JP4819215B2 - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法に関し、より特定的には、不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルトランジスタの構造およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から不揮発性半導体記憶装置としてDINOR(Divided bit line NOR)型フラッシュメモリは知られている。
【0003】
図12および図13に、従来のDINOR型フラッシュメモリにおけるメモリセルトランジスタの製造方法の一例を示す。
【0004】
図12に示すように、半導体基板1の主表面上に、ゲート絶縁膜5と、第1ポリシリコン膜2aと、絶縁膜6と、第2ポリシリコン膜2bと、シリサイド膜2cと、絶縁膜7との積層構造を形成する。
【0005】
次に、メモリセルトランジスタのソース領域が形成される領域を覆いドレイン領域が形成される領域を露出させるレジスト8を形成する。このレジスト8をマスクとして、半導体基板1の主表面にP,Asをそれぞれ注入する。それにより、n-不純物領域12aとn+不純物領域12bとを有するドレイン領域12を形成する。
【0006】
次に、図13に示すように、メモリセルトランジスタのドレイン領域12を覆いソース領域が形成される領域を露出させるレジスト8を形成する。このレジスト8をマスクとして、半導体基板1の主表面にAs,Bをそれぞれ注入する。それにより、p-不純物領域11aとn+不純物領域11bとを有するソース領域11を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の構造を有する従来のDINOR型フラッシュメモリでは、FNトンネル現象を利用してFGからドレイン領域12へ電子を引き抜くことにより書込みを行ない、FNトンネル現象を利用してチャネル領域全面からFGに電子を注入することで消去を行なう。そのため、高速消去は可能であるが、書込みが遅く(約1ms)、バイトプログラムが困難であるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、書込み動作および消去動作をともに高速で行なえる不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、1つの局面では、主表面を有する半導体基板と、主表面に形成されたメモリセルトランジスタのソース領域およびドレイン領域と、ソース領域とドレイン領域間に位置する主表面上にゲート絶縁膜を介して形成されたメモリセルトランジスタのゲートとを備える。そして、ソース領域は、第1導電型の第1高濃度不純物領域と、第2導電型の第1低濃度不純物領域とを含み、ドレイン領域は、第1導電型の第2高濃度不純物領域と、第2導電型の第2低濃度不純物領域とを含む。
【0010】
本願発明者は、書込みおよび消去動作をともに高速で行なえる不揮発性半導体記憶装置を得るべく鋭意検討を重ね、チャネルホットエレクトロン(以下、「CHE」と称する)書込みとチャネル全面での消去とを組合せることを想到した。つまり、CHEをFGに注入することにより書込みを行ない、チャネル全面でのFNトンネル現象を利用してFGから電子を引き抜くことにより消去を行なう。このようにCHE書込みを採用することにより高速バイト書込みを行なえ、またチャネル全面でのFNトンネル現象を利用した消去(以下、「チャネル全面消去」と称する)を行なうことにより消去動作を高速で行なえる。そこで、かかる不揮発性半導体記憶装置で採用可能なメモリセルトランジスタの構造を得るべく本願発明者はさらに検討を重ね、上記の構造を想到した。この構造のようにドレイン領域が第1導電型の第2高濃度不純物領域と第2導電型の第2低濃度不純物領域とを備えることにより、ドレイン領域近傍でCHEを発生させることができ、CHE書込みを効率的に行なうことができる。また、消去時には、メモリセルトランジスタのゲート、ソース領域および基板に所定電圧を印加することで、チャネル全面消去を行なうことができる。
【0011】
第1高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度は、第2高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度よりも高く、第1低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度は、第2低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度以上である。
【0012】
それにより、たとえば図9等に示されるように、ゲート長を短縮した場合でもソース領域とドレイン領域間の接合耐圧(BVds)を保持することができる。このとき、ソース領域の抵抗をも低く維持することができる。さらに、第2導電型の不純物濃度を適切に調節することにより、メモリセルトランジスタの初期状態における閾値電圧(UV−Vth)を所望の値に設定できる。
【0013】
第1高濃度不純物領域は、第1低濃度不純物領域内に形成され、第2高濃度不純物領域は、第2低濃度不純物領域内に形成される。
【0014】
このように高濃度不純物領域を低濃度不純物領域で取り囲むことにより、ソース領域およびドレイン領域の接合耐圧を保持することができる。
【0015】
第1高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度は、第2高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度の2倍以上であり、第1低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度は、第2低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度の2倍以上であることが好ましい。それにより、上述の効果がさらに顕著となる。
【0017】
第1導電型の不純物はn型不純物であり、第2導電型の不純物はp型不純物である。またメモリセルトランジスタのゲート長は、0.2μm以下である。かかる場合に、本発明は特に有用である。
【0024】
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、1つの局面では、下記の各工程を備える。半導体基板の主表面上にゲート絶縁膜を介してメモリセルトランジスタのゲートを形成する。ゲートをマスクとして主表面に第1導電型の不純物と第2導電型の不純物とを注入することにより、第2導電型の低濃度不純物領域内に第1導電型の高濃度不純物領域を有するメモリセルトランジスタのソース領域およびドレイン領域を形成する。ドレイン領域を覆いソース領域を露出するマスク膜を形成する。マスク膜を用いてソース領域側の高濃度不純物領域に第1導電型の不純物を注入する。
【0025】
上記のようにメモリセルトランジスタのゲートをマスクとして第1導電型の不純物と第2導電型の不純物とを所定の条件で半導体基板に注入することにより、ソース領域およびドレイン領域を異なる導電型の低濃度不純物領域および高濃度不純物領域で構成することができる。また、ドレイン領域が形成される領域を覆うマスクを用いてソース領域が形成される領域に第1導電型の不純物を注入しているので、ソース領域における第1導電型の高濃度不純物濃度をさらに高めることができる。メモリセルトランジスタがこのようなソースおよびドレイン領域構造を有することにより、上述のように、CHE書込みおよびチャネル全面での消去を行なえる。
【0026】
上記マスク膜を用いてソース領域側の低濃度不純物領域に第2導電型の不純物を注入する工程を備える。それにより、メモリセルトランジスタのUV−Vthを所望の値に設定できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図11を用いて、本発明の実施の形態について説明する。
【0032】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1におけるDINOR型フラッシュメモリのメモリセルトランジスタの断面図である。
【0033】
図1に示すように、メモリセルトランジスタは、積層構造のメモリセルゲート2と、ソース領域3およびドレイン領域4を有する。メモリセルゲート2は、半導体基板1の主表面上にゲート絶縁膜(トンネル絶縁膜)5を介して形成され、FGと、コントロールゲート(以下、「CG」と称する)とを有する。
【0034】
FGは第1ポリシリコン膜2aで構成され、CGは第2ポリシリコン膜2bとシリサイド膜2cとで構成される。FGとCG間には絶縁膜6が形成され、この絶縁膜6はたとえば酸化膜、窒化膜および酸化膜の積層構造で形成される。
【0035】
ソース領域3を、p-不純物領域(低濃度不純物領域)3aとn+不純物領域(高濃度不純物領域)3bで形成し、ドレイン領域4を、p-不純物領域(低濃度不純物領域)4aとn+不純物領域(高濃度不純物領域)4bで形成する。
【0036】
かかる構造を採用することにより、書込み時にドレイン領域4近傍でCHEを発生させることができる。より詳しくは、たとえばドレイン領域4に1〜5Vの電圧を印加し、CGに5〜10Vの電圧を印加し、半導体基板(ウェル)1に−1〜−3Vの電圧を印加し、ソース領域3を0Vとすることにより、ドレイン領域4近傍で加速された電子がCHEとなる。この電子がFGに注入され、CHE書込みを行なうことができる。それにより、高速バイト書込みが行なえる。
【0037】
他方、消去時には、CGに−5〜−10Vの電圧を印加し、ソース領域3に5〜10Vの電圧を印加し、半導体基板(ウェル)1に5〜10Vの電圧を印加し、ドレイン領域4をオープン状態とする。それにより、チャネル全面でのFNトンネル現象によりFGから電子を引き抜き、消去を行なうことができる。それにより、高速消去が行なえる(100μs以下程度)。
【0038】
p-不純物領域3aに含まれるp型不純物の濃度を、p-不純物領域4aに含まれるp型不純物の濃度よりも高くし、n+不純物領域3bに含まれるn型不純物の濃度を、n+不純物領域4bに含まれるn型不純物の濃度よりも高くする。
【0039】
好ましくは、p-不純物領域3aに含まれるp型不純物の濃度を、p-不純物領域4aに含まれるp型不純物の濃度の2倍以上とし、n+不純物領域3bに含まれるn型不純物の濃度を、n+不純物領域4bに含まれるn型不純物の濃度の2倍以上とする。
【0040】
図9に本実施の形態1のメモリセルトランジスタにおけるBVds(ソース−ドレイン間耐圧)、UV−Vth(初期の閾値電圧)、Lg(ゲート長)およびソース抵抗を示す。また、図14に、従来のメモリセルトランジスタにおけるBVds、UV−Vth、Lgおよびソース抵抗を示す。
【0041】
図9および図14に示すように、本発明により、ソース−ドレイン間耐圧(BVds)を保持し、かつソース抵抗を低く抑えつつゲート長を短くできることがわかる。また、p-不純物領域3a,4aの濃度やプロファイルを適切に調節することで、UV−Vthを所望の値に設定することもできる。なお、メモリセルゲート2のゲート長が0.2μm以下の場合に、上記の効果が特に顕著となっているのがわかる。
【0042】
次に、図2および図3を用いて、図1に示すメモリセルトランジスタの製造方法について説明する。
【0043】
図2に示すように、半導体基板1の主表面上に、熱酸化法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、写真製版、ドライエッチング法等を用いて、ゲート絶縁膜5と、第1ポリシリコン膜2aと、絶縁膜6と、第2ポリシリコン膜2bと、シリサイド膜2cと、絶縁膜7との積層構造を形成する。
【0044】
次に、上記積層構造をマスクとして、p型不純物であるボロン(B),n型不純物であるヒソ(As)を半導体基板1に注入する。Bの注入条件は、5〜70keV、1×1012〜1×1014cm-2、7°〜45°の回転注入(注入角度が半導体基板1の主表面と垂直方向に対し7°〜45°)である。Asの注入条件は、15〜100keV、5×1014〜1×1016cm-2である。
【0045】
それにより、低濃度p型不純物領域内に高濃度n型不純物領域を有するソース領域3およびドレイン領域4を形成することができる。
【0046】
次に、図3に示すように、メモリセルトランジスタのドレイン領域4を覆いソース領域3を露出させるレジスト8を形成する。このレジスト8をマスクとして、半導体基板1の主表面にB,Asをそれぞれ注入する。
【0047】
Bの注入条件は、5〜70keV、1×1012〜1×1014cm-2、0°〜30°の回転注入(注入角度が半導体基板1の主表面と垂直方向に対し0°〜30°)である。Asの注入条件は、15〜100keV、5×1014〜1×1016cm-2である。なお、Bの注入角度は、前述の全面注入の場合よりも小さく設定している。
【0048】
このようにソース領域3にB,Asをそれぞれ注入することにより、p-不純物領域3aに含まれるp型不純物の濃度を、p-不純物領域4aに含まれるp型不純物の濃度よりも高くし、n+不純物領域3bに含まれるn型不純物の濃度を、n+不純物領域4bに含まれるn型不純物の濃度よりも高くすることができる。
【0049】
なお、図3に示すように、BおよびAsの注入後でも、n+不純物領域3bおよびn+不純物領域4bは、p-不純物領域3aおよびp-不純物領域4aに取り囲まれている。
【0050】
以上の工程を経て、図1に示すメモリセルトランジスタが形成される。その後、周知の手法で層間絶縁膜や配線等を形成し、DINOR型フラッシュメモリが形成される。
【0051】
(実施の形態2)
次に、図4を用いて、本発明の実施の形態2について説明する。図4は本実施の形態における特徴的な製造工程を示す断面図である。
【0052】
本実施の形態におけるDINOR型フラッシュメモリのメモリセルトランジスタでは、p-不純物領域3aに含まれるp型不純物濃度とp-不純物領域域4aに含まれるp型不純物濃度とが等しくなっている。それ以外の構成については図1に示す場合と同様であるので、重複説明は省略する。
【0053】
本実施の形態の場合も、図10に示すように、図14に示す従来例と比較すると、ソース−ドレイン間耐圧(BVds)を保持し、かつソース抵抗を低く抑えつつゲート長を短くできることがわかる。また、UV−Vthを低く設定することもできる。
【0054】
次に、本実施の形態におけるメモリセルトランジスタの製造方法について説明する。
【0055】
実施の形態1と同様の方法で、半導体基板1の主表面上に、メモリセルゲート2を含む積層構造を形成し、この積層構造をマスクとして、BとAsを半導体基板1に注入する。これらの注入条件は、実施の形態1と同様である。
【0056】
次に、図4に示すように、メモリセルトランジスタのドレイン領域4を覆いソース領域3を露出させるレジスト8を形成する。このレジスト8をマスクとして、半導体基板1の主表面にAsを注入する。注入条件は、15〜100keV、5×1014〜1×1016cm-2である。
【0057】
