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JP4875456B2 - 印刷装置 - Google Patents

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本発明は、用紙を搬送する用紙搬送装置と、用紙の蛇行量を補正する蛇行矯正装置を有する印刷装置に関するものである。
用紙を搬送する用紙搬送装置と、用紙の蛇行量を補正する蛇行矯正装置を有する印刷装置として複写機やレーザビームプリンタ等の電子写真装置を例として用紙搬送について説明する。
従来の印刷装置では、印刷速度、印刷品質の向上に加え紙質、紙厚、寸法など多岐にわたる印刷用紙に対応するため用紙の蛇行矯正装置とその制御装置が設けられている。
用紙搬送装置でも、加圧ロール方式を採用している定着装置は、用紙走行性能に与える影響が大きく、特に連続用紙用レーザビームプリンタなどでは、定着装置に用紙の蛇行矯正装置をもたせた例が多く知られている。
連続紙用レーザビームプリンタ等の電子写真装置は、図4に示すように印刷用紙201をトラクタ203により感光ドラム202の周期と同速度で移動させ、転写器208により印刷用紙201にトナー像を転写させた後、印刷用紙201に一定の張力を与える為のバッファ204を通り、用紙搬送ガイド205を通過後、熱ロール206及び加圧ロール207によりトナー像を加圧・加熱し、印刷用紙201に溶融定着させ、プラー211とプラーロール210で印刷用紙201を一定張力で引張り、印刷用紙201を折り畳むためのスゥィングフィン212で印刷用紙を折り畳んだ後、印刷用紙201を積載するスタッカ213へ印刷用紙201を搬送する。
前記の構成の電子写真装置では、印刷用紙201の駆動はトラクタ203によるピン駆動と、熱ロール206−印刷用紙201−加圧ロール207の摩擦駆動との2つの駆動によりなされるが、熱ロール206−加圧ロール207間の摩擦力で印刷用紙201を搬送する部分においては、印刷用紙201が左右に蛇行することにより印刷用紙201にストレスがかかり、送り穴にシワなどが発生する。その為、センサ209で印刷用紙201の蛇行を検出し、熱ロール206と加圧ロール207の接触圧力を熱ロール206の支持軸に対し左右に変化させることにより、印刷用紙201の蛇行を矯正する蛇行矯正装置が付加されている。
図5に、従来の蛇行矯正装置の一例を示す。熱ロール206は、図示しない支持部と駆動部とで一定位置で回転可能に構成される。加圧ロール207は、印刷用紙201を挟んで熱ロール206に対向して位置する。
加圧ロール207は図示しない案内溝にそって半径方向に可動な構造となっている。加圧ロール207を熱ロール206に押しつける押し付け手段はアーム304とカム302とスプリング307とから構成され、加圧ロール207両端に各々1組ずつ設けられている。アーム304は、一端に軸受け305を有し、図示しないフレームに回転可能に支持される。アーム304の他端は、スプリング307の一端が連結され、熱ロール206の方向へ引っ張られている。カム302は、アーム304に設けられたカムフォロア303に当接する位置に設置される。1対のカム302はカムシャフト306で連結され、カムシャフト306は図示しないフレームに回転可能に支持され、モータ301により回転させることができる。加圧ロール207の両端からは、回転可能なシャフトが突き出しており、シャフトは常にアームの一部に当接している。
非印刷時において、カムシャフト306は加圧ロール207が熱ロール206から離れた位置にくるように回転し、停止する。印刷時は、カムシャフト306が回転し、カム302がカムフォロア303から離れ、加圧ロール207が熱ロール206に完全に接する位置で停止する。この時、スプリング307が加圧ロール207を押しつけ印刷用紙201は加圧ロール207と熱ロール206とに挟まれ、熱ロール206の回転により、加圧ロール207は従動し印刷用紙201は定着されながら搬送される。
印刷用紙送行位置は、センサ209により検出される。印刷用紙が、用紙送行位置の送行方向に向かって左にずれていることを検出した場合、モータ301はカムシャフト306を左側からみて反時計方向に回転させる。
この動きによって左側のカム302aがカムフォロア303に当接し、左側のスプリング力に対して、アーム304aをわずかに押し戻す。この結果、加圧ロール207左側の押しつけ力が右側と比べて小さくなり、用紙左側の搬送力が右側より小さくなるため、用紙送行位置は右側にずれることになる。このようにして、用紙送行位置ずれ(蛇行)を矯正することができる。右側に蛇行した場合、前記の反対の動作をおこなう。
すなわち、図6に示すように、印刷用紙201をA側に曲げたい時は、熱ロール206と加圧ロール207の接触圧をA側を高く、B側を低くすることにより、熱ロール206及び加圧ロール207はA側の径rが圧縮されてB側の径rよりも小さくなり、熱ロール206及び加圧ロール207の周速はB側の方が速くなる(Vra<Vrb)。従って、搬送される印刷用紙201の移動量はA側よりもB側の方が多くなり、印刷用紙201はA側に寄っていくことになる。逆に、印刷用紙201をB側に曲げたい時は、同様に熱ロール206と加圧ロール207の接触圧をB側を高く、A側を低くすることにより印刷用紙201はB側に寄ってくる。
