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JP4988662B2 - 荷電粒子線装置 - Google Patents

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Description

荷電粒子線顕微装置における傾斜シリーズ像の取得に関する。
荷電粒子装置、特に透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて、半導体や先端材料などの試料の三次元再構築を行い、試料の三次元的な構造から不良解析を行うというニーズが高まっている。三次元再構築を行うには、数度ステップで試料を傾斜させて撮影した一連の画像(傾斜シリーズ像)が必要となる。この時に使用する試料は、1μm程度の大きさであり、ピラー状である場合が多い。
特許文献1(特開2004−87214号公報)には、ピラー状の試料を、360°回転可能なピラーホルダに搭載し、数万倍以上の倍率で観察することが開示されている。
また、特許文献2(特開平07−176285号公報)には、先鋭度に基づく焦点補正が開示されている。
特開2004−87214号公報 特開平07−176285号公報
本願発明者が傾斜シリーズ像の取得に関して鋭意検討した結果、次のような知見を得た。
通常、試料を搭載するステージや試料ホルダの機械的な回転精度は十μm程度のオーダーである。この為、例えば、特許文献1のピラーホルダに、1μm程度の試料を搭載して回転させると、図1に示すように、試料は偏心を伴った回転運動を引き起こす。傾斜シリーズ像撮影を行う場合には、ある角度で試料を視野中心に移動させ、焦点合わせを行った後に画像撮影を行い、その後、数度程度の所望の角度ステップで試料を傾斜させる。しかし、この回転は、上述したような偏心を伴った運動であるため、回転により試料は観察視野から外れる。このため、オペレータがステージを操作し、試料を観察視野の中心に移動させなければならなかった。また、偏心は焦点ずれをもたらす為、オペレータは焦点合わせをする必要があった。
特許文献2記載の技術を用いて傾斜シリーズ像を自動撮影する場合、一つの傾斜角度に対して10枚程度の画像を撮影する必要がある。そして、自動撮影を行う場合、撮影された画像が、全て三次元再構築を行うにあたって有効であるとは限らない。つまり、自動撮影を行うときに用いる画像処理精度や、試料を傾斜させる際の機械的精度により、撮影された画像中に試料が写っていなかったり、著しく焦点がずれている画像が存在したりする可能性がある。そのような画像を三次元再構築にそのまま使用すると、再構成された画像に偽像が生じる。この為、オペレータが撮影された画像を一枚一枚確認し、三次元再構築に不適な画像を選別し、不適な画像を取り直すという作業が必要となる。この為、三次元再構築するためのシリーズ像全てを撮影しようとすると、膨大な時間が必要となる。
また、荷電粒子線を試料に長時間照射することにより、試料表面にコンタミネーションが付着してしまうという問題も生じる。
本発明は、微小試料の傾斜シリーズ像を短時間で取得することに関する。
本発明は、傾斜シリーズ像を取得する際の焦点ずれ量と一致度の関係をあらかじめ計測しておき、その関係に基づき一致度から焦点ずれを逆算して、ステージや対物レンズ等を制御して焦点ずれを補正し、傾斜シリーズ像を取得することに関する。
また、本発明は、傾斜シリーズ像を撮影する際に参照画像をあらかじめ取得しておき、取得された画像と参照画像との相関を取り、一致度が設定値以下であった場合に、警告メッセージの発信や、画像取得シーケンスの停止、等の処理を実施することに関する。
本発明により、傾斜シリーズ像を撮影する際の焦点合わせを高速に行うことが可能となり、傾斜シリーズ像の撮影時間を短縮できる。また、三次元再構築に適さない画像を排除することができる。これにより、半導体や先端材料の不良解析等のスループットを上げることができる。
実施例では、試料を回転可能に保持する試料台と、試料に荷電粒子線を照射する照射光学系と、試料を透過した荷電粒子線、又は荷電粒子線により試料から発生した2次電子を検出する検出器と、少なくとも試料台の回転角度を制御する試料台制御装置と、少なくとも照射光学系、又は試料台制御装置を制御する演算装置と、を備え、あらかじめ求めておいた焦点ずれ量と一致度の関係を用いて視野逃げ補正を行い、自動で傾斜シリーズ像の撮影を行う荷電粒子線装置を開示する。