このようにソース領域3にAsを注入することにより、n+不純物領域3bに含まれるn型不純物の濃度を、n+不純物領域4bに含まれるn型不純物の濃度よりも高くすることができる。この注入後にも、図4に示すように、n+不純物領域3bはp-不純物領域3a内に存在している。
【0058】
(実施の形態3)
次に、図5〜図8を用いて、本発明の実施の形態3について説明する。図5は、本実施の形態3におけるDINOR型フラッシュメモリのメモリセルトランジスタの断面図である。
【0059】
図5に示すように、本実施の形態におけるDINOR型フラッシュメモリのメモリセルトランジスタでは、ソース領域3がn+不純物領域で構成されている。それ以外の構成については実施の形態2の場合と同様であるので、重複説明は省略する。
【0060】
本実施の形態のフラッシュメモリの場合も、本実施の形態1の場合と同様に、CHE書込みおよびチャネル全面消去を行なうことができる。それにより、高速バイト書込みおよび高速消去を行なえる。
【0061】
それに加え、本実施の形態によれば、図11に示すように、メモリセルトランジスタのゲート長を短くしてもBVdsを保持しつつ低いUV−Vthを設定することができる。
【0062】
次に、図6〜図8を用いて、本実施の形態におけるメモリセルトランジスタの製造方法について説明する。
【0063】
実施の形態1と同様の方法で、半導体基板1の主表面上に、メモリセルゲート2を含む積層構造を形成し、この積層構造をマスクとして、BとAsを半導体基板1に注入する。
【0064】
このとき、Bの注入角度を適切に調節し、メモリセルゲート2や絶縁膜7等によってソース領域3が形成される領域にBが注入されないようにする。
【0065】
ここで、Bの注入角度について説明する。図7に示すようにソース領域3側のメモリセルゲート2間の間隔をxとし、半導体基板1の主表面から絶縁膜7の上面までの高さをyとしたとき、Bの注入角度θを、tan-1(x/y)よりも大きい値とする。
【0066】
そのため、Bは、メモリセルゲート2間の間隔が相対的に広いドレイン領域4側に位置する半導体基板1には注入されるが、メモリセルゲート2を含む積層構造に阻まれてソース領域3側に位置する半導体基板1には注入されない。
【0067】
その結果、図6に示すように、ソース領域3側にp型不純物領域は形成されない。なお、Bの注入条件は、5〜70keV、1×1012〜1×1014cm-2、上記角度θでの回転注入である。またAsの注入条件は、15〜100keV、5×1014〜1×1016cm-2である。
【0068】
上記のBとAsの注入により、p-不純物領域域4a内にn+不純物領域4bを有するドレイン領域4と、n+不純物領域で構成されるソース領域3とを形成することができる。
【0069】
次に、図8に示すように、メモリセルトランジスタのドレイン領域4を覆いソース領域3を露出させるレジスト8を形成する。このレジスト8をマスクとして、半導体基板1の主表面にAsを注入する。注入条件は、15〜100keV、5×1014〜1×1016cm-2である。それにより、ソース領域3に含まれるn型不純物濃度を、n+不純物領域4bに含まれるn型不純物濃度よりも高くすることができる。
【0070】
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、CHE書込みおよびチャネル全面でのFNトンネル現象を利用した消去を行なうことができる。それにより、書込み動作および消去動作をともに高速で行なえる高性能な不揮発性半導体記憶装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における不揮発性半導体記憶装置のメモリセルトランジスタの断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における不揮発性半導体記憶装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における不揮発性半導体記憶装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2における不揮発性半導体記憶装置の特徴的な製造工程を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3における不揮発性半導体記憶装置のメモリセルトランジスタの断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3における不揮発性半導体記憶装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3におけるボロンの注入方法を説明するための図である。
【図8】 本発明の実施の形態3における不揮発性半導体記憶装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態1におけるメモリセルトランジスタの特性を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態2におけるメモリセルトランジスタの特性を示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態3におけるメモリセルトランジスタの特性を示す図である。
【図12】 従来の不揮発性半導体記憶装置の製造工程の第1工程を示す断面図である。
【図13】 従来の不揮発性半導体記憶装置の製造工程の第2工程を示す断面図である。
【図14】 従来の不揮発性半導体記憶装置におけるメモリセルトランジスタの特性を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 メモリセルゲート、2a 第1ポリシリコン膜、2b 第2ポリシリコン膜、2c シリサイド膜、3 ソース領域、3a,4a p-不純物領域、3b,4b n+不純物領域、4 ドレイン領域、5 ゲート絶縁膜、6,7 絶縁膜、8 レジスト。
Claims (5)
- ドレイン領域近傍で加速された電子をメモリセルトランジスタのゲートに注入することでデータの書込みを行い、前記メモリセルトランジスタのチャネル全面でのFNトンネル現象により前記メモリセルトランジスタのゲートから電子を引き抜いてデータの消去を行なう不揮発性半導体記憶装置であって、
主表面を有する第2導電型の半導体基板と、
前記主表面における隣り合う位置に間隔をあけて形成された、前記メモリセルトランジスタのソース領域および前記ドレイン領域と、
前記ソース領域と前記ドレイン領域間に位置する前記主表面上にゲート絶縁膜を介して形成された前記メモリセルトランジスタのゲートとを備え、
前記ソース領域は、第1導電型の第1高濃度不純物領域と、第2導電型の第1低濃度不純物領域とを含み、
前記ドレイン領域は、第1導電型の第2高濃度不純物領域と、第2導電型の第2低濃度不純物領域とを含み、
前記第1高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度は、前記第2高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度よりも高く、
前記第1低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度は、前記第2低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度以上であり、
前記第1高濃度不純物領域は、前記第1低濃度不純物領域内に形成され、
前記第2高濃度不純物領域は、前記第2低濃度不純物領域内に形成される、不揮発性半導体記憶装置。 - 前記第1高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度は、前記第2高濃度不純物領域に含まれる第1導電型の不純物濃度の2倍以上であり、
前記第1低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度は、前記第2低濃度不純物領域に含まれる第2導電型の不純物濃度の2倍以上である、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 前記第1導電型の不純物はn型不純物であり、前記第2導電型の不純物はp型不純物である、請求項1または請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 前記メモリセルトランジスタのゲート長は、0.2μm以下である、請求項1から請求項3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装置。
- ドレイン領域近傍で加速された電子をメモリセルトランジスタのゲートに注入することでデータの書込みを行い、前記メモリセルトランジスタのチャネル全面でのFNトンネル現象により前記メモリセルトランジスタのゲートから電子を引き抜いてデータの消去を行なう不揮発性半導体記憶装置の製造方法であって、
第2導電型の半導体基板の主表面上にゲート絶縁膜を介して前記メモリセルトランジスタのゲートを形成する工程と、
前記ゲートをマスクとして前記主表面に第1導電型の不純物と第2導電型の不純物とを
注入することにより、第2導電型の低濃度不純物領域内に第1導電型の高濃度不純物領域を有する前記メモリセルトランジスタのソース領域および前記ドレイン領域を形成する工程と、
前記ドレイン領域を覆い前記ソース領域を露出するマスク膜を形成する工程と、
前記マスク膜を用いて前記ソース領域側の前記高濃度不純物領域に第1導電型の不純物を注入する工程と、
前記マスク膜を用いて前記ソース領域側の前記低濃度不純物領域に第2導電型の不純物を注入する工程とを備える、不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (6)
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JP2000221943A JP4819215B2 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 |
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