[go: up one dir, main page]

JP4808118B2 - 入出力ターミナル - Google Patents

入出力ターミナル Download PDF

Info

Publication number
JP4808118B2
JP4808118B2 JP2006256446A JP2006256446A JP4808118B2 JP 4808118 B2 JP4808118 B2 JP 4808118B2 JP 2006256446 A JP2006256446 A JP 2006256446A JP 2006256446 A JP2006256446 A JP 2006256446A JP 4808118 B2 JP4808118 B2 JP 4808118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slave station
signal
cascade
unit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006256446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008054264A (ja
Inventor
善胤 齋藤
憲治 錦戸
Original Assignee
株式会社 エニイワイヤ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 エニイワイヤ filed Critical 株式会社 エニイワイヤ
Priority to JP2006256446A priority Critical patent/JP4808118B2/ja
Publication of JP2008054264A publication Critical patent/JP2008054264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4808118B2 publication Critical patent/JP4808118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、制御部に接続された親局と電源を重畳した共通の伝送線を介して子局と制御信号或いは監視信号を授受する制御システムにおいて、共通の伝送線に子局アドレス部を設け、これに続く子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部を自由に追加設置できる子局である入出力ターミナルによって、子局周辺の配線の省略や、配線方法の簡素化、多次元データを容易に入出力できる入力ターミナルあるいは出力ターミナルに関する。
従来は、親局と複数の子局を電源重畳した共通の伝送線を介して制御信号や監視信号を伝送する配線を省略するシステムにおいて、子局部は、それぞれ子局アドレス部と一体であり、子局内部を分離し、制御信号出力する出力部を増設したり、或いは監視信号を入力する入力部を増設することは出来ず、子局部単位の増設を行っていた。
例えば、特許文献1には、制御信号及び監視信号を伝送するシステムにおいて、クロック信号に2つの制御信号及び2つの監視信号を重畳し、2つの制御信号及び2つの監視信号の内の一方を高速データの伝送に用い他方を低速データの伝送する信号伝送システムについて記載されている。
前記の従来例において、アドレス単位の制御信号や監視信号を伝送するシステムであり、制御信号を出力する出力端子や監視信号を入力する入力端子をカスケード信号によって、容易に増設し、或いは配線途中に分岐を設け配線にターミナルを結束し伝送を行うことは難しかった。
また例えば、特許文献2には、制御信号や監視信号を伝送するシステムにおいて、伝送するクロック信号に制御信号や監視信号を重畳し、伝送することによって、伝送する平均電力を大きくするため、制御データ信号のそれぞれのデータの値に従ってデューティ比を変更するすることが示されている。このことによって、子局内部の電源の容量改善を行い、信頼性を向上させながら配線の省略を行う技術が提案されて来た。
前記の従来例において、特許文献1と同様に配線を省略する技術が開発されてきたが、アドレス単位の制御信号や監視信号を伝送するシステムであり、制御信号を出力する出力端子や監視信号を入力する入力端子をカスケード信号によって、容易に増設し、或いは配線途中に分岐を設け配線にターミナルを結束し伝送を行うことはできなかった。
特開2003−152748 特開2003−199178
又、前記のような配線方法では、分岐を行うまでの間の配線の減量は行えるが、入力或いは出力が分散して存在する場合の配線量を低減することが出来なかった。
又、従来の例では、電源を重畳した共通の伝送線から任意に分岐を行い、分岐点に増設したターミナルを配線経路に結束バンド等により固定し、或いは配線ダクト内部に他の配線と共に設置することが出来なかった。
その結果、装置全体が大型化したり、配線工数が多くなることから、原価高な設備となったり、その保守時間の増加に繋がり、不具合が生じていた。また配線の変更や追加も、ターミナルの据付場所を要するため、変更にも厳しい制約が課せられていた。
以上に述べた従来の電源を重畳した共通の伝送線を介して制御信号や監視信号を伝送する配線を省略するシステムでは、配線途上の任意の部位に、任意の入力点数或いは任意の出力点数を設け、配線の省略を行うことはできなかった。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、問題点である分岐の自由度を改善するものであり、子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部の追加変更の自由度の高いシステムにすることを可能とするものである。また、配線途上に分布してターミナルを設置することを可能にしたことによって、固定したターミナルによる配線の制約を無くし、配線スペースを低減し、また、レイアウト変更要請に対しても容易に対処でき、従って設備原価の低減や、運用コストの低減を図ることが出来るようにすることを目的とする。
又、当該子局であるターミナルの固定を他配線と共に行い、配置場所に制約を無くし、また固定方法もダクト内に設置或いは、磁石による固定場所の制約を無くすることを目的とする。
又、複数の子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部を用いて多次元データの取り込み或いは出力を可能とすることを目的とする。
そして、本発明は、上記目的を達成するために、電源重畳の共通信号線を介して、監視信号や制御信号を通信制御する通信制御システムにおいて、独立を可能とする子局アドレス部と、子局アドレス部によって作られる子局カスケード信号を続く複数の子局カスケード入力部或いは複数の子局カスケード出力部に伝えて、入力信号を取り込み親局へ伝送する或いは親局からの制御信号を複数の子局カスケード出力部から出力するターミナルシステムを提供するものである。
また、第2課題の解決手段として、子局アドレス部、子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部を電源重畳の共通信号線とカスケード信号線のみで接続し、分離可能とすることで、それぞれを小型化し、配線経路に容易に結束などによる固定をすることが可能な形状及び小型化を果たしたものであり、センサやアクチェータの距離が離れ、あるいは分布している複数の入力部或いは出力部間を往復する配線の省略を可能としたものである。
また、第3課題の解決手段として、多数の子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部によって多次元の入力或いは出力ターミナルをそれぞれ離れた位置に設置し、監視データの取り込み或いは制御信号の出力を行う場合において、それらの分布して配置された入力或いは出力の信号を電源重畳の共通の信号線とカスケード信号線のみで接続し、配線できる本発明は、配線を省略する効果や、配線作業の簡素化を可能とすることができる効果を発揮する。
請求項1には、親局は、制御部の出力ユニットからの出力信号を受け、また、前記親局は、制御部の入力ユニットに対し、親局の出力信号を送出するインタフェイスを有し、前記親局と複数の子局部の間を電源重畳した共通データ信号線で接続し、前記電源重畳した共通データ信号線を介して、親局からの制御信号を前記子局部の出力部から制御信号として被制御部に送出し、または、センサ部からの監視信号を前記子局部の子局入力部から取り込み、前記電源重畳した共通データ信号線を介して、親局に伝送する制御システムにおいて、
各々の前記子局部が、子局アドレス部と前記子局アドレス部にカスケード接続された単一または、複数の子局カスケード入力部または、前記子局アドレス部にカスケード接続された単一または、複数の子局カスケード出力部または、前記子局アドレス部にカスケード接続された単一または、複数の子局カスケード入力部または、単一または、複数の前記子局カスケード出力部の双方の混成で構成し、各々の前記子局アドレス部と前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部或いは、前記子局カスケード入力部と子局カスケード出力部の双方は、それぞれ前記電源重畳した共通データ信号線に接続しており、各々の前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部は、前記子局アドレス部より出力されるカスケード信号を前記子局アドレス部に続く各々の前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部に順次転送し、当該カスケード信号を受けた子局カスケード入力部は、センサ部から取込んだ監視信号を、当該カスケード信号のタイミングで前記電源重畳した共通データ信号線を介して親局に伝送し、または、当該カスケード信号を受けた前記子局カスケード出力部は、前記電源重畳した共通データ信号線を介して前記親局から伝送されて来た制御信号を、当該カスケード信号のタイミングで取込み、前記被制御部に送出し、前記被制御部を制御し、前記親局と前記単一または、複数の子局部は、前記電源重畳した共通データ信号線で接続され、前記子局部内は、前記子局アドレス部から送出されるカスケード信号をカスケード信号線で順次前記子局アドレス部に続く単一または、複数の前記子局カスケード入力部または、単一または、複数の前記子局カスケード出力部と接続し、複数の前記監視信号或いは、複数の前記制御信号を前記電源重畳した共通データ信号線を介して前記親局との間で通信制御することを特徴とするターミナルシステムが記載されている。
また、請求項2には、請求項1において、全ての子局部が子局アドレス部を有することにより、前記子局アドレス部に続く子局カスケード入力部或いは、子局カスケード出力部を有する前記子局部を、電源を重畳した共通データ信号線に自由に分岐接続を可能とし、また、逐次カスケード信号を、続く前記子局カスケード入力部或いは、前記子局カスケード出力部に受け渡すことで、複数の前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部を追加することを可能とすることを特徴とするターミナルシステムが記載されている。
更に、請求項3には、請求項1、2において、上記共通データ信号線の配線分岐を行った後、取り付けた子局部アドレス部或いは子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部であるターミナルを配線の結束バンドを使用して配線経路上に任意に固定または、配線ダクト内に収納すること或いは、磁石による配線経路にある鉄板部品やケースへの固定を可能することで、ターミナルシステムを取り付ける場所を制約しないこと を特徴とするターミナルシステムが記載されている。
又、請求項4には、請求項1から3において、配線分岐を行った後、取り付けた前記ターミナルの一部が磁石を有し、前記磁石によって配線経路近傍の鉄板部品に吸着固定することをを特徴とするターミナルシステムが記載されている。
更に請求項5には、請求項1において、二個あるいは複数の子局カスケード入力部を用いて二次元情報の取り込み、或いは三個あるいは複数の子局カスケード入力部を用いて三次元情報の取り込み、或いは複数の子局カスケード入力部を用いて、多次元情報の取り込みを行うことを特徴とするターミナルシステムが記載されている。
更に請求項6には、請求項1において、二個あるいは複数の子局カスケード出力部を用いて二次元情報の出力、或いは三個あるいは複数の子局カスケード入力部を用いて三次元情報の出力、或いは複数の子局カスケード出力部を用いて、多次元情報の出力を行うことを特徴とするターミナルシステムが記載されている。
従来においても、センサターミナル間や、センサターミナルシステムと親局の間の配線本数を減ずる方法として、制御信号や監視信号を伝送する伝送線に電源を重畳し、それぞれの信号を次に配置したセンサターミナルに受け渡す信号の転送方法により、それぞれのセンサターミナル間を渡り線で接続する、あるいは、それぞれのセンサターミナル間を光により信号伝達する方法を用いることによって、信号線の数を電源線2本にまとめることが可能であり、配線数を大幅に減ずることが可能とされて来た。
本件の発明では、更に、隣接する入力ターミナル或いは出力ターミナルである子局部に、新たにカスケード信号を加え、これを準じ転送することによって、各々の子局カスケード入出力部である入出力ターミナルを接続する方法で、配線の省略を図ることを実現したものである。
又、電源重畳した共通データ信号線を配線途上で自由に分岐し、前記子局アドレス部や子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部を他の配線とともに結束し固定し、または配線ダクト内に配置することで、新たなターミナル設置空間を要することなく、ターミナルの追加配線を可能とするターミナルを提供するものである。また、磁石による配線経路にある鉄板部品やケースへの固定も可能である。この場合、カスケード信号で結合する子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部は、理論的には制限はないが、伝送速度を配慮すれば、それぞれ256点程度が適当である。
又、複数の子局カスケード入力部を組み合わせ、二次元或いは三次元から多次元の入力情報を得ることが可能となり、更に複数の子局カスケード出力部を組み合わせ、二次元或いは二次元から多次元の出力をすることが可能となる。
本発明によれば、子局カスケード入力部であるターミナルを配線途中において分岐し、追加ができ、また同様に、子局カスケード出力部であるターミナルを配線途中において分岐し、追加ができる。これによって、電源重畳した共通データ信号線から自由に分岐を取り、複数の子局カスケード入力部や複数の子局カスケード出力部を容易に増設することができるため、入力信号となるセンサや出力信号を必要とする出力部品が分布して存在する場合に、配線の省略を可能とし、また、本発明によるターミナルは、配線と共に結束したり、配線ダクト内に収納でき、更に、鉄などの筐体或いは板状部位に磁石により固定することも可能である。また、複数の入力信号や複数の出力信号を二次元或いは三次元、更には多次元で入力或いは出力することが容易に実現できる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき説明する。
本発明の実施例を図1から図15によって説明する。
図1に本発明における複数の子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部で構成される通信制御システムの全体をブロック図として示す。
図1の通信制御システムは、制御部1と、親局6と子局を繋ぐD+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8と複数の子局部9で構成されている。次にこの構成についての動作を説明する。
図1の通信制御システムにおいて、親局6は、制御部1の出力ユニット2から入力情報を制御出力信号4としてを受信し、親局6が持つ子局から得た監視信号を制御部1の入力ユニット3に制御入力信号5として受け渡す。又、親局6は、複数の子局とD+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8を介して接続しており、子局部9の子局アドレス部10及び、子局カスケード出力部11、子局カスケード入力部12と並列接続されている。子局部9の子局アドレス部10は、D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8から得た親局6からのデータ信号を受け、カスケード信号15を生成し、子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11にカスケード信号15を送出する。
被制御部13は、子局カスケード出力部11と接続しており、親局6から送信された制御出力信号4に基づく制御信号を受けて被制御部動作を行う。
又、センサ部14は、センサから得た監視信号を子局カスケード入力部12に送出し、子局カスケード入力部12からD+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8を介して親局6に送出する。同様に複数の子局部9がD+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8を介して親局6に接続され、通信制御システムの全体を構成している。
この通信制御システムでは、子局部9が複数になっても、図のように、親局6の間は、電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8の2本線で制御信号や、監視信号が伝送されること、又、子局アドレス部10以降に接続される子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11は、電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8の2本線に更にカスケード信号15が加わり、3本の配線で構成されるため、配線の省略が容易に行え、又、分岐接続が容易であり、距離をおいて分布するターミナル配線では、配線の省略効果と共に、当該子局アドレス部10や子局カスケード出力部11、子局カスケード入力部12を配線に沿わせて設置できる形状とすることが容易に行い得る。
本発明によれば、前記のように、二本の共通の信号線と子局部9とアドレス部10や子局カスケード出力部11、子局カスケード入力部12の間の配線をカスケード信号15の配線のみで接続することができるために、省配線(配線を省略する技術)効果が得られる。従って、従来に比較し、配線数が減じることが容易に実現し、また単純な配線でシステムを構成出来るため、配線工数や配線部品の低減によりコスト削減を可能とするばかりか、システムの配線作業を簡単しするため、システムの立上げ時間を短縮し、又、全体の信頼性を高め、保守が容易に行えることで、保守時間の短縮にも繋がる効果がある。
図2は、図1に示す本発明における通信制御システム内部の信号タイミングチャート図である。アドレス信号を含むあるタイミングにおける“0”、“1”、“2”、“3”の区間について、制御出力状態“0”、“0”、“1”、“1”と、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8間のデータ信号線間の電圧と、当該区間における監視入力信号状態“0”、“1”、“0”、“0”と、監視データ信号17と、Is電流信号18をそれぞれ横軸を時間軸として表している。D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8には、データ信号16が載っており、アドレスに対する出力信号状態タイミングチャート図で関連を示している。アドレス0、1、2、3に対し、出力信号“0”、“0”、“1”、“1”信号がデータ信号16上に矩形波パルスで状態を示している。図2のデータ信号16の示す如く、出力データ状態“0”は、立下り時間が長く、後半4分の1の区間のみハイレベル状態となるデューティーサイクルを示し、出力データ状態“0”が更に1サイクル続いた後、出力データ“1”を示す伝送パルス幅は、前半4分の1の区間の短いローレベル状態から後半4分の3サイクルの間、ハイレベルとなり、続く出力信号も“1”であるため、前半4分の1の区間の短いローレベル状態から後半4分の3サイクルの間、ハイレベルとなっている。
一方、監視データ信号17である入力信号は、上記アドレス0、1、2、3に対し、入力信号“0”、“1”、“0”、“0”を示しており、Is電流信号18は、入力信号“0”の区間IPデータ信号のみのローレベル状態であり、入力信号“0”の区間継続し、入力信号“1”の区間IP+Iis電流が流れ、データ信号16のローレベルの区間継続後データ信号16の反転と共にローレベルとなる。そして入力信号“0”の区間ローレベルを継続し、入力信号“1”の区間IP+Iis電流が再び流れ、データ信号16のローレベルの区間継続後データ信号16の反転と共にローレベルとなる。
図3に本発明における親局内部の機能ブロックを示す。
親局6は、制御部1に親局6内部に有する子局全体のシリアルデータをパラレル信号にして制御部1に送り込むデータ入力部20と制御部1から制御出力信号4であるパラレル信号を親局6にシリアル信号にして取り込む出力データ部21と当該制御システム全体で用いるクロック信号の生成回路と、親局のアドレス設定手段を司る回路、子局からの信号を取り込む親局入力部31と親局から子局への信号と子局の電源となる電力を重畳して送出する親局出力部25と電源部26によって構成されている。
親局6は、制御部1の入力ユニット3へ子局から受けた直列信号を直列・並列変換し、親局送信信号5として送出する入力データ部20と、制御部1の出力ユニット2から親局受信信号4として受けた並列信号を並列・直列変換し信号を取込む出力データ部21とタイミング発生手段23、制御データ発生手段24、親局出力部25を構成する。親局出力部25は、制御データ発生手段24とラインドライバ27からなり、DC電源26から電源供給を受け、D+電源重畳共通データ信号線7およびD−電源重畳共通データ信号線8を経由し、システム全体に電源を供給する。この電源重畳による信号伝送が配線の省略を実現する特徴の一部である。
また、親局6の親局入力部32は監視信号検出手段30と監視データ抽出手段29で構成され、入力データ部20へと信号を送出する。監視信号検出手段30は、D+電源重畳共通データ信号線7およびD−電源重畳共通データ信号線8を経由してターミナルシステム67から送出された一群の子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11である子局カスケード入出力ターミナルから得られた被検出体情報であるデータ信号を検出する。また、親局6は、伝送ブリーダ電流回路28を有する。
親局のインタフェイス回路である伝送ブリーダ電流回路28は、親局出力部25内のラインドライバ27に接続されており、制御データ発生手段24から受けた制御データをタイミング発生手段23から送られるクロック信号と共に外部信号接続部(D+側)32を経由して、D+電源重畳共通データ信号線7に又、外部信号接続部(D−側)33を経由してD−電源重畳共通データ信号線8に送出する。
ラインドライバ27は、親局入力部31の監視信号検出手段30にデータ信号を渡し、監視データ抽手段29は、タイミング発生手段23から受けたクロック信号と同期して監視データ信号を得る。この監視データ信号を入力データ部20に渡し、制御部1の入力ユニット3に親局送信信号5として伝送する。一方、制御部1の出力ユニット2は親局受信信号4を親局の出力データ部21に伝送し、その信号成分をタイミング発生手段23から受けるクロック信号により親局出力部25の中の制御データ発生手段24において制御データを発生し、ラインドライバ27を介して、外部信号接続部(D−側)33を経由してD−電源重畳共通データ信号線8に送出する。
図4に親局内部の機能ブロック及び配線図を示す。
親局6は、制御部1に親局6内部に有する子局全体のシリアルデータを32Bitのパラレル信号にして出力ポートp番“0”38から出力ポートp番“31”39から制御部1に送り込むデータ入力部20と制御部1から制御出力信号4である32Bitのパラレル信号を入力ポートi番“0”36から入力ポートi番“31”37に親局6に取り込み、シリアル信号に変換して取り込む出力データ部21と当該制御システム全体で用いるクロック信号の生成回路と、6Bitのアドレス設定スイッチによる親局のアドレス設定手段を司る回路と、子局からの信号を監視信号として取り込む監視信号検出手段30と、監視データ抽出手段29と、直列・並列変換入力データ部シフトレジスタと、ラインドライバ27と制御データ発生手段24からなる親局入力部31と親局から子局への信号と子局の電源となる電力を重畳して送出する親局出力部25と電源部26によって構成されている。
親局6は、制御部1の入力部3に監視データ抽出手段29から受けた直列データ信号を入力データ部20においてシフトレジスタにより、直列・並列変換し、入力ポートi番“0”36から入力ポートi番“31”37の入力ポートを介して親局送信信号5として、送出する。一方、制御部1の出力ユニット2から親局6に送出される親局受信信号4は、出力ポートp番“0”38から出力ポートp番“31”39を経由して、出力データ部21にて、並列データを直列に変換し、制御データ発生手段24に取込む。
タイミング発生手段23は、Dckクロック信号41を出力データ部21に送り、ST信号43を制御データ発生手段24に、またDickデータ入力クロック信号44を入力データ部20に送出する。親局入力部31は、監視データ検出手段30にて、監視信号を検出し、インバータ40経由で監視データ抽出手段29のフリップフロップにDiip信号47として送出する。
親局6から各センサターミナルに送出する信号は、外部信号接続部(D+側)34と外部信号接続部(D−側)35からD+電源重畳共通データ信号線7およびD−電源重畳共通データ信号線8に送出される。
出力データ部21は、インタフェイスとして受けたデータを並列・直列変換し、Dops直列データ信号42として制御データ発生手段24に送出し、制御データPck信号46としてラインドライバ27から外部信号接続部(D−側)35を経由してD−電源重畳共通データ信号線8に送出する。
タイミング発生手段23を用いて、出力データ部21の並列・直列変換のプリセット信号とすると共に、入力データ部20の直列・並列変換入力データ部シフトレジスタのプリセット信号となっている。
