JP4985730B2 - ストロークセンサおよび回転角センサ - Google Patents
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Description
ストロークセンサは、例えば、磁束を形成するとともに被検出体の直線的な変位に応じて直線的に変位する可動子と、磁束密度を検出し、電気的出力に変換して出力する固定子とを備える。また、回転角センサは、例えば、磁束を形成するとともに被検出体の回転に応じて回転する可動子と、磁束密度を検出し、電気的出力に変換して出力する固定子とを備える。
このため、ストロークセンサでは、ストローク量と出力値との相関が理想的なリニア特性にならず、回転角センサでも、回転角と出力値との相関が理想的なリニア特性にならない。
請求項1に記載のストロークセンサは、直線的に変位する被検出体の直線的な変位量(ストローク量)を検出するものであり、自身の長手方向と垂直な方向に着磁される磁石と、長手方向と平行に配列され、磁石により形成される磁束に感磁してそれぞれ電気的出力を発生する2つの感磁部とを備える。
また、磁石が直線的に変位しながら回転しても、2つの感磁部がそれぞれ感磁する磁束密度は同じ比率で変動する。このため、磁石の回転に伴うストローク量の検出誤差を抑制することができる。
なお、上記のように、配列軸上の磁束密度と配列軸の座標との相関が正弦曲線に略一致するような感磁部対向周縁の形状とは、例えば、円弧、楕円弧のような二次曲線の一部等であり、配列軸に向かって凸状に突出していてもよく、配列軸に対し凹状に窪んでいてもよい。
これにより、位置ずれに対するロバスト性を高めることができる。
請求項2に記載のストロークセンサによれば、2つの感磁部は、正弦曲線の周期の1/4の距離だけ離れて配列軸上に配列されている。
これにより、一方の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線、および、他方の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線は、同一周期かつ位相差が周期の1/4になる。このため、一方の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線を、磁石のストローク量を変数とする正弦関数とみなせば、他方の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線を、磁石のストローク量を変数とする余弦関数に変換することができる。
したがって、一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、磁石のストローク量を変数とする正接に相当する数値を得ることができる。また、磁束の温度特性や電気的出力の温度特性を、除算によりキャンセルすることができる。この結果、得られた正接を逆三角関数処理することで、磁石のストローク量と逆三角関数処理により得られた数値との相関を、磁束の温度特性や電気的出力の温度特性の影響を受けない理想的なリニア特性とすることができる。
以上により、より簡便な数式を用いてストローク量に関する出力値を算出することができるので、ストローク量の検出に関して演算負荷を下げることができる。
請求項3に記載のストロークセンサによれば、2つの感磁部とは別の感磁部が、2つの感磁部の内の少なくとも一方の感磁部と配列軸上で略同一の位置に配され、別の感磁部の感磁面は、一方の感磁部の感磁面と非平行である。そして、被検出体は直線的に変位するとともに回転し、磁石および別磁石は、2つの感磁部および別の感磁部に対し長手方向に相対的に変位するとともに、被検出体の回転に応じて、2つの感磁部および別の感磁部に対し相対的に回転する。
請求項4に記載のストロークセンサによれば、一方の感磁部の感磁面と、別の感磁部の感磁面とは、90°の角度をなす。
これにより、一方の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線、および、別の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線は、同一周期かつ位相差が90°になる。このため、一方の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線を、磁石の回転角を変数とする正弦関数とみなせば、別の感磁部から得られる電気的出力に基づく正弦曲線を、磁石の回転角を変数とする余弦関数に変換することができる。
したがって、一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、別の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、磁石の回転角を変数とする正接に相当する数値を得ることができる。また、磁束の温度特性や電気的出力の温度特性を、除算によりキャンセルすることができる。この結果、得られた正接を逆三角関数処理することで、磁石の回転角と逆三角関数処理により得られた数値との相関を、磁束の温度特性や電気的出力の温度特性の影響を受けない理想的なリニア特性とすることができる。
以上により、より簡便な数式を用いて回転角に関する出力値を算出することができるので、回転角の検出に関して演算負荷を下げることができる。
請求項5に記載のストロークセンサによれば、別の感磁部とはさらに別の感磁部が、2つの感磁部の内の他方の感磁部と配列軸上で略同一の位置に配されている。そして、さらに別の感磁部の感磁面は、他方の感磁部の感磁面と非平行、かつ、別の感磁部の感磁面と同一の面方向である。
これにより、ストローク量の検出に関して、一方の感磁部から得られる電気的出力と他方の感磁部から得られる電気的出力との組合せ(以下、第1組合せと呼ぶ)、または、別の感磁部から得られる電気的出力とさらに別の感磁部から得られる電気的出力との組合せ(以下、第3組合せと呼ぶ)のいずれか一方を選択して出力値を算出することができる。
そして、第1組合せを利用する場合、一方の感磁部から得られる電気的出力と他方の感磁部から得られる電気的出力とから、ストローク量を変数とする正接に相当する数値を求め、第3組合せを利用する場合、別の感磁部から得られる電気的出力とさらに別の感磁部から得られる電気的出力とから、ストローク量を変数とする正接に相当する数値を求める。
