JP4964643B2 - 接着剤 - Google Patents
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Description
しかし、天然糊剤やその加工糊剤では接着力不足や接着剤溶液の粘度安定性に欠けることや腐敗するなどの問題があり、更にまた品質の一定したものが長期にわたり得られないなどの欠点がある。一方、エマルジョンやラテックスは接着力には優れているものの、機械安定性に欠ける、表面の皮張りが激しいなどの問題点を抱えているものが多い。
これらの要求に対する改善策として、例えば、PVAとホウ酸からなる接着剤が、高速接着性、初期接着性、耐水性を改善する目的で広く使用されてきたが、環境への影響が懸念されるホウ酸の使用が制限される状況にあり、その代替が強く求められている。また、同様に、PVAの架橋剤となるよな化合物(例えば、尿素−ホルマリン系樹脂等)を使用し、初期接着性や耐水性を改善する試みが多数なされているが、実質的に架橋剤として使用する化合物の安全性に問題があるケースが多く、また、組成物の粘度安定性にも問題がある場合が多かったのが現状である。
なお、ここでいう「PVA中のビニルアルコール単位」とは、PVA中のモノマー単位に占めるビニルアルコール基のモル%であり、未けん化の酢酸ビニル単位や酢酸ビニル以外の変性基単位を除いた部分を指す。
アセタール変性量(モル%)={βのプロトン数/(αのプロトン数+βのプロトン数)}×100
上記式(1)において、R1は水素原子であることが好ましく、R2は水素原子またはメチル基であることが好ましく、R3およびR4はともにメチル基であることが好ましく、Xは−CO−N(H)−または−CO−N(CH3)−であることが好ましい。また、nは1または2であることが好ましく、1であることがより好ましい。
さらには、上記式(1)において、R1が水素原子であり、R2が水素原子またはメチル基であり、R3およびR4がともにメチル基であり、Xが−CO−N(H)−または−CO−N(CH3)−であり、nが1であることがより好ましい。
[粘度安定性]
接着剤溶液を5℃で3日間放置した場合の粘度をB型粘度計で測定し、初期粘度(接着剤を20℃から氷水槽中で冷却し5℃となったときの粘度)との比を増粘倍率(5℃、3日放置後粘度/初期粘度)として求め、粘度安定性を以下の基準で判定した。
○;3.0倍未満
△;3.0倍以上であるがゲル化に至らないもの(流動性を有するもの)
×;3日後までにゲル化
[高速塗工性]
接着剤溶液をスプレッダーロールに供給し、30℃下、100m/分のスピードで30分間塗工し、状況を観察した。
○;問題なく塗工可能。
△; 接着剤溶液のジャンピング減少(ロールからの飛び散り)がわずかに見られ,ロール表面にもスジが発生したが、塗工可能なレベル。
×;ジャンピングが激しく、ロール表面が乱れ、最終的にはガムアップし、塗工継続不能。
[初期接着性]
日本たばこ産業社製の初期接着試験機を用いて、以下の条件で初期接着力を測定した。
条件;クラフト紙/クラフト紙接着
塗布速度 0.5m/秒
せん断速度 300mm/秒
オープンタイム 1秒
圧着時間 2秒
養生時間 20秒
接着面積 1mm×25mm×8ヶ所(計2cm2)
温湿度 20℃、65%RH
[耐水接着力]
クラフト紙の片面に接着剤を塗布(塗布量50g/m2)し、貼り合わせた後、ゴムハンドローラーで軽く圧締し、20℃、65%RH下で1日乾燥させた。その後、20℃の水中に3日間浸漬した場合の状態を観察した(5段階評価)。
5;100%クラフト紙が破壊(材破)
4;80%以上材破
3;50%以上材破
2;材破認められるが50%以下
1;自然剥離(材破なし)
PAA1の製造
撹拌機およびリフラックスコンデンサーを備えた2Lの反応容器に、アクリル酸90g、N−2,2−ジメトキシエチルメタクリルアミド10gおよびメタノール400gを仕込み、内容物を65℃に昇温した。次に30分間窒素バブリングし、十分に脱気を行った後に、開始剤として2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)1.0g添加した。開始剤を添加して3時間後に、さらに開始剤0.5gを追加して添加し、1時間追い込みを行った。その後メタノール500gを加えて冷却し、重合を停止した。このメタノール溶液を減圧条件下60℃において、乾燥させたところ90gの白色固体であるPAA系共重合体(PAA1)を得た。PAA1をD2Oに溶解させ、1H−NMRを測定したところ、σ1.5ppmおよびσ2.1ppm付近にポリアクリル酸の存在を示唆するピークを確認し、σ3.0〜3.3ppm付近にジメチルアセタールのメトキシ基(−OCH3)の存在を示すピークを認めた。また、このNMRスペクトルから算出したアセタールの変性量は5.5モル%であった。また、PAA1の重量平均分子量(Mw)をGPC[装置:150C−2(Waters社製)、カラム:GMPWXL(東ソー社製)、移動相:0.2Mリン酸Buffer、標品:PEO/PEG]を用いて測定したところ、Mwは42万であった。
アクリル酸およびアセタール含有エチレン性不飽和単量体の種類および仕込み量、重合条件を表1に示す内容に変更した以外は、PAA1と同様の方法により各種のPAA系共重合体(PAA2〜4)を製造した。
無変性のPAA系重合体として、Aldrich Chemical Company,Inc.製ポリアクリル酸(Mw=2000)を使用した。
PVA1の製造
撹拌機、窒素導入口および開始剤添加口を備えた250Lの反応槽に酢酸ビニル70.0kg、メタノール30.0kgを仕込み、60℃に昇温した後30分間窒素バブリングにより系中を窒素置換した。次に開始剤としてAIBNを10g添加し、重合を開始した。重合中は温度を60℃に維持し、4時間後に重合率が30%となったところで冷却して重合を停止した。反応槽を開放した後、窒素ガスでバブリングした。次いで減圧下に未反応酢酸ビニルモノマーを除去しポリ酢酸ビニルのメタノール溶液とした。得られた該ポリ酢酸ビニル溶液にメタノールを加えて濃度が30%となるように調整したポリ酢酸ビニルのメタノール溶液333g(溶液中のポリ酢酸ビニル100g)に、46.5g(ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニルユニットに対してモル比0.10)のアルカリ溶液(NaOHの10%メタノール溶液)を添加してけん化を行った。アルカリ添加後約1分で系がゲル化したものを粉砕器にて粉砕し、60℃で1時間放置してけん化を進行させた後、濾別して得られた白色固体にメタノール1000gを加えて室温で3時間放置洗浄した。上記洗浄操作を3回繰り返した後、遠心脱液して得られたPVAを乾燥機中70℃で2日間放置して乾燥し、PVA(PVA1)を得た。PVA1は、重合度は1740、ビニルアルコール単位を98.5モル%含有するPVAであった。
PVA1の製造において採用した重合条件および/またはけん化条件を変化させることにより、表2に示す重合度およびビニルアルコール単位を含有するPVA(PVA2〜10)を製造した。
撹拌機、窒素導入口、エチレン導入口、開始剤添加口およびディレー溶液添加口を備えた250Lの加圧反応槽に酢酸ビニル106.1kg、メタノール43.9kgを仕込み、60℃に昇温した後30分間窒素バブリングにより系中を窒素置換した。次いで反応槽の圧力が1.4Kg/cm2となるようにエチレンを導入仕込みした。開始剤として2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)(AMV)をメタノールに溶解させた濃度2.8g/L溶液を調製し、窒素ガスによるバブリングを行って窒素置換した。上記の重合槽内温を60℃に調整した後、上記の開始剤溶液53mlを注入し重合を開始した。重合中はエチレンを導入して反応槽圧力を5.9Kg/cm2に、重合温度を60℃に維持し、上記の開始剤溶液を用いて168ml/hrでAMVを連続添加して重合を実施した。4時間後に重合率が20%となったところで冷却して重合を停止した。