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JP4935993B2 - 無線通信システムにおけるリファレンス信号生成方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるリファレンス信号生成方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は無線通信システムに係り、特に送信信号にリファレンス信号(Reference signal、あるいはパイロット信号ともいう。)を多重する方式の無線通信システム、そのリファレンス信号生成方法および装置に関する。
以下、図1に示す3GPP無線通信システムを一例として本発明の背景技術を説明する。
図1(A)は一般的な無線移動通信システムを示すブロック図であり、図1(B)は基地局と移動局との間で送受信される信号のフレーム構成の一例を示すフォーマット図である。図1(B)に示すように、1フレーム(サブフレーム)はたとえば0.5msecのフレーム長を有し、複数個の所定時間長のブロックが時間多重されると共に、所定数N個のサブキャリアをリソースブロックとして、複数のリソースブロックが一定の周波数帯域内で周波数多重される。
無線通信では、一般に、送信信号にリファレンス信号を多重して送信する方式が採用されており、受信したリファレンス信号を用いて、チャネル推定、リンクアダプテーションあるいはスケジューリングのためのチャネル品質(CQI:Channel Quality Indicator)測定が行われる。
リファレンス信号を用いてチャネル推定などを行うには、受信側でも送信されるリファレンス信号の系列が既知であることが必要であるが、このような系列として、近年、CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列が注目されている。CAZAC系列は、時間領域において振幅が一定であるためにピーク対平均雑音電力比(PAPR)を小さく抑えることができ、さらに、周波数領域においても振幅が一定であるために周波数領域における伝搬路推定に優れている、という特徴を有する。さらに、完全な自己相関特性があることから受信信号のタイミング検出に適しているという利点もあり、シングルキャリア送信に適する系列として注目されている。このために、3GPPのLTE(Long Term Evolution)においても、CAZAC系列の一種であるZadoff-Chu系列が上りのリファレンス信号系列として用いられる(非特許文献1)。Zadoff-Chu系列Pkは次式(1)あるいは(2)で表される。
Figure 0004935993
Figure 0004935993
しかしながら、CAZAC系列の系列数には次のような制限がある。すなわち、CAZAC系列の系列数はその系列長Lに依存し、上記Zadoff-Chu系列では、系列長Lが素数の場合に系列数が最大となる。その時の最大系列数は(L−1)に等しい。したがって、できるだけ多くの異なるCAZAC系列P1,P2,P3・・・を生成してそれぞれ基地局に割り当てようと思えば、系列長Lが素数である系列を用いるのが系列数最大化の観点からは最適である。次に述べるように、従来ではこの方法によりリファレンス信号が生成されていた。
図2は従来のリファレンス信号生成方法を示すフローチャートである。まず、リソースブロックのサブキャリア数Nに最も近い素数の系列長を有するCAZAC系列を選択する(ステップS10)。そして、この選択されたCAZAC系列から周知のサイクリックシフトにより複数のリファレンス信号系列を生成する(ステップS11)。生成されたリファレンス信号系列は複数の移動局UEにそれぞれ割り当てることができる。
ところが、リファレンス信号のリソースサイズにおけるサブキャリ数Nは通常素数ではない。図1(B)に示すように、LTEではデータ信号のリソースサイズは12サブキャリア(1リソースブロック)の整数倍であり、これに対応するリファレンス信号のリソースブロックのサブキャリア数も12サブキャリアの整数倍である。従って、リファレンス信号のリソースブロックのサブキャリア数Nは12,24,36、・・・となる。これに対して、系列数最大化の観点で決定した長さは、サブキャリア数Nに最も近い素数の系列長であるから、それぞれ、11または13,23,37・・・となり、リファレンス信号リソースのサブキャリア数Nと一致しない。このようにリファレンス信号のリソースサイズ(サブキャリア数)と素数長とが一致しない場合に、素数長のCAZAC系列をそれぞれリファレンス信号リソースのサブキャリアに割り当てる方法がいくつか提案されている。
図3(A)はリファレンス信号リソースブロックの周波数構成を示す図であり、図3(B)は素数長の系列をそのまま割り当てた場合の系列割当て図、図3(C)は1符号サイクリックコピーにより割り当てた場合の系列割当て図、図3(D)は1符号打ち切り(truncation)により割り当てた場合の系列割当て図である。
図3(B)に示す方法は非特許文献2に記載されているが、リソースブロックのサブキャリア数N=12より小さい系列#1〜#11をそのまま割り当てると、12サブキャリアの最後の1つにリファレンス信号が割り当てられないことになる。
図3(C)に示す1符号サイクリックコピー方法では、リソースブロックのサブキャリア数N=12より小さい系列#1〜#11の不足分をサイクリックコピー(cyclic copy)により補填することで、全体としてリソースブロックのサブキャリア数N=12に合わせている(特許文献1参照)。
また、図3(D)に示す1符号打ち切り方法では、リソースブロックのサブキャリア数N=12より大きい長さの系列#1〜#13をリソースブロックのサブキャリア数N=12で打ち切ることで、全体としてリソースブロックのサブキャリア数N=12に合わせている(特許文献1参照)。
3GPP TR 25.814 v2.0.0, June, 2006. 3GPP R1-063369 Nokia, "CAZAC Sequence Length for E-UTRA UL," November 6-10, 2006 米国特許出願公開US2005/0226140号明細書
上述したように、使用可能な系列数を最大化するためには、CAZAC系列の系列長として素数を選択するのが最適であるが、1つの移動局に多くのリソースブロックを割り当てると、リファレンス信号リソースサイズとCAZAC系列長との差が大きく異なる場合がある。たとえばリファレンス信号リソースブロックサイズ(サブキャリア数N)を120とした場合、その前後の素数は113と127である。素数長113の場合、使用可能な系列数は112、その相互相関は1/√113以下であるが、リファレンス信号リソースサイズとCAZAC系列長との差は7と大きくなる。素数長127の場合、使用可能な系列数は126、その相互相関は1/√127以下であるが、リファレンス信号リソースサイズとCAZAC系列長との差はやはり7と大きくなる(なお、「√x」はxの平方根を表す。以下同様)。
このように素数長とリファレンス信号リソースサイズ(サブキャリア数N)との差が大きくなると、上述した従来の方法では次のような問題が生じ得る。
図3(B)に示す系列をそのまま割り当てる方法では、データ信号の送信帯域の端の部分に対応するリファレンス信号の電力損失が著しく大きくなりチャネル推定性能が劣化する。また、図3(C)のサイクリックコピーの方法や図3(D)の系列を打ち切る方法でもリファレンス信号の相互相関特性が劣化し、自己相関特性やピーク対平均雑音電力比(PAPR)も劣化すると考えられる。特にリファレンス信号リソースブロック数が10以上、すなわちサブキャリア数Nが120以上の場合に、相互相関特性等の特性劣化を回避することが望ましい。
本発明の目的は、リファレンス信号系列の性能を確保しつつ、リファレンス信号リソースサイズと素数の系列長との差を小さくできるリファレンス信号生成方法および装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、系列としての良好な特性を有する多くのリファレンス信号系列を生成できるリファレンス信号生成方法および装置を提供することにある。
本発明によれば、上記の目的を達成するため、リファレンス信号に用いるCAZAC系列の長さを決定する際の指標として、使用できる系列数に加えて、リファレンス信号のリソースブロックのサブキャリア数とCAZAC系列の長さとの差を用いる。
すなわち、本発明の第1の側面によれば、所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択し、この第1CAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長を選択し、第2CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成することを特徴とする。
本発明の第2の側面によれば、所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択し、前記少なくとも1つの第1CAZA
