JP4825342B2 - コンテナトレーラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、トラクタに連結する、コンテナをダンプアップ可能にしたコンテナトレーラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンテナトレーラTは、図4に示すように、コンテナ11をフレーム12に一体に取り付けた構造になっていて、そのダンプアップは、リフトカプラ13を介してフレーム12に取り付けたトラクタ14のリフトアーム15によって行われる。
【0003】
このとき、リフトアーム15の先端のリフトカプラ13の回動軸16は、リフトアーム15の回動軸17を中心とする半径rの円弧Eを描いて上昇する。
【0004】
このため、リフトカプラ13の回動軸16が上昇してA位置からB位置にくると、その円弧運動によってコンテナトレーラTが実線位置から距離L1だけ後退して破線位置にくる。回動軸16がさらに上昇してC位置にくると、今度は破線位置から距離L2だけ前進して鎖線位置にくる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のコンテナトレーラTは、そのダンプアップの過程で、一旦後退してから前進する。このため、次のような問題がある。
【0006】
(1)コンテナトレーラTの後退距離L1を予定して、そのダンプアップを行わなければならないから、コンテナトレーラTの位置決めが面倒である。
【0007】
(2)コンテナトレーラTにブレーキをかけて動かないようにしたり、ランディングギヤ18を使用してコンテナトレーラTの姿勢を水平に保持することができないから、コンテナトレーラTが不安定になり、転倒したり、リフトアーム15に無理な力が加わって、これが折れるおそれがある。
【0008】
この発明は、このような従来の問題点を解決できるコンテナトレーラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0010】
(1)トラクタに連結するコンテナトレーラであって、前側にランディングギヤを備え、後側にはアウトリガ・ジャッキを備えたフレームにコンテナをダンプヒンジを介してリヤダンプ可能に取り付けてなり、かつ前記フレームに、コンテナのダンプアップ機構を設け、かつ前記ダンプアップ機構は、フレームの幅方向中央部に配置し、かつフレームとコンテナの間に介装した油圧シリンダであると共に、前記フレームは、フレームの幅方向であって油圧シリンダの左右両側にコンテナの揺れを防止するスタビライザーを備えていることを特徴とするコンテナトレーラ。
【0011】
【作用】
この発明のコンテナトレーラは、フレームの上にコンテナをリヤダンプ可能に取り付け、これをフレームに設置したダンプアップ機構でダンプアップする構成としたから、コンテナのダンプアップに伴って移動しない。
【0012】
[参考例]
以下、この発明の実施例に先立ち、参考例1を説明する。
【0013】
〔参考例1〕
図1は参考例のコンテナトレーラをトラクタに連結した状態を模式的に示す側面図であり、図2は図1におけるコンテナトレーラの平面図である。
【0014】
図において、T1は2軸のコンテナトレーラ、T2はコンテナトレーラT1にカプラCを介して連結した2軸のトラクタである。
【0015】
コンテナトレーラT1は、コンテナ1と、これをダンプヒンジ2を介してリヤダンプ可能に取り付けたフレーム3と、フレーム3とコンテナ1の間に介装した多段式の油圧シリンダ4とより構成されている。
【0016】
上記油圧シリンダ4は、下端部がフレーム3に回動軸5によって取り付けられ、上端部が回動軸6によってコンテナ1のブラケット7に取り付けられている。
【0017】
コンテナ1は、この油圧シリンダ4で発生した力で、その前端部が押し上げられてリヤダンプされる。
【0018】
フレーム3は、図示しないが、メインレールとサイドレールをクロスメンバーとアウトリガで連結してなるフレーム本体に床板を取り付けた構造のものである。
【0019】
フレーム3の前側には、コンテナトレーラT1の前部を支持するランディングギヤ8(補助脚)が取り付けられ、後端部には、リヤダンプされたコンテナ1をその下側で支持するアウトリガ・ジャッキ9が取り付けられている。このアウトリガ・ジャッキ9は、必要に応じ設ける支持脚である。なお、10aはオイルタンク、10bは燃料タンクである。
【0020】
この参考例のコンテナトレーラT1は、上述のように、フレーム3の上にコンテナ1をリヤダンプ可能に取り付け、これをフレーム3とコンテナ1の間に介装した油圧シリンダ4でダンプアップする構成としたから、コンテナ1のダンプアップに伴って、前後に移動しない。
【0021】
このため、コンテナ1をダンプアップする位置、すなわちコンテナトレーラT1の位置を決めるのが容易になる。
【0022】
また、コンテナトレーラT1にブレーキをかけることにより、あるいはランディングギヤ8を使用することにより、コンテナトレーラT1を動かないように水平に保持することができる。その結果、コンテナトレーラT1がコンテナ1のダンプアップの過程で不安定になって転倒したり、油圧シリンダ4に過大な負荷がかかり、これが折れたりするおそれはなくなる。
【0023】
さらに、アウトリガ・ジャッキ9は、コンテナ1のダンプアップによってフレーム3の後部側にかかる荷重を効果的に受けるから、ダンプアップによりフレーム3が傾くのを防止できる。
【0024】
つぎに本発明の一実施例を説明する。
【0025】
〔実施例1〕
図3に示すコンテナトレーラは、図2のコンテナトレーラT1における油圧シリンダ4の左右両側にコンテナ1の左右への揺れを防止するスタビライザーSを設けた例である。ここにいうスタビライザーSは、上記油圧シリンダ4と同種、同型のものである。
【0026】
このようにスタビライザーSを使用すれば、コンテナ1のダンプアップ時にフレーム3が傾いた場合でも、油圧シリンダ4に過大な負荷がかかるのを未然に防止できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のコンテナトレーラは、フレームの上にコンテナをリヤダンプ可能に取り付け、これを同じくフレームに設置したダンプアップ機構でダンプアップする構成とし、コンテナのダンプアップに伴って移動しないようにしたから、次の効果を奏する。
【0028】
(1)コンテナのダンプアップに伴うコンテナトレーラの移動を予定しなくてよいため、コンテナトレーラの位置決めが容易になる。
【0029】
(2)ブレーキやランディングギヤを使用してコンテナトレーラを動かないように水平に保持することができるため、コンテナのダンプアップの過程でコンテナトレーラが不安定になって転倒するおそれがなくなる。また、同じ理由で、油圧シリンダに過大な負荷がかかり、これが折れたりするおそれもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1のコンテナトレーラをトラクタに連結した状態を示す側面図
【図2】 図1におけるコンテナトレーラの平面図
【図3】 実施例1のコンテナトレーラの平面図
【図4】 従来のコンテナトレーラをトラクタに連結した状態を示す側面図
【符号の説明】
T1 コンテナトレーラ
T2 トレーラ
C カプラ
1 コンテナ
2 ダンプヒンジ
3 フレーム
4 油圧シリンダ
5,6 回動軸
7 ブラケット
8 ランディングギヤ
9 アウトリガ・ジャッキ
Claims (1)
- トラクタに連結するコンテナトレーラであって、前側にランディングギヤを備え、後側にはアウトリガ・ジャッキを備えたフレームにコンテナをダンプヒンジを介してリヤダンプ可能に取り付けてなり、かつ前記フレームに、コンテナのダンプアップ機構を設け、かつ前記ダンプアップ機構は、フレームの幅方向中央部に配置し、かつフレームとコンテナの間に介装した油圧シリンダであると共に、前記フレームは、フレームの幅方向であって油圧シリンダの左右両側にコンテナの揺れを防止するスタビライザーを備えていることを特徴とするコンテナトレーラ。
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- 2000-05-12 JP JP2000140064A patent/JP4825342B2/ja not_active Expired - Fee Related
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