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JP4848833B2 - 包装体、基材の切断構造 - Google Patents

包装体、基材の切断構造 Download PDF

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JP4848833B2
JP4848833B2 JP2006132325A JP2006132325A JP4848833B2 JP 4848833 B2 JP4848833 B2 JP 4848833B2 JP 2006132325 A JP2006132325 A JP 2006132325A JP 2006132325 A JP2006132325 A JP 2006132325A JP 4848833 B2 JP4848833 B2 JP 4848833B2
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Description

本発明は、例えば、ミシン線を用いて一部を切断することにより開封できる包装箱に関するものである。
従来、薬品等の運搬や保管に際して、一枚の板紙を折曲線にて折り曲げて形成した紙製の包装箱が使用されている。このような包装箱は、包装体本体の切断方向に沿って交互に設けた切部と不切部により形成するミシン線を用いて開封可能としているものが多い。
(例えば、特許文献1を参照)。
特開平9−150825号
しかし、前記ミシン線に沿って切れやすくするために、隣接する切部の間に位置する不切部の幅を短く設定すると、包装箱本体に必要な強度を維持できず、前記包装体本体の切断方向について力が加えられた場合に当該ミシン線を設けた位置にて座屈してしまう恐れがあった。
一方、前記不具合を回避するために不切部の幅を長く設定すると、当該不切部を設けた箇所を所望の切断ラインにて切断することができず、例えば、前記特許文献1の図5に示すように、使用者の指等を傷つける鋭角状の切片部分を生じさせてしまう危険性があった。
そこで本願発明は、包装体本体の切断方向に沿って交互に設けた切部と不切部により形成するミシン線を用いて切断可能な包装体において、前記ミシン線を構成する第一不切部と、当該第一不切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二不切部とを有し、前記第二不切部の位置を、前記第一不切部の位置に対し前記切断方向と交差する交差方向へ異ならせており、前記第一不切部と前記第二不切部とを、前記切部を介して交互に設けているものであり、前記切部が、前記切断方向の上流側から下流側に向かって順に、直線状の上流直線部、曲線形状をなす上流屈曲部、曲線形状をなす下流屈曲部、直線状の下流直線部を形成しており、前記上流直線部と前記下流直線部は、前記切断方向に沿って互いに平行に延びたものであり、前記上流屈曲部及び前記下流屈曲部により前記上流直線部と前記下流直線部との間に段差を設けて、前記切断方向と交差する交差方向に対する下流直線部の位置を前記上流直線部の位置と異ならせていることを特徴とする。
このように不切部を分散させて適切な位置に配置することにより、包装体本体に必要な強度を保ちつつ前記切断方向に対する不切部の幅を可及的に短く設定することが可能となる。よって、ミシン線に沿って容易且つ円滑に切断することができるため、切り口となる切断ラインを滑らかなものとすることができ、更に、前記切部を設けた箇所での座屈を防止することができる。
また、前記第一不切部と第二不切部とを前記切部を介して交互に設けることで、より強度を維持することができる。
更に、前記ミシン線に沿って円滑に切断するためには、前記ミシン線を形成する第一切部と、当該第一切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二切部とを有し、当該第二切部の上流側端に前記第一切部から第二切部へ連続して切断されるようにガイドするガイド切部を設けていることが望ましい。
加えて、前記ミシン線を形成する第一切部と、当該第一切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二切部とを有し、前記切断方向に対して屈曲する前記第一切部及び第二切部の屈曲部を曲線形状とすることで、ミシン線にて切断した前記包装体本体の切り口を、触れても痛くない滑らかな形状とすることができる。
また、前記ミシン線を形成する第一切部と、当該第一切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二切部とを有し、前記第一切部の下流側端から前記ミシン線の切断方向に沿って延長した切断延長線上に、前記第二切部の上流側端を配置することにより、前記不切部を設けた箇所においても円滑に切断することができる。
更に、前記包装体本体の切断方向に沿って交互に設けた切部と不切部により形成する第一ミシン線と第二ミシン線を、当該第一ミシン線と第二ミシン線との中央に位置する中央線に対して線対称に設けていることにより、切断方向に対する力を前記第一ミシン線及び第二ミシン線に対して均等にかけることができる。
加えて、例えば、切断の力がかかり易い箇所に位置する不切部の切断方向に対する幅寸法を他の不切部より短寸に設定するなど、前記第一不切部の前記切断方向に対する幅寸法と、前記第二不切部の前記切断方向に対する幅寸法とを異ならせることで、所望の切断ラインを逸脱しないように切断することが可能となる。
具体的には、前記ミシン線を用いて前記包装体本体の一部を切り取る切取部を形成し、当該切取部の内側に位置する内側不切部の前記切断方向に対する幅寸法を、当該内側不切部より前記交差方向に対して当該切取部の外側に位置する外側不切部の前記切断方向に対する幅寸法より短寸としていることが考えられる。
更に、前記内側不切部の前記切断方向に対する幅寸法を、略1ミリとし、前記外側不切部の前記切断方向に対する幅寸法を、略1.5ミリとすることが望ましい。
包装体に必要な強度を保ちつつ、ミシン線に沿って容易且つ円滑に切断可能な包装体の構成を実現できる。
以下、図面を用いて本願発明の包装箱Bである包装箱Bの一実施形態を説明する。
図1は、本願発明の包装箱Bの全体斜視図であり、図2は、ミシン線を用いて当該包装箱Bを開封した状態を示す斜視図である。
本実施形態における包装箱Bは、図3に示すように、アンプル瓶等の医療用用品を収納する箱であり、包装箱本体1の切断方向SDに沿って交互に設けた切部と不切部により形成するミシン線を用いて切断可能な切断構造Cを有している。
具体的には、本実施形態における包装箱Bは、内部に収納空間Sを形成する包装箱本体1と、当該包装箱本体1を開封するための開封用ジッパー2と、当該開封用ジッパー2の下方に設けられ、当該包装箱本体1を分割可能な分割用ジッパー3と、当該包装箱本体1を解体する際に利用する解体用切取部4とを有している。
以下、各構成について詳述する。
包装箱本体1は、図4に示す一枚の板紙を折曲することにより形成する直方体状の箱であり、開閉可能な蓋部11と、当該蓋部11と折曲線を介して連接した周面部12と、当該周面部12と折曲線を介して連接した底部13とを有している。
蓋部11は、前記周面部12の上端と折曲線を介して連接した天面板11aと、当該天面板11aと折曲線を介して連接した前面板11bと、左右フラップ11c、11dを有している。また、前記前面板11bの裏面下部に設けた接着部11Aを用いて、当該蓋部11を後述する周面部12の前面に貼着することにより閉蓋している。
周面部12は、対向する一対の前後面板12a、12b及び対向する一対の左右側面板12c、12dを各々折曲線を介して連接して設け、更に、当該後面板12bと左側面板12cとを接着用フラップ12eを用いて止着している。
底部13は、前記周面部12から折曲線を介して連接した内側底面板13aと外側底面板13bと左右フラップ13c、13dとを有しており、当該内側底面板13aの表面に外側底面板13bの裏面を重合させた状態で貼着することにより、当該包装箱本体1の底部13を閉蓋している。
