JPH026264Y2 - - Google Patents
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- JPH026264Y2 JPH026264Y2 JP1986189520U JP18952086U JPH026264Y2 JP H026264 Y2 JPH026264 Y2 JP H026264Y2 JP 1986189520 U JP1986189520 U JP 1986189520U JP 18952086 U JP18952086 U JP 18952086U JP H026264 Y2 JPH026264 Y2 JP H026264Y2
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- Japan
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- metal
- elastic force
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- ball metal
- ball
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 56
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 56
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 37
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/02—Sliding-contact bearings
- F16C23/04—Sliding-contact bearings self-adjusting
- F16C23/043—Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings
- F16C23/045—Sliding-contact bearings self-adjusting with spherical surfaces, e.g. spherical plain bearings for radial load mainly, e.g. radial spherical plain bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C27/00—Elastic or yielding bearings or bearing supports, for exclusively rotary movement
- F16C27/02—Sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/32—Belleville-type springs
- F16F1/324—Belleville-type springs characterised by having tongues or arms directed in a generally radial direction, i.e. diaphragm-type springs
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/167—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
- H02K5/1672—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、外周面が球状に形成されて自動調心
自在な自動調心用ボールメタルの保持構造に関す
るものである。
自在な自動調心用ボールメタルの保持構造に関す
るものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点]
一般に、この種自動調心が自在なボールメタル
は、その外周面をメタルホルダ(押え板)に設け
た爪部に弾圧状に接当せしめることによつて押圧
保持されるようになつている。そしてこの場合、
ボールメタルが自動調心をするための滑動トルク
は、爪部の弾圧力が大きいほど大きくなり、そこ
で自動調心を円滑に行うには爪部の弾圧力を小さ
くすることが好ましい。しかるに爪部の弾圧力を
小さくした場合には、ボールメタルに加わるラジ
アル方向やアキシヤル方向の負荷に対して充分に
対抗できなくなつて、確実な軸承保持が難しくな
ることとなる。この様にメタルホルダの弾圧力
は、滑動トルクを小さくするためには小さいこと
が好ましく、ボールメタルに対する負荷に抗する
ためには大きいことが好ましいという相反する二
つの性質を具備することが要求される。しかしな
がら従来、この爪部は何れも同じ弾圧力を有する
ようにして構成されていたため、同時に前記相反
する性質を具備せしめることはできず、そこで現
存するものは、軸体の確実な軸承を第一義的に考
え、自動調心の円滑性についてはある程度その性
能を犠性にしているのが実情であり、この結果、
ボールメタルの滑動トルクが大きくなつて、自動
調心が円滑に成されなくなるうえに、爪部を予め
