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JP4943939B2 - 過電流保護装置 - Google Patents

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JP4943939B2
JP4943939B2 JP2007128411A JP2007128411A JP4943939B2 JP 4943939 B2 JP4943939 B2 JP 4943939B2 JP 2007128411 A JP2007128411 A JP 2007128411A JP 2007128411 A JP2007128411 A JP 2007128411A JP 4943939 B2 JP4943939 B2 JP 4943939B2
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Description

本発明は、複数系統の負荷回路と、各負荷回路に電力を供給するための直流電源とを備えた負荷駆動装置に係り、特に、負荷回路にレアショート、及びデッドショートが発生した際に、それぞれの状況に応じて負荷回路を遮断し、回路を保護する過電流保護装置に関する。
車両に搭載されるモータ、ランプ、ヒータ等の各負荷は、該車両に搭載されるバッテリより電力が供給されて駆動する。各負荷は、半導体スイッチを介してバッテリに接続され、該半導体スイッチをオン、オフ操作することにより、負荷の駆動、停止が切り換えられる。
半導体スイッチと負荷からなる負荷回路では、過負荷などの原因により過電流が発生するレアショート、或いはバッテリの出力端子とグランドとが直接短絡するデッドショートが発生することがある。従って、このようなトラブルが発生したときに、負荷回路を保護するために、従来における負荷駆動装置には、過電流保護装置を搭載している(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来における過電流保護装置を搭載した負荷駆動装置の構成を示す回路図である。同図に示すように、この負荷駆動装置は、複数系統(図では2系統)の負荷回路100,100aを有しており、これらの各負荷回路100,100aには、バッテリ101(出力電圧VB)が接続されている。
負荷回路100は、例えば、MOS−FETよりなる半導体スイッチT101と、負荷102との直列接続回路で構成されている。半導体スイッチT101のゲートには、駆動回路103が接続され、また、このゲートは半導体スイッチT102を介してグランドに接地されている。更に、この駆動回路103の入力側には、アンド回路AND101,スイッチSW101,抵抗R101が接続されている。
また、半導体スイッチT101の両端電圧を検出し、この両端電圧と所定の基準電圧とを比較する電圧検出回路104を備え、この電圧検出回路104の出力側には、ノイズ除去用のフィルタ107が設けられている。更に、各負荷回路100,100aが接続される点P1(電圧V1)とバッテリ101との間を接続する電源配線105に生じる逆起電力E1を検出する逆起電力検出回路106を備えている。また、アンド回路AND102、オア回路OR101、及びラッチDF101を備えている。ここで、電源配線105が有する抵抗をRw1、インダクタンスをL1とする。
以下、図5に示す負荷駆動回路の動作について説明する。通常時においては、駆動回路103より出力される駆動信号により、半導体スイッチT101がオン、オフ動作して、負荷102の駆動、停止が切り換えられる。また、何らかの理由により、負荷102に流れる電流が過電流となった場合、即ち、レアショートが発生した場合には、負荷電流IDが増大する。そして、半導体スイッチT101の両端電圧が増大し、電圧検出回路104より、過電流検出信号が出力されるので、この過電流検出信号がオア回路OR101を介してラッチDF101に供給され、半導体スイッチT102がオンとされる。そして、半導体スイッチT101がオフとなり、負荷回路100が遮断される。これにより、回路を保護することができる。
他方、半導体スイッチT101と負荷102とを接続する電線が直接グランドに接続されるような事故、即ち、デッドショートが発生した場合には、電源配線105に過大電流が流れ、電源配線105に逆起電力E1が発生する。すると、この逆起電力E1の発生が逆起電力検出回路106で検出され、逆起電力検出信号が出力される。