開封用ジッパー2は、前記蓋部11の前面板11bの一部を切取る切取部であり、当該蓋部11が前記周面部12と接着する接着部11Aと非接着部11Bとを分離して前記収納空間Sを開蓋可能としている。
詳述すると、当該開封用ジッパー2は、組み立て状態において前記前面板11bの左側端から右側端まで横幅方向に延びる上下ミシン線21、22と、当該上下ミシン線21、22の切取開始側端に位置する摘み部23とを有している。
上ミシン線21は、包装箱本体1(前面板11b)の切断方向SDに沿って交互に設けた切部であるミシン目と、繋ぎ機能を有する不切部により形成している。
詳述すると、図5に示すように、前記切断方向SDに対して屈曲する屈曲部を有する第一屈曲ミシン目211と、当該第一屈曲ミシン目211と第一不切部212を介して隣接する第二屈曲ミシン目213を設け、更に、第二屈曲ミシン目213の下流側に第二不切部214を設けている。このように、複数の第一屈曲ミシン目211と第二屈曲ミシン目213とを、繋ぎ部となる前記第一不切部212、第二不切部214を介して交互に設けている。また、当該第一屈曲ミシン目211と第二屈曲ミシン目213の上流側端に、各々のミシン目(第一屈曲ミシン目211、第二屈曲ミシン目213)へ連続して切断されるようにガイドするガイドミシン目(第一ガイドミシン目215、第二ガイドミシン目216)を設けている。また、上ミシン線21の切断終端側には、端側ミシン目217と端側不切部218を設けており、以上の各切部と不切部を用いて包装箱本体1を所望の切り口となる切断ライン2A、2C(図2、図10参照)にて切断できる構成としている。
第一屈曲ミシン目211は、図5、図6に示すように、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部211a、上流屈曲部211b、下流屈曲部211c、下流直線部211dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部211aと下流直線部211dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部(211b、211c)により当該上流直線部211aと下流直線部211dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部211dの位置を前記上流直線部211aと異ならせ、前記下流直線部211dを上流直線部211aより当該開封用ジッパー2の内側に位置させている。
上流屈曲部211bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部211cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部211cの位置を前記上流屈曲部211bと異ならせ、前記下流屈曲部211cを上流屈曲部211bより当該開封用ジッパー2の内側に位置させている。
第一不切部212は、前記第一屈曲ミシン目211の下流側端と第二屈曲ミシン目213の上流側端との間に設けた基材を切断していない不切部分である。また、当該第一不切部212は、開封用ジッパー2の内側に位置する内側不切部であり、前記切断方向SDに対する幅寸法W1を、略1ミリとしている。
第二屈曲ミシン目213は、前記第一屈曲ミシン目211に対して前記切断方向SDの下流側に位置し、当該上ミシン線21を形成する切部であり、図6に示すように、前記第一屈曲ミシン目211の下流側端から前記上ミシン線21の切断方向SDに沿って延長した切断延長線EL上に、前記第二屈曲ミシン目213の上流側端を配置している。
具体的には、前記第一屈曲ミシン目211と同様に、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部213a、上流屈曲部213b、下流屈曲部213c、下流直線部213dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部213aと下流直線部213dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部213aと下流直線部213dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部213dの位置を前記上流直線部213aと異ならせ、前記下流直線部213dを上流直線部213aより当該開封用ジッパー2の外側に位置させている。
上流屈曲部213bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部213cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部213cの位置を前記上流屈曲部213bと異ならせ、前記下流屈曲部213cを上流屈曲部213bより当該開封用ジッパー2の外側に位置させている。
第二不切部214は、前記第二屈曲ミシン目213の下流側端と第一屈曲ミシン目211の上流側端との間に設けた基材を切断していない部分である。当該第二不切部214は、前記第一不切部212に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該上ミシン線21を形成する不切部であり、前記交差方向IDに対する第二不切部214の位置を、前記第一不切部212と異なる位置、具体的には前記開封用ジッパー2の外側に位置している外側不切部である。また、前記第一不切部212の前記切断方向SDに対する幅寸法W1と、前記第二不切部214の前記切断方向SDに対する幅寸法W2とを異ならせており、具体的には、その前記切断方向SDに対する幅寸法W2を、略1.5ミリとしている。
第一ガイドミシン目215は、前記第一屈曲ミシン目211の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第一ガイドミシン目215は、前記交差方向IDの中央にて前記第一屈曲ミシン目211の上流側端と当接している。
第二ガイドミシン目216は、前記第一屈曲ミシン目211の後端から第二屈曲ミシン目213の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第二ガイドミシン目216は、前記交差方向IDの中央にて前記第二屈曲ミシン目213の上流側端と当接している。
端側ミシン目217は、当該開封用ジッパー2の切取り終了端側に位置し、端側不切部218を介して複数設けている。この端側ミシン目217は、切断方向SDに沿って延びる直線状の切部であり、その切断方向SDに対する幅寸法を略7.5ミリとしている。
端側不切部218は、前記交差方向IDに対する位置を、前記第二不切部214と同様の位置とし、その前記切断方向SDに対する幅寸法を、略1.5ミリとしている。
下ミシン線22は、図4に示すように、前記上ミシン線21と平行に延びるミシン線であり、前記上ミシン線21と下ミシン線22との中央に位置する中央線に対して前記上ミシン線21と線対称をなす構成を有している。
詳述すると、下ミシン線22は、包装箱本体1(前面板11b)の切断方向SDに沿って交互に設けた切部であるミシン目と、繋ぎ機能を有する不切部により形成しており、図5に示すように、前記切断方向SDに対して屈曲する屈曲部を有する第一屈曲ミシン目221と、当該第一屈曲ミシン目221と第一不切部222を介して隣接する第二屈曲ミシン目223を設け、更に、第二屈曲ミシン目223の下流側に第二不切部224を設けている。このように、複数の第一屈曲ミシン目221と第二屈曲ミシン目223とを、繋ぎ部となる前記第一不切部222、第二不切部224を介して交互に設けている。また、当該第一屈曲ミシン目221と第二屈曲ミシン目223の上流側端に、各々のミシン目(第一屈曲ミシン目221、第二屈曲ミシン目223)へ連続して切断されるようにガイドするガイドミシン目(第一ガイドミシン目225、第二ガイドミシン目226)を設けている。また、下ミシン線22の切断終端側には、端側ミシン目227と端側不切部228を設けており、以上の各切部と不切部を用いて包装箱本体1を所望の切り口となる切断ライン2B、2D(図2、図10参照)にて切断できる構成としている。
