JP4960174B2 - 非接触式回転角度検出センサ - Google Patents
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Description
このような非接触式回転角度検出センサの従来例として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
そして、この回転角度検出センサでは、これら回転体100やMR素子102をハウジング103内に収容配置すると共に、外部磁界がMR素子102による磁界の変化の検出に影響することを防止するために、ハウジング103内にPCパーマアロイなどのシールド部材104を設けている。
特許文献1に開示された構成の回転角度検出センサの場合、ハウジング103の内部に、回転センサ自体(永久磁石101a、101bやMR素子102)の周囲を覆うようにシールド部材104が形成されている。
そのため、シールド部材104がMR素子102による磁界の変化の検出に影響して、例えば回転角度検出センサの出力特性であるヒステリシス、外部磁界の変動による出力変動、磁束密度、直線性が著しく変化しないように、シールド部材104を、回転センサ自体から所定距離離間させて設ける必要がある。
しかしながら、回転センサ自体を小型化できても、シールド部材104を、回転センサ自体から所定距離離間させて設ける必要があり、シールド部材104を内部に有するハウジング103自体の大きさは十分に小型化できず、センサを小型化できないという問題がある。
また、一体に形成したシールド部材104を採用しており、かかるシールド部材104の供給には、板状のシールド部材などの溶接や絞り加工等が必要となるので、回転角度検出センサの量産に際して、製造過程におけるシールド部材の供給、組付け、そしてセンサの組み立てが難しくなるという問題がある。
また、各磁気シールドは、所定間隙をおいて互いに離間させつつ設けられているので、磁気シールドを一体に形成した場合よりも磁気抵抗が大きくなり、磁気が通りにくくなる。よって、磁気抵抗が大きくなり磁気が通りにくくなった分に応じて、磁束が磁気シールドに回り込んでリング状ヨークの磁束密度を低下させることや、回転角度検出センサの出力特性が磁気シールドの影響を受けることがない範囲で、磁気シールドを、従来の一体に形成した磁気シールドよりも、リング状ヨークに近づけて配置することができる。
よって、回転角度検出センサをより小型化することができる。
さらに、リング状磁気シールドと、上部磁気シールドと、下部磁気シールドとは、互いに離間させつつ別々に配置されるので、これら磁気シールドが一体となった従来の回転角度検出センサのように、磁気シールドの供給に際して溶接や絞り加工を必要としない。
よって、製造過程におけるシールド部材の供給、組付け、そしてセンサの組み立てが難しくなることがなく、磁気シールドを備える回転角度検出センサを簡便に供給できるので、量産に適した回転角度検出センサとなる。
図1は、実施例にかかる非接触型の回転角度検出センサの全体構成図であり、(a)は軸方向から見た上面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)は(a)におけるB−B矢視図である。図2は、実施例にかかる非接触型の回転角度検出センサの分解斜視図である。図3は永久磁石を拡大して示す平面図である。
永久磁石20は、磁石保持部11の外周面に固定されており、上面視においてリング形状を有している。永久磁石20の軸方向高さは、磁石保持部11の軸方向高さと同じであり、永久磁石20の軸方向の高さと径方向の厚みは、全周に亘って同じである。
図3に示すように、永久磁石20は、その直径線上(周方向180°位置)で半円に分割され、一方の磁石半円部20aは内周側(磁石保持部11と接触する側)をN極、外周側をS極とし、他方の磁石半円部20bは内周側をS極、外周側をN極として、全体として周方向にNおよびSの2極構造となっている。
第1集磁ヨーク30aと第2集磁ヨーク30bとは、軸方向から見た平面形状が互いに同一の半円形状を有しており、リング状ヨークを直径線に沿って2つに分割して形成される。
第1集磁ヨーク30aと第2集磁ヨーク30bの径方向における厚みW1は、集磁ヨークを構成する材料の透磁率、永久磁石20の磁束密度を考慮して、集磁ヨーク30内で磁束が飽和しない大きさに設定されている。
よって、ホール素子40の検出値に基づいて、永久磁石20の回転角度が判るので、被検出体(回転体10)の回転角度を特定できる。
図5は、磁気シールドの全体構成図であり、(a)は軸方向から見た上面図、(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)は(a)におけるB−B矢視図である。
磁気シールド50(上部磁気シールド50a、下部磁気シールド50b、第1側方磁気シールド50c、第2側方磁気シールド50d)は、ホール素子40が設置された隙間Xを通過する磁束の量が、外部磁界により影響を受けることを防止するために、パーマアロイ(PC、PB)、電磁銅板(SUY)、珪素鋼などから形成される。
