JP4788890B2 - 液晶配向剤および液晶表示素子 - Google Patents
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- Liquid Crystal (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Description
また、視野角に優れる垂直配向型液晶表示素子は、モニター用途、TV用途として多く用いられているが、約90度のプレチルト角を安定に発現することのできる液晶配向膜を必要としている。液晶配向膜は、通常、液晶配向剤を印刷機により基板に塗布し焼成により形成されるが、形成された液晶配向膜に膜厚ムラがあると、この液晶配向膜を具備する液晶表示素子が表示する画像にムラが現れることがある。このために塗布性の優れた液晶配向剤が求められている。
1−オクタデシロキシ−2,4−ジアミノベンゼンは、プレチルト角を発現する力が低く、90度の高いプレチルト角を安定に発現するにはモノマー導入量をかなり多くする必要がある。このために、得られた重合体を用いて形成される液晶配向剤は印刷性が不十分であり、これを用いて形成された液晶配向膜を具備する液晶表示素子は美しい画像を表示することができないといった問題があった。
このために、基板上に形成される段差が一段と大きくなり、従来の液晶配向剤では印刷性が不十分となりつつある。
本発明は以上のような事情に基づいてなされたものである。
下記式(I)
のそれぞれで表される繰り返し単位よりなる群から選ばれる少なくとも1種の繰返し単位を含有する重合体(但し式(III)で表わされる有機基を有する重合体に限る)を含有することを特徴とする液晶配向剤によって達成される。
上記の液晶配向剤から形成される液晶配向膜を具備する液晶表示素子によって達成される。
本発明の液晶配向剤を用いた液晶表示素子は、垂直配向型液晶表示素子に好適に使用できる以外に、使用する液晶を選択することにより、IPS(In−Plane Switching)型、TN型、STN型、強誘電性および反強誘電性の液晶表示素子などにも好適に使用することができる。
さらに、本発明の液晶配向膜を有する液晶表示素子は、種々の装置に有効に使用でき、例えば卓上計算機、腕時計、置時計、係数表示板、ワードプロセッサ、パーソナルコンピューター、液晶テレビなどの表示装置に用いられる。
上記式(I)で表される繰り返し単位中のR1、上記式(II)で表される繰り返し単位中のR3はジアミンから2つのアミノ基を除去した2価の有機基であり、R1、R3の少なくとも一方は、上記式(III)で表される有機基である。
上記式(III)においてCで表される、ステロイド骨格を有する有機基としては、具体的には、下記式(III−1)〜(III−4)で表される構造を挙げることができる。
上記式(III)で表わされるステロイド骨格を有する有機基を有するジアミン化合物は、以下、「特定ジアミン化合物」と表示されることがある。
1−コレスタニロキシメチル−2,4−ジアミノベンゼン、2−コレスタニロキシエチル−2,4−ジアミノベンゼン、3−コレスタニロキシプロピル−2,4−ジアミノベンゼン、4−コレスタニロキシブチル−2,4−ジアミノベンゼン、1−コレスタニロキシメチル−3,5−ジアミノベンゼン、2−コレスタニロキシエチル−3,5−ジアミノベンゼン、3−コレスタニロキシプロピル−3,5−ジアミノベンゼン、4−コレスタニロキシブチル−3,5−ジアミノベンゼン、
1−(1−コレスタニロキシ−1,1−ジフルオロメチル)−2,4−ジアミノベンゼン、1−(2−コレスタニロキシ−1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−2,4−ジアミノベンゼン、1−(3−コレスタニロキシ−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロプロピル)−2,4−ジアミノベンゼン、1−(4−コレスタニロキシ−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブチル)−2,4−ジアミノベンゼン、1−(1−コレスタニロキシ−1,1−ジフルオロメチル)−3,5−ジアミノベンゼン、1−(2−コレスタニロキシ−1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−3,5−ジアミノベンゼン、1−(3−コレスタニロキシ−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロプロピル)−3,5−ジアミノベンゼン、1−(4−コレスタニロキシ−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブチル)−3,5−ジアミノベンゼン、
3−(2,4−ジアミノフェニルメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(2−(2,4−ジアミノフェニル)エトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(3−(2,4−ジアミノフェニル)プロポキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(4−(2,4−ジアミノフェニル)ブトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、
3−(3,5−ジアミノフェニルメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(2−(3,5−ジアミノフェニル)エトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(3−(3,5−ジアミノフェニル)プロポキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(4−(3,5−ジアミノフェニル)ブトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、
