JP2008044750A - ウェブ搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1搬送機構部におけるウェブの蛇行防止及び、ウェブが急激に変化した場合でも蛇行補正エラーが発生せず、ウェブ搬送の安定した印刷装置を提供することである。
【解決手段】ウェブ搬送部に蛇行検出センサを設置し、搬送部と定着部のウェブ蛇行検出センサの検出結果を計算させ、定着部での加圧ローラによる蛇行補正を行なうことにより、安定したウェブを搬送させることが可能なウェブ搬送装置。
【選択図】 図1
【解決手段】ウェブ搬送部に蛇行検出センサを設置し、搬送部と定着部のウェブ蛇行検出センサの検出結果を計算させ、定着部での加圧ローラによる蛇行補正を行なうことにより、安定したウェブを搬送させることが可能なウェブ搬送装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、連続して搬送されるウェブに画像を形成する印刷装置のウェブ搬送装置に関する。
連続して搬送されるウェブ上に画像を形成する印刷装置において、印刷装置に搭載した搬送ローラ及び吸引ベルト機構によりウェブを搬送させる装置が実用化されている。
これらの印刷装置は、ウェブを搬送するための第1搬送機構部と、該第1搬送機構部の後段に位置しウェブの蛇行量を検出する蛇行検出センサと、該蛇行センサの出力でウェブの蛇行を補正する蛇行補正機構を有する第2搬送機構部と、前記第1搬送機構部のウェブ搬送速度と前記第2搬送機構のウェブ搬送速度との速度差を吸収し、且つウェブに張力を与えるバッファ機構とを有している。
通常、第1搬送機構部にはウェブに画像を記録形成する転写部が、また第2搬送機構部には、ウェブに余熱を与え定着を容易にする余熱板及び、該転写部でウェブに転写されたトナーを加熱ローラと加圧ローラで加熱・加圧しながらウェブに定着させる定着部を有している装置が多い。
前記第1搬送機構部と第2搬送機構部のウェブ搬送手段は独立して駆動する構成であり、第2搬送機構部にウェブの蛇行を検出するセンサが設置され、ウェブが蛇行した場合は第2搬送機構部の加圧ローラを制御することにより蛇行を補正する機構が提案されている。
通常、第1搬送機構部にはウェブに画像を記録形成する転写部が、また第2搬送機構部には、ウェブに余熱を与え定着を容易にする余熱板及び、該転写部でウェブに転写されたトナーを加熱ローラと加圧ローラで加熱・加圧しながらウェブに定着させる定着部を有している装置が多い。
前記第1搬送機構部と第2搬送機構部のウェブ搬送手段は独立して駆動する構成であり、第2搬送機構部にウェブの蛇行を検出するセンサが設置され、ウェブが蛇行した場合は第2搬送機構部の加圧ローラを制御することにより蛇行を補正する機構が提案されている。
図2に従来技術の印刷装置の概略構成図を示す。同図において1はウェブであり、通常紙であることが多いが、必ずしも紙に限らずプラスチックフィルムなどが用いられる場合もある。
ウェブ1は、第1搬送機構部2の搬送ローラ3及び吸引ユニット4を通りバッファ機構部5を経て第2搬送機構部6へと搬送される。第2搬送機構部6へと搬送されたウェブ1は、第2搬送機構部6の先頭にある蛇行検出センサ7を通り加圧ローラ8へと受け渡される。このとき蛇行検出センサ7にてウェブ1の蛇行が検出されると、加圧ローラ8の押付量を変化させ、蛇行補正を行なっている。
この従来技術は、第2搬送機構部6に設置したウェブ蛇行検出センサ7の検出結果より、ウェブ1の蛇行補正量を算出し制御を行なうことにより安定した搬送を可能にするものである。この種の特許文献として下記のようなものを挙げることができる。
この従来技術は、第2搬送機構部6に設置したウェブ蛇行検出センサ7の検出結果より、ウェブ1の蛇行補正量を算出し制御を行なうことにより安定した搬送を可能にするものである。この種の特許文献として下記のようなものを挙げることができる。
上記のような構成により安定したウェブの搬送が可能になるが、連続して搬送されるウェブを第1搬送機構部内の搬送ローラ及び吸引ユニットにて搬送した場合、ウェブの幅方向の固定が出来ないためウェブの蛇行が発生することがあった。また第2搬送機構部に設置されたウェブ蛇行検出センサは、第2搬送機構部が定着部であった場合、ウェブが熱による収縮のため急激に変形するとウェブが蛇行したとセンサが誤検出し蛇行補正を急速に行なってしまう。その結果、ウェブ搬送位置が片寄り補正がしきれなくなり、蛇行補正エラーが発生するという問題が依然として残っていた。
本発明の目的は、第1搬送機構部におけるウェブの蛇行防止、及びウェブが急激に変化した場合でも蛇行補正エラーが発生せず、ウェブ搬送の安定したウェブ搬送装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、第1搬送機構部とバッファ機構との間にウェブの蛇行を検出するセンサを設置し、第1搬送機構部におけるウェブの蛇行及びウェブの急激な変形を検出した場合に第2搬送機構部及び第1搬送機構部に設置された蛇行センサの検出結果より補正量を計算することにより、第2搬送機構部での加圧ローラによる蛇行補正を行なうことを特徴とするものである。
以上説明したように、本発明によれば第1搬送機構部におけるウェブの蛇行量の検出、及び第2搬送機構部及び第1搬送機構部におけるウェブの蛇行防止に設置したウェブ蛇行センサで検出した結果より、ウェブ蛇行量を計算させることにより、急激な制御による蛇行補正エラーを防止し、安定したウェブ蛇行制御が可能となる。
以下、本発明の実施形態について図1を用いて説明する。
ウェブ1は、第1搬送機構部2内の搬送ローラ3及び吸引ユニット4を通りバッファ機構部5を経て第2搬送機構部6へと搬送される。第2搬送機構部6へと搬送されたウェブ1は、第2搬送機構部6の先頭にある蛇行検出センサ7を通り加圧ローラ8へと受け渡される。このとき蛇行検出センサ7にてウェブ1の蛇行が検出されると、加圧ローラ8の押付量のバランスを変化させて蛇行補正を行なっている。
