JP4961683B2 - 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法 - Google Patents
流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4961683B2 JP4961683B2 JP2005129766A JP2005129766A JP4961683B2 JP 4961683 B2 JP4961683 B2 JP 4961683B2 JP 2005129766 A JP2005129766 A JP 2005129766A JP 2005129766 A JP2005129766 A JP 2005129766A JP 4961683 B2 JP4961683 B2 JP 4961683B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- preservation solution
- membrane
- membrane element
- solution
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D67/00—Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
- B01D67/0081—After-treatment of organic or inorganic membranes
- B01D67/0097—Storing or preservation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D65/00—Accessories or auxiliary operations, in general, for separation processes or apparatus using semi-permeable membranes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/08—Polysaccharides
- B01D71/12—Cellulose derivatives
- B01D71/14—Esters of organic acids
- B01D71/16—Cellulose acetate
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/56—Polyamides, e.g. polyester-amides
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/124—Water desalination
- Y02A20/131—Reverse-osmosis
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Packages (AREA)
Description
「Research experiences from operational difficulties Yuma Desalinating Plant,U.S.A.」,S.H.Suemoto,L.A.Haugseth and C.D.Moody,Proceeding of the IDA AND WRPC WORLD CONFERENCE ON DESALINATION AND WATER TREATMENT、VOLUME I、p.35,November 3−6,1993
(1)少なくとも亜硫酸塩および安息香酸塩を含む緩衝作用を有する保存液であって、該保存液中の亜流酸塩の濃度が300〜5000mg/L、安息香酸塩の濃度が1000〜15000mg/L、pHが4.8〜6.0とすることにより、2ヶ月後の保存液のpHが4.0以上であることを特徴とする流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
(2)亜硫酸塩が亜硫酸水素ナトリウムであることを特徴とする(1)に記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
(3)安息香酸塩が安息香酸ナトリウムであることを特徴とする(1)または(2)に記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
(4)該保存液に多価アルコールが添加されたことを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
(5)該保存液にアルカリ土類金属塩が添加されたことを特徴とする(1)〜(4)いずれかに記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
(6)該保存液にキレート化合物が添加されたことを特徴とする(1)〜(5)いずれかに記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
(7)選択透過性膜を装着した流体分離装置であって、少なくとも亜硫酸塩および安息香酸塩を含む緩衝作用を有する保存液であって、該保存液中の亜流酸塩の濃度が300〜5000mg/L、安息香酸塩の濃度が1000〜15000mg/L、pHが4.8〜6.0とすることにより、2ヶ月後の保存液のpHが4.0以上である保存液が充填されたことを特徴とする流体分離装置。
(8)選択透過性膜が、セルロースエステル、ポリアミド、ポリスルホン、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンの群から選ばれる素材からなることを特徴とする(7)に記載の流体分離装置。
(9)亜硫酸塩が亜硫酸水素ナトリウムであることを特徴とする(7)または(8)に記載の流体分離装置。
