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JP4958638B2 - 色処理装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明はカラーマッチングを行うものに関する。
図24は、一般的なカラーマッチングの概念図である。入力デバイスに依存する、例えばRGBデータである入力データは、入力プロファイルによりデバイスに依存しない色空間のXYZデータに変換される。出力デバイスの色再現範囲外の色は出力デバイスにより表現することができないため、そのすべての色が出力デバイスの色再現範囲内に収まるように、デバイスに依存しない色空間のデータに変換された入力データに色空間圧縮が施される。そして、色空間圧縮が施された後、入力データはデバイスに依存しない色空間から出力デバイスに依存する色空間の例えばCMYKデータへ変換される。
入力デバイスとしては、例えば、スキャナやデジタルカメラ、ディスプレイなどが用いられる。出力デバイスとしては、例えば、プリンタなどが用いられる。
図24におけるカラーマッチングは、カラーマネジメントシステムと呼ばれるソフトウエアによって行われる。入出力プロファイルとしてInternational Color Consortium(ICC)によって規定されるプロファイル(ICCプロファイル)が用いられるのが一般的である。ICCプロファイルには、デバイスに依存した色空間とデバイスに依存しない色空間(Profile Connection Space(PCS))との相互関係をマトリクスやLUT(Lookup Table)で定義したデータが格納されている。このICCプロファイルの普及により、異なる入出力デバイス間の容易なカラーマッチングが実現されることとなった。
このようにICCプロファイルを用いたカラーマッチングは利便性の高いものではあるが、場合によって好ましくない結果が得られることがある。例えば、入力デバイスであるモニタの色がイエローの純色のとき、カラーマッチングの結果、出力デバイスであるプリンタのイエローの純色とならず、他の色が微量に混じる場合がある。印刷データが写真画像である場合は問題になりにくいが、一般的に純色が好まれるテキストやグラフィックなどのベクトルデータであった場合、色が濁って好ましくない結果となる。
そこで、イエローやシアン、マゼンタ等の1種類の色材だけで表される色(1次色)の入力に対して、他の色材が混入する事による色の濁りを防ぐために出力も1次色で行う「1次色補償」と呼ばれる処理が行われる。また、レッド、グリーン、ブルー等の2種類の色材(1次色)を混合して表される色(2次色)に対しても、出力を2次色で行う「2次色補償」と呼ばれる処理が行われる。
1次色や2次色の補償処理に関しては、例えば下記の特許文献に記載の方法がある。
特許文献1に記載の方法では、入力データのいずれかの色信号値が0%の場合に、出力データの該当する色信号値が0%になるように変換している。
また、特許文献2に記載の方法では、事前に保持した対象のプリンタに対する色相補正情報を含む色空間特性のデータを利用することで、特定の入力プロファイル以外に対しても純色化処理を実現している。
特開2002−171418 特開2005−295405
しかし、特許文献1の方法では、入力データのいずれかの色信号値が0%の色に対してのみ、出力データの該当する色信号値を0%に補正する処理を行うため、上記のデータとその近傍のデータの色変換結果に不連続性が生じてしまうという問題がある。
特許文献2の方法では、特定の入力プロファイル以外に対しても、純色化(1次色・2次色補償)する色とその近傍の色との連続性が保持できる。しかしながら、全ての入力に対して、ある固定の色相補正データを用いているため、任意の入力プロファイルに対して最適な色相補正処理を行う事はできない。また、色相補正情報を含む色空間特性データをプリンタごとに保持しておく必要があり、余計なメモリ領域を必要とする問題がある。
カラーマッチング時に1次色・2次色補償を行うかどうかを動的に切り替える場合には、以下の2つの方法のいずれかを選択する必要があった。特許文献1のように色の連続性を犠牲にしてメモリ効率を優先する。もしくは、特許文献2のように色の連続性を重視するために、1次色・2次色補償を行う場合とそうでない場合用のそれぞれデータ(プロファイル)を準備しておく。
本発明は1次色・2次色補償の有無を動的に切り替える場合に、一つのデバイスに複数のプロファイルを用意することなく、任意の入出力デバイスの組合せに対して色の連続性を考慮した適切な色変換処理を行う事ができるようにすることを目的とする。