3−(1−(2,4−ジアミノフェニル)−1,1−ジフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(2−(2,4−ジアミノフェニル)−1,1,2,2−テトラフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(3−(2,4−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(4−(2,4−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(1−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1−ジフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(2−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2−テトラフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(3−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、3−(4−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロメトキシ)−4,4−ジメチルコレスタン、
3−(2,4−ジアミノフェニル)メトキシコラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(2−(2,4−ジアミノフェニル)エトキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(3−(2,4−ジアミノフェニル)プロポキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(4−(2,4−ジアミノフェニル)ブトキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(3,5−ジアミノフェニル)メトキシコラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(2−(3,5−ジアミノフェニル)エトキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(3−(3,5−ジアミノフェニル)プロポキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(4−(3,5−ジアミノフェニル)ブトキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、
3−(1−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1−ジフルオロメトキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(2−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(3−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(4−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブトキシ)コラン−24−酸 ヘキサデシル、3−(3,5−ジアミノフェニルメトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(2−(3,5−ジアミノフェニル)エトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(3−(3,5−ジアミノフェニル)プロポキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(4−(3,5−ジアミノフェニル)ブトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、
3−((3,5−ジアミノフェニル)−1,1−ジフルオロメトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(2−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(3−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(4−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブトキシ)コラン−24−酸 ステアリルが挙げられる。
3−(2,4−ジアミノフェニルメトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(1−(2,4−ジアミノフェニル)−1,1−ジフルオロメトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(3,5−ジアミノフェニルメトキシ)コラン−24−酸 ステアリル、3−(1−(3,5−ジアミノフェニル)−1,1−ジフルオロメトキシ)コラン−24−酸 ステアリルが好ましい。
1,1−メタキシリレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、4,4−ジアミノヘプタメチレンジアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、テトラヒドロジシクロペンタジエニレンジアミン、ヘキサヒドロ−4,7−メタノインダニレンジメチレンジアミン、トリシクロ[6.2.1.02,7]−ウンデシレンジメチルジアミン、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)などの脂肪族および脂環式ジアミン;