(10)安息香酸塩が安息香酸ナトリウムであることを特徴とする(7)〜(9)いずれかに記載の流体分離装置。
(11)該保存液に多価アルコールが添加されたことを特徴とする(7)〜(10)いずれかに記載の流体分離装置。
(12)該保存液中の多価アルコール濃度が100〜10000mg/Lであることを特徴とする(11)に記載の流体分離装置。
(13)該多価アルコールがグリセリンまたはプロピレングリコールであることを特徴とする(11)または(12)に記載の流体分離装置。
(14)該保存液にアルカリ土類金属塩が添加されたことを特徴とする(7)〜(13)いずれかに記載の流体分離装置。
(15)該保存液にキレート化合物が添加されたことを特徴とする(7)〜(14)いずれかに記載の流体分離装置。
(16)(7)〜(15)いずれかに記載の流体分離装置の保存方法。
(17)少なくとも亜硫酸塩および安息香酸塩を含む緩衝作用を有する保存液であって、該保存液中の亜流酸塩の濃度が300〜5000mg/L、安息香酸塩の濃度が1000〜15000mg/L、pHが4.8〜6.0とすることにより、2ヶ月後の保存液のpHが4.0以上である保存液が充填されたことを特徴とする膜エレメント。
(18)該保存液にアルカリ土類金属が添加されたことを特徴とする(17)に記載の膜エレメント。
(19)該保存液にキレート化合物が添加されたことを特徴とする(17)または(18)に記載の膜エレメント。
(20)該保存液に多価アルコールが添加されたことを特徴とする(17)〜(19)いずれかに記載の膜エレメント。
(21)気密性を有する包装袋で密封されたことを特徴とする(17)〜(20)いずれかに記載の膜エレメント。
(22)包装袋内が減圧状態であることを特徴とする(17)〜(21)いずれかに記載の膜エレメント。
(23)(17)〜(22)いずれかに記載の膜エレメントの保存方法。
酢化度61.5%のセルローストリアセテート(ダイセル化学工業社製)40重量%、溶媒、非溶媒からなる紡糸原液を用いて、公知の乾湿式法により外径140μm、膜厚40μmの選択透過性膜を得た。
選択透過性膜を束ねてプラスチック製スリーブへ挿入した後、熱硬化性樹脂をスリーブへ注入し中空糸膜端部を硬化させた。熱硬化性樹脂で硬化させた選択透過性膜の端部を切断することで中空糸膜の開口面を得て試験用モジュールを作成した。この試験用モジュールを供給水タンク、低圧ポンプ、高圧ポンプからなる膜性能試験設備に接続し流体分離装置とした。
流体分離装置を供給圧力5.4MPa、供給液温25℃、供給濃度35000mg/Lの食塩水で2時間以上運転した後に中空糸膜の開口面より所定時間の透過液を採取し、透過液量と透過液塩濃度を測定した。この測定を保存液試験前と試験後に実施し、水透過性能と塩透過率を下式に従い計算し、水透過性能比と塩透過性能比を求めた。水透過性能比の判定基準としては初期よりも低下しないこととした。また、塩透過性能比の判定基準としては初期より1.5倍以内であることとした。
水透過性能[L/m2/日]=透過液量[L]/膜面積[m2]/(測定時間[分]/1440)
水透過性能比=試験後水透過性能[L/m2/日]/試験前水透過性能[L/m2/日]
塩透過率[%]=透過液塩濃度[mg/L]/供給食塩濃度[mg/L]×100
塩透過性能比=試験後塩透過率[%]/試験前塩透過率[%]
静菌作用保持試験は試験用モジュールを所定の組成に調合した保存液に所定条件で浸漬させた後、保存液をミリポア社製トータルカウンターに浸漬し、30℃で48時間培養し一般細菌コロニー数をカウントした。選択透過性膜への微生物汚染トラブルは一般細菌数が500個以上存在する場合、選択透過性膜表面へ微生物ファウリングが発生する可能性があるため、静菌作用保持試験の判定基準として一般細菌のコロニー数が100個以内であれば選択透過性膜への影響は小さいと判断した。ここでは、海水中の生菌による静菌作用を確認のため、生海水を少量だけ注入し浸漬の保存液とした。
洗浄性確認試験は、保存液に浸漬させた試験用モジュールを膜性能試験設備に装填し3MPa以下の供給圧力で、ろ過処理された清浄水をモジュールに供給し、保存液が排出する時間を計測した。排出までの所要時間により保存液の排出洗浄性を確認した。洗浄性確認試験の判定基準としては、実際のプラントでの処理可能の時間を考慮して1時間以内で排出完了できることが好ましい。また、排出完了時間が12時間以内であればプラント立上げ時の処置で処理可能であるが、排出に要する時間が12時間を超える場合、プラントでの使用は非常に困難になる。
実施例及び比較例として、セルローストリアセテートからなる選択透過性膜の逆浸透膜を作製し試験用モジュールを作成した。第1表に示す組成での保存液に30℃で2ヶ月間浸漬させた。浸漬中には容器内換気ができるように空気穴を設け、空気中酸素による亜硫酸水素ナトリウムの酸化を促進させた。なお、亜硫酸水素ナトリウムの濃度は海水淡水化装置のショックトリートメントで常用されている500mg/Lとした。この濃度では、ほとんどの菌を殺菌できることが知られている。
1段目に前記セルローストリアセテート膜からなる試験用モジュールを配置し、この1段目の透過水の少なくとも一部が2段目のポリアミド系逆浸透膜モジュールに供給される2段式の流体分離装置を作製した。ポリアミド系逆浸透膜モジュールはES20−D8(日東電工社製)で、操作圧力0.75MPa、温度25℃、供給水食塩濃度500mg/L、の試験条件での性能は、透水性能 30m3/日、平均濃度基準の塩除去率99.7% の性能のものを用いた。この流体分離装置に亜硫酸水素ナトリウムが500mg/L、安息香酸ナトリウム濃度が1000mg/Lからなる保存液を入れ30℃で2ヶ月間保存した。浸漬中には容器内換気ができるように空気穴を設け、空気中酸素による亜硫酸水素ナトリウムの酸化を促進させた。この結果、保存液のpHは5.8から4.4までの低下であり、pHは4以上であった。またコロニーは観察されず、透水性能、脱塩性能ともに保存前の性能を保持した。(FR比は1.0、SP比1.0) これにより、表2に記載のいとおり、本発明の保存液を用いることにより、膜素材の異なる膜モジュールからなる2段式の流体分離装置においても、別々の保存液を用いることなく、同じ保存液を用いて保存処理が可能となり作業が簡便となった。