記目的を達成するために、本発明に係る色処理装置は、入力デバイスに依存する色空間で示される入力データをデバイスに依存しない色空間で示されるデータに変換する入力変換手段と、前記入力データの属性を判定し、該判定の結果を色域圧縮手段および出力変換手段に伝達する判定手段と、前記判定の結果に基づき、前記デバイスに依存しない色空間で示されるデータを出力デバイスの色域情報に応じた色域圧縮を行う前記色域圧縮手段と、前記判定の結果に基づき、前記色域圧縮されたデータを、前記出力デバイスに依存する色空間で示される出力データへ変換する前記出力変換手段とを有し、前記属性は、1次色または2次色に付いての識別情報であることを特徴とする。
記目的を達成するために、本発明に係る色処理方法は、入力デバイスに依存する色空間で示される入力データをデバイスに依存しない色空間で示されるデータに変換する入力変換工程と、前記入力データの属性を判定し、該判定の結果を色域圧縮工程および出力変換工程に伝達する判定工程と、前記判定の結果に基づき、前記デバイスに依存しない色空間で示されるデータを出力デバイスの色域情報に応じた色域圧縮を行う前記色域圧縮工程と、前記判定の結果に基づき、前記色域圧縮されたデータを、前記出力デバイスに依存する色空間で示される出力データへ変換する前記出力変換工程とを有し、前記属性は、1次色または2次色についての識別情報であることを特徴とする色処理方法。
以上説明したように、本発明によれば、1次色・2次色補償の有無を動的に切り替える場合に、一つのデバイスに複数のプロファイルを用意することなく、任意の入出力デバイスの組合せに対して色の連続性を考慮した適切な色変換処理を行う事が可能となる。
以下、本発明に関わる画像処理装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
本実施形態は、入力色データの属性を判定し、判定結果に基づき色域圧縮および出力変換を制御することにより、動的に色域圧縮と出力変換を行うシステムにおいて、これらの処理を連携して制御できるようにするものである。本実施形態によれば、色域圧縮の設計思想と、出力変換の設計思想を合わせることができ、高精度な色再現を実現することができる。
なお、本実施形態では、属性として、1次色または2次色に応じた情報を使用する。
入力変換部(101)は、入力デバイス情報(107)を利用して、入力デバイスに依存する色空間のデータ(RGBやCMYK)をデバイスに依存しない色空間のデータ(XYZ)へ変換する。入力デバイス情報(107)は、入力デバイスの色値(RGBやCMYK)とデバイスに依存しない色空間の色値(XYZ)との対応関係を記述した測色値データや、各種パラメータ等が記述されたものである。また、1次色2次色フィルタに応じて、入力データに対応する1次色2次色識別フラグを設定する。
CAM変換部1(102)では、CIECAM02のようなカラーアピアランスモデル(CAM)を用いて、XYZのデータを知覚空間のデータ(例えばJChデータ)に順変換する。その際、観察条件1(108)に記載されたCAMパラメータを利用する。CAMパラメータは、観察環境の白色点の三刺激値(XYZ)、順応視野の輝度、背景の相対輝度、周囲影響定数、順応度合い係数、色彩誘導係数、明度コントラスト係数等のCAMの変換で必要となる視覚条件パラメータである。なお、ここで使われるCAMは、CIECAM02に限定されるものではなく、RLABやCIECAM97等、他の公知のモデルを利用しても良い。また、知覚空間のデータもJChに限らず、JabやQMhなどの色空間を利用しても良い。
色域圧縮部(103)では、入力デバイスの色域情報及び出力デバイスの色域情報、色域圧縮情報(109)を利用して、入力されたJChデータを出力デバイスの色域内にマッピングする。色域圧縮情報(109)には、圧縮処理の際に用いる各種パラメータが記述されている。また、1次色2次色補償制御フラグがONに設定されている場合、圧縮情報(109)に記載の1次色2次色フィルタを読み込んで処理を行う。
CAM変換部2(104)では、CIECAM02のようなCAMを用いて、色知覚空間(例えばJCh)のデータをXYZのデータに逆変換する。その際、観察条件2(110)に記載されたCAMパラメータを利用する。また、色域情報生成用データとして入力されるXYZデータを色知覚空間のデータに順変換する。
出力変換部(105)は、出力デバイス情報(111)を利用して、XYZのデータを出力デバイスに依存する色空間のデータ(RGBやCMYK)へ変換する。出力デバイス情報(111)は、出力デバイスの色値(RGBやCMYK)とデバイスに依存しない色空間の色値(XYZ)との対応関係を記述した測色値データや各種パラメータが記述されたものである。また、色域情報生成用データとして入力される出力デバイスに依存する色空間のデータ(RGBやCMYK)をXYZデータに変換する。