磁気シールド50a〜50dは、回転角度検出センサの永久磁石20や集磁ヨーク30を囲繞しつつ、互いに所定間隙をおいて配置される。
ここで、実施例にかかる回転角度検出センサでは、永久磁石20の上面と集磁ヨーク30の上面とが一致するように配置されているので(図1の(b)参照)、永久磁石20から上部磁気シールド50aまでの離間距離と、永久磁石20から下部磁気シールド50bまでの離間距離とが略同じになるように、所定距離L1のほうが所定距離L2よりも大きく設定される。
上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bとが、永久磁石20の近傍に位置し過ぎると、磁束の回り込みなどが起こり、上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bの影響が及ぶことになるので、これを防止するためである。
第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとは、軸方向から見た平面形状が互いに同一の半円形状を有しており、リング状磁気シールドを直径線に沿って2つに分割して形成される。
ここで、第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとを一体に形成したリング状磁気シールドとすると、磁気シールドの磁気抵抗が小さくなり磁気が通りやすくなる結果、集磁機能が増大して、集磁ヨーク30の機能を阻害する。
そのため、集磁ヨーク30の機能を阻害しない程度の磁気抵抗となるように、リング状磁気シールドを直径線に沿って2つに分割して形成した第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとを用いている。
開口51a、51bは、対面配置された第1集磁ヨーク30aと第2集磁ヨーク30bとにより形成される全体としてリング形状となる集磁ヨーク30の内径よりも大きく、かつ外径よりも小さい径を有する。
また、上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bの直径φは、上部磁気シールド50aの外周面と下部磁気シールド50bの外周面とが、それぞれ、対面配置された第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dの外周面と、面一となる径に設定される。
図1の(b)に示すように、上部磁気シールド50aは、永久磁石20の上端から上方側に所定距離T1離れた位置に配置され、下部磁気シールド50bは、永久磁石20の下端から下方側に所定距離T2離れた位置に配置される。
この際、第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとは、第1集磁ヨーク30aと第2集磁ヨーク30bの外周面から、所定間隔T3をおいて、これら集磁ヨーク30a、30bを囲むように配置される。
ここで、所定間隔T3は、磁気シールド50が集磁ヨーク30の代わりに集磁して、集磁ヨーク30の機能を阻害することのない、距離に設定されている。
第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとの間の隙間Yは、外部磁気がその内方に漏れ出す場所となるので、かかる隙間Yが、ホール素子40を配置した第1集磁ヨーク30aと第2集磁ヨーク30bとの間の隙間Xの近傍にあると、漏れ出した磁気が、ホール素子40による磁束量の測定に影響を及ぼして、回転角度を正確に求めることができなくなる。
よって、これを防止するために、隙間Xを結ぶ線分と、隙間Yを結ぶ線分とが、略90度の角度で交差するように、第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dを配置して、隙間Xと隙間Yとが最も離れて位置するようにしている。
第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dの厚みW2は、1.0mmよりも薄くなると、ホール素子40による磁束量の測定に外部磁界が影響を及ぼすことを十分に防止できず、1.4mmよりも厚くなると、第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dに磁束が回り込んでホール素子40付近での集磁ヨーク30の最大磁束密度が急激に低下してしまう。よって、厚みW2は、好ましくは1.0mm〜1.4mm、より好ましくは1.2mm近傍に設定される。
本体部61の上部から回転体10の方向に延出形成された上部支持部62の上面には、上部磁気シールド50aが載置された状態で固定される。
本体部61の下部から回転体10の方向に延出形成された下部支持部63の上面には、第2側方磁気シールド50dと集磁ヨーク30(30a、30b)とが載置された状態で固定されており、下面には、下部磁気シールド50bが取り付けられている。
本体部71の上部から回転体10の方向に延出形成された上部支持部72の上面には、上部磁気シールド50aが載置された状態で固定されている。
本体部71の下部から回転体10の方向に延出形成された下部支持部73の上面には、第1側方磁気シールド50cと集磁ヨーク30(30a、30b)とが載置された状態で固定されており、下面には、下部磁気シールド50bが取り付けられている。
さらに、下部支持部63、73の下端から上部支持部62、72の上端までの離間距離、すなわち支持部材60、70の高さ方向の厚みは、上部磁気シールド50aが、第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dの上端から上方側に所定距離L1離れた位置に配置される長さに設定されている。
かかる構成の支持部材60、70を用いることで、各磁気シールド50を互いに所定距離離間させつつ、簡単に配置することができるので、磁気シールドを備える回転角度検出センサの組み立てが容易になる。
また、各磁気シールド50は、互いに所定間隙をおいて配置されるので、磁気シールドを一体に形成した場合よりも磁気抵抗が大きくなり、磁気が通りにくくなる。
よって、磁気シールドを、一体に形成した磁気シールドの場合よりも、磁気抵抗が大きくなり磁気が通りにくくなった分だけリング状ヨークに近づけて配置しても、磁束が磁気シールドに回り込んでリング状ヨークの磁束密度を低下させることがなく、回転角度検出センサの出力特性が磁気シールドの影響を受けることがない。したがって、回転角度検出センサをより小型化することができる。
なお、以下の説明では、図1の(b)に示すように、厚み0.5mmの円盤形状を有する上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bの直径が40mm(φ=40mm)であり、集磁ヨーク30の外周面と、第1側方磁気シールド50cおよび第2側方磁気シールド50dの内周面との間の間隙が2mm(T3=2mm)であり、厚み1.2mmの集磁ヨーク30の上面と、上部磁気シールド50aとの間の間隙が4.7mm(T1=4.7mm)であり、集磁ヨーク30の下面と、下部磁気シールド50bとの間の間隙が1.8mmである回転角度検出センサを用いる。
そして、上部磁気シールド50aと、第1側方磁気シールド50cおよび第2側方磁気シールド50dとの間の隙間を3.7mm(L1=3.7mm)とし、下部磁気シールド50bと、第1側方磁気シールド50cおよび第2側方磁気シールド50dとの間の隙間を0.8mm(L2=0.8mm)とし、第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとの間の隙間Yを1.0mm(L3=1.0mm)とした場合を実施例とし、上部磁気シールドと、第1側方磁気シールドと、第2側方磁気シールドと、下部磁気シールドとを隙間なく(隙間:0mm)接合した場合を比較例とした。
ここで、全体として2極構造である永久磁石20のN極とS極を結ぶ線(各磁石半円部20a、20bの端同士の対向面を結ぶ線に対して直角の直径線)が第1集磁ヨーク30aと第2集磁ヨーク30bとの間のホール素子40を配置した隙間Xを通るときの永久磁石20の位置を回転角度0°とし、図7の(a)に示すように、回転角度−42.5°〜42.5°を検出範囲とするとき、ホール素子40の出力電圧が−4.5V(−42.5°)と4.5V(42.5°)を結ぶ線を理想直線としている。
図7の(b)は、比較例における理想直線に対する実際の出力値のズレである直線性(%FS)の回転方向によるヒステリシスを示し、(c)は実施例における直線性(%FS)の回転方向によるヒステリシスを示している。
よって、実施例の方が、比較例よりも、ヒステリシスが約0.5%FS(90%)改善していることが判る。
図8に示すように、実施例では、ホール素子40が検出する磁束密度は、92.7mTFSとなるのに対して、比較例では、ホール素子40が検出する磁束密度は、69.5mTFSである。
よって、実施例の方が、比較例よりも約20.0mTFS(30%)、ホール素子40が検出する磁束密度が改善することが判る。
また、回転角度が0°のときの磁束密度B(mT)が、増加若しくは減少する方向にシフトしていないので、外部磁場がホール素子40による検出に影響を及ぼすのを、磁気シールド50が防止していることが判る。
図9に示すように、実施例では、直線性が0.45%FSであるのに対して、比較例では0.60%FSである。
よって、実施例の方が、比較例よりも約0.15%FS(25%)、直線性が改善することが判る。
これにより、リング状の集磁ヨーク30から一定間隙をおいて配置された磁気シールド(上部磁気シールド50a、下部磁気シールド50b、第1側方磁気シールド50c、そして第2側方磁気シールド50d)が、ホール素子40による回転体10の回転角度の検出に外部磁界が影響を及ぼすことを防止できる。
また、各磁気シールド50は、リング状の集磁ヨーク30から所定間隙をおいて互いに離間させつつ別々に配置されており、磁気シールドを一体に形成した場合よりも磁気抵抗が大きくなり、磁気が通りにくくなる。
よって、磁気抵抗が大きくなり磁気が通りにくくなった分に応じて、磁束が磁気シールドに回り込んでリング状ヨークの磁束密度を低下させることや、回転角度検出センサの出力特性が磁気シールドの影響を受けることがない範囲で、磁気シールドを、従来の一体に形成した磁気シールドの場合よりも、リング状ヨークに近づけて配置することができる。よって、回転角度検出センサをより小型化することができる。
さらに、各磁気シールドは、互いに離間させつつ別々に配置されるので、磁気シールドを一体に形成する場合のように、磁気シールドの提供に際して、溶接や絞り加工を必要としない。よって、一体に形成した磁気シールドを採用する従来の回転角度検出センサのように、製造過程における組付けや、組み立てが難しくなることがない。
しかし、実施例では、上部磁気シールドと、下部磁気シールドと、側方磁気シールドとをそれぞれ互いに離間させつつ設ける構成としたので、溶接や絞り加工などを必要としない。よって、実施例にかかる回転角度検出センサの製造を、簡便に行うことができる。
第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとの間の隙間Yは、外部磁気がその内方に漏れ出す場所となるので、かかる隙間Yが隙間Xの近傍にあると、漏れ出した磁気が、ホール素子40による磁束量の測定に影響を及ぼす。
ここで、隙間Xを結ぶ線分と隙間Yを結ぶ線分とが、略90度の角度で交差するように第1側方磁気シールド50cと第2側方磁気シールド50dとを配置すると、隙間Xと隙間Yとが最も離れて位置する。よって、隙間Yから漏れ出した磁気が、ホール素子40による磁束量の測定に影響を及ぼすことを防止できる。
これにより、集磁ヨーク30の位置していない永久磁石20の上下方向に、上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bとが位置しないので、永久磁石20に、上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bとが影響を及ぼすことを防止する。
また、集磁ヨーク30の一部が、開口51aと開口51b内に露出して、集磁ヨーク30の方が、開口51aおよび開口51bの縁よりも、永久磁石20の近くに位置しているので、上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bへの磁束の回り込みを防止できる。よって、集磁ヨーク30の磁束密度が低下しないので、回転角度検出センサの出力特性が変化することはない。
しかし、開口51a、51bの大きさは、回転角度センサの回転体10を挿通させることができ、かつ上部磁気シールド50aと下部磁気シールド50bとが、永久磁石20の磁気に影響を与えない範囲で、適宜変更可能である。
よって、かかる条件を満たす限り、開口51a、51bの大きさを、第1集磁ヨーク30aと第2集磁ヨーク30bとをその内方に露出させない大きさとすることも可能である。
11 磁石保持部
20 永久磁石
20a 磁石半円部
20b 磁石半円部
30 集磁ヨーク
30a 第1集磁ヨーク
30b 第2集磁ヨーク
40 ホール素子
50 磁気シールド
50a 上部磁気シールド
50b 下部磁気シールド
50c 第1側方磁気シールド
50d 第2側方磁気シールド
51a 開口
51b 開口
Claims (3)
- 被検出体と一体に回転可能で、周方向に沿って磁極が変化するリング状永久磁石と、
前記リング状永久磁石の外周面を、一定間隙をおいて囲むリング状ヨークと、
前記リング状ヨークを直径線に沿って2つに分割して形成される隙間に配置された磁気感応素子とを備える非接触式回転角度検出センサであって、
前記リング状ヨークの外周面を一定間隙をおいて囲むリング状磁気シールドと、前記リング状ヨークの上面から一定間隙をおいて配置される上部磁気シールドと、前記リング状ヨークの下面から一定間隙をおいて配置される下部磁気シールドとを、互いに離間させつつ設けたことを特徴とする非接触式回転角度検出センサ。 - 前記リング状磁気シールドは直径線に沿って2つに分割されており、前記リング状磁気シールドは、前記リング状磁気シールドを分割する直径線と前記リング状ヨークを分割する直径線とが直交するように配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の非接触式回転角度検出センサ。 - 前記上部磁気シールドと下部磁気シールドは、前記リング状ヨークの内径よりも大きく外径よりも小さい径の開口が形成されたリング形状の部材である
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非接触式回転角度検出センサ。
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