ポリエーテルスルホン樹脂(住友ケムテックス社製スミカエクセル(登録商標)4800P)20重量%とポリビニルピロリドン(BASF社製ルビテック(登録商標)K90)1重量%、溶媒、貧溶媒からなる紡糸原液を用いて、公知の乾湿式法により、外径660μm、膜厚140μmのポリスルホン製中空糸限外ろ過膜を製膜し、中空糸限外ろ過膜モジュールを作製した。このモジュールの性能は純水によるろ過性能評価で100kPaあたり、透水量15m3/m2/日であった。また、公称孔径5nmのコロイダルシリカ(日産化学工業社製スノーテックスXS、シリカ濃度0.4%に調整)による除去性能は、回収率10%のクロスフローろ過で除去率91%であった。次に、亜硫酸水素ナトリウム500mg/L、安息香酸ナトリウム濃度を1000mg/LからなりpH5.9に調整した保存液を調製し、このモジュールに入れ30℃で2ケ月間保存した。保持中には容器内換気ができるように空気穴を設け、空気中酸素による亜硫酸水素ナトリウムの酸化を促進させた。保持後の性能は透水性能、除去性能ともに保存前と変化はなかった。また、保存液中からコロニーは検出されず、洗浄性も良好であった。
ポリフッ化ビニリデン樹脂(ソルベイアドバンスドポリマー社製SOLEF6020)25重量%と溶媒からなる紡糸原液を用いて、公知の乾湿式法により、外径1,300ミクロン、膜厚300ミクロンのポリフッ化ビニリデン製中空糸精密ろ過膜を製膜し、中空糸精密ろ過膜モジュールを作製した。このモジュールの性能は純水によるろ過性能評価で100kPaあたり、透水量80m3/m2/日であった。また、公称孔径70nmのコロイダルシリカ(扶桑化学工業社製 PL−7、シリカ濃度0.05%に調整)による除去性能は、回収率1%のクロスフローろ過で除去率99%であった。次に、亜硫酸水素ナトリウム500mg/L、安息香酸ナトリウム濃度を1000mg/LからなりpH5.9に調整した保存液を調製し、このモジュールに入れ30℃で2ケ月間保存した。保持中には容器内換気ができるように空気穴を設け、空気中酸素による亜硫酸水素ナトリウムの酸化を促進させた。保持後の性能は透水性能、除去性能ともに保存前と変化はなかった。また、保存液中からコロニーは検出されず、洗浄性も良好であった。
ポリエチレン製中空糸精密ろ過膜を用いて、中空糸精密ろ過膜モジュールを作製した。このモジュールの性能は純水によるろ過性能評価で100kPaあたり、透水量50m3/m2/日であった。また、公称孔径100nmのコロイダルシリカ(扶桑化学工業社製PL−10)による除去性能は、回収率1%のクロスフローろ過で除去率93%であった。次に、亜硫酸水素ナトリウム500mg/L、安息香酸ナトリウム濃度を1000mg/LからなりpH5.9に調整した保存液を調製し、このモジュールに入れ30℃で2ケ月間保存した。保持中には容器内換気ができるように空気穴を設け、空気中酸素による亜硫酸水素ナトリウムの酸化を促進させた。保持後の性能は透水性能、除去性能ともに保存前と変化はなかった。また、保存液中からコロニーは検出されず、洗浄性も良好であった。
2:1段目の2連目の逆浸透膜モジュール
3:2段目の逆浸透膜モジュール
4:高圧ポンプ
5:昇圧ポンプ
6:供給水
7:1連目の逆浸透膜モジュールの透過水
8:1連目の逆浸透膜モジュールの濃縮水
9:2連目の逆浸透膜モジュールの透過水
10:2連目の逆浸透膜モジュールの濃縮水
11:2段目の逆浸透膜モジュールの透過水
12:2段目の逆浸透膜モジュールの濃縮水
13:生産水
14、15、16:流量調整バルブ
Claims (23)
- 少なくとも亜硫酸塩および安息香酸塩を含む緩衝作用を有する保存液であって、該保存液中の亜流酸塩の濃度が300〜5000mg/L、安息香酸塩の濃度が1000〜15000mg/L、pHが4.8〜6.0とすることにより、2ヶ月後の保存液のpHが4.0以上であることを特徴とする流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
- 亜硫酸塩が亜硫酸水素ナトリウムであることを特徴とする請求項1に記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
- 安息香酸塩が安息香酸ナトリウムであることを特徴とする請求項1または2に記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
- 該保存液に多価アルコールが添加されたことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
- 該保存液にアルカリ土類金属塩が添加されたことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
- 該保存液にキレート化合物が添加されたことを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の流体分離装置および/または膜エレメントの保存液。
- 選択透過性膜を装着した流体分離装置であって、少なくとも亜硫酸塩および安息香酸塩を含む緩衝作用を有する保存液であって、該保存液中の亜流酸塩の濃度が300〜5000mg/L、安息香酸塩の濃度が1000〜15000mg/L、pHが4.8〜6.0とすることにより、2ヶ月後の保存液のpHが4.0以上である保存液が充填されたことを特徴とする流体分離装置。