伝送ブリーダ電流回路28は、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8に並列に接続されている。ラインドライバ27の出力電流とブリーダ電流回路から流れ出るIp信号48とIis電流信号50の合成電流がIs電流信号49として監視信号検出手段30の回路に流れる。監視信号がIs電流信号49から検出され、インバータ40を介して監視データ抽出手段29であるフリップフロップにDiip信号47として伝達される。前記フリップフロップの出力から入力データ部にDiisデータ入力監視信号45が伝えられる。
各センサ部の状態信号である直列のDiisデータ入力監視信号45は、一旦入力データ部20のシフトレジスタに蓄えられる。直列データであるシフトレジスタの各セルのデータは、そのまま並列データとして、入力ポートi番“0”36から入力ポートi番“31”37に渡され、制御部の入力ユニットに対し、並列データとして送出する。一方、制御部の出力ユニットから送出された親局受信信号4は、出力ポートp番“0”38から出力ポートp番“31”39に送り込まれ、出力データ部21内部で並列データの直列変換がなされ、Dops直列データ信号42として、制御データ発生手段24に送出される。
このようにして、子局からの電流信号を監視信号として親局に取り込み、同時にパルス幅信号として親局の出力信号を子局に送出できることから、信号の二重化ができるため、送信信号ラインと受信用の信号ラインを別々に持たずに制御システムを構成できるため、配線の省略が実現できる。
図5に、親局内部の各信号のタイミングチャート図を示す。図5は、図4における親局6の配線機能ブロック図各部の信号波形である。
図5は、基本クロック信号である4CK信号51と、システム内クロック信号であるDckクロック信号41と、スタート信号ST信号43と、END信号53と、監視信号対応のクロック信号であるDickデータ入力クロック信号44と、制御出力信号であるDops信号42と、制御出力信号とクロック信号を含むPck信号51と、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8間の伝送信号と、監視信号電流を含むIs電流信号18と、監視信号の反転した入力電流信号Diip信号47と、監視信号Diisデータ入力監視信号45と、入力データ部のシフトレジスタの信号をそれぞれ横軸を時間軸として表している。
図5のタイミングチャート図について説明する。
4CK信号51は、基本クロック信号である。Dckクロック信号41は、ST信号43の立ち上がり信号の後、次のスタート信号の立ち上がりまでの間、一定周期のクロック信号を継続的に送出する。ST信号43に対し、全子局データの終了時に、1.5tのパルス幅のEND信号53が伝送され、一連の伝送信号の終了を認識する。Dickデータ入力クロック信号44は、入力データ部20の信号処理の行うためのクロック信号である。Dickデータ入力クロック信号44は、Dckクロック信号41のクロック開始点よりクロック一周期分遅れて開始、クロック終止点より一周期手前で終了する。
入力データ部20は、監視データ抽出手段29からの子局カスケード入力部12の監視信号を待って信号処理する。制御部1の出力ユニット2から親局6の出力データ部21に渡された並列信号である制御出力信号4は、出力信号変換部21において、並列データから直列データに変換され、直列データ信号であるDops信号42として制御データ発生手段24に送られる。図5において、Dops信号42の状態が“0”、“0”、“1”、“1”の状態である場合の信号事例を示している。
Diisデータ入力監視信号45は、監視信号が“0”、“1”、“0”、“0”の状態である場合の信号事例を示す。Pck信号51は、Dckクロック信号41の逆相を呈するクロック信号であり、ラインドライバ27からD+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8に送出され、子局カスケード入出力部である入出力部ターミナルの状態信号処理を行う。Diip信号47は、監視信号検出手段30において検出された監視信号をインバータ40で反転させた入力電流信号であり、監視データ抽出手段であるフリップフロップの入力に監視信号情報を伝達する。当該監視データ抽出手段であるフリップフロップには、Dickデータ入力クロック信号44に同期し、Diisデータ入力監視信号45を入力データ部20に送出する。Ip信号電流48は、D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8に載っている信号に従い流入する伝送ブリーダ電流回路の信号電流である。
図6は、子局部の内部配線図及び機能ブロック図である。
子局部9は、子局アドレス部10と、単一或いは複数の子局カスケード入力部12或いは単一或いは複数の子局カスケード出力部11或いは単一或いは複数の子局カスケード入力部12と単一或いは複数の子局カスケード出力部11の混在によって構成される。ここで、子局部9について説明する。
子局部9は、子局アドレス部10に続く子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11に対し、カスケード信号であるADQ信号57を送出する。ADQ信号57を受けた子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11は、続く子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11に対し、CQ信号58を順次受け渡す。従って、子局部9は、D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8の2本の配線とADQ信号線或いはCQ信号線の1本、合計3本の配線によって接続されている。
図6においては、子局カスケード入力部12のカスケード入力ポート59,72には実施例として、センサ入力としてこの場合は、スイッチ入力が記載されている。また、子局カスケード出力部11には、実施例として、カスケード出力ポート60,82にLEDが接続された出力例の場合が記載されている。尚、CQ信号58は、子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11が続く限り、子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11によって生成され、続く子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11に送出される。
図7は、子局アドレス部の機能ブロック図である。
子局アドレス部10は、子局アドレス部10の内部で消費される電源を生成する電源用ダイオード62とコンデンサ、子局アドレス部電源部61と、アドレスデータ信号をD+電源重畳共通データ信号線7から抽出する回路と、アドレス抽出手段55と、アドレス設定手段54によって構成される。子局アドレス部の動作について説明する。
D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8に分岐を設け、子局部9を接続するが、子局部9の第一に子局アドレス部10が接続され、子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11を続いて接続する。子局アドレス部10の電源として、D+電源重畳共通データ信号線7から、電源用ダイオード62を介し、コンデンサの充電により脈流を押さえVcp(+24V)を得る。
一方、D−電源重畳共通データ信号線8から子局アドレス部電源部61を経て信号レベルであるVcg(+19V)を得る。Vcp(+24V)線とVcg(+19V)の間には、5Vの信号成分を含む伝送信号が含まれている。
D+電源重畳共通データ信号線7から、制御データ信号抽出手段56を経て、d0信号63としてアドレス抽出手段55に取込み、アドレス設定手段54によって当該子局のアドレスを決定した信号を合わせ当該子局部のカスケード信号であるADQ信号57を生成し、次に続く子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11に送出する。
図8は、子局アドレス部のタイミングチャート図である。子局アドレス部のタイミングチャート図は、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8の間のデータ信号16である伝送信号と、D+電源重畳共通データ信号線7とVcg(+19V)の間の信号、d0信号63と、スタート信号であるST信号43と子局アドレス部で生成されたカスケード信号であるADQ信号57をそれぞれ横軸を時間軸として表している。
D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8によって伝送される信号からインバータを介して得られたd0信号63の立ち上がりからオンディレータイマにより、3tの後、st信号43が立上り、5tのスタート信号の立下りと共に立ち下がる。又、子局アドレス部9のから送出されるADQ信号から子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11へカスケード信号として送出されるのADQ信号57のタイミング関係を破線で示す。