C系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長を選択し、前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長を選択し、前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択し、前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成する、ことを特徴とする
前記所定サブキャリア数との差の絶対値が最小となるように前記第1CAZAC系列長を選択してもよい。また、前記所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる前記第1CAZAC系列長のうち、素因子の個数が第2所定値以下で、かつ、最大素因子が最も大きくなるものを前記第2CAZAC系列長として選択することもできる。
CAZAC系列長の候補が複数個ある場合には系列長のより長いもの、あるいは、より短いものを選択することができる。この選択基準は望ましい特性が得られるように決定すればよい。たとえば、より多くのCAZAC系列を確保したい場合には長い系列を、打ち切り割り当てによる特性劣化を回避したい場合には短い系列を選択する。
本発明によれば、所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長を選択し、この選択されたCAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成する。
あるいは、所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長とをそれぞれ選択し、こうして選択されたCAZAC系列長のうち所定サブキャリア数との差がより小さいものを選択してリファレンス信号を生成する。
このようにリファレンス信号を生成することにより、リファレンス信号リソースブロックサイズとCAZAC系列長との差を従来に比べ大幅に減少させることができ、しかも良好な相互相関特性を有する使用可能な系列を多く確保することができる。
先ず、本発明のスキームと基本的な構成について説明し、それに基づいて本発明の実施形態および実施例について詳細に説明する。
1.本発明のスキーム
リファレンス信号サイズとZadoff-Chu系列長との差を小さくするために、系列長を選択する基準として最大素因子を用いる。たとえば2つの系列長118(=59×2)と119(=17×7)とがあった場合、この素因子のなかで最も大きい素因子「59」が最大素因子である。系列長の選択基準として最大素因子を用いる理由は次の通りである。
2つの異なる系列PkおよびPk'の相互相関Rは、これらの系列番号の差(k−k’)と系列長Lとの最大公約数をgとすると、次式で表すことができる。
Figure 0004935993
この式によれば、(k−k’)とLとの間の最大公約数gが小さくなるほど、相互相関性は良好になる。
Lの最大素因子をLiとすると、Liより小さいk、k’について、gはLiより小さくなる。このことは相互相関が1/√Li以下になる系列の数が増加することを意味する。したがって最大素因子の大きい数を選択するのが合理的である。
他方、使用可能な系列数は、k、k’がLiより小さいことを考慮すると、素因子の個数の増加に従って減少する。たとえば、リファレンス信号ブロックサイズが120の場合を考えると、118(=59×2)は素数ではないが、大きい素因子「59」を含んでいる。この場合、使用可能な系列のk、k’は
k,k’={1,3,5,7,9,・・・,57,61,・・・,115,117}
となる。k,k’はLに対して互いに素であるから、2または59の倍数が除外されることとなり、結果的に、使用可能な符号の総数は57個となる。この場合、k,k’が奇数でk−k’が常に偶数になるので、これら系列の全ては1/√59以下の相互相関を有する。
この例では、リファレンス信号リソースブロックサイズとCAZAC系列長との差は、従来の”7”から”2”へ減少し、しかも良好な相互相関特性を有する使用可能な系列を多く確保することができている。
なお、この例からも分かるように、素因子の個数が多くなるに従って、最大素因子より小さい使用可能なk,k’の個数は減少する。したがって、最大素因子が大きく、かつ、素因子の個数が少ない系列長を選択することも合理的である。
以上述べたところにより、本発明によれば、次に示すスキームAあるいはBを用いて、上りリファレンス信号を生成するためのCAZAC系列を決定する。
スキームA:
・ステップA1)|N−L|≦KとなるCAZAC系列長Lを選択する(ただし、Nはサブキャリア数、Kは自然数である);
・ステップA2)選択されたCAZAC系列長Lのうち、最も大きい最大素因子を有するCAZAC系列長を選択する。
スキームB:
・ステップB1)|N−L|≦KとなるCAZAC系列長Lを選択する(ただし、Nはサブキャリア数、Kは自然数である);
・ステップB2)B1で選択されたCAZAC系列長Lのうち、L<NおよびL>Nのそれぞれに対して最も大きい最大素因子を有するCAZAC系列長を選択する;
・ステップB3)B2で選択されたCAZAC系列長Lのうち、|N−L|がより小さいCAZAC系列長を選択する。ただし、このような系列長が2個存在する場合には、より小さい系列長を選択する。あるいは所定の基準を定めていずれかを選択してもよい。
上記スキームに基づいてリファレンス信号を生成することで、リファレンス信号リソースブロックサイズとCAZAC系列長との差を従来に比べ大幅に減少させることができ、しかも良好な相互相関特性を有する使用可能な系列を多く確保することができる。
上記スキームAあるいはBは、全てのリソースブロック数(従って任意のサブキャリア数)で適用可能であるが、サブキャリア数NとCAZAC系列の素数長との差が1より大きい場合のみに適用することもできる。
2.基本的な装置構成
図4は本発明によるリファレンス信号生成装置の機能的構成を示す概略的ブロック図である。リファレンス信号生成装置は、CAZAC系列生成部101、リファレンス信号系列生成部102およびCAZAC系列選択部103からなるリファレンス信号生成部と、これを制御する制御部104とを有する。
CAZAC系列生成部101は、CAZAC系列選択部103により指定されたCAZAC系列を生成する。たとえば、上述した式(1)および(2)を用いて、指定されたパラメータ(系列長L、系列番号k)およびサイクリックシフトに従ってCAZAC系列を生成することができる。あるいは、予め必要なCAZAC系列をメモリに記憶しておき、CAZAC系列選択部103により指定された引数およびサイクリックシフトに従ってCAZAC系列を生成してもよい。
CAZAC系列選択部103は、上述したCAZAC系列選択基準を示すスキームAまたはBに従ってCAZAC系列を生成するパラメータあるいは引数を決定し、サイクリックシフトとともにCAZAC系列生成部101へ出力する。後述する各実施形態による系列選択は、CAZAC系列選択部103により実行される。
リファレンス信号系列生成部102は、制御部104により指定された割り当て方法(図3で説明したサイクリックコピーや打ち切り方式)に従って、CAZAC系列をそれぞれリファレンス信号リソースのサブキャリアに割り当てリファレンス信号系列を生成する。
3.第1実施形態
図5は、本発明の第1実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。本実施形態では上述したスキームAに従ってCAZAC系列が選択される。
まず、リソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長Lの差の絶対値|N−L|が閾値K以下となるCAZAC系列を選択する(ステップS20)。次に、選択されたCAZAC系列のうち、系列長を構成する最大素因子が最も大きくなるCAZAC系列を選択する(ステップS21)。こうして選択されたCAZAC系列を基に、図3(C)および(D)で説明したサイクリックコピーあるいは打ち切り方式に従ってリファレンス信号系列を生成する(ステップS22)。
ただし、ステップS21において、最大素因子が最も大きい系列が2つある場合には、所定の基準(たとえば系列数あるいは特性劣化の何れを優先するか)によって系列長を決定してもよい。たとえば、より多くのCAZAC系列を確保したい場合には長い系列を、打ち切りによる特性劣化を回避したい場合には短い系列を、それぞれ選択して一意に系列長を決定する。
具体的に、K=2とし、リソースブロック数10(サブキャリア数N=120)の場合について説明する。まず、Kが2以下となる系列長として、118(=59x2)、119(=17x7)、120(=5x3x23)、121(=11x11)、122(=61x2)の5通りが選択される(ステップS20)。この中で、最も大きい最大素因子は「61」であり、その系列長は122であるから、この系列長122のCAZAC系列が選択される(ステップS21)。
