JP4912431B2 - 降圧電源装置 - Google Patents
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Description
図16に示すように、センスアンプ駆動時に不図示の外部制御回路が発生するSA活性化信号を受けると、プルダウン回路403は一定時間「H」レベルとなるプルダウン信号を生成し、制御ノードG0をプルダウン信号が「H」レベルにある間接地電圧VSSに接続するのでドライバの電流供給能力が急激に増加し、VDDの落ち込みを抑制することができる。
負荷回路2が動作状態にあり、消費電流が大きい場合、NMOSトランジスタ45をオンとすればI43の値が大きくなり、基準電圧Vrefと降圧電圧VDDとに差が生じたときのノードN42の電圧変化量が大きくなるので図18に示すように、負荷回路の消費電流が少なくNMOSトランジスタ45がオフである場合に比べ、短時間でVref=VDDとすることができる。一方、負荷回路2が待機状態にある間はその消費電流Iは少なく且つ比較的安定しているため、S30(N46)=「L」に設定して降圧電源装置全体の消費電流を低減することができる。即ち、図17の降圧電源装置は待機時の低消費電流と動作時の高速応答性を両立させている。
負荷回路2の状態が待機状態から動作状態となり、消費電流IがI1からI2に増加するのに合わせて降圧制御信号S30(N46)が「L」から「H」に切り換わると、N43・VSS間電流がI46からI46+I45に増加するためノードN43の電圧は使用するPMOSトランジスタ、NMOSトランジスタの特性に応じた値のVtnからVtn−αに降下する。ノードN43の電圧降下はNMOSトランジスタ43のゲート・ソース(N45・N43)間容量により基準電圧Vref(N45)に伝播し、基準電圧Vrefは一時的にV40からV40−ΔVlに降下する。また、基準電圧VrefがV40からV40−ΔV1に降下したことを受けて、ノードN42の電圧(待機時はVCC−Vtp3、動作時はVCC−Vtp4)が変化し、高圧電圧VDDも基準電圧Vrefに追従して変化する。その後、遅延時間を経て基準電圧Vref(N45)がV40−ΔV1からV40に戻るとVDD(N44)もV40に戻る。
負荷回路2の状態が動作状態から待機状態に戻り、負荷回路2の消費電流IがI2からI1に減少するのに合わせて降圧制御信号S30(N46)が「H」から「L」に切り換わると、N43・VSS間電流がI46+I45からI46に減少する(戻る)ので、ノードN43の電圧はVtn−αからVtnに上昇する。ノードN43の電圧上昇はNMOSトランジスタ43のゲート・ソース(N45・N43)間容量によりVref(N45)に伝播し、Vrefは一時的にV40+ΔV2に上昇する。降圧電圧VDDも基準電圧VrefがV40+ΔV2に上昇したことを受けて同じ電圧に調整される。その後、基準電圧Vrefが遅延時間を経てV40+ΔV2からV40に戻ると降圧電圧VDD(N44)もV40に戻る。
本発明は上記の従来の降圧電源装置の問題を解消するためになされたものであり、周辺回路の急激な消費電流の増加に対して、周辺回路に対する電流供給能力を速やかに増加させることを目的とする。
外部から供給される外部電源電圧を基準電圧に等しい内部電源電圧に降圧し、該内部電源電圧を降圧電圧ノードを介して負荷に供給する降圧電源装置において、
前記基準電圧と前記内部電源電圧とを比較するコンパレータと、
入力が前記外部電源電圧に接続され、制御入力が前記コンパレータの出力に接続された制御ノードに接続され、出力が前記降圧電圧ノードに接続され、前記制御ノードの電圧に応じた値の電圧を前記内部電源電圧として前記降圧電圧ノードに出力するPMOSトランジスタで構成されたドライバと、
前記負荷が形成されているチップを活性化すべく該負荷の活性化に先立って生成されるチップ活性化信号が外部から入力されたときに、前記降圧電圧ノードを一定時間接地電圧に接続することにより、前記制御ノードから電流をリークさせるリーク回路と
を備えることを特徴とする降圧電源装置が提供される。
図1に、上記第1の目的を達成する降圧電源装置の構成を示す。この降圧電源装置200は、外部電源電圧VCCを内部電源電圧VDDに降圧して各周辺回路205に供給する装置であり、基準電圧と内部電源電圧VDDとを比較する差動増幅器201と、差動増幅器201の出力に応じて電流供給能力を調整するドライバとしてのPMOSトランジスタ202と、プルダウン回路203と、プルアップ回路204とを含む。
図2(a)にプルダウン回路203の構成を示す。同図に示すようにプルダウン回路203はSA活性化信号が入力されると一定のパルス幅のプルダウン信号を生成するプルダウン信号生成回路203a、SA活性化信号とプルダウン信号のANDを出力するAND回路203b、ゲートがAND回路203bの出力に接続され、ドレインが制御ノードG0に接続され、ソースが接地電圧VSSに接続されたNMOSトランジスタ203cから構成される。
図2(b)にプルアップ回路204の構成を示す。同図に示すようにプルアップ回路204はSA活性化信号が入力されると一定のパルス幅のプルアップ信号を生成するプルアップ信号生成回路204a、SA活性化信号とプルアップ信号のNANDを出力するNAND回路204b、ゲートがNAND回路204bの出力に接続され、ソースが外部電源電圧VCCに接続され、ドレインが制御ノードG0に接続されたPMOSトランジスタ204cから構成される。プルアップ信号生成回路204aは、SA活性化信号の入力からプルダウン信号のパルス幅に等しい遅延時間が経過した後にプルアップ信号を立ち上げる。
不図示の外部制御回路がSA活性化信号を発生すると、プルダウン回路203のプルダウン信号生成回路203aは一定のパルス幅のプルダウン信号を生成する。SA活性化信号とプルダウン信号が入力されたAND回路203bは「H」レベルの電圧をPMOSトランジスタ203cのゲートに印加する。それにより、PMOSトランジスタ203cがオンとなって制御ノードG0の電圧を急激に低下させ、PMOSトランジスタ202の電流供給能力を上昇させる。従って、センスアンプが動作を開始したときのような負荷電流の急激な上昇による内部電源電圧VDDの低下が抑制される。
プルダウン信号が立ち下がるとプルアップ信号生成回路204aは直ちにプルアップ信号を立ち上げ、それによりNAND回路204bは「L」レベルの電圧をPMOSトランジスタ204cのゲートに印加する。それにより、PMOSトランジスタ204cがオンとなって制御ノードG0の電圧を上昇させ、PMOSトランジスタ202の電流供給能力を低下させる。従って、センスアンプのように、動作開始と共に大電流が流れ、瞬時に電流値が0に戻るような負荷を周辺回路に含む場合にも、電流供給能力が過剰になることが防止され、プルダウンによる内部電源電圧VDDの上昇が抑制される。
図4に、本発明の第1の目的を達成する降圧電源装置の他の構成を示す。
周辺回路が動作を開始する場合、それに先立ち、該周辺回路が形成されているチップを活性化するためのチップセレクト信号等のチップ活性化信号が不図示の制御回路から出力される。第2の実施形態ではこのチップ活性化信号を利用している。
ワンショット回路303とNMOSトランジスタ304とがリーク回路を構成する。
チップ活性化信号が入力されると、ワンショット回路303は一定のパルス幅のリーク信号をNMOSトランジスタ304のゲートに印加する。それにより、NMOSトランジスタ304がオンとなり、周辺回路の消費電流が増加する前に、VDDノードからVSSノードに向けてリーク電流が流れ、降圧電圧VDDの電圧が低下し、差動増幅器301の出力電圧、即ち制御ノードG0の電圧が低下し、PMOSトランジスタ302の電流供給能力が上昇する。この状態で周辺回路の消費電流が増加すると、VDDが更に低下するので差動増幅器301の出力電圧が更に低下し、PMOSトランジスタ302の電流供給能力は更に上昇する。
ノイズ等により、降圧電圧(内部電源電圧)VDDが上昇した場合、差動増幅器301はPMOSトランジスタ302を完全にオフにするため、制御ノードG0の電圧をVCC近くまで上昇させる場合がある。周辺回路の消費電流が急激に増加するとVDDが急速に低下するため、制御ノードG0の電圧を急速に低下させる必要があるが、図6に点線で示したように制御ノードG0の電圧がVCC近くまで上昇していた場合には、PMOSトランジスタ302がオンになる電圧との差が大きいのでVDDが上昇を開始するまでの時間が長くなり、応答性が悪化する。
本実施形態では、周辺回路の消費電流が増加する前に、VDDノードからVSSノードに電流をリークさせ、図6に実線で示したように予め制御ノードG0の電圧を低下させておくため、ノイズ等により応答性が悪化することはない。
図7に、本発明の第2の目的を達成する降圧電源装置の構成を示す。この降圧電源装置1は、外部から供給される、例えば3.3Vの電源電圧VCCを基準電圧Vrefと同じ電圧に降圧し、負荷回路2に内部電源電圧(降圧電圧)VDD(例えば2.5V)として印加するための装置であり、基準電圧Vrefを出力する基準電圧発生回路10と、負荷回路2の消費電流の値に応じてレベルが「H」と「L」の間で切り換わる降圧制御信号S30を発生する制御回路30と、基準電圧Vref及び降圧御信S30が入力され、降圧電圧(内部電源電圧)VDDを出力する降圧電圧出力回路20とから構成される。
NMOSトランジスタ23が第1の手段を構成し、NMOSトランジスタ25が第2の手段を構成し、PMOSトランジスタ27が第3の手段を構成する。
負荷回路2の状態が待機状態から動作状態に切り換わり、負荷回路2の消費電流IVDDがI1からI2に増加するのに合わせて降圧制御信号S30(N26)の電圧レベルが「L」から「H」に変わると、N23・VSS間電流がI26からI26+I25に増加するため、ノードN23の電圧は使用するPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタの特性に応じてVtnからVtn−αまで降下する。ノードN23の電圧降下はNMOSトランジスタ23のゲート・ソース(N25・N23)間容量により基準電圧Vref(N25)に伝播し、基準電圧は一時的にΔV1だけ降下しようとする。また、ノードN22の電圧(待機時はVCC−Vtp3、動作時はVCC−Vtp1)も変化し、VDDもこれに追従して変化しようとする。
反対に負荷回路2が動作状態から待機状態に戻り、負荷回路2の消費電流IVDDがI2からI1に減少するのに合わせて降圧制御信号S30(N26)の電圧レベルが「H」から「L」に変わると、N23・VSS間電流がI26+I25からI26に減少する(戻る)ためノードN23の電圧は上昇する。このノードN23の電圧上昇はNMOSトランジスタ23のゲート・ソース(N25・N23)間容量によりVref(N25)に伝播し、基準電圧は一時的にΔV2だけ上昇しようとする。しかし、本実施形態においては、ノードN25とノードN26の間には容量28が接続されているので、降圧制御信号S30(N26)の電圧レベルが「H」から「L」に変わったとき、ノードN25の電圧を降下させようとするので、NMOSトランジスタ23のゲート・ソース間容量による電圧上昇が相殺されることとなる。従って、一時的な降圧電圧VDDの上昇は応答遅延に起因する電圧降下分ΔV4(<<ΔV2)のみになる。
図9に、本発明の第2の目的を達成する降圧電源装置の他の構成例を示す。
本実施形態の降圧電源装置1は、基準電圧Vrefを出力する基準電圧発生回路10と、負荷回路2の消費電流の値に応じてレベルが「H」と「L」の間で切り換わる降圧制御信号S30を発生する制御回路30と、降圧制御信号S30が入力され、後述するパルス信号S60P及びパルス信号S60Nを出力する固定電圧印加手段としてのパルス発生回路60と、基準電圧Vref、降圧制御信S30、パルス信号S60P、パルス信号S60Nが入力され、降圧電圧VDD(内部電源電圧)VDDを出力する降圧電圧出力回路50とで構成される。
NMOSトランジスタ53が第1の手段を構成し、NMOSトランジスタ55が第2の手段を構成し、PMOSトランジスタ57が第3の手段を構成する。
負荷回路2が待機状態から動作状態に切り換わり、負荷回路2の消費電流IVDDがI1からI2に増加するのに合わせて降圧制御信号S30のレベルが「L」から「H」に変わると、N53・VSS間電流がI56からI56+I55に増加するためノードN53の電圧は使用するPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタの特性に応じてVtnからVtn−αまで降下する。ノードN53の電圧降下はNMOSトランジスタ53のゲート・ソース(N55・N53)間容量により基準電圧Vref(N55)に伝播し、基準電圧は一時的にV40からV40-ΔV1に降下する。
基準電圧Vrefの電圧降下に伴い、降下電圧VDDを基準電圧Vrefと同一電圧に調整する制御が始まるが、このとき降圧制御信号S30のレベルが「L」から「H」に変化しているため、パルス発生回路60はノードN58にパルス幅がt1のパルス信号S60Nを出力するのでNMOSトランジスタ59はtl時間の間オンとなる。その結果、ノードN52の電圧はtl時間の間VCC−Vtp3からVSSに降下する。即ち、本実施形態では基準電位Vrefの電圧降下に係りなくPMOSトランジスタ59はtl時間の間オンになるので、VDDの降下は応答遅延に起因する電圧降下分ΔV5(<<ΔV1)のみになる。
反対に負荷回路2が動作状態から待機状態に戻るときは、消費電流IVDDがI2からI1に戻るのに合わせて降圧制御信号S30のレベルが「H」から「L」に変わると、N53・VSS間電流が減少し、I56+I55からI56に戻る。従って、ノードN53の電圧はVtn−αからVtnに上昇する。ノードN53の電圧上昇はNMOSトランジスタ53のゲート・ソース(N55・N53)間容量により、基準電圧Vref(N55)に伝播し、基準電圧Vrefは一時的にV40からV40+ΔV2まで上昇する。
基準電圧Vrefの電圧上昇に伴い、降圧電圧VDDを基準電圧Vrefと同一電圧に調整する制御が始まるが、このとき降圧制御信号S30のレベルは「H」から「L」に変化しているため、パルス発生回路60はノードN57にパルス幅がt2のパルス信号S60Pを出力するのでPMOSトランジスタ58はt2時間の間オンになる。その結果、ノードN52の電圧はVCC-Vtp4からVCCに上昇する。即ち、基準電位Vrefの電圧上昇に係りなく、PMOSトランジスタ58はt2時間の間オンになるので、VDDの上昇は応答遅延に起因する電圧上昇分ΔV6(<<ΔV2)のみになる。
図11に、本発明の第2の目的を達成する降圧電源装置のさらに他の構成を示す。
本実施形態の降圧電源装置1は、値の異なる3種類の基準電圧Vrefh, Vrefm, VreflVrefを出力する基準電圧発生回路80と、負荷回路2の消費電流の値に応じてレベルが「H」と「L」の間で切り換わる降圧制御信号S30を発生する制御回路30と、降圧制御信S30が入力され、基準電圧選択信号S90,S91,S92を出力する基準電圧選択回路70と、制御信S30、基準電圧Vrefh, Vrefm, VreflVref及び基準電圧選択信号S90,S91,S92が入力され、降圧電圧(内部電源電圧)VDDを出力する降圧電圧出力回路90とから構成される。
NMOSトランジスタ93が第1の手段を構成し、NMOSトランジスタ95が第2の手段を構成し、PMOSトランジスタ97が第3の手段を構成する。
基準電圧発生回路80は基準電圧Vrefhとして電圧V40+β(βは所定の正の値)、基準電圧Vrefmとして電圧V40、基準電圧Vreflとして電圧V40−βを出力する。負荷回路2が待機状態から動作状態に切り換わり、負荷回路2の消費電流IVDDがI1からI2に増加するのに合わせて降圧制御信号S30の電圧レベルが「L」から「H」に変わると、N93・VSS間電流がI96からI96+I95に増加するためノードN93の電圧はVtnからVtn−αに降下する。
ノードN93の電圧降下はNMOSトランジスタ93のゲート・ソース(N95・N93)間容量により基準電圧Vref(N95)に伝播し、基準電圧は一時的にV40からV40−ΔV1へ降下しようとする。しかし、このとき降圧制御信号S30のレベルが「L」から「H」に変化しているので、基準電圧選択回路70は、パルス幅がt3の負極性のパルス信号を基準電圧選択信号S92としてノードN9Cに出力し、これと同時にパルス幅がt3の正極性のパルス信号を基準電圧選択信号S91としてノードN9Bに出力する。これによりこのt3期間だけPMOSトランジスタ98はオフからオンに、PMOSトランジスタ99はオンからオフに切り換わるためノードN95の電圧はV40からV40+βに上昇し、従ってノードN95に現れるNMOSトランジスタ93のゲート・ソース(N95・N93)間容量に起因する一時的な電圧降下を相殺する。そのため、VDDの低下は応答遅延に起因する電圧降下分ΔV7(<<ΔV1)のみになる。
反対に負荷回路2が動作状態から待機状態に戻るときは、負荷回路2の消費電流がIVDDがI2からI1に戻るのに合わせて降圧制御信号S30の電圧レベルが「H」から「L」に変わると、N93・VSS間電流はI96+I95からI96に減少する(戻る)。従ってノードN93の電圧はVtn−αからVtnに上昇する。ノードN93の電圧上昇はNMOSトランジスタ93のゲート・ソース(N95・N93)間容量により基準電圧Vref(N95)に伝播し、基準電圧は一時的にV40からV40+ΔV2へ上昇しようとする。shかし、このとき降圧制御信号S30の電圧レベルが「H」から「L」に変化しているので、基準電圧選択回路70は、パルス幅がt4の負極性のパルス信号を基準電圧選択信号S90としてノードN9Aに出力し、これと同時にパルス幅がt4の正極性のパルス信号を基準電圧選択信号S91としてノードN9Bに出力する。これによりこのt4の期間だけPMOSトランジスタ100はオフからオンになり、PMOSトランジスタ99はオンからオフになるためノードN95に現れる電圧はV40からV40−βに降下し、NMOSトランジスタ93のゲート・ソース(N95・N93)間容量に起因してノードN95に現れる一時的な電圧上昇を相殺する。その結果、VDDの上昇は応答遅延に起因する電圧上昇分ΔV8(<<ΔV2)のみになる。
第4の実施形態では、パルス発生回路60はPMOSトランジスタ58とNMOSトランジスタ59の両方にパルス信号を出力する構成であるが、いずれか一方のPMOSトランジスタのみを使用する構成とすることもできる。
第5の実施形態は、ノードN97,N98,N99とノードN95とを電気的に接続するスイッチ手段としてPMOSトランジスタを使用したが、NMOSトランジスタを使用することも可能であり、また、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタの並列接続とすることも可能である。また、第5の実施形態では3種類の基準電圧(Vrefh,Vrefm,Vrefl)を用いているが、4種類以上の基準電圧を使用してもよい。
Claims (4)
- 外部から供給される外部電源電圧を基準電圧に等しい内部電源電圧に降圧し、該内部電源電圧を降圧電圧ノードを介して負荷に供給する降圧電源装置において、
前記基準電圧と前記内部電源電圧とを比較するコンパレータと、
入力が前記外部電源電圧に接続され、制御入力が前記コンパレータの出力に接続された制御ノードに接続され、出力が前記降圧電圧ノードに接続され、前記制御ノードの電圧に応じた値の電圧を前記内部電源電圧として前記降圧電圧ノードに出力するPMOSトランジスタで構成されたドライバと、
前記負荷が形成されているチップを活性化すべく該負荷の活性化に先立って生成されるチップ活性化信号が外部から入力されたときに、前記降圧電圧ノードを一定時間接地電圧に接続することにより、前記制御ノードから電流をリークさせるリーク回路と
を備えることを特徴とする降圧電源装置。 - 前記リーク回路は、
前記チップ活性化信号が入力されたときに、一定のパルス幅のリーク信号を発生するワンショット回路と、
前記リーク信号をそのゲートに受け、前記リーク信号によりオン状態になり、前記降圧電圧ノードを前記接地電圧に接続するNMOSトランジスタとを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の降圧電源装置。 - 前記ワンショット回路は、
前記チップ活性化信号を受けて、遅延させる遅延回路と、
前記チップ活性化信号と前記遅延回路の出力とを受け、論理演算した結果を出力する論理回路と
を有することを特徴とする請求項2に記載の降圧電源装置。 - 前記遅延回路は、直列接続された偶数個のインバータで構成されることを特徴とする請求項3に記載の降圧電源装置。
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