時間間隔は、一定時間間隔でも良いし、複数の時間間隔を組み合わせたものでもよい。
本発明の情報処理装置において、記憶装置には、不揮発性半導体メモリまたはハードディスク装置が含まれ、期待値は、この不揮発性半導体メモリまたはハードディスク装置に格納されていることが望ましい。不揮発性半導体メモリ(EPROMやEEPROM)は、デバイスの構造上、宇宙線による電荷保持状態の変化が生じ難いので、期待値の格納場所に適している。また、ハードディスク装置も宇宙線の影響による保持データの変質が生じ難いので、期待値の格納場所に適している。なお、FPGA内に不揮発性半導体メモリを配置し、そこに期待値を格納することもできる。
本発明の情報処理装置において、再定義ステップの後、FPGAの動作を確認するための診断プログラムが実行され、その結果が記憶装置に格納される構成とすることが望ましい。診断プログラムは、FPGAに定義された論理回路の動作を試験する手順を定めたプログラムである。この態様によれば、属性情報を再度書き込んでも復旧することができないトラブル(例えば、ハードウェア的な故障)を検出することができる。
本発明において、比較ステップにおける比較結果が不一致である場合を検出し、その発生累積数をカウントするカウント手段と、発生累積数が所定のMAX値を超えたか否かを判定する判定手段と、この判定の結果に基づき所定の報知処理を行う報知処理手段とを備えることが望ましい。
この態様によれば、再定義を繰り返してもFPGAに書き込まれている属性情報と期待値との不一致が頻繁に発生するような場合を検出することができる。再定義を繰り返してもFPGAに書き込まれている属性情報と期待値との不一致が頻繁に発生する場合、その原因として、素子の劣化等に起因するハードウェア的な問題の可能性が疑われる。本実施形態によれば、FPGAから読み出した属性情報とその期待値との不一致の数をカウントし、カウント数が所定の上限値を超えたか否かを判定することで、上記のハードウェア的な問題の発生を予測することができる。これにより、突然のシステムダウンといった不都合の発生を抑制することができる。
本発明は、FPGAを備えた情報処理装置の動作方法であって、FPGAからその内部構成を定義する属性情報を読み出す属性情報読み出しステップと、読み出した属性情報と期待値との比較を行う比較ステップと、比較ステップの結果に基づいて期待値を使用してFPGAの内部構成を定義し直す再定義ステップとを備え、前記FPGAは、複数の画像処理機能を備え、前記属性情報は、複数に分割されており、前記属性情報読み出しステップは、第1のタイミングで前記属性情報の第1の分割部分を読み出し、第2のタイミングで前記属性情報の第2の分割部分を読み出し、前記比較ステップは、前記読み出された前記属性情報と対応する前記期待値との比較を行う動作方法の発明として把握することもできる。
また本発明は、FPGAを備えたコンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、FPGAからその内部構成を定義する属性情報を読み出す属性情報読み出しステップと、読み出した属性情報と期待値との比較を行う比較ステップと、比較ステップの結果に基づいて期待値を使用してFPGAの内部構成を定義し直す再定義ステップとを実行させ、前記FPGAは、複数の画像処理機能を備え、前記属性情報は、複数に分割されており、前記属性情報読み出しステップは、第1のタイミングで前記属性情報の第1の分割部分を読み出し、第2のタイミングで前記属性情報の第2の分割部分を読み出し、前記比較ステップは、前記読み出された前記属性情報と対応する前記期待値との比較を行うプログラムの発明として把握することもできる。
本発明によれば、FPGAの内部構成を定義している属性情報をFPGAから読み出し、それを期待値と比較することで、FPGA内のSRAMに発生したソフトエラーを検出することができる。これにより、SRAMにソフトエラーが発生してもそれを修復することができ、またシステムダウンの可能性がある場合にそれを検出し、システムダウンに伴う事故の発生を抑制することができる。
(1) 第1の実施形態
(実施形態の構成)
図1に本発明を利用した情報処理装置のブロック図の一例を示す。図1には、情報処理装置100が示されている。この例において、情報処理装置100は、複写機の制御部分を構成している。情報処理装置100は、バス106により接続されたCPU101、主記憶装置102、2次記憶装置103、FPGA104およびその他回路105を備えている。