図9は、子局カスケード入力部内部の回路図及び機能ブロック図である。
子局カスケード入力部12は、子局アドレス部12の内部で消費される電源を生成する電源用ダイオードとコンデンサ、子局アドレス部電源部CVと、アドレスデータ信号をD+電源重畳共通データ信号線7から抽出する回路と、第一の監視信号の取込みタイミングを設定するフリップフロップ65と、第二の監視信号の取込みタイミングを設定するフリップフロップ66と、第一の監視信号を取込む3入力のANDゲート67と、第二の監視信号を取込む3入力のANDゲート68と、当該子局カスケード入力部12の出力信号を通過させるORゲート69と、当該子局カスケード入力部12の出力信号をD+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8間に送出する出力トランジスタ71とアドレス抽出手段55と、第一と第二の監視信号を取込むカスケード入力ポート59,72と、次の子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11にカスケード信号をCQ信号58を送出するCQout端子から構成されている。
子局カスケード入力部12の動作について説明する。
子局部9は、D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8から分岐を取り、子局カスケード入力部12接続され、d0信号63、d01信号64を得る。d0信号63、d01信号64は、フリップフロップ65,66のクロック端子Ckに接続され2Bit入力の信号取り込みタイミングを設定する。また、d01信号64とフリップフロップ65,66のそれぞれの出力信号であるdr1信号73とdr2信号74とカスケード入力ポート59,72からのスイッチ入力信号を入力とする二つの3入力ANDゲート67,68の出力をORゲート69で受け、ORゲート69の出力であるdip信号70を出力トランジスタ71からD+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8へ送出している。
D+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8には、親局が制御部から受けた制御信号であるデータ信号16として子局に向け送出している。そこで、子局カスケード入力部12では、D+電源重畳共通データ信号線7からd0信号63として抽出し、インバータを経由して、信号成分d0信号63の反転信号であるd01信号64を得る。d01信号64は、フリップフロップ65のck部に繋がり、当該フリップフロップは、前記d01信号64とADQ信号57により、パルス出力する。この子局カスケード入力部12の例では、2入力であるので、カスケード入力ポート59の取り込みタイミングを決定するフリップフロップ65と、1クロックシフトした信号取り込みタイミングを決定するフリップフロップ66で構成されている。
当該子局カスケード入力部12の第一の監視信号であるセンサ入力信号をカスケード入力ポート59から取り込み、これに先の第一の監視信号の取り込みタイミング信号であるdr1信号73と親局からの信号と同期を取るd01信号64の3つの信号と受ける3入力ANDゲート67の出力をORゲート69に繋ぐ。また、第二の監視信号であるセンサ入力信号をカスケード入力ポート72から取り込み、これに先の第二の監視信号の取り込みタイミング信号であるdr2信号74と親局からの信号と同期を取るd01信号64の3つの信号と受ける3入力ANDゲート68の出力をORゲート69に繋ぐ。ORゲート69の出力は、dip信号70として出力トランジスタ71からD+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8の間へ送出する。当該子局カスケード入力部12の動作終了のタイミングであるdr2信号74を次なる子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11の動作ようのCQ信号58とする。
3入力アンドゲート67には、d01信号71と前記フリップフロップの出力であるdr1信号73が接続されており、3入力アンドゲートの出力は、dip信号72として、トランジスタを介し、出力信号をD+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8に第一の監視信号1Bitに続き第二の監視信号1Bit送出する。前記フリップフロップ66の出力は、カスケード信号であるCQ信号58として次の子局カスケード入力部12あるいは子局カスケード出力部11に送出される。
図10は、子局カスケード入力部内部の信号のタイミングチャート図である。
子局カスケード入力部12内部の信号のタイミングチャート図は、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8の間のデータ信号16である伝送信号と、D+電源重畳共通データ信号線7とVcg(+19V)の間の信号、d0信号63と、d0信号63のインバータ通過後の反転信号であるd01信号64と、子局アドレス部で生成されたカスケード信号であるADQ信号57と、カスケード入力ポート59からのinスイッチ入力信号と,カスケード入力ポート72からのinスイッチ入力信号と、第一の監視信号の取込みタイミングを設定するフリップフロップ65の出力信号であるdr1信号73と第二の監視信号の取込みタイミングを設定するフリップフロップ66の出力信号であるdr2信号74と当該子局カスケード入力部12の動作終了のタイミングで次なる子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11の動作のためのカスケード信号であるCQ信号58と監視信号を電流信号としてD+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8の間に送出するdip信号70をそれぞれ横軸を時間軸として表している。
図9の各部のタイミングチャート図である図10の動作について信号波形から説明する。共通のデータ信号線であるD+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8上のデータ信号16と同相のd0信号63は、D+電源重畳共通データ信号線7から抵抗を介して取込んだ信号であるから、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8の信号と同一信号成分を呈し、子局カスケード入力部12内部の基本信号である。d01信号64は、d0信号63のインバータ後の信号であり、従って、d0信号63の反転信号を呈している。ADQ信号57は、アドレス抽出手段により、アドレス信号を確認した上で当該子局部9のアドレス部の後に続く子局カスケード入力部12にカスケード信号として送出されたものである。次にinスイッチ入力信号が第一の監視信号としてカスケード入力ポート59から取込まれた状態を示し、またinスイッチ入力信号が第二の監視信号としてカスケード入力ポート72から取込まれた状態を示す。
また、d01信号64が第一の監視信号の取込みタイミングを設定するフリップフロップ65のCk端子に入り、アドレス部からのカスケードADQ信号57が同フリップフロップ65のD端子に入ったタイミングをdr1信号73として3入力ANDゲート67に送出する。次にd01信号64が第二の監視信号の取込みタイミングを設定するフリップフロップ66のCk端子に入り、前記フリップフロップ65の出力端子Qの信号をフリップフロップ66のD端子に取込むと、当該フリップフロップ66の出力端子Qには、フリップフロップ65より1クロックシフトした第二の監視信号の取込みタイミング信号であるdr2信号74が得られる。
dr2信号74はそのままカスケード信号としてCQ信号58となる。
当該子局カスケード入力部12の出力信号が、前記dip信号70として、d01信号64とフリップフロップ65,66のそれぞれの出力信号であるdr1信号73とdr2信号74とカスケード入力ポート59,72からのスイッチ入力信号を入力とする二つの3入力ANDゲート67,68の出力をORゲート69で受け、ORゲート69の出力信号として、出力トランジスタ71からD+電源重畳共通データ信号線7、D−電源重畳共通データ信号線8へ送出するものである。ここでは、入力アドレス“0”、“1”、“2”、“3”に対し、監視信号入力が“0”、“1”、“0”、“0”状態である場合の信号事例を示している。
図11は、子局カスケード出力部内部の回路図及び機能ブロック図である。