そして、第2組合せを利用する場合、一方の感磁部から得られる電気的出力と別の感磁部から得られる電気的出力とから、回転角を変数とする正接に相当する数値を求め、第4組合せを利用する場合、他方の感磁部から得られる電気的出力とさらに別の感磁部から得られる電気的出力とから、回転角を変数とする正接に相当する数値を求める。
ここで、磁石と別磁石とにより形成される磁束は、配列軸上の磁束密度と配列軸の座標との相関が正弦曲線に略一致するような特異なものであることから、各々の感磁部が感磁する磁束密度は、ストローク量や回転角に応じて異なる。
以上により、ストローク量および回転角の両方に関して、さらに精度の高い出力値を得ることができる。
請求項6に記載のストロークセンサによれば、直線的な変位量の検出に関しては、回転角を目安として、第1組合せまたは第3組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用し、回転角の検出に関しては、直線的な変位量を目安として、第2組合せまたは第4組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用する。
請求項7に記載のストロークセンサによれば、磁石は、感磁部対向周縁と着磁方向に反対側の周縁が磁性体により覆われている。
これにより、外乱磁場に対するロバスト性を高めることができる。
請求項8に記載のストロークセンサによれば、別磁石は、感磁部対向周縁と着磁方向に反対側の周縁が磁性体により覆われている。
これにより、ストロークセンサが別磁石を備える場合にも、外乱磁場に対するロバスト性を高めることができる。
請求項9に記載のストロークセンサによれば、2つの感磁部は、それぞれホール素子であり、1つのチップで構成されている。
これにより、ストロークセンサの体格を小型化することができるとともに、2つの感磁部の性能、特性を、より同一にすることができる。
請求項10に記載のストロークセンサによれば、2つの感磁部、別の感磁部、およびさらに別の感磁部は、それぞれホール素子である。そして、2つの感磁部が1つのチップで構成され、別の感磁部とさらに別の感磁部とが1つのチップで構成されている。
これにより、ストロークセンサの体格を小型化することができる。また、2つの感磁部の性能、特性を、より同一にすることができるとともに、別の感磁部およびさらに別の感磁部の性能、特性を、より同一にすることができる。
請求項11に記載のストロークセンサによれば、2つの感磁部、別の感磁部、およびさらに別の感磁部は、それぞれホール素子である。そして、2つの感磁部の内の一方の感磁部と別の感磁部とが1つのチップで構成され、2つの感磁部の内の他方の感磁部とさらに別の感磁部とが1つのチップで構成されている。
これにより、ストロークセンサの体格を小型化することができる。また、一方の感磁部および別の感磁部の性能、特性を、より同一にすることができるとともに、他方の感磁部およびさらに別の感磁部の性能、特性を、より同一にすることができる。
請求項12に記載のストロークセンサによれば、磁石の長手方向の両端にはヨークが付着している。
この手段は、磁石を有する可動子の別態様を示すものである。
請求項13に記載のストロークセンサによれば、別磁石の長手方向の両端にはヨークが付着している。
この手段は、磁石および別磁石を有する可動子の別態様を示すものである。
請求項14、15に記載の回転角センサは、回転する被検出体の回転角を検出するものである。そして、この回転角センサは、互いに、自身の長手方向が平行となるように、かつ長手方向と垂直な短手方向に対向するように配され、被検出体の回転に応じて回転する2つの磁石と、2つの磁石により短手方向に挟まれるように配される3つの感磁部と、2つの磁石の回転を直線的な変位に変換し、2つの磁石を長手方向に直線的に変位させる回転/ストローク変換機構とを備える。
なお、請求項14の手段によれば、一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値と、残り1つの感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値との差および和を求め、差を和で除することにより、2つの磁石の回転を回転/ストローク変換機構により変換して得られるストローク量を変数とする正接に相当する数値を求める。
また、請求項15の手段によれば、一方の感磁部と残り1つの感磁部とが正弦曲線の周期の1/4の距離だけ離れて配列軸上に配列されている。そして、一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、残り1つの感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、2つの磁石の回転を回転/ストローク変換機構により変換して得られるストローク量を変数とする正接に相当する数値を求める。
請求項16、17に記載の回転角センサによれば、回転角を360°の整数倍の角度と360°以下の角度とに分け、360°の整数倍の角度を、2つの磁石の回転を回転/ストローク変換機構により変換して得られるストローク量に基づき検出するとともに、360°以下の角度を、2つの感磁部から得られるそれぞれの電気的出力を利用して検出する。
これにより、360°の整数倍の角度をストローク量から大まかに検出するとともに、360°以下の角度を、より高精度に検出することで、さらに回転角に関して精度の高い出力値を得ることができる。
また、請求項16の手段によれば、2つの感磁部の内の一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値と、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値との差および和を求め、差を和で除することにより、360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求める。
また、請求項17の手段によれば、2つの感磁部のそれぞれの感磁面が90°の角度をなしている。そして、2つの感磁部の内の一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求める。
請求項18に記載の回転角センサは、3つの感磁部とは別の感磁部を備える。そして、別の感磁部は、残り1つの感磁部と配列軸上で同一の位置に配される。また、別の感磁部の感磁面と、2つの感磁部の内の他方の感磁部の感磁面とは同一の面方向である。
これにより、回転角センサは、請求項5に記載のストロークセンサの4つの感磁部と同様の配置をとる。