また、実施例では、試料を回転可能に保持する試料台と、試料に荷電粒子線を照射する照射光学系と、試料を透過した荷電粒子線、又は荷電粒子線により試料から発生した2次電子を検出する検出器と、少なくとも試料台の回転角度を制御する試料台制御装置と、少なくとも照射光学系、又は試料台制御装置を制御する演算装置と、を備え、あらかじめ求めておいた焦点ずれ量と一致度の関係を用いて焦点補正を行い、自動で傾斜シリーズ像の撮影を行う荷電粒子線装置を開示する。
また、実施例では、演算装置が、試料の画像データ、又はそのデータの一部をテンプレートして登録する手段と、少なくとも二つの画像データを取得し一つの画像をテンプレートとして他方の画像と画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、を含む荷電粒子線装置を開示する。
また、実施例では、演算装置が、撮影された傾斜シリーズ像の各々とテンプレート画像との画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、一致度のしきい値を設定する手段と、傾斜シリーズ像のうち一致度がしきい値以下である画像をハイライト表示させる手段と、を含む荷電粒子線装置を開示する。
また、実施例では、演算装置が、撮影された傾斜シリーズ像の各々とテンプレート画像との画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、一致度のしきい値を設定する手段と、傾斜シリーズ像のうち一致度がしきい値以下である画像が撮影されたときに試料への荷電粒子線の照射を停止する手段と、を含む荷電粒子線顕微装置を開示する。
また、実施例では、演算装置が、荷電粒子線の照射が停止されたときに警告表示を発信する手段と、を含む荷電粒子線装置を開示する。
以下、上記及びその他の本願発明の新規な特徴と効果について図面を参酌して説明する。尚、図面は発明の理解に用いるものであり、権利範囲を減縮するものではない。
本実施例では、三次元再構築に必要な傾斜シリーズ像を自動で取得する際に、焦点ずれ量と一致度の関係をあらかじめ計測しておき、その関係に基づき一致度から焦点ずれ量を逆算して、ステージ高さもしくは対物レンズ電流値を制御して焦点ずれを補正する。
また、本実施例では、傾斜シリーズ像を撮影する際に、あらかじめオペレータが参照画像を取得しておき、自動取得された画像を自動で参照画像と相関を取り、一致度が設定値以下であった場合に、警告メッセージを発信するか、又は、自動画像取得シーケンスを止める。もしくは、自動撮影された傾斜シリーズ像のうち、一致度が設定値以下の画像をオペレータに知らせる。
(1)装置構成
図2は、透過電子顕微鏡(以下TEMと略す)鏡体1の基本構成図である。TEMの鏡体1は電子銃2と照射レンズ3と対物レンズ4,投射レンズ5で構成される。照射レンズ3,対物レンズ4の間には、走査コイル6が配置されており、走査コイル6の下方に試料7が挿入される。試料7は、試料ホルダ8に取り付けられており、試料ホルダ8はホルダ制御部9に接続されている。試料7上方、走査コイル6の下には、二次電子検出器10が組み込まれている。二次電子検出器10は、走査像表示装置11に接続されている。投射レンズ5の下方には、暗視野STEM像観察用の円環状検出器12が配置されている。円環状検出器12は、走査像表示装置11に接続されている。また、円環状検出器12の下方には電子線軸からの出し入れが可能な検出器13(明視野STEM像観察用)が備えられており、走査像表示装置11に接続されている。検出器13の下方には、透過像観察用TVカメラ14が配置されている。TVカメラ14は、TVカメラ制御部15を介してTVモニター16に接続されている。