子局カスケード出力部11は、子局カスケード出力部11の内部で消費される電源を生成する電源用ダイオードとコンデンサ、子局カスケード出力部の電源部CVと、制御データ信号をD+電源重畳共通データ信号線7から抽出する回路と、第一の制御信号の出力タイミングを設定するフリップフロップ75と、第二の出力信号の出力タイミングを設定するフリップフロップ76と、第一の出力信号を出力する2入力のANDゲート77と、第二の出力信号を出力する2入力のANDゲート78と、出力をt/2遅らせるOFFディレータイマ79と、第一及び第二の出力状態を保持するフリップフロップ80,81とフリップフロップ80,81の状態を子局カスケード出力部11の出力として、第一及び第二の出力を出力する2個の出力トランジスタと、出力トランジスタの出力を外部に出力する子局カスケード出力ポート60,82から出力するOUT,OUT端子と、続く子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11に対し、カスケード信号であるCQ信号58を出力するCQOUT端子から構成されている。
子局カスケード出力部11の各部の機能と動作を説明する。
図11において、D+電源重畳共通データ信号線7から抽出した信号成分d0信号63は、インバータを経由して、信号成分d0信号63の反転信号であるd01信号64を得る。d01信号64は、第一及び第二の出力タイミングを設定するフリップフロップ75,76のck部に繋がれており、フリップフロップ75のD端子には、CQ信号58或いはADQ信号57が接続され、フリップフロップ75の出力端子Qから第一の出力タイミング信号であるdr1信号83を生成する。同時にこのdr1信号83は、次の第二の出力タイミング信号を得るために、フリップフロップ76のD端子に繋がれている。
従って、フリップフロップ76の出力端子Qからは、第一出力タイミングから1サイクル遅れてた第二の出力タイミング信号dr2信号84を生成する。
次にd01信号64を更にインバータにて反転させた信号を第一及び第二の出力タイミング信号であるdr1信号83とdr2信号84をそれぞれ2入力ANDゲート77,78に繋ぐ。また、d01信号64を更にインバータにて反転させた信号にt/2のオフディレータイマ79を経由したd1信号85を第一及び第二の出力状態を保持するそれぞれのフリップフロップ80,81のD端子に繋ぎ、第一及び第二の出力状態OUT、OUT、をそれぞれの出力トランジスタからカスケード出力ポートOUT、OUT端子において、出力端子にはLEDが繋がれており、それぞれ“1”、“1”状態が出力されていることを示す。また、フリップフロップ81のQ端子からの出力は、当該子局カスケード出力部11のカスケード信号であるCQ信号58を出力する。
図12は、子局カスケード出力部内部の信号のタイミングチャート図である。
図11の子局カスケード出力部11内部の信号のタイミングチャート図は、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8の間のデータ信号16である伝送信号と、D+電源重畳共通データ信号線7とVcg(+19V)の間の信号、d0信号63と、d0信号63のインバータ通過後の反転信号であるd01信号64と、当該子局部9より前の子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11によって生成されたカスケード信号であるCQ信号58を入力信号として取込む信号CQinと、第一の出力タイミング信号であるdr1信号83と、第二の出力タイミング信号であるdr2信号84と、次なる子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11の動作のためのカスケード信号であるCQ信号58と、d01信号64をインバータにて反転させた信号にt/2のオフディレータイマ79を経由したd1信号85と、第一及び第二の出力を2個の出力トランジスタから出力する子局カスケード出力ポート60,82から出力するOUT,OUT端子の信号をそれぞれ横軸を時間軸として表している。
図11の各部の信号のタイミングチャート図である図12の動作と機能について信号波形から説明する。
共通のデータ信号線であるD+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8上のデータ信号16と同相のd0信号63は、D+電源重畳共通データ信号線7から抵抗を介して取込み、D+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8の信号と同一信号成分となっており、子局カスケード出力部11内部の基本信号である。d01信号64は、d0信号63のインバータ後の信号であり、従って、d0信号63の反転信号となっている。CQ信号58は、子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11により生成されたカスケード信号である。
d0信号63がフリップフロップ75のCk端子に繋がれており、前の子局カスケード入力部12或いは子局カスケード出力部11から取込んだカスケード信号CQ信号58がフリップフロップ75のD端子に繋がれており、フリップフロップ75の出力が、dr1信号83として第一の出力の出力タイミングとなる。また、dr1信号83は、第二の出力の出力タイミング信号を生成するため、フリップフロップ76のD端子に接続されており、dr1信号83より1クロックサイクル遅れてフリップフロップ76の出力端子からdr2信号84を出力した信号波形である。
d01信号64の後にインバータを設け、この信号を2つのANDゲート77,78の入力とし、それぞれのANDゲートに前記第一及び第二の出力の出力タイミングdr1信号83とdr2信号84を繋ぎそれぞれ当該子局カスケード出力部11の出力をラッチしているフリップフロップ80,81のそれぞれのCk端子に繋ぎ、それぞれのD端子に前記d01信号64の後にインバータを設け、この信号をオフディレータイマ79を介してt/2のオフディレー信号であるd1信号85を繋ぐ。この時の信号波形がd1信号85である。フリップフロップ80,81の出力がそれぞれ第一及び第二の出力信号波形として、OUT,OUT端子でカスケード出力ポート60,82の信号波形となる。
図13は、子局カスケード入力部とエアーシリンダとセンサ配線図及びエアー配管図である。自動制御機器の中で、図13に示すエアーシリンダ86或いは油圧シリンダ86による直進方向の往復運動が広く用いられている。この場合、シリンダ位置センサ87,88が用いられ、電気的にシリンダの位置を把握するようになっており、これによって、空圧源或いは油圧源とをソレノイドバルブ等を制御し、エアー制御配管89,90或いは油圧配管と繋ぎ、シリンダ軸を所定の出入り位置に制御する仕組みとなっている。単一の空圧或いは油圧機器では位置センサ信号線91,92はあまり問題とならないが、多数の空圧或いは油圧機器のシリンダを並べてそれぞれを自在に制御し、自動制御を行う場合において、位置センサ信号線91,92やその入力ターミナルは、配線上できる限り配線を簡素化し、配線を省略を行いたいという要求が高い。そこで、それぞれのセンサ入力をD+,D−,カスケード線93とし、コネクタ94,97を用い、配線途中にターミナル95を設けることができれば、大幅な配線の省略、配線の簡素化が行いえる。そして結束バンド96で配線途中で他の配線と共に固定すれば、大幅な配線の省略、配線の簡素化が行いえる。また、磁石による配線経路にある鉄板部品やケースへの固定も配線の制約を軽減し、有効である。
図14は、子局アドレス部及び子局カスケード入力部とセンサ配置図を示す。
図14は、前図のシリンダを多数有する自動制御機器の2入力の子局カスケード入力部12をD+,D−,カスケード線93の3線で次々接続し、配線の省略、簡略化を果たしたものである。
親局6と子局部間を繋ぐD+電源重畳共通データ信号線7およびD−電源重畳共通データ信号線8から分岐コネクタ101によってT型に分岐したD+電源重畳共通データ信号線7およびD−電源重畳共通データ信号線8に、子局アドレス部98を接続し、D+,D−,カスケード線93である3線のケーブル配線とコネクタにより子局カスケード入力部12とを接続する。子局カスケード入力部12には、シリンダ位置センサ99,100を位置センサ信号線91,92で接続している。同様に子局カスケード入力部12のもう一方の端のコネクタからD+,D−,カスケード線93である3線のケーブル配線により次の子局カスケード入力部12に接続し、子局カスケード入力部12にはシリンダ位置センサ99,100を接続する。
子局カスケード入力部12の接続を要する台数分をD+,D−,カスケード線93である3線のケーブル配線で接続を繰り返す。また幹線であるD+電源重畳共通データ信号線7およびD−電源重畳共通データ信号線8や分岐後のD+電源重畳共通データ信号線7およびD−電源重畳共通データ信号線8から分岐コネクタ101によってT型に分岐し、子局アドレス部98を接続し、D+,D−,カスケード線93である3線のケーブル配線とコネクタにより子局カスケード入力部12の接続を繰り返し、必要な監視データをセンサから入力し、親局に集約することができる。
