JP4973572B2 - 半導体回路の設計方法および製造方法 - Google Patents
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Description
の複数の値の一部を選択する選択工程と、選択された回路特性の値に対応する部品パラメータ、その部品パラメータに対応する設計図形パターンまたはトランジスタの設計上の物理特性を得る工程と、を実行する。
図1に、本実施形態に係る半導体製造工程の概要を示す。このうち、S101からS105までは、半導体装置の設計に係る工程であり、S106は、半導体装置の製造に係る工程である。
導体製造用のフォトマスクが製造される。そして、そのフォトマスクのパターンが半導体基板に転写され、半導体装置が製造される(S106)。
ミュレーション実行回数が回路規模とともに爆発的に増大して、事実上実行不可能になるケースが出てくる。
(1)半導体回路内の全トランジスタから選択した複数トランジスタを含む複数グループを構成する。
(2)上記構成した複数のグループからいずれかのグループを対象グループ(選択グループに相当)として選択する。
(3)上記構成した複数のグループから、上記対象グループ以外の非選択のグループに固定のパラメータ値を設定する。
(4)対象グループにおいてレイアウトまたは物理特性パラメータを変更することに対応する、変更された部品パラメータ値の組み合わせにしたがって、その組み合わせの数だけ回路特性シミュレーションを実行する。なお、この場合、物理特性パラメータは、固定しておき、レイアウトに対応する部品パラメータ値だけを変更した組み合わせによって回路特性シミュレーションを実行してもよい。
(5)すでに対象グループに選択されたグループ以外のグループから次の対象グループを選択し、(3)および(4)の工程を繰り返し実行する。
として機能する。すなわち、あるトランジスタがオフ状態からオン状態へ、あるいはオン状態からオフ状態に変化したときに、そのトランジスタ、およびそのトランジスタが接続する電源、あるいは接地ラインを通して充放電が行われる。その結果、負荷である次段のトランジスタの入力電位が変化し、信号が伝播する。
本設計支援装置は、例えば、LSI(Large Scale Integration)を設計するためのCAD(Computer Aided Design)システムの一機能として実現される。ここで想定するCADシステムは、一般的なコンピュータの上に実現される。コンピュータは、例えば、CPU、メモリ、外部記憶装置(例えば、ハードディスク、取り外し可能な可搬記録媒体の駆動装置等)、外部記憶装置とのインターフェース、通信インターフェース、表示装置、入出力装置(例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等)を有する。
し可能な可搬記録媒体の駆動装置を通じて、ハードディスク上にインストールされる。CPUは、インストールされたコンピュータプログラムをメモリにロードし、実行する。これによって、設計支援装置の機能が実現される。また、コンピュータが、この設計支援装置の機能を提供することによって、本発明の設計支援方法が実行される。
図3に、レイアウト解析部の概要を示す。本実施形態では、レイアウト解析部は、レイアウトパターン情報1およびネットリスト2からトランジスタ特性値を生成するときのモデル(多項式)を生成するトランジスタ特性モデル化部と、トランジスタ特性値をシミュレーションパラメータに変換するときのモデルを生成するシミュレーションパラメータモデル化部とを含む。
ート幅等の用語を使用する。
シミュレーションパラメータは、シミュレーションプログラムによって異なる。典型的には、シミュレーションパラメータは、ロングチャネルの閾値(Vth0)、飽和速度(VSAT)、移動度(U0)、Lg(ゲート長)、W(ゲート幅)、閾値のドレイン電圧依存性、ボデ
ィ効果、ゲート下もぐり込み拡散長等である。
ディ効果、ゲート下もぐり込み拡散長等のパラメータのリファレンス値からの差分、あるいは比を使ってその変化量を表したものであってもよい。すなわち、標準のトランジスタ
におけるそれぞれの標準のパラメータの値からのずれ量を定義しても構わない。これらのパラメータは、シミュレーションプログラムごとに定められている。