この逆起電力検出信号は、アンド回路AND102の一方の入力端子に供給され、また、他方の入力端子には、電圧検出回路104より出力される過電流検出信号が供給されるので、このアンド回路AND101の出力信号がHレベルとなる。従って、オア回路OR101の出力信号がHレベルとなるので、ラッチDF101の出力が反転して半導体スイッチT102がオンとなり、半導体スイッチT101がオフとなって、負荷回路100が遮断される。
ここで、アンド回路AND102を設ける理由は、デッドショートが発生した負荷回路100以外の負荷回路(負荷回路100a)が遮断されないようにするためである。つまり、もしアンド回路AND102を設けない構成とすれば、複数の負荷回路100,100aのうちの一つの負荷回路でデッドショートが発生すると、バッテリ101に接続されている負荷回路全てが遮断されてしまうことになり、これを防止するために、アンド回路AND102を設けている。
しかしながら、上記の構成を備える過電流保護装置では、電圧検出回路104より出力される過電流検出信号と、逆起電力検出回路106より出力される逆起電力検出信号の論理和(アンド)の出力を用いているので、ラッチDF101の動作が電圧検出回路104より出力される過電流検出信号に支配されてしまい、逆起電力の発生が検出されたときに、瞬時に負荷回路100を遮断することができない。
特開2006−5581号公報
上述したように、従来における過電流保護装置では、デッドショートが発生した際に、瞬時に負荷回路100を遮断して、回路を保護することができないという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、負荷回路にレアショート、或いはデッドショートが発生した場合には、それぞれの状況に応じて、回路を遮断して、確実に回路を保護することのできる過電流保護装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、半導体スイッチ及び負荷を備えた負荷回路を複数備え、前記各負荷回路を直流電源に接続して、前記各負荷回路を駆動するようにした負荷駆動装置の、前記負荷回路に過電流が流れた際に、これを検出して前記半導体スイッチを遮断する過電流保護装置において、前記直流電源と、前記各負荷回路とを接続する電源配線に生じる逆起電力の大きさに基づいて、前記負荷回路のいずれかに生じる過電流を検出する第1の過電流検出手段と、前記複数の各負荷回路に設けられ、前記半導体スイッチの両端に発生する電圧に基づいてこの負荷回路に生じる過電流を検出する第2の過電流検出手段と、前記第2の過電流検出手段のみにより過電流検出信号が検出された際には、第1の遅延時間で遅延信号を出力し、前記第1の過電流検出手段及び前記第2の過電流検出手段の双方で過電流検出信号が検出された際には、前記第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時間で遅延信号を出力する遅延手段と、前記遅延手段より前記遅延信号が出力された際に、この負荷回路の半導体スイッチを遮断する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、前記遅延手段は、前記過電流検出信号を所定のサンプリング周期でサンプリングして遅延信号を出力するフィルタ回路であり、該フィルタ回路は、前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されないときには、第1のサンプリング周期で前記サンプリングを実行し、前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されたときには、前記第1のサンプリング周期よりも短い第2のサンプリング周期で前記サンプリングを実行することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、半導体スイッチ及び負荷を備えた負荷回路を複数備え、前記各負荷回路を直流電源に接続して、前記各負荷回路を駆動するようにした負荷駆動装置の、前記負荷回路に過電流が流れた際に、これを検出して前記半導体スイッチを遮断する過電流保護装置において、前記直流電源と、前記各負荷回路とを接続する電源配線に生じる逆起電力の大きさに基づいて、前記負荷回路のいずれかに生じる過電流を検出する第1の過電流検出手段と、前記複数の各負荷回路に設けられ、前記半導体スイッチの両端に発生する電圧に基づいてこの負荷回路に生じる過電流を検出する第2の過電流検出手段と、前記第2の過電流検出手段のみにより過電流検出信号が検出された際には、第1の遅延時間で遅延信号を出力し、前記第1の過電流検出手段及び前記第2の過電流検出手段の双方で過電流検出信号が検出された際には、前記第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