次に、用紙蛇行矯正制御について図2、図7を用いて説明する。印刷用紙201が送行を開始すると用紙送行位置を検出するセンサ209からの信号を一定周期でマイクロプロセッサ101に入力しマイクロプロセッサ101のプログラム処理である蛇行量記憶処理102にて理想送行位置からの離れている蛇行量を記憶する。蛇行量算出処理103では、蛇行量記憶処理102で記憶している蛇行量平均値を算出して記憶する。蛇行量変化率算出処理104では、蛇行量記憶処理102で記憶した蛇行量平均値を使用して、前回蛇行量と今回蛇行量から蛇行量変化率を算出する。オフセット量算出処理105では、蛇行量記憶処理102で記憶した蛇行量平均値を使用して理想送行位置から離れているか否かを判別して一定の値を駆動量に加算するように処理する。
モータ駆動量算出処理106では、一定時間毎に蛇行量算出処理103で求めた蛇行量平均値から図2に示す蛇行量とモータ301の駆動量データテーブルからの駆動量と蛇行量変化率算出処理104で求めた蛇行量変化率からのドライブ量、及びオフセット量算出処理105からの駆動量を加算したモータの駆動量をモータ駆動回路107へ出力する。モータ駆動回路107からの駆動電流によりモータ301を駆動し前述したカムシャフト306を回転し印刷用紙201を送行すべき理想送行位置に蛇行補正する。
しかしながら、加圧ロール207の押し付け力と実際の用紙への蛇行矯正に働く力との関係は、必ずしもリニアな関係にあるとは限らず、またカム302の形状もモータのトルク特性など考慮して設定されるため、単位角度当たりの変位量はリニアに変化するものではない。このため、用紙蛇行矯正制御装置で算出した蛇行矯正用モータ301の駆動量と蛇行矯正装置との整合が上手く取れなかった場合、蛇行矯正力不足や蛇行矯正力過大によるハンチング現象を起こすことがあった。
特開2003−160262号公報
従来の印刷装置では、カム302の用紙蛇行矯正の際に使用するカム形状が、加圧ロール207の押し付け力と蛇行矯正力の関係やモータ301のトルク特性によって設定されていたため、必ずしも単位角度当たりの変位量が一定ではなかった。このため、モータ301の駆動量に対し、蛇行矯正量が比例せず、カム302の単位角度当たりの変位量が大きい部分においては、蛇行矯正量が過大となり、単位角度当たりの変位量が小さい部分においては、蛇行矯正量が不足するという課題があった。
本発明の目的は、前記従来技術の課題を解決して、用紙幅や厚さ、蛇行しやすい等の雑多な印刷用紙に対して適切な用紙蛇行矯正制御を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、2本のロールを有し、該2本のロールで用紙を狭持搬送する用紙搬送装置と、用紙位置を検出する用紙位置検出手段と、該用紙位置検出手段によって検出されたデータより用紙の蛇行量を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された用紙の蛇行量の蛇行量平均値を算出する蛇行量平均値算出手段と、前記蛇行量平均値から蛇行矯正駆動量を算出する蛇行矯正駆動量算出手段と、前記蛇行矯正駆動量に基いて駆動される蛇行矯正駆動手段を設けた蛇行矯正装置を備えた印刷装置において、前記蛇行矯正装置は、前記蛇行矯正駆動手段からの駆動力により、前記2本のロールのうち一方の支持軸に対するもう片方のロールの軸方向の傾きを変えて、2本のロール間の軸方向の接触圧力を可変させる1対のカムを有し、該1対のカムは、前記蛇行矯正時に使用する回転角度範囲について、0°を基準として、一方のカムが0°〜a°までの範囲であり、他方のカムが0°〜−a°の範囲であり、それぞれ0°付近の単位角度当たりの変位量が小さく、回転角度の絶対値|a|°に近づくにつれて単位角度当たりの変位量が大きくなる形状であり、前記蛇行矯正駆動量算出手段は、蛇行矯正駆動量の算出時に、前記カムの単位角度当たりの変位量に対し、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が小さいときには、前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に大きくし、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が大きくなるにつれて前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に小さくして、前記ロールの接触圧力による用紙の蛇行矯正量を用紙蛇行量と比例させて制御する構成であることを特徴とする。
また、前記蛇行矯正装置は、前記蛇行量平均値算出手段、前記蛇行矯正量算出手段、前記蛇行矯正駆動量算出手段に代えて、前記蛇行量平均値算出手段、前記蛇行矯正量算出手段、前記蛇行矯正駆動量算出手段で行われる処理を行うマイクロプロセッサを有することを特徴とする。
また、前記蛇行矯正時に使用する回転角度範囲の上限の絶対値a°は、30°であることを特徴とする。
また、前記2本のロールは、定着装置の熱ロールおよび加圧ロールであることを特徴とする。