幅に対応する物理量である。ただし、シミュレーションパラメータは、設計データに対応するパラメータでも、設計データをそのまま用いることが妥当でない場合がある。
性情報を特徴付ける値(トランジスタ特性値)を抽出する。これは、例えば、ゲート電圧Vgおよびドレイン電圧Vdが所定値のときのドレイン電流である。また、例えば、線形領域での、ドレイン電圧を所定値にしたときのゲート電圧の変化量に対するドレイン電流の変化量の比として得られる相互コンダクタンスである。
ERROR=(Yi−F(x1,x1i、x2i,...,xni))2によって誤差が
定義され、誤差が最小になるように、係数a0,...,amが決定される。
図6に、トランジスタ特性値の例を示す。この例では、ゲート電圧Vgを固定したドレイン電圧Vdとドレイン電流Idとの関係と、ドレイン電圧Vdを固定したゲート電圧V
gとドレイン電流Idとの関係がトランジスタ特性情報として示されている。
一定、基板バイアスVbs=0)のドレイン電流と本線形領域条件下の閾値を例示できる。閾
値は、図6に示すように、ドレイン電圧を固定したときのゲート電圧ドレイン電流特性曲線でのゲート電圧の微小変化量に対するドレイン電流の微小増加量(傾きを示す接線)が最大となるVg1における接線と、横軸(Vg軸)との交点Vthとして算出できる。また、例えば、Vd=lowのときの、点(Vg1、Idsr4)における接線のVg軸との交点が、閾値Vthとして算出されている。
ドレイン電流と飽和領域条件下の同一のゲート電圧で少なくとも2種のドレイン電圧印加条件時(ただし Vbs=0)のドレイン電流との組み合わせを特性値としてもよい。
れぞれの値を組み合わせてもよい。
レイン電圧依存(Δth)、およびボディ効果を用いてもよい。このうち、閾値のドレイン電圧依存(Δth)は、例えば、Vd=Vddに固定したときのゲート電圧Vg1のときのド
レイン電流Idsg1と、ゲート電圧Vg2のときのドレイン電流Idsg2の差、および、Vg=中間値(図6ではmedium)に固定したときのドレイン電圧Vd1のときのドレイン電流Idsr1と、ドレイン電圧Vd2のときのドレイン電流Idsr2の差の比、Δth=(Idsr2−Idsr1)/(Idsg2−Idsg1)として定義できる。
すべてのシミュレーションパラメータの総当りの組み合わせを設定してもよいし、実験計画法に基づいて直交表による必要最低限の最適な組み合わせを設定してもよい。直交表とは,任意の2因子(ここでは、シミュレーションパラメータの種類)について、そのシミュレーションパラメータの設定値(水準)のすべての組み合わせが同数回ずつ現れるという性質をもつ実験のための割付表をいう。無秩序に設定値を決定した場合、少なくともシミュレーションパラメータの設定値の組み合わせ数の積の回数だけ実験数が必要になる。したがって、シミュレーションパラメータ数が多くなると実験回数は膨大な数になってしまう。しかし、実験計画法で周知の直交法によって、依存関係の少ないパラメータを選択することで、組み合わせ数を低減できる。
4つのシミュレーションパラメータを使って次の数1のように表すことができる。ここでは、本設計支援装置は、重回帰分析の手順を実行し、数1の値が、シミュレーションで求めた特性値のテーブルの値と最もフィットする係数a、ai(iは整数)を決定する。
(数1)
Vth=a+a0*Vth0 +a1*VSAT+a2*U0 +a3*Lg +a4*Vth0*Vth0
+a5*VSAT*VSAT +a6*U0*U0 +a7*Lg*Lg
+a8*Vth0*VSAT +a9*Vth0*U0 +a10*Vth0* Lg
+a11*VSAT*U0 +a12*VSAT*Lg
+a13*U0*Lg
また、Idsも同様にVth0、 VSAT 、U0、Lgを使って次の数2のように表すことができる
。
(数2)
Ids=b+b0*Vth0+b1*VSAT +b2*U0 +b3*Lg +b4*Vth0*Vth0
+b5*VSAT*VSAT +b6*U0*U0 +b7*Lg*Lg
+b8*Vth0*VSAT +b9*Vth0*U0 +b10*Vth0*Lg
+b11*VSAT*U0 +b12*VSAT*Lg
+b13*U0*Lg
Idsr1, Idsr2, Idstについても同様である。また、トランジスタ特性として、他の特性値、例えば、相互コンダクタンス、閾値のドレイン電圧依存Δth、ボディ効果等が指定された場合も同様に求めることができる。
(数3)
Vth0=d+d0*Ids+d1*Idsr1+d2*Idsr2+d3*Idst+d4*Vth
+d5*Ids*Ids+d6*Idsr1*Idsr1+d7*Idsr2*Idsr2+d8*Idst*Idst+d9*Vth*Vth
+d10*Ids*Idsr1+d11*Ids*Idsr2+d12*Ids*Idst+d13*Ids*Vth
+d14Idsr1*Idsr2+d15Idsr1*Idst+d16*Idsr1*Vth
+d17Idsr2*Idst+d18*Idsr2*Vth
+d19*Idst*Vth
また、UoはVth0同様にIds, Idsr1, Idsr2, Idst, Vthを使って次の数4のように表すことができる。
(数4)
U0=e+d0*Ids+e1*Idsr1+e2*Idsr2+e3*Idst+d4*Vth
+e5*Ids*Ids+e6*Idsr1*Idsr1+e7*Idsr2*Idsr2+e8*Idst*Idst+e9*Vth*Vth
+e10*Ids*Idsr1+e11*Ids*Idsr2+e12*Ids*Idst+e13*Ids*Vth
+e14Idsr1*Idsr2+e15Idsr1*Idst+e16*Idsr1*Vth
+e17Idsr2*Idst+e18*Idsr2*Vth
+e19*Idst*Vth
シミュレーションパラメータとして他のパラメータ、例えば、ゲート幅W、ゲート長L、ゲート下もぐり込み拡散長、ボディ効果等が選択された場合も、重回帰分析の手順は同様である。以上のステップにより、シミュレーションパラメータをトランジスタ特性値でモデル化することが可能になる。
図10は、シミュレーション部の処理を例示する図である。ここでは、複数の部品パラメータの組み合わせに基づいた半導体集積回路の特性をシミュレーションする際の部品パラメータの組み合わせ方法と、シミュレーションの実行方法を示す。
メータ設定工程に相当する。
スタのパスをいう。また、分岐した電流パスには、一旦分岐点から分岐し、1以上のトランジスタのドレインおよびドレインを通り、元の電流パス上の分岐点以外の点に戻るパスも含まれる。このような電流パスも、ソースとドレインで接続され、トランジスタがオン状態のときに、電流が流れるパスである。
モデル作成部の処理では、設計支援装置は、部品パラメータを変数とし、シミュレーションで得られた回路の遅延時間、スタンバイ消費電力、トータル消費電力、リーク電流等の回路特性を関数値とする多項式(第1の写像関係)が重回帰分析によって求められる。この処理は、シミュレーションパラメータモデル化部での処理(シミュレーションパラメータからトランジスタ特性値への写像関係の多項式を求める処理、あるいは、トランジスタ特性値からシミュレーションパラメータへの写像関係の多項式を求める処理)と同様である。
である。
(数5)
回路特性=F1(LgT1,LgT2,LgT3,WgT1,WgT2,WgT3)
+F2(LgT4,LgT5,LgT6,WgT4,WgT5,WgT6)+・・・
F1=Σaijklmn(LgT1)i×(LgT2)j×(LgT3)k×(WgT1)l×(WgT2)m×(WgT3)n
ここで、i,j,k,l,m,nは0から最大次数までの整数である。また、aijkは、重回帰分析
によって決定される係数である。したがって、数5の回路特性で示される項の和F1には、トランジスタT1、T2、およびT3のグループに含まれるそれぞれのゲート長およびゲート幅に対応する部品パラメータの変数の積の項が存在する。同様に、項の和F2には、トランジスタT4、T5、およびT6のグループに含まれるそれぞれのゲート長およびゲート幅に対応する部品パラメータの変数の積の項が存在する。
テーブル作成部では、本設計支援装置は、部品パラメータの組み合わせを設定して、多項式の値(特性値)を求める。そして、得られた変数値と特性値との組み合わせをテーブル化する。テーブルは、それぞれのトランジスタの部品パラメータと、その部品パラメータから得られる回路特性の組として得られる。
最適回路抽出部では、設計支援装置は、求めた回路特性が、設計目標値を満足している
か否かを判定する。そして、回路特性が設計目標値を達成している場合には、その回路特性に対応する部品パラメータをユーザに提示する。ユーザは、設計目標値を達成する部品パラメータ、レイアウト、あるいは、設計上の物理特性を提示され、設計を進めることができる。