色域情報生成管理部(106)は、色域情報生成用データ(RGBやCMYK)と対応するJChデータから、色域情報を生成する。色域情報は、例えば、色域の境界情報(GBD:Gamut Boundary Description)のデータ、プライマリカラーのデータ、グレイラインの階調データ、プライマリランプ等を含む。プライマリカラーのデータは、1次色および2次色であるRGBCMYWK(Red、Green、Blue、Cyan、Magenta、Yellow、White、Black)に関するデータである。プライマリランプはプライマリ間の階調データである。
図2は、図1に示される機能構成を実現する装置の構成例を示すブロック図である。
CPU(201)は、記憶媒体であるROM(202)およびハードディスク(HD)(207)などに格納されたプログラムに従い、RAM(203)をワークメモリに利用して、装置全体の動作を司る。そして、CPUは、記憶媒体に記憶されたプログラムに従い、カラーマッチングに関連する処理をはじめとする各種の処理を実行する。入力インタフェース(204)は入力デバイス(205)を接続するためのインタフェースである。ハードディスクインタフェース(206)はHD(207)を接続するためのインタフェースである。ビデオインタフェース(208)はビデオデバイス(209)を接続するためのインタフェースである。出力インタフェース(210)は出力デバイス(211)を接続するためのインタフェースである。
なお、本実施形態が対象とする入力デバイスには、デジタルスチルカメラおよびデジタルビデオカメラなどの撮影機器、並びに、イメージスキャナおよびフィルムスキャナなどイメージリーダをはじめとする各種の画像入力機器が含まれる。ビデオデバイスには、CRTやLCDなどのカラーモニタなどの表示機器が含まれる。また、出力デバイスには、カラープリンタおよびフィルムレコーダなどの画像出力機器が含まれる。
また、インタフェースとして汎用のインタフェースが利用できる。その用途に応じて、例えば、RS232C、RS422、USBおよびIEEE1394などのシリアルインタフェース、並びに、SCSIおよびセントロニクスなどのパラレルインタフェースが利用可能である。
図3は、デバイス色空間におけるデバイスの色域を表す模式図である。図のRed(R:赤)、Green(G:緑)、Blue(B:青)、Cyan(C:シアン)、Magenta(M:マゼンタ)、Yellow(Y:イエロー)、White(W:白)、Black(K:黒)はデバイスのプライマリカラーを表す。本発明で定義する1次色とは、シアン、マゼンタ、イエローの1種類の色材により表される色であり、図3のWhiteからCyanの間(W−C)、WhiteからMagentaの間(W−M)、WhiteからYellowの間(W−Y)の色に相当する。また、2次色は、色材2種類で表される色である。図3のWhiteからRedの間(W−R)や、WhiteからGreenの間(W−G)、WhiteからBlueの間(W−B)や、White−Magenta−Blueで囲まれる平面(W−B−M)などの色が2次色に相当する。
図4は、本実施形態で利用する、1次色や2次色等の色を識別するための識別フラグ、すなわち属性情報の一例である。1次色2次色識別フラグ(401)における、W、R、Cなどの記号は、図3の模式図中の記号に対応している。1次色2次色識別フラグには、対応するデータ値(402)が存在する。例えば、イエローのベタ(100%)はフラグが「Y」で表され、データ値は「0x02」となる。イエローの中間調は、フラグが「W−Y」で表され、データ値は「0x82(=WとYのデータ値のビット論理和)」となる。また、イエローとシアンの2色で表される中間調の色は、フラグが「W−G」または「W−Y−G」または「W−G−C」である。「W−G」のデータ値はそれぞれ「0x84(=WとGのデータ値のビット論理和)」である。「W−Y−G」のデータ値は「0x86(=WとYとGのデータ値のビット論理和)」である。「W−G−C」のデータ値は「0x8C(=WとGとCのデータ値のビット論理和)」である。また、1次色や2次色に相当しない色や、識別する必要のない色に対しては「None」フラグが設定される(データ値=「0x00」)。これらの識別フラグは、入力データの値に応じて一意に決められる。このフラグとデータ値の対応関係は、例えばフラグを設定する入力変換部(101)やフラグを判別する色域圧縮部(103)及び出力変換部(105)のプログラムコード上に直接書かれる。または、カラーマッチングを制御する処理部に書かれたものを各変換部が参照するようにしても良い。
図6から図13は、RGBのデータに対する1次色2次色識別フラグの判定木を示したものである。RGBのデータは、まず図6において、R=G=Bかどうかを判定し、R=G=Bの場合は(1)(図7)に進む。そうでない場合は、次にR=255かどうかを判別し、R=255の場合は(2)(図8)に進む。そうでない場合は、次にR=0かどうかを判別し、R=0の場合は(3)(図9)に進む。そうでない場合は、次にG=255かどうかを判別し、G=255の場合は(4)(図10)に進む。そうでない場合は、次にG=0かどうか判別し、G=0の場合は(5)(図11)に進む。そうでない場合は、次にB=255かどうか判別し、B=255の場合は(6)(図12)に進む。そうでない場合は、次にB=0かどうか判別し、B=0の場合は(7)(図13)に進む。そうでない場合はいずれにも該当せず、「None」のフラグが設定される。
一例として、R=255、G=255、B=0(つまり、Yellowのプライマリ)を考える。図6で、まずR=G=Bかどうか判定する。R=G=Bでないため、次にR=255かどうか判定する。R=255であるため、(2)(図8)に進む。図8では、まずG>Bかどうか判定する。G>Bであるため、次にG=255かどうか判定する。G=255であるため、次に、B=0であるかどうか判定し、B=0であるため、「Y」(つまりYellowのプライマリ)の1次色2次色識別フラグと判定される。このようにして、任意のRGBデータに対して識別フラグが一意に決定される。また、同様の判定木により、CMYKのデータに対しても1次色2次色識別フラグを設定する事が可能である。
図5は、本実施形態で用いる1次色2次色フィルタの種類を示す一例である。1次色2次色フィルタ(501)は、Whiteプライマリと関係する12種類のフィルタからなり、それぞれのフィルタに対して、対応する1次色2次色識別フラグが定められている。1次色2次色フィルタは、どの1次色もしくは2次色を補償するかを個別に指定するためのもので、色域圧縮情報(109)に記述されている。これにより、色域圧縮部(103)は、補償する1次色及び2次色をマッピング処理の前に知る事が出来るため、補償する色とそれ以外の色に対して、連続性を考慮した適切なマッピング処理を定義する事が可能となる。1次色2次色フィルタは、色域圧縮情報に記述して指定する以外にも、アプリケーション等で外部から色域圧縮部(103)に対して指定する事も可能である。
図18は、本実施形態で利用するプライマリランプ情報を表す一例である。図18は、Blue−Whiteにかけてのプライマリランプを示している。プライマリランプ情報は、WhiteプライマリとRGBCMY(Red、Green、Blue、Cyan、Magenta、Yellow)のプライマリの間の階調データを示している。プライマリランプ情報は、デバイス値(1801)と色知覚空間の値(Jab)(1803)が対応づけられている。色域圧縮部では、デバイスの色域情報に含まれるプライマリランプ情報を利用して、入力デバイスの1次色や2次色を、出力デバイスの1次色や2次色の色相に適切にマッピングする事が可能となる。
図14は、本実施形態に係る画像処理装置の流れを示すメインフローチャートである。ここでは、入力デバイスがモニタ(RGB)、出力デバイスがプリンタ(CMYK)という例で説明する。
まず、ステップS1401において、入力変換部(101)の初期化処理を行う。ここでは、入力デバイス情報(107)を読み込んで、デバイス値(RGB)からXYZ値への変換定義を作成する。入力デバイス情報(107)にはデバイス値(RGB)と、その信号をモニタに表示して測色機で測定することにより得られたXYZ値の対応関係が記述されており、そこからマトリクス演算やγ補正等の公知の方法によってRGB→XYZの変換定義を作成する。
次に、ステップS1402において、出力変換部(105)の初期化処理を行う。ここでは、出力デバイス情報(111)、及び1次色2次色補償制御フラグを読み込んで、XYZ値からデバイス値への変換定義を作成する。1次色2次色補償制御フラグは、1次色・2次色の補償を行うか否かを制御するフラグであり、アプリケーション等により指定されたものである。また、出力デバイス情報(111)には、デバイス値(CMYK)とその信号をプリンタで出力して得られた印刷サンプルを測色機で測定する事により得られたXYZ値の対応関係が記述されている。それに基づき、反復法等の方法によって、XYZ→CMYKの変換定義を作成する。その際、1次色2次色補償制御フラグがON(=1次色・2次色補償を行う)に設定されていた場合は、1次色・2次色として指定されるデータ(XYZ)を指定された1次色もしくは2次色のCMYK値に変換する制約を設ける。また、出力色域情報を生成するために、四面体補間等の公知の方法により、CMYK→XYZの変換定義を生成する。