以上により、360°の整数倍の角度および360°以下の角度の両方に関して、さらに精度の高い出力値を得ることができるので、回転角について、さらに精度の高い出力値を得ることができる。
そして、2つの感磁部の内の一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、ストローク量を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することでストローク量を検出する。
また、2つの感磁部とは別の感磁部が、2つの感磁部の内の少なくとも一方の感磁部と配列軸上で略同一の位置に配され、別の感磁部の感磁面は、一方の感磁部の感磁面と非平行である。また、別の感磁部とはさらに別の感磁部が、他方の感磁部と配列軸上で略同一の位置に配され、さらに別の感磁部の感磁面は、他方の感磁部の感磁面と非平行、かつ、別の感磁部の感磁面と同一の面方向である。そして、被検出体は直線的に変位するとともに回転し、磁石および別磁石は、2つの感磁部および別の感磁部に対し長手方向に相対的に変位するとともに、被検出体の回転に応じて、2つの感磁部および別の感磁部に対し相対的に回転する。
この場合、ストローク量の検出に関しては、第1組合せまたは第3組合せの内の一方の組合せを選択して利用し、第1組合せを利用する場合、一方の感磁部から得られる電気的出力と他方の感磁部から得られる電気的出力とから、ストローク量を変数とする正接に相当する数値を求め、第3組合せを利用する場合、別の感磁部から得られる電気的出力とさらに別の感磁部から得られる電気的出力とから、ストローク量を変数とする正接に相当する数値を求める。
また、回転角の検出に関しては、第2組合せまたは第4組合せの内の一方の組合せを選択して利用し、第2組合せを利用する場合、一方の感磁部から得られる電気的出力と別の感磁部から得られる電気的出力とから、回転角を変数とする正接に相当する数値を求め、第4組合せを利用する場合、他方の感磁部から得られる電気的出力とさらに別の感磁部から得られる電気的出力とから、回転角を変数とする正接に相当する数値を求める。
また、ストローク量の検出に関しては、回転角を目安として、第1組合せまたは第3組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用し、回転角の検出に関しては、ストローク量を目安として、第2組合せまたは第4組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用する。
さらに、2つの感磁部、別の感磁部、および、さらに別の感磁部は、それぞれホール素子である。そして、2つの感磁部が1つのチップで構成され、別の感磁部とさらに別の感磁部とが1つのチップで構成されている。
そして、一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値と、残り1つの感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値との差および和を求め、差を和で除することにより、2つの磁石の回転を回転/ストローク変換機構により変換して得られるストローク量を変数とする正接に相当する数値を求め、正接に相当する数値を逆三角関数処理することで、回転角を検出する。
ここで、一方の感磁部から得られる電気的出力と残り1つの感磁部から得られる電気的出力との組合せを第1組合せと定義し、一方の感磁部から得られる電気的出力と他方の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第2組合せと定義し、他方の感磁部から得られる電気的出力と別の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第3組合せと定義し、残り1つの感磁部から得られる電気的出力と別の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第4組合せと定義する。
この場合、360°の整数倍の角度の検出に関しては、第1組合せまたは第3組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用し、第1組合せを利用する場合、一方の感磁部から得られる電気的出力と残り1つの感磁部から得られる電気的出力とから、2つの磁石の回転を回転/ストローク変換機構により変換して得られるストローク量を変数とする正接に相当する数値を求め、第3組合せを利用する場合、他方の感磁部から得られる電気的出力と別の感磁部から得られる電気的出力とから、2つの磁石の回転を回転/ストローク変換機構により変換して得られるストローク量を変数とする正接に相当する数値を求める。
また、360°以下の角度の検出に関しては、第2組合せまたは第4組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用し、第2組合せを利用する場合、一方の感磁部から得られる電気的出力と他方の感磁部から得られる電気的出力とから、360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求め、第4組合せを利用する場合、残り1つの感磁部から得られる電気的出力と別の感磁部から得られる電気的出力とから、360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求める。
実施例1のストロークセンサ1の構成を、図1〜図6を用いて説明する。
ストロークセンサ1は、直線的に変位する被検出体(図示せず)の直線的な変位量(ストローク量)を検出するものであり、図1に示すように、磁束を形成し被検出体の変位に応じて直線的に変位する可動子としての2つの磁石2、3と、磁束密度を検出し、電気的出力に変換して出力する固定子としての2つの感磁部4、5とを備え、可動子と固定子とが接触することなく被検出体のストローク量を検出することができる非接触式の検出器である。
例えば、ストロークセンサ1は、サスペンションの変化を検出するハイトセンサ、エンジンの吸気弁を駆動するためのカムシャフトの位置を検出するカムストロークセンサ、EGR量を可変するEGRアクチュエータのリフト量を検出するEGRリフトセンサ等に好適に利用できる。
また、感磁部4、5は、それぞれの感磁面が互いに同一の面方向となるように(例えば、短手方向に垂直となるように)、配されている。
〔数式1〕