図22に、本実施形態の設計支援装置にてレイアウトおよびネットリストを基に半導体装置の設計データを作成し、半導体装置を製造する製造工程(図1のS106の詳細)を示す。上記設計支援装置での処理は、例えば、半導体装置に組み込まれるマクロデータ、あるいは、セルデータの設計支援に有効である。すなわち、本設計支援装置によれば、マクロデータ、あるいは、セルデータが、設計目標の性能を達成する条件下で、マクロデータ、あるいは、セルデータ中のトランジスタのゲート長、ゲート幅等が最適化される。
、直接熱窒化法、CVD(Chemical Vapor Deposition)技術による堆積法等が利用可能
である。また、直接熱窒化法としては、RTN(Rapid Thermal Nitridation)が適用可
能である。酸化膜としては、酸化シリコン(SiO2)、酸化タンタル(Ta2O5)、酸化アル
ミニウム(Al2O3)、チタン酸ストロンチウム膜等が形成される。酸化膜形成は、熱酸化
法、陽極酸化法、プラズマ酸化法、CVD技術を利用した堆積法、ヘトロエピタキシャル成長法、張り合わせ法、イオン注入によるSIMOX(Separation by Implanted Oxygen
)法などの適用が可能である。
図12は、回路内の全トランジスタから選択した複数トランジスタからなる複数グループを構成する工程を例示する図である。ここでは、2入力AND回路を例に処理を説明する。電源にソースまたはドレインが接続されるPチャネルトランジスタ、Nチャネルトランジスタ、およびそれらのトランジスタにさらにソースまたはドレインが接続されるトランジスタを検索する。図12では、そのようにして検索されたトランジスタをオン状態にしたときに電源ラインから接地ラインに直列に接続される電流パス、およびそれらの電流パスから分岐したパスが実線で示されている。ここで、分岐したパスとは、トランジスタの両端(ソースとドレイン)が、その電流パスに接続されている電流パスをいい、分岐されるパスに対して並列の関係で接続される電流パスである。
を構成するTrをグループ化する。トランジスタの両端(a点とb点)が電流パスに接続
されている(Tr1に対して並列に接続されている)Tr2 をグループに加える。さら
にこの電流パスにゲートが接続されているトランジスタTr5,Tr6も同じグループに加える。
Vdd(c):Tr5,Tr6,Tr7,Tr8,Tr9,Tr10
Vdd(d):Tr11,Tr12,Tr13,Tr14
Vdd(e):Tr13,Tr14
Tr9,Tr10は、グループVdd(a)(b)と、グループVdd(c)に共通に含まれる。しかし、駆動部として含まれるトランジスタと、負荷として含まれるトランジスタが共通の場合であっても、グループをまとめることはしない。
Vdd(b/c):Tr5,Tr3,Tr4,Tr6,Tr7,Tr8,Tr9,Tr10
Vdd(d):Tr7,Tr8
Vdd(e):Tr9,Tr10,Tr11,Tr12
Vdd(f):Tr11,Tr12
この例では、Tr4とTr5とは、電源Vdd(a)のグループと、電源Vdd(b/c)のグループの両方に含まれる。また、Tr7とTr8とは、Vdd(b/c)のグル
ープと、電源Vdd(d)のグループに含まれる。また、Tr9とTr10とは、Vdd(b/c)のグループと、電源Vdd(e)のグループに含まれる。また、Tr11とTr12とは、電源Vdd(e)のグループと、電源Vdd(f)のグループの両方に含まれる。この例では、複数のグループに共通なTrが存在する。なお、ここで、複数のグループに含まれるトランジスタは、一方にグループについては、ソースとドレインが電流パスに接続される回路駆動用のトランジスタとして含まれている。また、他方のグループには、ゲートが電流パスに含まれる回路の負荷として含まれている。
次に、本設計支援装置により、グループ毎にレイアウトの組み合わせを設定することによる効果を説明する。例えば、部品パラメータをゲート長とゲート幅の2つとし、その水準を3とする。すなわちTr1のゲート長については、Lg1a,Lg1b,Lg1c、ゲート幅についてはW1a,W1b,W1cというパラメータが設定される。
通りになる。同様に図18のグループ(a)の組み合わせ数は54通り、グループ(e)