また、前記目的を達成するため本発明は、2本のロールを有し、該2本のロールで用紙を狭持搬送する用紙搬送手段と、用紙位置を検出する用紙位置検出手段と、該用紙位置検出手段によって検出されたデータより用紙の蛇行量を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された用紙の蛇行量の蛇行量平均値を算出する蛇行量平均値算出手段と、前記蛇行量平均値から蛇行矯正駆動量を算出する蛇行矯正駆動量算出手段と、前記蛇行矯正駆動量に基づいて駆動される蛇行矯正駆動手段を設けた蛇行矯正装置において、前記蛇行矯正装置は、前記蛇行矯正駆動手段からの駆動力により、前記2本のロールのうち一方の支持軸に対するもう片方のロールの軸方向の傾きを変えて、2本のロール間の軸方向の接触圧力を可変させる1対のカムを有し、該1対のカムは、前記蛇行矯正時に使用する回転角度範囲について、0°を基準として、一方のカムが0°〜a°までの範囲であり、他方のカムが0°〜−a°の範囲であり、それぞれ0°付近の単位角度当たりの変位量が小さく、回転角度の絶対値|a|°に近づくにつれて単位角度当たりの変位量が大きくなる形状であり、前記蛇行矯正駆動量算出手段は、蛇行矯正駆動量の算出時に、前記カムの単位角度当たりの変位量に対し、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が小さいときには、前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に大きくし、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が大きくなるにつれて前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に小さくして、前記ロールの接触圧力による用紙の蛇行矯正量を用紙蛇行量と比例させて制御する構成であることを特徴とする。
本発明においては、用紙幅や厚さ、蛇行しやすい等の雑多な印刷用紙に対して、用紙蛇行矯正用モータの駆動量が不足や過大を防ぐように制御することにより、印刷用紙を蛇行することなく用紙搬送できる印刷装置を提供することができる。
本発明では前述のように印刷用紙の蛇行矯正制御を従来より使用している用紙位置検出センサ209、蛇行矯正量を算出するマイクロプロセッサ101と蛇行矯正用のモータ301で構成し、カム302の形状に合わせてモータ301の駆動量を工夫することで実現した。
具体的にはカム302の形状に合わせて、モータ301の駆動量の見直しを行い、カム302の単位角度当たりの変位量が大きい部分においては、モータ301の駆動量を少なく、カム302の単位角度当たりの変位量が小さい部分においては、モータ301の駆動量を大きく設定するように構成した。
次に本発明の実施形態を図1及び図3を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係る用紙蛇行量とモータ駆動量の関係を示すグラフ、図3は用紙蛇行矯正装置で用いられる左右カムのプロフィール図である。
図3に示すように、左側のカム302aの蛇行矯正時に使用する部分は、回転角度150度〜180度の範囲であり、右側のカム302bの蛇行矯正時に使用する部分は、回転角度180度〜210度の範囲である。左側のカム302aは、180度付近の単位角度当たりの変位量が小さく、回転角度150度に近づくに従い、単位角度当たりの変位量が大きくなっている。右側のカム302bは、180度付近の単位角度当たりの変位量が小さく、回転角度210度に近づくに従い、単位角度当たりの変位量が大きくなっている。
図1に前記カム302の形状に合わせた用紙蛇行量とモータ301の駆動量の関係を示す。用紙蛇行量が小さい範囲にある時のカム302の形状は、単位角度当たりの変位量が小さいため、モータ301の駆動量を大きくし、反対に用紙蛇行量の大きい範囲のある時のカム302の形状は、単位角度当たりの変位量が大きいため、モータ301駆動量は小さくしている。これにより、加圧ロール207の押し付けによる用紙蛇行矯正量は、常に過不足のないリニアな動きになり、安定した用紙蛇行矯正制御を実現することが出来る。
本発明は、用紙を搬送する用紙搬送装置と、用紙の蛇行量を矯正する蛇行矯正装置を有する印刷装置に利用することが可能である。
本発明の一実施例である用紙蛇行量とモータ駆動量の関係を示すグラフである。 従来の用紙蛇行矯正装置における用紙蛇行量とモータ駆動量の関係を示すグラフである。 用紙蛇行矯正装置で用いられる左右カムのプロフィール図である。 印刷装置の例として連続紙用レーザビームプリンタを示した模式図である。 用紙蛇行矯正装置の模式図である。 用紙蛇行矯正装置における蛇行補正時の熱ロールと圧力ロールの状態を示す模式図である。 用紙蛇行矯正装置全体の制御系を示す模式図である。
符号の説明
101…マイクロプロセッサ、102…蛇行量記憶処理、103…蛇行量算出処理、104…蛇行量変化率算出処理、105…、オフセット量算出処理、106…モータ駆動量算出処理、107…モータ駆動回路、201…印刷用紙、202…感光ドラム、203…トラクタ、204…バッファ、205…用紙搬送ガイド、206…熱ロール、207…加圧ロール、208…転写器、209…センサ、210…プラーロール、211…プラー、212…スウィングフィン、213…スタッカ、301…モータ、302…カム、303…カムフォロア、304…アーム、305…軸受け、306…カムシャフト、307…スプリング。

