JP4965339B2 - スクロール型圧縮機の芯出し装置及び芯出し方法 - Google Patents
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そこで、例えば、固定スクロールと旋回スクロールとを噛み合わせ、固定スクロールと旋回スクロールの組み立て接触面が接触した状態で、旋回スクロールの軸受を固定して旋回スクロールを、0°、90°、180°、270°と順次回転させ、旋回スクロールの各回転位置において、固定スクロールが旋回スクロールに接触するまで固定スクロールを移動させ、固定、旋回両スクロールが接触したときのX、Y座標を求め、これらX、Y座標から座標の中心を求めて固定スクロールと旋回スクロールの位置決め中心とする装置が開発されている(特許文献1参照)。
そこで、例えば、芯出しに必要となる可動スクロールと固定スクロールとの相対的な回転方向の位置決め(θ回転補正)と可動スクロールと固定スクロールとの相対的なX−Y方向の位置決め(並進補正)とを短時間で行い、生産効率の向上を図ることの可能な装置が開発されている(特許文献2参照)。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、低廉にして簡易に可動スクロールと固定スクロールの調芯を実施可能なスクロール型圧縮機の芯出し装置及び芯出し方法を提供することにある。
請求項3のスクロール型圧縮機の芯出し装置では、請求項1または2において、前記水平変位検出手段は、前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の変位を検出するダイヤルゲージであることを特徴とする。
θテーブルユニットの各回転位置毎にスライドテーブルまたは連結部材の水平方向の振幅を算出してθテーブルユニットの回転位置と該水平方向の振幅との関係についての第1の近似式を求めるとともに、上記上限値と下限値とからスライドテーブルまたは連結部材の水平方向の振幅中心を算出してθテーブルユニットの回転位置と該水平方向の振幅中心との関係についての第2の近似式を求め、第1の近似式からθテーブルユニットの最適な回転位置を算出し、第2の近似式から最適な回転位置に対応するスライドテーブルまたは連結部材の水平方向の最適な振幅中心を算出することで、可動スクロールと固定スクロールとの芯位置を速やかに算出可能である(芯位置算出手段)。
そして、上記最適な回転位置と最適な振幅中心と基づき、θテーブル回転手段によりθテーブルユニットを回転させて該θテーブルユニットひいては固定スクロールの回転位置が最適な回転位置となるよう該回転位置を速やかに補正するとともに、水平作動手段により水平位置調節部材を水平作動させてスライドテーブルまたは連結部材の水平方向の振幅中心の位置が最適な振幅中心となるよう主軸フレームの水平方向の位置を速やかに補正することが可能である(芯位置補正手段)。
そして、当該芯位置情報に基づき、θテーブルユニットを回転させることで当該θテーブルユニットひいては固定スクロールの回転位置の補正を容易に行い、水平位置調節部材を水平作動させることで主軸フレームの水平方向の位置の補正を容易に行うことが可能である。
特に、第1の近似式及び第2の近似式に基づき、簡単にして速やかに可動スクロールと固定スクロールの調芯を精度よく行うことができる。
また、請求項5のスクロール型圧縮機の芯出し方法によれば、固定スクロールの各回転位置毎に可動スクロールを支持する主軸フレームの水平方向の変位量の上限値と下限値との差から該主軸フレームの水平方向の振幅を算出し、固定スクロールの回転位置と該水平方向の振幅との関係についての第1の近似式を求め、同時に、固定スクロールの各回転位置毎に上限値と下限値とから主軸フレームの水平方向の振幅中心を算出し、固定スクロールの回転位置と該水平方向の振幅中心との関係についての第2の近似式を求め、第1の近似式から固定スクロールの最適な回転位置を算出するとともに、第2の近似式から最適な回転位置に対応する主軸フレームの水平方向の最適な振幅中心を算出することで、可動スクロールと固定スクロールとの芯位置を速やかに算出可能である。
従って、第1の近似式及び第2の近似式に基づき、簡単にして速やかに可動スクロールと固定スクロールの調芯を精度よく行うことができる。
図1は、本発明に係るスクロール型圧縮機の芯出し装置の平面図を示し、図2は正面図を示す。
ここで適用されるスクロール型圧縮機は、例えば冷凍空調装置やヒートポンプ式給湯機などの冷凍回路に組み込まれる縦置きタイプの圧縮機であって、内部には電動モータが収容され、この電動モータには回転軸10が接続され、当該回転軸10が主軸フレーム12に支持されるとともに先端にクランクピンが形成され、当該クランクピンがスクロールユニット13の可動スクロール14に連結される一方、主軸フレーム12が固定スクロール16に接続されて構成されている。即ち、スクロール型圧縮機は、電動モータにより回転軸10が回転させられると、クランクピンを介して可動スクロール14が自転することなく固定スクロール16に対し旋回運動し、これら可動スクロール14と固定スクロール16の噛み合いにより圧縮室を形成して冷媒の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するよう構成されている。
θテーブルコンポーネント30は、設置台31の上にθテーブルユニット32が載置され、θテーブルユニット32にシェル(シェル部材)35が載置されて構成されている。θテーブルユニット32は、θテーブル33にθテーブル固定治具34が載置されて構成されている。θテーブル33は設置台31上で軸回りに回転可能であり、当該θテーブル33には当該θテーブル33ひいてはθテーブルユニット32の回転位置(角度)θを可変可能に電動ステップモータ(θテーブル回転手段)36が設けられている。また、θテーブル固定治具34には、固定スクロール16を固定するチャックが設けられており、これにより固定スクロール16をθテーブル固定治具34を介してθテーブル33上ひいてはθテーブルユニット32に保持可能である。一方、シェル35は、θテーブル固定治具34上で摺動自在であり、筒状にして主軸フレーム12を内嵌可能に構成されている。
θテーブルコンポーネント30の周囲のベース20上には、放射状にしてシェル35及び接続リング54ひいては主軸フレーム12の水平方向(X−Y方向)の位置決めを実施可能な4個の水平位置調節器(水平位置調節部材)60が設置されている。詳しくは、水平位置調節器60は、90°間隔で設置されており、対向する一対の水平位置調節器60、60同士が協働することでそれぞれX方向或いはY方向の各一軸方向の調節を可能に構成されている。また、水平位置調節器60には、それぞれ電動アクチュエータ(水平作動手段)62が設けられており、当該電動アクチュエータ62の作動によりシェル35及び接続リング54ひいては主軸フレーム12の水平方向の位置決めが実施される。
さらに、θテーブルコンポーネント30と一体に、或いは別体にして、回転軸10を回転させる電動モータ(可動スクロール回転手段)80が設けられている。
そして、当該芯出し装置には、電子コントロールユニット(ECU)90が設けられている。当該ECU90は、CPU、メモリ等を有して構成され、その入力側には、上記電子式のダイヤルゲージ70、72等の計器類が接続され、出力側には、上記電動ステップモータ36、電動アクチュエータ62、電動モータ80等のデバイス類が接続されている。また、ECU90には、上記センサ類からの入力情報を表示し、或いはECU90に対する各種指令操作やECU90内での処理の各種設定操作等を行うための操作盤92が接続されている。
図3を参照すると、当該芯出し装置におけるスクロール芯出し操作の操作手順がフローチャートで示されており、以下同フローチャートに沿い説明する。
ステップS10〜ステップS14は準備段階であり、先ず、ステップS10では、ワークを芯出し装置にセットする。即ち、スクロール型圧縮機の回転軸10、主軸フレーム12、可動スクロール14及び固定スクロール16を、回転軸10が主軸フレーム12に支持されるとともにクランクピンを介して可動スクロール14に連結され且つ可動スクロール14が固定スクロール16に嵌合された状態でθテーブルコンポーネント30にセットする。具体的には、固定スクロール16を下にして、固定スクロール16がθテーブル固定治具34に、主軸フレーム12がシェル35に内嵌されるようにセットし、固定スクロール16をθテーブル固定治具34にチャックで固定する。
ステップS12では、回転軸10に電動モータ80をセットするとともに、上記挿入した位置決めピンを取り外す。
ステップS14では、電動ステップモータ36を作動させ、θテーブル33の回転位置θをθ=0°となるようにセットする。θテーブル33の外周には角度目盛りが打ってあり、基本的には設置台31の基準位置が当該目盛りの0°に一致するようにするが、ここでは、ECU90は電動ステップモータ36の回転数に応じた送り角度を記憶しており、操作盤92を操作することで自動的にθテーブル33の回転位置θを0°にセット可能である。
このように可動スクロール14を旋回させると、可動スクロール14と固定スクロール16との芯出しが正確でない場合には可動スクロール14と固定スクロール16との噛み合いに片当たりが生じて回転軸10を介して主軸フレーム12が水平方向に移動し、これに伴い連結板50が水平方向に振動することになる。ダイヤルゲージ70、72は、それぞれこの際のX方向及びY方向の変位量を検出するためのものである。
これより芯出し操作を開始し、ステップS16では、電動ステップモータ36を作動させてθテーブル33の回転位置θを例えば0.5°間隔(所定角度間隔)で段階的にθ=−2°、−1.5°、−1°、−0.5°、0°、+0.5°、+1°、+1.5°、+2°のように可変設定しつつ、各回転位置毎に電動モータ80を一定速度(例えば、8〜10rpm)で所定回転数だけ回転させ(モータ本回転)、連結板50のX方向及びY方向の変位量をそれぞれダイヤルゲージ70、72で計測してECU90に記憶する。なお、これら一連の操作はECU90で全て自動的に実施するようにしてもよいし、操作盤92を操作しながら回転位置θ毎に順次計測するようにしてもよい。これにより、連結板50、即ちシェル35ひいては主軸フレーム12のX方向及びY方向の変位量が検出される。
これにより、例えば図4に示すような回転位置θとX方向の振幅との関係(実線)、回転位置θとY方向の振幅との関係(一点鎖線)が得られる。
同時に、一方のダイヤルゲージ70による検出値の上限値と下限値とからX方向の振幅中心を算出して回転位置θとX方向の振幅中心との関係を求め、他方のダイヤルゲージ72による検出値の上限値と下限値とからY方向の振幅中心を算出して回転位置θとY方向の振幅中心との関係を求める。具体的には、求めた回転位置θとX方向の振幅中心値、Y方向の振幅中心値とを上記多項式(1)に代入して多項式化し、それぞれ係数A、B、Cを求めて回転位置θとX方向の振幅中心との関係についての近似式、回転位置θとY方向の振幅中心との関係についての近似式(第2の近似式)を得る。
ステップS20では、上記のように得られた各近似式に基づき、X方向の振幅値またはY方向の振幅値が最低値を示す地点の回転位置θを図4に示すように最適θoとして読み取るとともに、当該最適θoにおける振幅中心Xcと振幅中心Ycとを図5に示すようにそれぞれ最適振幅中心Xo、Yoとして読み取る(芯位置算出手段)。
そして、ステップS24において、主軸フレーム12と固定スクロール16とをボルト(締結具)により締結し、ステップS26において、水平位置調節器60を解除状態とした後、回転軸10から電動モータ80を外し、ワークを取り出す。
これにより、一連のスクロール芯出し作業が終了する。
従って、上記の如く連結板50を簡素な構造とし、廉価なダイヤルゲージ70、72を用いながら、芯出し装置を簡単に構成することができるとともに、回転位置θとX方向の振幅、Y方向の振幅との関係についての近似式(第1の近似式)、及び、回転位置θとX方向の振幅中心Xc、Y方向の振幅中心Ycとの関係についての近似式(第2の近似式)に基づき、複雑な演算を行うことなく簡単にして短時間で速やかに可動スクロール14と固定スクロール16の調芯を精度よく行うことができる。
例えば、上記実施形態では、主軸フレーム12を内嵌可能なシェル35を設け、連結板50を接続リング54を介して当該シェル35に締結するようにしているが、必ずしもシェル35を設けなくてもよく、調芯を行う際、連結板50を接続リング54を介して或いは介さず直接に主軸フレーム12に連結するように構成してもよい。
30 θテーブルコンポーネント
32 θテーブルユニット
33 θテーブル
34 θテーブル固定治具
35 シェル(シェル部材)
40 スライドテーブルコンポーネント
42 スライドテーブルユニット
43 スライドテーブル
50 連結板(連結部材)
54 接続リング(連結部材)
60 水平位置調節器(水平位置調節部材)
70、72 ダイヤルゲージ(水平変位検出手段)
Claims (6)
- 固定スクロール、及び、主軸フレームに支持された回転軸により駆動されて該固定スクロールの軸心周りに公転旋回運動される可動スクロールを有し、該可動スクロールの公転旋回運動により該可動スクロールの渦巻きラップを前記固定スクロールの渦巻きラップに互いに噛み合わせて形成される圧縮室の容積を増減させながら作動流体の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するスクロール型圧縮機の前記固定スクロールと前記可動スクロールとの調芯を行うスクロール型圧縮機の芯出し装置であって、
ベース上に回転可能に設けられ、スクロール型圧縮機の前記固定スクロールを前記回転軸が前記主軸フレームに支持されるとともに前記可動スクロールに連結され且つ該可動スクロールが該固定スクロールに嵌合された状態で保持し、該固定スクロールの回転位置を調節可能なθテーブルを有したθテーブルユニットと、
前記ベース上に前記θテーブルユニットから離間して設けられ、水平方向にスライド可能なスライドテーブルを有したスライドテーブルユニットと、
一端が前記スライドテーブルに連結される一方、他端が前記主軸フレームに連結される連結部材と、
前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の変位を検出する水平変位検出手段と、
前記主軸フレームの水平方向の位置を調節可能な水平位置調節部材と、
前記固定スクロールの回転位置を調節するよう前記θテーブルユニットを回転させるθテーブル回転手段と、
前記主軸フレームの水平方向の位置を調節するよう前記水平位置調節部材を水平作動させる水平作動手段と、
前記回転軸を介して前記可動スクロールを回転させる可動スクロール回転手段と、
前記θテーブル回転手段により所定角度間隔で前記θテーブルユニットを回転させ、該θテーブルユニットの各回転位置毎に前記可動スクロール回転手段により前記可動スクロールを回転させたときに前記水平変位検出手段から得られる変位情報に基づき、前記固定スクロールと前記可動スクロールとの芯位置を算出する芯位置算出手段と、