設定される弾圧力を持つようメタルホルダを組付
ける際に、その調整範囲が狭く、組付けが極めて
難しいなどの欠点があり問題となる。
は、その外周面をメタルホルダ(押え板)に設け
た爪部に弾圧状に接当せしめることによつて押圧
保持されるようになつている。そしてこの場合、
ボールメタルが自動調心をするための滑動トルク
は、爪部の弾圧力が大きいほど大きくなり、そこ
で自動調心を円滑に行うには爪部の弾圧力を小さ
くすることが好ましい。しかるに爪部の弾圧力を
小さくした場合には、ボールメタルに加わるラジ
アル方向やアキシヤル方向の負荷に対して充分に
対抗できなくなつて、確実な軸承保持が難しくな
ることとなる。この様にメタルホルダの弾圧力
は、滑動トルクを小さくするためには小さいこと
が好ましく、ボールメタルに対する負荷に抗する
ためには大きいことが好ましいという相反する二
つの性質を具備することが要求される。しかしな
がら従来、この爪部は何れも同じ弾圧力を有する
ようにして構成されていたため、同時に前記相反
する性質を具備せしめることはできず、そこで現
存するものは、軸体の確実な軸承を第一義的に考
え、自動調心の円滑性についてはある程度その性
能を犠性にしているのが実情であり、この結果、
ボールメタルの滑動トルクが大きくなつて、自動
調心が円滑に成されなくなるうえに、爪部を予め
設定される弾圧力を持つようメタルホルダを組付
ける際に、その調整範囲が狭く、組付けが極めて
難しいなどの欠点があり問題となる。
[問題を解決するための手段]
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる自動調心用ボールメタル
の保持構造を提供することを目的として創案され
たものであつて、外周面が球状に形成されていて
自動調心自在なボールメタルをメタルホルダによ
つて保持するにあたり、メタルホルダには大小異
なつた弾圧力を擁する少なくとも二種類の爪部を
形成し、小さい弾圧力を擁する側の爪部を、大き
い弾圧力を擁する側の爪部に先行してボールメタ
ル外周面に接当させて、ボールメタルを弾圧状に
保持する構成としたことを特徴とするものであ
る。
を一掃することができる自動調心用ボールメタル
の保持構造を提供することを目的として創案され
たものであつて、外周面が球状に形成されていて
自動調心自在なボールメタルをメタルホルダによ
つて保持するにあたり、メタルホルダには大小異
なつた弾圧力を擁する少なくとも二種類の爪部を
形成し、小さい弾圧力を擁する側の爪部を、大き
い弾圧力を擁する側の爪部に先行してボールメタ
ル外周面に接当させて、ボールメタルを弾圧状に
保持する構成としたことを特徴とするものであ
る。
そして本考案は、この構成によつて、メタルホ
ルダによるボールメタルの弾圧力に基づいた押圧
保持力を、自動調心に対しては小さく作用し、ア
キシヤル方向の負荷等に対しては大きく作用する
ようにしたものである。
ルダによるボールメタルの弾圧力に基づいた押圧
保持力を、自動調心に対しては小さく作用し、ア
キシヤル方向の負荷等に対しては大きく作用する
ようにしたものである。
[実施例]
次に、本考案の一実施例を電動モータに実施し
たものを例として、図面に基づいて説明する。図
面において、1は電動モータの外筐を構成するヨ
ークであつて、該ヨーク1の内周面には永久磁石
2が一体的に固着されている。また、ヨーク1の
奥底中心部およびエンドブラケツト3の中心部に
それぞれ設けられた円筒状の凹溝1a,3a内に
後述するように一対のボールメタル4が自由回動
自在に組み込まれ、このボールメタル4にロータ
5のロータシヤフト5aの両端部が回動自在に軸
承されている。尚、6はロータシヤフト5aに設
けた整流子、また7は整流子6に摺接する刷子で
ある。
たものを例として、図面に基づいて説明する。図
面において、1は電動モータの外筐を構成するヨ
ークであつて、該ヨーク1の内周面には永久磁石
2が一体的に固着されている。また、ヨーク1の
奥底中心部およびエンドブラケツト3の中心部に
それぞれ設けられた円筒状の凹溝1a,3a内に
後述するように一対のボールメタル4が自由回動
自在に組み込まれ、このボールメタル4にロータ
5のロータシヤフト5aの両端部が回動自在に軸
承されている。尚、6はロータシヤフト5aに設
けた整流子、また7は整流子6に摺接する刷子で
ある。
前記ボールメタル4は、外周面が球状になつて
おり、その外周面外側部位がヨーク1あるいはブ
ラケツト3側に球面摺動自在に接当支持され、内
側部位がメタルホルダ8に設けた後述の爪部に球
面摺動自在に接当支持されていることによつて、
自動調心可能な状態で組付けられている。即ち、
メタルホルダ8は、円板状になつており、その外
周縁部に形成された鍔部8aを凹溝1a,3a内
周に圧入嵌合せしめることによつて一体的に止着
固定されるされるものであるが、その内周部には
周方向の幅が一つ置きに大小異なつた第一、第二
の爪部8b,8cが中心方向に向けて放射状に突
設されている。そして幅広の故に弾圧力が大きい
第一爪部8bと幅狭の故に弾圧力が小さい第二爪
部8cとは、第一爪部8bの方が内側方、つまり
ロータシヤフト5aの内側方向に向かつて大きく
