JP4909308B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
前記ハイライトポイントおよびシャドーポイントの色みを求め、
前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントおよび前記色みに基づき、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい少なくとも回転させる行列を算出し、
前記原画像の各画素に、前記行列に従い色かぶり補正をすることを特徴とする画像処理方法にある。
本実施の形態における画像処理方法では、RGBの原画像データを、画素ごとに明るさを示す輝度と色みを示す色度のデータに変換する。この時、原画像データの彩度が既定値を越えている場合にはその画素を間引きながら画素を順次選択し、輝度ヒストグラムを作成していく。そして高輝度側、低輝度側それぞれからの累積度数値が夫々所定の度数に達する輝度位置(輝度値)を白位置(ハイライトポイント)、黒位置(シャドーポイント)として求める。またこの時、白位置、黒位置検出の精度を向上するために、高彩度画素を輝度ヒストグラム作成に含めない処理などを行っても良い。
本実施形態におけるシステムの一例を図1に示す。ホストコンピュータ100には、例えばインクジェットプリンタなどのプリンタ105とモニタ106が接続されている。ホストコンピュータ100は、ワードプロセッサ、表計算、インターネットブラウザ等のアプリケーションソフトウエア101と、OS(Operating System)102、アプリケーション101によってOS102に発行される出力画像を示す各種描画命令群(イメージ描画命令、テキスト描画命令、グラフィックス描画命令)を処理して印刷データを作成するプリンタドライバ103、およびアプリケーション101が発行する各種描画命令群を処理してモニタ106に表示を行なうモニタドライバ104をソフトウエアとして持つ。
次に、イメージ描画命令で示される原画像に対して画像補正処理部120で行われる処理を図3〜図7,図9を用いて説明する。グラフィクス描画命令あるいはテキスト描画命令で示される原画像に対しては以下の処理は行われない。
図4は本実施形態での輝度ヒストグラムを作成するフローチャートである。
n=int(対象画像データの総画素数/基準画素数35万)、(但し、n<1の時はn=1、nは正数)。
Y(輝度)=int(0.30R+0.59G+0.11B)(Yは正数)、
C1(色度)=R−Y、C2(色度)=B−Y。
彩度S=sqrt(C1^2+C2^2)。
ここでsqrt(x)はxの平方根を与える関数であり、x^yはxのy乗を表す。
輝度ヒストグラムが完成したら、そのヒストグラムから白位置(ホワイトポイント)、黒位置(シャドーポイント)を決定する。本実施形態では、輝度ヒストグラムにおける輝度値0及び輝度値255の両端から中心方向に累積輝度度数値が1750になる点をそれぞれ黒位置および白位置と定める。
C1SD=C1YSDtotal/PYSD、
C2SD=C2YSDtotal/PYSD。
C1HL=C1YHLtotal/PYHL、
C2HL=C2YHLtotal/PYHL。
上記の通り原画像の(C1,C2,Y)色空間における白位置、黒位置が求められたら、引き続いて色かぶりの補正を行う。
次にコントラスト及び彩度の調整による画像のさらなる高品質を実現するために、画像の露出オーバー/アンダーを簡易的に判定し、それに応じて輝度信号にガンマ補正をかける方法を説明する。
C1”=1.2×C1’、
C2”=1.2×C2’
として彩度補正を行うことができる。これは、(彩度)=sqrt(C1^2+C2^2)
で定義されることによる。
以上で本実施形態における各種補正が終了する。この時点で原画像の各画素は(R,G,B)の色信号データから(C1”,C2”,Y”)の色空間データに変換された状態にあるので、再度(R’,G’,B’)の色信号データに逆変換する。逆変換は以下の式により行う。
R’=Y”+C1”、
G’=Y”−(0.3/0.59)*C1”−(0.11/0.59)*C2”、
B’=Y”+C2”。
次に、上述した第1実施形態に対して、補正度合いを考慮した第2の実施形態について説明する。
前記第1〜第2実施形態では、画像のハイライトポイント・シャドーポイントに基づいた色バランス補正について説明したが、この他の基準点に基づく補正の実施例について以下説明する。
△E=sqrt((C1HL−C1SD)^2+(C2HL−C2SD)^2)。
色立体軸が輝度軸と平行であればΔE=0となるはずであるが、傾いていれば、0より大きな値となる。つまり、E(彩度)−Y(輝度)平面で考えると図8のようになる。
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
Claims (27)
- デジタルカメラにより撮影された原画像から画素数を減らした画像を用いて、前記原画像のハイライトポイントおよびシャドーポイントを検出し、
前記ハイライトポイントおよびシャドーポイントの色みを求め、
前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントおよび前記色みに基づき、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい少なくとも回転させる行列を算出し、
前記原画像の各画素に、前記行列に従い色かぶり補正をすることを特徴とする画像処理方法。 - 前記原画像のハイライトポイント、シャドーポイントを結ぶ軸の傾きを所定の値と比較した結果に応じて、前記色かぶり補正を行わないもしくは予め決められた程度で前記色かぶり補正をおこなうことを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
- 前記原画像のハイライトポイント、シャドーポイントを結ぶ軸の角度に基づき、前記色かぶり補正を行わないもしくは色かぶり補正の度合いを緩めることを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
- 前記色かぶり補正を行わない色相を指定すること特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 前記色かぶり補正に加え、更に前記原画像の明るさを示す成分に対して調整を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 前記色かぶり補正に加え、前記原画像の彩度を調整することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
