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JP4960850B2 - クリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘミングローラの付着物を除去するクリーニング装置に関する。
自動車のドアパネルやフードパネル等を製造する際には、アウタパネルにインナパネルを組み付けた後に、インナパネルを挟み込むようにアウタパネルの縁部が折り返される。このようなヘミング加工を行うための加工装置として、アウタパネルの縁部に沿ってヘミングローラを移動させるようにしたヘミング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このヘミング装置は、ロボットアームの先端に回転自在に装着されたヘミングローラを有しており、このヘミングローラをアウタパネルの縁部に押し付けながら移動させるようにしている。
また、特許文献1に記載されるように、パネル間の接合強度や防水性を高めるため、アウタパネルやインナパネルにはシーリング剤が塗布されている。しかしながら、アウタパネルを折り返すヘミング加工時に、パネル間からはみ出したシーリング剤がヘミングローラに付着してしまう場合がある。このようにヘミングローラにシーリング剤が付着することは、パネル表面に対するシーリング剤の付着を招くことになり、ヘミング加工の品質を低下させる要因となっていた。このため、ヘミングローラにシーリング剤が付着した場合には、作業者によってヘミングローラからシーリング剤が拭き取られていた。
特開平7−124653号公報
しかしながら、ヘミングローラに付着したシーリング剤を拭き取る際には、ヘミング装置を停止させる必要があるため、ドアパネルやフードパネル等の生産性を大幅に低下させる要因となっていた。また、ロボットアームに取り付けられるヘミングローラを作業者が清掃することは、作業工数を増大させるだけでなく作業者に対して大きな負担を強いるものであった。さらに、これらの問題を解決するために大掛りなクリーニング装置を導入することは、ヘミング加工の加工コストを増大させる要因となるため、簡単な構成でヘミングローラを清掃することが可能なクリーニング装置が所望されていた。
本発明の目的は、簡単な構成によってヘミングローラを自動的に清掃することが可能なクリーニング装置を提供することにある。
本発明のクリーニング装置は、ワークの縁部を折り曲げ加工するヘミングローラの付着物を除去するクリーニング装置であって、ロボットアームに回転自在に支持される前記ヘミングローラに係合し、前記ヘミングローラの回転を制止する回転制止部材と、前記ワークの縁部を押圧する前記ヘミングローラの外周面に接触し、前記外周面の付着物を除去するローラ清掃手段と、前記ローラ清掃手段に連結され、前記ローラ清掃手段を回転駆動する駆動手段と、を有し、前記ローラ清掃手段の回転駆動により前記ヘミングローラの外周面から付着物を除去可能となる位置であるクリーニング位置に前記ヘミングローラがあるときに、前記ヘミングローラと前記回転制止部材が係合することを特徴とする。
上記のクリーニング装置において、前記回転制止部材は、前記ローラ清掃手段を収容するボックスに設けられており、前記ボックスに形成された挿入口から前記ヘミングローラをボックス内に挿入し、前記クリーニング位置に位置させることにより、前記ヘミングローラに固定された部材と前記回転制止部材が係合してヘミングローラの回転を制止するものとすることができる。
上記のクリーニング装置において、前記駆動手段の回転駆動を制御するスイッチ機構を有し、前記スイッチ機構は、前記ヘミングローラが前記クリーニング位置にあるときに、ロボットアームにより操作可能に配置されているものとすることができる。
上記のクリーニング装置において、前記スイッチ機構は、前記駆動手段を正転方向に駆動させる正転スイッチと、前記駆動手段を逆転方向に駆動させる逆転スイッチとを備え、正転スイッチと逆転スイッチは、前記クリーニング位置にあるヘミングローラを変位させることなくロボットアームを動かし操作可能となるよう配置するものとすることができる。
なお、上記のクリーニング装置において、前記ロボットアームを駆動制御する制御手段からの信号に基づいて前記駆動手段を駆動させるものとすることもできる。
本発明によれば、ヘミングローラの回転を制止する回転制止部材と、ヘミングローラの外周面に接触するローラ清掃手段と、ローラ清掃手段を回転駆動する駆動手段とを有するようにしたので、簡単な構成によってヘミングローラを自動的に清掃することが可能となる。
図1はワークWの縁部を折り曲げ加工するヘミング装置10を示す概略図である。また、図2(A)〜(C)はヘミング装置10によるヘミング加工の手順を示す説明図である。まず、図1に示すように、ヘミング装置10は、ワークWが搭載される加工テーブル11と、ヘミングローラ12を操作する作業ロボット13とを有している。この作業ロボット13は複数のロボットアーム14〜16を備える多関節型ロボットであり、ロボットアーム16の先端にはヘミングローラ12が回転自在に装着されている。関節部17〜19を介して連結されるロボットアーム14〜16は、図示しないアクチュエータによって自在に駆動される構造となっている。このような作業ロボット13を駆動制御するため、作業ロボット13には動作プログラムが格納された制御盤(制御手段)20が接続されている。そして、制御盤20内の動作プログラムを実行することにより、作業ロボット13は予め教示(ティーチング)された手順に従って後述するヘミング加工を実施することになる。
図2(A)に示すように、加工テーブル11には自動車用フードパネル等のワークWが搭載されており、このワークWはアウタパネルWoとインナパネルWiとによって構成されている。アウタパネルWoの縁部にはほぼ直角に折り曲げられたフランジ部21が形成されており、このアウタパネルWoに対してインナパネルWiが組み付けられている。また、シーリング剤の塗布ガンを備えた図示しない作業ロボットにより、予めアウタパネルWoにパネル間の接合強度や防水性を高めるためのシーリング剤22が塗布されている。
続いて、図2(B)に示すように、アウタパネルWoのフランジ部21を所定角度で内側に折り曲げるように、作業ロボット13はヘミングローラ12の外周面12aをフランジ部21に対して斜めに押し当てる。そして、作業ロボット13は、ヘミングローラ12をアウタパネルWoのフランジ部21に沿って転がしながら移動させ、アウタパネルWoのフランジ部21を内側に折り曲げるプレヘミング加工を実施する。次いで、図2(C)に示すように、アウタパネルWoのフランジ部21をインナパネルWiの縁部に密着させるように、作業ロボット13はヘミングローラ12の外周面12aをフランジ部21に対して更に傾斜させて押し当てる。そして、作業ロボット13は、ヘミングローラ12をアウタパネルWoのフランジ部21に沿って転がしながら移動させ、アウタパネルWoのフランジ部21をインナパネルWiに密着させるヘミング加工を実施する。これにより、アウタパネルWoによってインナパネルWiが挟み込まれ、アウタパネルWoとインナパネルWiとが一体に固定されることになる。
ここで、図2(B)および(C)に示すように、アウタパネルWoとインナパネルWiとを密着させる際に、パネル間のシーリング剤22が外側に押し出されるとともに、このシーリング剤22がヘミングローラ12の外周面12aに付着してしまう場合がある。このように、ヘミングローラ12にシーリング剤(付着物)22が付着すると、ヘミング加工時にワークWを汚してしまうおそれがある。このため、図示するヘミング装置10にはヘミングローラ12からシーリング剤22を除去するクリーニング装置30が取り付けられている。以下、クリーニング装置30について詳細に説明する。
図3は本発明の一実施の形態であるクリーニング装置30を示す概略図である。また、図4(A)および(B)はクリーニング装置30の内部構造を示す断面図である。まず、図3に示すように、作業ロボット13の作動範囲内にクリーニング装置30が設置されている。なお、作業ロボット13は、1つのワークWをヘミング加工する毎に、ヘミングローラ12をクリーニング装置30に案内し、ヘミングローラ12からシーリング剤22を除去するように教示されている。
図4(A)に示すように、クリーニング装置30は、ヘミングローラ12の挿入口31aを備えたボックス31を有している。このボックス31内には駆動手段としての電動モータ32が取り付けられており、電動モータ32の出力軸33にはローラ清掃手段としての回転ブラシ34が連結されている。この回転ブラシ34は、出力軸33に固定される底付き円筒状のロータ34aと、このロータ34aから径方向内方に向けて伸びるブラシ部34bとによって構成されている。また、ボックス31には電動モータ32への供給電流を生成する電流制御部35が設けられている。この電流制御部35には、図示しない電源からの電力を供給する通電ライン36と、制御盤20からの制御信号を送信する通信ライン37とが接続されている。そして、電流制御部35は、制御盤20からの制御信号に基づいて電動モータ32に対する供給電流を生成することになる。
ここで、図5はヘミング加工後に実施されるクリーニング制御の手順を示すフローチャートである。図5に示すように、ステップS1では、ヘミングローラ12が図4(B)に示すクリーニング位置に配置されているか否かが判定される。ステップS1において、ヘミングローラ12がボックス31内に収容されていないと判定された場合には、ヘミングローラ12のクリーニング処理を実行せずにルーチンを抜ける。一方、ステップS1において、ヘミングローラ12がボックス31内に収容されていると判定された場合には、ステップS2に進み、ヘミングローラ12のクリーニング処理が開始される。