折曲しており、これによつて前述したようにメタ
ルホルダ8を凹溝1a,3aに止着した場合に、
第二爪部8cは、第一爪部8bに先行してボール
メタル4の外周面に弾圧状に接当するが、第一爪
部8bは外周面から僅かに離れているか、殆ど押
圧力が加わらない程度に接するように構成されて
いる。尚、9は潤滑油を含浸せしめたフエルトで
ある。
おり、その外周面外側部位がヨーク1あるいはブ
ラケツト3側に球面摺動自在に接当支持され、内
側部位がメタルホルダ8に設けた後述の爪部に球
面摺動自在に接当支持されていることによつて、
自動調心可能な状態で組付けられている。即ち、
メタルホルダ8は、円板状になつており、その外
周縁部に形成された鍔部8aを凹溝1a,3a内
周に圧入嵌合せしめることによつて一体的に止着
固定されるされるものであるが、その内周部には
周方向の幅が一つ置きに大小異なつた第一、第二
の爪部8b,8cが中心方向に向けて放射状に突
設されている。そして幅広の故に弾圧力が大きい
第一爪部8bと幅狭の故に弾圧力が小さい第二爪
部8cとは、第一爪部8bの方が内側方、つまり
ロータシヤフト5aの内側方向に向かつて大きく
折曲しており、これによつて前述したようにメタ
ルホルダ8を凹溝1a,3aに止着した場合に、
第二爪部8cは、第一爪部8bに先行してボール
メタル4の外周面に弾圧状に接当するが、第一爪
部8bは外周面から僅かに離れているか、殆ど押
圧力が加わらない程度に接するように構成されて
いる。尚、9は潤滑油を含浸せしめたフエルトで
ある。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、ロータシヤフト5aは、その両端部を自動調
心自在なボールメタル4に回動自在に軸承されて
おり、この結果、ロータ5が組付け時の誤差や組
付け後の衝撃、振動等によつて偏芯状態になつて
も、ボールメタル4が自動調心してロータ5の円
滑な回動を行うことができる。
て、ロータシヤフト5aは、その両端部を自動調
心自在なボールメタル4に回動自在に軸承されて
おり、この結果、ロータ5が組付け時の誤差や組
付け後の衝撃、振動等によつて偏芯状態になつて
も、ボールメタル4が自動調心してロータ5の円
滑な回動を行うことができる。
この様に自動調心自在なメタルホルダ8を用い
たものであるが、このメタルホルダ8の爪部によ
るボールメタル4の弾圧力は、通常は先行して接
当する小さい弾圧力を擁した第二爪部8cによる
ものとなる。この結果、ボールメタル4は、第二
爪部8cによる小さい弾圧力に対応した小さな滑
動トルクで自動調心されることとなつて、極めて
円滑な調心が成されることになる。
たものであるが、このメタルホルダ8の爪部によ
るボールメタル4の弾圧力は、通常は先行して接
当する小さい弾圧力を擁した第二爪部8cによる
ものとなる。この結果、ボールメタル4は、第二
爪部8cによる小さい弾圧力に対応した小さな滑
動トルクで自動調心されることとなつて、極めて
円滑な調心が成されることになる。
一方、振動や衝撃あるいはモータ駆動時の負荷
によつてメタルホルダ8にラジアル方向、あるい
はアキシヤル方向の負荷が加わり、前記第二爪部
8cの弾圧力では耐えきれなくなつた場合に、第
二爪部8bは大きく湾曲し、これによつてボール
メタル4の外周面には、大きい弾圧力を擁した第
一爪部8bが接当して押圧保持をすることとな
り、これによつてボールメタル4は、第二、第二
爪部8b,8cによる強力な押圧保持作用を受
け、而してボールメタル4は確実に保持されるこ
ととなり、ロータシヤフト5aの軸承が不安定に
なつてしまうようなことを確実に回避できる。
によつてメタルホルダ8にラジアル方向、あるい
はアキシヤル方向の負荷が加わり、前記第二爪部
8cの弾圧力では耐えきれなくなつた場合に、第
二爪部8bは大きく湾曲し、これによつてボール
メタル4の外周面には、大きい弾圧力を擁した第
一爪部8bが接当して押圧保持をすることとな
り、これによつてボールメタル4は、第二、第二
爪部8b,8cによる強力な押圧保持作用を受
け、而してボールメタル4は確実に保持されるこ
ととなり、ロータシヤフト5aの軸承が不安定に
なつてしまうようなことを確実に回避できる。
そのうえ、メタルホルダ8は、組付けに際し
て、第二爪部8cを先行してボールメタル4に接
当させることで組付けられるから、組付け時の調
整範囲(圧入代)が第4図に示す如く滑動トルク
との関係で従来のものに対して明らかに広く採
れ、従つて組付け作業の作業性を大いに向上でき
て、信頼性を極めて高くできるものである。
て、第二爪部8cを先行してボールメタル4に接
当させることで組付けられるから、組付け時の調
整範囲(圧入代)が第4図に示す如く滑動トルク
との関係で従来のものに対して明らかに広く採
れ、従つて組付け作業の作業性を大いに向上でき
て、信頼性を極めて高くできるものである。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでな
いことは勿論であつて、爪部に弾圧力の差を設け
るには、爪部の幅を変化させることに限らず、爪
部の肉厚を変化させることなどによつても形成で
き、また小さい弾圧力を擁した爪部を先行してボ
ールメタルに接当させるには、爪部の長さを、小