Claims (5)

  1. 2本のロールを有し、該2本のロールで用紙を狭持搬送する用紙搬送装置と、用紙位置を検出する用紙位置検出手段と、該用紙位置検出手段によって検出されたデータより用紙の蛇行量を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された用紙の蛇行量の蛇行量平均値を算出する蛇行量平均値算出手段と、前記蛇行量平均値から蛇行矯正駆動量を算出する蛇行矯正駆動量算出手段と、前記蛇行矯正駆動量に基いて駆動される蛇行矯正駆動手段を設けた蛇行矯正装置を備えた印刷装置において、
    前記蛇行矯正装置は、
    前記蛇行矯正駆動手段からの駆動力により、前記2本のロールのうち一方の支持軸に対するもう片方のロールの軸方向の傾きを変えて、2本のロール間の軸方向の接触圧力を可変させる1対のカムを有し、
    該1対のカムは、前記蛇行矯正時に使用する回転角度範囲について、0°を基準として、一方のカムが0°〜a°までの範囲であり、他方のカムが0°〜−a°の範囲であり、
    それぞれ0°付近の単位角度当たりの変位量が小さく、回転角度の絶対値|a|°に近づくにつれて単位角度当たりの変位量が大きくなる形状であり、
    前記蛇行矯正駆動量算出手段は、蛇行矯正駆動量の算出時に、前記カムの単位角度当たりの変位量に対し、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が小さいときには、前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に大きくし、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が大きくなるにつれて前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に小さくして、前記ロールの接触圧力による用紙の蛇行矯正量を用紙蛇行量と比例させて制御する構成であることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記蛇行矯正装置は、前記蛇行量平均値算出手段、前記蛇行矯正量算出手段、前記蛇行矯正駆動量算出手段に代えて、前記蛇行量平均値算出手段、前記蛇行矯正量算出手段、前記蛇行矯正駆動量算出手段で行われる処理を行うマイクロプロセッサを有することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記蛇行矯正時に使用する回転角度範囲の上限の絶対値a°は、30°であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記2本のロールは、定着装置の熱ロールおよび加圧ロールであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の印刷装置。
  5. 2本のロールを有し、該2本のロールで用紙を狭持搬送する用紙搬送手段と、用紙位置を検出する用紙位置検出手段と、該用紙位置検出手段によって検出されたデータより用紙の蛇行量を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された用紙の蛇行量の蛇行量平均値を算出する蛇行量平均値算出手段と、前記蛇行量平均値から蛇行矯正駆動量を算出する蛇行矯正駆動量算出手段と、前記蛇行矯正駆動量に基づいて駆動される蛇行矯正駆動手段を設けた蛇行矯正装置において、
    前記蛇行矯正装置は、
    前記蛇行矯正駆動手段からの駆動力により、前記2本のロールのうち一方の支持軸に対するもう片方のロールの軸方向の傾きを変えて、2本のロール間の軸方向の接触圧力を可変させる1対のカムを有し、
    該1対のカムは、前記蛇行矯正時に使用する回転角度範囲について、0°を基準として、一方のカムが0°〜a°までの範囲であり、他方のカムが0°〜−a°の範囲であり、
    それぞれ0°付近の単位角度当たりの変位量が小さく、回転角度の絶対値|a|°に近づくにつれて単位角度当たりの変位量が大きくなる形状であり、
    前記蛇行矯正駆動量算出手段は、蛇行矯正駆動量の算出時に、前記カムの単位角度当たりの変位量に対し、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が小さいときには、前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に大きくし、前記カムの前記単位角度当たりの変位量が大きくなるにつれて前記蛇行矯正駆動手段の駆動量の変化量を徐々に小さくして、前記ロールの接触圧力による用紙の蛇行矯正量を用紙蛇行量と比例させて制御する構成であることを特徴とする蛇行矯正装置。
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