従来の素数長の系列を選択した場合には系列長が113あるいは127であったから、本実施形態によりサブキャリア数Nとの差は7から2へと大幅に小さくなることが分かる。この場合、L<Nであるから、系列をそのまま使用するか(図3(B))、あるいはサイクリックコピー方式(図3(C))による割り当てを行うことができる。
図6は、LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第1実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。図6に示すように、サブキャリア数N=120の場合だけでなく、サブキャリア数N=204の場合も、サブキャリア数Nとの差が従来の7から2になっている。その他、下線を付したリソースブロック数において、本実施形態による効果が得られることがわかる。
図6からわかるように、最も近い素数長とサブキャリア数Nとの差がKより小さい場合には従来の方法のいずれかと同じ結果となる。たとえば、リソースブロック数が1の場合(サブキャリア数N=12)には、系列長はN以上でNに最も近い素数13が選択される。この場合には打ち切り方式による割り当てを行えばよい。また、リソースブロック数が2の場合(N=24)には、系列長はN未満でNに最も近い素数23が選択されるので、サイクリックコピー方式による割り当てを行う。あるいは、リソースブロック数が45の場合(サブキャリア数N=540)には、系列長はN以上でNに最も近い素数541が選択されるので、打ち切り方式による割り当てを行う。
これに対して、リソースブロック数10以上の下線を付した場合では、サブキャリア数Nとの差が従来の方法に比べて大幅に小さくなるという効果を確認することができる。この例では、サブキャリア数NとNに最も近い素数との差が2以上となる場合のみ、あるいは、下線を付したリソースブロック数においてのみ、本実施形態を適用するように制御してもよい。
このように、リソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長Lの差の絶対値|N−L|が閾値K以下となるCAZAC系列を選択し、その中から最大素因子が最も大きくなる系列を選択することで、優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することが可能となる。
4.第2実施形態
図7は、本発明の第2実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。本実施形態では上述したスキームBに従ってCAZAC系列が選択される。
まず、リソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長Lの差の絶対値|N−L|が閾値K以下となるCAZAC系列を選択する(ステップS30)。次に、選択されたCAZAC系列のうち、系列長を構成する最大素因子が最も大きくなるCAZAC系列を、系列長LがNより小さい場合およびNより大きい場合でそれぞれ選択する(ステップS31)。
続いて、ステップS31で選択された系列のうち、|N−L|がより小さいものを選択し(ステップS32)、2つある場合には、より小さい系列長ものを選択する(ステップS33)。こうして選択されたCAZAC系列を基に、図3(C)および(D)で説明したサイクリックコピーあるいは打ち切り方式に従ってリファレンス信号系列を生成する(ステップS34)。
ただし、ステップS33において、|N−L|がより小さい系列が2つある場合には、所定の基準(たとえば系列数あるいは特性劣化の何れを優先するか)によって系列長を決定してもよい。たとえば、より多くのCAZAC系列を確保したい場合には長い系列を、打ち切りによる特性劣化を回避したい場合には短い系列を、それぞれ選択して一意に系列長を決定する。
具体的に、K=2とし、リソースブロック数10(サブキャリア数N=120)の場合について説明する。Kが2以下となる系列長Lとしては、118(=59x2)、119(=17x7)、120(=5x3x23)、121(=11x11)、122(=61x2)の5通りが選択される(ステップS30)。
続いて、N>Lである系列長は118(=59x2)、119(=17x7)であり、この中で最大素因子が最大となるものは118であるから、この系列が選択され、さらに、N<Lである系列長は121(=11x11)、122(=61x2)であり、この中で最大素因子が最大となるものは122であるから、この系列が選択される(ステップS31)。
ステップS31で選択された系列長L=118、122は、|N−L|がともに2であるから、ステップS32では2つの系列長118および122が選択され、ステップS33においてより小さい系列長の118が選択される。上述したように、系列数あるいは特性劣化の何れを優先するかによって系列長を決定してもよい。
従来の素数長の系列を選択した場合には系列長が113あるいは127であったから、本実施形態によりサブキャリア数Nとの差は7から2へと大幅に小さくなることが分かる。この場合、L<Nであるから、系列をそのまま使用するか(図3(B))、あるいはサイクリックコピー方式(図3(C))による割り当てを行うことができる。
図8は、LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第2実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。図8に示すように、サブキャリア数N=120の場合だけでなく、サブキャリア数N=204の場合も、サブキャリア数Nとの差が従来の5から2になっている。その他、下線を付したリソースブロック数において、本実施形態による効果が得られることがわかる。
図8からわかるように、最も近い素数長とサブキャリア数Nとの差がKより小さい場合には従来の方法のいずれかと同じ結果となる。たとえば、リソースブロック数が1の場合(サブキャリア数N=12)には、系列長はN未満でNに最も近い素数11が選択される。この場合にはサイクリックコピー方式による割り当てを行えばよい。また、リソースブロック数が3の場合(N=36)には、系列長はN以上でNに最も近い素数37が選択されるので、打ち切り方式による割り当てを行う。あるいは、リソースブロック数が45の場合(サブキャリア数N=540)には、系列長はN以上でNに最も近い素数541が選択されるので、打ち切り方式による割り当てを行う。
これに対して、リソースブロック数10以上の下線を付した場合では、サブキャリア数Nとの差が従来の方法に比べて大幅に小さくなるという効果を確認することができる。この例では、サブキャリア数NとNに最も近い素数との差が2以上となる場合のみ、あるいは、下線を付したリソースブロック数においてのみ、本実施形態を適用するように制御してもよい。
このように、リソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長Lの差の絶対値|N−L|が閾値K以下となるCAZAC系列を選択し、その中からN>Lの場合とN<Lの場合とでそれぞれ最大素因子が最も大きくなる系列を選択し、|N−L|が最も小さい系列を選択することで、優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することが可能となる。
5.第3実施形態
図9は、本発明の第3実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。本実施形態によれば、最初に最大素因子が所定値以上となる系列を選択しておき、その中でサブキャリア数Nとの差異が最小ものを選択する。
まず、帰依列長を構成する最大素因子Liが閾値M以上となるCAZAC系列を選択し(ステップS40)、その中からリソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長Lの差の絶対値|N−L|が最小となるCAZAC系列を選択する(ステップS41)。こうして選択されたCAZAC系列を基に、図3(C)および(D)で説明したサイクリックコピーあるいは打ち切り方式に従ってリファレンス信号系列を生成する(ステップS42)。
ただし、ステップS41において、|N−L|が最小となる系列が2つある場合には、所定の基準(たとえば系列数あるいは特性劣化の何れを優先するか)によって系列長を決定してもよい。たとえば、より多くのCAZAC系列を確保したい場合には長い系列を、打ち切りによる特性劣化を回避したい場合には短い系列を、それぞれ選択して一意に系列長を決定する。
具体的に、M=13とし、リソースブロック数10(サブキャリア数N=120)の場合について説明する。Mが13以上となる系列長としては、…、118(=59x2)、119(=17x7)、122(=61x2)、…等が選択される(ステップS40)。この中で、リソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長Lの差の絶対値|N−L|が最小となるものは系列長L=119であり、この系列が選択される(ステップS41)。従来の素数長の系列を選択した際の、113あるいは127の場合と比較して、サブキャリア数Nとの差を大幅に小さくすることができる。
従来の素数長の系列を選択した場合には系列長が113あるいは127であったから、本実施形態によりサブキャリア数Nとの差は7から1へと大幅に小さくなることが分かる。この場合、L<Nであるから、系列をそのまま使用するか(図3(B))、あるいはサイクリックコピー方式(図3(C))による割り当てを行うことができる。
図10は、LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第3実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。図10に示すように、サブキャリア数N=120の場合だけでなく、サブキャリア数N=204の場合も、サブキャリア数Nとの差が従来の5から0になっている。また、サブキャリア数N=144の場合もサブキャリア数Nとの差が従来の5から1に減少している。この場合、候補となる系列長143と145とは、上述した系列数あるいは特性劣化の何れを優先するかの基準に従っていずれかを選択すればよい。その他、下線を付したリソースブロック数において、本実施形態による効果が得られることがわかる。
図10からわかるように、最も近い素数長とサブキャリア数Nとの差が2より小さい場合には従来の方法のいずれかと同じ結果となる。たとえば、リソースブロック数が1の場合(サブキャリア数N=12)には、系列長はN以上でNに最も近い素数13が選択される。この場合にはサイクリックコピー方式による割り当てを行えばよい。また、リソースブロック数が3の場合(N=36)には、系列長はN以上でNに最も近い素数37が選択されるので、打ち切り方式による割り当てを行う。
これに対して、リソースブロック数10以上の下線を付した場合では、サブキャリア数Nとの差が従来の方法に比べて大幅に小さくなるという効果を確認することができる。この例では、サブキャリア数NとNに最も近い素数との差が2以上となる場合のみ、あるいは、下線を付したリソースブロック数においてのみ、本実施形態を適用するように制御してもよい。
このように、最初に最大素因子が所定値M以上となる系列を選択しておき、その中でサブキャリア数Nとの差が最小ものを選択することで、優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することが可能となる。
6.第4実施形態
図11は本発明の第4実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。本実施形態では、系列長がサブキャリ数N以上である場合、上述したスキームAに素因子の個数を考慮してCAZAC系列が選択される。
まず、リソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長L(N以上)の差の絶対値|N−L|が閾値K以下となるCAZAC系列を選択する(ステップS50)。次に、選択されたCAZAC系列のうち、系列長を構成する素因子の個数がI個以下で、かつ、最大素因子が最も大きくなるCAZAC系列を選択する(ステップS51)。こうして選択されたCAZAC系列を基に、図3(D)で説明した打ち切り方式に従ってリファレンス信号系列を生成する(ステップS52)。
ただし、ステップS51に示す条件を満たす系列が複数個ある場合には、所定の基準(たとえば系列数あるいは特性劣化の何れを優先するか)によって系列長を決定してもよい。たとえば、より多くのCAZAC系列を確保したい場合には長い系列を、打ち切りによる特性劣化を回避したい場合には短い系列を、それぞれ選択して一意に系列長を決定する。
具体的に、K=2、I=2とし、リソースブロック数44(サブキャリア数N=5280)の場合について説明する。K=2以下となるN以上の系列長として、素因子個数I=3の528(=11x3x24)、素因子個数I=2の529(=23x23)、素因子個数I=3の530(=53x5x2)の3通りが選択される(ステップS50)。この中で、素因子の個数Iが2以下で最大素因子が最大となるものは529であるから、この系列が選択される(ステップS51)。すなわち、サブキャリア数Nとの差は1となる。従来の素数長の系列を選択した場合には523あるいは541であったから、サブキャリア数Nとの差は4から1への大幅に小さくなったことがわかる。
図12は、LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第4実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。図12に示すように、サブキャリア数N=528の場合だけでなく、下線を付したリソースブロック数において本実施形態による効果が得られることがわかる。
図12からわかるように、最も近い素数長とサブキャリア数Nとの差がKより小さい場合には従来の方法のいずれかと同じ結果となる。たとえば、リソースブロック数が1の場合(サブキャリア数N=12)には、系列長はNに最も近い素数11あるいは13が選択されるので、打ち切り方式による割り当てを行えばよい。
これに対して、リソースブロック数10以上の下線を付した場合では、サブキャリア数Nとの差が従来の方法に比べて大幅に小さくなるという効果を確認することができる。この例では、サブキャリア数NとNに最も近い素数との差が2以上となる場合のみ、あるいは、下線を付したリソースブロック数においてのみ、本実施形態を適用するように制御してもよい。
このように、系列長がサブキャリ数N以上である場合、上述したスキームAに素因子の個数を考慮してCAZAC系列を選択することで、優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することが可能となる。
7.第5実施形態
図13は本発明の第5実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。本実施形態では、系列長がサブキャリ数N以下である場合、上述したスキームAに素因子の個数を考慮してCAZAC系列が選択される。
まず、リソースブロックのサブキャリア数NとCAZAC系列の系列長L(N以下)の差の絶対値|N−L|が閾値K以下となるCAZAC系列を選択する(ステップS60)。次に、選択されたCAZAC系列のうち、系列長を構成する素因子の個数がI個以下で、かつ、最大素因子が最も大きくなるCAZAC系列を選択する(ステップS61)。こうして選択されたCAZAC系列を基に、図3(C)で説明したサイクリックコピー方式に従ってリファレンス信号系列を生成する(ステップS62)。
ただし、ステップS61に示す条件を満たす系列が複数個ある場合には、所定の基準(たとえば系列数あるいは特性劣化の何れを優先するか)によって系列長を決定してもよい。たとえば、より多くのCAZAC系列を確保したい場合には長い系列を、打ち切りによる特性劣化を回避したい場合には短い系列を、それぞれ選択して一意に系列長を決定する。
具体的に、K=2、I=2とし、リソースブロック数27(サブキャリア数N=3240)の場合について説明する。K=2以下となるN以下の系列長として、素因子個数I=3の322(=23x7x2)、素因子個数I=2の323(=19x17)、素因子個数I=2の324(=34x22)の3通りが選択される(ステップS60)。この中で、素因子の個数Iが2以下で最大素因子が最大となるものは323であるから、この系列が選択される(ステップS61)。すなわち、サブキャリア数Nとの差は1となる。従来の素数長の系列を選択した場合には317あるいは331であったから、サブキャリア数Nとの差は7から1への大幅に小さくなったことがわかる。
図14は、LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第5実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。図14に示すように、サブキャリア数N=324の場合だけでなく、下線を付したリソースブロック数において本実施形態による効果が得られることがわかる。
図14からわかるように、最も近い素数長とサブキャリア数Nとの差がKより小さい場合には従来の方法のいずれかと同じ結果となる。たとえば、リソースブロック数が1の場合(サブキャリア数N=12)には、系列長はNに最も近い素数11あるいは13が選択されるので、サイクリックコピー方式による割り当てを行えばよい。
これに対して、リソースブロック数10以上の下線を付した場合では、サブキャリア数Nとの差が従来の方法に比べて大幅に小さくなるという効果を確認することができる。この例では、サブキャリア数NとNに最も近い素数との差が2以上となる場合のみ、あるいは、下線を付したリソースブロック数においてのみ、本実施形態を適用するように制御してもよい。
このように、系列長がサブキャリ数N以下である場合、上述したスキームAに素因子の個数を考慮してCAZAC系列を選択することで、優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することが可能となる。
8.無線通信システム
図15は本発明の第1実施例による無線通信システムの概略的ブロック図である。ここでは、説明を簡略化するために、送信装置Tおよび受信装置Rにおける本発明に関連する主要部のみを図示している。