Va=Ea・sinL
〔数式2〕
Vb=Eb・cosL
〔数式3〕
Ea=Ka・Ia・B
〔数式4〕
Eb=Kb・Ib・B
〔数式5〕
Va/Vb=tanL
〔数式6〕
L=arctan(Va/Vb)
〔数式7〕
V(L)=arctan(Va/Vb)・d/π
なお、ゲイン調整手段19は、振幅Ea、Ebが電気的な差異により互いに等しくならないときに、振幅Ea、Ebが互いに等しくなるように電気的な調整を行うものである。
実施例1のストロークセンサ1は、互いに、自身の長手方向が平行となるように、かつ長手方向と垂直な短手方向に対向するように配され、被検出体の直線的な変位に応じて長手方向に直線的に変位する2つの磁石2、3と、2つの磁石2、3により短手方向に挟まれるように、かつ、互いに長手方向に離されて、長手方向に平行するように配される2つの感磁部4、5とを備える。
このため、特性線αをオフセット調整した特性線α´を、ストローク量Lを変数とする正弦関数とみなせば、特性線βをオフセット調整した特性線β´を、ストローク量Lを変数とする余弦関数とみなすことができる(図5参照)。
以上により、可動子としての磁石2、3によって形成される磁束や、固定子としての感磁部4、5から得られる電気的出力が温度に応じて変動しても、ストローク量Lに関して精度の高い出力値V(L)を得ることができる。
このため、感磁部4、5間の距離が周期2dの1/4でない場合に比べて、ストローク量Lを簡便に算出することができるので、演算負荷を下げることができる。
これにより、配列軸上の磁束密度の分布を、より確実に正弦曲線に近似させることができる。
実施例2のストロークセンサ1によれば、感磁部4、5は、互換可能な同一性能、同一特性のホール素子であり、図9に示すように、第1オフセット調整手段17、第1逆三角関数演算手段18およびゲイン調整手段19の機能を具備するDSP14とともに1つのチップ20で構成されている。
これにより、ストロークセンサ1の体格を小型化することができるとともに、感磁部4、5の性能、特性を、より同一にすることができる。
実施例3のストロークセンサ1によれば、図10に示すように、磁石2、3は、それぞれ、膨出端縁6、7と着磁方向に反対側の周縁26、27が磁性体28により覆われている。
これにより、外乱磁場に対するロバスト性を高めることができる。
実施例4のストロークセンサ1の構成を、図11〜図22を用いて説明する。
なお、実施例4のストロークセンサ1は、ストローク量Lとともに回転角θを検出することができるものであり、例えば、トロイダルCVTにおいて、パワーローラを傾転自在に支持するトラニオンの傾転軸方向に関する位置および傾転角度を、両方とも把握するために好適に利用できる。
同様に、特性線ε´、ζ´は、互いの位相差がeとなる2つの正弦関数であり、特性線ζ´は、特性線ε´をeだけ平行移動したものになる。また、特性線ε´、ζ´の振幅は互いに等しい。
〔数式8〕
Vc=Ec・sinL
〔数式9〕
Vd=Ed・sin(L−e)
〔数式10〕
Ve=Ee・sinL
〔数式11〕
Vf=Ef・sin(L−e)
〔数式12〕
L=arctan〔cot{e/2・π/d・(Vc−Vd)/(Vc+Vd)}〕
〔数式13〕
L=arctan〔cot{e/2・π/d・(Ve−Vf)/(Ve+Vf)}〕
〔数式14〕
V(L)=arctan〔cot{e/2・π/d・(Vc−Vd)/(Vc+Vd)}〕・d/π
〔数式15〕
V(L)=arctan〔cot{e/2・π/d・(Ve−Vf)/(Ve+Vf)}〕・d/π
〔数式16〕
Vg=Eg・sinθ
〔数式17〕
Vh=Eh・sin(θ−θc)
〔数式18〕
Vi=Ei・sinθ
〔数式19〕
Vj=Ej・sin(θ−θc)
〔数式20〕
θ=arctan〔cot{θc/2・π/180°・(Vg−Vh)/(Vg+Vh)}〕
〔数式21〕
θ=arctan〔cot{θc/2・π/180°・(Vi−Vj)/(Vi+Vj)}〕
〔数式22〕
V(θ)=arctan〔cot{θc/2・π/180°・(Vg−Vh)/(Vg+Vh)}〕・180°/π
〔数式23〕
V(θ)=arctan〔cot{θc/2・π/180°・(Vi−Vj)/(Vi+Vj)}〕・180°/π
そこで、DSP14は、ストローク量Lを検出する際に、出力値V(L)に対するS/N比を高めるため、回転角θを目安として、第1、第3組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して出力値V(L)を算出する。
この場合、回転角θがθ1よりも小さい範囲では、特性線ηの方が特性線ιよりも磁束密度の絶対値が大きいので、感磁部4が感磁する磁束密度の方が、感磁部30が感磁する磁束密度よりも大きい。
実施例4のストロークセンサ1によれば、感磁部30、31が、それぞれ、感磁部4、5と配列軸上で略同一の位置に配され、感磁部4、30は、それぞれの感磁面が角度θcをなすように配され、感磁部5、31も、それぞれの感磁面が角度θcをなすように配されている。
そして、被検出体は直線的に変位するとともに回転し、磁石2、3は、被検出体のストロークに応じて感磁部4、5、30、31に対し長手方向に相対的に変位するとともに、被検出体の回転に応じて、感磁部4、5、30、31に対し相対的に回転する。
このため、磁束や電気的出力の温度特性をキャンセルして、ストローク量Lに関する出力値V(L)とストローク量Lとの相関、および回転角θに関する出力値V(θ)と回転角θとの相関を理想的なリニア特性にすることができる(図6および図16参照)。
また、回転角θの検出に関して、感磁部4、30から得られる電気的出力の組合せ(第2組合せ)、または、感磁部5、31から得られる電気的出力の組合せ(第4組合せ)のいずれか一方を選択して出力値V(θ)を算出することができる。
以上により、ストローク量Lおよび回転角θの両方に関して、それぞれ、さらに精度の高い出力値V(L)、V(θ)を得ることができる。
これにより、ストロークセンサ1の体格を小型化することができるとともに、感磁部4、5、30、31の性能、特性を、より同一にすることができる。
参考例1のストロークセンサ1は、図23に示すように、実施例4のストロークセンサ1が備える感磁部4、5、30、31の内、感磁部4、30の2つのみを備える。これにより、例えば、ストローク量Lが0の場合、回転角θと感磁部4、30の電気的出力に基づき直接的に求まる磁束密度との相関は、図13の特性線η、ιと同様になる。また、ストローク量Lと感磁部4、30の電気的出力に基づき直接的に求まる磁束密度との相関は、例えば、図17〜図19の特性線γ、εと同様になり、各々の振幅は、回転角θに応じて異なる。