さい弾圧力を擁した側の爪部の方が長くなるよう
にしても設定できるものである。さらに爪部に弾
圧力の変化をもたらすにつき、それは大小二種類
に限らず、必要において三種類、あるいはそれ以
上にしても良いものである。
いことは勿論であつて、爪部に弾圧力の差を設け
るには、爪部の幅を変化させることに限らず、爪
部の肉厚を変化させることなどによつても形成で
き、また小さい弾圧力を擁した爪部を先行してボ
ールメタルに接当させるには、爪部の長さを、小
さい弾圧力を擁した側の爪部の方が長くなるよう
にしても設定できるものである。さらに爪部に弾
圧力の変化をもたらすにつき、それは大小二種類
に限らず、必要において三種類、あるいはそれ以
上にしても良いものである。
[作用効果]
以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、自動調心自在なボールメタル
は、通常は先行して接当した小さい弾圧力を擁し
た側の爪部によつて押圧保持されることとなり、
このためボールメタルの滑動トルクを小さいもの
にできて、極めて円滑な自動調心を行なうことが
できる。一方、ボールメタルにアキシヤル方向、
あるいはラジアル方向の負荷が働き、小さい弾圧
力を擁した側の爪部では耐えきれない場合に、大
きい弾圧力を擁した側の爪部が後続する状態で接
当してボールメタルの強い押圧保持をすることと
なり、この結果、ボールメタルの保持を、滑動ト
ルクを小さくして円滑な自動調心ができるもので
あつても、何ら支障なく強固なものとなり、もつ
て理想的なボールメタルの保持ができることにな
る。しかもメタルホルダの組付けは、小さい弾圧
力を擁した側の爪部が先行して接当するように行
えば良く、従つて組付け時の調整範囲が従来のも
のに対して広く採れることとなつて、組付け作業
の作業性を大いに向上でき、信頼性を極めて高く
できるものである。
ものであるから、自動調心自在なボールメタル
は、通常は先行して接当した小さい弾圧力を擁し
た側の爪部によつて押圧保持されることとなり、
このためボールメタルの滑動トルクを小さいもの
にできて、極めて円滑な自動調心を行なうことが
できる。一方、ボールメタルにアキシヤル方向、
あるいはラジアル方向の負荷が働き、小さい弾圧
力を擁した側の爪部では耐えきれない場合に、大
きい弾圧力を擁した側の爪部が後続する状態で接
当してボールメタルの強い押圧保持をすることと
なり、この結果、ボールメタルの保持を、滑動ト
ルクを小さくして円滑な自動調心ができるもので
あつても、何ら支障なく強固なものとなり、もつ
て理想的なボールメタルの保持ができることにな
る。しかもメタルホルダの組付けは、小さい弾圧
力を擁した側の爪部が先行して接当するように行
えば良く、従つて組付け時の調整範囲が従来のも
のに対して広く採れることとなつて、組付け作業
の作業性を大いに向上でき、信頼性を極めて高く
できるものである。
図面は、本考案に係る自動調心用ボールメタル
の保持構造の実施例を示したものであつて、第1
図は電動モータの断面図、第2図A,Bはメタル
ホルダの正面図、断面図、第3図は作用説明図、
第4図は圧入代と滑動トルクとの関係を示すグラ
フ図である。 図中、4はボールメタル、5aはロータシヤフ
ト、8はメタルホルダ、8b,8cは爪部であ
る。
の保持構造の実施例を示したものであつて、第1
図は電動モータの断面図、第2図A,Bはメタル
ホルダの正面図、断面図、第3図は作用説明図、
第4図は圧入代と滑動トルクとの関係を示すグラ
フ図である。 図中、4はボールメタル、5aはロータシヤフ
ト、8はメタルホルダ、8b,8cは爪部であ
る。
Claims (1)
- 外周面が球状に形成されていて自動調心自在な
ボールメタルをメタルホルダによつて弾圧状に保
持するにあたり、メタルホルダには大小異なつた
弾圧力を擁する少なくとも二種類の爪部を形成
し、小さい弾圧力を擁する側の爪部を、大きい弾
圧力を擁する側の爪部に先行してボールメタル外
周面に接当させて、ボールメタルを弾圧状に保持
する構成としたことを特徴とする自動調心用ボー
ルメタルの保持構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986189520U JPH026264Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | |
US07/130,168 US4806025A (en) | 1986-12-09 | 1987-12-08 | Holding device for automatic self-aligning ball metal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986189520U JPH026264Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6394324U JPS6394324U (ja) | 1988-06-17 |
JPH026264Y2 true JPH026264Y2 (ja) | 1990-02-15 |
Family