上流直線部221aと下流直線部221dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部221aと下流直線部221dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部221dの位置を前記上流直線部221aと異ならせ、前記下流直線部221dを上流直線部221aより当該開封用ジッパー2の内側に位置させている。
上流屈曲部221bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部221cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部221cの位置を前記上流屈曲部221bと異ならせ、前記下流屈曲部221cを上流屈曲部221bより当該開封用ジッパー2の内側に位置させている。
第一不切部222は、前記第一屈曲ミシン目221の下流側端と第二屈曲ミシン目223の上流側端との間に設けた基材を切断していない不切部分である。また、当該第一不切部222は、開封用ジッパー2の内側に位置する内側不切部であり、前記切断方向SDに対する幅寸法W3を、略1ミリとしている。
第二屈曲ミシン目223は、前記第一屈曲ミシン目221に対して前記切断方向SDの下流側に位置し、当該下ミシン線22を形成する切部であり、前記第一屈曲ミシン目221の下流側端から前記下ミシン線22の切断方向SDに沿って延長した切断延長線EL上(図示しない)に、前記第二屈曲ミシン目223の上流側端を配置している。
具体的には、前記第一屈曲ミシン目221と同様に、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部223a、上流屈曲部223b、下流屈曲部223c、下流直線部223dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部223aと下流直線部223dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部223aと下流直線部223dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部223dの位置を前記上流直線部223aと異ならせ、前記下流直線部223dを上流直線部223aより当該開封用ジッパー2の外側に位置させている。
上流屈曲部223bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部223cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該開封用ジッパー2の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部223cの位置を前記上流屈曲部223bと異ならせ、前記下流屈曲部223cを上流屈曲部223bより当該開封用ジッパー2の外側に位置させている。
第二不切部224は、前記第二屈曲ミシン目223の下流側端と第一屈曲ミシン目221の上流側端との間に設けた基材を切断していない部分である。当該第二不切部224は、前記第一不切部222に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該下ミシン線22を形成する不切部であり、前記交差方向IDに対する第二不切部224の位置を、前記第一不切部222と異なる位置、具体的には前記開封用ジッパー2の外側に位置している外側不切部である。また、前記第一不切部222の前記切断方向SDに対する幅寸法W3と、前記第二不切部224の前記切断方向SDに対する幅寸法W4とを異ならせており、具体的には、その前記切断方向SDに対する幅寸法W4を、略1.5ミリとしている。
第一ガイドミシン目225は、前記第一屈曲ミシン目221の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第一ガイドミシン目225は、前記交差方向IDの中央にて前記第一屈曲ミシン目221の上流側端と当接している。
第二ガイドミシン目226は、前記第一屈曲ミシン目221の後端から第二屈曲ミシン目223の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第二ガイドミシン目226は、前記交差方向IDの中央にて前記第二屈曲ミシン目223の上流側端と当接している。
端側ミシン目227は、当該開封用ジッパー2の切取り終了端側に位置し、端側不切部228を介して複数設けている。この端側ミシン目227は、切断方向SDに沿って延びる直線状の切部であり、その切断方向SDに対する幅寸法を略7.5ミリとしている。
端側不切部228は、前記交差方向IDに対する位置を、前記外側不切部と同様の位置とし、その前記切断方向SDに対する幅寸法を、略1.5ミリとしている。
摘み部23は、当該開封用ジッパー2を切り取る際に利用するものであり、当該摘み部23を持ち、前記開封用ジッパー2を切り取る際に力を加える方向(切取り方向)、本実施の形態においては、前面板11bの左側端から右側端に向って力を加えて当該開封用ジッパー2を切り取る。
分割用ジッパー3は、図3に示すように、前記包装箱本体1内の収容物を取り出しやすくするために、前記包装箱本体1の周面部12を水平方向に切断し、上下包装箱本体1A、1Bに二分割する切取部である。
詳述すると、当該分割用ジッパー3は、図4に示すように、前記周面部12を形成する前後面板12a、12b、左右側面板12c、12dの左側端から右側端まで横幅方向に延びる上下ミシン線31、32と、当該上下ミシン線31、32の切取開始側端に位置する摘み部33とを有している。
上ミシン線31は、包装箱本体1(周面部12の前後面板・左右側板)の切断方向SDに沿って交互に設けた切部であるミシン目と、繋ぎ機能を有する不切部により形成している。
詳述すると、図7に示すように、前記切断方向SDに対して屈曲する屈曲部を有する第一屈曲ミシン目311と、当該第一屈曲ミシン目311と第一不切部312を介して隣接する第二屈曲ミシン目313を設け、更に、第二屈曲ミシン目313の下流側に第二不切部314を設けている。このように、当該第一屈曲ミシン目311と第二屈曲ミシン目313とを、繋ぎ部となる前記第一不切部312、第二不切部314を介して交互に設けている。また、当該第一屈曲ミシン目311と第二屈曲ミシン目313の上流側端に、各々のミシン目(第一屈曲ミシン目311、第二屈曲ミシン目313)へ連続して切断されるようにガイドするガイドミシン目(第一ガイドミシン目315、第二ガイドミシン目316)を設けている。更に、包装箱本体1の折曲部においても円滑に切断できるように、前記前後面板12a、12b、左右側面板12c、12d間に設けた折曲線上を横断する折曲部ミシン目317を有している。以上の各切部と不切部を用いて包装箱本体1を所望の切り口となる切断ライン3A、3C(図3参照)にて切断できる構成としている。
第一屈曲ミシン目311は、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部311a、上流屈曲部311b、下流屈曲部311c、下流直線部311dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部311aと下流直線部311dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部311aと下流直線部311dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部311dの位置を前記上流直線部311aと異ならせ、前記下流直線部311dを上流直線部311aより当該分割用ジッパー3の内側に位置させている。
上流屈曲部311bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部311cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部311cの位置を前記上流屈曲部311bと異ならせ、前記下流屈曲部311cを上流屈曲部311bより当該分割用ジッパー3の内側に位置させている。
第一不切部312は、前記第一屈曲ミシン目311の下流側端と第二屈曲ミシン目313の上流側端との間に設けた基材を切断していない不切部分である。また、当該第一不切部312は、分割用ジッパー3の内側に位置する内側不切部であり、前記切断方向SDに対する幅寸法W5を、略1ミリとしている。
第二屈曲ミシン目313は、前記第一屈曲ミシン目311に対して前記切断方向SDの下流側に位置し、当該上ミシン線31を形成する切部であり、前記第一屈曲ミシン目311の下流側端から前記上ミシン線31の切断方向SDに沿って延長した切断延長線EL上(図示しない)に、前記第二屈曲ミシン目313の上流側端を配置している。
具体的には、前記第一屈曲ミシン目311と同様に、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部313a、上流屈曲部313b、下流屈曲部313c、下流直線部313dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部313aと下流直線部313dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部313aと下流直線部313dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部313dの位置を前記上流直線部313aと異ならせ、前記下流直線部313dを上流直線部313aより当該分割用ジッパー3の外側に位置させている。
上流屈曲部313bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部313cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部313cの位置を前記上流屈曲部313bと異ならせ、前記下流屈曲部313cを上流屈曲部313bより当該分割用ジッパー3の外側に位置させている。
第二不切部314は、前記第二屈曲ミシン目313の下流側端と第一屈曲ミシン目311の上流側端との間に設けた基材を切断していない部分である。当該第二不切部314は、前記第一不切部312に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該上ミシン線31を形成する不切部であり、前記交差方向IDに対する第二不切部314の位置を、前記第一不切部312と異なる位置、具体的には前記分割用ジッパー3の外側に位置している外側不切部である。また、前記第一不切部312の前記切断方向SDに対する幅寸法W5と、前記第二不切部314の前記切断方向SDに対する幅寸法W6とを異ならせており、具体的には、その前記切断方向SDに対する幅寸法W6を、略1.5ミリとしている。
第一ガイドミシン目315は、前記第一屈曲ミシン目311の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第一ガイドミシン目315は、前記交差方向IDの中央にて前記第一屈曲ミシン目の上流側端と当接している。
第二ガイドミシン目316は、前記第一屈曲ミシン目311の後端から第二屈曲ミシン目313の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第二ガイドミシン目316は、前記交差方向IDの中央にて前記第二屈曲ミシン目313の上流側端と当接している。
折曲部ミシン目317は、図4に示すように、前記周面部12の前面板12aと右側面板12dとの間、当該右側面板12dと後面板12bとの間、当該後面板12bと左側面板12cとの間に各々設けた切断方向SDに沿って延びる直線状の切部であり、その切断方向SDに対する幅寸法を略18ミリとしている。当該折曲部ミシン目317を設けることで、当該分割用ジッパー3の切取りを容易にしている。
下ミシン線32は、前記上ミシン線31と平行に延びるミシン線であり、前記上ミシン線31と下ミシン線32との中央に位置する中央線(図示しない)に対して前記上ミシン線31と線対称をなす構成を有している。
詳述すると、図7に示すように、下ミシン線32は、包装箱本体1(周面部12の前後面板・左右側面板)の切断方向SDに沿って交互に設けた切部であるミシン目と、繋ぎ機能を有する不切部により形成しており、前記切断方向SDに対して屈曲する屈曲部を有する第一屈曲ミシン目321と、当該第一屈曲ミシン目321と第一不切部322を介して隣接する第二屈曲ミシン目323を設け、更に、第二屈曲ミシン目323の下流側に第二不切部324を設けている。このように、当該第一屈曲ミシン目321と第二屈曲ミシン目323とを、繋ぎ部となる前記第一不切部322、第二不切部324を介して交互に設けている。また、当該第一屈曲ミシン目321と第二屈曲ミシン目323の上流側端に、各々のミシン目(第一屈曲ミシン目321、第二屈曲ミシン目323)へ連続して切断されるようにガイドするガイドミシン目(第一ガイドミシン目325、第二ガイドミシン目326)を設けている。更に、包装箱本体1の折曲部においても円滑に切断できるように、前記前後面板12a、12b、左右側面板12c、12d間に設けた折曲線上を横断する折曲部ミシン目327を有している。以上の各切部と不切部を用いて包装箱本体1を所望の切り口となる切断ライン3B、3D(図3参照)にて切断できる構成としている。
第一屈曲ミシン目321は、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部321a、上流屈曲部321b、下流屈曲部321c、下流直線部321dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部321aと下流直線部321dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部321aと下流直線部321dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部321dの位置を前記上流直線部321aと異ならせ、前記下流直線部321dを上流直線部321aより当該分割用ジッパー3の内側に位置させている。
上流屈曲部321bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部321cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部321cの位置を前記上流屈曲部321bと異ならせ、前記下流屈曲部321cを上流屈曲部321bより当該分割用ジッパー3の内側に位置させている。
第一不切部322は、前記第一屈曲ミシン目321の下流側端と第二屈曲ミシン目323の上流側端との間に設けた基材を切断していない不切部分である。また、当該第一不切部322は、分割用ジッパー3の内側に位置する内側不切部であり、前記切断方向SDに対する幅寸法W7を、略1ミリとしている。
第二屈曲ミシン目323は、前記第一屈曲ミシン目321に対して前記切断方向SDの下流側に位置し、当該下ミシン線32を形成する切部であり、前記第一屈曲ミシン目321の下流側端から前記下ミシン線32の切断方向SDに沿って延長した切断延長線EL上(図示しない)に、前記第二屈曲ミシン目323の上流側端を配置している。
具体的には、前記第一屈曲ミシン目321と同様に、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部323a、上流屈曲部323b、下流屈曲部323c、下流直線部323dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部323aと下流直線部323dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部323aと下流直線部323dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部323dの位置を前記上流直線部323aと異ならせ、前記下流直線部323dを上流直線部323aより当該分割用ジッパー3の外側に位置させている。
上流屈曲部323bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部323cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該分割用ジッパー3の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部323cの位置を前記上流屈曲部323bと異ならせ、前記下流屈曲部323cを上流屈曲部323bより当該分割用ジッパー3の外側に位置させている。
第二不切部324は、前記第二屈曲ミシン目323の下流側端と第一屈曲ミシン目321の上流側端との間に設けた基材を切断していない部分である。当該第二不切部324は、前記第一不切部322に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該下ミシン線32を形成する不切部であり、前記交差方向IDに対する第二不切部324の位置を、前記第一不切部322と異なる位置、具体的には前記分割用ジッパー3の外側に位置している外側不切部である。また、前記第一不切部322の前記切断方向SDに対する幅寸法W7と、前記第二不切部324の前記切断方向SDに対する幅寸法W8とを異ならせており、具体的には、その前記切断方向SDに対する幅寸法W8を、略1.5ミリとしている。
第一ガイドミシン目325は、前記第一屈曲ミシン目321の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第一ガイドミシン目325は、前記交差方向IDの中央にて前記第一屈曲ミシン目321の上流側端と当接している。
第二ガイドミシン目326は、前記第一屈曲ミシン目321の後端から第二屈曲ミシン目323の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略2ミリの長さにわたって延びている。また、当該第二ガイドミシン目326は、前記交差方向IDの中央にて前記第二屈曲ミシン目323の上流側端と当接している。
折曲部ミシン目327は、前記周面部12の前板と右側板との間、当該右側板と後面板との間、当該後面板と左側面板との間に各々設けた切断方向SDに沿って延びる直線状の切部であり、その切断方向SDに対する幅寸法を略18ミリとしている。当該折曲部ミシン目327を設けることで、当該分割用ジッパー3の切取りを容易にしている。
摘み部33は、当該分割用ジッパー3を切り取る際に利用するものであり、当該分割用ジッパー3の切取開始端(前面板12aの左側端)を切断することにより形成している。当該分割用ジッパー3を切り取る際には、当該摘み部33を持ち、前記分割用ジッパー3を切り取る際に力を加える方向(切取り方向)、本実施の形態においては、前面板12aの左側端から右側端に向って力を加えて当該分割用ジッパー3を切り取る。
解体用切取部4は当該包装箱Bを使用後に前記包装箱本体1の解体を容易にするために、前記包装箱本体1の底部13を切り取る切取部である。
詳述すると、図4に示すように、当該解体用切取部4は、前記包装箱本体1の底部13を形成する外側底面板13a、13bの中央から左右側端まで延びる左右解体用ミシン線41、42と、当該左右解体用ミシン線41、42の切取開始側端に位置する摘み部43とを有している。
左右解体用ミシン線41、42は、包装箱本体1(底部13の外側底面板)の切断方向SDに沿って交互に設けた切部であるミシン目と、繋ぎ機能を有する不切部により形成している。
詳述すると、左解体用ミシン線41は、図8に示すように前記切断方向SDに対して屈曲する屈曲部を有する第一屈曲ミシン目411と、当該第一屈曲ミシン目411と第一不切部412を介して隣接する第二屈曲ミシン目413を設け、更に、第二屈曲ミシン目413の下流側に第二不切部414を設けている。このように、当該第一屈曲ミシン目411と第二屈曲ミシン目413とを、繋ぎ部となる前記第一不切部412、第二不切部414を介して交互に設けている。また、当該第一屈曲ミシン目411と第二屈曲ミシン目413の上流側端に、各々のミシン目(第一屈曲ミシン目411、第二屈曲ミシン目413)へ連続して切断されるようにガイドするガイドミシン目(第一ガイドミシン目415、第二ガイドミシン目416)を設けている。また、左解体用ミシン線41の切断終端側には、端側ミシン目417と端側不切部418を設けており、以上の各切部と不切部を用いて包装箱本体1を所望の切り口となる切断ラインにて切断できる構成としている。
第一屈曲ミシン目411は、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部411a、上流屈曲部411b、下流屈曲部411c、下流直線部411dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部411aと下流直線部411dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部411aと下流直線部411dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部411dの位置を前記上流直線部411aと異ならせ、前記下流直線部411dを上流直線部411aより当該解体用切取部4の内側に位置させている。
上流屈曲部411bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部411cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部411cの位置を前記上流屈曲部411bと異ならせ、前記下流屈曲部411cを上流屈曲部411bより当該解体用切取部4の内側に位置させている。
第一不切部412は、前記第一屈曲ミシン目411の下流側端と第二屈曲ミシン目413の上流側端との間に設けた基材を切断していない不切部分である。また、当該第一不切部412は、解体用切取部4の内側に位置する内側不切部であり、前記切断方向SDに対する幅寸法W9を、略2ミリとしている。
第二屈曲ミシン目413は、前記第一屈曲ミシン目413に対して前記切断方向SDの下流側に位置し、当該左解体用ミシン線41を形成する切部であり、前記第一屈曲ミシン目411の下流側端から前記左解体用ミシン線41の切断方向SDに沿って延長した切断延長線EL上(図示しない)に、前記第二屈曲ミシン目413の上流側端を配置している。
具体的には、前記第一屈曲ミシン目411と同様に、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部413a、上流屈曲部413b、下流屈曲部413c、下流直線部413dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部413aと下流直線部413dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部413aと下流直線部413dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部413dの位置を前記上流直線部413aと異ならせ、前記下流直線部413dを上流直線部413aより当該解体用切取部4の外側に位置させている。
上流屈曲部413bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部413cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部413cの位置を前記上流屈曲部413bと異ならせ、前記下流屈曲部413cを上流屈曲部413bより当該解体用切取部4の外側に位置させている。
第二不切部414は、前記第二屈曲ミシン目413の下流側端と第一屈曲ミシン目411の上流側端との間に設けた基材を切断していない部分である。当該第二不切部414は、前記第一不切部412に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該左解体用ミシン線41を形成する不切部であり、前記交差方向IDに対する第二不切部414の位置を、前記第一不切部412と異なる位置、具体的には前記解体用切取部4の外側に位置している外側不切部である。また、当該第二不切部414の前記切断方向SDに対する幅寸法W10を、前記第一不切部412の前記切断方向SDに対する幅寸法W9と同様に略2ミリとしている。
第一ガイドミシン目415は、前記第一屈曲ミシン目411の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略3ミリの長さにわたって延びている。また、当該第一ガイドミシン目415は、前記第一屈曲ミシン目411の上流側端と当該第一ガイドミシン目415の外側端から1ミリの位置にて当接している。つまり、第一ガイドミシン目415の当接位置から内側(切取りの力がかかる側)の長さを外側の長さより長寸としている。
第二ガイドミシン目416は、前記第一屈曲ミシン目411の後端から第二屈曲ミシン目413の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略3ミリの長さにわたって延びている。また、当該第二ガイドミシン目416は、前記第二屈曲ミシン目413の上流側端と当該第二ガイドミシン目416の外側端から1ミリの位置にて当接している。つまり、第二ガイドミシン目416の当接位置から内側(切取りの力がかかる側)の長さを外側の長さより長寸としている。
端側ミシン目417は、当該解体用切取部4の切断終端側に位置し、切断方向SDに沿って延びる直線状の切部であり、その切断方向SDに対する幅寸法を略12ミリとしている。
端側不切部418は、前記交差方向IDに対する位置を、前記第二不切部414と同様の位置とし、その前記切断方向SDに対する幅寸法を、略2.5ミリとしている。
右解体用ミシン線42は、図9に示すように、前記切断方向SDに対して屈曲する屈曲部を有する第一屈曲ミシン目421と、当該第一屈曲ミシン目421と第一不切部422を介して隣接する第二屈曲ミシン目423を設け、更に、第二屈曲ミシン目423の下流側に第二不切部424を設けている。このように、当該第一屈曲ミシン目421と第二屈曲ミシン目423とを、繋ぎ部となる前記第一不切部422、第二不切部424を介して交互に設けている。また、当該第一屈曲ミシン目421と第二屈曲ミシン目423の上流側端に、各々のミシン目(第一屈曲ミシン目421、第二屈曲ミシン目423)へ連続して切断されるようにガイドするガイドミシン目(第一ガイドミシン目425、第二ガイドミシン目426)を設けている。また、右解体用ミシン線42の切断終端側には、端側ミシン目427と端側不切部428を設けており、以上の各切部と不切部を用いて包装箱本体1を所望の切り口となる切断ラインにて切断できる構成としている。
第一屈曲ミシン目421は、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部421a、上流屈曲部421b、下流屈曲部421c、下流直線部421dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部421aと下流直線部421dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部421aと下流直線部421dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部421dの位置を前記上流直線部421aと異ならせ、前記下流直線部421dを上流直線部421aより当該解体用切取部4の内側に位置させている。
上流屈曲部421bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部421cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部421cの位置を前記上流屈曲部421bと異ならせ、前記下流屈曲部421cを上流屈曲部421bより当該解体用切取部4の内側に位置させている。
第一不切部422は、前記第一屈曲ミシン目421の下流側端と第二屈曲ミシン目423の上流側端との間に設けた基材を切断していない不切部分である。また、当該第一不切部422は、解体用切取部4の内側に位置する内側不切部であり、前記切断方向SDに対する幅寸法W9を、略2ミリとしている。
第二屈曲ミシン目423は、前記第一屈曲ミシン目421に対して前記切断方向SDの下流側に位置し、当該左解体用ミシン線42を形成する切部であり、前記第一屈曲ミシン目421の下流側端から前記左解体用ミシン線42の切断方向SDに沿って延長した切断延長線EL上(図示しない)に、前記第二屈曲ミシン目423の上流側端を配置している。
具体的には、前記第一屈曲ミシン目421と同様に、前記切断方向SDの上流側から下流側に向って順に上流直線部423a、上流屈曲部423b、下流屈曲部423c、下流直線部423dを形成するように基材である包装箱本体1の一部を切断した切部である。
上流直線部423aと下流直線部423dは、切断方向SD沿って互いに平行に延びた直線状の切部である。また、前記屈曲部により当該上流直線部423aと下流直線部423dとの間に段差を設けて、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する下流直線部423dの位置を前記上流直線部423aと異ならせ、前記下流直線部423dを上流直線部423aより当該解体用切取部4の外側に位置させている。
上流屈曲部423bは、前記交差方向IDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の内側に向かって膨出する曲線形状を成している。
下流屈曲部423cは、前記切断方向SDに屈曲した切部であり、当該解体用切取部4の外側に向かって膨出する曲線形状を成している。また、前記切断方向SDと交差する交差方向IDに対する当該下流屈曲部423cの位置を前記上流屈曲部423bと異ならせ、前記下流屈曲部423cを上流屈曲部423bより当該解体用切取部4の外側に位置させている。
第二不切部424は、前記第二屈曲ミシン目423の下流側端と第一屈曲ミシン目421の上流側端との間に設けた基材を切断していない部分である。当該第二不切部424は、前記第一不切部422に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該右解体用ミシン線42を形成する不切部であり、前記交差方向IDに対する第二不切部424の位置を、前記第一不切部422と異なる位置、具体的には前記解体用切取部4の外側に位置している外側不切部である。また、当該第二不切部424の前記切断方向SDに対する幅寸法W10を、前記第一不切部422の前記切断方向SDに対する幅寸法W9と同様に略2ミリとしている。
第一ガイドミシン目425は、前記第一屈曲ミシン目421の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略3ミリの長さにわたって延びている。また、当該第一ガイドミシン目425は、前記第一屈曲ミシン目421の上流側端と当該第一ガイドミシン目425の外側端から1ミリの位置にて当接している。つまり、第一ガイドミシン目425の当接位置から内側(切取りの力がかかる側)の長さを外側の長さより長寸としている。
第二ガイドミシン目426は、前記第一屈曲ミシン目421の後端から第二屈曲ミシン目423の先端へ連続して切断されるようにガイドする直線状のガイド切部であり、前記切断方向SDと直交する交差方向IDに略3ミリの長さにわたって延びている。また、当該第二ガイドミシン目426は、前記第二屈曲ミシン目423の上流側端と当該第二ガイドミシン目426の外側端から1ミリの位置にて当接している。つまり、第二ガイドミシン目426の当接位置から内側(切取りの力がかかる側)の長さを外側の長さより長寸としている。
端側ミシン目427は、当該解体用切取部4の切断終端側に位置し、切断方向SDに沿って延びる直線状の切部であり、その切断方向SDに対する幅寸法を略12ミリとしている。
端側不切部428は、前記交差方向IDに対する位置を、前記第二不切部424と同様の位置とし、その前記切断方向SDに対する幅寸法を、略2.5ミリとしている。
摘み部43は、当該解体用切取部4を切り取る際に利用するものであり、複数のミシン目にて前記内側底面板13bの上方中央部(左右解体用ミシン線41、42の切断開始位置)に切り込みを設けることにより形成している。当該解体用切取部4を切り取る際には、当該摘み部43を包装箱Bの内側に押し込み、前記解体用切取部4を切り取る際に力を加える方向(切取り方向)、本実施の形態においては、外側底面板13bの上端から下端に向って力を加えて当該解体用切取部4を切り取る。
以上の通り、包装箱Bのミシン線(21、22、31、32、41、42)が有する不切部(212、214、222、224、312、314、322、324、412、414、422、424)を分散させて適切な位置に配置することにより、包装箱本体1に必要な強度を保ちつつ前記切断方向SDに対する不切部(212、214、222、224、312、314、322、324、412、414、422、424)の幅を可及的に短く設定することが可能となる。よって、ミシン線(21、22、31、32、41、42)に沿って容易且つ円滑に切断することができるため、切り口となる切断ライン(2A、2B、2C、2D、3A、3B、3C、3D)を滑らかなものとすることができ、更に、前記切部(211、213、221、223、311、313、321、323、411、413、421、423)を設けた箇所での座屈を防止することができる。
また、前記第一不切部(212、222、312、322、412、422)と第二不切部(214、224、314、324、414、424)とを前記切部(211、213、221、223、311、313、321、323、411、413、421、423)を介して交互に設けることで、より強度を維持することができる。
更に、前記ミシン線(21、22、31、32、41、42)を形成する第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)と、当該第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該ミシン線(21、22、31、32、41、42)を形成する第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)とを有し、当該第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)の上流側端に前記第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)から第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)へ連続して切断されるようにガイドするガイドミシン目(216、226、316、326、416、426)を設けていることにより、前記ミシン線(21、22、31、32、41、42)に沿って円滑に切断することができる。
加えて、前記ミシン線(21、22、31、32、41、42)を形成する第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)と、当該第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該ミシン線(21、22、31、32、41、42)を形成する第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)とを有し、前記切断方向SDに対して屈曲する前記第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)及び第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)の屈曲部を曲線形状とすることで、ミシン線(21、22、31、32、41、42)にて切断した前記包装箱本体1の切り口を、触れても痛くない滑らかな形状とすることができる。
また、前記ミシン線(21、22、31、32、41、42)を形成する第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)と、当該第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)に対して前記切断方向SDの下流側に位置し当該ミシン線(21、22、31、32、41、42)を形成する第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)とを有し、前記第一屈曲ミシン目(211、221、311、321、411、421)の下流側端から前記ミシン線(21、22、31、32、41、42)の切断方向SDに沿って延長した切断延長線EL上に、前記第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)の上流側端を配置することにより、前記不切部を設けた箇所においても円滑に切断することができる。
更に、前記包装箱本体1の切断方向SDに沿って交互に設けた切部と不切部により形成する上ミシン線(21、31)と下ミシン線(22、32)を、当該上ミシン線(21、31)と下ミシン線(22、32)との中央に位置する中央線に対して線対称に設けていることにより、切断方向SDに対する力を前記上ミシン線(21、31)と下ミシン線(22、32)に対して均等にかけることができる。
加えて、前記ミシン線(21、22、31、32、41、42)を用いて前記包装箱本体1の一部を切り取るジッパー等の切取部を形成し、当該切取部の内側に位置する第一不切部(212、222、312、322、412、422)の前記切断方向SDに対する幅寸法(略1ミリ)を、当該第一不切部(212、222、312、322、412、422)より前記交差方向IDに対して当該切取部の外側に位置する第二不切部(214、224、314、324、414、424)の前記切断方向SDに対する幅寸法(略1.5ミリ)より短寸としているため、所望の切断ラインを越えて切断の力がかかり易い内側に切込む危険を回避することができる。
更に、包装箱本体1から切り取った開封用ジッパー2や分割用ジッパー3は、手で丸めて廃棄する場合が多いが、本実施の形態においては、開封用ジッパー2や分割用ジッパー3の縁を鋭角部分の無い形状としているため、切り取った開封用ジッパー2や分割用ジッパー3で手を傷つけない。
尚、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、本実施の形態においては、第一不切部(212、222、312、322、412、422)と第二不切部(214、224、314、324、414、424)とを交互に設けているが、各不切部を連続して設けても良い。更に、本実施の形態においては、第一屈曲ミシン目((211、221、311、321、411、421)と第二屈曲ミシン目(213、223、313、323、413、423)とを交互に設けているが、両者の間に直線状の切部等を介しても良い。