- 前記画素数を減らした画像とは、少なくとも前記原画像から画素間引きもしくは前記原画像のうち所定の彩度以上の高彩度画素を除く処理のいずれかを行なった画像であることを特徴とする請求項1項記載の画像処理方法。
- 前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい回転させることに加え、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい移動させることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- デジタルカメラにより撮影された原画像から画素数を減らした画像を用いて、前記原画像のハイライトポイントおよびシャドーポイントを検出する手段と、
前記ハイライトポイントおよびシャドーポイントの色みを求める手段と、
前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントおよび前記色みに基づき、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい少なくとも回転させる行列を算出する手段と、
前記原画像の各画素に、前記行列に従い色かぶり補正をする手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記原画像のハイライトポイント、シャドーポイントを結ぶ軸の傾きを所定の値と比較した結果に応じて、前記色かぶり補正を行わないもしくは予め決められた程度で前記色かぶり補正をおこなうことを特徴とする請求項9項記載の画像処理装置。
- 前記原画像のハイライトポイント、シャドーポイントを結ぶ軸の角度に基づき、前記色かぶり補正を行わないもしくは色かぶり補正の度合いを緩めることを特徴とする請求項9項記載の画像処理装置。
- 前記色かぶり補正を行わない色相を指定すること特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
- 前記色かぶり補正に加え、更に前記原画像の明るさを示す成分に対して調整を行うことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
- 前記色かぶり補正に加え、前記原画像の彩度を調整することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 前記画素数を減らした画像とは、少なくとも前記原画像から画素間引きもしくは前記原画像のうち所定の彩度以上の高彩度画素を除く処理のいずれかを行なった画像であることを特徴とする請求項9項記載の画像処理装置。
- 前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい回転させることに加え、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい移動させることを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
- 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像処理方法をコンピュータにより実行させるためのコンピュータプログラム。
- デジタルカメラにより撮影された原画像から画素数を減らした画像を用いて、前記原画像のハイライトポイントおよびシャドーポイントを検出し、
前記ハイライトポイントおよびシャドーポイントの色みを求め、
前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントおよび前記色みに基づき、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい少なくとも回転させる行列を算出し、
前記原画像の各画素を、前記行列に従い色かぶり補正し、
前記補正後の画像データにプリンタ用の画像信号変換をおこなうことを特徴とする画像処理方法。 - 前記色かぶり補正に加え、更に前記原画像の明るさを示す成分に対して調整を行うことを特徴とする請求項18記載の画像処理方法。
- 前記色かぶり補正に加え、前記原画像の彩度を調整することを特徴とする請求項18に記載の画像処理方法。
- 前記画素数を減らした画像とは、少なくとも前記原画像から画素間引きもしくは前記原画像のうち所定の彩度以上の高彩度画素を除く処理のいずれかを行なった画像であることを特徴とする請求項18項記載の画像処理方法。
- 前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい回転させることに加え、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい移動させることを特徴とする請求項18記載の画像処理方法。
- デジタルカメラにより撮影された原画像から画素数を減らした画像を用いて、前記原画像のハイライトポイントおよびシャドーポイントを検出する手段と、
前記ハイライトポイントおよびシャドーポイントの色みを求める手段と、
前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントおよび前記色みに基づき、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい少なくとも回転させる行列を算出する手段と、
前記原画像の各画素を、前記行列に従い色かぶり補正する手段と、
前記補正後の画像データにプリンタ用の画像信号変換をおこなう手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記色かぶり補正に加え、更に前記原画像の明るさを示す成分に対して調整を行うことを特徴とする請求項23記載の画像処理装置。
- 前記色かぶり補正に加え、前記原画像の彩度を調整することを特徴とする請求項23に記載の画像処理装置。
- 前記画素数を減らした画像とは、少なくとも前記原画像から画素間引きもしくは前記原画像のうち所定の彩度以上の高彩度画素を除く処理のいずれかを行なった画像であることを特徴とする請求項23項記載の画像処理装置。
- 前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい回転させることに加え、前記ハイライトポイント、前記シャドーポイントを明るさと色みの空間における明るさを示す軸に向かい移動させることを特徴とする請求項23記載の画像処理装置。
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