ID=16242660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986189520U Expired JPH026264Y2 (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4806025A (ja) |
JP (1) | JPH026264Y2 (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4910424A (en) * | 1988-10-07 | 1990-03-20 | Emerson Electric Co. | Bearing retainer for dynamoelectric motor |
US5237231A (en) * | 1989-10-19 | 1993-08-17 | General Electric Company | Structured product dynamoelectric machine |
US5113104A (en) * | 1989-10-19 | 1992-05-12 | General Electric Company | Structured product dynamoelectric machine |
DE3942403A1 (de) * | 1989-12-21 | 1991-06-27 | Stahlecker Fritz | Spinn- oder zwirnspindel |
US5044785A (en) * | 1990-06-18 | 1991-09-03 | Eaton Corporation | Bearing isolator |
GB9124030D0 (en) * | 1991-11-12 | 1992-01-02 | Johnson Electric Sa | A self-aligning bearing |
GB9124016D0 (en) * | 1991-11-12 | 1992-01-02 | Johnson Electric Sa | An angularly biassed self-aligning bearing |
US5173037A (en) * | 1991-12-09 | 1992-12-22 | General Motors Corporation | Automotive fuel pump |
US5455471A (en) * | 1992-06-01 | 1995-10-03 | Magnetek Universal Electric | Electric motor with shaft bearing having alignment feature |
FR2723491B1 (fr) * | 1994-08-04 | 1996-10-18 | Valeo Systemes Dessuyage | Machine tournante a paliers exterieurs |
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US5567998A (en) * | 1994-10-14 | 1996-10-22 | Philips Electronics North America Corporation | Electric motor with rotor support means |
US5677584A (en) * | 1995-02-09 | 1997-10-14 | General Electric Company | Bearing assembly for dynamoelectric machines |
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WO1997020376A1 (en) * | 1995-11-28 | 1997-06-05 | Itt Automotive Electrical Systems, Inc. | Motor having recessed area in motor case for retaining motor shaft bearing therein |
IT1286104B1 (it) | 1996-06-17 | 1998-07-07 | Fiat Ricerche | Sistema di controllo per un cambio servocomandato di un autoveicolo, e relativo procedimento |
IT1292289B1 (it) * | 1997-04-28 | 1999-01-29 | Embraco Europ Srl | Motocompressore ermetico per macchine frigorifere. |
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DE19833982B4 (de) * | 1998-07-29 | 2006-12-21 | Robert Bosch Gmbh | Pendelgleitlager |
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