このように、本発明は、入力点数の多いシステムや、図示しないが同様の出力点数が多いシステム或いは、入力と出力が混在し、点数が多いシステムにおいて、大幅な配線の省略に役立ち、また、配線の単純化、簡素化が実現できる。
図15は、子局カスケード入力部と複数のエアーシリンダ接続の模式図を示す。
親局6と子局部9を接続するD+電源重畳共通データ信号線7とD−電源重畳共通データ信号線8に子局アドレス部98を接続し、D+,D−,カスケード線93である3線のケーブル配線とコネクタにより子局カスケード入力部12であるターミナル95に接続し、ターミナル95に位置センサ信号線91,92で接続し、エアーシリンダ86のシリンダ位置を検出し、ソレノイドバルブ動作側に子局カスケード出力部11を取付け、エアー制御配管89,90を介してエアーシリンダを制御するものである。被制御部であるエアーシリンダの数と等しい数の子局カスケード入力部12をD+,D−,カスケード線93である3線のケーブル配線とコネクタで接続することで、シリンダの位置監視、或いは、子局カスケード出力部11によるソレノイドバルブの制御を行うことができる。この場合の配線は、D+,D−,カスケード線93である3線のケーブル配線であり、単純かつ容易な配線作業で、システムを完成することができる。また、子局カスケード入力部12であるターミナル95は、他の配線と結束バンドなどにより、配線経路に組み込むことができるため、システム全体を小型化することができると同時に、監視すべきセンサが一定間隔あるいは、ランダムに配置されていても、配線は単純な繰り返しであり、配線作業の効率化と配線の省略、小型化などが実現できる。
また、図示しないが、子局カスケード出力部11と子局カスケード入力部12を対にして、出力側を発光、入力側を受光として透過型センサを構成し、更に前記の対を複数組み合わせることにより、一次元から多次元に及ぶ情報データ収集システムが実現できる。この場合、画像解析による多次元解析と比較し、単純かつセンサ位置や投光位置の制約がなく自由に行えることで、安価な多次元情報入力装置が実現できる。たとえば、曲線を描いて製品が流動するコンベアラインにおいて、異種形状の製品が流れる場合、その製品形状に大小があり、また複雑な形状をしていても、前記の多次元情報データ収集システムを用いることにより、容易にかつ安価に、物の立体形状(3次元情報)を収集でき、距離をおいて物の立体形状(3次元情報)を再度収集することにより、時間、速度といった4次元情報が容易にかつ安価に得られる。カメラによるシステムでは、視野の死角が生じたり、これを防止するための更なるカメラを設けることとなると、大幅なコストアップになるが、当該センサシステムであれば、物流経路に合わせ自由に配置できるため、利用がし易く且つ安価なセンサシステムが構築できる。
このような、3次元(立体データ)或いは4次元(立体データの時間変化)情報収集システムは、物流監視に留まらず、セキュリティシステムにおける侵入監視や、交通システムにおける形状および速度監視を行うシステムにも広く応用することができる。
本発明における複数の子局カスケード入力部、複数の子局カスケード出力部のシステムを示す。 本発明における複数の子局カスケード入力部、複数の子局カスケード出力部のシステムの信号タイミングチャート図を示す。 本発明における親局内部の機能ブロックを示す。 親局内部の機能ブロック及び配線図を示す。 親局内部の各信号のタイミングチャート図を示す。 子局部の内部配線図及び機能ブロック図である。 子局アドレス部の機能ブロック図である。 子局アドレス部のタイミングチャート図である。 子局カスケード入力部内部の回路図及び機能ブロック図である。 子局カスケード入力部内部の信号のタイミングチャート図である。 子局カスケード出力部内部の回路図及び機能ブロック図である。 子局カスケード出力部内部の信号のタイミングチャート図である。 子局カスケード入力部とエアーシリンダとセンサ配線図及びエアー配管図である。 子局アドレス部及び子局カスケード入力部とセンサ配置図を示す。 子局カスケード入力部と複数のエアーシリンダ接続の模式図を示す。
符号の説明
1 制御部
2 出力ユニット
3 入力ユニット
4 制御出力信号
5 制御入力信号
6 親局
7 D+電源重畳共通データ信号線
8 D−電源重畳共通データ信号線
9 子局部
10 子局アドレス部
11 子局カスケード出力部
12 子局カスケード入力部
13 被制御部
14 センサ部
15 カスケード信号
16 データ信号
17 監視データ信号
18 Is電流信号
19 水晶発振回路
20 入力データ部
21 出力データ部
22 親局アドレス設定手段
23 タイミング発生手段
24 制御データ発生手段
25 親局出力部
26 DC電源
27 ラインドライバ
28 伝送ブリーダ電流回路
29 監視データ抽出手段
30 監視信号検出手段
31 親局入力部
32,34 外部信号接続部(D+側)
33,35 外部信号接続部(D−側)
36 入力ポートi番“0”
37 入力ポートi番“31”
38 出力ポートp番“0”
39 出力ポートp番“31”
40 インバータ
41 Dckクロック信号
42 Dops信号
43 ST信号
44 Dickデータ入力クロック信号
45 Diisデータ入力監視信号
46 Pck信号
47 Diip信号
48 Ip信号電流
49 Is電流信号
50 Iis電流信号
51 4CK信号
52 プリセット信号端子
53 END信号
54 アドレス設定手段
55 アドレス抽出手段
56 制御データ信号抽出手段
57 ADQ信号
58 CQ信号
59,72 カスケード入力ポート
60,82 カスケード出力ポート
61 子局アドレス部電源部
62 電源用ダイオード
63 d0信号
64 d01信号
65,66,75,76,80,81フリップフロップ
67,68,77,78ANDゲート
69 ORゲート
70 dip信号
71 出力トランジスタ
73,83 dr1信号
74,84 dr2信号
79 オフディレータイマ
85 d1信号
86 エアーシリンダ
87,88,99,100 シリンダ位置センサ
89,90 エアー制御配管
91,92 位置センサ信号線
93 D+,D−,カスケード線
94,97 コネクタ
95,88 ターミナル
96 結束バンド
98 子局アドレス部
101 分岐コネクタ

Claims (6)

  1. 親局は、制御部の出力ユニットからの出力信号を受け、
    また、前記親局は、制御部の入力ユニットに対し、親局の出力信号を送出するインタフェイスを有し、前記親局と複数の子局部の間を電源重畳した共通データ信号線で接続し、前記電源重畳した共通データ信号線を介して、親局からの制御信号を前記子局部の出力部から制御信号として被制御部に送出し、または、センサ部からの監視信号を前記子局部の子局入力部から取り込み、前記電源重畳した共通データ信号線を介して、親局に伝送する制御システムにおいて、
    各々の前記子局部が、子局アドレス部と前記子局アドレス部にカスケード接続された単一または、複数の子局カスケード入力部または、前記子局アドレス部にカスケード接続された単一または、複数の子局カスケード出力部または、前記子局アドレス部にカスケード接続された単一または、複数の子局カスケード入力部または、単一または、複数の前記子局カスケード出力部の双方の混成で構成し、
    各々の前記子局アドレス部と前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部或いは、前記子局カスケード入力部と子局カスケード出力部の双方は、それぞれ前記電源重畳した共通データ信号線に接続しており、
    各々の前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部は、前記子局アドレス部より出力されるカスケード信号を前記子局アドレス部に続く各々の前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部に順次転送し、当該カスケード信号を受けた子局カスケード入力部は、センサ部から取込んだ監視信号を、当該カスケード信号のタイミングで前記電源重畳した共通データ信号線を介して親局に伝送し、または、当該カスケード信号を受けた前記子局カスケード出力部は、記電源重畳した共通データ信号線を介して前記親局から伝送されて来た制御信号を、当該カスケード信号のタイミングで取込み、前記被制御部に送出し、前記被制御部を制御し、前記親局と前記単一または、複数の子局部は、前記電源重畳した共通データ信号線で接続され、前記子局部内は、前記子局アドレス部から送出されるカスケード信号をカスケード信号線で順次前記子局アドレス部に続く単一または、複数の前記子局カスケード入力部または、単一または、複数の前記子局カスケード出力部と接続し、複数の前記監視信号或いは、複数の前記制御信号を前記電源重畳した共通データ信号線を介して前記親局との間で通信制御することを特徴とするターミナルシステム
