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JP2009252026A - メモリ診断装置、及び情報処理装置 - Google Patents

メモリ診断装置、及び情報処理装置 Download PDF

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JP2009252026A JP2008100549A JP2008100549A JP2009252026A JP 2009252026 A JP2009252026 A JP 2009252026A JP 2008100549 A JP2008100549 A JP 2008100549A JP 2008100549 A JP2008100549 A JP 2008100549A JP 2009252026 A JP2009252026 A JP 2009252026A
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Masataka Takemura
正隆 竹村
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】メモリのメンテナンス性を向上させることができるメモリ診断装置、及びこれを備えた情報処理装置を提供する。
【解決手段】メモリ3にデータの書き込みを実行した後、メモリ3の当該アドレスからデータを読み出すテストアクセスを実行するテスト制御部201と、テスト制御部201により書き込まれたデータと読み出されたデータとを比較し、当該書き込まれたデータと当該読み出されたデータとが一致しない場合にエラーを検出するエラー検出処理を実行する比較回路242と、比較回路242においてエラーが検出された場合、書き込まれたデータと読み出されたデータとアドレスとを含むエラー情報を記憶するエラー情報記憶部243とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、メモリの動作テストを行うメモリ診断装置、及びこれを備えた情報処理装置に関する。
従来、メモリを用いた情報処理装置において、システムの信頼性を向上させるために、システムの起動時などにメモリのテストが実行されている。例えば、特許文献1に記載のメモリ診断方法では、メモリのテスト結果が良好であったか否かを不揮発性メモリに記憶しておき、次回のメモリテスト時に、前回のテスト結果が良好であった場合には、今回のメモリのテストレベルを下げることにより、メモリのテスト時間を短縮する技術が記載されている。
特開平9−282240号公報
ところで、特許文献1に記載のメモリ診断方法では、テスト結果が良好であったか否かしか、記憶されていない。そのため、テスト結果が良好であった場合はよいが、テスト結果が不良であった場合、記憶されているテスト結果からどのような不良が生じているのか判断することができない。そのため、修理を行うための手懸かりがなく、メンテナンス性に劣る、という不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、メモリのメンテナンス性を向上させることができるメモリ診断装置、及びこれを備えた情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係るメモリ診断装置は、メモリの動作テストを行うメモリ診断装置であって、前記メモリのアドレスを生成するアドレス生成部と、前記メモリに書き込むためのデータを生成するデータ生成部と、前記メモリの、前記アドレス生成部により生成されたアドレスへ、前記データ生成部により生成されたデータの書き込みを実行した後、前記メモリの当該アドレスからデータを読み出すテストアクセスを実行するテスト制御部と、前記テスト制御部により書き込まれたデータと読み出されたデータとを比較し、当該書き込まれたデータと当該読み出されたデータとが一致しない場合にエラーを検出するエラー検出処理を実行するエラー検出部と、前記エラー検出部における前記エラー検出処理により前記エラーが検出された場合、当該エラー検出処理において前記書き込まれたデータと前記読み出されたデータと前記書き込み及び読み出しが行われたアドレスとを含むエラー情報を記憶するエラー情報記憶部とを備える。
この構成によれば、エラー検出部によって、メモリに書き込まれたデータと読み出されたデータとが比較され、当該書き込まれたデータと当該読み出されたデータとが一致しない場合にエラーが検出される。そして、エラーが検出された場合、当該書き込まれたデータと読み出されたデータと当該書き込み及び読み出しが行われたメモリのアドレスとを含むエラー情報が、エラー情報記憶部によって記憶される。そうすると、メモリでエラーが検出されたとき、ユーザは、エラー情報記憶部に記憶されているエラー情報を参照することにより、エラー要因を推定することができるので、メモリのメンテナンス性を向上させることができる。
また、前記テスト制御部は、前記テストアクセスを複数回実行し、前記エラー検出部は、前記複数回のテストアクセスに応じて、前記エラー検出処理を複数回実行し、前記エラー情報記憶部は、前記複数回のエラー検出処理に基づく前記エラー情報を複数記憶するものであり、前記エラー情報記憶部に記憶されている複数のエラー情報に基づき、前記メモリのエラー要因を推定するエラー推定部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、複数回のテストアクセスに基づく複数のエラー情報がエラー情報記憶部に記憶される。複数のエラー情報に基づけば、各エラー情報の共通点や傾向等から、エラー推定部によりメモリのエラー要因を推定することが可能になる。そして、ユーザは、エラー推定部によって推定されたエラー要因に基づき、メモリをメンテナンスすることが可能となるので、メモリのメンテナンス性を向上させることができる。
また、前記テスト制御部は、前記エラー検出部によって前記エラーが検出されたとき、再度前記テストアクセスを実行することにより、前記テストアクセスを複数回実行し、前記エラー推定部は、前記エラー情報記憶部に、同一内容の前記エラー情報が複数記憶されていた場合、前記メモリのエラー要因は、ハード故障に基づくものであると推定することが好ましい。
この構成によれば、エラーが検出されると、再度メモリがテストされる。そして、エラー情報記憶部に同一内容のエラー情報が複数記憶された場合、すなわち同一のエラーが再現した場合、再現性のあるエラーの発生要因はハード故障に基づくものである可能性が高いので、エラー推定部は、メモリのエラー要因はハード故障に基づくものであると推定することができる。
また、前記アドレス生成部は、前記メモリのアドレスを複数回、変化させつつ生成し、前記テスト制御部は、前記複数のアドレスに応じて前記テストアクセスを複数回実行することが好ましい。
この構成によれば、メモリにおける複数のアドレスに対してテストを行うことが出来るので、エラー推定部は、複数のアドレスから得られた複数のエラー情報に基づいて、エラー要因が、アドレスに起因するものかデータに起因するものかを切り分けることが容易となる。
また、前記エラー推定部は、前記エラー情報記憶部に記憶されている各エラー情報のアドレス間隔を算出するエラー間隔算出部と、前記エラー間隔算出部により算出された複数のアドレス間隔が互いに一致するとき、当該アドレス間隔をXとすると、logXで与えられるアドレスのビット位置に、前記エラー要因があると推定するアドレス要因推定部とを含むことが好ましい。
各エラー情報における各アドレス間隔が互いに一致していれば、同一のアドレス間隔で周期的にエラーが発生していることになる。この場合、メモリのアドレスの特定のビットが固定値になって故障していると考えられる。そして、メモリのアドレスは2進数で表現されるから、エラーの発生するアドレス間隔をXとすると、logXで与えられるアドレスのビット位置に、エラー要因があると推定することができる。
また、前記エラー推定部は、前記エラー情報記憶部に記憶されている各エラー情報に含まれる前記書き込まれたデータと前記読み出されたデータとをビット毎に比較して、値が異なるビット位置を検出するエラービット検出部と、前記エラービット検出部により前記各エラー情報に応じて得られた複数の前記値が異なるビット位置が、互いに一致する場合、当該値が一致しないビット位置に、前記エラー要因があると推定するデータ要因推定部とを含むことが好ましい。
複数のエラー情報において、メモリに書き込まれたデータと読み出されたデータとで、値の異なるビット位置が一致する場合、当該ビット位置で、メモリのデータが固定値になって故障していると考えられるので、データ要因推定部によって、エラー要因のあるデータのビット位置を推定することができる。
また、前記データ生成部は、前記テスト制御部によるテストアクセスの都度、前記メモリに書き込むためのデータを変化させつつ生成することが好ましい。
テストアクセスに用いるデータが固定値であった場合、例えばハイレベルに固定されているデータビットにハイレベルのデータを用いてライト、リード、ベリファイチェックを行っても、エラーを検出することができない。しかし、テストアクセスの都度、データを変化させることで、故障モードに関わらずエラーを検出することが容易となる。
また、外部に設けられたCPUに接続されると共に当該CPUによる前記メモリへのアクセスを中継するCPUインターフェイス部をさらに備えることが好ましい。
メモリの故障モードには、アドレスラインやデータラインが、電源やグラウンドとショートするショートモードの故障がある。このようなハード故障(永続的故障)が発生した場合、もし仮にメモリがCPUバスと直結されていたとすれば、メモリのショート故障によって、CPUバスの該当ビットもショートして信号レベルが固定されてしまう結果、CPUは、故障していない素子へのアクセスも出来なくなって、動作不能に陥るおそれがある。
しかしながら、この構成によれば、CPUインターフェイス部にCPUを接続し、CPUがCPUインターフェイス部を介してメモリをアクセスするようにすれば、CPUバスとメモリの信号線とを分離することができる。そして、このようにCPUバスとメモリの信号線とを分離すれば、例えメモリでショート故障が生じた場合であってもCPUバスへの影響が排除される結果、CPUが動作可能となる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上述のメモリ診断装置と、前記メモリと、前記CPUとを備える。
この構成によれば、情報処理装置におけるメモリのメンテナンス性を向上させることができる。
このような構成のメモリ診断装置及び情報処理装置は、エラーが検出された場合、当該書き込まれたデータと読み出されたデータと当該書き込み及び読み出しが行われたメモリのアドレスとを含むエラー情報が、エラー情報記憶部によって記憶されるので、メモリのメンテナンス性を向上させることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係るメモリ診断装置を備えた情報処理装置の一例を示すブロック図である。
図1に示す情報処理装置1は、メモリ診断装置の一例であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)2と、メモリ3と、CPU(Central Processing Unit)4と、ROM(Read Only Memory)5とを備えている。そして、CPU4、ROM5、及びASIC2は、CPUバス6を介して接続されている。また、ASIC2とメモリ3とは、メモリ専用に設けられたメモリバス7を介して接続されている。
ROM5には、例えばCPU4の初期処理用プログラムや、メモリ3が不良であった場合のエラー処理プログラム等が記憶されている。
ASIC2は、CPUインターフェイス部21と、メモリコントローラ22と、メモリテスト回路23とを備えている。そして、CPUインターフェイス部21、メモリコントローラ22、及びメモリテスト回路23は、ASIC内部バス24を介して接続され、相互にアクセス可能にされている。
CPUインターフェイス部21は、CPU4に接続されると共に当該CPU4によるメモリ3へのアクセスを中継するインターフェイス回路である。メモリコントローラ22は、CPU4及びメモリテスト回路23からのメモリ3へのアクセス要求に応じて、メモリ3へのアクセスを実行する制御回路である。
図2は、図1に示すメモリテスト回路23の一例を示すブロック図である。図2に示すメモリテスト回路23は、テスト制御部201、ライトアドレス生成部202(アドレス生成部)、ライトデータ生成部203(データ生成部)、テスト部204、及びメモリコントローラインターフェイス部205を備えている。
ライトアドレス生成部202は、例えば疑似乱数生成回路220を備えている。疑似乱数生成回路220は、予め設定された所定のアルゴリズムにより、擬似的に乱数を生成する。そして、ライトアドレス生成部202は、テスト制御部201からの制御信号に応じて、疑似乱数生成回路220によって生成した乱数を、メモリ3のライトアドレスとしてメモリコントローラインターフェイス部205へ出力する。
これにより、ライトアドレス生成部202は、テスト制御部201からの制御信号に応じて、メモリ3のアドレスを複数回、変化させつつ出力することが可能にされている。なお、ライトアドレス生成部202は、必ずしも疑似乱数を生成するものに限られず、例えばカウンタ回路を用いて、連続するアドレスを生成するものであってもよい。
ライトデータ生成部203は、例えば疑似乱数生成回路230を備えている。疑似乱数生成回路230は、予め設定された所定のアルゴリズムにより、擬似的に乱数を生成する。そして、ライトデータ生成部203は、テスト制御部201からの制御信号に応じて、疑似乱数生成回路230によって生成した乱数を、メモリ3へのライトデータとしてメモリコントローラインターフェイス部205へ出力する。
これにより、ライトデータ生成部203は、テスト制御部201からの制御信号に応じて、ライトデータを変化させつつ出力することが可能にされている。なお、ライトデータ生成部203は、必ずしも疑似乱数を生成するものに限られず、例えばカウンタ回路を用いて、連続するデータを生成するものであってもよい。
メモリコントローラインターフェイス部205は、テスト制御部201からの制御信号に応じて、ライトアドレス生成部202から出力されたライトアドレスとライトデータ生成部203から出力されたライトデータとに基づく書込要求をメモリコントローラ22へ出力したり、テスト部204から出力されたリードアドレスに基づく読み出し要求をメモリコントローラ22へ出力したりする。
テスト部204は、リードアドレス生成部240と、期待値生成部241と、比較回路242(エラー検出部)と、エラー情報記憶部243と、エラー推定部244とを備えている。リードアドレス生成部240は、例えば疑似乱数生成回路220と同一の乱数をリードアドレスとして発生させる疑似乱数生成回路である。なお、リードアドレス生成部240は、ライトアドレス生成部202と同一のアドレスを同一の順序で生成することが出来ればよく、必ずしも疑似乱数生成回路に限らない。
期待値生成部241は、例えば疑似乱数生成回路230と同一の乱数を、期待値として発生させる疑似乱数生成回路である。なお、期待値生成部241は、ライトデータ生成部203と同一のデータを同一の順序で生成することが出来ればよく、必ずしも疑似乱数生成回路に限らない。
比較回路242は、テスト制御部201からの制御信号に応じて、期待値生成部241により生成された期待値と、リードアドレス生成部240により生成されたリードアドレスに基づきメモリ3から読み出されたリードデータとを比較する。
エラー情報記憶部243は、例えばレジスタ回路やRAM(Random Access Memory)、あるいは不揮発性のEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の記憶素子を用いて構成されている。そして、エラー情報記憶部243は、テスト制御部201からの制御信号に応じて、比較回路242による比較の結果、期待値生成部241に記憶されている期待値と、メモリコントローラインターフェイス部205によりメモリコントローラ22を介して読み出されたリードデータとが一致しない場合、当該期待値と当該リードアドレスと当該リードデータとを、エラー情報として記憶する。
エラー情報記憶部243は、複数のエラー情報を記憶できるようになっている。また、エラー情報記憶部243は、CPU4から、CPUインターフェイス部21を介して読み出し可能にされている。
エラー推定部244は、例えばステートマシン、減算回路、比較回路、数値演算回路等を用いて構成されており、エラー間隔算出部、アドレス要因推定部、エラービット検出部、及びデータ要因推定部の一例として機能する。エラー推定部244は、エラー情報記憶部243に記憶されている複数のエラー情報に基づき、メモリ3のエラー要因を推定し、その推定結果を記憶する。エラー推定部244に記憶された推定結果は、CPU4から、CPUインターフェイス部21を介して読み出し可能にされている。
テスト制御部201は、例えばステートマシン、動作設定レジスタ210、その他の論理回路等を備えて構成されている。動作設定レジスタ210は、CPU4から、CPUインターフェイス部21を介してアクセス可能に構成されている。動作設定レジスタ210は、例えば通常モードとメモリテスト実行モードとを切り替える動作モード設定フラグ、メモリテストの起動を要求する起動フラグ、及びメモリテストの完了を示すメモリテスト完了フラグを備えている。そして、テスト制御部201は、動作設定レジスタ210の設定内容に応じて、メモリテスト回路23内の各部の動作を制御する。
次に、上述のように構成された情報処理装置1の動作について説明する。図3、図4、図5は、図1に示す情報処理装置1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、情報処理装置1が起動されると、CPU4は、ROM5に記憶されている初期処理プログラムを読み出して実行する。そして、CPU4によって、CPUインターフェイス部21を介して動作設定レジスタ210の、動作モード設定フラグと起動フラグとがセットされる(ステップS1)。
ところで、メモリ3の故障モードには、アドレスラインやデータラインが、電源やグラウンドとショートするショートモードの故障がある。このようなハード故障(永続的故障)が発生した場合、もし仮にメモリ3がCPUバス6と直結されていたとすれば、メモリ3のショート故障によって、CPUバス6の該当ビットもショートして信号レベルが固定されてしまう結果、CPU4は、故障していないROM5へのアクセスも出来なくなって、動作不能に陥るおそれがある。
しかしながら、図1に示す情報処理装置1では、ASIC2が、CPU4によるメモリ3へのアクセスを中継するCPUインターフェイス部21を備えており、CPU4は、CPUインターフェイス部21を介してメモリ3へのアクセスを行うようになっている。これにより、CPUバス6とメモリバス7とが分離され、例えメモリ3でショート故障が生じた場合であってもCPUバス6への影響が排除される結果、CPU4が動作可能にされている。
次に、動作設定レジスタ210の動作モード設定フラグと起動フラグとがセットされると、テスト制御部201によって、メモリテストの実行が開始される(ステップS2)。
そうすると、テスト制御部201からの制御信号に応じて、ライトアドレス生成部202によって生成されたライトアドレスが、メモリ3のアドレスとしてメモリコントローラインターフェイス部205へ出力される。また、テスト制御部201からの制御信号に応じて、ライトデータ生成部203によって生成されたライトデータが、メモリコントローラインターフェイス部205へ出力される(ステップS3)。
そして、メモリコントローラインターフェイス部205から、メモリコントローラ22を介してメモリ3へ、当該ライトアドレスへの当該ライトデータの書き込みが実行される(ステップS4)。
次に、テスト制御部201によって、メモリ3の全テスト対象領域へのデータ書き込みが終了したか否かが確認される(ステップS5)。そして、まだ終了していなければ(ステップS5でNO)再びステップS3〜S5を繰り返す一方、終了していれば(ステップS5でYES)、データの読み出しテストを開始するべくステップS6へ移行する。
ステップS6では、リードアドレス生成部240によって、ライトアドレス生成部202により生成されたライトアドレスと同一のリードアドレスが同一の順序で生成され、メモリコントローラインターフェイス部205へ出力される(ステップS6)。次に、期待値生成部241によって、ライトデータ生成部203により生成されたライトデータと同一の期待値が同一の順序で生成され、メモリコントローラインターフェイス部205へ出力される(ステップS7)。
これにより、リードアドレス生成部240により生成されたリードアドレスと期待値生成部241により生成された期待値との組み合わせは、ライトアドレス生成部202により生成されたライトアドレスとライトデータ生成部203により生成されたライトデータとの組み合わせと、同一になるようになっている。
そして、メモリコントローラインターフェイス部205によって、メモリ3の、リードアドレス生成部240により生成されたリードアドレスからデータが読み出され、当該データがリードデータとして比較回路242へ出力される(ステップS8)。
次に、比較回路242によって、期待値生成部241により生成された期待値とリードデータとが比較される(ステップS9)。そして、期待値とリードデータとが一致すれば(ステップS9で一致)、当該アドレスは正常なので、テスト制御部201によって、メモリ3の全テスト対象領域のテストが終了したか否かが確認される(ステップS10)。そして、まだ終了していなければ(ステップS10でNO)再びステップS6〜S10を繰り返す一方、終了していれば(ステップS10でYES)、エラー要因の推定を実行するべくステップS31へ移行する。
一方、ステップS9において、期待値とリードデータとが一致しなければ(ステップS9で不一致)、エラー情報記憶部243によって、当該リードアドレス、リードデータ、及び期待値がエラー情報として記憶される(ステップS21)。そして、当該アドレスのテストが1回目であるか否かが確認され(ステップS22)、1回目であれば(ステップS22でYES)再度同一アドレスのテストを行うべくステップS2へ移行する。
一方、1回目でなければ(ステップS22でNO)、エラー情報記憶部243に記憶されている1回目のエラー情報と2回目のエラー情報とが一致するか否かが確認される(ステップS23)。
そして、1回目のエラー情報と2回目のエラー情報とが一致すれば(ステップS23でYES)、当該エラーは再現性があるので、エラー推定部244によって、エラー要因はハード故障(永続的故障)に基づくものと推定されて、例えば図略のレジスタにより構成されたハード故障フラグがオンされる。
一方、1回目のエラー情報と2回目のエラー情報とが一致しなければ(ステップS23でNO)、当該エラーは再現性がないので、エラー推定部244によって、エラー要因は、例えばメモリアクセスタイミングのマージン不足やノイズ等の要因によるソフト故障(非永続的故障)に基づくものと推定されて、例えば図略のレジスタにより構成されたソフト故障フラグがオンされる。そして、エラー要因の推定を実行するべくステップS31へ移行する。
次に、ステップS31において、エラー推定部244によって、エラー情報記憶部243に記憶されている各エラー情報におけるアドレスの間隔が、それぞれ算出される(ステップS31)。そして、その各アドレス間隔がXで一定である場合(ステップS32でYES)、同一のアドレス間隔Xで周期的にエラーが発生していることになる。この場合、メモリ3のアドレスの特定のビットが固定値になって故障していると考えられる。
そこで、エラー推定部244は、下記の式(1)に基づいて、故障要因となっているアドレスのビット位置Yを算出し、例えば図略のアドレスビットレジスタに記憶する(ステップS33)。
Y=logX ・・・(1)
次に、エラー推定部244によって、エラー情報記憶部243に記憶されている各エラー情報に含まれる期待値とリードデータとがビット毎に比較され、値が不一致となるビット位置が一定であるか否かが判断される(ステップS34)。そして、値が不一致となるビット位置がZで一定である場合(ステップS34でYES)、メモリ3のデータビットZが固定値になって故障していると考えられる。
そこで、エラー推定部244は、当該不一致となるデータビットZに、エラー要因があると推定し、例えば図略のデータビットレジスタにZを記憶する(ステップS35)。
上述のエラー情報記憶部243、ハード故障フラグ、ソフト故障フラグ、アドレスビットレジスタ、及びデータビットレジスタは、CPU4からCPUインターフェイス部21を介して読み出し可能にされている。これにより、ユーザは、エラー情報記憶部243、ハード故障フラグ、ソフト故障フラグ、アドレスビットレジスタ、及びデータビットレジスタに記憶された情報に基づいて、メモリ3のエラー要因を判断することができる結果、メモリ3のメンテナンス性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るメモリ診断装置を備えた情報処理装置の一例を示すブロック図である。 図1に示すメモリテスト回路の一例を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図1に示す情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置
2 ASIC
3 メモリ
4 CPU
5 ROM
6 CPUバス
7 メモリバス
21 CPUインターフェイス部
22 メモリコントローラ
23 メモリテスト回路
24 ASIC内部バス
201 テスト制御部
202 ライトアドレス生成部
203 ライトデータ生成部
204 テスト部
205 メモリコントローラインターフェイス部
210 動作設定レジスタ
220,230 疑似乱数生成回路
240 リードアドレス生成部
241 期待値生成部
242 比較回路
243 エラー情報記憶部
244 エラー推定部

Claims (9)

  1. メモリの動作テストを行うメモリ診断装置であって、
    前記メモリのアドレスを生成するアドレス生成部と、
    前記メモリに書き込むためのデータを生成するデータ生成部と、
    前記メモリの、前記アドレス生成部により生成されたアドレスへ、前記データ生成部により生成されたデータの書き込みを実行した後、前記メモリの当該アドレスからデータを読み出すテストアクセスを実行するテスト制御部と、
    前記テスト制御部により書き込まれたデータと読み出されたデータとを比較し、当該書き込まれたデータと当該読み出されたデータとが一致しない場合にエラーを検出するエラー検出処理を実行するエラー検出部と、
    前記エラー検出部における前記エラー検出処理により前記エラーが検出された場合、当該エラー検出処理において前記書き込まれたデータと前記読み出されたデータと前記書き込み及び読み出しが行われたアドレスとを含むエラー情報を記憶するエラー情報記憶部と
    を備えることを特徴とするメモリ診断装置。
  2. 前記テスト制御部は、
    前記テストアクセスを複数回実行し、
    前記エラー検出部は、
    前記複数回のテストアクセスに応じて、前記エラー検出処理を複数回実行し、
    前記エラー情報記憶部は、
    前記複数回のエラー検出処理に基づく前記エラー情報を複数記憶するものであり、
    前記エラー情報記憶部に記憶されている複数のエラー情報に基づき、前記メモリのエラー要因を推定するエラー推定部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載のメモリ診断装置。
  3. 前記テスト制御部は、
    前記エラー検出部によって前記エラーが検出されたとき、再度前記テストアクセスを実行することにより、前記テストアクセスを複数回実行し、
    前記エラー推定部は、
    前記エラー情報記憶部に、同一内容の前記エラー情報が複数記憶されていた場合、前記メモリのエラー要因は、ハード故障に基づくものであると推定すること
    を特徴とする請求項2記載のメモリ診断装置。
  4. 前記アドレス生成部は、
    前記メモリのアドレスを複数回、変化させつつ生成し、
    前記テスト制御部は、
    前記複数のアドレスに応じて前記テストアクセスを複数回実行すること
    を特徴とする請求項2記載のメモリ診断装置。
  5. 前記エラー推定部は、
    前記エラー情報記憶部に記憶されている各エラー情報のアドレス間隔を算出するエラー間隔算出部と、
    前記エラー間隔算出部により算出された複数のアドレス間隔が互いに一致するとき、当該アドレス間隔をXとすると、logXで与えられるアドレスのビット位置に、前記エラー要因があると推定するアドレス要因推定部とを含むこと
    を特徴とする請求項4記載のメモリ診断装置。
  6. 前記エラー推定部は、
    前記エラー情報記憶部に記憶されている各エラー情報に含まれる前記書き込まれたデータと前記読み出されたデータとをビット毎に比較して、値が異なるビット位置を検出するエラービット検出部と、
    前記エラービット検出部により前記各エラー情報に応じて得られた複数の前記値が異なるビット位置が、互いに一致する場合、当該値が一致しないビット位置に、前記エラー要因があると推定するデータ要因推定部とを含むこと
    を特徴とする請求項4又は5に記載のメモリ診断装置。
  7. 前記データ生成部は、
    前記テスト制御部によるテストアクセスの都度、前記メモリに書き込むためのデータを変化させつつ生成すること
    を特徴とする請求項6記載のメモリ診断装置。
  8. 外部に設けられたCPUに接続されると共に当該CPUによる前記メモリへのアクセスを中継するCPUインターフェイス部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のメモリ診断装置。
  9. 請求項8に記載のメモリ診断装置と、
    前記メモリと、
    前記CPUと
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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