ステップS2では、制御盤20から電流制御部35に対してモータ正転信号が出力され、電流制御部35から電動モータ32に対して正転方向に駆動する為の電流が供給される。続くステップS3では回転時間Tがリセットされ、ステップS4では回転時間Tのカウント処理が実行される。次いで、ステップS5では、カウントされた回転時間Tが所定時間T1を上回るか否かが判定される。ステップS5において、回転時間Tが所定時間T1を下回ると判定された場合には、再びステップS4において回転時間Tのカウント処理が実行される。一方、ステップS5において、回転時間Tが所定時間T1を上回ると判定された場合には、ステップS6に進むことになる。
ステップS6では、制御盤20から電流制御部35に対してモータ逆転信号が出力され、電流制御部35から電動モータ32に対して逆転方向に駆動する為の電流が供給される。続くステップS7では回転時間Tがリセットされ、ステップS8では回転時間Tのカウント処理が実行される。次いで、ステップS9では、カウントされた回転時間Tが所定時間T1を上回るか否かが判定される。ステップS9において、回転時間Tが所定時間T1を下回ると判定された場合には、再びステップS8において回転時間Tのカウント処理が実行される。一方、ステップS9において、回転時間Tが所定時間T1を上回ると判定された場合には、ステップS10に進み、制御盤20から電流制御部35に対してモータ停止信号が出力される。このステップS10において、電流制御部35にモータ停止信号を出力することにより、電流制御部35から電動モータ32に対する供給電流が遮断されることになる。
このように、ヘミングローラ12がボックス31内に収容されると、ヘミングローラ12の外周面12aに接触する回転ブラシ34が、所定時間T1に渡って正転方向に回転した後に、所定時間T1に渡って逆転方向に回転することになる。このようなクリーニング処理を実行することにより、ヘミングローラ12の外周面12aに付着していたシーリング剤22は掻き落とされるため、清掃されたヘミングローラ12を用いて次のヘミング加工に移ることが可能となる。これにより、ワークWに対する不要なシーリング剤22の付着を防止することができ、ヘミング加工の品質を向上させることが可能となる。また、自動的にヘミングローラ12を清掃することができるため、作業者に負担を強いることが無いだけでなく、ヘミング加工されるワークWの生産性を低下させることもない。さらに、ボックス31内でヘミングローラ12が清掃されることから、シーリング剤22が飛散することはなく加工ラインを清潔に保つことが可能となる。しかも、簡単な構成によってクリーニング装置30を形成することができ、ヘミングローラ12の清掃コストを抑制することが可能である。
ところで、ヘミングローラ12を回転自在に保ったまま回転ブラシ34を回転させてしまうと、回転ブラシ34とヘミングローラ12とが共に回転することになるため、ヘミングローラ12を充分に清掃することが困難となる。そこで、本発明のクリーニング装置30には、ヘミングローラ12の回り止め機構が設けられている。ここで、図6(A)はクリーニング装置30を部分的に拡大して示す断面図であり、図6(B)は図6(A)のI−I線に沿ってクリーニング装置30の構造を示す断面図である。
図6(A)および(B)に示すように、ヘミングローラ12には多角形断面を有する回り止め板40が固定されており、ボックス31にはV字状の切り欠きを備えた回転制止部材41が固定されている。ヘミングローラ12をクリーニング位置に移動させることにより、ヘミングローラ12の回り止め板40とボックス31の回転制止部材41とを係合させることができ、ヘミングローラ12の回転を制止させることが可能となっている。このように、ヘミングローラ12を制止状態とすることにより、ヘミングローラ12の外周面12aに付着したシーリング剤22を回転ブラシ34によって効果的に掻き落とすことが可能となる。しかも、簡単な構成によってヘミングローラ12の回転を制止することができるため、クリーニング装置30の高コスト化を招くこともない。
また、図7はヘミングローラ12の挿入側からクリーニング装置30を示す正面図である。図7に示すように、ボックス31に形成される挿入口31aは長穴形状に設定されている。このように挿入口31aを長穴形状に設定することにより、図4(A)に矢印Xで示すように、ボックス31内にヘミングローラ12を挿入した後にヘミングローラ12を下降させることが可能となる。このように、ヘミングローラ12を案内することにより、ヘミングローラ12の回り止め板40とボックス31の回転制止部材41とを無理なく係合させることが可能となっている。