次に、ステップS1403において、CAM変換部1(102)の初期化処理を行う。ここでは、入力観察条件(108)を読み込んで、CIECAM02の順変換によるXYZ値からJCh値への変換定義を作成する。
次に、ステップS1404において、CAM変換部2(104)の初期化処理を行う。ここでは、出力観察条件(110)を読み込んで、CIECAM02によるJCh値からXYZ値への逆変換定義、及びXYZ値からJCh値への順変換定義を作成する。
次に、ステップS1405において、入力デバイスの色域情報(入力色域情報)を生成する。ここでは、色域情報生成管理部(106)からの色域情報生成用データ(RGB)と、それを入力変換部(101)及びCAM変換部1(102)で変換した色知覚空間(JCh)のデータに基づいて、入力色域情報が生成される。
色域情報には、図18に示したプライマリランプのデータが含まれる。また、色域情報には、色域の境界情報(GBD:Gamut Boundary Description)のデータ、RGBCMYWKのプライマリカラーのデータ、グレイラインの階調データ等が含まれる。
入力デバイスのデバイス値が8ビットのRGBである場合、色域情報は、例えば、以下の処理を用いて作成する。RGB色空間において色域の境界は、R、G、Bのいずれかが0または255を有する。よって、ステップS1040で作成されたRGB→XYZの変換定義およびステップS1403で作成されたXYZ値からJCh値への変換定義を用いて、R,G、Bのいずれかが0または255を有する代表値をJChに変換する。そして、収集されたJCh値群から、色域を示す多面体を作成する。
次に、ステップS1406において、出力デバイスの色域情報(出力色域情報)を生成する。ここでは、色域情報生成管理部(106)からの色域情報生成用データ(CMYK)と、それを出力変換部(105)及びCAM変換部2(104)で変換した色知覚空間(JCh)のデータに基づいて、出力色域情報が生成される。
次に、ステップS1407において、色域圧縮部(103)の初期化処理を行う。ここでは、まず1次色2次色補償制御フラグを読み込み、1次色・2次色補償を行うか否かを判断する。次に、色域圧縮情報(109)及び色域情報生成管理部(106)から伝達される入力色域情報と出力色域情報を読み込む。
ここで、1次色2次色補償制御フラグがOFF(=1次色・2次色補償を行わない)場合は、入力JCh値を出力デバイスの色域内にマッピングする通常のマッピング定義を作成する。
1次色2次色補償制御フラグがONの場合は、色域圧縮情報(109)に記述されている1次色2次色フィルタを読み込み、入力色域情報と出力色域情報に基づいて、入力JCh値を出力デバイスの色域内にマッピングするマッピング定義を作成する。1次色2次色フィルタで指定された1次色または2次色の入力に対しては、入力および出力デバイスのプライマリランプに基づき、対応する出力の1次色または2次色にマッピングされる補償用のマッピング定義を作成する。また、それ以外の入力に対しては、通常のマッピング定義を作成する。ただし、この場合の通常のマッピング定義は、1次色や2次色のマッピング結果との連続性を考慮したマッピング定義となっている。また、ここで1次色2次色フィルタの値を入力変換部(101)に伝達しておく。このように、1次色2次色フィルタを色域圧縮情報(109)に記述する事によりマッピング処理の前に補償する1次色や2次色を知る事ができるため、色域圧縮部(103)で連続性を考慮した適切なマッピング定義を作る事が可能となる。ここで利用した1次色2次色フィルタは、色域圧縮情報(109)に指定するのではなく、例えばアプリケーションなどにより外部から指定するような方法でも良い。
次に、ステップS1408において、入力変換部(101)でカラーマッチング対象の入力データ(RGB)をXYZ値に変換する。
次に、ステップS1409において、CAM変換部1(102)で入力された全てのXYZ値をJCh値に変換する。
次に、ステップS1410において、色域圧縮部(103)でJCh値を出力デバイスの色再現範囲内に色域圧縮する。
次に、ステップS1411において、CAM変換部2(104)で入力された全てのJCh値をXYZ値に変換する。
次に、ステップS1412において、出力変換部(105)でXYZ値を出力データ(CMYK)に変換して処理を終了する。
図15は、ステップS1408の詳細処理のフローチャートを示している。
ステップS1501において、色域圧縮部(103)より伝達された1次色2次色フィルタを読み込む。
ステップS1502において、カラーマッチングを行う入力データを1色だけ読み込む。