の組み合わせ数は54通りとなる。もちろん、ゲート長やゲート幅という部品パラメータ
以外にTrの閾値(Vth)等のトランジスタ特性を表す別のパラメータをトランジスタ毎のパラメータの組み合わせの中に組み込んでも構わない。パラメータ数が多くなった場合には、実験計画法、あるいは直交割付表を使うことでより効率的な組み合わせを作ることが可能である。例えば、ゲート長、ゲート幅、トランジスタの閾値(Vth)の3パラメータで3水準に振るケースでは、総当りの組み合わせ数が27通りに対して、13通りの組み合わせで十分である。この場合には、ゲート長、ゲート幅、トランジスタの閾値(Vth)の3次元のパラメータに対して、図19と同様の組み合わせを求めることになる。
とその回路の最適化に必要な部品パラメータの組み合わせの数は以下のように、各グループの組み合わせの数(5mi)の総和として計算され、爆発的に大きくならないことがわかる。
Σ5mi
i=1
このように、回路規模が大きくなるとその効果が極めて大きなことは容易に推測できる。
、回路を構成するトランジスタのレイアウトのすべての組み合わせを考慮せず、局所的な信号の遅延を律速している部分だけを考慮する。すなわち、複数のグループのうち、一つのグループを構成するトランジスタ群についてのみ、そのレイアウトの組み合わせ依存の影響を考慮するため、複数のグループ間に跨る部品パラメータの組み合わせによるシミュレーションを行っていない。このため、たとえ、モデル化工程において、回路特性を表す多項式中に、複数のグループ間に跨る部品パラメータ相互の積を含む項を設けたとしても、有意なサンプル数が得られない。物理的には、グループ間のパラメータ値の組み合わせにおいて、そのパラメータ値を変更したことによる回路特性への影響が小さく、その係数の値は、重回帰分析によってほぼ0に近い値となると推定できるからである。
上記実施形態では、レイアウトパターン情報1と、ネットリスト2とから、レイアウトパターン情報1が抽出され、回路シミュレーションが実行された。この場合のレイアウトパターン情報1は、実際のプロセス上の特性を反映していない、設計上の値である。しかし、実際の半導体プロセスで形成されるパターンの寸法は、設計上の寸法とは異なる場合がある。
本実施形態は、さらに、以下の側面(付記という)も、開示する。
(付記1) コンピュータ上に実現される、模擬パラメータによってトランジスタの動作
を模擬し、前記トランジスタを含む半導体回路の回路特性を生成するシミュレーション部を用いた半導体回路の設計方法であって、前記コンピュータが、
半導体回路を構成する前記トランジスタの構成部品の設計図形パターンの寸法または前記トランジスタの設計上の物理特性から抽出される部品パラメータを前記シミュレーション部に入力される模擬パラメータに変換する変換工程と、
半導体回路内に含まれる複数トランジスタを複数グループにグループ分けするグループ構成工程と、
前記複数グループからいずれかの選択グループを選択する工程と、
前記複数グループで前記選択グループ以外の非選択グループの部品パラメータとして固定のパラメータ値を設定する固定パラメータ設定工程と、
前記選択グループにおいて部品パラメータの組み合わせを設定し、前記変換工程を通じてシミュレーションを実行し、それぞれの部品パラメータの組み合わせに対する回路特性を得るシミュレーション工程と、
すでに選択グループに選択済みのグループとは別のグループを選択し、前記固定パラメータ設定工程から前記シミュレーション工程までを繰り返し実行する制御工程と、
前記部品パラメータの複数の組み合わせを基に実行された複数のシミュレーション結果に基づき半導体回路の複数の回路特性と部品パラメータとの関係を示す第1の写像関係を求めるモデル化工程と、
前記第1の写像関係を用い、複数の前記部品パラメータに対応する前記回路特性の値を算出する工程と、
前記回路特性の値、および前記部品パラメータを含む制限事項に基づき、複数の前記回路特性の値の一部を選択する選択工程と、
前記選択された回路特性の値に対応する部品パラメータ、その部品パラメータに対応する設計図形パターンまたはトランジスタの設計上の物理特性を得る工程と、を実行する半導体回路の設計方法。
(付記2) 前記変換工程は、