次に、第1搬送機構部2とバッファ機構部5間に蛇行検出センサ9を設置したときのウェブ1の蛇行補正について説明する。従来は、第2搬送機構部6でウェブ1の熱等による収縮により急激な変形が発生した場合、第2搬送部6に設置された蛇行センサ7がウェブ1の変形を蛇行と誤検出してしまっていた。そのため、収縮したウェブ1を適正な搬送位置にするため、急激な補正制御を開始してしまいウェブ搬送位置の片寄りが補正しきれなくなり、蛇行補正エラーが発生していた。
しかし、第1搬送機構部2に蛇行検出センサ9を設置すると、第2搬送部6でウェブ1の収縮による急激な変形が発生した場合でも、ウェブ変形の影響を受けないため、設置した蛇行検出センサ9は正確な搬送位置を検出することが出来る。この検出結果を優先することにより、第2搬送部6に設置された蛇行センサ7の誤検出による急激な蛇行補正制御を行わなくなるため、蛇行補正エラーを防止することが出来る。
一方、用紙の蛇行が発生した場合には、第2搬送機構部6及び第1搬送機構部2に設置された蛇行センサ7及び9の両方よりウェブの蛇行が検出される。この検出結果とセンサ間のおける距離から、蛇行補正量を算出し加圧ローラ8の押付のバランスを制御することが出来る。
1:ウェブ
2:第1搬送機構部
3:ウェブ搬送ローラ
4:吸引ユニット
5:バッファ機構部
6:第2搬送機構部
7:第2搬送機構部蛇行検出センサ
8:加圧ローラ
9:第1搬送機構部蛇行検出センサ
2:第1搬送機構部
3:ウェブ搬送ローラ
4:吸引ユニット
5:バッファ機構部
6:第2搬送機構部
7:第2搬送機構部蛇行検出センサ
8:加圧ローラ
9:第1搬送機構部蛇行検出センサ
Claims (3)
- 連続して搬送されるウェブに画像を形成する印刷装置であって、前記ウェブを搬送するための第1搬送機構部と、該第1搬送機構部の後段に位置し、前記ウェブの蛇行量を検出する蛇行検出センサと、該蛇行検出センサの出力でウェブの蛇行を補正する蛇行補正機構を有する第2搬送機構部と、前記第1搬送機構部のウェブ搬送速度と第2搬送機構のウェブ搬送速度との速度差を吸収し、
且つ前記ウェブに張力を与えるバッファ機構とを有するウェブ搬送装置において、
前記第1搬送機構部と前記バッファ機構との間に、前記ウェブの蛇行量を検出する蛇行検出センサを1個または複数個設けたことを特徴とするウェブ搬送装置。 - 請求項1記載のウェブ搬送装置において、前記第1搬送機構部と前記バッファ機構との間に設置された蛇行検出センサと、前記第2搬送機構部に設置された蛇行検出センサの検出結果より、ウェブの蛇行補正量を計算し制御を行うことを特徴とするウェブ搬送装置。
- 請求項1記載のウェブ搬送装置において、前記第2搬送機構部でウェブの熱等による急激な変形が発生し該第2搬送機構部の蛇行センサが蛇行を検出した場合に、前記第1搬送機構部と前記バッファ機構との間に設置された蛇行検出センサと、前記第2搬送機構部に設置された蛇行検出センサの検出結果より急激な蛇行補正の実施可否を決定する制御手段よりなることを特徴とするウェブ搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006223243A JP2008044750A (ja) | 2006-08-18 | 2006-08-18 | ウェブ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006223243A JP2008044750A (ja) | 2006-08-18 | 2006-08-18 | ウェブ搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008044750A true JP2008044750A (ja) | 2008-02-28 |
Family
ID=39178861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006223243A Pending JP2008044750A (ja) | 2006-08-18 | 2006-08-18 | ウェブ搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008044750A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014098803A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
US8983360B2 (en) | 2009-11-20 | 2015-03-17 | Ricoh Company, Limited | Method and system for printing having a web jam detecting unit |
-
2006
- 2006-08-18 JP JP2006223243A patent/JP2008044750A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8983360B2 (en) | 2009-11-20 | 2015-03-17 | Ricoh Company, Limited | Method and system for printing having a web jam detecting unit |
JP2014098803A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置 |
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Effective date: 20081028 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |