JP4921259B2 - 複数プレス機械の制御方法及び装置 - Google Patents
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Description
なう場合、加工に必要のない工程(プレス機械や搬送装置)は余剰となるため、これら余剰となっている工程(プレス機械や搬送装置)は、その加工が行なわれている間は機能が停止されることになる。従って、このような場合は、ワークの加工を行なっている状態においても、プレス加工ライン全体の中では停止中のプレス機械や搬送装置が存在することから、プレス機械と搬送装置の稼働率が下がり生産性が低下することになる。
従って、工程セル間隔は、プレス機械のメンテナンス等を行なために必要十分な長さに留めることが望ましい。
複数のプレス機械を連動させてプレス加工を施すタンデム式プレス加工ラインの前記複数のプレス機械の少なくとも一部を選択的にグループ分けしてグループ毎に所定のプレス加工を行なわせるようにしたプレス加工ラインの制御方法であって、
前記一のグループに属するプレス機械群を同期運転させ、前記他のグループに属するプレス機械群を同期運転させると共に、プレス動作をグループ間で調整することを特徴とする。
一のグループの加工工程最下流のプレス機械と、当該プレス機械に隣接し他のグループの加工工程最下流のプレス機械と、の間からプレス加工後のワークをプレス加工ライン外へ排出することを特徴とすることができる。
複数のプレス機械を連動させてプレス加工を施すタンデム式プレス加工ラインの前記複数のプレス機械の少なくとも一部を選択的にグループ分けする工程と、
グループ分けの態様に従って、プレス機械、プレス機械間の中間搬送装置、材料を供給する材料供給装置、プレス加工後のワークを排出する排出装置を選定して各グループを自動的に構成する工程と、
相対する方向からグループ毎に所定のプレス加工を行なわせる工程と、
を含み、
前記排出装置が、一のグループの加工工程最下流のプレス機械と、当該プレス機械に隣接し他のグループの加工工程最下流のプレス機械と、の間からプレス加工後のワークをプレス加工ライン外へ排出させる装置である場合において、
前記一のグループに属するプレス機械群を同期運転させ、前記他のグループに属するプレス機械群を同期運転させると共に、プレス動作をグループ間で調整する工程を含んで構成されることを特徴とする。
本発明の第1の実施の形態に係るタンデム式プレス加工ラインは、図1の(A)に示すように通常のタンデム式プレス加工ラインとして用いる場合には、全てのプレス機械1〜5と、各プレス機械1〜5の間に配設される中間搬送装置30と、を用いて、材料供給装置Aから供給される材料(ブランク)に対して、図1の(A)において左側から右側へ向かって一連のプレス加工を施し、材料排出装置10を介して完成品(プレス加工後のワーク)を当該プレス加工ライン外へ排出するようになっている。
材料供給装置Aから供給される材料に対して図1の(B)において順方向(左側から右側)に向かってプレス加工を施すNO1プレス機械1、NO2プレス機械2、NO3プレス機械3を含む第1プレス機械群100と、
図1の(A)で示した材料排出装置10に代えて配設される材料供給装置Bから供給される材料に対して図1の(B)において前記順方向と相対する方向(逆方向、右側から左側)に向かってプレス加工を施すNO5プレス機械5、NO4プレス機械4を含む第2プレス機械群200と、
に分けた場合について説明する。
また、制御装置50は、プレス加工ラインをグループ分けしてグループ毎に所望のプレス加工を実行する際には、グループ分けの態様に従って各グループを構成する要素を選定して各グループを実現するように、プレス加工ラインの複数のプレス機械1〜5、各中間搬送装置30、材料供給装置A、材料排出装置10の各種動作(退避動作なども含む)を制御するようになっている。すなわち、制御装置50は、例えば、第1プレス機械群100と第2プレス機械群200にプレス加工ラインをグループ分けして用いる場合には、該当する中間搬送装置30と排出装置300の入れ替え動作、材料排出装置10と材料供給装置Bとの入れ替え動作を制御すると共に、そのグループ分けの態様に応じて各グループに属するプレス機械のプレス動作、材料供給装置A、材料供給装置B、排出装置300の各種動作を制御するようになっている。
ここで、目標座標位置(目標クランク角度位置)が、本発明に係る同期目標に相当する(以下、同様)。
なお、前記所定の位相差は、操作者等により手動で入力することも、ライン運転条件等に応じて制御装置が自動的に設定することができるものである。
以下に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と全体的な構成は共通しており、制御装置50が行なう制御部分にのみ相違があるので当該相違部分についてのみ詳細に説明する。
目標座標位置(マスタ位置)調整回路57では、この値を、バーチャルマスタ(バーチャル座標位置或いはバーチャルクランク角度位置)とし、このバーチャルマスタを、遂次新たな目標座標位置(或いは目標クランク角度位置)として設定する(図3、図4、図5の(B)参照)。
しかしながら、各プレス機械のプレス動作を目標座標位置に無理に修正するのは比較的困難で制御も高度化し複雑化するため、本実施の形態では、より容易かつ確実で制御も高速で複雑化せず信頼性が一層高い方法、すなわち、目標座標位置側を同一グループ内の各プレス機械のプレス動作を同期させ易いバーチャルマスタに修正するという独特の方法を採用したのである。
第1プレス機械群100と第2プレス機械群200とに異なるライン速度を与えることができるものである。
かかる場合、一のグループに対して材料を供給する供給装置と、隣接する他のグループからワークを排出する排出装置と、が共通のプレス機械間に配設される、或いは、一のグループに対して材料を供給する材料供給装置と、隣接する他のグループに対して材料を供給する材料供給装置と、が共通のプレス機械間に配設されることになるが、本発明の適用により、2つのグループ間でプレス動作を調整し、材料の供給タイミング及びワークの排出タイミングを調整可能な構成が実現され、従って、かかる場合でも、材料供給装置や排出装置の設置スペースをライン長方向においてコンパクトに留めることができ、延いては各実施の形態において説明したと同様の作用効果を奏することができることになる。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることは可能である。
10 材料排出装置
30 中間搬送装置
40 メインモータ
41 フライホイール
42 クラッチ機構
43 メインギヤ
44 クランク軸
45 スライド
50 制御装置
100 第1プレス機械群
200 第2プレス機械群
300 排出装置
Claims (8)
- 複数のプレス機械を連動させてプレス加工を施すタンデム式プレス加工ラインの前記複数のプレス機械の少なくとも一部を選択的にグループ分けしてグループ毎に所定のプレス加工を行なわせるようにしたプレス加工ラインの制御方法であって、
前記一のグループに属するプレス機械群を同期運転させ、前記他のグループに属するプレス機械群を同期運転させると共に、プレス動作をグループ間で調整することを特徴とするプレス加工ラインの制御方法。 - 前記グループ分けされたグループが相対する方向からプレス加工を行ない、
一のグループの加工工程最下流のプレス機械と、当該プレス機械に隣接し他のグループの加工工程最下流のプレス機械と、の間からプレス加工後のワークをプレス加工ライン外へ排出することを特徴とする請求項1に記載のプレス加工ラインの制御方法。 - 前記一のグループに属するプレス機械群内の同期運転と、前記他のグループに属するプレス機械群内の同期運転と、が所定の位相差をもつように、プレス動作をグループ間で調整することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプレス加工ラインの制御方法。
- 前記所定の位相差が、前記一のグループの加工工程最下流のプレス機械から搬出されるワークと、前記他のグループの加工工程最下流のプレス機械から搬出されるワークと、が干渉しないように設定されることを特徴とする請求項3に記載のプレス加工ラインの制御方法。
- 前記一のグループに属するプレス機械群内の同期運転又は前記他のグループに属するプレス機械群内の同期運転の少なくとも一方が、同期運転の同期目標を変更する工程を含むことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一つに記載のプレス加工ラインの制御方法。
- 複数のプレス機械を連動させてプレス加工を施すタンデム式プレス加工ラインの前記複数のプレス機械の少なくとも一部を選択的にグループ分けする工程と、
グループ分けの態様に従って、プレス機械、プレス機械間の中間搬送装置、材料を供給する材料供給装置、プレス加工後のワークを排出する排出装置を選定して各グループを自動的に構成する工程と、
相対する方向からグループ毎に所定のプレス加工を行なわせる工程と、
を含み、
前記排出装置が、一のグループの加工工程最下流のプレス機械と、当該プレス機械に隣接し他のグループの加工工程最下流のプレス機械と、の間からプレス加工後のワークをプレス加工ライン外へ排出させる装置である場合において、
前記一のグループに属するプレス機械群を同期運転させ、前記他のグループに属するプレス機械群を同期運転させると共に、プレス動作をグループ間で調整する工程を含んで構成されることを特徴とするプレス加工ラインの制御方法。 - 前記一のグループの加工工程最下流のプレス機械と、前記他のグループの加工工程最下流のプレス機械と、の間にある中間搬送装置を退避させて、前記排出装置を自動的に配設する工程を含むことを特徴とする請求項6に記載のプレス加工ラインの制御方法。
- 請求項1〜請求項7の何れか一つに記載のプレス加工ラインの制御方法を実行するプレス加工ラインの制御装置。
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