ステップS1503において、ステップS1501で読み込まれた1次色2次色フィルタを参照する。そして、フィルタが色域圧縮部(103)より伝達されている場合は、1次色・2次色補償を行う設定(=1次色2次色制御フラグがON)であるのでステップS1505に進む。フィルタが伝達されていない場合は、1次色・2次色補償は行わない設定(=1次色2次色制御フラグがOFF)のため、ステップS1504に進む。
ステップS1504では、1次色2次色情報に0x00(=None)の識別フラグを設定し、ステップS1506に進む。
ステップS1505では、ステップS1502で読み込まれた入力データの値に応じて、図4に示される識別フラグのデータ値を1次色2次色情報に設定する。識別フラグの設定は、図6〜図13に示した判定木を用いて行う。
ステップS1506において、ステップS1401で定義した変換に基づき、入力データ(RGB)をXYZ値に変換する。
ステップS1507で全ての入力データに対して変換を行ったかどうかを判定し、未変換の入力データがある場合は、ステップS1502の処理に戻る。全てのデータを変換した場合は、ステップS1508に進む。
ステップS1508では、設定された1次色2次色情報を色空間圧縮部(103)に伝達して、処理を終了する。
図16は、ステップS1410の詳細処理のフローチャートを示している。
ステップS1601において、入力データ(JCh)を1色だけ読み込む。
次に、ステップS1602において、ステップS1408で作成された、入力データに対応する1次色2次色情報を読み込む。
次に、ステップS1603において、ステップS1602で読み込んだ1次色2次色情報の値を参照し、値が0x00(=None)であれば、ステップS1604に進み、通常のマッピング定義によるマッピング処理を行う。値が0x00以外であれば、1次色2次色補償の対象色となるため、ステップS1605に進み、1次色2次色情報の値に応じて補償用のマッピング定義によるマッピング処理を行う。
次に、ステップS1606で全ての入力データに対して変換を行ったかどうかを判定し、未変換の入力データがある場合は、ステップS1601の処理に戻る。全てのデータを変換した場合は、ステップS1607に進む。
ステップS1607では、設定された1次色2次色情報を出力変換部(105)に伝達して、処理を終了する。
図17は、ステップS1412の詳細処理のフローチャートを示している。
まず、ステップS1701において、入力データ(XYZ)を1色だけ読み込む。
次に、ステップS1702において、入力データに対応する1次色2次色情報を読み込む。この1次色2次色情報は、ステップS1408で作成された情報である。
次に、ステップS1703において、ステップS1702で読み込んだ1次色2次色情報を参照し、値が0x00(=None)であれば、ステップS1704において、通常の変換定義を利用した色変換処理により、XYZ値をCMYK値に変換する。値が0x00でない場合は、ステップS1705において、1次色2次色情報の値に応じて補償用の変換定義を利用した色変換処理を行う。
次に、ステップS1706で全てのデータに対して変換を行ったかどうかを判定し、未変換のデータがある場合は、ステップS1701の処理に戻る。全てのデータを変換した場合は、処理を終了する。
以上記載のように、カラーマッチングする入力データに対して、値に応じた1次色・2次色の識別情報を付与し、色域圧縮部や出力変換部に伝達する機構と、識別情報に応じた動的な色域圧縮処理や出力変換処理を行った。1次色・2次色補償を行う場合は、入力デバイスと出力デバイスのプライマリランプを利用した色域圧縮処理を行った。これにより、1次色・2次色補償の動的な切り替えに対しても、一つのデバイスに複数のプロファイルを用意することなく、任意の入出力デバイスの組合せに対して色の連続性を考慮した適切な色変換処理を行う事が可能となる。
本実施形態では、入力デバイスをモニタ(RGB)、出力デバイスをプリンタ(CMYK)として、RGBからCMYKへの色変換の例を示したが、入力と出力の色空間の組合せはこれに限らず、例えばCMYKからRGBへの変換でも問題ない。
また、1次色2次色補償を行うか否かの制御は、本実施形態で示したようにアプリケーション等からの指定としても良いし、出力デバイス情報(111)に記述されたフラグで指定しても良い。その場合、図1の機能構成は図19のように変更され、図14のステップS1402において出力デバイス情報に記述された制御フラグを読み込み、それを色域圧縮部(103)に伝達することで実現可能となる。
また、本実施形態では1次色や2次色の補償処理に関しての説明に留めたが、図4に記載した識別フラグを利用すれば他の色に対しても補償処理を行うことができる。例えば、BlackとRGBCMY(Red、Green、Blue、Cyan、Magenta、Yellow)のプライマリを結ぶ階調色(例えば、K−YやK−Y−Gなど)に関しても、補償処理することができる。その場合、例えば図5の1次色2次色フィルタや図18のプライマリランプ情報の代わりに、図20や図21のようにBlack側まで含まれた1次色2次色フィルタやプライマリランプ情報を利用すれば良い。図20の1次色2次色フィルタは、図5に対してBlack(K)に関係する12種類のフィルタが追加されたものである。また、図21のプライマリランプ情報は、図18に対してBlackからBlueまで((R、G、B)=(0、0、0)〜(0、0、255))のプライマリランプ情報が追加されたものである。
また、WhiteとBlackを結ぶ色(W−K)はグレイラインであり、その場合はグレイ補償(もしくは墨版補償)となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。第1の実施形態との違いは、1次色2次色識別フラグの種類と、色域圧縮部(103)及び出力変換部(105)における処理であるため、これらについてのみ説明を行い、その他の処理については説明を省略する。
第2の実施形態は、例えば次のような例で利用される。
2次色補償が指定された際に、2次色の範囲内で色相を自由に動かしたい場合がある。例えば、1次色2次色フィルタで2次色(W−Y−R)が指定された場合を考える。周りの色との階調性やマッピング処理の色再現の意図を出来る限り保持するという観点から、2次色の範囲内で色相を動かした方が好ましい場合がある。この場合に、以下のように処理を行う。1次色であるイエロー(W−Y)は、出力デバイスのイエローの色相にマッピングを行う。そして、2次色であるレッド(W−R)やW−R−Yに囲まれた色については、出力デバイスの対応する箇所にマッピングするのではなく、イエローとマゼンタで表される2次色の範囲内のどこかにマッピングする。
この場合、レッド(W−R)やW−Y−Rとして指定された色は、マッピング後にはW−Y−RやW−R、W−R−Mを含むイエロー色相とマゼンタ色相の間の領域のどこかにマッピングされる。したがって、1次色2次色情報による指定とマッピング結果が異なることになる。
本実施形態では、上記のようなケースに対応するために、色域圧縮部(103)において、マッピング結果に応じて1次色2次色情報の値を更新する処理を追加する。
図22は、本実施形態で利用する、1次色や2次色等の色を識別するための識別フラグの一例である。1次色2次色識別フラグ(2201)における、W、R、Cなどの記号は、図3の模式図中の記号に対応している。1次色2次色識別フラグには、対応するデータ値(2202)が存在する。図4の第1の実施形態との違いは、フラグ「W−M−R−Y」、「K−M−R−Y」、「W−Y−G−C」、「J−Y−G−C」、「W−C−B−M」、「K−C−B−M」といった4つのプライマリで表されるフラグが追加されていることである。例えば、フラグ「W−M−R−Y」は、イエローとマゼンタの2色で表現可能な色を表したものであり、データ値は「0xA3(=WとMとRとYのデータ値のビット論理輪)」となる。これらの識別フラグは、色域圧縮部(103)におけるマッピング処理において、伝達された1次色2次色情報を更新する際に用いられる。また、出力変換部(105)においては、これらの1次色2次色フラグを参照し、それぞれに合った適切な色変換処理が行われる。
図23は、本実施形態におけるステップS1410の詳細処理のフローチャートを示している。
まず、ステップS2301において、入力データ(JCh)を1色だけ読み込む。
次に、ステップS2302において、入力データに対応する1次色2次色情報を読み込む。
次に、ステップS2303において、ステップS2302で読み込んだ1次色2次色情報の値を参照し、値が0x00(=None)であれば、ステップS2304に進み、通常のマッピング定義によるマッピング処理を行う。値が0x00以外であれば、1次色2次色補償の対象色となるため、ステップS2305に進み、1次色2次色情報の値に応じて補償用のマッピング定義によるマッピング処理を行う。
次に、ステップS2306で、マッピング結果が1次色2次色情報の値と一致しているかを判定し、一致していない場合はステップS2307において、1次色2次色情報の値をマッピング結果に基づく適切な値に更新する。
次に、ステップS2308で全ての入力データに対して変換を行ったかどうかを判定し、未変換の入力データがある場合は、ステップS2301の処理に戻る。全てのデータを変換した場合は、ステップS2309に進む。
ステップS2309では、設定された1次色2次色情報を出力変換部(105)に伝達して、処理を終了する。
以上説明した処理によって、色域圧縮部(103)におけるマッピング結果に応じて1次色2次色情報の値を更新することが可能となる。