CPU101は、情報処理装置100で行われる動作を制御する。例えば、CPU101は、後述する自己診断処理を実行する。またCPU101は、バス106を介してFPGA104に直接アクセスし、FPGA104内のSRAMからのデータの読み出し、およびFPGA104内のSRAMへのデータの書き込みを行なう機能を有する。主記憶装置102は、ROM(read only memory)により構成され、情報処理装置100の動作プログラム、後述する診断プログラム、さらに各種のパラメータ等を記憶している。2次記憶装置103は、DRAM、SRAM、EEPROM、およびハードディスク装置を含み、動作させるプログラムを一時的に記憶させておく領域や動作に必要なデータを一時的に記憶させてくワーキングエリアとして利用される。また、2次記憶装置103には、動作中に得たデータ等が記憶される。
FPGA104は、SRAMを備え、このSRAMの記憶セルの状態によってゲートアレイの組み合わせが決定されて所定の機能を発現する。この機能は、SRAMに書き込まれる属性情報(回路要素の組み合わせを決める定義データ)を変更することで、外から変更することができる。
この例では、FPGA104は、所定のデータ形式への変換処理、配色を決める色空間変換処理、解像度を決める解像度変換処理、ノイズ除去や輪郭補正等を行うフィルタリング処理、画像出力部(印刷手段)が解釈できるデータ形式に変換するスクリーン処理等の複写機に必要な画像処理を行う画像処理用のASIC(application specific integrated circuit)として機能する。つまり、FPGA104には、これら画像処理を行うための論理回路が定義され、画像処理専用のハードウェアを備えた集積回路として機能する。この定義を行なうための属性情報は、主記憶装置102に記憶されており、情報処理装置100の起動時に、そこから読み出され、FPGA104内のSRAMに書き込まれる。属性情報が書き込まれることで、FPGA104は、その属性情報に従ったハードウェア構成に定義され、上述した画像処理機能を備えるASICとなる。
その他回路105は、図示省略されている画像読み取り部や画像出力部との間で信号のやり取りを行なうためのインターフェース回路である。また、図示省略するが、情報処理装置100は、ユーザに対して所定の情報を知らせるための表示装置とユーザが各種の設定や操作を行うための操作手段を備えている。
(実施形態の動作)
以下、FPGA104のソフトエラーを検出する診断処理の一例を説明する。図2は、この診断処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下の処理は、CPU101に制御されて実行される。
情報処理装置100が起動されると、まず主記憶装置102に格納されているFPGA104の属性情報が読み出され、それがFPGA104内のSRAMに書き込まれる。また、診断処理が開始され(ステップS201)、最初にFPGA104に書き込まれている属性情報を読み出すタイミングか否か、が判定される(ステップS202)。ここでは、ステップS202において、装置の連続稼働時間(電源がONにされている時間)が装置の起動時から、あるいは前回の読み出しから所定の時間が経過したか否か、が判定される。なお、ステップS202では、予め設定された所定の時間であるか否か、等を判定してもよい。
読み出しタイミングであれば、ステップS203に進み、そうでなければステップS202の前段階に戻る。ステップS203では、FPGA104に書き込まれている属性情報が読み出され、さらにこの属性情報に対応する期待値が主記憶装置102から読み出される(ステップS204)。ここで、期待値は、属性情報と同じデータである。
次にステップS203で読み出した属性情報とステップS204で読み出した期待値とを比較し、両者が一致するか否か、を判定する(ステップS205)。両者が一致すれば、「エラー無し」と判定され、ステップS202以下の処理が繰り返され、両者が一致しなければ、「エラー有り」と判定され、ステップS206に進む。
ステップS206では、主記憶装置102に格納されていた期待値がFPGA104に書き込まれる。すなわち、ステップS203でFPGA104から読み出された属性情報に上書きされる形で、ステップS204で読み出された期待値がFPGA104に書き込まれる。
次に主記憶装置102に格納されている診断プログラムを用いて、FPGA104の動作を確認する自己診断処理を行う(ステップS207)。この自己診断処理は、予め定めておいた動作をFPGA104に行わせ、その結果が予め用意しておいた期待値と一致するか否か、を検証することで行われる。この自己診断処理の後、診断結果に異常があるか否か、が判定され(ステップS208)。診断結果に異常があれば、診断結果を2次記憶装置103の不揮発領域(EEPROMやハードディスク装置)に記憶し、その後ステップS211に進む。また、異常がなければステップS209に進み。
