JP4947313B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、多機能装置1におけるハウジング2(請求項でいう装置筐体に相当)の前側(図1において手前側)には開口部2aが開口されており、その開口部2aには被記録媒体としての用紙を堆積状態で収容する上面開放状の給紙トレイ3がX軸線方向に沿って挿抜可能に装着されている。その給紙トレイ3の上面に排紙トレイ33が装着されている。なお、この「挿抜」とは、給紙トレイ3がハウジング2に対して着脱可能なもののみならず、ハウジング2から給紙トレイ3の大部分を引出した状態でも、ハウジング2に対して給紙トレイ3が外れない(着脱不能)ものも含む趣旨である。
記録部10は、図2に示すように、上面が開放された箱型のメインフレーム(図示せず)とその左右一対の側板にて支持され、Y軸方向(主走査方向)に延びる横長の板状の第1及び第2ガイド部材15、16との間に形成される。記録部10における記録ヘッド(図示せず)が下面側に搭載されたキャリッジ13は、用紙搬送方向の上流側の第1ガイド部材15及び下流側の第2ガイド部材16に跨がって摺動自在に支持(搭載)されて往復移動可能となっている。
給紙トレイ3に収容される被記録媒体は、以下便宜上用紙と述べることとするが、被記録媒体は普通紙のみならず、はがきや封筒等の厚紙や光沢紙等の特殊紙、さらには樹脂フィルム等も含む概念である。
次に、図2、図5及び図6を参照しながら、給送手段(給送ローラユニットともいう)20の構造について、詳細に説明する。実施形態では、給送手段20における合成樹脂製のアーム体20cは駆動軸39を中心にして上下回動可能であり、アーム体20cは傾斜分離板21に近づくように延び、アーム体20cの先端部に給送ローラ20aが配置されている。駆動軸39からアーム体20cに設けられた歯車伝動機構20bを介して給送ローラ20aを回転駆動する(図2参照)。歯車伝動機構20bは複数個の伝動用の歯車及び遊星歯車を備えている。なお、実施形態における一対の給送ローラ20aは、Y方向の中心線を挟んで左右対称位置に設けられている(図3参照)。
[離間手段]
次に、離間手段について詳述する。図5〜図8に示すように、離間手段は側面視で上下逆「ヘ」字状に形成された合成樹脂製の作動体56を備えている。作動体56の基端部は、アーム体20c先端側の両側面に設けられた軸部54に対して上下回動自在に装着されている(図11参照)。この作動体56における給送方向上流側部位や二股状の上向きの突出部56aはその重量が大きく形成されている。作動体56における給送方向上流の下面には検出部59が形成されている。検出部59と上記軸部54との間には、同じく下面に突出する作動部58が形成されている。
[離間手段の作用]
給紙トレイ3に複数枚の用紙Pが堆積している状態では、堆積収容されている用紙Pの最上面に給送ローラ20aが当接(押圧)する。そして、作動体56はアーム体20cに対して回動自在であるため、当該作動体56における検出部59も用紙Pの最上面に当接するが、作動部58は用紙Pの最上面に当接しないで、適宜の隙間ができる。この状態で給紙指令があると、駆動軸39が所定方向に回転し、歯車歯車伝動機構20cを介して給送ローラ20aは図2において反時計回りに回転し、堆積収容されている用紙Pを給紙トレイ3の先端(図2において右側端部)に配置されている用紙分離用の傾斜分離板21に突き当てる。傾斜分離板21における用紙Pの幅方向に中央部位に設けられた分離手段としての弾性分離片21a(実施形態では板バネ製である)により最上層の用紙Pのみが分離されて、Uターン搬送路体22、23を介して記録部に給送できるのである。上記の状態は、底部3a上に最後の1枚の用紙Pが残る時まで持続される。
[退避手段]
次に、給紙トレイ3を本体2に対して、略水平方向に挿抜するときに、アーム体20cと給送ローラ20a及び離間手段としての作動体56が給紙トレイ3の先端部(傾斜分離板21)に衝突(干渉)しないようにするための退避手段について説明する。退避手段は、アーム体20cに設けられたカムフォロアと、挿抜する給紙トレイ3の少なくとも一側板の上面に形成されて上記カムフォロアが摺接するカム部とからなる。
[係合手段]
次に、給紙トレイ3をハウジング(装置筐体)2から引き出すとき作動体56の姿勢をアーム体20cに接近させた状態に係合する係合手段について説明する。その第1実施形態は、係合手段はアーム体20cと作動体56との間に設けられるものであって、実施形態では、図5〜図8に示すように、作動体56の後端の突出部56aの前端面56bに設けられた係合爪70である。係合手段における他方は、アーム体20cには係合爪70に係脱する係止部71である。実施形態では、フレーム状のアーム体20cの中途部には穴部73を有する枠部72を設ける。作動体56がアーム体20cの下面に接近するときに、突出部56aが穴部73に嵌まるようにする。そして、枠部72には、作動体56がアーム体20cの下面に最も接近したとき、突出部56aの前端面56bと実質上平行に延びる傾斜壁72aが形成されており、この傾斜壁72aに係止部71が一体的に形成されているものである。なお、突出部56aが左右一対あるときには、傾斜壁72aも左右一対存在しており、その各々に係合爪70及び係止部71が設けられている。
離間手段である作動体56には、給紙トレイ3をハウジング2内に挿入したとき、給紙トレイ内に堆積された用紙Pの最上位に当接するか、給紙トレイ3の底部3aに当接して前記係合手段のロックを解除するための解除手段の一例として、作動体56の給送方向下流側から延びる当接片60を備える。
2b 支持部としての底板
3 給送トレイ
3a 底部
20 給送手段としての給送ローラユニット
20a 給送ローラ
20c アーム体
54 軸部
56 作動体
56a 突出部
58 作動部
59 検出部
60 当接片
67 カムフォロアとしてのウイング
69 カム部
70 係合爪
71 係止部
72 枠部
72a 傾斜壁
Claims (7)
- 被記録媒体に対する記録部を備えた装置筺体に、シート状の被記録媒体を堆積状態で収容可能な収容部を有する給紙トレイを実質上水平方向に挿抜可能に収納するトレイ収納部が設けられてなる画像記録装置であって、
前記トレイ収納部は、前記給紙トレイの少なくとも一部を支持するための支持部を備え、
前記装置筐体内には、前記給紙トレイの前記収容部に収容されている被記録媒体の堆積量に応じて上下動可能なアーム体を配置し、
前記アーム体の先端部には最上位の被記録媒体に当接しながら回転駆動する給送ローラを配置し、
前記アーム体には、当該アーム体に基端部が上下回動可能に装着されて前記給送ローラよりも給送方向の上流側に延びる作動体と、前記作動体の前記給送方向の上流側の下面に設けられて前記被記録媒体の最上面に当接し、且つ前記被記録媒体が存在しないとき前記収容部の底面に形成された開放部に嵌まる検出部と、前記検出部よりも給送方向下流側の作動体に設けられ、前記収容部の底面に当接して給送ローラを前記収容部の底面から離間させる作動部と、を有する離間手段を備え、
前記給紙トレイを前記装置筐体から引き出すとき、前記作動体と前記アーム体との間に被記録媒体が進入可能な間隙がなくなる状態に両者を係合させる係合手段を備え、且つ前記係合手段による係合を解除するための解除手段を備えていることを特徴とする画像記録装置。 - 前記解除手段は、前記収容部に被記録媒体が収容されている給紙トレイを装置筐体内に挿入したとき、前記収容されている被記録媒体又は前記収容部の底面に当接して前記係合手段の係合を解除することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記解除手段は、前記作動体における前記給送方向の下流側に延びる当接片であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像記録装置。
- 前記作動体には、前記検出部よりも給送方向上流側に用紙誘い込み用の突出部を設け、前記突出部より前記作動体の回動中心側には、前記係合手段における一方の係合爪を備え、前記アーム体には前記係合爪に係脱する係止部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像記録装置。
- 前記給紙トレイには、当該給紙トレイを挿抜移動させるとき、前記アーム体及び前記作動体を前記給紙トレイの下流側端部から離間させる退避手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像記録装置。
- 前記退避手段の1つは、前記アーム体に設けられたカムフォロアと、前記給紙トレイの側部に形成されたカム部とからなり、
前記退避手段の他の1つは、前記給紙トレイの給送方向の下流側部から立設する傾斜分離板であり、前記給紙トレイを挿抜移動させるとき、前記傾斜分離板の上端部が前記作動体の下面に摺接するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。 - 前記装置筐体には、前記給紙トレイが前記装置筐体に収納されていないとき、前記解除手段の動作を無効にする無効化手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像記録装置。
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