反応槽を開放して脱エチレンした後、窒素ガスをバブリングして脱エチレンを完全に行った。次いで減圧下に未反応酢酸ビニルモノマーを除去しポリ酢酸ビニルのメタノール溶液とした。得られた該ポリ酢酸ビニル溶液にメタノールを加えて濃度が30%となるように調整したポリ酢酸ビニルのメタノール溶液333g(溶液中のポリ酢酸ビニル100g)に、46.5g(ポリ酢酸ビニル中の酢酸ビニルユニットに対してモル比0.10)のアルカリ溶液(NaOHの10%メタノール溶液)を添加してけん化を行った。アルカリ添加後約1分で系がゲル化したものを粉砕器にて粉砕し、60℃で1時間放置してけん化を進行させた後、濾別して得られた白色固体にメタノール1000gを加えて室温で3時間放置洗浄した。上記洗浄操作を3回繰り返した後、遠心脱液して得られたPVAを乾燥機中70℃で2日間放置して乾燥し、エチレン変性PVA(PVA11)を得た。
PVA11の重合度は1500、ビニルアルコール単位の含有量95.5モル%、エチレン変性量は3.0モル%であった。
酢酸ナトリウムを0.3%含有するPVA粉末(重合度1200、けん化度99.4%、平均粒径100メッシュ)を準備し、これをニーダーに100g仕込み、これに酢酸60gを入れて膨潤させ、回転数20rpmで撹拌しながら、60℃に昇温後、ジケテン25gと酢酸2gの混合液を4時間かけて滴下し、さらに30分間反応させた。反応終了後メタノール500gを用いて洗浄した後、70℃で6時間乾燥し、酢酸ナトリウム0.05%、酢酸0.1%(アルカリ金属の酢酸塩/酢酸の重量比0.5)を含むアセトアセチル変性PVA(PVA12)を得た。
PVA12の重合度は1200、ビニルアルコール単位の含有量93.4モル%、アセトアセチル変性量は6.0モル%であった。
PVA1とPAA1を80:20の重量比率で混合し、それを撹拌している常温水中に投入し、外部より95℃まで加熱して溶解し、PVA1の濃度が13%の接着剤を得た。この接着剤を用い、前記の方法に従い、粘度安定性、高速塗工性、初期接着性、耐水接着力の評価を行った。結果を表3に示す。
実施例1におけるPVA1とPAA1の代わりに表3に示すPVAとPAAを用いる以外は実施例1と同様に接着剤を調製し、評価した。結果を表3に示す。
実施例1におけるPVA1とPAA1の比率を表3に示すように変えた以外は実施例1と同様に接着剤を調製し、評価した。結果を表3に示す。
実施例1におけるPVA1の水溶液濃度を表3に示すように変えた以外は実施例1と同様に接着剤を調製し、評価した。結果を表3に示す。
PVA1とPAA1を80:20の重量比率で混合し、さらに,表4に示す充填剤を粉体で混合し、それを撹拌している常温水中に投入し、外部より95℃まで加熱して溶解し、PVA1の濃度が10%の接着剤を得た。この接着剤を用い、前記の方法に従い、粘度安定性、高速塗工性、初期接着性、耐水接着力の評価を行った。結果を表4に示す。
Claims (5)
- ビニルアルコール単位を90モル%以上有し、重合度が300〜4000であるポリビニルアルコール系重合体(A)、およびアクリル酸とアセタール基含有エチレン性不飽和単量体との共重合により得られる、該アセタール基含有エチレン性不飽和単量体に由来する単位を5〜40モル%含むポリアクリル酸系共重合体(B)が、水性媒体(C)に溶解した水系接着剤であって、(C)に対して(A)成分が5〜25重量%であり、(A)成分と(B)成分の重量比(A):(B)が99:1〜50:50である接着剤。
- さらに、充填剤(D)を含有する請求項1または2に記載の接着剤。
- ポリビニルアルコール系重合体(A)がエチレン由来の単位を2〜8モル%含有するエチレン変性ポリビニルアルコール系重合体である請求項1〜3のいずれか1項に記載の接着剤。
- ポリビニルアルコール系重合体(A)がアセトアセチル変性ポリビニルアルコール系重合体である請求項1〜4のいずれか1項に記載の接着剤。
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