ステップS211では、図示省略した表示装置にその旨の表示を行うシステムエラーの報知が行われる。その後、情報処理装置100をシステムダウンさせる処理が行われる(ステップS212)。また、ステップS209では、カウンタの値を+1増加させる。このカウンタの値は、2次記憶装置103に記憶される。このカウンタは、システムの起動時に0であり、ステップS205の判定がNOと判定される毎に+1が積算される。そして、システムのダウン(電源OFF)の際に0にリセットされる。
ステップS209の後、ステップS210に進み、上記カウンタの値が予め定めておいた規定値を超えたか否か、を判定し、カウンタの値が規定値を超えていれば、システムエラーの通知(ステップS211)およびシステムダウン(ステップS212)を行う。また、カウンタの値が規定値を超えていなければ、ステップS202以下の処理を再度実行する。
以上が、FPGA104に発生したソフトエラーの検出に係る診断処理の概要である。上述の処理以外に複写機としての各種の動作があるが、それは通常の複写機における動作と同じであるので、説明は省略する。
図2に示した動作手順によれば、所定のタイミングでFPGA104に書き込まれた属性情報が読み出され(ステップS202、ステップS203)、期待値との比較が行われる(ステップS205)。FPGA104に書き込まれた属性情報と期待値とが一致すれば、「エラー無し」と判定され、ステップS202に戻り、次の診断まで当該診断処理の実行は待機状態となる。
また、属性情報と期待値とが不一致の場合、ソフトエラーを含む何らかのエラーが発生していると判定され、期待値を利用して属性情報の書き換えが行われる。エラーがソフトエラーであれば、この書き換えによりSRAMデータの欠落や誤りは修復され、ソフトエラーに起因するFPGAの動作不良が発生しないようにすることができる。また、属性情報と期待値とが不一致で(S205の判定結果がNO)、さらに自己診断処理の結果に問題がない場合(S208の判定結果がNO)、カウンタの値が+1積算される(ステップS209)。頻繁に属性情報と期待値との不一致が検出される場合、このカウンタの積算値が短時間で大きくなり、その程度がステップS210の判定により検出される。そして、属性情報と期待値とが不一致の頻度があるレベルを超えた場合、単なるソフトエラー以外に深刻なエラー要因の存在が予知されてシステムエラーの通知(ステップS211)およびシステムダウンの処理(ステップS212)が行われる。こうすることで、システムの動作中に突然動作不良が発生する不都合を防止することができる。
また、属性情報に異常が検出され(ステップS205の判定がNO)、属性情報を書き換えた場合(ステップS206)であっても、診断プログラムによる動作試験で異常が検出された場合、属性情報の再書き込みによって修復されないエラーが発生していると判定され、システムエラーの通知(ステップS211)およびシステムダウンの処理(ステップS212)が行われる。こうすることで、ステップS205の判定で検出できない不具合に対応することができる。
さらに、動作試験を行う診断プログラムによる診断結果に異常があれば、診断結果が2次記憶装置103の不揮発領域(EEPROMやハードディスク装置)に記憶されるので、後にそれを読み出し、不具合原因の解析を行うことができる。
(第1の実施形態の変形)
ステップS203において、FPGA104に書き込まれている属性情報を全て読み出すのではなく、その一部を読み出し、それと対応する期待値とを比較するのでもよい。また、FPGA104に書き込まれている属性情報を複数に分割し、第1のタイミングで属性情報の第1の分割部分を読み出し、第2のタイミングで属性情報の第2の分割部分を読み出し、といった処理を巡回的に行ってもよい。
(2) 第2の実施形態
図3は、本発明を利用した他の情報処理装置の一例を示すブロック図である。図3には、図1に示す構成に加えて、FPGA104への属性情報の書き込みおよび読み出しを行うためのインターフェースとして、専用IF制御回路107が配置されている。専用IF制御回路107は、FPGA104とCPU101との間のデータ転送を行うのに必要なインターフェース機能を備えている。専用IF制御回路107が備えるインターフェース規格としては、集積回路の検査方式の標準規格であるJTAGや、シリアルバスに接続された電気的に書き換え可能なROMであるSEEPROM(serial electronically erasable and programmable read only memory)のインターフェース規格を利用することができる。
専用IF制御回路107以外の構成は、図1と同じであるので、説明は省略する。また、基本的な動作手順も図2に示すものと同じである。本実施形態は、図2に示す動作において、FPGA104への属性情報の書き込みおよび読み出しが、専用IF制御回路107を介して行われる点が第1の実施形態の場合と異なる。
