JP4896214B2 - 射出成形装置 - Google Patents
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前記キャビティの底面を底面形成体と前記雄金型とで形成し、前記底面形成体と前記雄金型との合わせ部のうち、少なくとも前記底面形成体の上面端部には前記キャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って枠状に形成すると共にこの突出部と前記雄金型との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂を前記キャビティ内に射出して、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記合成樹脂は前記底面形成体と前記雄金型との前記合わせ部に向けて進行し、
先端の前記合成樹脂は前記突出部に当たって前記溝内に入り込むことにより、その後に前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入される前記加圧ガスが前記底面形成体と前記雌金型との隙間から流出されないようにする
ことを特徴とする。
前記金型基体と前記雄金型との合わせ部の各上面端部には互いにキャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って夫々枠状に形成する共に両突出部を突き合わせて両突出部により溝を形成した
ことを特徴とする。
前記雄金型との合わせ部の前記金型基体の上面端部には前記キャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って枠状に形成する共にこの突出部と前記雄金型との間に溝を形成した
ことを特徴とする。
成形品に薄肉部を形成するために、その上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の上面に前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記入れ子の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を形成し、
前記溶融した合成樹脂を前記キャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記加圧ガスは前記突出部の頂部を越えてこの突出部の斜辺部と前記入れ子の斜辺部とで形成される溜り部に届き、
前記溜り部にまで届いた前記加圧ガスは前記入れ子の斜辺部に沿って前記合成樹脂を押し上げるように加圧して、この入れ子の上面と前記雌金型との間の合成樹脂を加圧する
ことを特徴とする。
成形品に薄肉部を形成するために、その上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する薄肉形成部を前記雄金型の上面に形成し、
前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記薄肉形成部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を前記雄金型の上面に形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記加圧ガスは前記突出部の頂部を越えてこの突出部の斜辺部と前記薄肉形成部の斜辺部とで形成される溜り部に届き、
前記溜り部にまで届いた前記加圧ガスは、前記薄肉形成部の斜辺部に沿って前記合成樹脂を押し上げるように加圧して、この薄肉形成部の上面と前記雌金型との間の合成樹脂を加圧する
ことを特徴とする。
成形品に薄肉部を形成するために、その上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の近くに位置する前記雄金型上面に前記キャビティ内へ入り込むような第1突出部を夫々形成すると共に、
前記雄金型上面にこの第1突出部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有して前記キャビティ内へ入り込むような第2突出部を夫々形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記加圧ガスは前記第2突出部及び第1突出部を越えてこの第1突出部の斜辺部上まで届き、
前記第1突出部の斜辺部と直交する方向及び前記第2突出部の斜辺部と直交する方向へ、前記加圧ガスが前記合成樹脂の裏面を押し上げるように加圧して、前記入れ子の上面と前記雌金型との間の合成樹脂を加圧する
ことを特徴とする。
成形品に開口部を形成するために、前記キャビティ内に入り込んでその頂部が前記雌金型に当接する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む突出部及びこの突出部との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、この合成樹脂は前記加圧ガスの加圧によって前記突出部に当接することにより前記雌金型への回り込みが防止される
ことを特徴とする。
成形品に開口部を形成するために、前記キャビティ内に入り込んでその頂部が前記雌金型に当接する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部及びこの第1突出部との間に第1溝を形成し、
前記雄金型上面に前記第1突出部を外側から囲むように前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を形成し、
この第2突出部と前記第1突出部との間に第2溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、この合成樹脂は前記加圧ガスの加圧によって前記第2突出部を越えて前記第2溝内に届き、更に進んで前記第1突出部を越えて前記第1溝内に届き、
前記第1溝及び前記第2溝に前記合成樹脂を入り込ませることにより、この第1溝及び第2溝以外の部分に前記加圧ガスを流して前記キャビティ内の前記加圧ガスの体積を増やすことによって前記入れ子の周囲の合成樹脂の密度を高めて硬化させて、前記加圧ガスが前記入れ子の側面に沿って競り上がるのを防止する
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に入れ子を配設固定し、
この入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む突出部を突出させると共にこの突出部と前記雌金型の前記キャビティを形成する側面との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記入れ子との間に注入すると、この合成樹脂は前記突出部を越えて前記溝内に入り込み、この溝内に入り込んだ前記合成樹脂により前記加圧ガスが前記雌金型と前記雄金型との隙間から流出されない
ことを特徴とする。
前記雄金型上面に形成された凹部内に入れ子を嵌合して固定し、
この入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部を突出させると共に、前記凹部を形成する前記雄金型の上面開口周縁部に前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を前記第1突出部より高く突出させ、
この第2突出部と前記第1突出部との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂を前記キャビティ内に射出すると前記溝内に入り込み、その後に前記加圧ガスをキャビティ内に供給すると、キャビティ内の前記合成樹脂と前記入れ子との間に加圧ガス層が形成され、この加圧ガスは前記入れ子の前記第1突出部の上部にまで届くが、この加圧ガスは前記第2突出部を越えない状態で前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧する
ことを特徴とする。
6 雌金型部
12 熱媒体通路
20 可動側組立体
26 金型基体
27 雄金型部
28A、B ガス注入路
29A、B ガス排出路
30、31 突出部
30A、B、C 突出部
34 溝
34A、B、C 溝
35、35B 第1入れ子
35A 薄肉形成部
36、37 突出部
36A、37A 突出部
38、39 先細部
38A、39A 先細部
40 第2入れ子
41 突出部
41A、B、C 突出部
44 突出部
47 圧縮用タンク
48、49 流出入路
53、54 溝
53A、B、C 溝
57、58 突出部
59A、B 溝
60 突出部
61 溝
62、63 突出部
65、66 入れ子
Claims (11)
- 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記キャビティの底面を底面形成体と前記雄金型とで形成し、前記底面形成体と前記雄金型との合わせ部のうち、少なくとも前記底面形成体の上面端部には前記キャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って枠状に形成すると共にこの突出部と前記雄金型との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂を前記キャビティ内に射出して、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記合成樹脂は前記底面形成体と前記雄金型との前記合わせ部に向けて進行し、
先端の前記合成樹脂は前記突出部に当たって前記溝内に入り込むことにより、その後に前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入される前記加圧ガスが前記底面形成体と前記雌金型との隙間から流出されないようにする
ことを特徴とする射出成形装置。 - 前記キャビティを水平方向に延びる第1の空間とこの第1の空間に連通した垂直方向に延びる筒状の第2の空間とから構成し、前記第1の空間を前記雌金型と前記雄金型とで形成すると共に、前記雄金型をその上面に配設固定する前記底面形成体としての金型基体と前記雄金型とで前記第2の空間の底面を形成するようにして、この第2の空間を前記雌金型と前記雄金型と前記金型基体とで形成し、
前記金型基体と前記雄金型との合わせ部の各上面端部には互いにキャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って夫々枠状に形成する共に両突出部を突き合わせて両突出部により溝を形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形装置。 - 前記キャビティを水平方向に延びる第1の空間とこの第1の空間に連通した垂直方向に延びる筒状の第2の空間とから構成し、前記第1の空間を前記雌金型と前記雄金型とで形成すると共に、前記雄金型をその上面に配設固定する前記底面形成体としての金型基体と前記雄金型とで前記第2の空間の底面を形成するようにして、この第2の空間を前記雌金型と前記雄金型と前記金型基体とで形成し、
前記雄金型との合わせ部の前記金型基体の上面端部には前記キャビティ内に入り込むように上方へ突出した突出部を前記合わせ部に沿って枠状に形成する共にこの突出部と前記雄金型との間に溝を形成した
ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形装置。 - 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
成形品に薄肉部を形成するために、その上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の上面に前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記入れ子の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を形成し、
前記溶融した合成樹脂を前記キャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記加圧ガスは前記突出部の頂部を越えてこの突出部の斜辺部と前記入れ子の斜辺部とで形成される溜り部に届き、
前記溜り部にまで届いた前記加圧ガスは前記入れ子の斜辺部に沿って前記合成樹脂を押し上げるように加圧して、この入れ子の上面と前記雌金型との間の合成樹脂を加圧する
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
成形品に薄肉部を形成するために、その上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する薄肉形成部を前記雄金型の上面に形成し、
前記キャビティ内へ入り込むように且つ前記薄肉形成部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有する突出部を前記雄金型の上面に形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記加圧ガスは前記突出部の頂部を越えてこの突出部の斜辺部と前記薄肉形成部の斜辺部とで形成される溜り部に届き、
前記溜り部にまで届いた前記加圧ガスは、前記薄肉形成部の斜辺部に沿って前記合成樹脂を押し上げるように加圧して、この薄肉形成部の上面と前記雌金型との間の合成樹脂を加圧する
ことを特徴とする射出成形装置。 - 前記突出部の頂部には、夫々先細部を形成したことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の射出成形装置。
- 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
成形品に薄肉部を形成するために、その上部が前記キャビティ内に入り込む上部縦断面が上底が下底より短い台形状を呈する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の近くに位置する前記雄金型上面に前記キャビティ内へ入り込むような第1突出部を夫々形成すると共に、
前記雄金型上面にこの第1突出部の斜辺部と概ね直交する斜辺部を有して前記キャビティ内へ入り込むような第2突出部を夫々形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、前記加圧ガスは前記第2突出部及び第1突出部を越えてこの第1突出部の斜辺部上まで届き、
前記第1突出部の斜辺部と直交する方向及び前記第2突出部の斜辺部と直交する方向へ、前記加圧ガスが前記合成樹脂の裏面を押し上げるように加圧して、前記入れ子の上面と前記雌金型との間の合成樹脂を加圧する
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
成形品に開口部を形成するために、前記キャビティ内に入り込んでその頂部が前記雌金型に当接する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む突出部及びこの突出部との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、この合成樹脂は前記加圧ガスの加圧によって前記突出部に当接することにより前記雌金型への回り込みが防止される
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
成形品に開口部を形成するために、前記キャビティ内に入り込んでその頂部が前記雌金型に当接する入れ子を前記雄金型の上面に配設固定し、
前記入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部及びこの第1突出部との間に第1溝を形成し、
前記雄金型上面に前記第1突出部を外側から囲むように前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を形成し、
この第2突出部と前記第1突出部との間に第2溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記雄金型のキャビティ形成面との間に注入すると、この合成樹脂は前記加圧ガスの加圧によって前記第2突出部を越えて前記第2溝内に届き、更に進んで前記第1突出部を越えて前記第1溝内に届き、
前記第1溝及び前記第2溝に前記合成樹脂を入り込ませることにより、この第1溝及び第2溝以外の部分に前記加圧ガスを流して前記キャビティ内の前記加圧ガスの体積を増やすことによって前記入れ子の周囲の合成樹脂の密度を高めて硬化させて、前記加圧ガスが前記入れ子の側面に沿って競り上がるのを防止する
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に入れ子を配設固定し、
この入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む突出部を突出させると共にこの突出部と前記雌金型の前記キャビティを形成する側面との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂をキャビティ内に射出し、前記加圧ガスを前記合成樹脂の裏面と前記入れ子との間に注入すると、この合成樹脂は前記突出部を越えて前記溝内に入り込み、この溝内に入り込んだ前記合成樹脂により前記加圧ガスが前記雌金型と前記雄金型との隙間から流出されない
ことを特徴とする射出成形装置。 - 雌金型と雄金型とを備え、前記雌金型のキャビティ形成面側を加熱した後に溶融した合成樹脂を前記雌金型と雄金型との間に形成されたキャビティ内に射出し、加圧ガスを前記キャビティ内に注入して、前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧するようにした射出成形装置であって、
前記雄金型上面に形成された凹部内に入れ子を嵌合して固定し、
この入れ子の上面外周部に前記キャビティ内へ入り込む第1突出部を突出させると共に、前記凹部を形成する前記雄金型の上面開口周縁部に前記キャビティ内へ入り込む第2突出部を前記第1突出部より高く突出させ、
この第2突出部と前記第1突出部との間に溝を形成し、
前記溶融した合成樹脂を前記キャビティ内に射出すると前記溝内に入り込み、その後に前記加圧ガスをキャビティ内に供給すると、キャビティ内の前記合成樹脂と前記入れ子との間に加圧ガス層が形成され、この加圧ガスは前記入れ子の前記第1突出部の上部にまで届くが、この加圧ガスは前記第2突出部を越えない状態で前記合成樹脂の表面を前記雌金型のキャビティ形成面へ押し付けて保圧する
ことを特徴とする射出成形装置。
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