前記部品パラメータから、その部品パラメータにしたがって製造されたトランジスタの信号特性と他のトランジスタの信号特性とを識別するトランジスタ特性情報に変換する第1変換工程と、
前記トランジスタ特性情報から模擬パラメータに変換する第2変換工程と、を有する付記1に記載の半導体回路の設計方法。
(付記3) 前記部品パラメータを基に製造されたトランジスタから測定されたトランジスタ特性情報と、そのときの部品パラメータとの組み合わせによって、前記部品パラメータから前記トランジスタ特性情報への第2の写像関係を生成する工程と、 前記模擬パラメータに第一の値を設定してシミュレーションを実行することによって生成されたトランジスタの信号特性と、前記模擬パラメータに第一の値とは異なる第二の値を設定してシミュレーションを実行することによって生成されたトランジスタの信号特性とを識別するトランジスタ特性情報を、前記信号特性から抽出するトランジスタ特性情報抽出工程と、
前記模擬パラメータに複数の設定値を設定することによってそれぞれ得られた前記トランジスタ特性情報と前記設定値との組み合わせによって、前記トランジスタ特性情報から前記模擬パラメータへの第3の写像関係を決定する模擬パラメータ決定工程と、を含む付記2に記載の半導体回路の設計方法。
(付記4) 前記第2の写像関係に、第3の写像関係を適用することによって前記部品パラメータから前記模擬パラメータへの第4の写像関係を得る工程と、を含む付記3に記載の半導体回路の設計方法。
(付記5) 部品パラメータには、ゲート長、およびゲート幅が含まれる付記1から4のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記6) 前記信号特性は、トランジスタの一の端子に入力される電流または電圧と、その端子と同一の端子またはそのトランジスタの他の端子にて測定される電流または電圧との関係を示す曲線の特性であり、前記トランジスタ特性情報は、その曲線上の特定の点
の信号値、曲線の接線の傾き、および前記接線といずれかの座標軸との交点の1以上によって決定される付記1から5のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記7) 前記グループ構成工程は、半導体回路内において局所的な信号の遅延を律速している部分毎にグループを構成する付記1から6のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記8) 前記局所的な信号の遅延を律速している部分は、半導体回路内において負荷に信号を供給する駆動部となるトランジスタと、前記駆動部からの信号によって駆動される負荷となるトランジスタとを含む、付記7に記載の半導体回路の設計方法。
(付記9) 前記グループ構成工程は、半導体回路に電力を供給する電源から接地電位に至る経路に直列に接続されるトランジスタと経路上の2点間に並列に接続されるトランジスタと前記経路にゲートが接続されているトランジスタとを前記選択グループとする付記1から8のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記10) 前記グループ構成工程は、経路に直列または並列に接続されているいずれかのトランジスタが共通に含まれる複数グループを同一のグループとする付記9に記載の半導体回路の設計方法。
(付記11) 前記モデル化工程は、複数のシミュレーション結果に基づき、半導体回路の複数の回路特性を部品パラメータでモデル化する際に、前記部品パラメータを変数とする多項式によって前記回路特性を近似する付記1から10のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記12) 前記多項式は、各グループ内のトランジスタの部品パラメータの変数については異なる変数の積を含み、異なるグループ間の部品パラメータの変数についてはグループ間の変数の積を含まない付記11に記載の半導体回路の設計方法。
(付記13) 前記回路特性は、複数の入力変化の組み合わせによる複数の出力変化の遅延時間、その遅延時間ばらつき、または、複数の入力状態におけるスタンバイ消費電力である付記1から12のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記14) 前記制限条項は、ゲート長、ゲート幅、ゲート・ゲート間スペース、ゲート・コンタクト間スペースの少なくとも1つに対するデザインルール、および回路面積を指標とする制限条項を含む付記1から13のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記15) 前記部品パラメータの少なくとも1つは、基準値と基準値からの偏差とを含み、前記変数は、前記偏差の変数であり、前記回路特性は基準値からの偏差によって定義される付記1から14のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
(付記16) 半導体回路の設計支援工程を含む半導体回路の製造方法であって、
前記半導体回路の設計支援工程は、コンピュータ上に実現される、模擬パラメータによってトランジスタの動作を模擬し、前記トランジスタを含む半導体回路の回路特性を生成するシミュレーション部を用いて、前記コンピュータが、
半導体回路を構成する前記トランジスタの構成部品の設計図形パターンの寸法または前記トランジスタの設計上の物理特性から抽出される部品パラメータを前記シミュレーション部に入力される模擬パラメータに変換する変換工程と、
前記半導体回路に含まれる複数トランジスタを複数グループにグループ分けするグループ構成工程と、
前記複数グループからいずれかの選択グループを選択する工程と、
前記複数グループで前記選択グループ以外の非選択グループの部品パラメータとして固定のパラメータ値を設定する固定パラメータ設定工程と、
前記選択グループにおいて部品パラメータの値の組み合わせを設定し、前記変換工程を通じてシミュレーションを実行し、それぞれの部品パラメータの値の組み合わせに対する回路特性を得るシミュレーション工程と、
すでに選択グループに選択済みのグループとは別のグループを選択し、前記固定パラメータ設定工程から前記シミュレーション工程までを繰り返し実行する制御工程と、
前記部品パラメータの値の複数の組み合わせを基に実行された複数のシミュレーション結果に基づき半導体回路の回路特性と部品パラメータとの関係を示す第1の写像関係を求
めるモデル化工程と、
前記第1の写像関係を用い、前記部品パラメータの値の複数の組み合わせに対応する複数の回路特性の値を算出する工程と、
前記回路特性の値、および前記部品パラメータを含む制限事項に基づき、前記回路特性の複数の値の一部を選択する選択工程と、
前記選択された回路特性の値に対応する部品パラメータ、その部品パラメータに対応する設計図形パターンまたはトランジスタの設計上の物理特性を得ることによって半導体回路の設計データを得る工程と、を実行する半導体回路の設計支援工程であり、さらに、
半導体回路の設計支援工程で得られた半導体回路の設計データに基づいて、フォトマスクを製造する工程と、
前記フォトマスクを用いて半導体回路を製造する工程と、を含む半導体回路の製造方法。
2 ネットリスト
3 プロセス感度テーブル
4 シミュレーションパラメータ
11 Si活性層
12 ゲート
Claims (8)
- コンピュータ上に実現される、模擬パラメータによってトランジスタの動作を模擬し、前記トランジスタを含む半導体回路の回路特性を生成するシミュレーション部を用いた半導体回路の設計方法であって、前記コンピュータが、
半導体回路を構成する前記トランジスタの構成部品の設計図形パターンの寸法または前記トランジスタの設計上の物理特性から抽出される部品パラメータを前記シミュレーション部に入力される模擬パラメータに変換する変換工程と、
前記半導体回路に含まれる複数トランジスタを複数グループにグループ分けするグループ構成工程と、
前記複数グループからいずれかの選択グループを選択する工程と、
前記複数グループで前記選択グループ以外の非選択グループの部品パラメータとして固定のパラメータ値を設定する固定パラメータ設定工程と、
前記選択グループにおいて部品パラメータの値の組み合わせを設定し、前記変換工程を通じてシミュレーションを実行し、それぞれの部品パラメータの値の組み合わせに対する回路特性を得るシミュレーション工程と、
すでに選択グループに選択済みのグループとは別のグループを選択し、前記固定パラメータ設定工程から前記シミュレーション工程までを繰り返し実行する制御工程と、
前記部品パラメータの値の複数の組み合わせを基に実行された複数のシミュレーション結果に基づき半導体回路の回路特性と部品パラメータとの関係を示す第1の写像関係を求めるモデル化工程と、
前記第1の写像関係を用い、前記部品パラメータの値の複数の組み合わせに対応する複数の回路特性の値を算出する工程と、
前記回路特性の値、および前記部品パラメータを含む制限事項に基づき、前記回路特性の複数の値の一部を選択する選択工程と、
前記選択された回路特性の値に対応する部品パラメータ、その部品パラメータに対応する設計図形パターンまたはトランジスタの設計上の物理特性を得る工程と、を実行する半導体回路の設計方法。 - 前記グループ構成工程は、半導体回路内において局所的な信号の遅延を律速している部分毎にグループを構成する請求項1に記載の半導体回路の設計方法。
- 前記局所的な信号の遅延を律速している部分は、半導体回路内において負荷に信号を供給する駆動部となるトランジスタと、前記駆動部からの信号によって駆動される負荷となるトランジスタとを含む、請求項2に記載の半導体回路の設計方法。
- 前記グループ構成工程は、前記半導体回路に電力を供給する電源から接地電位に至る経路に直列に接続されるトランジスタと前記経路上の2点間に並列に接続されるトランジスタと前記経路にゲートが接続されているトランジスタとを前記選択グループとする請求項1から3のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
- 前記グループ構成工程は、前記経路に直列または並列に接続されているいずれかのトランジスタが共通に含まれる複数グループを同一のグループとする請求項4に記載の半導体回路の設計方法。
- 前記第1の写像関係は前記部品パラメータを変数とする多項式近似によって定義される請求項1から5のいずれかに記載の半導体回路の設計方法。
- 前記多項式は、各グループ内のトランジスタの部品パラメータの変数については異なる変数の積を含み、異なるグループ間の部品パラメータの変数についてはグループ間の変数
の積を含まない請求項6に記載の半導体回路の設計方法。 - 半導体回路の設計支援工程を含む半導体回路の製造方法であって、
前記半導体回路の設計支援工程は、コンピュータ上に実現される、模擬パラメータによってトランジスタの動作を模擬し、前記トランジスタを含む半導体回路の回路特性を生成するシミュレーション部を用いて、前記コンピュータが、
半導体回路を構成する前記トランジスタの構成部品の設計図形パターンの寸法または前記トランジスタの設計上の物理特性から抽出される部品パラメータを前記シミュレーション部に入力される模擬パラメータに変換する変換工程と、
前記半導体回路に含まれる複数トランジスタを複数グループにグループ分けするグループ構成工程と、
前記複数グループからいずれかの選択グループを選択する工程と、
前記複数グループで前記選択グループ以外の非選択グループの部品パラメータとして固定のパラメータ値を設定する固定パラメータ設定工程と、
前記選択グループにおいて部品パラメータの値の組み合わせを設定し、前記変換工程を通じてシミュレーションを実行し、それぞれの部品パラメータの値の組み合わせに対する回路特性を得るシミュレーション工程と、
すでに選択グループに選択済みのグループとは別のグループを選択し、前記固定パラメータ設定工程から前記シミュレーション工程までを繰り返し実行する制御工程と、
前記部品パラメータの値の複数の組み合わせを基に実行された複数のシミュレーション結果に基づき半導体回路の回路特性と部品パラメータとの関係を示す第1の写像関係を求めるモデル化工程と、
前記第1の写像関係を用い、前記部品パラメータの値の複数の組み合わせに対応する複数の回路特性の値を算出する工程と、
前記回路特性の値、および前記部品パラメータを含む制限事項に基づき、前記回路特性の複数の値の一部を選択する選択工程と、
前記選択された回路特性の値に対応する部品パラメータ、その部品パラメータに対応する設計図形パターンまたはトランジスタの設計上の物理特性を得ることによって半導体回路の設計データを得る工程と、を実行する半導体回路の設計支援工程であり、さらに、
半導体回路の設計支援工程で得られた半導体回路の設計データに基づいて、フォトマスクを製造する工程と、
前記フォトマスクを用いて半導体回路を製造する工程と、を含む半導体回路の製造方法。
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