本発明は、FPGAを備えた印刷装置、複写機、FAX通信機、それらの機能を複合した機能を有する複合機、コンピュータ、あるいはこれらの機器の制御を行なうボード(CPUやFPGAを載せたボード)に利用することができる。
発明を利用した情報処理装置の概要を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 発明を利用した他の情報処理装置の概要を示すブロック図である。
符号の説明
100…情報処理装置

Claims (7)

  1. FPGA(field programmable gate array)と、
    前記FPGAの内部構成を定義する属性情報を書き換え可能な制御装置と、
    記憶装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記属性情報を前記FPGAから読み出す属性情報読み出しステップと、
    前記読み出した属性情報と期待値との比較を行う比較ステップと、
    前記比較ステップの結果に基づいて前記期待値を使用して前記FPGAの内部構成を定義し直す再定義ステップと
    を実行する論理を備え、
    前記FPGAは、複数の画像処理機能を備え、
    前記属性情報は、複数に分割されており、
    前記属性情報読み出しステップは、第1のタイミングで前記属性情報の第1の分割部分を読み出し、第2のタイミングで前記属性情報の第2の分割部分を読み出し、
    前記比較ステップは、前記読み出された前記属性情報と対応する前記期待値との比較を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記読み出しステップおよび前記比較ステップを所定の時間間隔で行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶装置には、不揮発性半導体メモリまたはハードディスク装置が含まれ、
    前記期待値は、前記不揮発性半導体メモリまたは前記ハードディスク装置に格納されていることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記再定義ステップの後、前記FPGAの動作を確認するための診断プログラムが実行され、その結果が前記記憶装置に格納されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記比較ステップにおける比較結果が不一致である場合を検出し、その発生累積数をカウントするカウント手段と、
    前記発生累積数が所定のMAX値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果に基づき所定の報知処理を行う報知処理手段と
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. FPGAを備えた情報処理装置の動作方法であって、
    前記FPGAからその内部構成を定義する属性情報を読み出す属性情報読み出しステップと、
    前記読み出した属性情報と期待値との比較を行う比較ステップと、
    前記比較ステップの結果に基づいて前記期待値を使用して前記FPGAの内部構成を定義し直す再定義ステップと
    を備え、
    前記FPGAは、複数の画像処理機能を備え、
    前記属性情報は、複数に分割されており、
    前記属性情報読み出しステップは、第1のタイミングで前記属性情報の第1の分割部分を読み出し、第2のタイミングで前記属性情報の第2の分割部分を読み出し、
    前記比較ステップは、前記読み出された前記属性情報と対応する前記期待値との比較を行うことを特徴とする情報処理装置の動作方法。
  7. FPGAを備えたコンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、
    前記FPGAからその内部構成を定義する属性情報を読み出す属性情報読み出しステップと、
    前記読み出した属性情報と期待値との比較を行う比較ステップと、
    前記比較ステップの結果に基づいて前記期待値を使用して前記FPGAの内部構成を定義し直す再定義ステップと
    を実行させ、
    前記FPGAは、複数の画像処理機能を備え、
    前記属性情報は、複数に分割されており、
    前記属性情報読み出しステップは、第1のタイミングで前記属性情報の第1の分割部分を読み出し、第2のタイミングで前記属性情報の第2の分割部分を読み出し、
    前記比較ステップは、前記読み出された前記属性情報と対応する前記期待値との比較を行うことを特徴とするプログラム。
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