また、ストローク量Lの検出に関しては、例えば、図17〜図19の特性線γ、εの何れか一方を選択して出力値V(L)を算出する。
なお、磁束密度とストローク量Lとの一次関数の相関は回転角θに応じて変化する。そこで、回転角θに応じて出力値V(L)を補正することで、図24(d)に示すように、出力値V(L)とストローク量Lとの間に、回転角θの影響を受けないリニア特性を得ることができる。
参考例1のストロークセンサ1は、実施例4のストロークセンサ1が備える感磁部4、5、30、31の内、感磁部4、30の2つのみを備える。
これにより、実施例4のストロークセンサ1に比べてストローク量Lの検出に関して検出範囲が狭くなるものの、ストローク量Lの検出に必要な構成について、4つの感磁部4、5、30、31を2つの感磁部4、30に減らすことができ、簡易化することができる。
実施例5の回転角センサ1Aは、実施例1〜実施例4のストロークセンサ1とは異なって回転角θの検出を専用とするものである。
また、回転角センサ1Aは、磁石2、3、感磁部4、5、30、31に関して実施例4と同様の構成を有し、実施例4と同様の第1、第2オフセット調整手段17、33および第1〜第4逆三角関数演算手段18、34〜36の機能を有する。
この結果、磁束や電気的出力が温度に応じて変動しても、360°を超える回転角θに関して精度の高い出力値VL(θ)を得ることができる。
なお、「回転角θを360°の整数倍の角度」と「360°以下の角度」とに分け、「360°以下の角度」に関して精度の高い出力値V(θ)を利用する方法は、ストローク量L(θ)が短く回転角θの分解能が粗くなってしまう場合に有効である。
実施例5の回転角センサ1Aは、磁石2、3、感磁部4、5、30、31に関して実施例4と同様の構成を有し、実施例4と同様の第1、第2オフセット調整手段17、33および第1〜第4逆三角関数演算手段18、34〜36の機能を有する。また、回転角センサ1Aは、磁石2、3の回転を直線的な変位に変換し、磁石2、3を長手方向に直線的に変位させる回転/ストローク変換機構41を備える。
このため、磁束や電気的出力が温度に応じて変動しても、360°以上の回転角θを高い精度で検出することができる。
なお、回転/ストローク変換機構41は、実施例5の態様に限定されず、例えば、ラック・アンド・ピニオンを利用する態様として設けることもできる。また、円筒体41bを磁性体により設けることで、周縁26、27を磁性体により覆うことができる。このため、外乱磁場に対するロバスト性を高めることができる。
参考例2のストロークセンサ1によれば、図28に示すように、磁石2のみにより可動子が構成されている。この場合、位置ずれに対するロバスト性が低下するものの、ストロークセンサ1の体格が小型になるとともに、コストが低くなる。
ストロークセンサ1や回転角センサ1Aには、種々の変形例を考えることができる。
例えば、図29に示すように、2つの磁石2、3の長手方向の両端にヨーク43を付着させてもよい。
さらに、感磁部対向周縁の形状は、配列軸上の磁束密度と配列軸の座標との相関が正弦曲線に略一致するのであれば、二次曲線の一部に限定されない。
さらに、実施例1〜5のストロークセンサ1または回転角センサ1Aにおいて、感磁部4、5間の距離をd/2よりも大きい距離としてもよく、感磁部30、31間の距離をd/2よりも大きい距離としてもよい。
1A 回転角センサ
2 磁石
3 磁石(別磁石)
4 感磁部(一方の感磁部)
5 感磁部(他方の感磁部)
6 膨出端縁(感磁部対向周縁)
7 膨出端縁(感磁部対向周縁)
20 チップ
20a チップ
20b チップ
26 周縁
27 周縁
28 磁性体
30 感磁部(別の感磁部)
31 感磁部(さらに別の感磁部)
41 回転/ストローク変換機構
43 ヨーク
Claims (18)
- 直線的に変位する被検出体の直線的変位量を検出するストロークセンサにおいて、
自身の長手方向と垂直な方向に着磁される磁石と、
前記長手方向と平行に配列され、前記磁石により形成される磁束に感磁して、それぞれ電気的出力を発生する2つの感磁部とを備え、
前記2つの感磁部は、それぞれの感磁面が互いに同一の面方向となるように配され、
前記磁石は、前記被検出体の直線的な変位に応じて、前記2つの感磁部に対し前記長手方向に相対的に変位するとともに、前記2つの感磁部が並ぶ配列軸と着磁方向に向かい合う感磁部対向周縁を有し、
この感磁部対向周縁は、前記配列軸上の磁束密度と前記配列軸の座標との相関が正弦曲線に略一致するように曲線状に設けられ、
さらに、前記ストロークセンサは、前記磁石の前記感磁部対向周縁と同一形状の感磁部対向周縁を有する別磁石を備え、
この別磁石は、自身の前記感磁部対向周縁側の極性が前記磁石の前記感磁部対向周縁側の極性と逆になるように着磁され、自身の前記感磁部対向周縁が前記配列軸を挟んで前記磁石の前記感磁部対向周縁と鏡映対称をなすように、前記磁石とともに前記2つの感磁部に対し相対的に変位し、
前記2つの感磁部の内の一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値と、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値との差および和を求め、前記差を前記和で除することにより、前記直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで前記直線的変位量を検出することを特徴とするストロークセンサ。 - 直線的に変位する被検出体の直線的変位量を検出するストロークセンサにおいて、
自身の長手方向と垂直な方向に着磁される磁石と、
前記長手方向と平行に配列され、前記磁石により形成される磁束に感磁して、それぞれ電気的出力を発生する2つの感磁部とを備え、
前記2つの感磁部は、それぞれの感磁面が互いに同一の面方向となるように配され、
前記磁石は、前記被検出体の直線的な変位に応じて、前記2つの感磁部に対し前記長手方向に相対的に変位するとともに、前記2つの感磁部が並ぶ配列軸と着磁方向に向かい合う感磁部対向周縁を有し、
この感磁部対向周縁は、前記配列軸上の磁束密度と前記配列軸の座標との相関が正弦曲線に略一致するように曲線状に設けられ、前記2つの感磁部は、前記正弦曲線の周期の1/4の距離だけ離れて前記配列軸上に配列され、