リファレンス信号を用いてチャネル推定などを行うには、送信装置Tと受信装置Rとの間で送信されるリファレンス信号の系列が既知であることが必要である。図15の無線通信システムでは、本実施例によるリファレンス信号生成部203および210が送信装置Tおよび受信装置Rにそれぞれ設けられている。
なお、リファレンス信号生成部203および210は、図4に示す基本的な構成を有するものとし、上述した式(1)および(2)を用いてパラメータ(系列長L、系列番号k)およびサイクリックシフトに従ったCAZAC系列を生成し、所定のサブキャリア割り当て方式によりリファレンス信号系列を生成するものとする。リファレンス信号生成部203および210に与えられるパラメータは、送信装置Tから受信装置Rへの通信が実行されるように、送受信装置間で同じCAZAC系列を生成するものである。パラメータは、送信装置Tあるいは受信装置Rの一方で決定されて他方へ通知されてもよいし、ネットワーク内の他の制御装置から送信装置Tおよび受信装置Rへ通知されてもよい。
送信装置Tには、データ信号生成部201、制御信号生成部202およびリファレンス信号生成部203が設けられ、これらを制御部204が制御する。データ信号生成部201、制御信号生成部202およびリファレンス信号生成部203からそれぞれ出力されるデータ信号、制御信号およびリファレンス信号は、信号多重部205により時間多重および/または周波数多重されて送信される。
受信装置Rは、信号分離部206、データ信号再生部207、制御信号再生部208、CQI測定部209、リファレンス信号生成部210、および制御部211を有する。リファレンス信号生成部210は、制御部211の制御に従って、データ用、制御信号用およびCQI用のリファレンス信号をそれぞれデータ信号再生部207、制御信号再生部208およびCQI測定部209へ供給する。
信号分離部206は、時間領域および周波数領域において、受信信号からデータ信号SRDATA、制御信号SRCTLおよび3種類のリファレンス信号(受信データ復調/検波用リファレンス信号SDREF、受信制御信号復調/検波用リファレンス信号SCREF、CQI用のリファレンス信号SIREF)を分離する。
データ信号再生部207は、受信データ信号SRDATAと、その復調/検波用リファレンス信号SDREFおよびデータ用リファレンス信号とを入力して受信データSDATAを復調/検波し制御部211へ出力する。制御信号再生部208は、受信制御信号SRCTLと、その復調/検波用リファレンス信号SCREFおよび制御信号用リファレンス信号とを入力して制御信号SCTLを復調/検波し制御部211へ出力する。CQI測定部209は、受信データ復調/検波用リファレンス信号SDREF、受信制御信号復調/検波用リファレンス信号SCREFおよびCQI用の独立リファレンス信号SIREFとCQI用リファレンス信号とを入力し、チャネル品質を測定して制御部211へ出力する。
既に述べたように、本実施例によるリファレンス信号生成部203および210は優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することができるので、無線通信の信頼性を向上させることができ、無線装置間の干渉回避が容易となる。
図16は本発明の第2実施例による無線通信システムにおける基地局の主要な構成を示すブロック図である。ここでは、基地局30が複数の移動局UE1、UE2・・・を収容しているものとする。本実施例に関連する基地局30の主な構成部は、無線送受信部(Tx/Rx)301、受信処理部R、リファレンス信号生成部306、制御部307、リソース管理部308、および、送信処理部Tである。
無線送受信部(Tx/Rx)301は、複数の移動局UEとの間で、例えば図1(B)に示す周波数/時間多重構成でそれぞれのチャネルを通して無線信号を送受信する。無線送受信部301は複数の移動局UEからの多重された受信信号を受信処理部Rへ出力し、送信処理部Tからの多重された送信信号を無線信号に変換して送信する。
受信処理部Rは、信号分離部302、データ信号再生部303、制御信号再生部304、および、CQI測定部305を有し、これらは、リファレンス信号生成部306からデータ用、制御信号用およびCQI用のリファレンス信号をそれぞれ供給される。受信処理部Rおよびリファレンス信号生成部306の構成および動作は図15の受信装置Rで説明したとおりである。
CQI測定部305は、CQI用リファレンス信号系列を用いて各移動局UEの上りチャネル品質を測定し、制御部307およびリソース管理部308へ出力する。
リソース管理部308は、各移動局UEの上りチャネル品質を入力して比較することで、データ信号、制御信号あるいはリファレンス信号に関して各移動局UEにどのリソースブロックを割り当てるかを示す上りリソース割当情報を生成する。上述したように、信号分離部302はこの上りリソース割当情報に従って信号分離を実行する。
送信処理部Tは、データ信号生成部309、制御信号生成部310、リファレンス信号生成部311、および、信号多重部312を含む。
データ信号生成部309は、リソース管理部308から入力した下りリソース割当情報に従って、下りデータを送信すべき移動局UEに対する下りデータ信号を生成し信号多重部312へ出力する。制御信号生成部310は、リソース管理部308から入力した下りリソース割当情報に従って、下り制御信号を送信すべき移動局UEに対する下り制御信号を生成し信号多重部312へ出力する。リファレンス信号生成部311は、リソース管理部308から入力した下りリソース割当情報に従ってリファレンス信号を生成し信号多重部312へ出力する。上述したように、リファレンス信号生成部311では、下りデータ信号あるいは下り制御信号がある移動局UEに対しては復調/検波用リファレンス信号を、チャネル依存スケジューリングにエントリしている移動局UEに対してはCQI用リファレンス信号を、それぞれ下りリソース割当情報に従って生成する。リソース管理部308は、各移動局で測定された下りチャネル品質を受信して下りリソース割当情報を生成する。
信号多重部312は、上述のように生成された各移動局UEに対する下りデータ信号、下り制御信号およびリファレンス信号を下りリソース割当情報に従って周波数多重および/または時間多重することで送信信号を生成し無線送受信部301から送信する。
なお、リソース管理部308により生成された上りリソース割当情報および下りリソース割当情報は、制御部307の制御に従って、制御信号生成部310により制御信号に乗せて各移動局UEへ送信される。各移動局UEは、これら受信した上りおよび下りリソース割当情報に従って、自局と基地局30との間の上りおよび下り通信にそれぞれ使用するリソースブロックを決定する。
本実施例におけるリファレンス信号系列を生成するためのパラメータは基地局30の制御部307により決定される。制御部307は、各移動局UEとの通信に使用すべきリファレンス信号系列を生成するパラメータを決定すると、制御信号生成部310により当該パラメータを乗せた制御信号を各移動局へ送信する。このパラメータ通知は共有チャネルを用いて行うことができる。こうして、各移動局UEは通知されたパラメータに従ったリファレンス信号を生成し、データ/制御信号と共に基地局30へ送信する。基地局30では、各移動局UEに対応してリファレンス信号生成部306が同じパラメータに従ったリファレンス信号を生成するので、各移動局UEからの上り信号の復調/検波およびチャネル品質推定が可能となる。
なお、制御部307は基地局全体の動作制御を実行するが、プログラム制御プロセッサ上で制御プログラムを実行することにより実現することもできる。また、リファレンス信号生成部306および311もプログラム制御プロセッサ上で上述した各実施形態によるリファレンス信号生成プログラムを実行することにより実現することもできる。
既に述べたように、本実施例によるリファレンス信号生成部306および311は優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することができるので、無線通信の信頼性を向上させることができ、基地局間の干渉回避が容易となる。
図17は本発明の第3実施例による無線通信システムにおける移動局の主要な構成を示すブロック図である。移動局40ではリソース管理を行わないので、送受信に使用するリソースは基地局30から受信した上りおよび下りリソース割当情報に従って設定される。また、移動局40は、基地局30から通知されたリファレンス信号生成用のパラメータをリファレンス信号生成部406および410に設定することで基地局30との通信を可能にする。以下、移動局の構成を簡単に説明する。
図17において、本実施例に関連する移動局40の主な構成部は、無線送受信部(Tx/Rx)401、受信処理部R、リファレンス信号生成部406、制御部407、および、送信処理部Tである。無線送受信部401は指定されたチャネルを通して基地局30との間で無線信号を送受信する。