これにより、色域圧縮部(103)でのマッピング意図を出来る限り残しつつ、1次色2次色補償を行う色と、その周りの色との階調性が良好な1次色2次色補償処理を行う事が可能となる。
第1の実施形態におけるシステムの機能構成例を示すブロック図である。 システム構成例を示すブロック図である。 デバイス色空間におけるデバイスの色域を表す模式図である。 第1の実施形態における1次色や2次色の識別フラグの例を示す図である。 1次色2次色フィルタの例を示す図である。 図4の1次色2次色識別フラグを判定するための判定木のフローを示す図である。 図6において、R=G=Bとなったときの判定木のフローを示す図である。 図6において、R=255となったときの判定木のフローを示す図である。 図6において、R=0となったときの判定木のフローを示す図である。 図6において、G=255となったときの判定木のフローを示す図である。 図6において、G=0となったときの判定木のフローを示す図である。 図6において、B=255となったときの判定木のフローを示す図である。 図6において、B=0となったときの判定木のフローを示す図である。 第1の実施形態における画像処理の流れを示すメインフローチャートである。 ステップS1408の詳細処理を示すフローチャートである。 ステップS1410の詳細処理を示すフローチャートである。 図14のステップS1412の詳細処理を示すフローチャートである。 デバイス色域情報に含まれるプライマリランプの情報の例を示す図である。 第2の実施形態におけるシステムの機能構成の例を示すブロック図である。 1次色2次色フィルタの変形例を示す図である。 デバイス色域情報に含まれるプライマリランプの情報の変形例を示す図である。 第2の実施形態における1次色や2次色の識別フラグの例を示す図である。 第2の実施形態における図14のステップS1410の詳細処理を示すフローチャートである。 従来技術のカラーマッチング処理を示す模式図である。

Claims (7)

  1. 入力デバイスに依存する色空間で示される入力データをデバイスに依存しない色空間で示されるデータに変換する入力変換手段と、
    前記入力データの属性を判定し、該判定の結果を色域圧縮手段および出力変換手段に伝達する判定手段と、
    前記判定の結果に基づき、前記デバイスに依存しない色空間で示されるデータを出力デバイスの色域情報に応じた色域圧縮を行う前記色域圧縮手段と、
    前記判定の結果に基づき、前記色域圧縮されたデータを、前記出力デバイスに依存する色空間で示される出力データへ変換する前記出力変換手段とを有し、
    前記属性は、1次色または2次色についての識別情報であることを特徴とする色処理装置。
  2. 前記1次色は、イエロー、シアン、マゼンタの何れか1つであり、前記2次色は、レッド、グリーン、ブルーの何れか2つの混合であることを特徴とする請求項1記載の色処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記色域圧縮手段から前記判定すべき色の情報を入力することを特徴とする請求項1記載の色処理装置。
  4. 前記出力デバイスの色域情報は、前記出力デバイスの色域の境界情報であり、
    前記出力変換手段を用いて、前記出力デバイスの色域の境界情報を生成する生成手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の色処理装置。
  5. 前記色域圧縮手段は、前記判定の結果を更新し、前記出力変換手段に伝達することを特徴とする請求項1記載の色処理装置。
  6. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の色処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 入力デバイスに依存する色空間で示される入力データをデバイスに依存しない色空間で示されるデータに変換する入力変換工程と、
    前記入力データの属性を判定し、該判定の結果を色域圧縮工程および出力変換工程に伝達する判定工程と、
    前記判定の結果に基づき、前記デバイスに依存しない色空間で示されるデータを出力デバイスの色域情報に応じた色域圧縮を行う前記色域圧縮工程と、
    前記判定の結果に基づき、前記色域圧縮されたデータを、前記出力デバイスに依存する色空間で示される出力データへ変換する前記出力変換工程とを有し、
    前記属性は、1次色または2次色についての識別情報であることを特徴とする色処理方法。
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