さらに、前記ストロークセンサは、前記磁石の前記感磁部対向周縁と同一形状の感磁部対向周縁を有する別磁石を備え、
この別磁石は、自身の前記感磁部対向周縁側の極性が前記磁石の前記感磁部対向周縁側の極性と逆になるように着磁され、自身の前記感磁部対向周縁が前記配列軸を挟んで前記磁石の前記感磁部対向周縁と鏡映対称をなすように、前記磁石とともに前記2つの感磁部に対し相対的に変位し、
前記2つの感磁部の内の一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、前記直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで前記直線的変位量を検出することを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項1または請求項2に記載のストロークセンサにおいて、
前記2つの感磁部とは別の感磁部が、前記2つの感磁部の内の少なくとも一方の感磁部と前記配列軸上で略同一の位置に配され、
前記別の感磁部の感磁面は、前記一方の感磁部の感磁面と非平行であり、
前記被検出体は直線的に変位するとともに回転し、
前記磁石および前記別磁石は、前記2つの感磁部および前記別の感磁部に対し前記長手方向に相対的に変位するとともに、前記被検出体の回転に応じて、前記2つの感磁部および前記別の感磁部に対し相対的に回転し、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値と、前記別の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値との差および和を求め、前記差を前記和で除することにより、前記被検出体の回転角を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで前記回転角を検出することを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項1または請求項2に記載のストロークセンサにおいて、
前記2つの感磁部とは別の感磁部が、前記2つの感磁部の内の少なくとも一方の感磁部と前記配列軸上で略同一の位置に配され、
前記別の感磁部の感磁面は、前記一方の感磁部の感磁面と非平行であって90°の角度をなし、
前記被検出体は直線的に変位するとともに回転し、
前記磁石および前記別磁石は、前記2つの感磁部および前記別の感磁部に対し前記長手方向に相対的に変位するとともに、前記被検出体の回転に応じて、前記2つの感磁部および前記別の感磁部に対し相対的に回転し、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、前記別の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、前記被検出体の回転角を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで前記回転角を検出することを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項3または請求項4に記載のストロークセンサにおいて、
前記別の感磁部とはさらに別の感磁部が、前記2つの感磁部の内の他方の感磁部と前記配列軸上で略同一の位置に配され、
前記さらに別の感磁部の感磁面は、前記他方の感磁部の感磁面と非平行、かつ、前記別の感磁部の感磁面と同一の面方向であり、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記他方の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第1組合せと定義し、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記別の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第2組合せと定義し、
前記別の感磁部から得られる電気的出力と前記さらに別の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第3組合せと定義し、
前記他方の感磁部から得られる電気的出力と前記さらに別の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第4組合せと定義すると、
前記直線的変位量の検出に関しては、前記第1組合せまたは前記第3組合せの内の一方の組合せを選択して利用し、
前記第1組合せを利用する場合、前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記他方の感磁部から得られる電気的出力とから、前記直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、
前記第3組合せを利用する場合、前記別の感磁部から得られる電気的出力と前記さらに別の感磁部から得られる電気的出力とから、前記直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、
前記回転角の検出に関しては、前記第2組合せまたは前記第4組合せの内の一方の組合せを選択して利用し、
前記第2組合せを利用する場合、前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記別の感磁部から得られる電気的出力とから、前記回転角を変数とする正接に相当する数値を求め、
前記第4組合せを利用する場合、前記他方の感磁部から得られる電気的出力と前記さらに別の感磁部から得られる電気的出力とから、前記回転角を変数とする正接に相当する数値を求めることを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項5に記載のストロークセンサにおいて、
前記直線的変位量の検出に関しては、前記回転角を目安として、前記第1組合せまたは前記第3組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用し、
前記回転角の検出に関しては、前記直線的変位量を目安として、前記第2組合せまたは前記第4組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用することを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項1ないし請求項6の内のいずれか1つに記載のストロークセンサにおいて、
前記磁石は、前記感磁部対向周縁と着磁方向に反対側の周縁が磁性体により覆われていることを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項7に記載のストロークセンサにおいて、
前記別磁石は、前記感磁部対向周縁と着磁方向に反対側の周縁が磁性体により覆われていることを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項1ないし請求項8の内のいずれか1つに記載のストロークセンサにおいて、
前記2つの感磁部は、それぞれホール素子であり、1つのチップで構成されていることを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項9に記載のストロークセンサにおいて、
前記2つの感磁部とは別の感磁部が、前記2つの感磁部の内の少なくとも一方の感磁部と前記配列軸上で略同一の位置に配され、
前記別の感磁部の感磁面は、前記一方の感磁部の感磁面と非平行であり、
前記別の感磁部とはさらに別の感磁部が、前記2つの感磁部の内の他方の感磁部と前記配列軸上で略同一の位置に配され、
前記さらに別の感磁部の感磁面は、前記他方の感磁部の感磁面と非平行、かつ、前記別の感磁部の感磁面と同一の面方向であり、
前記被検出体は直線的に変位するとともに回転し、
前記磁石および前記別磁石は、前記被検出体の直線的な変位および回転に応じて、それぞれの前記感磁部対向周縁が前記配列軸を挟んで鏡映対称をなすように、前記2つの感磁部、前記別の感磁部、および前記さらに別の感磁部に対し前記長手方向に相対的に変位するとともに回転し、
前記別の感磁部および前記さらに別の感磁部は、それぞれホール素子であり、1つのチップで構成されていることを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項1ないし請求項8の内のいずれか1つに記載のストロークセンサにおいて、
前記2つの感磁部とは別の感磁部が、前記2つの感磁部の内の少なくとも一方の感磁部と前記配列軸上で略同一の位置に配され、
前記別の感磁部の感磁面は、前記一方の感磁部の感磁面と非平行であり、
前記別の感磁部とはさらに別の感磁部が、前記2つの感磁部の内の他方の感磁部と前記配列軸上で略同一の位置に配され、
前記さらに別の感磁部の感磁面は、前記他方の感磁部の感磁面と非平行、かつ、前記別の感磁部の感磁面と同一の面方向であり、
前記被検出体は直線的に変位するとともに回転し、
前記磁石および前記別磁石は、前記被検出体の直線的な変位および回転に応じて、それぞれの前記感磁部対向周縁が前記配列軸を挟んで鏡映対称をなすように、前記2つの感磁部、前記別の感磁部、および前記さらに別の感磁部に対し前記長手方向に相対的に変位するとともに回転し、
前記2つの感磁部、前記別の感磁部、および前記さらに別の感磁部は、それぞれホール素子であり、
前記一方の感磁部と前記別の感磁部とが1つのチップで構成され、前記他方の感磁部と前記さらに別の感磁部とが1つのチップで構成されていることを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項1ないし請求項11の内のいずれか1つに記載のストロークセンサにおいて、
前記磁石の長手方向の両端にはヨークが付着していることを特徴とするストロークセンサ。 - 請求項12に記載のストロークセンサにおいて、
前記別磁石の長手方向の両端にはヨークが付着していることを特徴とするストロークセンサ。 - 回転する被検出体の回転角を検出する回転角センサにおいて、
互いに、自身の長手方向が平行となるように、かつ前記長手方向と垂直な短手方向に対向するように配され、前記被検出体の回転に応じて回転する2つの磁石と、
前記2つの磁石により前記短手方向に挟まれるように配される3つの感磁部と、
前記2つの磁石の回転を直線的な変位に変換し、前記2つの磁石を前記長手方向に直線的に変位させる回転/ストローク変換機構とを備え、
前記3つの感磁部の内、2つの感磁部は、互いに前記長手方向に関して同一の位置となるように、かつ、それぞれの感磁面が互いに非平行となるように配され、
残り1つの感磁部は、前記2つの感磁部が配される位置を含み前記長手方向と平行に伸びる配列軸を想定したときに、この配列軸上で前記2つの感磁部から離れて配され、
前記残り1つの感磁部の感磁面と、前記2つの感磁部の内の一方の感磁部の感磁面とは同一の面方向であり、
それぞれの磁石の前記短手方向の両端周縁の内、前記3つの感磁部と向かい合う周縁を感磁部対向周縁と定義すると、
前記2つの磁石は、それぞれの前記感磁部対向周縁が互いに逆の極性を有するように、それぞれ前記短手方向に着磁されて配され、
それぞれの前記感磁部対向周縁は、前記配列軸上の磁束密度と前記配列軸の座標との相関が正弦曲線に略一致するように略同一の曲線状に設けられ、前記配列軸を挟んで互いに鏡映対称をなし、
前記2つの磁石は、それぞれの前記感磁部対向周縁が互いに鏡映対称をなしながら、前記被検出体の回転に応じて、前記3つの感磁部に対し、相対的に前記長手方向に直線的に変位するとともに、相対的に回転し、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値と、前記残り1つの感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値との差および和を求め、前記差を前記和で除することにより、前記2つの磁石の回転を前記回転/ストローク変換機構により変換して得られる直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで、前記回転角を検出することを特徴とする回転角センサ。 - 回転する被検出体の回転角を検出する回転角センサにおいて、
互いに、自身の長手方向が平行となるように、かつ前記長手方向と垂直な短手方向に対向するように配され、前記被検出体の回転に応じて回転する2つの磁石と、
前記2つの磁石により前記短手方向に挟まれるように配される3つの感磁部と、
前記2つの磁石の回転を直線的な変位に変換し、前記2つの磁石を前記長手方向に直線的に変位させる回転/ストローク変換機構とを備え、
前記3つの感磁部の内、2つの感磁部は、互いに前記長手方向に関して同一の位置となるように、かつ、それぞれの感磁面が互いに非平行となるように配され、
残り1つの感磁部は、前記2つの感磁部が配される位置を含み前記長手方向と平行に伸びる配列軸を想定したときに、この配列軸上で前記2つの感磁部から離れて配され、
前記残り1つの感磁部の感磁面と、前記2つの感磁部の内の一方の感磁部の感磁面とは同一の面方向であり、
それぞれの磁石の前記短手方向の両端周縁の内、前記3つの感磁部と向かい合う周縁を感磁部対向周縁と定義すると、
前記2つの磁石は、それぞれの前記感磁部対向周縁が互いに逆の極性を有するように、それぞれ前記短手方向に着磁されて配され、
それぞれの前記感磁部対向周縁は、前記配列軸上の磁束密度と前記配列軸の座標との相関が正弦曲線に略一致するように略同一の曲線状に設けられ、前記配列軸を挟んで互いに鏡映対称をなし、前記一方の感磁部と前記残り1つの感磁部とは、前記正弦曲線の周期の1/4の距離だけ離れて前記配列軸上に配列され、
前記2つの磁石は、それぞれの前記感磁部対向周縁が互いに鏡映対称をなしながら、前記被検出体の回転に応じて、前記3つの感磁部に対し、相対的に前記長手方向に直線的に変位するとともに、相対的に回転し、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、前記残り1つの感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、前記2つの磁石の回転を前記回転/ストローク変換機構により変換して得られる直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで、前記回転角を検出することを特徴とする回転角センサ。 - 請求項14または請求項15に記載の回転角センサにおいて、
前記回転角を360°の整数倍の角度と360°以下の角度とに分け、
前記360°の整数倍の角度を、前記2つの磁石の回転を前記回転/ストローク変換機構により変換して得られる直線的変位量に基づき検出し、
前記360°以下の角度を、前記2つの感磁部から得られるそれぞれの電気的出力を利用して検出し、
前記360°以下の角度を検出する場合、前記2つの感磁部の内の一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値と、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値との差および和を求め、前記差を前記和で除することにより、前記360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで、前記360°以下の角度を検出することを特徴とする回転角センサ。 - 請求項14または請求項15に記載の回転角センサにおいて、
前記2つの感磁部は、それぞれの感磁面が互いに非平行であって90°の角度をなし、
前記回転角を360°の整数倍の角度と360°以下の角度とに分け、
前記360°の整数倍の角度を、前記2つの磁石の回転を前記回転/ストローク変換機構により変換して得られる直線的変位量に基づき検出し、
前記360°以下の角度を、前記2つの感磁部から得られるそれぞれの電気的出力を利用して検出し、
前記360°以下の角度を検出する場合、前記2つの感磁部の内の一方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値を、他方の感磁部から得られる電気的出力をオフセット調整して得られる数値で除することにより、前記360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求め、この正接に相当する数値を逆三角関数処理することで、前記360°以下の角度を検出することを特徴とする回転角センサ。 - 請求項16または請求項17に記載の回転角センサにおいて、
前記3つの感磁部とは別の感磁部を備え、
この別の感磁部は、前記残り1つの感磁部と前記配列軸上で同一の位置に配され、
前記別の感磁部の感磁面と、前記2つの感磁部の内の他方の感磁部の感磁面とは同一の面方向であり、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記残り1つの感磁部から得られる電気的出力との組合せを第1組合せと定義し、
前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記他方の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第2組合せと定義し、
前記他方の感磁部から得られる電気的出力と前記別の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第3組合せと定義し、
前記残り1つの感磁部から得られる電気的出力と前記別の感磁部から得られる電気的出力との組合せを第4組合せと定義すると、
前記360°の整数倍の角度の検出に関しては、前記第1組合せまたは前記第3組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用し、
前記第1組合せを利用する場合、前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記残り1つの感磁部から得られる電気的出力とから、前記2つの磁石の回転を前記回転/ストローク変換機構により変換して得られる直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、
前記第3組合せを利用する場合、前記他方の感磁部から得られる電気的出力と前記別の感磁部から得られる電気的出力とから、前記2つの磁石の回転を前記回転/ストローク変換機構により変換して得られる直線的変位量を変数とする正接に相当する数値を求め、
前記360°以下の角度の検出に関しては、前記第2組合せまたは前記第4組合せの内、感磁する磁束密度が大きい方の組合せを選択して利用し、
前記第2組合せを利用する場合、前記一方の感磁部から得られる電気的出力と前記他方の感磁部から得られる電気的出力とから、前記360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求め、
前記第4組合せを利用する場合、前記残り1つの感磁部から得られる電気的出力と前記別の感磁部から得られる電気的出力とから、前記360°以下の角度を変数とする正接に相当する数値を求めることを特徴とする回転角センサ。
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