該芯位置算出手段からの芯位置情報に基づき、前記θテーブル回転手段により前記θテーブルユニットを回転させて該θテーブルユニットの回転位置の補正を行うとともに、前記水平作動手段により前記水平位置調節部材を水平作動させて前記主軸フレームの水平方向の位置の補正を行う芯位置補正手段とを備え、
前記芯位置算出手段は、前記θテーブルユニットの各回転位置毎に前記水平変位検出手段から得られる水平方向の変位量の上限値と下限値との差から前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の振幅を算出して前記θテーブルユニットの回転位置と該水平方向の振幅との関係についての第1の近似式を求めるとともに、前記上限値と下限値とから前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の振幅中心を算出して前記θテーブルユニットの回転位置と該水平方向の振幅中心との関係についての第2の近似式を求め、前記第1の近似式から前記θテーブルユニットの最適な回転位置を算出し、前記第2の近似式から前記最適な回転位置に対応する前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の最適な振幅中心を算出し、
前記芯位置補正手段は、該芯位置算出手段からの前記最適な回転位置と前記最適な振幅中心と基づき、前記θテーブル回転手段により前記θテーブルユニットを回転させて該θテーブルユニットの回転位置が前記最適な回転位置となるよう該回転位置を補正するとともに、前記水平作動手段により前記水平位置調節部材を水平作動させて前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の振幅中心の位置が前記最適な振幅中心となるよう前記主軸フレームの水平方向の位置を補正する、ことを特徴とするスクロール型圧縮機の芯出し装置。 - 前記連結部材は、板状部材であることを特徴とする、請求項1記載のスクロール型圧縮機の芯出し装置。
- 前記水平変位検出手段は、前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の変位を検出するダイヤルゲージであることを特徴とする、請求項1または2記載のスクロール型圧縮機の芯出し装置。
- 前記θテーブルユニットに摺動自在に載置され、筒状にして、スクロール型圧縮機の前記固定スクロールを前記回転軸が前記主軸フレームに支持されるとともに前記可動スクロールに連結され且つ該可動スクロールが該固定スクロールに嵌合された前記状態でスクロール型圧縮機の前記主軸フレームを内嵌するシェル部材をさらに備え、
前記連結部材の他端は前記シェル部材に連結され、前記水平位置調節部材は前記シェル部材の水平方向の位置を調節可能であり、
前記水平作動手段は前記シェル部材の水平方向の位置を調節するよう前記水平位置調節部材を水平作動させ、前記芯位置補正手段は前記水平作動手段により前記水平位置調節部材を水平作動させて前記シェル部材の水平方向の位置の補正を行うことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか記載のスクロール型圧縮機の芯出し装置。 - 固定スクロール、及び、主軸フレームに支持された回転軸により駆動されて該固定スクロールの軸心周りに公転旋回運動される可動スクロールを有し、該可動スクロールの公転旋回運動により該可動スクロールの渦巻きラップを前記固定スクロールの渦巻きラップに互いに噛み合わせて形成される圧縮室の容積を増減させながら作動流体の吸入、圧縮及び吐出の一連のプロセスを実施するスクロール型圧縮機の前記固定スクロールと前記可動スクロールとの調芯を行うスクロール型圧縮機の芯出し方法であって、
前記固定スクロールの各回転位置毎に前記可動スクロールを支持する前記主軸フレームの水平方向の変位量の上限値と下限値との差から該主軸フレームの水平方向の振幅を算出し、前記固定スクロールの回転位置と該水平方向の振幅との関係についての第1の近似式を求め、
同時に、前記固定スクロールの各回転位置毎に前記上限値と下限値とから前記主軸フレームの水平方向の振幅中心を算出し、前記固定スクロールの回転位置と該水平方向の振幅中心との関係についての第2の近似式を求め、
前記第1の近似式から前記固定スクロールの最適な回転位置を算出するとともに、前記第2の近似式から前記最適な回転位置に対応する前記主軸フレームの水平方向の最適な振幅中心を算出し、
前記固定スクロールの回転位置が前記最適な回転位置となるよう該回転位置を補正するとともに、前記主軸フレームの水平方向の振幅中心の位置を前記最適な振幅中心となるよう該主軸フレームの水平方向の位置を補正する、
ことを特徴とするスクロール型圧縮機の芯出し方法。 - 前記主軸フレームの水平方向の動きは連結部材を介して水平方向にスライド可能なスライドテーブルに伝達されるものであって、
前記主軸フレームの水平方向の変位量、振幅、振幅中心は、前記スライドテーブルまたは前記連結部材の水平方向の変位量、振幅、振幅中心である、
ことを特徴とする、請求項5記載のスクロール型圧縮機の芯出し方法。
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