- 選択透過性膜が、セルロースエステル、ポリアミド、ポリスルホン、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンの群から選ばれる素材からなることを特徴とする請求項7に記載の流体分離装置。
- 亜硫酸塩が亜硫酸水素ナトリウムであることを特徴とする請求項7または8に記載の流体分離装置。
- 安息香酸塩が安息香酸ナトリウムであることを特徴とする請求項7〜9いずれかに記載の流体分離装置。
- 該保存液に多価アルコールが添加されたことを特徴とする請求項7〜10いずれかに記載の流体分離装置。
- 該保存液中の多価アルコール濃度が100〜10000mg/Lであることを特徴とする請求項11に記載の流体分離装置。
- 該多価アルコールがグリセリンまたはプロピレングリコールであることを特徴とする請求項11または12に記載の流体分離装置。
- 該保存液にアルカリ土類金属塩が添加されたことを特徴とする請求項7〜13いずれかに記載の流体分離装置。
- 該保存液にキレート化合物が添加されたことを特徴とする請求項7〜14いずれかに記載の流体分離装置。
- 請求項7〜15いずれかに記載の流体分離装置の保存方法。
- 少なくとも亜硫酸塩および安息香酸塩を含む緩衝作用を有する保存液であって、該保存液中の亜流酸塩の濃度が300〜5000mg/L、安息香酸塩の濃度が1000〜15000mg/L、pHが4.8〜6.0とすることにより、2ヶ月後の保存液のpHが4.0以上である保存液が充填されたことを特徴とする膜エレメント。
- 該保存液にアルカリ土類金属が添加されたことを特徴とする請求項17に記載の膜エレメント。
- 該保存液にキレート化合物が添加されたことを特徴とする請求項17または18に記載の膜エレメント。
- 該保存液に多価アルコールが添加されたことを特徴とする請求項17〜19いずれかに記載の膜エレメント。
- 気密性を有する包装袋で密封されたことを特徴とする請求項17〜20いずれかに記載の膜エレメント。
- 包装袋内が減圧状態であることを特徴とする請求項17〜21いずれかに記載の膜エレメント。
- 請求項17〜22いずれかに記載の膜エレメントの保存方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005129766A JP4961683B2 (ja) | 2004-06-22 | 2005-04-27 | 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法 |
PCT/JP2005/011234 WO2005123233A1 (ja) | 2004-06-22 | 2005-06-20 | 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメント、およびその保存方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004183733 | 2004-06-22 | ||
JP2004183733 | 2004-06-22 | ||
JP2005015552 | 2005-01-24 | ||
JP2005015552 | 2005-01-24 | ||
JP2005129766A JP4961683B2 (ja) | 2004-06-22 | 2005-04-27 | 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006224085A JP2006224085A (ja) | 2006-08-31 |
JP4961683B2 true JP4961683B2 (ja) | 2012-06-27 |
Family
ID=35509484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005129766A Active JP4961683B2 (ja) | 2004-06-22 | 2005-04-27 | 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4961683B2 (ja) |
WO (1) | WO2005123233A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4863442B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2012-01-25 | 三菱レイヨン株式会社 | 分離膜用保存液、分離膜モジュール、及び分離膜の保存方法 |
JP2008119670A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 重亜硫酸ナトリウムの貯蔵装置 |
CN101641148A (zh) * | 2007-03-23 | 2010-02-03 | 株式会社吴羽 | 1,1-二氟乙烯系树脂中空丝多孔膜及其制造方法 |
JP4872800B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2012-02-08 | 東レ株式会社 | 複合半透膜の処理方法及び塩処理済み複合半透膜の製造方法 |
JP5018331B2 (ja) * | 2007-08-16 | 2012-09-05 | 東洋製罐株式会社 | スパウト付パウチの密封性検査方法 |
JP2012245520A (ja) * | 2012-08-17 | 2012-12-13 | Fuji Electric Co Ltd | ろ過膜の薬品洗浄装置を備えた水処理装置および薬品洗浄処理方法 |
JP7570851B2 (ja) * | 2020-08-31 | 2024-10-22 | 日東電工株式会社 | 包装された膜製品及びその製造方法 |
WO2023084924A1 (ja) * | 2021-11-15 | 2023-05-19 | 東洋紡株式会社 | 半透膜用の保存液および半透膜の保存方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61249505A (ja) * | 1985-04-27 | 1986-11-06 | Toyobo Co Ltd | 流体分離装置の保存方法 |
GB8607160D0 (en) * | 1986-03-22 | 1986-04-30 | Smith & Nephew Ass | Disinfecting compositions |
JP3243051B2 (ja) * | 1993-04-19 | 2002-01-07 | 旭化成株式会社 | 膜モジュール |
JP3586903B2 (ja) * | 1994-11-25 | 2004-11-10 | 日本油脂株式会社 | コンタクトレンズ用洗浄保存液 |
JPH1043559A (ja) * | 1996-08-01 | 1998-02-17 | Toray Ind Inc | 分離膜用保存液および該保存液を充填した分離膜モジュール |
JP2000157850A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-13 | Nitto Denko Corp | 分離膜保存液及び分離膜モジュール |
JP2002191944A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Toray Ind Inc | 流体分離素子 |
JP2004275945A (ja) * | 2003-03-18 | 2004-10-07 | Toray Ind Inc | スパイラル型流体分離素子の製造方法 |
-
2005
- 2005-04-27 JP JP2005129766A patent/JP4961683B2/ja active Active
- 2005-06-20 WO PCT/JP2005/011234 patent/WO2005123233A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2005123233A1 (ja) | 2005-12-29 |
JP2006224085A (ja) | 2006-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2554050B1 (en) | Combined chlorine agent, and manufacturing method and method of use for same | |
EP1312408B1 (en) | Method of cleaning membranes | |
WO2000004986A1 (fr) | Technique visant a inhiber le developpement bacterien au voisinage d'une membrane de separation, technique de sterilisation de celle-ci | |
JP4961683B2 (ja) | 流体分離装置および/または膜エレメントの保存液、流体分離装置および膜エレメントおよびその保存方法 | |
JP5190908B2 (ja) | 水処理方法および水処理装置 | |
JP2005185985A (ja) | 水の製造方法および製造装置 | |
JP5024158B2 (ja) | 膜ろ過方法 | |
JP2008080255A (ja) | 純水製造装置 | |
KR100505324B1 (ko) | 수처리방법 및 수처리장치 | |
JPS60137403A (ja) | ホルムアルデヒド溶液封水処理装置 | |
JP3243051B2 (ja) | 膜モジュール | |
JP2004244345A (ja) | 水処理用殺菌剤、水処理方法および水処理装置 | |
JP2004244346A (ja) | 水処理用殺菌剤、水処理方法および水処理装置 | |
JPH1043559A (ja) | 分離膜用保存液および該保存液を充填した分離膜モジュール | |
JP2000117069A (ja) | 水の浄化方法 | |
JP3547018B2 (ja) | 逆浸透処理方法および造水方法 | |
KR102150729B1 (ko) | 분리막용 보존용액 조성물, 이를 포함하는 보존용액 및 이를 포함하는 분리막 | |
JPH09220449A (ja) | 膜分離装置 | |
JP2005177744A (ja) | 再生水の製造装置および再生水の製造方法 | |
JP2007130587A (ja) | 膜ろ過装置及び膜の洗浄方法 | |
JP2003112181A (ja) | 水処理方法および水処理装置 | |
JP4671784B2 (ja) | 分離膜による水処理方法及び装置 | |
JP4863442B2 (ja) | 分離膜用保存液、分離膜モジュール、及び分離膜の保存方法 | |
KR102369779B1 (ko) | 수처리 모듈의 보관 방법 및 이를 이용한 수처리 모듈팩 | |
JP3918586B2 (ja) | 中空糸膜および中空糸膜モジュール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120312 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4961683 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |