JP4810758B2 - クラッチレリーズ軸受用調心ばね - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マニュアルトランスミッション式の自動車等に用いられるクラッチレリーズ軸受を調心可能に保持するばねに関する。
【0002】
【従来の技術】
クラッチレリーズ軸受は、クラッチ操作に応じて移動するスリーブの端部に取り付けられている。クラッチ切の操作時には、可動輪の端部が、クラッチのダイヤフラムスプリングに押し当てられ、回転しながらこれを押し込む動作をする。一般に、このダイヤフラムスプリングの回転中心と、クラッチレリーズ軸受の回転中心との間にはずれが生じやすい。そこで、スリーブに対して直接的にクラッチレリーズ軸受を固定するのではなく、スリーブに装着した調心皿ばねによってクラッチレリーズ軸受を押さえ込む間接的な取り付けを施している。これによって、クラッチレリーズ軸受は、スリーブに対して径方向にある程度移動可能に保持され、上記ずれを解消するように自動的に調心を行うことができる。
従来の油圧式クラッチ遮断装置においては、上記スリーブは主に樹脂製である。また、図5に示すように、調心皿ばね100は、半円形の凹部100aが内周側の周方向に多数形成された形状をしている。スリーブ(図示せず。)の端部近傍には、調心皿ばね100を嵌着する溝が設けられており、その溝に調心皿ばね100が圧入される。自由な状態における調心皿100ばねの内径は、スリーブの端部の直径より若干小さい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような調心皿100ばねは、圧入時の弾性変形に寄与する腕の部分の長さL1が短く、しかも、その総数が多い。従って、この腕の部分をすべて曲げるには大きな荷重が必要であり、その荷重はスリーブにかかる。従って、圧入時に、調心皿ばね100の内周端面100bが樹脂製のスリーブを強く擦ることにより、スリーブが削られて削りかすが出る。この削りかすがクラッチレリーズ軸受に入ってしまうと、軸受性能が損なわれる。また、スリーブが激しく削られて細くなった場合は、調心皿ばね100が抜けやすくなる。
【0004】
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、スリーブを削ることなく圧入することのできるクラッチレリーズ軸受用調心ばねを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、クラッチ操作に応じて軸方向に移動可能なスリーブの外周側に設けられた溝に圧入され、前記スリーブに支持されたクラッチレリーズ軸受を調心可能に保持するクラッチレリーズ軸受用調心ばねであって、
基部となる環状部と、
前記環状部と一体に、その内周側に互いに同一形状で複数個等配され、その各々は、前記環状部の内周側を基点として中心軸方向に突出しつつ周方向に沿って細片状に延設されたものである弾性アーム部とを有し、
全ての前記弾性アーム部は、周方向について同じ方向に向かって一方向にのみ延びており、前記弾性アーム部それぞれの先端部側は変位が自由である自由端となっており、前記弾性アーム部の前記細片状に延設された部分は、前記スリーブの外周への接触面として、周方向に沿って円弧形状を成す面を有していることを特徴とする(請求項1)。
上記のように構成されたクラッチレリーズ軸受用調心ばねでは、弾性アーム部に、周方向に十分に長い腕の長さを確保することができるので、比較的小さな荷重で弾性アーム部を、調心ばねの径方向及び中心軸方向に弾性変形させることができる。従って、スリーブへの圧入に際し、弾性アーム部は、比較的小さな荷重で弾性変形を生じ、しかも、周方向に沿った細片状の形状であることから、スリーブに対する攻撃性が低い。
【0006】
また、上記クラッチレリーズ軸受用調心ばね(請求項1)において、弾性アーム部の、中心軸方向へ突出した部分の端部が、環状部の径方向外方へ向かって折り曲げられていてもよい(請求項2)。
この場合、弾性アーム部の内周側角部には曲げ加工による最小曲げ半径が存在しており、これが、圧入時にスリーブに対する攻撃性をさらに緩和する役目をする。
【0007】
また、上記クラッチレリーズ軸受用調心ばね(請求項2)において、折り曲げによる折り曲げ代の寸法が、弾性アーム部の板厚より大きいことが好ましい(請求項3)。