2,3−ジアミノピリジン、2,6−ジアミノピリジン、3,4−ジアミノピリジン、2,4−ジアミノピリミジン、5,6−ジアミノ−2,3−ジシアノピラジン、5,6−ジアミノ−2,4−ジヒドロキシピリミジン、2,4−ジアミノ−6−ジメチルアミノ−1,3,5−トリアジン、1,4−ビス(3−アミノプロピル)ピペラジン、2,4−ジアミノ−6−イソプロポキシ−1,3,5−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−メトキシ−1,3,5−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−フェニル−1,3,5−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−メチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−1,3,5−トリアジン、4,6−ジアミノ−2−ビニル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−5−フェニルチアゾール、2,6−ジアミノプリン、5,6−ジアミノ−1,3−ジメチルウラシル、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリアゾール、6,9−ジアミノ−2−エトキシアクリジンラクテート、3,8−ジアミノ−6−フェニルフェナントリジン、1,4−ジアミノピペラジン、3,6−ジアミノアクリジン、ビス(4−アミノフェニル)フェニルアミンおよび下記式(VI)〜(VII)で表される化合物などの、分子内に2つの1級アミノ基および該1級アミノ基以外の窒素原子を有するジアミン;
下記式(VIII)で表されるモノ置換フェニレンジアミン類;下記式(IX)で表されるジアミノオルガノシロキサン;
下記式(2)〜(6)で表される化合物などを挙げることができる。これらのジアミン化合物は、単独でまたは2種以上組み合わせて用いることができる。
これらのうち、p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、1,5−ジアミノナフタレン、2,7−ジアミノフルオレン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン、9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、4,4’−(p−フェニレンジイソプロピリデン)ビスアニリン、4,4’−(m−フェニレンジイソプロピリデン)ビスアニリン、1,4−シクロヘキサンジアミン、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、4,4’−ジアミノ−2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル、4,4’−ジアミノ−2,2’−ジメチルビフェニル、上記式(2)〜(6)で表される化合物、2,6−ジアミノピリジン、3,4−ジアミノピリジン、2,4−ジアミノピリミジン、3,6−ジアミノアクリジン、上記式(VI)で表される化合物のうち下記式(7)で表される化合物、上記式(VII)で表される化合物のうち下記式(8)で表される化合物、上記式(VIII)で表される化合物のうち下記式(9)〜(18)で表される化合物および上記式(IX)で表される化合物のうち下記式(19)で表される化合物が好ましい。
上記式(I)で表される繰り返し単位中のR2、および上記式(II)で表される繰り返し単位中のR4は、テトラカルボン酸から4つのカルボキシル基を除去した4価の有機基である。上記式(I)および上記式(II)を得るために使用されるテトラカルボン酸二無水物の具体例としては、ブタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,2−ジメチル−1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,3−ジメチル−1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,3−ジクロロ−1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−テトラメチル−1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物、1,2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジシクロヘキシルテトラカルボン酸二無水物、2,3,5−トリカルボキシシクロペンチル酢酸二無水物、3,5,6−トリカルボキシノルボルナン−2−酢酸二無水物、2,3,4,5−テトラヒドロフランテトラカルボン酸二無水物、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5−メチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5−エチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−7−メチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−7−エチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−8−メチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−8−エチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、1,3,3a,4,5,9b−ヘキサヒドロ−5,8−ジメチル−5(テトラヒドロ−2,5−ジオキソ−3−フラニル)−ナフト[1,2−c]−フラン−1,3−ジオン、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフラル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸二無水物、ビシクロ[2,2,2]−オクト−7−エン−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物、下記式(X)および(XI)で表される化合物などの脂肪族および脂環式テトラカルボン酸二無水物;