  2. 請求項1において、全ての子局部が子局アドレス部を有することにより、前記子局アドレス部に続く子局カスケード入力部或いは、子局カスケード出力部を有する前記子局部を、電源を重畳した共通データ信号線に自由に分岐接続を可能とし、また、逐次カスケード信号を、続く前記子局カスケード入力部或いは、前記子局カスケード出力部に受け渡すことで、複数の前記子局カスケード入力部または、前記子局カスケード出力部を追加することを可能とすることを特徴とするターミナルシステム。
  3. 請求項1、2において、上記共通データ信号線の配線分岐を行った後、取り付けた子局部アドレス部或いは子局カスケード入力部或いは子局カスケード出力部であるターミナルを配線の結束バンドを使用して配線経路上に任意に固定または、配線ダクト内に収納することを可能することで、ターミナルシステムを取り付ける場所を制約しないことを特徴とするターミナルシステム。
  4. 請求項1から3において、配線分岐を行った後、取り付けた前記ターミナルの一部が磁石を有し、前記磁石によって配線経路近傍の鉄板部品に吸着固定することをを特徴とするターミナルシステム。
  5. 請求項1において、二個あるいは複数の子局カスケード入力部を用いて二次元情報の取り込み、或いは三個あるいは複数の子局カスケード入力部を用いて三次元情報の取り込み、或いは複数の子局カスケード入力部を用いて、多次元情報の取り込みを行うことを特徴とするターミナルシステム。
  6. 請求項1において、二個あるいは複数の子局カスケード出力部を用いて二次元情報の出力、或いは三個あるいは複数の子局カスケード入力部を用いて三次元情報の出力、或いは複数の子局カスケード出力部を用いて、多次元情報の出力を行うことを 特徴とするターミナルシステム。
JP2006256446A 2006-08-25 2006-08-25 入出力ターミナル Expired - Fee Related JP4808118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006256446A JP4808118B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 入出力ターミナル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006256446A JP4808118B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 入出力ターミナル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008054264A JP2008054264A (ja) 2008-03-06
JP4808118B2 true JP4808118B2 (ja) 2011-11-02

Family

ID=39237830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006256446A Expired - Fee Related JP4808118B2 (ja) 2006-08-25 2006-08-25 入出力ターミナル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4808118B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5459753B2 (ja) * 2008-03-13 2014-04-02 Necインフロンティア株式会社 セキュリティシステム
WO2009113130A1 (ja) * 2008-03-14 2009-09-17 株式会社エニイワイヤ 伝送制御システム
WO2009116542A1 (ja) * 2008-03-18 2009-09-24 パナソニック電工株式会社 遠隔監視システム
JP4979658B2 (ja) * 2008-08-28 2012-07-18 株式会社 エニイワイヤ 搬送制御システム及び搬送制御方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11252135A (ja) * 1998-03-03 1999-09-17 Sekisui Chem Co Ltd 分散処理ネットワークシステムおよび分散処理ネットワークの通信制御方法
JP2000341775A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Mitsubishi Electric Corp リモートコントロール装置
JP3795378B2 (ja) * 2001-11-12 2006-07-12 株式会社 エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システム
JP3795392B2 (ja) * 2001-12-28 2006-07-12 株式会社 エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システム
JP4322071B2 (ja) * 2003-09-04 2009-08-26 株式会社 エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システム
JP3835467B2 (ja) * 2004-07-27 2006-10-18 松下電工株式会社 遠隔監視制御システム用端末器
JP4468795B2 (ja) * 2004-12-02 2010-05-26 株式会社 エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システム、電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008054264A (ja) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6513348B2 (ja) デイジーチェーン通信バスおよびプロトコル
JP4808118B2 (ja) 入出力ターミナル
US20220337449A1 (en) Module unit for connecting a data bus subscriber
CN109539905A (zh) 一种智能火工品时序指令等效器及其检测方法
JP2005080256A (ja) 制御・監視信号伝送システム
JP2016526340A (ja) 車両用カメラシステム
JP4445661B2 (ja) 制御・監視信号伝送システム
CN102783082A (zh) 用于给至少一个总线用户供电的方法
CN101877168A (zh) 无线式dsp标清闯红灯电子警察系统
JP2011244297A (ja) Ccd電荷転送用駆動装置
JP5655460B2 (ja) プログラマブルコントローラシステム
CN102325032B (zh) 一种可供电实时通讯的方法
US20230161719A1 (en) Processing of process data
CA2445111A1 (en) Video node for frame synchronized multi-node video camera array
CN114500766A (zh) 一种用于自动驾驶的gmsl相机时间同步控制方法
JP2004227261A (ja) 数値制御システム
JP6943064B2 (ja) 制御装置、制御システム、方法及びプログラム
US11736318B2 (en) Initialization of data bus subscribers
RU2481642C1 (ru) Способ межмодульного информационного обмена
US20200092130A1 (en) Transmission of data on a local bus
CN109637104A (zh) 一种电能质量问题模拟电源的无线Wi-Fi监控设备
CN110663232B (zh) 指令的预加载
JP2005110090A (ja) 負荷制御システム
JP2006050774A (ja) モータ駆動システム
JP2008172329A (ja) 電力線通信方法と装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090501

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090501

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110816

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4808118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees