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JP4807071B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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JP4807071B2 JP2005376282A JP2005376282A JP4807071B2 JP 4807071 B2 JP4807071 B2 JP 4807071B2 JP 2005376282 A JP2005376282 A JP 2005376282A JP 2005376282 A JP2005376282 A JP 2005376282A JP 4807071 B2 JP4807071 B2 JP 4807071B2
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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Description

本発明は、圧縮機から吐出された冷媒に含まれる冷凍機油を圧縮機へ戻すための油分離器を備える冷凍装置に関するものである。
従来より、蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路を有する冷凍装置が知られている。この冷凍装置は、食品等を貯蔵する冷蔵庫や冷凍庫等の冷却機を始め、室内を冷暖房する空調機など広く利用されている。この冷凍装置では、冷媒回路において圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、膨張機構、蒸発器の順に循環することにより蒸気圧縮式冷凍サイクルが行われる。
この冷媒回路において、圧縮機から吐出された冷媒には、その圧縮機内の潤滑に用いられた冷凍機油が含まれている。圧縮機の油上がりを防止すべく、圧縮機の吐出側に油分離器を設け、その油分離器で圧縮機の吐出冷媒から冷凍機油を分離して圧縮機へ戻すように構成された冷凍装置が、例えば特許文献1に開示されている。この冷凍装置では、油分離器からの油戻し通路が、圧縮機の吸入側へ接続された低圧ガス管に接続されている。この油戻し通路には、開閉弁として電磁弁が設けられている。この構成において、開閉弁を開状態にすると、油分離器で冷媒から分離された冷凍機油が油戻し通路を経て圧縮機の吸入側へ戻される。
国際公開第03/083380号パンフレット
ところで、従来の冷凍装置では、油分離器で分離した冷凍機油を圧縮機へ戻す際に、冷凍機油と共に油分離器内の高圧冷媒も圧縮機へ戻るので、冷凍装置の運転能力が低下するという問題がある。つまり、油分離器内の高圧冷媒が圧縮機の吸入側へ戻ることによって、圧縮機が吸入する低圧冷媒の量が減少するので、冷媒回路における冷媒の循環量が減少していまい、冷凍装置の運転能力が低下する。
また、圧縮機としてスクロール圧縮機を用いると、圧縮機構の高圧側に冷凍機油が十分に供給されない場合がある。具体的に、スクロール圧縮機は内部に貯留された冷凍機油がスクロールの渦巻きの外側、即ち圧縮機構の低圧側へ送られるように構成されている。そして、油分離器から戻される冷凍機油も圧縮機構の低圧側へ戻されるので、スクロールの渦巻きの中心側に位置する高圧側へは冷凍機油が行き渡りにくくなっている。特に、スクロール圧縮機を低温領域の冷凍装置に適用すると、油分離器から戻される冷凍機油は、より粘度が大きくなって流動性が低下するので、圧縮機構の高圧側へより行き渡りにくくなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、スクロール圧縮機が設けられた冷媒回路を備える冷凍装置において、冷凍装置の運転能力を低下させることなくスクロール圧縮機における圧縮機構の潤滑を向上させることにある。
第1の発明は、スクロール流体機械で構成された圧縮機構(82)を有する圧縮機(14)と、該圧縮機(14)の吐出冷媒から冷凍機油を分離する油分離器(33)と、該油分離器(33)で分離された冷凍機油を上記圧縮機(14)へ戻すための油戻し通路(34)とが設けられた冷媒回路(4)を備える冷凍装置(1)を前提とする。そして、この冷凍装置(1)は、上記油戻し通路(34)は、上記圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)のみへ冷凍機油を戻すように該圧縮機構(82)に接続されて、上記油分離器(33)で分離された冷凍機油は、該油戻し通路(34)の一系統のみで上記圧縮機(14)に戻り、上記圧縮機(14)は、内部に上記圧縮機構(82)が収納される密閉容器状のケーシング(70)と、上記ケーシング(70)内に形成されて上記圧縮機構(82)の吐出冷媒が流入する高圧空間とを備えている。
第1の発明では、油分離器(33)で分離された冷凍機油が、油戻し通路(34)を経て圧縮機(14)の圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)へ戻されるようにしている。従って、油分離器(33)から冷凍機油と共に高圧冷媒が圧縮機(14)へ戻ってきても、圧縮機(14)が吸入する低圧冷媒の量は変化しない。また、スクロール流体機械で構成された圧縮機構(82)では、中間圧の圧縮室(73)へ流入した冷凍機油が、可動側のスクロールの公転運動に伴って摺動部を潤滑しながら中心側に位置する高圧側へ移動してゆく。中間圧の圧縮室(73)へ流入した冷凍機油は、圧縮機構(82)の低圧側へ戻される場合に比べて温度が高いので粘度が上昇することはない。すなわち、冷凍機油を戻す位置が高圧側に近く、適正な粘度の冷凍機油を直接スクロール内部に噴射しているので、冷凍機油を低圧側へ戻す場合に比べて冷凍機油が高圧側へ行き渡りやすくなっている。
第2の発明は、第1の発明において、上記ケーシング(70)内の高圧空間に貯留された冷凍機油を上記圧縮機構(82)の低圧側へ供給する給油機構(104,105)を備えている。
第2の発明では、ケーシング(70)内の高圧空間に貯留された冷凍機油が給油機構(104,105)によって圧縮機構(82)の低圧側へ送られる。また、油分離器(33)からの冷凍機油は、圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室へ供給される。つまり、この第2の発明では、圧縮機構(82)において低圧側と中間圧の部分の2箇所の位置から冷凍機油が供給される。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、上記油戻し通路(34)には、上記圧縮機構(82)へ液冷媒を注入するための液インジェクション通路(30)が接続されている。
第3の発明では、液インジェクション通路(30)が油戻し通路(34)に接続されており、油分離器(33)からの冷凍機油を液インジェクション通路(30)からの液冷媒と共に圧縮機(14)へ戻すことができるようになっている。これにより、液冷媒よって油分離器(33)からの冷凍機油をより適正な粘度にして圧縮機(14)へ戻すことが可能になる。
第4の発明は、第3の発明において、上記油分離器(33)から圧縮機構(82)へ冷凍機油を戻す油戻し動作と、上記液インジェクション通路(30)を用いて上記圧縮機構(82)へ液冷媒を注入する液インジェクション動作とを同時に行う。
第4の発明では、油戻し動作と液インジェクション動作とが同時に行われる。従って、油分離器(33)からの冷凍機油は、液インジェクション通路(30)からの液冷媒によってより適正な粘度にされて圧縮機(14)へ戻る。
本発明では、圧縮機(14)が吸入する低圧冷媒の量を変化させることなく、さらに油分離器(33)からの冷凍機油が圧縮機構(82)の高圧側へ行き渡りやすくなるように、油分離器(33)で分離した冷凍機油を圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)へ戻している。従って、冷媒回路(4)における冷媒の循環量は変化しないので、油分離器(33)からの冷凍機油を圧縮機構(82)の低圧側へ戻す場合とは異なり冷凍装置(1)の運転能力が低下しない。また、冷凍機油が圧縮機構(82)の高圧側へ行き渡りやすくなるので、圧縮機構(82)の高圧側において冷凍機油が不足することを抑制できる。よって、冷凍装置(1)の運転能力を低下させることなくスクロール圧縮機(14)における圧縮機構(82)の潤滑を向上させることができる。
また、上記第2の発明では、圧縮機構(82)において低圧側と中間圧の部分との2箇所の位置から冷凍機油が供給されるように、給油機構(104,105)によってケーシング(70)内の高圧空間に貯留された冷凍機油を圧縮機構(82)の低圧側へ送るようにしている。すなわち、可動側のスクロールの公転運動に伴って、低圧側からの冷凍機油は摺動部を潤滑しながら中間圧の部分を経て高圧側へ移動してゆき、中間圧の部分からの冷凍機油は摺動部を潤滑しながら高圧側へ移動してゆく。従って、圧縮機構(82)において満遍なく摺動部の潤滑を行うことができる。
また、上記第3の発明では、冷媒を混合することによって油分離器(33)からの冷凍機油をより適正な粘度にして圧縮機(14)へ戻すことができるように、油戻し通路(34)に液インジェクション通路(30)が接続されている。従って、油分離器(33)からの冷凍機油の流動性が高くなって、圧縮機構(82)の高圧側の摺動部に冷凍機油がより行き渡りやすくなるので、圧縮機(14)における圧縮機構(82)の潤滑を向上させることができる。
また、上記第4の発明では、油分離器(33)からの冷凍機油がより適正な粘度にされて圧縮機(14)へ戻るように、油戻し動作と液インジェクション動作とを同時に行うようにしている。従って、上記第3の発明と同様に、圧縮機(14)における圧縮機構(82)の潤滑を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〈冷凍装置の全体構成〉
図1は、この実施形態に係る冷凍装置(1)の冷媒回路図である。この冷凍装置(1)は、1台の庫外ユニット(10)と2台並列設置の庫内ユニット(60)とが液側連絡配管(2)とガス側連絡配管(3)で接続されたいわゆるセパレートタイプの冷凍装置(1)であり、冷蔵倉庫内を冷却するように構成されている。
庫外ユニット(10)には庫外回路(11)が、各庫内ユニット(60)には庫内回路(61)がそれぞれ設けられている。この冷凍装置(1)では、庫外回路(11)に対して各庫内回路(61)を液側連絡配管(2)及びガス側連絡配管(3)で並列に接続することによって、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う冷媒回路(4)が構成されている。
庫外回路(11)の端部には第1閉鎖弁(12)及び第2閉鎖弁(13)がそれぞれ設けられている。第1閉鎖弁(12)には、液側連絡配管(2)の一端が接続されている。この液側連絡配管(2)の他端は2つに分岐しており、それぞれが庫内回路(61)の液側端に接続されている。第2閉鎖弁(13)には、ガス側連絡配管(3)の一端が接続されている。このガス側連絡配管(3)の他端は2つに分岐しており、それぞれが庫内回路(61)のガス側端に接続されている。
《庫外ユニット》
庫外ユニット(10)の庫外回路(11)には、3台の圧縮機(14a,14b,14c)、庫外熱交換器(15)、レシーバ(16)、過冷却熱交換器(17)、第1庫外膨張弁(18)、第2庫外膨張弁(19)、四路切換弁(20)、及び油分離器(33)が設けられている。3台の圧縮機(14a,14b,14c)は、可変容量圧縮機(14a)、第1固定容量圧縮機(14b)、及び第2固定容量圧縮機(14c)で構成され、互いに並列に接続されている。
可変容量圧縮機(14a)、第1固定容量圧縮機(14b)、及び第2固定容量圧縮機(14c)は何れも、全密閉の高圧ドーム型で、スクロール流体機械で構成された圧縮機構(82)を有するスクロール圧縮機として構成されている。可変容量圧縮機(14a)には、インバータを介して電力が供給される。この可変容量圧縮機(14a)は、インバータの出力周波数を変化させて電動機(85)の回転速度を変更することによって、その容量が変更可能となっている。一方、第1固定容量圧縮機(14b)及び第2固定容量圧縮機(14c)は、電動機(85)が常に一定の回転速度で運転されるものであって、その容量が変更不能となっている。圧縮機(14a,14b,14c)についての詳細は後述する。
可変容量圧縮機(14a)の吐出側には第1吐出管(21a)の一端が、第1固定容量圧縮機(14b)の吐出側には第2吐出管(21b)の一端が、第2固定容量圧縮機(14c)の吐出側には第3吐出管(21c)の一端がそれぞれ接続されている。第1吐出管(21a)には逆止弁(CV1)が、第2吐出管(21b)には逆止弁(CV2)が、第3吐出管(21c)には逆止弁(CV3)がそれぞれ設けられている。これらの吐出管(21a,21b,21c)の他端は、吐出合流管(21)を介して四路切換弁(20)に接続されている。これらの逆止弁(CV1,CV2,CV3)は、各圧縮機(14a,14b,14c)から吐出合流管(21)へ向かう冷媒の流れのみを許容する弁である。
可変容量圧縮機(14a)の吸入側には第1吸入管(22a)の一端が、第1固定容量圧縮機(14b)の吸入側には第2吸入管(22b)の一端が、第2固定容量圧縮機(14c)の吸入側には第3吸入管(22c)の一端がそれぞれ接続されている。これらの吸入管(22a,22b,22c)の他端は、吸入合流管(22)を介して四路切換弁(20)に接続されている。
吐出合流管(21)には、油分離器(33)が設けられている。この油分離器(33)は、各圧縮機(14a,14b,14c)の吐出冷媒から冷凍機油を分離するためのものである。油分離器(33)には油戻し通路である油戻し管(34)の一端が接続されている。油戻し管(34)は、他端が第1油戻し管(34a)と第2油戻し管(34b)と第3油戻し管(34c)とに分岐している。各油戻し管(34a,34b,34c)は、各圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)に接続されている。各油戻し管(34a,34b,34c)には、電磁弁(SV1,SV2,SV3)がそれぞれ設けられている。この実施形態では、油分離器(33)からの冷凍機油は、吸入管(22a,22b,22c)ではなく中間圧の圧縮室(73)へ戻されるので、低圧冷媒によって冷却されて粘度が上昇するようなことはない。
庫外熱交換器(15)は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であって、熱源側熱交換器を構成している。庫外熱交換器(15)の近傍には、庫外ファン(23)が設けられている。庫外熱交換器(15)は、図示していないが、伝熱管が複数パスに配列されており、冷媒配管が分岐して各パスの伝熱管に接続されている。そして、この庫外熱交換器(15)では、庫外ファン(23)によって送られる庫外空気と伝熱管を流れる冷媒との間で熱交換が行われる。庫外熱交換器(15)の一端は四路切換弁(20)に接続されている。庫外熱交換器(15)の他端は、第1液管(24)を介してレシーバ(16)の頂部に接続されている。第1液管(24)には、レシーバ(16)へ向かう方向への冷媒の流れのみを許容する逆止弁(CV4)が設けられている。
過冷却熱交換器(17)は、高圧側流路(17a)と低圧側流路(17b)とを備え、各流路(17a,17b)を流れる冷媒同士を熱交換させるものである。この過冷却熱交換器(17)は、例えばプレート熱交換器により構成されている。
高圧側流路(17a)の流入端は、冷媒配管を介してレシーバ(16)の底部に接続されている。また、高圧側流路(17a)の流出端は、第2液管(25)を介して第1閉鎖弁(12)に接続されている。第2液管(25)には、液側連絡配管(2)へ向かう冷媒の流れのみを許容する逆止弁(CV5)が設けられている。
一方、低圧側流路(17b)の流入端には、逆止弁(CV5)の上流側で第2液管(25)から分岐した第1分岐管(26)が接続されている。第1分岐管(26)には、第1庫外膨張弁(18)が設けられている。この第1庫外膨張弁(18)は、開度を調節可能な電子膨張弁により構成されている。また、低圧側流路(17b)の流出端には、各圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)へ液冷媒を注入するための液インジェクション通路である液インジェクション管(30)の一端が接続されている。
液インジェクション管(30)は、他端が第1液インジェクション管(30a)と第2液インジェクション管(30b)と第3液インジェクション管(30c)とに分岐している。各液インジェクション管(30a,30b,30c)は、各油戻し管(34a,34b,34c)において電磁弁(SV1,SV2,SV3)と圧縮機(14a,14b,14c)との間に接続されている。各液インジェクション管(30a,30b,30c)には、電磁弁(SV4,SV5,SV6)がそれぞれ設けられている。
レシーバ(16)は、上述したように庫外熱交換器(15)と過冷却熱交換器(17)との間に配置され、庫外熱交換器(15)で凝縮した高圧冷媒を一時的に貯留できるようになっている。レシーバ(16)の頂部には、ガス抜き配管(27)の一端が接続されている。ガス抜き配管(27)は、逆止弁(CV7)が設けられ、他端が第1吐出管(21a)に接続されている。この逆止弁(CV7)は、レシーバ(16)から吐出合流管(21)への冷媒の流れのみを許容する弁である。
第2液管(25)における逆止弁(CV5)と第1閉鎖弁(12)との間には、第2分岐管(28)の一端が接続されている。第2分岐管(28)の他端は、第1液管(24)における逆止弁(CV4)とレシーバ(16)との間に接続されている。第2分岐管(28)には、レシーバ(16)へ向かう冷媒の流れのみを許容する逆止弁(CV6)が設けられている。
第1液管(24)と第2液管(25)との間には、レシーバ(16)及び過冷却熱交換器(17)をバイパスする第3分岐管(29)が接続されている。第3分岐管(29)は、第1液管(24)においては庫外熱交換器(15)と逆止弁(CV4)との間に接続され、第2液管(25)においては過冷却熱交換器(17)と第1分岐管(26)との接続部との間に接続されている。この第3分岐管(29)には、第2庫外膨張弁(19)が設けられている。第2庫外膨張弁(19)は、開度が調節可能な電子膨張弁であって、熱源側膨張弁を構成している。
第1分岐管(26)と液インジェクション管(30)との間には、過冷却熱交換器(17)をバイパスする第4分岐管(31)が接続されている。第4分岐管(31)は、第1分岐管(26)においては第1庫外膨張弁(18)の下流側に接続され、液インジェクション管(30)においては各圧縮機(14a,14b,14c)への分岐点の上流側に接続されている。第4分岐管(31)には、電磁弁(SV7)が設けられている。
四路切換弁(20)は、第1ポート(P1)が吐出合流管(21)に、第2ポート(P2)が吸入合流管(22)に、第3ポート(P3)が庫外熱交換器(15)に、第4ポート(P4)が第2閉鎖弁(13)にそれぞれ接続されている。この四路切換弁(20)は、第1ポート(P1)と第3ポート(P3)が互いに連通して第2ポート(P2)と第4ポート(P4)が互いに連通する第1状態(図1に実線で示す状態)と、第1ポート(P1)と第4ポート(P4)が互いに連通して第2ポート(P2)と第3ポート(P3)が互いに連通する第2状態(図1に破線で示す状態)とに切り換え可能となっている。
庫外回路(11)には、各種のセンサや圧力スイッチも設けられている。具体的に、吸入合流管(22)には吸入温度センサ(35)と吸入圧力センサ(36)が設けられている。各吐出管(21a,21b,21c)には、高圧圧力スイッチ(37a,37b,37c)と吐出ガス温度センサ(38a,38b,38c)が設けられている。各高圧圧力スイッチ(37a,37b,37c)は、吐出圧力を検出し、異常高圧時に保護装置として冷凍装置(1)を緊急停止させるものである。第1吐出管(21a)と第2吐出管(21b)と第3吐出管(21c)と合流箇所(吐出合流管(21)の上流端)には、吐出圧力センサ(43)が設けられている。また、庫外熱交換器(15)の第2液管(25)には、液温度センサ(45)が設けられている。
上記の各センサ(35,36,38,43,44,45)やスイッチ(37)は、この冷凍装置(1)の動作を制御するコントローラ(50)に接続されている。このコントローラ(50)は、各センサ(35,36,38,43,44,45)やスイッチ(37)の出力に応じて、各圧縮機(14a,14b,14c)、四路切換弁(20)、電子膨張弁(18,19)、及び電磁弁(SV1〜SV7)などの制御を行う。そして、コントローラ(50)は、これらの弁のうち電磁弁(SV1〜SV3)を制御することで油分離器(33)から各圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)へ冷凍機油を戻す油戻し動作と、第1庫外膨張弁(18)及び電磁弁(SV4〜SV7)を制御することで液インジェクション管(30)を用いて各圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)へ液冷媒を注入する液インジェクション動作とを制御するように構成されている。油戻し動作と液インジェクション動作との詳細については後述する。
《庫内ユニット》
2つの庫内ユニット(60)は同様に構成されている。各庫内ユニット(60)の庫内回路(61)では、その液側端からガス側端へ向かって順に、ドレンパン加熱用配管(62)、庫内膨張弁(63)、及び庫内熱交換器(64)が設けられている。
庫内膨張弁(63)は、開度が調節可能な電子膨張弁であって、利用側膨張弁を構成している。また、庫内熱交換器(64)は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器であって、利用側熱交換器を構成している。この庫内熱交換器(64)の近傍には、庫内ファン(65)が設けられている。庫内熱交換器(64)は、図示していないが、伝熱管が複数パスに配列されており、冷媒配管が分岐して各パスの伝熱管に接続されている。そして、この庫内熱交換器(64)では、庫内ファン(65)によって送られる庫内空気と伝熱管を流れる冷媒との間で熱交換が行われる。
また、庫内熱交換器(64)の下方には、ドレンパン加熱用配管(62)が配設されたドレンパン(66)が設けられている。このドレンパン(66)は、庫内熱交換器(64)の表面から落下する霜や結露水を回収するものである。ドレンパン(66)では、回収した霜や結露水が凍結して生成される氷塊をドレンパン加熱用配管(62)を流通する冷媒の熱を利用して融解する。
また、庫内回路(61)には、3つの温度センサが設けられている。具体的に、庫内熱交換器(64)の伝熱管には、蒸発温度センサ(67)が設けられている。庫内回路(61)におけるガス側端の近傍には、ガス温度センサ(68)が設けられている。庫内ファン(65)の近傍には、庫内温度センサ(69)が設けられている。
〈圧縮機の構成〉
各圧縮機(14a,14b,14c)の構成を図2及び図3に従って説明する。なお、各圧縮機(14a,14b,14c)は同様に構成されているため、ここでは可変容量圧縮機(14a)の構成について説明する。
可変容量圧縮機(14a)は、いわゆる全密閉型に構成されている。この可変容量圧縮機(14a)は、縦長で密閉容器状のケーシング(70)を備えている。このケーシング(70)は、縦長の円筒状に形成された1つの胴部材(71)と、それぞれ椀状に形成されて胴部材(71)の上端と下端に1つずつ取り付けられた鏡板部材(72a,72b)とによって構成されている。ケーシング(70)の底部には冷凍機油が貯留される油溜まりが形成されている。
ケーシング(70)の内部には、下から上へ向かって順に、下部軸受部材(81)と、電動機(85)と、圧縮機構(82)とが配置されている。また、ケーシング(70)の内部には、上下に延びるクランク軸(90)が設けられている。
ケーシング(70)は、上側の鏡板部材(72a)を第1吸入管(22a)及び第1油戻し管(34a)が上下方向に貫通し、胴部材(71)を第1吐出管(21a)が水平方向に貫通している。第1吸入管(22a)及び第1油戻し管(34a)は圧縮機構(82)に接続され、第1吐出管(21a)はその入口が圧縮機構(82)と電動機(85)との間の空間に開口している。
クランク軸(90)は、主軸部(91)と偏心部(92)とを備えている。主軸部(91)は、その上端部がやや大径に形成されている。偏心部(92)は、主軸部(91)よりも小径の円柱状に形成され、主軸部(91)の上端面に立設されている。この偏心部(92)は、その軸心が主軸部(91)の軸心に対して偏心している。
下部軸受部材(81)は、ケーシング(70)の胴部材(71)の下端付近に固定されている。下部軸受部材(81)の中心部には滑り軸受けが形成されており、この滑り軸受けは主軸部(91)の下端部を回転自在に支持している。
電動機(85)は、ステータ(83)とロータ(84)とを備えている。ステータ(83)は、ケーシング(70)の胴部材(71)に固定されている。このステータ(83)は、ケーシング(70)の胴部材(71)に取り付けられた給電端子と電気的に接続されている。一方、ロータ(84)は、ステータ(83)の内側に配置され、クランク軸(90)の主軸部(91)に固定されている。
ステータ(83)とロータ(84)との間には、微小な隙間(エアギャップ)が上下方向に延びるように形成されている(図示省略)。ステータ(83)の外周面には、ステータ(83)の上端面から下端面に延びるコアカットが切欠形成されている(図示省略)。コアカットは、ステータ(83)の周方向に所定間隔で複数形成されている。
圧縮機構(82)は、ハウジング(77)と、そのハウジング(77)の上面に密着して配置される固定スクロール(75)と、その固定スクロール(75)に噛合する可動スクロール(76)とを備えている。固定スクロール(75)は、ボルトによってハウジング(77)の上面に固定されている。
ハウジング(77)は、その中央部が窪んだ比較的厚肉の円板状に形成されている。ハウジング(77)は、その外周面において周方向の全体に亘ってケーシング(70)に圧入固定されている。つまり、ケーシング(70)とハウジング(77)とは全周に亘って気密状に密着されている。そして、ケーシング(70)内がハウジング(77)の下方の高圧空間(100)とハウジング(77)の上方の低圧空間(101)とに区画されている。また、ハウジング(77)の中央部には、クランク軸(90)の主軸部(91)が挿通されている。そして、このハウジング(77)は、クランク軸(90)の主軸部(91)を回転自在に支持する軸受けを構成している。
可動スクロール(76)は、可動側鏡板(76b)と、可動側ラップ(76a)と、突出部(76c)とを備えている。可動側鏡板(76b)は略円板状に形成されている。可動側ラップ(76a)は、可動側鏡板(76b)の上面に立設された高さが一定の渦巻き壁状に形成されている。突出部(76c)は、円筒状に形成されて、可動側鏡板(76b)の下面から突出している。可動側鏡板(76b)と可動側ラップ(76a)と突出部(76c)とは一体形成されている。この可動スクロール(76)は、オルダムリング(79)を介してハウジング(77)に支持されると共に突出部(76c)にクランク軸(90)の偏心部(92)が挿入され、このクランク軸(90)の回転により自転することなくハウジング(77)内を公転するようになっている。
固定スクロール(75)は、比較的厚肉の円板状に形成されており、固定側鏡板(75b)と固定側ラップ(75a)とを備えている。固定側鏡板(75b)は略円板状に形成されている。固定側ラップ(75a)は、固定側鏡板(75b)の下面に立設された高さが一定の渦巻き壁状に形成されている。この固定側ラップ(75a)は、固定スクロール(75)を下面側から彫り込むことによって形成されている。
圧縮機構(82)では、固定スクロール(75)の固定側ラップ(75a)と、可動スクロール(76)の可動側ラップ(76a)とが噛み合わされている。そして、固定側ラップ(75a)と可動側ラップ(76a)とが互いに噛み合うことによって、両ラップ(75a,76a)の接触部の間に複数の圧縮室(73)が形成される。この圧縮室(73)は、可動スクロール(76)の公転に伴い、両ラップ(75a,76a)間の容積が中心に向かって収縮することで冷媒を圧縮するように構成されている。
なお、本実施形態の各圧縮機(14a,14b,14c)では、いわゆる非対称渦巻き構造が採用されており、固定側ラップ(75a)と可動側ラップ(76a)とで巻き数(渦巻きの長さ)が相違している。上記複数の圧縮室(73)は、固定側ラップ(75a)の内周面と可動側ラップ(76a)の外周面との間に構成される第1圧縮室(73a)と、固定側ラップ(75a)の外周面と可動側ラップ(76a)の内周面との間に構成される第2圧縮室(73b)とから構成される。
固定側ラップ(75a)の外側端部と可動側ラップ(76a)の外側端部とは、第1吸入管(22a)が挿入される吸入ポート(98)に位置している。この吸入ポート(98)は、可動スクロール(76)の公転運動に伴って、第1圧縮室(73a)と第2圧縮室(73b)のそれぞれに間欠的に連通する。この吸入ポート(98)には、圧縮室(73a,73b)への冷媒の吸入のみを許容し、逆向きの冷媒の流れを禁止する逆止弁が設けられている(図示省略)。また、吸入ポート(98)と低圧空間(101)とを連通させる連通ポートが、吸入ポート(98)に隣接して形成されている。
固定スクロール(75)の固定側鏡板(75b)には、圧縮室(73)に連通する吐出通路(93)と、その吐出通路(93)に連続する拡大凹部(94)とが形成されている。吐出通路(93)は、固定側鏡板(75b)の中央に形成されている。この吐出通路(93)は、可動スクロール(76)の公転運動に伴って第1圧縮室(73a)と第2圧縮室(73b)のそれぞれに間欠的に連通する。拡大凹部(94)は、固定側鏡板(75b)の中央部から後述する連絡通路(103)側に延びる凹状に形成されている。固定スクロール(75)の上面には、この拡大凹部(94)を塞ぐように蓋体(95)が固定されている。そして、拡大凹部(94)に蓋体(95)が覆い被せられることで圧縮機構(82)の運転音を消音させるマフラー空間(96)が形成されている。
また、固定スクロール(75)の固定側鏡板(75b)には、第1油戻し管(34a)を挿入するための油戻しポート(99)が形成されている。油戻しポート(99)は、拡大凹部(94)が形成されていない部分において固定側鏡板(75b)を貫通している。油戻しポート(99)の出口端は、各ラップ(75a,76a)の外側端部と内側端部との間の位置において固定側ラップ(75a)を跨ぐように開口している。つまり、第1油戻し管(34a)は、運転中に低圧の吸入冷媒と高圧の吐出冷媒との中間圧になる第1圧縮室(73a)及び第2圧縮室(73b)の両方に連通している。
この実施形態では、油分離器(33)からの冷凍機油を吸入管(22a,22b,22c)ではなく中間圧の圧縮室(73)に戻すので、油分離器(33)から冷凍機油と共に高圧冷媒が圧縮機(14)へ戻ってきても、圧縮機(14)が吸入する低圧冷媒の量は変化しない。また、冷凍機油を戻す位置が圧縮機構(82)の高圧側に近く、適正な粘度の冷凍機油を直接スクロール内部に噴射しているので、冷凍機油を低圧側へ戻す場合に比べて冷凍機油が高圧側へ行き渡りやすくなっている。なお、スクロール圧縮機では、不足圧縮の状態の時に吐出通路(93)から吐出された冷媒が逆流することでスクロールの中心側へ冷凍機油が行き渡りにくくなるが、ある程度の量の冷凍機油を中間圧の圧縮室(73)に直接噴射して供給するので、不足圧縮の状態の時のスクロールの中心側の潤滑も改善される。
圧縮機構(82)には、固定スクロール(75)とハウジング(77)とに亘り、連絡通路(103)が形成されている。この連絡通路(103)は、固定スクロール(75)に切欠形成されたスクロール側通路(103a)と、ハウジング(77)に切欠形成されたハウジング側通路(103b)とが連通されて構成されている。そして、スクロール側通路(103a)の上端は拡大凹部(94)に開口し、ハウジング側通路(103b)の下端はハウジング(77)の下端面で開口している。つまり、連絡通路(103)は、マフラー空間(96)と、圧縮機構(82)と電動機(85)との間の空間とを連通している。
クランク軸(90)の内部には、第1給油通路(104)が形成されている。第1給油通路(104)は、クランク軸(90)の下端面から偏心部(92)の上端面まで延びる主通路と、主通路から各軸受面に延びる枝通路とから構成されている。また、可動スクロール(76)の可動側鏡板(76b)には、可動スクロール(76)の外周側における固定スクロール(75)との摺接面に冷凍機油を供給するための第2給油通路(105)が形成されている。第2給油通路(105)は、可動側鏡板(76b)の上記摺接面に形成された環状の油溝(105a)と、突出部(76c)の基端部付近から外側へ向かって径方向に延びる内部通路(105b)とから構成されている。内部通路(105b)は、突出部(76c)の内側に入口端が開口して、出口端が油溝(105a)に開口している。内部通路(105b)は、可動側鏡板(76b)の外周面に開口する円形孔にネジ部材が挿入されることによりスパイラル状に形成されている。第1給油通路(104)及び第2給油通路(105)は、給油機構を構成している。
−冷凍装置の運転動作−
以下に、本実施形態の冷凍装置(1)の運転動作について説明する。この冷凍装置(1)の冷却運転では、3台の圧縮機(14a,14b,14c)のうち少なくとも1台が運転されて、各庫内ユニット(60)で庫内の冷却が行われる。
<冷却運転>
冷却運転時には、四路切換弁(20)が第1状態に設定される。また、第1庫外膨張弁(18)の開度が適宜調節される一方、第2庫外膨張弁(19)が全閉状態となる。庫内回路(61)では、庫内膨張弁(63)の開度が適宜調節される。各電磁弁(SV1〜SV7)は、運転状態に応じて開閉される。そして、この状態で圧縮機(14a,14b,14c)を運転すると、冷媒回路(4)では庫外熱交換器(15)が凝縮器となって各庫内熱交換器(64)が蒸発器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。冷媒回路(4)では、図1に示す実線の矢印の方向に冷媒が流れる。
具体的に、圧縮機(14a,14b,14c)が運転されると、圧縮機(14a,14b,14c)は低圧圧力のガス冷媒を吸入し、所定の圧力に圧縮して吐出する。圧縮機(14a,14b,14c)から吐出された高圧圧力のガス冷媒は、各吐出管(21a,21b,21c)を経て吐出合流管(21)の油分離器(33)に流入する。油分離器(33)では、流入した冷媒から冷凍機油が分離される。分離された冷凍機油は、油分離器(33)の底部に貯留される。この油分離器(33)の底部の冷凍機油は、油戻し動作によって油戻し管(34)を経て圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)の中間圧の圧縮室(73)へ戻される。
油分離器(33)から流出した冷媒は、四路切換弁(20)を経て庫外熱交換器(15)へ流入する。庫外熱交換器(15)では、流入した冷媒が庫外空気と熱交換して凝縮する。そして、凝縮した冷媒は、第1液管(24)を通ってレシーバ(16)に流入する。レシーバ(16)では、流入した液冷媒が一時的に貯留される。
レシーバ(16)から流出した冷媒は、過冷却熱交換器(17)の高圧側流路(17a)を通過し、第2液管(25)へ流入する。第2液管(25)では、冷媒の一部が第1分岐管(26)へ流入して第1庫外膨張弁(18)で減圧される。残りの冷媒は、液側連絡配管(2)へ流入する。
第1庫外膨張弁(18)で減圧された冷媒は、各圧縮機(14a,14b,14c)へのガスインジェクション又は液インジェクションに用いられる。第4分岐管(31)の電磁弁(SV7)が閉状態の場合は過冷却熱交換器(17)で液冷媒を過冷却するためのガスインジェクションが行われ、開状態の場合は圧縮機(14a,14b,14c)の吐出冷媒の温度を下げるための液インジェクションが行われる。
具体的に、第4分岐管(31)の電磁弁(SV7)が閉状態の場合は、第1庫外膨張弁(18)で減圧された冷媒が過冷却熱交換器(17)の低圧側流路(17b)を流通する。その際、過冷却熱交換器(17)では、高圧側流路(17a)を流れる高圧冷媒と低圧側流路(17b)を流れる低圧冷媒との間で熱交換が行われる。その結果、高圧側流路(17a)を流れる冷媒が過冷却される一方、低圧側流路(17b)を流れる冷媒が蒸発する。低圧側流路(17b)で蒸発したガス冷媒は、液インジェクション管(30)から各吸入管(22a,22b,22c)を経て圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)へ流入する。
一方、電磁弁(SV7)が開状態の場合は、第1庫外膨張弁(18)で減圧された液冷媒(厳密には気液二相の冷媒)が、低圧側流路(17b)より圧力損失の少ない第4分岐管(31)へ多く流れ込む。そして、液インジェクション管(30)から各吸入管(22a,22b,22c)を経て圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)へ流入する。なお、液インジェクション管(30)を流通して圧縮機(14)へ送られるガス冷媒又は液冷媒の量、すなわちインジェクション量は第1庫外膨張弁(18)の開度によって自由に調整される。
液側連絡配管(2)へ流入した冷媒は、各庫内回路(61)に分配される。庫内回路(61)へ流入した冷媒は、ドレンパン加熱用配管(62)を流通する。ドレンパン(66)では、ドレンパン加熱用配管(62)を流れる冷媒によって庫内熱交換器(64)の表面から落ちた霜や結露水が凍結して生成される氷塊が融解される。その際に、ドレンパン加熱用配管(62)を流れる冷媒は、その霜や氷塊によって冷却されてされに過冷却される。
ドレンパン加熱用配管(62)を流出した冷媒は、庫内膨張弁(63)を通過して減圧されてから、庫内熱交換器(64)へ流入する。庫内熱交換器(64)では、流入した冷媒が庫内空気と熱交換して蒸発する。その結果、冷蔵倉庫の庫内空気が冷却される。
各庫内熱交換器(64)で蒸発した冷媒はガス側連絡配管(3)に流入して、庫外回路(11)へ流入する。庫外回路(11)へ流入した冷媒は、四路切換弁(20)を経て吸入合流管(22)へ流入し、可変容量圧縮機(14a)や第1固定容量圧縮機(14b)や第2固定容量圧縮機(14c)に吸入される。
<デフロスト運転>
この冷凍装置(1)では、冷凍運転中に庫内熱交換器(64)が着霜した場合に、霜を除去するためにデフロスト運転を行なう。デフロスト運転時は、各庫内熱交換器(64)の除霜が同時に行われる。
デフロスト運転時の庫外回路(11)では、四路切換弁(20)が第2状態に設定される。また、第1庫外膨張弁(18)が全閉状態となる一方、第2庫外膨張弁(19)の開度が適宜調節される。庫内回路(61)では、庫内膨張弁(63)が全開状態となる。そして、この状態で圧縮機(14a,14b,14c)を運転すると、冷媒回路(4)では庫外熱交換器(15)が蒸発器となって各庫内熱交換器(64)が凝縮器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。冷媒回路(4)では、図1に示す波線の矢印の方向に冷媒が流れる。
<圧縮機の動作>
電動機(85)を駆動してクランク軸(90)が回転すると、可動スクロール(76)が固定スクロール(75)に対して自転せずに公転のみ行う。これにより、吸入管(22)からの低圧の冷媒は、吸入ポート(99)から周縁側の圧縮室(73)に吸引されて圧縮機構(82)の中心側へ徐々に近づいてゆき、その際の圧縮室(73)の容積変化によって圧縮される。そして、この圧縮された冷媒は、高圧となって圧縮室(73)の中心側の吐出通路(93)を通ってマフラー空間(96)へと吐出される。この冷媒は、マフラー空間(96)から連絡通路(103)を経て圧縮機構(82)と電動機(85)との間の空間へ流入し、吐出管(21)から吐出される。
圧縮室(73)内における冷凍機油の流れについて説明する。油溜まりの冷凍機油は、高圧冷媒によって加圧されて第1給油通路(104)の主通路へ流入し、クランク軸(90)の上端へ向かって上方へ流通する。その際、一部の冷凍機油は枝通路から各軸受面へ供給される。残りの冷凍機油は、クランク軸(90)の偏心部(92)の上端から流出し、その一部が第2給油通路(105)へ流入する。第2給油通路(105)へ流入した冷凍機油は、油溝(105a)から低圧側の圧縮室(73)へ供給される。なお、その際、油溝(105a)から冷凍機油によって可動スクロール(76)の外周側における固定スクロール(75)との摺接面に作用するスラスト荷重が緩和される。
低圧側の圧縮室(73)へ供給された冷凍機油は、可動スクロール(76)の公転に伴って摺動部の潤滑を行いながら徐々に圧縮機構(82)の中心側へ向かってゆく。また、油戻し動作によって油分離器(33)からの冷凍機油が、油戻し管(34)の出口端から噴射されて中間圧の圧縮室(73)へ供給される。この冷凍機油も、可動スクロール(76)の公転に伴って摺動部の潤滑を行いながら徐々に圧縮機構(82)の中心側へ向かってゆく。そして、これらの冷凍機油は、冷媒と共に吐出通路(93)から吐出される。吐出通路(93)から吐出された冷凍機油は、一部がケーシング(70)の内壁等によって冷媒から分離され、エアギャップやコアカットを通ってケーシング(70)の底部の油溜まりに流入し、再び第1給油通路(104)から圧縮機構(82)へ供給される。冷媒から分離されなかった冷凍機油は、吐出管(21)から冷媒回路(4)へ吐出される。
<コントローラの動作>
この実施形態では、冷却運転において、コントローラ(50)が、圧縮機(14a,14b,14c)の運転容量の制御や庫内膨張弁(63)の開度の調節による冷却能力の制御と共に、油戻し動作と液インジェクション動作との制御を行う。
まず油戻し動作の制御について説明する。コントローラ(50)は、各圧縮機(14a,14b,14c)の運転率や油上り率に基づいて各圧縮機(14a,14b,14c)内に残留する冷凍機油の量を推測して油戻し動作の制御を行うように構成されている。ここで、運転率とは、圧縮機(14a,14b,14c)の吐出冷媒量に比例するように計算された数値である。可変容量圧縮機(14a)の運転率は、運転時間及びインバータの出力周波数から計算される。第1固定容量圧縮機(14b)及び第2固定容量圧縮機(14c)の運転率は、運転時間から計算される。また、油上り率とは、一定時間における冷凍機油の減少度合いを示す数値である。可変容量圧縮機(14a)の油上り率は、インバータの出力周波数に比例した値となる。第1固定容量圧縮機(14b)及び第2固定容量圧縮機(14c)の油上がり率は一定値となる。
コントローラ(50)は、圧縮機(14a,14b,14c)内に残留する冷凍機油の量が所定値以下になると、その圧縮機(14a,14b,14c)に対応する電磁弁(SV1,SV2,SV3)を開状態にして油戻し動作を実行する。コントローラ(50)は、吸入圧力センサ(36)の計測値と吐出圧力センサ(43)の計測値との差である高低圧差に基づいて油戻し管(34)から圧縮機(14a,14b,14c)へ戻る冷凍機油の量を推測し、油戻し動作の時間を決定する。
次に液インジェクション動作の制御について説明する。コントローラ(50)は、吐出ガス温度センサ(38,40,42)の計測値と吸入圧力センサ(36)の計測値とに基づいて液インジェクション動作の制御を行うように構成されている。具体的に、コントローラ(50)は、吸入圧力センサ(36)の計測値から冷媒の循環量を推測する。そして、その冷媒の循環量から吐出管(22a,22b,22c)の温度と圧縮機構(82)の出口の温度との差を推測し、圧縮機構(82)の出口の温度を推測する。コントローラ(50)は、推測した圧縮機構(82)の出口の温度が所定値以上になると、その圧縮機(14a,14b,14c)に対応する電磁弁(SV4,SV5,SV6)と電磁弁(SV7)とを開状態にして液インジェクション動作を実行する。
また、コントローラ(50)は、油戻し動作を行う際は液インジェクション動作も同時に行うように構成されている。すなわち、コントローラ(50)は、圧縮機(14a,14b,14c)の圧縮機構(82)の出口の温度が所定値未満であっても油戻し動作が実行されている圧縮機(14a,14b,14c)に対して液インジェクション動作を実行する。油戻し動作と液インジェクション動作とを同時に行うのは、油分離器(33)から圧縮機(14a,14b,14c)へ戻される冷凍機油を適正な粘度にするためである。なお、油戻し動作とガスインジェクションとを同時に行うと、油戻し管(34)からのガス冷媒と液インジェクション管(30)からのガス冷媒とが混ざり合うときに異音が発生するが、この実施形態ではこの異音が発生しないようにもしている。
また、コントローラ(50)は、油戻し動作を圧縮機(14a,14b,14c)の起動時に行うようにしてもよい。圧縮機(14a,14b,14c)の起動時は、ケーシング(70)の底部に貯留された冷凍機油の粘度が高いので、圧縮機構(82)の潤滑性が低下する。このため、油分離器(33)からの冷凍機油を中間圧の圧縮室(73)へ供給することによって圧縮機構(82)の潤滑性を改善することが可能である。なお、運転中と同様に、油戻し動作と同時に液インジェクション動作も実行する。
−実施形態の効果−
本実施形態では、各圧縮機(14a,14b,14c)が吸入する低圧冷媒の量を変化させることなく、さらに油分離器(33)からの冷凍機油が圧縮機構(82)の高圧側へ行き渡りやすくなるように、油分離器(33)で分離した冷凍機油を圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)へ戻している。従って、冷媒回路(4)における冷媒の循環量は変化しないので、油分離器(33)からの冷凍機油を圧縮機構(82)の低圧側へ戻す場合とは異なり冷凍装置(1)の運転能力が低下しない。また、冷凍機油が圧縮機構(82)の高圧側へ行き渡りやすくなるので、圧縮機構(82)の高圧側において冷凍機油が不足することを抑制できる。よって、冷凍装置(1)の運転能力を低下させることなく各圧縮機(14a,14b,14c)における圧縮機構(82)の潤滑を向上させることができる。
なお、スクロール圧縮機には、可動スクロール(76)の公転運動の際に、可動側ラップ(76a)と固定側ラップ(75a)とが接触するタイプものと、可動側ラップ(76a)と固定側ラップ(75a)とが接触せずにこれらのラップ(75a,76a)の間に隙間が形成されるタイプものとがある。そして、後者のスクロール圧縮機の場合は、冷凍機油が不足すると隙間のシール性が低下するので、冷媒漏れによる損失が増加して圧縮効率が低下するという問題がある。後者のスクロール圧縮機を本実施形態に適用すると、圧縮機構(82)での冷媒不足が抑制されるので、冷媒漏れによる損失が低減され圧縮効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、圧縮機構(82)において低圧側と中間圧の部分との2箇所の位置から冷凍機油が供給されるように、第1給油通路(104)及び第2給油通路(105)によってケーシング(70)内の底部に貯留された冷凍機油を圧縮機構(82)の低圧側へ送るようにしている。すなわち、可動側のスクロールの公転運動に伴って、低圧側からの冷凍機油は摺動部を潤滑しながら中間圧の部分を経て高圧側へ移動してゆき、中間圧の部分からの冷凍機油は摺動部を潤滑しながら高圧側へ移動してゆく。従って、圧縮機構(82)において満遍なく摺動部の潤滑を行うことができる。
また、本実施形態では、冷媒を混合することによって油分離器(33)からの冷凍機油をより適正な粘度にして各圧縮機(14a,14b,14c)へ戻すことができるように、油戻し管(34)に液インジェクション管(30)が接続されて油戻し動作と液インジェクション動作とを同時に行うようにしている。従って、油分離器(33)からの冷凍機油の流動性が高くなって、圧縮機構(82)の高圧側の摺動部に冷凍機油がより行き渡りやすくなるので、各圧縮機(14a,14b,14c)における圧縮機構(82)の潤滑を向上させることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態では、液インジェクション管(30)が油戻し管(34)に接続されていたが、各吸入管(22a,22b,22c)に接続するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、庫外ユニット(10)に3台の圧縮機(11A,11B,11C)を設けていたが、圧縮機の台数も適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、圧縮機(14a,14b,14c)が非対称渦巻き構造を採用していたが、対称渦巻き構造を採用してもよい。この場合、中間圧ポート(99)は、吐出通路(93)を挟む位置に2箇所形成される。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、圧縮機から吐出された冷媒に含まれる冷凍機油を圧縮機へ戻すための油分離器を備える冷凍装置について有用である。
本発明の実施形態に係る冷凍装置の冷媒回路図である。 実施形態の圧縮機の縦断面図である。 実施形態の圧縮機の固定スクロールの横断面図である。
1 冷凍装置
4 冷媒回路
14 圧縮機
30 液インジェクション管(液インジェクション通路)
33 油分離器
34 油戻し管(油戻し通路)
70 ケーシング
73 圧縮室
82 圧縮機構
104 第1給油通路(給油機構)
105 第2給油通路(給油機構)

Claims (4)

  1. スクロール流体機械で構成された圧縮機構(82)を有する圧縮機(14)と、該圧縮機(14)の吐出冷媒から冷凍機油を分離する油分離器(33)と、該油分離器(33)で分離された冷凍機油を上記圧縮機(14)へ戻すための油戻し通路(34)とが設けられた冷媒回路(4)を備える冷凍装置であって、
    上記油戻し通路(34)は、上記圧縮機構(82)における中間圧の圧縮室(73)のみへ冷凍機油を戻すように該圧縮機構(82)に接続されて、上記油分離器(33)で分離された冷凍機油は、該油戻し通路(34)の一系統のみで上記圧縮機(14)に戻り、
    上記圧縮機(14)は、内部に上記圧縮機構(82)が収納される密閉容器状のケーシング(70)と、上記ケーシング(70)内に形成されて上記圧縮機構(82)の吐出冷媒が流入する高圧空間とを備えていることを特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1において、
    上記ケーシング(70)内の高圧空間に貯留された冷凍機油を上記圧縮機構(82)の低圧側へ供給する給油機構(104,105)を備えていることを特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項1又は2において、
    上記油戻し通路(34)には、上記圧縮機構(82)へ液冷媒を注入するための液インジェクション通路(30)が接続されていることを特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項3において、
    上記油分離器(33)から圧縮機構(82)へ冷凍機油を戻す油戻し動作と、上記液インジェクション通路(30)を用いて上記圧縮機構(82)へ液冷媒を注入する液インジェクション動作とを同時に行うことを特徴とする冷凍装置。
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