また、本実施の形態においては、二本のミシン線(21、22、31、32、41、42)を線対称に設けて切取部を形成しているが、一本のミシン線でも同様の効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る包装用箱の斜視図。 同実施形態に係る包装用箱の斜視図。 同実施形態に係る包装用箱の斜視図。 同実施形態に係る包装用箱の展開図。 同実施形態に係る開封用ジッパーの部分拡大図。 同実施形態に係る上ミシン線の部分拡大図。 同実施形態に係る分解用ジッパーの部分拡大図。 同実施形態に係る解体用切取部の部分拡大図。 同実施形態に係る解体用切取部の部分拡大図。 同実施形態に係る包装用箱の正面図。
符号の説明
B・・・包装体(包装箱)
C・・・切断構造
EL・・・切断延長線
ID・・・交差方向
SD・・・切断方向
1・・・基材(包装箱本体)
2・・・切取部(開封用ジッパー)
3・・・切取部(分割用ジッパー)
4・・・切取部(解体用切取部)
21・・・第一ミシン線(上ミシン線)
22・・・第二ミシン線(下ミシン線)
31・・・第一ミシン線(上ミシン線)
32・・・第二ミシン線(下ミシン線)
41・・・第一ミシン線(左ミシン線)
42・・・第二ミシン線(右ミシン線)
211・・・第一切部(第一屈曲ミシン目)
211b・・・上流屈曲部
211c・・・下流屈曲部
212・・・第一不切部
213・・・第二切部(第二屈曲ミシン目)
213b・・・上流屈曲部
213c・・・下流屈曲部
214・・・第二不切部
215・・・ガイドミシン目(第一ガイドミシン目)
216・・・ガイドミシン目(第二ガイドミシン目)
217・・・端側ミシン目
218・・・端側不切部
221・・・第一切部(第一屈曲ミシン目)
221b・・・上流屈曲部
221c・・・下流屈曲部
222・・・第一不切部
223・・・第二切部(第二屈曲ミシン目)
223b・・・上流屈曲部
223c・・・下流屈曲部
224・・・第二不切部
225・・・ガイドミシン目(第一ガイドミシン目)
226・・・ガイドミシン目(第二ガイドミシン目)
227・・・端側ミシン目
228・・・端側不切部
311・・・第一切部(第一屈曲ミシン目)
311b・・・上流屈曲部
311c・・・下流屈曲部
312・・・第一不切部
313・・・第二切部(第二屈曲ミシン目)
313b・・・上流屈曲部
313c・・・下流屈曲部
314・・・第二不切部
314b・・・上流屈曲部
314c・・・下流屈曲部
315・・・ガイドミシン目(第一ガイドミシン目)
316・・・ガイドミシン目(第二ガイドミシン目)
317・・・端側ミシン目
318・・・端側不切部
321・・・第一切部(第一屈曲ミシン目)
321b・・・上流屈曲部
321c・・・下流屈曲部
322・・・第一不切部
323・・・第二切部(第二屈曲ミシン目)
323b・・・上流屈曲部
323c・・・下流屈曲部
324・・・第二不切部
325・・・ガイドミシン目(第一ガイドミシン目)
326・・・ガイドミシン目(第二ガイドミシン目)
327・・・折曲部ミシン目
328・・・折曲部不切部
411・・・第一切部(第一屈曲ミシン目)
411b・・・上流屈曲部
411c・・・下流屈曲部
412・・・第一不切部
413・・・第二切部(第二屈曲ミシン目)
413b・・・上流屈曲部
413c・・・下流屈曲部
414・・・第二不切部
415・・・ガイドミシン目(第一ガイドミシン目)
416・・・ガイドミシン目(第二ガイドミシン目)
417・・・端側ミシン目
418・・・端側不切部
421・・・第一切部(第一屈曲ミシン目)
421b・・・上流屈曲部
421c・・・下流屈曲部
422・・・第一不切部
423・・・第二切部(第二屈曲ミシン目)
423b・・・上流屈曲部
423c・・・下流屈曲部
424・・・第二不切部
425・・・ガイドミシン目(第一ガイドミシン目)
426・・・ガイドミシン目(第二ガイドミシン目)
427・・・端側ミシン目
428・・・端側不切部

Claims (8)

  1. 包装体本体の切断方向に沿って交互に設けた切部と不切部により形成するミシン線を用いて切断可能な包装体において、
    前記ミシン線を構成する第一不切部と、当該第一不切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二不切部とを有し、
    前記第二不切部の位置を、前記第一不切部の位置に対し前記切断方向と交差する交差方向へ異ならせており、
    前記第一不切部と前記第二不切部とを、前記切部を介して交互に設けているものであり、
    前記切部が、前記切断方向の上流側から下流側に向かって順に、直線状の上流直線部、曲線形状をなす上流屈曲部、曲線形状をなす下流屈曲部、直線状の下流直線部を形成しており、
    前記上流直線部と前記下流直線部は、前記切断方向に沿って互いに平行に延びたものであり、前記上流屈曲部及び前記下流屈曲部により前記上流直線部と前記下流直線部との間に段差を設けて、前記切断方向と交差する交差方向に対する下流直線部の位置を前記上流直線部の位置と異ならせていることを特徴とする包装体。
  2. 前記ミシン線を形成する第一切部と、当該第一切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二切部とを有し、
    当該第二切部の上流側端に、前記第一切部から第二切部へ連続して切断されるようにガイドするガイド切部を設けていることを特徴とする請求項1記載の包装体。
  3. 前記ミシン線を形成する第一切部と、当該第一切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二切部とを有し、
    前記第一切部の下流側端から前記ミシン線の切断方向に沿って延長した切断延長線上に、前記第二切部の上流側端を配置することを特徴とする請求項1又は2記載の包装体。
  4. 前記包装体本体の切断方向に沿って交互に設けた切部と不切部により形成する第一ミシン線と第二ミシン線を、当該第一ミシン線と第二ミシン線との中央に位置する中央線に対して線対称に設けていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の包装体。
  5. 前記第一不切部の前記切断方向に対する幅寸法と、前記第二不切部の前記切断方向に対する幅寸法とを異ならせていることを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の包装体。
  6. 前記ミシン線を用いて前記包装体本体の一部を切り取る切取部を形成し、
    当該切取部の内側に位置する内側不切部の前記切断方向に対する幅寸法を、当該内側不切部より前記交差方向に対して当該切取部の外側に位置する外側不切部の前記切断方向に対する幅寸法より短寸としていること特徴とする請求項記載の包装体。
  7. 前記内側不切部の前記切断方向に対する幅寸法を、略1ミリとし、
    前記外側不切部の前記切断方向に対する幅寸法を、略1.5ミリとしていることを特徴とする請求項記載の包装体。
  8. 基材の切断方向に沿って交互に設けた切部と不切部により形成するミシン線を用いて切断可能な基材の切断構造において、
    前記ミシン線を構成する第一不切部と、当該第一不切部に対して前記切断方向の下流側に位置し当該ミシン線を形成する第二不切部とを有し、
    前記第二不切部の位置を、前記第一不切部の位置に対し前記切断方向と交差する交差方向へ異ならせており、
    前記第一不切部と前記第二不切部とを、前記切部を介して交互に設けているものであり、
    前記ミシン線を構成する前記切部が、前記切断方向の上流側から下流側に向かって順に、直線状の上流直線部、曲線形状をなす上流屈曲部、曲線形状をなす下流屈曲部、直線状の下流直線部を形成しており、
    前記上流直線部と前記下流直線部は、切断方向に沿って互いに平行に延びたものであり、前記上流屈曲部及び前記下流屈曲部により前記上流直線部と前記下流直線部との間に段差を設けて、前記切断方向と交差する交差方向に対する下流直線部の位置を前記上流直線部の位置と異ならせていることを特徴とする基材の切断構造。
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