時間で遅延信号を出力する遅延手段と、前記遅延手段より前記遅延信号が出力された際に、この負荷回路の半導体スイッチを遮断する制御手段と、を備え、前記遅延手段は、前記過電流検出信号を所定のサンプリング周期でサンプリングして遅延信号を出力するフィルタ回路であり、該フィルタ回路は、前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されないときには、前記遅延信号を出力する際のサンプリング回数を、第1のサンプリング回数とし、前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されたときには、前記遅延信号を出力する際のサンプリング回数を、前記第1のサンプリング回数よりも少ない第2のサンプリング回数とすることを特徴とする。
請求項1の発明では、第2の過電流検出手段のみで過電流が検出された際には、遅延手段における遅延時間を第1の遅延時間に設定し、第1の過電流検出手段及び第2の過電流検出手段の双方で過電流が検出された際には、遅延手段における遅延時間を第2の遅延時間に設定する。従って、軽微な過電流が発生した場合には、第1の遅延時間で負荷回路を遮断するので、ノイズ等の影響を受けて負荷回路が誤遮断されることを防止でき、電源とグランドとが直接短絡するようなデッドショートが発生した場合には、第2の遅延時間で負荷回路を遮断するので、即応性をもって負荷回路を遮断し、半導体スイッチ及びその他の回路構成要素を過電流から保護することができる。また、デッドショートが発生した負荷回路のみを遮断し、その他のデッドショートが発生していない負荷回路の駆動を継続させることができる。
更に、遅延手段としてフィルタ回路を用い、このフィルタ回路のサンプリング周期を変更することにより、第1の遅延時間、第2の遅延時間を設定する。従って、極めて簡単な方法で、遅延時間を設定することができる。
請求項の発明では、遅延手段としてフィルタ回路を用い、このフィルタ回路のサンプリング回数を変更することにより、第1の遅延時間、第2の遅延時間を設定する。従って、極めて簡単な方法で、遅延時間を設定することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る過電流保護装置が搭載された負荷駆動装置の構成を示す回路図である。同図に示すように、この負荷駆動装置は、複数系統(図では2系統)の負荷回路10,10aと、各負荷回路10,10aに駆動用の電力を供給するバッテリ1(出力電圧VB)とを備えている。
負荷回路10は、MOS−FET等で構成される半導体スイッチT11と、ランプ、モータ、ヒータ等の負荷2との直列接続回路を備え、更に、半導体スイッチT11に駆動信号を出力する駆動回路3を備えている。
また、負荷回路10は、半導体スイッチT11の両端(ドレイン、ソース間)に発生する両端電圧VDSを検出することにより、該半導体スイッチT11に流れる負荷電流IDが過電流となったことを検出する電圧検出回路(第2の過電流検出手段)4と、各負荷回路10,10aとバッテリ1との接続点P1(電圧V1)に接続され、各負荷回路10,10aとバッテリ1とを接続する電源配線5に逆起電力E1が発生したことを検出する逆起電力検出回路(第1の過電流検出手段)6を備えている。
更に、逆起電力検出回路6及び電圧検出回路4の後段には、これらの回路6,4の出力信号に基づいて、半導体スイッチT11をオフとするか否かを決定するための制御回路8が設けられている。
なお、負荷回路10aは、上述した負荷回路10と同様の構成を備えているので、その構成説明を省略する。但し、逆起電力検出回路6は、各負荷回路10,10a共通に配置されている。つまり、逆起電力検出回路6の比較器CMP2の出力信号は、負荷回路10aの制御回路にも接続される。
また、半導体スイッチT11と負荷2との間には、抵抗成分、及びインダクタンス成分が存在するので、等価的に抵抗Rw2、インダクタンスL2を示し、また、半導体スイッチT11と負荷2との間の配線がグランドに接続されるデッドショートが発生したときには、このときの短絡経路には、抵抗成分、及びインダクタンス成分が存在するので、等価的に抵抗Rw3、インダクタンスL3を示している。
電圧検出回路4は、比較器CMP1と、抵抗R1,R2,R3を備えている。抵抗R1,R2の直列接続は、点P1とグランドとの間に配置されている。比較器CMP1のマイナス側入力端子は、半導体スイッチT11のソースとなる点P2(電圧V2)に接続される。また、該比較器CMP1のプラス側入力端子は、抵抗R1とR2の接続点P4(電圧V4)に接続され、更に、比較器CMP1の出力端子は、制御回路8に接続されると共に、抵抗R3を介して5V電源に接続されている。
抵抗R1は、例えば抵抗値が1[KΩ]であり、抵抗R2は、例えば抵抗値が150[KΩ]であり、これらの接続点P4の電圧V4(基準電圧)は、点P2の電圧V2よりも若干低い電圧となるように設定されている。即ち、(V1−V4)>(V1−V2)となっている。従って、通常動作時には、比較器CMP1のマイナス側入力端子に供給される電圧V2の方が、プラス側入力端子に供給される電圧V4よりも大きいので、比較器CMP1の出力信号は、Lレベルの信号となる。また、負荷回路10の負荷電流IDが増大すると、半導体スイッチT11の両端電圧が上昇するので、(V1−V2)>(V1−V4)となり、換言すれば、電圧V2が基準電圧V4よりも低くなり、比較器CMP1の出力信号が反転する。
逆起電力検出回路6は、比較器CMP2と、抵抗R4,R5,R6と、コンデンサC1とを備えている。抵抗R4とR5の直列接続は、点P1とグランドとの間に配置されている。比較器CMP2のマイナス側入力端子は、点P1に接続されており、プラス側入力端子は、抵抗R4とR5との接続点P3(電圧V3)に接続されている。更にこの点P3は、コンデンサC1を介してグランドに接地されている。抵抗R4は、例えば抵抗値が40[KΩ]であり、抵抗R5は、例えば抵抗値が60[KΩ]である。
制御回路8は、フィルタ回路(遅延手段)7と、ラッチDF1とを有している。フィルタ回路7は、デジタルフィルタを採用しており、設定されたサンプリング周期(例えば、1[μsec])で、電圧検出回路4より出力される過電流検出信号をサンプリングし、所定回数(例えば、5回)連続してHレベルの信号が検出された際には、Hレベルのフィルタ出力信号を出力する。このフィルタ出力信号(遅延信号)は、ラッチDF1に出力される。
また、フィルタ回路7は、逆起電力検出回路6より、逆起電力検出信号が出力された際には、上記のサンプリング周期を変更してサンプリング処理を実行する。例えば、サンプリング周期を0.25[μsec]に変更する。更に、フィルタ回路7は、入力される過電流検出信号を、設定されたサンプリング周期で、複数回サンプリングした後、サンプリングした信号を出力するので、入力から出力までに遅延が生じる。即ち、フィルタ回路7は遅延手段としての機能を備える。また、上記のサンプリング周期の変更は、クロックパルスを調整する等により、容易に行うことができる。
更に、サンプリングの回数を変更してフィルタ出力信号を出力することができる。例えば、上記のように5回連続してHレベルの信号が検出されたときに、Hレベルのフィルタ出力信号を出力する場合や、3回連続してHレベルの信号が検出されたときに、Hレベルのフィルタ出力信号を出力するように設定することができる。
ラッチDF1は、通常時は、出力+QがLレベル、出力−QがHレベルとなり、フィルタ回路7よりHレベル信号が供給されると、各出力+Q,−Qを反転させる。即ち、出力+QがHレベル、出力−QがLレベルとなる。
ラッチDF1の出力+Qは、MOS−FET等で構成される半導体スイッチT12のゲートに接続され、この半導体スイッチT12は、半導体スイッチT11のゲートとグランドとの間に設けられている。従って、半導体スイッチT12がオンとなると、半導体スイッチT11のゲートがグランドに接地されるので、該半導体スイッチT11がオフとなる。
また、ラッチDF1の出力−Qは、アンド回路AND1の一方の入力端子に接続され、更に、他方の入力端子は、スイッチSW1を介して電源に接続され、且つ、抵抗R8を介してグランドに接地されている。また、アンド回路AND1の出力端子は、駆動回路3に接続されている。駆動回路3は、チャージポンプ9より電力が供給されて駆動し、該駆動回路3の出力端子は、抵抗R7を介して半導体スイッチT12のドレイン、及び半導体スイッチT11のゲートに接続されている。
次に、上記のように構成された負荷駆動装置の動作について説明する。操作者がスイッチSW1をオンとすると、アンド回路AND1の2つの入力端子が共にHレベルとなるので、該アンド回路AND1の出力信号がHレベルとなる。
駆動回路3は、半導体スイッチT11のゲートに駆動信号を出力するので、該半導体スイッチT11がオンとなり、負荷電流IDが流れて、負荷2が駆動する。例えば、負荷2がランプであれば、ランプが点灯し、負荷2がモータであればモータが回転を開始する。
このとき、電圧検出回路4では、電圧(V1−V4)が電圧(V1−V2)よりも大きいので、換言すれば、V2>V4であるので、比較器CMP1の出力信号はLレベルである。よって、フィルタ回路7に過電流検出信号は供給されない。また、逆起電力検出回路6では、V1>V3が成立しているので、比較器CMP2の出力信号はLレベルである。
そして、負荷2が駆動しているときに、負荷電流IDが増大すると(レアショートが発生すると)半導体スイッチT11の両端電圧(ドレイン、ソース間電圧)が上昇し、V1−V2が増大する。即ち、点P2の電圧V2が点P4の電圧V4よりも低くなるので、比較器CMP1の出力信号が「L」から「H」に反転する。その結果、比較器CMP1より過電流検出信号が出力され、フィルタ回路7に供給される。
フィルタ回路7は、予め設定されている第1のサンプリング周期で、供給された過電流検出信号をサンプリングし、サンプリング後に得られるHレベルの出力信号をフィルタ出力信号(遅延信号)として、ラッチDF1に出力する。
ラッチDF1は、フィルタ出力信号が供給されると、出力+Q,−Qを反転させる。従って、アンド回路AND1の一方の入力端子にはLレベルの信号が入力されるので、該アンド回路AND1の出力信号はLレベルとなり、駆動回路3の出力はLレベルとなる。更に、半導体スイッチT12がオンとなり、半導体スイッチT11のゲートがグランドに接地されるので、該半導体スイッチT11がオフとなり、負荷回路10が遮断される。
上記のように、負荷回路10にレアショートが発生した場合には、フィルタ回路7の第1のサンプリング周期で定まる遅延時間だけ遅延して、負荷回路10が遮断される。
他方、半導体スイッチT11と負荷2を接続する電線が直接グランドに接続される等の原因によるデッドショートが発生した場合には、上記と同様の手順により、電圧検出回路4の比較器CMP1より、過電流検出信号が出力される。
更に、デッドショート発生時には、電源配線5が有する抵抗Rw1、及びインダクタンスL1により逆起電力E1が発生する。すると、V1=VB−E1となり、電圧V1は、バッテリ電圧VBを下回る。従って、比較器CMP2のマイナス側入力端子に供給される電圧は、即時にVB−E1まで低下する。しかし、点P3の電圧V3は、抵抗R4,R5、コンデンサC1から構成される時定数回路により、即時に低下することができない。従って、この間は電圧V1と電圧V3が逆転し、V3>V1となるので、比較器CMP2の出力信号がHレベルに反転する。このHレベルの出力信号(逆起電力検出信号)は、フィルタ回路7に出力される。
フィルタ回路7は、比較器CMP2より逆起電力検出信号が供給されると、サンプリング周期を短くする処理を行う。具体的には、第1のサンプリング周期を、これよりも短い第2のサンプリング周期に変更する処理を行う。このサンプリング周期を短くする処理は、例えば、クロックパルスを変更する等の処理により、フィルタ回路7にて容易に行うことができる。
すると、電圧検出回路4の比較器CMP1より出力された過電流検出信号は、第2のサンプリング周期でフィルタ回路7を通過することになり、レアショート発生時よりも短い時間でラッチDF1の出力信号を反転させる。こうして、デッドショート発生時には、レアショート発生時よりも素早く負荷回路を遮断することができるのである。
これを図2に示すタイミングチャートを参照して説明する。図2(a)は、過電流検出信号を第1のサンプリング周期T1でサンプリングした場合、図2(b)は、過電流検出信号を第2のサンプリング周期T2でサンプリングした場合の、サンプリングのタイミングを示している。
時刻t0で過電流検出信号が入力され、5回のサンプリングでフィルタ出力信号を出力する場合には、第1のサンプリング周期T1の場合には、遅延時間が(T1*4)となり(第1の遅延時間)、第2のサンプリング周期T2の場合には、遅延時間が(T2*4)となる(第2の遅延時間)。そして、図2から明らかなように、第2のサンプリング周期T2を採用した方が、第1のサンプリング周期T1を採用した場合よりも、遅延時間が短くなっている。即ち、デッドショート発生時の方が、より速く半導体スイッチT11をオフとして、負荷回路10を遮断することができる。
このようにして、本実施形態に係る過電流保護装置では、電圧検出回路4の後段に設けられたフィルタ回路7のサンプリング周期が、レアショート発生時とデッドショート発生時とで異なるようにしている。具体的には、レアショート発生時には、第1のサンプリング周期でサンプリング処理を行い、デッドショート発生時には、第2のサンプリング周期でサンプリング処理を行うようにした。従って、レアショート発生時には、第1の遅延時間で負荷回路100を遮断することができ、また、デッドショート発生時には、第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時間で負荷回路を遮断することができる。
従って、簡単な構成で確実にレアショート発生時とデッドショート発生時に応じた負荷回路を遮断する制御を行うことができる。即ち、レアショート発生時には、緊急に負荷回路10を遮断する必要がないので、遅延時間を長くすることによりノイズ等の影響による負荷回路10の誤遮断を防止することができ、デッドショート発生時には瞬時に負荷回路10を遮断することにより、半導体スイッチT11、及びその他の回路構成要素をデッドショート発生時の過電流から保護することができる。
更に、デッドショートが発生した場合には、デッドショートが発生した負荷回路のみを遮断し、その他の負荷回路を継続して動作させることができる。
また、上記した実施形態では、レアショート発生時とデッドショート発生時で、フィルタ回路7のサンプリング周期を変更する場合を例に挙げて説明したが、サンプリング周期に換えて、サンプリング回数を変更しても同様の効果を得ることができる。
図3は、サンプリング回数を変更する場合の例を示すタイミングチャートであり、図3(a)は、サンプリング回数が多い場合、図3(b)は、サンプリング回数が少ない場合をそれぞれ示している。図3から明らかなように、サンプリング回数が少ない方が、遅延時間が短くなる。
よって、レアショート発生時には、例えば、図3(a)に示すようにサンプリング回数を5回とし、デッドショート発生時には、図3(b)に示すように、サンプリング回数を3回とすることにより、遅延時間を変更することができる。具体的には、図3(a)に示すサンプリング回数が5回の場合には、遅延時間が(T1*4)となり、図3(b)に示すサンプリング回数が3回の場合には、遅延時間が(T1*2)となり、サンプリング回数が3回の場合の方が、サンプリング回数が5回の場合よりも遅延時間が短くなっている。そして、このような構成とした場合でも、上記した実施形態と同様の効果を得ることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る過電流保護装置の、制御回路8′を示すブロック図である。図4に示すように第2の実施形態に係る過電流保護装置に用いる制御回路8′は、2つのフィルタ回路7-1、7-2を備えており、フィルタ回路7-1は、第1の遅延時間でフィルタ出力信号(遅延信号)を出力し、フィルタ回路7は、第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時間でフィルタ出力信号(遅延信号)を出力する。
そして、電圧検出回路4の比較器CMP1より出力される過電流検出信号は、各フィルタ回路7-1、7-2に供給され、更に、フィルタ回路7-2の出力信号は、アンド回路AND2の一方の入力端子に供給され、他方の入力端子には、逆起電力検出信号が供給される。更に、アンド回路AND2の出力端子と、フィルタ回路7-1の出力端子は、オア回路OR1の2つの入力端子に接続されている。
従って、レアショートが発生しているときには、逆起電力検出信号がアンド回路AND2に供給されず、アンド回路AND2の出力信号はLとなる。そして、フィルタ回路7-1の出力信号のみがオア回路OR1に供給されるので、ラッチDF1は、フィルタ回路7-1に依存する遅延時間で出力+Q、−Qを反転させる。
他方、デッドショートが発生している場合には、逆起電力検出回路6より逆起電力検出信号が出力されるので、アンド回路AND1の出力がHレベルとなり、ラッチDF1は、フィルタ回路7-2に依存する遅延時間で出力+Q、−Qを反転させる。従って、上記した実施形態と同様に、レアショート発生時には、第1の遅延時間で負荷回路10を遮断し、デッドショート発生時には、第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時間で負荷回路10を遮断することができる。
また、各フィルタ回路7-1,7-2は、図2に示したように、サンプリング周期を変更することにより、各フィルタ回路7-1,7-2の遅延時間が異なるように設定しても良いし、図3に示したようにサンプリング回数を変更することにより、各フィルタ回路7-1,7-2の遅延時間が異なるように設定しても良い。
以上、本発明の過電流保護装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上記した実施形態では、2系統の負荷回路10,10aを備える例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3系統以上の負荷回路が設けられる場合についても適用することができる。
デッドショートとレアショートを区別し、それぞれの状況に応じた適切な負荷回路の遮断を行う上で極めて有用である。
本発明の一実施形態に係る過電流保護装置が搭載された負荷駆動装置の構成を示す回路図である。 フィルタ回路のサンプリング周期を示すタイミングチャート図であり、(a)は第1のサンプリング周期、(b)は第2のサンプリング周期を示す。 フィルタ回路のサンプリング回数を示すタイミングチャート図であり、(a)はサンプリング回数を5回、(b)はサンプリング回数を3回とした場合を示す。 本発明の第2の実施形態に係る過電流保護装置の、制御回路の構成を示すブロック図である。 従来における過電流保護装置が搭載された負荷駆動装置の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 バッテリ
2 負荷
3 駆動回路
4 電圧検出回路
5 電源配線
6 逆起電力検出回路
7 フィルタ
8 制御回路
9 チャージポンプ
10 負荷回路
100 負荷回路
101 バッテリ
102 負荷
103 駆動回路
104 電圧検出回路
105 電源配線
106 逆起電力検出回路
107 フィルタ

Claims (2)

  1. 半導体スイッチ及び負荷を備えた負荷回路を複数備え、前記各負荷回路を直流電源に接続して、前記各負荷回路を駆動するようにした負荷駆動装置の、前記負荷回路に過電流が流れた際に、これを検出して前記半導体スイッチを遮断する過電流保護装置において、
    前記直流電源と、前記各負荷回路とを接続する電源配線に生じる逆起電力の大きさに基づいて、前記負荷回路のいずれかに生じる過電流を検出する第1の過電流検出手段と、
    前記複数の各負荷回路に設けられ、前記半導体スイッチの両端に発生する電圧に基づいてこの負荷回路に生じる過電流を検出する第2の過電流検出手段と、
    前記第2の過電流検出手段のみにより過電流検出信号が検出された際には、第1の遅延時間で遅延信号を出力し、前記第1の過電流検出手段及び前記第2の過電流検出手段の双方で過電流検出信号が検出された際には、前記第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時間で遅延信号を出力する遅延手段と、
    前記遅延手段より前記遅延信号が出力された際に、この負荷回路の半導体スイッチを遮断する制御手段と、を備え、
    前記遅延手段は、前記過電流検出信号を所定のサンプリング周期でサンプリングして遅延信号を出力するフィルタ回路であり、
    該フィルタ回路は、前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されないときには、第1のサンプリング周期で前記サンプリングを実行し、前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されたときには、前記第1のサンプリング周期よりも短い第2のサンプリング周期で前記サンプリングを実行することを特徴とする過電流保護装置。
  2. 半導体スイッチ及び負荷を備えた負荷回路を複数備え、前記各負荷回路を直流電源に接続して、前記各負荷回路を駆動するようにした負荷駆動装置の、前記負荷回路に過電流が流れた際に、これを検出して前記半導体スイッチを遮断する過電流保護装置において、
    前記直流電源と、前記各負荷回路とを接続する電源配線に生じる逆起電力の大きさに基づいて、前記負荷回路のいずれかに生じる過電流を検出する第1の過電流検出手段と、
    前記複数の各負荷回路に設けられ、前記半導体スイッチの両端に発生する電圧に基づいてこの負荷回路に生じる過電流を検出する第2の過電流検出手段と、
    前記第2の過電流検出手段のみにより過電流検出信号が検出された際には、第1の遅延時間で遅延信号を出力し、前記第1の過電流検出手段及び前記第2の過電流検出手段の双方で過電流検出信号が検出された際には、前記第1の遅延時間よりも短い第2の遅延時間で遅延信号を出力する遅延手段と、
    前記遅延手段より前記遅延信号が出力された際に、この負荷回路の半導体スイッチを遮断する制御手段と、を備え、
    前記遅延手段は、前記過電流検出信号を所定のサンプリング周期でサンプリングして遅延信号を出力するフィルタ回路であり、
    該フィルタ回路は、前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されないときには、前記遅延信号を出力する際のサンプリング回数を、第1のサンプリング回数とし、
    前記第1の過電流検出手段にて過電流が検出されたときには、前記遅延信号を出力する際のサンプリング回数を、前記第1のサンプリング回数よりも少ない第2のサンプリング回数とすることを特徴とする過電流保護装置。
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