ピロメリット酸二無水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジフェニルメタンテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ジメチルジフェニルシランテトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−テトラフェニルシランテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−フランテトラカルボン酸二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン二無水物、4,4’−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルプロパン二無水物、3,3’,4,4’−パーフルオロイソプロピリデンジフタル酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、ビス(フタル酸)フェニルホスフィンオキサイド二無水物、p−フェニレン−ビス(トリフェニルフタル酸)二無水物、m−フェニレン−ビス(トリフェニルフタル酸)二無水物、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジフェニルエーテル二無水物、ビス(トリフェニルフタル酸)−4,4’−ジフェニルメタン二無水物、エチレングリコール−ビス(アンヒドロトリメリテート)、プロピレングリコール−ビス(アンヒドロトリメリテート)、1,4−ブタンジオール−ビス(アンヒドロトリメリテート)、1,6−ヘキサンジオール−ビス(アンヒドロトリメリテート)、1,8−オクタンジオール−ビス(アンヒドロトリメリテート)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン−ビス(アンヒドロトリメリテート)、2,3,4,5−ピリジンテトラカルボン酸二無水物、2,6−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ピリジン、下記式(20)〜(23)で表される化合物などの芳香族テトラカルボン酸二無水物を挙げることができる。これらは1種単独でまたは2種以上組み合わせて用いられる。
本発明の上記式(I)の繰り返し単位が含まれるポリアミック酸の合成反応に供されるテトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物の使用割合は、ジアミン化合物に含まれるアミノ基1当量に対して、テトラカルボン酸二無水物の酸無水物基が0.2〜2当量となる割合が好ましく、さらに好ましくは0.3〜1.2当量となる割合である。
本発明の上記式(II)の繰り返し単位を含むイミド化重合体は、上記ポリアミック酸を脱水閉環することにより調製することができる。ポリアミック酸の脱水閉環は、(i)ポリアミック酸を加熱する方法により、または(ii)ポリアミック酸を有機溶媒に溶解し、この溶液中に脱水剤および脱水閉環触媒を添加し必要に応じて加熱する方法により行われる。
上記(i)のポリアミック酸を加熱する方法における反応温度は、好ましくは50〜200℃であり、より好ましくは60〜170℃である。反応温度が50℃未満では脱水閉環反応が十分に進行せず、反応温度が200℃を超えると得られるイミド化重合体の分子量が低下することがある。
本発明の液晶配向剤を構成するポリアミック酸およびイミド化重合体は、分子量が調節された末端修飾型のものであってもよい。この末端修飾型の重合体を用いることにより、本発明の効果が損われることなく液晶配向剤の塗布特性などを改善することができる。このような末端修飾型のものは、ポリアミック酸を合成する際に、酸一無水物、モノアミン化合物、モノイソシアネート化合物などを反応系に添加することにより合成することができる。ここで、酸一無水物としては、例えば無水マレイン酸、無水フタル酸、無水イタコン酸、n−デシルサクシニック酸無水物、n−ドデシルサクシニック酸無水物、n−テトラデシルサクシニック酸無水物、n−ヘキサデシルサクシニック酸無水物などを挙げることができる。また、モノアミン化合物としては、例えばアニリン、シクロヘキシルアミン、n−ブチルアミン、n−ペンチルアミン、n−ヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、n−オクチルアミン、n−ノニルアミン、n−デシルアミン、n−ウンデシルアミン、n−ドデシルアミン、n−トリデシルアミン、n−テトラデシルアミン、n−ペンタデシルアミン、n−ヘキサデシルアミン、n−ヘプタデシルアミン、n−オクタデシルアミン、n−エイコシルアミンなどを挙げることができる。また、モノイソシアネート化合物としては、例えばフェニルイソシアネート、ナフチルイソシアネートなどを挙げることができる。
また、本発明の液晶配向剤は、例えば特開2002−204250号公報に示されているような、ポリイミドブロックとポリアミック酸ブロックとを共重合する方法によっても得られる。この場合のポリイミドブロックにおける好ましいイミド化率は10〜100%、さらに好ましくは30〜98%である。
本発明の液晶配向剤を構成するポリアミック酸およびイミド化重合体は、その対数粘度(ηln)の値が通常0.05〜10dl/g、好ましくは0.1〜5dl/gである。
本発明における対数粘度(ηln)の値は、N−メチル−2−ピロリドンを溶媒として用い、濃度が0.5g/100ミリリットルである溶液について30℃で粘度の測定を行い、下記式(i)によって求められるものである。
本発明の液晶配向剤は、構成するポリアミック酸およびイミド化重合体が、好ましくは、有機溶媒中に溶解含有されて構成される。
本発明の液晶配向剤を調製する際の温度は、好ましくは、0℃〜200℃、より好ましくは20℃〜60℃である。
本発明の液晶配向剤を構成する有機溶媒としては、ポリアミック酸の合成反応に用いられるものとして例示した溶媒を挙げることができる。また、ポリアミック酸の合成反応の際に併用することができるものとして例示した貧溶媒も適宜選択して併用することができる。
本発明の液晶表示素子は、例えば次の方法によって製造することができる。
ここに、シール剤としては、例えば硬化剤およびスペーサーとしての酸化アルミニウム球を含有するエポキシ樹脂などを用いることができる。