前述の説明では、制御盤20から出力される信号に基づいてクリーニング装置30を制御しているが、これに限られることはなく、制御盤20とクリーニング装置30との制御系統を切り離すようにしても良い。図8(A)および(B)は本発明の他の実施の形態であるクリーニング装置50の内部構造を示す断面図である。なお、図4に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8(A)に示すように、クリーニング装置50のボックス51内には駆動手段としての電動モータ52が取り付けられている。また、電動モータ52には電流制御部53が組み付けられており、この電流制御部53によって電動モータ52への供給電流が生成されている。さらに、ボックス51の外側にはスイッチ機構として操作スイッチ54が設けられており、操作スイッチ54と電流制御部53とは通信ライン55を介して接続されている。これにより、電流制御部53は、操作スイッチ54からの信号に基づいて電動モータ52に対する供給電流を生成することが可能となっている。
また、ボックス51の外側には操作スイッチ54が配置されるため、操作スイッチ54をロボットアーム16によって操作することが可能である。すなわち、図8(B)に示すように、ヘミングローラ12をボックス51内に収容する際に、ロボットアーム16によって操作スイッチ54を押すことができるため、このスイッチ操作に基づいて回転ブラシ34を作動させることが可能となっている。このような制御構成を採用することにより、制御盤20の動作プログラムからクリーニング装置50の制御情報を削減することができるため、動作プログラムを簡単に構築することが可能となる。また、制御盤20の動作プログラムにヘミングローラ12の移動経路を追加するだけで良いため、既存のヘミング装置10に対してクリーニング装置50を容易に増設することも可能となる。
また、図8に示すクリーニング装置50においては1つの操作スイッチ54を設けるようにしているが、複数の操作スイッチを設けるようにしても良い。ここで、図9(A)は本発明の他の実施の形態であるクリーニング装置60の内部構造を示す断面図であり、図9(B)はヘミングローラ12の挿入側からクリーニング装置60を示す正面図である。なお、図8に示す部材と同様の部材については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9(A)および(B)に示すように、電動モータ52には電流制御部61が組み付けられており、この電流制御部61によって電動モータ52への供給電流が生成されている。また、ボックス51の外側にはスイッチ機構として正転スイッチ62と逆転スイッチ63とが設けられている。これら正転スイッチ62と逆転スイッチ63とは通信ライン64,65を介して電流制御部61に接続されている。これにより、電流制御部61は、正転スイッチ62からの信号に基づいて電動モータ52を正転方向に駆動する為の電流を制御することが可能となり、逆転スイッチ63からの信号に基づいて電動モータ52を逆転方向に駆動する為の電流を制御することが可能となる。
また、ボックス51の外側に正転スイッチ62と逆転スイッチ63とが配置されるため、これらのスイッチ62,63をロボットアーム16によって適宜操作することが可能となる。すなわち、図9(B)に示すように、ヘミングローラ12をボックス51内に収容した状態のもとで、ロボットアーム16を傾動させてスイッチ62,63を切り換えて操作することができ、回転ブラシ34の回転方向を切り換えることが可能となる。これにより、前述したクリーニング装置50と同様の効果が得られるだけでなく、ヘミングローラ12の汚れをより効果的に除去することが可能となる。
なお、クリーニング装置50,60においては、ロボットアーム16のスイッチ操作によって回転ブラシ34を作動させているが、スイッチ54,62,63が押されている間だけ電動モータ52を駆動しても良く、スイッチ54,62,63が押されてから所定時間に渡って電動モータ52を駆動しても良い。また、クリーニング装置50においては、操作スイッチ54が押されてから所定時間に渡って電動モータ52を正転方向に回転させた後に、所定時間に渡って電動モータ52を逆転方向に回転させるようにしても良い。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、駆動手段として電動モータ32,52が設けられているが、これに限られることはなく、圧縮空気を動力源としたエアモータを駆動手段として設けるようにしても良い。また、ローラ清掃手段として回転ブラシ34が設けられているが、この回転ブラシ34のブラシ部34bを環状に設ける必要はなく、回転ブラシ34からブラシ部34bを所定間隔で間引くようにしても良い。さらに、ブラシ部34bによってシーリング剤22を掻き落とすようにした回転ブラシ34を採用するだけでなく、布等によってシーリング剤22を拭き取るようにしたローラ清掃手段を採用しても良い。
また、図示する場合には、ヘミングローラ12の回り止め板40は多角形断面に形成され、これに係合する回転制止部材41にはV字状の切り欠きが形成されているが、互いに係合することが可能な形状であれば、回り止め板40や回転制止部材41を他の形状に形成しても良い。さらに、図示する場合には、ボックス31,51内に回転ブラシ34と電動モータ32,52とを収容しているが、これに限られることはなく、ボックス31,51内に回転ブラシ34だけを収容するようにしても良い。なお、図示するヘミングローラ12はテーパ状の外周面12aを備えているが、これに限られることはなく、円筒状の外周面であっても良いことはいうまでもない。
なお、前述の説明では、1枚のワークWをヘミング加工する毎に、ヘミングローラ12を清掃しているが、これに限られることはなく、複数枚のワークWをヘミング加工する毎にヘミングローラ12を清掃しても良く、ヘミングローラ12の汚れを検出する毎にヘミングローラ12を清掃しても良い。
ワークの縁部を折り曲げ加工するヘミング装置を示す概略図である。 (A)〜(C)はヘミング装置によるヘミング加工の手順を示す説明図である。 本発明の一実施の形態であるクリーニング装置を示す概略図である。 (A)および(B)はクリーニング装置の内部構造を示す断面図である。 ヘミング加工後に実施されるクリーニング制御の手順を示すフローチャートである。 (A)はクリーニング装置を部分的に拡大して示す断面図であり、(B)は(A)のI−I線に沿ってクリーニング装置の構造を示す断面図である。 ヘミングローラの挿入側からクリーニング装置を示す正面図である。 (A)および(B)は本発明の他の実施の形態であるクリーニング装置の内部構造を示す断面図である。 (A)は本発明の他の実施の形態であるクリーニング装置の内部構造を示す断面図であり、(B)はヘミングローラの挿入側からクリーニング装置を示す正面図である。
符号の説明
12 ヘミングローラ
12a 外周面
16 ロボットアーム
20 制御盤(制御手段)
22 シーリング剤(付着物)
30 クリーニング装置
31 ボックス
32 電動モータ(駆動手段)
34 回転ブラシ(ローラ清掃手段)
41 回転制止部材
50 クリーニング装置
51 ボックス
52 電動モータ(駆動手段)
54 操作スイッチ(スイッチ機構)
60 クリーニング装置
62 正転スイッチ(スイッチ機構)
63 逆転スイッチ(スイッチ機構)
W ワーク

Claims (4)

  1. ワークの縁部を折り曲げ加工するヘミングローラの付着物を除去するクリーニング装置であって、
    ロボットアームに回転自在に支持される前記ヘミングローラに係合し、前記ヘミングローラの回転を制止する回転制止部材と、
    前記ワークの縁部を押圧する前記ヘミングローラの外周面に接触し、前記外周面の付着物を除去するローラ清掃手段と、
    前記ローラ清掃手段に連結され、前記ローラ清掃手段を回転駆動する駆動手段と、
    を有し、
    前記ローラ清掃手段の回転駆動により前記ヘミングローラの外周面から付着物を除去可能となる位置であるクリーニング位置に前記ヘミングローラがあるときに、前記ヘミングローラと前記回転制止部材が係合する
    ことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項1に記載のクリーニング装置において、
    前記回転制止部材は、ローラ清掃手段を収容するボックスに設けられており、
    前記ボックスに形成された挿入口から前記ヘミングローラをボックス内に挿入し、前記クリーニング位置に位置させることにより、前記ヘミングローラに固定された部材と前記回転制止部材が係合してヘミングローラの回転を制止する
    クリーニング装置。
  3. 請求項1または2に記載のクリーニング装置において、
    前記駆動手段の回転駆動を制御するスイッチ機構を有し、
    前記スイッチ機構は、前記ヘミングローラが前記クリーニング位置にあるときに、ロボットアームにより操作可能に配置されている
    クリーニング装置。
  4. 請求項3に記載のクリーニング装置において、
    前記スイッチ機構は、前記駆動手段を正転方向に駆動させる正転スイッチと、前記駆動手段を逆転方向に駆動させる逆転スイッチとを備え、
    正転スイッチと逆転スイッチは、前記クリーニング位置にある前記ヘミングローラを変位させることなくロボットアームを動かし操作可能となるよう配置する
    クリーニング装置。
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