電子線17は、照射レンズ3により、試料面上でスポット状に収束され、走査コイル6によって試料7面上を走査する。二次電子検出器10は、電子線17の照射によって、試料7から放出される二次電子を検出して、走査像表示装置11により、試料7の電子線17走査領域の二次電子像を表示する。検出器13では試料7から角度が半角約50mrad以内で散乱を受けた透過電子を検出して走査像表示装置11により、明視野透過電子像を表示する。円環状検出器12についても同様であり、電子線17の照射によって、試料7から散乱角度が半角約80〜500mradの範囲で散乱した電子(弾性散乱電子)を検出し、走査像表示装置11により、暗視野透過電子像を表示する。また、照射レンズ3の条件を変えることにより、試料7面上に、ある広がりをもった電子線17が照射され、試料7を透過した電子は対物レンズ4により、結像され、その像は投射レンズ5により拡大され、TVカメラ14上に投影される。投影された透過電子像はTVカメラ制御部15を介し、TVモニター16上に表示される。試料7は試料ホルダ8に接続されたホルダ制御部9により、電子線光軸上で角度を変えることが可能で、様々な角度から二次電子像,走査透過像,透過電子像を観察することが可能である。
図3に、透過電子顕微鏡の制御系概略図を示す。図3に示すように、透過像観察用レンズデータを記憶しているROM146から各DAC124,125,128,131〜134に出力してレンズ系のデータをアナログ信号に変換する。各DAC124,125,128,131〜134より励磁電源113,114,117,120〜123にアナログ信号を出力して各レンズ系のレンズコイル102,103,106,109〜112に電流を出力させる。これらのレンズ系で荷電粒子線を偏向・収束させて試料に照射する。試料を透過した粒子線もしくは試料表面で発生した二次電子を検出器(TV149,二次電子検出器151)で信号検出し、TV制御部に送信しTV上に画像表示する。表示された画像は、ROMやRAMに格納する。
(2)試料ホルダ(ステージ)
図4は、荷電粒子線装置用の試料ホルダ8の先端部の上面図(a)および断面図(b)を示す。試料ホルダ8は、先端部と連結されたホルダ軸31が、軸中心の周りに360°回転可能な機構を有し、さらに前記機構と独立して先端部に傘歯車32(第1の傘歯車)を有する別の回転軸33をホルダ軸31内部に有する。試料回転軸33はホルダ制御部9に接続され、ホルダ制御部9により、試料回転軸33および傘歯車32が回転する。傘歯車32と傘歯車34(第2の傘歯車)は噛み合うように接しており、試料回転軸33を回転することにより、傘歯車32が回転し、同時に傘歯車34が回転する。また、試料ホルダ8はFIB装置内でイオンビームが入射する際、試料ホルダ8の構造物がイオンビームをさえぎることの無いよう一部解放された構造となっている。
図5は、試料台35側面図(a)および斜視図(b)である。試料台35に微小試料片36を固定した状態の側面図および斜視図をそれぞれ(c),(d)に示す。微小試料片36は試料台35の先端に取り付けられている。試料台35先端部は微小試料片36の固定が容易なように平坦な形状を有する。微小試料片36と試料台35の接触部分には、FIBを用いてデポジション膜37を形成させ、接着する。
図5(a)に、荷電粒子線装置用試料ホルダ8に試料台35(試料支持部)を固定した例を示す。傘歯車32および34は中空状になっており、試料台35を差し込むように装着することができる。FIBによる加工を行うときは、試料台35を傘歯車34に装着し、FIB装置に試料ホルダ8を挿入し、試料台35上方よりイオンビームを入射させ、微小試料片36を加工する。イオンビームを一点に留まらせたまま試料台35を回転させると、円筒状の微小試料片36を加工することができる。
FIBによる加工が終わったら、ホルダ軸31自体を90°回転させ透過電子顕微鏡1試料室に試料ホルダ8を挿入し、試料台35の側面から電子線17を入射させる。すなわち、紙面に垂直方向から電子線17を入射させて透過像を観察する。この際、試料回転軸33を動かすことにより、傘歯車34が回転し、微小試料片36の周囲360°の方向から観察することが可能である。微小試料片36の回転角度は、ホルダ制御部9により、試料回転軸33を駆動することにより制御することができる。また、ホルダ制御部9は、試料ホルダ8をXYZ方向に微小制御することもできる。
尚、本実施例では、試料ホルダをホルダ制御部9によりXYZ方向に微小制御しているが、当該ホルダをXYZ方向に微小移動可能なステージに配置する構成としても良い。
(3)位相限定相関で移動量を計算する手段
透過像一部を切り取った画像を透過像としてM×Nの画素数で記憶装置に登録画像としてf1(m,n)として記録する。次に記録モード後に取り込んだ画像をM×Nの画素数で記憶装置に参照画像としてf2(m,n)として記録する。