本発明の液晶配向剤を、液晶配向膜印刷機(日本写真印刷機(株)製)を用いて、膜厚200nm、幅20μmのITO膜が100μm間隔でストライプ状に形成されている透明電極付きガラス基板の透明電極面に塗布し、焼成によって液晶配向膜を形成した後、この液晶配向膜の周辺部、中央部を倍率20倍の顕微鏡にて観察し、塗布ムラの無い場合を「良好」、塗布ムラの有る場合を「不良」と判定した。
電圧OFF時および交流12V(ピーク−ピーク)での液晶表示素子をクロスニコル下で観察し、異常ドメインの有無を偏光顕微鏡で観察し、異常ドメインのない場合を「良好」と判定した。
テトラカルボン酸二無水物として2,3,5−トリカルボキシシクロペンチル酢酸二無水物 1.0モル、ジアミン化合物としてp−フェニレンジアミン 0.8モル、1−コレスタニロキシメチル−2,4−ジアミノベンゼン 0.2モルをN−メチル−2−ピロリドン4,500gに溶解させ、60℃で6時間反応させた。次いで、反応溶液を大過剰のメチルアルコール中に注いで反応生成物を沈澱させた。その後、メチルアルコールで洗浄し、減圧下40℃で15時間乾燥させることにより、対数粘度0.50dl/gのポリアミック酸400gを得た。
得られたポリアミック酸30gをN−メチル−2−ピロリドン570gに溶解させ、ピリジン5.7gおよび無水酢酸7.4gを添加し110℃で4時間脱水閉環させ、上記と同様にして沈殿、洗浄、減圧を行い、イミド化率52%、対数粘度0.41dl/gのポリイミド(これを「ポリイミド(PI−1)」とする)19.0gを得た。
合成例1において、1−コレスタニロキシメチル−2,4−ジアミノベンゼンの代わりに、1−コレスタニロキシ−1,1−ジフロオロメチル−2,4−ジアミノベンゼンを用いた以外は合成例1と同様にして、対数粘度0.37dl/gのポリアミック酸390gを得た。得られたポリアミック酸30gを用いた以外は合成例1と同様にイミド化を行い、イミド化率49%、対数粘度0.32dl/gのポリイミド(これを「ポリイミド(PI−2)」とする)18.9gを得た。
合成例1において、1−コレスタニロキシメチル−2,4−ジアミノベンゼンの代わりに、コレスタニル 3,5−ジアミノベンゾエートを用いた以外は合成例1と同様にして、対数粘度0.40dl/gのポリアミック酸390gを得た。得られたポリアミック酸30gを用いた以外は合成例1と同様にイミド化を行い、イミド化率55%、対数粘度0.32dl/gのポリイミド(これを「ポリイミド(PI−3)」とする)18.9gを得た。
合成例1において、1−コレスタニロキシメチル−2,4−ジアミノベンゼン 0.2モルの代わりに、1−オクタデシロキシ−2,4−ジアミノベンゼン0.2モルを用いた以外は合成例1と同様にして、対数粘度0.17dl/gのポリアミック酸372gを得た。得られたポリアミック酸30gを用いた以外は合成例1と同様にイミド化を行い、イミド化率51%、対数粘度0.35dl/gのポリイミド(これを「ポリイミド(PI−4)」とする)18.9gを得た。
(印刷性試験)
合成例1で得られた部分イミド化重合体(PI−1)を、N−メチル−2−ピロリドン/γ−ブチロラクトン/エチレングリコール モノブチルエーテル混合溶剤(重量比70/10/20)に溶解させて固形分濃度5重量%の溶液とし、十分な攪拌後、この溶液を孔径1μmのフィルターを用いて濾過し、本発明の液晶配向剤を調製した。上記液晶配向剤を、ガラス基板の一面に設けられたITO膜からなる透明導電膜上に、液晶配向膜印刷機(日本写真印刷機(株)製)を用いて塗布し、ホットプレート上で、80℃で1分の仮乾燥を行い、次いでクリーンオーブンで、200℃で1時間乾燥することにより、乾燥膜厚500Åの液晶配向膜を形成した。この液晶配向膜は塗布ムラが観察されず、従って、実施例1で調製した液晶配向剤の印刷性を「良好」と判定した。
合成例1で得られた部分イミド化重合体(PI−1)を、N−メチル−2−ピロリドン/γ−ブチロラクトン/エチレングリコール モノブチルエーテル混合溶剤(重量比70/10/20)に溶解させて固形分濃度3.5重量%の溶液とし、十分な攪拌後、この溶液を孔径1μmのフィルターを用いて濾過した後、ガラス基板の一面に設けられたITO膜からなる透明導電膜上にスピンナーを用いて塗布し、ホットプレート上で、80℃で1分の仮乾燥を行い、次いでクリーンオーブンで、200℃で1時間乾燥することにより、乾燥膜厚500Åの液晶配向膜を有する透明電極基板を作成した。次に、一対の透明電極/透明電極基板の上記液晶配向膜塗布基板の液晶配向膜を有するそれぞれの外縁に、直径3.5μmの酸化アルミニウム球入りエポキシ樹脂接着剤を塗布した後、液晶配向膜面が相対するように重ね合わせて圧着し、接着剤を硬化させた。次いで、液晶注入口より基板間に、ネガ型液晶(メルク社製、MLC−6608)を充填した後、アクリル系光硬化接着剤で液晶注入口を封止し、基板の外側の両面に偏光板を張り合わせ、液晶表示素子を作製し、得られた液晶表示素子の垂直配向性を評価したところ、異常ドメインは発生せず、「良好」であると判定した。
実施例1において重合体(PI−1)の代りに合成例2で得られた重合体(PI−2)を用い、実施例1と同様に行って、液晶配向剤を調整し、実施例1と同様にして、印刷性、垂直配向性を評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、重合体(PI−1)の代りに、合成例3および4で得られたそれぞれ重合体(PI−3)および(PI−4)を用い、実施例1と同様に行って液晶配向剤を調整し、実施例1と同様にして、印刷性、垂直配向性を評価した。結果を表1に示す。
Claims (3)
- 下記式(I)
のそれぞれで表される繰り返し単位よりなる群から選ばれる少なくとも1種の繰返し単位を含有する重合体(但し式(III)で表わされる有機基を有する重合体に限る)を含有することを特徴とする液晶配向剤。 - 前記重合体がテトラカルボン酸二無水物とジアミン化合物を反応させて得られる重合体または該重合体を脱水閉環イミド化して得られる重合体であり、そして
前記ジアミン化合物が上記式(III)で表される有機基を有するジアミン化合物をジアミン化合物全体に対して0.1〜100モル%含むものである、請求項1に記載の液晶配向剤。 - 請求項1または2記載の液晶配向剤から形成された液晶配向膜を具備することを特徴とする液晶表示素子。
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