受信処理部Rは、信号分離部402、データ信号再生部4203、制御信号再生部404およびCQI測定部405を有し、これらは、リファレンス信号生成部406からデータ用、制御信号用およびCQI用のリファレンス信号をそれぞれ供給される。受信処理部Rおよびリファレンス信号生成部406の構成および動作は図15の受信装置Rで説明したとおりである。
なお、基地局30から受信したリファレンス信号生成用のパラメータは制御信号再生部404で再生され、制御部407によってリファレンス信号生成部406および410に設定される。
送信処理部Tは、データ信号生成部409、制御信号生成部409、リファレンス信号生成部410、および、信号多重部411を含む。データ信号生成部408は、制御部407から入力した上りリソース割当情報に従って、上りデータを送信する場合には上りデータ信号を生成し信号多重部411へ出力する。制御信号生成部409は、上りリソース割当情報に従って、上り制御信号を送信する場合には上り制御信号を生成し信号多重部411へ出力する。リファレンス信号生成部410は、上りリソース割当情報および基地局30から通知されたパラメータに従ってリファレンス信号を生成し信号多重部411へ出力する。上述したように、リファレンス信号生成部410は、上りデータ信号あるいは上り制御信号がある場合には復調/検波用リファレンス信号を、チャネル依存スケジューリングにエントリしている場合にはCQI推定用リファレンス信号を、それぞれ上りリソース割当情報およびパラメータに従って生成する。
信号多重部411は、上述のように生成された上りデータ信号、上り制御信号、および/または、リファレンス信号を上りリソース割当情報により指定されたリソースブロックに多重することで送信信号を生成し無線送受信部401から基地局30へ送信する。
既に述べたように、本実施例によるリファレンス信号生成部406および410は優れた特性を有するリファレンス信号系列を多く確保することができるので、無線通信の信頼性を向上させることができ、移動局間の干渉回避が容易となる。
本発明は、無線通信システムにおけるリファレンス信号生成に適用可能であり、特にCAZAC系列からリファレンス信号を生成する基地局あるいは移動局などの無線装置および移動通信システム一般に適用可能である。
(A)は一般的な無線移動通信システムを示すブロック図であり、(B)は基地局と移動局との間で送受信される信号のフレーム構成の一例を示すフォーマット図である。 従来のリファレンス信号生成方法を示すフローチャートである。 (A)はリファレンス信号リソースブロックの周波数構成を示す図であり、(B)は素数長の系列をそのまま割り当てた場合の系列割当て図、(C)は1符号サイクリックコピーにより割り当てた場合の系列割当て図、(D)は1符号打ち切り(truncation)により割り当てた場合の系列割当て図である。 本発明によるリファレンス信号生成装置の機能的構成を示す概略的ブロック図である。 本発明の第1実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。 LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第1実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。 本発明の第2実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。 LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第2実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。 本発明の第3実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。 LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第3実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である 本発明の第4実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。 LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第4実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。 本発明の第5実施形態によるリファレンス信号生成法を示すフローチャートである。 LTEにおける1〜50までのリソースブロック数に対して、本発明の第5実施形態によるCAZAC系列選択法を適用することで得られた結果を示す図である。 本発明の第1実施例による無線通信システムの概略的ブロック図である。 本発明の第2実施例による無線通信システムにおける基地局の主要な構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施例による無線通信システムにおける移動局の主要な構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 CAZAC系列生成部
102 リファレンス信号系列生成部
103 CAZAC系列選択部
104 制御部
T 送信装置
201 データ信号生成部
202 制御信号生成部
203リファレンス信号生成部
204 制御部
205 信号多重部
R 受信装置
206 信号分離部
207 データ信号再生部
208 制御信号再生部
209 CQI測定部
210 リファレンス信号生成部
211 制御部

Claims (30)

  1. CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列を用いてリファレンス信号を生成する方法において、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択し、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長を選択し、
    前記第2CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成する、
    ことを特徴とするリファレンス信号生成方法。
  2. 前記所定サブキャリア数との差の絶対値が最小となるように、前記第1CAZAC系列長を選択することを特徴とする請求項1に記載のリファレンス信号生成方法。
  3. 前記所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる前記第1CAZAC系列長のうち、素因子の個数が第2所定値以下で、かつ、最大素因子が最も大きくなるものを前記第2CAZAC系列長として選択することを特徴とする請求項1または2に記載のリファレンス信号生成方法。
  4. 前記第2CAZAC系列長が複数個ある場合には系列長のより長いものを選択することを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載のリファレンス信号生成方法。
  5. 前記第2CAZAC系列長が複数個ある場合には系列長のより短いものを選択することを特徴とする請求項1−3のいずれか1項に記載のリファレンス信号生成方法。
  6. CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列を用いてリファレンス信号を生成する方法において、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択し、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長を選択し、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長を選択し、
    前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択し、
    前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成する、
    ことを特徴とするリファレンス信号生成方法。
  7. 前記所定サブキャリア数との差の絶対値が最小となるように、前記第1CAZAC系列長を選択することを特徴とする請求項6に記載のリファレンス信号生成方法。
  8. 前記所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる前記第1CAZAC系列長のうち、素因子の個数が第2所定値以下で、かつ、最大素因子が最も大きくなるものを前記第2あるいは第3CAZAC系列長として選択することを特徴とする請求項6または7に記載のリファレンス信号生成方法。
  9. 前記第4CAZAC系列長が複数個ある場合には系列長のより長いものを選択することを特徴とする請求項6−8のいずれか1項に記載のリファレンス信号生成方法。
  10. 前記第4CAZAC系列長が複数個ある場合には系列長のより短いものを選択することを特徴とする請求項6−8のいずれか1項に記載のリファレンス信号生成方法。