この場合、圧入後に、スリーブに対して弾性アーム部が当接する面積が最大限に確保され、調心ばねをスリーブに安定して保持する効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態によるクラッチレリーズ軸受用調心ばねを用いた油圧式クラッチ遮断装置の一部の断面図である。この油圧式クラッチ遮断装置において、エンジンからトランスミッションへ動力を伝達する伝達軸1は、油圧式クラッチ遮断装置のハウジングの一部である筒状部2を貫通している。樹脂製のスリーブ3は、図示しない油圧シリンダにおけるピストンであり、筒状部2に対して摺動可能に外挿されている。スリーブ3には鍔状のプレート部材4がインサート成型されており、両者は一体に軸方向へ移動する。このプレート部材4は、圧縮ばね5のばね受けになっており、これにより、図の左方に付勢されている。また、プレート部材4の外周側には、蛇腹状のブーツ6が取り付けられている。
【0009】
一方、クラッチレリーズ軸受7は、外輪7a側で、軸受保持部材8に嵌合されている。この軸受保持部材8は、プレート部材4に当接しているが固定されてはいない。また、軸方向左方に突出した内輪7bは、クラッチのダイヤフラムスプリング9に当接している。スリーブ3の左端部の外周側には全周にわたって、溝3a及びその左に係止部3bがそれぞれ形成されており、この溝3aに、調心ばね10が、軸方向に圧縮された状態で装着されている。調心ばね10は、プレート部材4との間で、軸受保持部材8の内周部を押さえ込んでいる。これにより、軸受保持部材8及びクラッチレリーズ軸受7はプレート部材4によって保持されているが、径方向には固定されておらず、所定範囲で移動可能である。
【0010】
図2の(a)及び(b)はそれぞれ、上記調心ばね10の平面図及び側面図である。図において、調心ばね10は、基部となる環状部10aと、環状部10aと一体に、その内周側に互いに同一形状で複数個等配された弾性アーム部10bとを有している。弾性アーム部10bの各々は、環状部10aの内周側を基点として中心軸方向に突出しつつ周方向に沿って細片状に延設されたものである。このような形態によって弾性アーム部10bは、調心ばね10の径方向及び中心軸方向に弾性変形が可能である。特に、弾性アーム部10bが周方向に、従来の皿ばねに比べて十分に長い腕の長さLを確保することにより、比較的小さな荷重で弾性変形を生じさせることが可能である。
なお、自由な状態における調心ばね10の内径は、スリーブ3の係止部3b(図1)の外径よりわずかに小さく、中心軸方向の長さ(幅)は、スリーブ3の溝3aの幅より若干大きい。
【0011】
上記調心ばね10は、スリーブ3への圧入に際し、弾性アーム部10bが径方向外方に弾性変形して係止部3bを通過し、中心軸方向に若干圧縮された状態で溝3aに装着される。弾性アーム部10bは、前述のように比較的小さな荷重で弾性変形を生じ、しかも、周方向に沿った細片状の形状であることから、係止部3bを通過するとき、これを強く攻撃することはない。従って、係止部3bを削ることなく、調心ばね10をスリーブ3に圧入することができる。
【0012】
図1に示す油圧式クラッチ遮断装置は、図示の状態でクラッチを接続状態としている。そして、クラッチペダル(図示せず。)が踏み込まれるとスリーブ3が油圧を受け、図示の位置から軸方向左方へ移動する。これによりクラッチレリーズ軸受7も移動し、内輪7bによってダイヤフラムスプリング9が押し込まれ、クラッチが切断される。なお、クラッチレリーズ軸受7の回転中心と、ダイヤフラムスプリング9の回転中心との間にずれがあると、両者間の滑り率が高くなって異常摩耗等の原因となるが、前述のようにクラッチレリーズ軸受7は径方向に移動可能であるため、ダイヤフラムスプリング9の回転中心と一致するように自ら調心を行うことができる。
【0013】
図3の(a)及び(b)はそれぞれ、第2の実施形態によるクラッチレリーズ軸受用調心ばねの平面図及び側面図である。図において、調心ばね11は、第1の実施形態における調心ばね10と同様に、基部となる環状部11aと、環状部11aと一体に、その内周側に互いに同一形状で複数個等配された弾性アーム部11bとを有している。また、弾性アーム部11bの各々は、環状部11aの内周側を基点として中心軸方向に突出しつつ周方向に沿って細片状に延設されたものである。第1の実施形態における調心ばね10との違いは、弾性アーム部11bの中心軸方向へ突出した部分の端部が、環状部11aの径方向外方へ向かって折り曲げられている点である。また、この折り曲げによる折り曲げ代の寸法Wが、弾性アーム部11bの板厚より大きい。
【0014】
図4は、上記調心ばね11が、溝3aに装着された状態の断面図である。上記のような折り曲げにより、調心ばね11の内周側角部11cには曲げ加工による最小曲げ半径が存在しており、これが、圧入時に係止部3bに対する攻撃性をさらに緩和する役目をする。また、弾性アーム部11bの板厚より大きい折り曲げ代の存在により、係止部3bの右端面全体に弾性アーム部11bが当接する。これは、弾性アーム部11bの板厚のみで当接する場合に比べて、当接面積が最大限に確保され、調心ばね11を溝3aに安定して保持する効果を奏する。従って、調心ばね11が溝3aから外れにくい。
【0015】
なお、上記各実施形態ではスリーブ3が樹脂製であるとしたが、樹脂の場合に限らず、例えば比較的軟らかい金属の場合にも、上記のような調心ばね10,11を用いることにより、圧入時に、スリーブが削られることを防止することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明は以下の効果を奏する。
請求項1のクラッチレリーズ軸受用調心ばねによれば、弾性アーム部に、周方向に十分に長い腕の長さを確保することができるので、比較的小さな荷重で弾性アーム部を、調心ばねの径方向及び中心軸方向に弾性変形させることができる。従って、スリーブへの圧入に際し、弾性アーム部は、比較的小さな荷重で弾性変形を生じ、しかも、周方向に沿った細片状の形状であることから、スリーブに対する攻撃性が低い。このため、スリーブを削ることなく、当該調心ばねをスリーブに圧入することができる。
【0017】
請求項2のクラッチレリーズ軸受用調心ばねによれば、弾性アーム部の内周側角部には曲げ加工による最小曲げ半径が存在しており、これが、圧入時にスリーブに対する攻撃性をさらに緩和する役目をする。従って、さらに確実に、スリーブを削ることなく、当該調心ばねをスリーブに圧入することができる。
【0018】
請求項3のクラッチレリーズ軸受用調心ばねによれば、圧入後に、スリーブに対して弾性アーム部が当接する面積が最大限に確保され、調心ばねをスリーブに安定して保持する効果が得られる。従って、調心ばねがスリーブの溝から外れにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるクラッチレリーズ軸受用調心ばねを用いた油圧式クラッチ遮断装置の一部の断面図である。
【図2】図1の油圧式クラッチ遮断装置に用いられている調心ばねの平面図及び側面図である。
【図3】第2の実施形態によるクラッチレリーズ軸受用調心ばねの平面図及び側面図である。
【図4】図3に示す調心ばねが、油圧式クラッチ遮断装置のスリーブの溝に装着された状態の断面図である。
【図5】従来のクラッチレリーズ軸受用調心皿ばねの平面図である。
【符号の説明】
3 スリーブ
3a 溝
7 クラッチレリーズ軸受
10 調心ばね
10a 環状部
10b 弾性アーム部
11 調心ばね
11a 環状部
11b 弾性アーム部
Claims (3)
- クラッチ操作に応じて軸方向に移動可能なスリーブの外周側に設けられた溝に圧入され、前記スリーブに支持されたクラッチレリーズ軸受を調心可能に保持するクラッチレリーズ軸受用調心ばねであって、
基部となる環状部と、
前記環状部と一体に、その内周側に互いに同一形状で複数個等配され、その各々は、前記環状部の内周側を基点として中心軸方向に突出しつつ周方向に沿って細片状に延設されたものである弾性アーム部と
を有し、
全ての前記弾性アーム部は、周方向について同じ方向に向かって一方向にのみ延びており、前記弾性アーム部それぞれの先端部側は変位が自由である自由端となっており、
前記弾性アーム部の前記細片状に延設された部分は、前記スリーブの外周への接触面として、周方向に沿って円弧形状を成す面を有していることを特徴とするクラッチレリーズ軸受用調心ばね。 - 前記弾性アーム部の、前記中心軸方向へ突出した部分の端部が、前記環状部の径方向外方へ向かって折り曲げられている請求項1記載のクラッチレリーズ軸受用調心ばね。
- 前記折り曲げによる折り曲げ代の寸法が、弾性アーム部の板厚より大きい請求項2記載のクラッチレリーズ軸受用調心ばね。
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