但し、どちらも自然画像とし、m=0,1,2,・・・M−1、 n=0,1,2,・・・N−1である。
f1(m,n),f2(m,n)の離散フーリエ画像F1(m,n),F2(m,n)はそれぞれ(1),(2)で定義される。
F1(u,v)=A(u,v)ejθ(u,v) ・・・・・(1)
F2(u,v)=B(u,v)ejφ(u,v) ・・・・・(2)
但し、u=0,1,2,・・・M−1、 v=0,1,2,・・・N−1
A(u,v),B(u,v)は振幅スペクトル、θ(u,v),φ(u,v)は位相スペクトル。
位相相関では、2画像間で像の平行移動があった場合には相関のピークの位置が移動量だけずれる。
以下に移動量の導出方法を説明する。
まず、原画像f2(m,n)が、x方向にr′だけ移動したとしてf4(m,n)=f2(m+r′,n)とする。
式(2)を式(3)のように変形する。
F4(u,v)=ΣΣf2(m+r′,n)e−j2π(mu/M+nv/N)
=B(u,v)ej(φ+2πr′u/M)・・・・・(3)
振幅スペクトルB(u,v)を定数とすることにより、画像のコントラストに依存しない位相画像となる。f4の位相画像F′4(u,v)は式(4)となる。
F4′(u,v)=ej(φ+2πr′u/M) ・・・・・(4)
位相画像F′1(u,v)にF′2(u,v)の複素供役を乗ずることによって合成画像H14(u,v)は式(5)となる。
H14(u,v)=F′1(u,v)(F′2(u,v))*
=ej(θ−φ−2πru/M) ・・・・・(5)
相関強度画像G14(r,s)は、合成画像H14(u,v)を逆フーリエ変換することによって式(6)となる。
G14(r,s)=ΣΣ(H14(u,v))ej2π(ur/M+us/N)
=ΣΣ(ej(θ−φ−2πr′u/M))ej2π(ur/M
+us/N)
=G12(r−r′) ・・・・・(6)
式(6)より、2つの画像間でX方向に位置ずれ量r′が存在する場合、相関強度画像のピークの位置は−r′だけずれる。また、位相成分で相関計算するため、2つの画像で明るさやコントラストに違いがあっても移動量の計算が行える。2つの画像間でX方向に位置ずれ量が存在する場合は、相関強度画像の中心よりΔG(pixel)の位置にピークが発生する。例えば2つの画像間でX方向に2pixelのずれがあると、合成画像は2周期の波になる。これを逆フーリエ変換すると相関強度画像となり、中心から2pixelずれた位置にピークが発生する。このΔG(pixel)は検出器の受光面での移動に量相当し、ΔGを試料面上の移動量Δxに変換する。検出器の受光面の径L、受光面上での透過電子顕微鏡の倍率M、検出器の受光面の画素数Lmとすると式(7)に示す。
Δx=ΔG(pixel)×L/Lm(pixel)/M ・・・・・(7)
Δxは2つ画像間の試料面上での移動量となる。
また、荷電粒子線を走査して二次電子もしくは透過電子を検出して画像表示する走査型の電子顕微鏡では、試料面上での走査幅Dおよび撮影画像の解像度R(pixel)を用いて
Δx=ΔG(pixel)×D/R ・・・・・(8)
と計算される。
(4)一致度を計算する手段
次に、画像間移動量や倍率、回転角度の精度について説明する。位相成分のみを用いた相関計算では、数学上位相のみを使用しているため相関強度に現れるピークはδピークとなる。例えば、2つの画像間で1.5画素ずれると合成画像は1.5周期の波となる。これを逆フーリエ変換すると、相関強度画像の中心より1.5pixelずれた位置にδピークが立つが、1.5の画素は存在しないので、δピークの値は1pixel目と2pixel目に振り分けられる。ここで、一致度が高い画素の重心を取って、この振り分けられた値から真のδピーク位置を計算すると1/10pixel程度の精度を計算結果が得られる。また、相関強度画像がδピークのため、2つの画像間における類似性の評価を相関強度画像のピークの高さによって行う。画像f1(m,n)、ピークの高さPeak(pixel)とすると一致度(%)を式(9)に示す。
一致度(%)=(Peak)/(m×n)×100 ・・・・・(9)
例えば、処理画素数は128pixel×128pixelでPeakが16384(pixel)の場合は、一致度=(16384)/(128×128)×100=100(%)となる。
(5)傾斜シリーズ像の自動撮影
図6〜図8を用いて、傾斜シリーズ像の自動撮影のフローを説明する。
傾斜シリーズ像の自動撮影を行うときには、まず傾斜ステップ角度t、及び撮影枚数nの設定をする。三次元再構築された画像に生じる虚像を最小限とするために、±90°の傾斜角度範囲を1°〜5°ステップ等で撮影するため、37枚〜181枚の撮影枚数を設定する。
次に、試料が正焦点かつ視野の中心となるように電子光学系、又は試料ステージ52を調整し、画像撮影を行う。この基準画像の中からテンプレートとなる領域を設定し、以降のステップで利用する。テンプレートの設定は、図9に示すようにオペレータが領域を指定し設定する。
以上のような設定を行った後、傾斜シリーズ像の自動撮影を開始する。一枚目の画像はすでに調整済なのでそのまま取得し、その後、試料を所望の角度傾斜させる。試料を傾斜させると、傾斜機構の機械的な精度の問題で、視野逃げと同時に焦点ずれが生じる。視野逃げに関しては、画像取得後テンプレートと上述の移動量計算手段から移動量を算出し(184)、ステージや偏向器にフィードバックして補正をすればよい(185)。焦点ずれに関しては、試料傾斜し視野逃げ補正を行った後、画像を取得して一枚目の画像との画像相関を行う。比較を行う際は、上述の一致度計算手段を用いて、一致度を算出する。一致度と補正すべき試料高さは、あらかじめ求められているので、一致度に応じた補正量を試料ステージに対して指令をすればよい。一致度から焦点補正を行う場合には、透過像を使用すると傾斜角度によって試料の内部構造に従い試料の見え方が変化してしまうので、二次電子像を使う方がより精度の高い補正ができる。
また、図10に示すような試料の傾斜角度によって、試料の幅等が変化しない円柱状のニードルステージを用いた方がより精度の高い補正が可能である。
(6)焦点ずれを補正するための手段
のフローチャートを用いて、焦点ずれを補正するための手段について説明する。まず正焦点での画像(0枚目)を撮影する(192)。この撮影された画像から図9のようにテンプレートとなる領域を選択する。次に、数μm程度試料の高さを変化させて焦点をずらして、次の画像(1枚目)を撮影する(193,194)。0枚目と1枚目の画像相関を取ることにより、一致度を求めて記録する(195)。
以降、順次試料高さを変化させて、画像を撮影し0枚目との一致度を算出していき、所望のNに達したときに処理を終了する(197)。
こうして得られた一致度と試料高さの関係を図11に示す。この関係をテーブル化しておくか、関数でフィッティングすることによって、焦点ずれと一致度の関係が決定される。図10に、同じ計測を3回行った結果を示しているが、この図からわかるように試料高さの違いによる焦点ずれと一致度の関係は再現性が良好である。
傾斜シリーズ像を撮影する際に、試料を傾斜させて焦点ずれが生じた場合には、正焦点での画像との一致度を算出して、前記焦点ずれと一致度の関係から逆算し焦点補正後、画像撮影を行う。
本実施例では、上述の実施例1の変形例について、実施例1との相違点を中心に説明する。
図12は本実施例のフローチャートである。
まず、撮影条件1を設定する(211)。ここでは、傾斜ステップ角度を三次元再構築に必要な画像を取得するときの傾斜ステップ角度より粗く設定する。次に、焦点合わせを行って画像撮影し、撮影された画像の中からテンプレートとなる領域をオペレータが設定する(212)。その後、自動で試料傾斜させ画像撮影を行う。傾斜させた後の画像とテンプレートとの画像相関をとって一致度を算出する(215)。この時、一致度計算手段2を用いる。次に、試料傾斜をさせ、213〜218を必要な回数繰り返す。所望の角度範囲の撮影が終了したのち、試料傾斜角度と一致度の関係を求める(217)。実施例1で述べたように、一致度と試料高さの関係が決まるので、一致度から試料傾斜による試料高さ変化量を関係付けることができる。また、試料が偏心を伴った回転運動をしている場合には、傾斜角度と一致度の関係は360°周期の正弦関数で近似できる。よって、傾斜角度と一致度の関係を正弦関数でフィッティングすることが有効である。さらに、回転運動は円運動で近似できるので試料高さ(Z方向)の変化量は、撮影画像内でのX方向の変化量と一致する。試料傾斜角度と一致度の関係を正弦関数でフィッティングした場合、試料傾斜角度とX方向の変位量の関係は正弦関数でフィッティングした関数に対して90°位相がずれたものとなる。このようにして、XY平面内での視野逃げとZ方向の焦点ずれが、各々ある関数で表現される。
次に、三次元再構築に必要な傾斜シリーズ像を自動撮影するフローについて、図13を用いて説明する。まず、撮影条件を設定する(221)。この時、傾斜ステップ角度と撮影枚数を設定する。傾斜ステップ角度は1〜5°程度、撮影枚数は傾斜ステップ角度に応じて37〜181枚程度を設定する。その後、自動で撮影を開始する。試料を傾斜させると視野逃げと焦点ずれが生じるが、上述のように、一致度からXY平面内の移動とZ方向への関係がすでに求められているため、この関係に基づいて、ステージ、又は荷電粒子線を移動させて視野逃げ補正(223)、焦点ずれ補正を行い(224)、画像撮影を行う。次に、試料傾斜し(222)、222〜226を繰り返し、設定枚数の画像撮影が撮影されたら自動取り込みを終了する。傾斜シリーズ像の中には三次元再構築に不適切な画像が含まれる場合があるので、あらかじめ撮影された画像との一致度を求めて、設定値以下の場合はその画像のハイライト表示をする(227)。
偏心を伴った試料の回転運動。 透過電子顕微鏡の基本構成図。 透過電子顕微鏡の制御系概略図。 試料ホルダの概略図。 試料台の概略図。 実施例1のフローチャート。 実施例1のフローチャート。 撮影画像の一覧表示。 テンプレート登録画面。 円柱状のニードルステージ。 一致度と試料高さの関係。 実施例2のフローチャート。 実施例2のフローチャート。
符号の説明
1 鏡体
2,100 電子銃
3 照射レンズ
4,23 対物レンズ
5 投射レンズ
6 走査コイル
7,155 試料
8 試料ホルダ
9 ホルダ制御部
10,24 二次電子検出器
11,27 走査像表示装置
12 円環状検出器
13 検出器
14 TVカメラ
15 TVカメラ制御部
16 TVモニター
17 電子線
31 ホルダ軸
32,34,38 傘歯車
33 試料回転軸
35 試料台
36 微小試料片
37 デポジション膜
102 第1照射レンズコイル
103 第2照射レンズコイル
104 第1偏向コイル
105 第2偏向コイル
106 対物レンズコイル
107 第1電磁式試料イメージ移動用コイル
108 第2電磁式試料イメージ移動用コイル
109 第1中間レンズコイル
110 第2中間レンズコイル
111 第1投射レンズコイル
112 第2投射レンズコイル
113〜123 励磁電源
124〜134 DAC
135 マイクロプロセッサ
136 記憶装置
137 演算装置
138 CRTコントローラ
139 CRT
140,141 I/F
142 倍率切替用ロータリーエンコーダ
143 入力用ロータリーエンコーダ
144 キーボード
145 RAM
146 ROM
147 TV制御部
148 シンチレータ
149 TV
150 マウス
151 二次電子検出器
152 試料ホルダ駆動機構
160 電子ビーム
161 試料搭載ホルダ上のニードルステージ
162 マイクロサンプリング試料
163 回転角度0°の時の試料
164 回転角度90°の時の試料
165 回転角度180°の時の試料
166 試料回転軸
170 テンプレート設定窓
171 撮影画像
180〜189 実施例1の傾斜シリーズ像撮影時のフロー
190〜200 0番目に撮影した画像
201 m番目に撮影した画像
202 m+1番目に撮影した画像
210〜217,220〜227 実施例2の傾斜シリーズ像撮影時のフロー

Claims (10)

  1. 試料を回転可能に保持する試料台と、
    前記試料に荷電粒子線を照射する照射光学系と、
    試料を透過した荷電粒子線、又は荷電粒子線により試料から発生した2次電子を検出する検出器と、
    少なくとも前記試料台の回転角度を制御する試料台制御装置と、
    少なくとも前記照射光学系、または試料台制御装置を制御する演算装置と、を備え
    前記検出器の出力に基づいて画像を形成し、当該画像からテンプレートを作成して、前記試料台制御装置による試料傾斜後に得られる画像との一致度を計算し、当該一致度計算に基づいて、視野逃げ補正を行い、あらかじめ求めておいた焦点ずれ量と一致度の関係を用いて焦点補正を行い、当該焦点補正後の画像を取得することによって、自動で傾斜シリーズ像の撮影を行うことを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、前記試料の画像データ、又はそのデータの一部をテンプレートして登録する手段と、少なくとも二つの画像データを取得し一つの画像をテンプレートとして他方の画像と画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、を含むことを特徴とする装置。
  3. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、撮影された傾斜シリーズ像の各々と前記テンプレート画像との画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、前記一致度のしきい値を設定する手段と、傾斜シリーズ像のうち前記一致度が前記しきい値以下である画像をハイライト表示させる手段と、を含むことを特徴とする装置。
  4. 請求項1記載の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、撮影された傾斜シリーズ像の各々と前記テンプレート画像との画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、前記一致度のしきい値を設定する手段と、傾斜シリーズ像のうち前記一致度が前記しきい値以下である画像が撮影されたときに試料への荷電粒子線の照射を停止する手段と、を含むことを特徴とする装置。
  5. 請求項4の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、荷電粒子線の照射が停止されたときに警告表示を発信する手段と、を含むことを特徴とする装置。
  6. 試料を回転可能に保持する試料台と、
    前記試料に荷電粒子線を照射する照射光学系と、
    試料を透過した荷電粒子線、又は荷電粒子線により試料から発生した2次電子を検出する検出器と、
    少なくとも前記試料台の回転角度を制御する試料台制御装置と、
    少なくとも前記照射光学系、又は試料台制御装置を制御する演算装置と、を備え
    前記検出器の出力に基づいて画像を形成し、当該画像からテンプレートを作成して、前記試料台制御装置による試料傾斜後に得られる画像との一致度を計算し、あらかじめ求めておいた焦点ずれ量と一致度の関係を用いて焦点補正を行い、当該焦点調整後の画像を取得することによって、自動で傾斜シリーズ像の撮影を行うことを特徴とする荷電粒子線装置。
  7. 請求項6記載の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、前記試料の画像データ、又はそのデータの一部をテンプレートして登録する手段と、少なくとも二つの画像データを取得し一つの画像をテンプレートとして他方の画像と画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、を含むことを特徴とする装置。
  8. 請求項6記載の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、撮影された傾斜シリーズ像の各々と前記テンプレート画像との画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、前記一致度のしきい値を設定する手段と、傾斜シリーズ像のうち前記一致度が前記しきい値以下である画像をハイライト表示させる手段と、を含むことを特徴とする装置。
  9. 請求項6記載の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、撮影された傾斜シリーズ像の各々と前記テンプレート画像との画像相関演算を行って一致度を算出する手段と、前記一致度のしきい値を設定する手段と、傾斜シリーズ像のうち前記一致度が前記しきい値以下である画像が撮影されたときに試料への荷電粒子線の照射を停止する手段と、を含むことを特徴とする装置。
  10. 請求項9の荷電粒子線装置において、
    前記演算装置が、荷電粒子線の照射が停止されたときに警告表示を発信する手段と、を含むことを特徴とする装置。
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