  11. CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列を用いてリファレンス信号を生成する装置において、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長を選択するCAZAC系列選択手段と、
    前記選択されたCAZAC系列長のCAZAC系列を用いて前記リファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    を含むことを特徴とするリファレンス信号生成装置。
  12. 前記CAZAC系列選択手段は、前記所定サブキャリア数との差の絶対値が最小となるように、前記CAZAC系列長を選択することを特徴とする請求項11に記載のリファレンス信号生成装置。
  13. 前記CAZAC系列選択手段は、前記所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、素因子の個数が第2所定値以下で、かつ、最大素因子が最も大きくなるものを前記CAZAC系列長として選択することを特徴とする請求項11または12に記載のリファレンス信号生成装置。
  14. CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列を用いてリファレンス信号を生成する装置において、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択する第1選択手段と、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長とを選択する第2選択手段と、
    前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択する第3選択手段と、
    前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    を有することを特徴とするリファレンス信号生成装置。
  15. 前記第1選択手段は、前記所定サブキャリア数との差の絶対値が最小となるように、前記第1CAZAC系列長を選択することを特徴とする請求項14に記載のリファレンス信号生成装置。
  16. 前記第2選択手段は、前記所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる前記第1CAZAC系列長のうち、素因子の個数が第2所定値以下で、かつ、最大素因子が最も大きくなるものを前記第2あるいは第3CAZAC系列長として選択することを特徴とする請求項14または15に記載のリファレンス信号生成装置。
  17. 送信信号にリファレンス信号を多重して無線通信を行う無線通信システムにおける無線通信装置において、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて他の無線装置と通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長を選択するCAZAC系列選択手段と、
    前記選択されたCAZAC系列長のCAZAC系列を用いて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を含むことを特徴とする無線通信装置。
  18. 送信信号にリファレンス信号を多重して無線通信を行う無線通信システムにおける無線通信装置において、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて他の無線装置と通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択する第1選択手段と、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長とを選択する第2選択手段と、
    前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択する第3選択手段と、
    前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を含むことを特徴とする無線通信装置。
  19. 送信装置と受信装置との間でリファレンス信号を多重して無線通信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成された送信側リファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることで送信側リファレンス信号を生成する送信側リファレンス信号生成手段と、
    送信信号と前記送信側リファレンス信号とを多重して受信装置へ送信する送信手段と、
    を有し、
    前記受信装置は、
    CAZAC系列から生成された受信側リファレンス信号系列を前記リソースブロックに割り当てることで受信側リファレンス信号を生成する受信側リファレンス信号生成手段と、
    前記受信側リファレンス信号を用いて、前記送信装置から前記送信信号および前記送信側リファレンス信号を受信する受信手段と、
    を有し、
    前記送信側リファレンス信号生成手段は、
    前記リソースブロックの所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい送信側CAZAC系列長を選択する送信側CAZAC系列選択手段と、
    前記選択された送信側CAZAC系列長のCAZAC系列を用いて前記送信側リファレンス信号系列を生成する送信側リファレンス信号系列生成手段と、
    を有し、
    前記受信側リファレンス信号生成手段は、
    前記リソースブロックの所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい受信側CAZAC系列長を選択する受信側CAZAC系列選択手段と、
    前記選択された受信側CAZAC系列長のCAZAC系列を用いて前記受信側リファレンス信号系列を生成する受信側リファレンス信号系列生成手段と、
    を有し、
    前記送信側および受信側リファレンス信号生成手段の少なくとも一方は、前記送信側CAZAC系列と前記受信側CAZAC系列とが同一となるように予め設定されていることを特徴とする無線通信システム。
  20. 送信装置と受信装置との間でリファレンス信号を多重して無線通信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成された送信側リファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることで送信側リファレンス信号を生成する送信側リファレンス信号生成手段と、
    送信信号と前記送信側リファレンス信号とを多重して受信装置へ送信する送信手段と、
    を有し、
    前記受信装置は、
    CAZAC系列から生成された受信側リファレンス信号系列を前記リソースブロックに割り当てることで受信側リファレンス信号を生成する受信側リファレンス信号生成手段と、
    前記受信側リファレンス信号を用いて、前記送信装置から前記送信信号および前記送信側リファレンス信号を受信する受信手段と、
    を有し、
    前記送信側リファレンス信号生成手段は、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの送信側第1CAZAC系列長を選択する送信側第1選択手段と、
    前記少なくとも1つの送信側第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい送信側第2CAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい送信側第3CAZAC系列長とを選択する送信側第2選択手段と、
    前記送信側第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを送信側第4CAZAC系列長として選択する送信側第3選択手段と、
    前記送信側第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいて前記送信側リファレンス信号系列を生成する送信側リファレンス信号系列生成手段と、
    を有し、
    前記受信側リファレンス信号生成手段は、
    前記所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの受信側第1CAZAC系列長を選択する受信側第1選択手段と、
    前記少なくとも1つの受信側第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい受信側第2CAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい受信側第3CAZAC系列長とを選択する受信側第2選択手段と、
    前記受信側第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを受信側第4CAZAC系列長として選択する受信側第3選択手段と、
    前記受信側第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいて前記受信側リファレンス信号系列を生成する受信側リファレンス信号系列生成手段と、
    を有し、
    前記送信側および受信側リファレンス信号生成手段の少なくとも一方は、前記送信側CAZAC系列と前記受信側CAZAC系列とが同一となるように予め設定されていることを特徴とする無線通信システム。
  21. 前記送信装置は、前記送信側CAZAC系列を生成するための情報を前記受信装置へ通知し、この情報に従って前記受信側リファレンス信号生成手段は前記受信側CAZAC系列を生成することを特徴とする請求項19または20に記載の無線通信システム。
  22. 前記受信装置は、前記受信側CAZAC系列を生成するための情報を前記送信装置へ通知し、この情報に従って前記送信側リファレンス信号生成手段は前記送信側CAZAC系列を生成することを特徴とする請求項19または20に記載の無線通信システム。
  23. 複数の移動局と基地局との間でリファレンス信号を多重して無線通信を行う移動通信システムにおいて、
    前記基地局と前記複数の移動局の各々とは、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    前記リソースブロックの所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長を選択するCAZAC系列選択手段と、
    前記選択されたCAZAC系列長のCAZAC系列を用いて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を有し、
    前記基地局が各移動局に対して当該移動局との通信に使用すべき前記リソースブロックおよび前記CAZAC系列を指定し、前記基地局と各移動局との間でリファレンス信号系列を一致させることを特徴とする移動通信システム。
  24. 複数の移動局と基地局との間でリファレンス信号を多重して無線通信を行う移動通信システムにおいて、
    前記基地局と前記複数の移動局の各々とは、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択する第1選択手段と、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長とを選択する第2選択手段と、
    前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択する第3選択手段と、
    前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を有し、
    前記基地局が各移動局に対して当該移動局との通信に使用すべき前記リソースブロックおよび前記CAZAC系列を指定し、前記基地局と各移動局との間でリファレンス信号系列を一致させることを特徴とする移動通信システム。
  25. リファレンス信号を多重して無線通信を行う方式の移動通信システムにおける基地局において、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて各移動局と通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    前記リソースブロックの所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長を選択するCAZAC系列選択手段と、
    前記選択されたCAZAC系列長のCAZAC系列を用いて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を含むことを特徴とする基地局。
  26. リファレンス信号を多重して無線通信を行う方式の移動通信システムにおける基地局において、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて各移動局と通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択する第1選択手段と、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長とを選択する第2選択手段と、
    前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択する第3選択手段と、
    前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を含むことを特徴とする基地局。
  27. リファレンス信号を多重して無線通信を行う方式の移動通信システムにおける移動局において、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて基地局と通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    前記リソースブロックの所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となるCAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きいCAZAC系列長を選択するCAZAC系列選択手段と、
    前記選択されたCAZAC系列長のCAZAC系列を用いて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を含むことを特徴とする移動局。
  28. リファレンス信号を多重して無線通信を行う方式の移動通信システムにおける移動局において、
    CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列から生成されたリファレンス信号系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成するリファレンス信号生成手段と、
    前記リファレンス信号を用いて基地局と通信を行う通信手段と、
    を有し、
    前記リファレンス信号生成手段は、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択する第1選択手段と、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長と、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長とを選択する第2選択手段と、
    前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択する第3選択手段と、
    前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいて前記リファレンス信号系列を生成するリファレンス信号系列生成手段と、
    を含むことを特徴とする移動局。
  29. CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成する装置において、コンピュータに、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択するステップと、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長を選択するステップと、
    前記第2CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  30. CAZAC(Constant Amplitude Zero Auto-Correlation)系列をリソースブロックに割り当てることでリファレンス信号を生成する装置において、コンピュータに、
    所定サブキャリア数との差の絶対値が所定閾値以下となる少なくとも1つの第1CAZAC系列長を選択ステップと、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より小さく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第2CAZAC系列長を選択するステップと、
    前記少なくとも1つの第1CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数より大きく、かつ、各系列長を構成する最大素因子が最も大きい第3CAZAC系列長を選択するステップと、
    前記第2および第3CAZAC系列長のうち、前記所定サブキャリア数との差がより小さいものを第4CAZAC系列長として選択するステップと、
    前記第4CAZAC系列長のCAZAC系列に基づいてリファレンス信号を生成するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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