JP4759632B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents
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1.85<n1n
1.85<n2p
−1.6<f11/f21<−0.9
−2.6<f1/fw<−1.6
1.3<(DL1+DL2+DL3)/fw<2.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図、図2,図3,図4はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。実施例1は変倍比2.9、開口比2.8〜5.1程度のズームレンズである。図5は本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図6,図7,図8はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例2は変倍比3.0、開口比2.8〜5.1程度のズームレンズである。図9は本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図、図10,図11,図12はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例3は変倍比3.0、開口比2.7〜5.1程度のズームレンズである。図13は本発明のズームレンズを備えるデジタルカメラ(撮像装置)要部概略図である。
sk’=f3(1−β3)
の関係が成り立っている。但し、
0<β3<1.0
である。
0.05<|Sag1/Sag2|<1.0 ‥‥‥(1)
なる条件を満足している。但し、差Sag1及びSag2の符号は、近軸曲率半径の面形状が非球面形状より物体側にある場合はマイナス、その逆の場合はプラスとする。
◎第1レンズ群L1の最も物体側のレンズG11及び第2レンズ群L2の最も物体側のレンズG21は、各々物体側と像側の少なくとも一方のレンズ面が非球面形状であり、該レンズG11とレンズG21の材料の屈折率を各々n1n,n2pとする。このとき、
1.85< n1n ‥‥‥(2)
1.85< n2p ‥‥‥(3)
なる条件を満足している。
−1.6<f11/f21<−0.9 ‥‥‥(4)
の条件を満足している。条件式(4)は、焦点距離f11と焦点距離f21の絶対値が略等しくし、両方のレンズG11,G21の材料を同じ(同一)とすることで、ペッツバール和が小さい値となる様にしている。更に好ましくは条件式(4)の数値を次の如く設定するのが良い。
◎第1レンズ群L1の焦点距離をf1、広角端のズーム位置における全系の焦点距離をfwとするとき、
−2.6< f1/fw <−1.6 ‥‥‥(5)
なる条件式を満足している。条件式(5)の上限値を超えると、光学系のレンズ全長は短くなるが、第1レンズ群L1の焦点距離が短くなることで、変倍域全体の収差補正、特に歪曲収差の補正が困難となり好ましくない。また、条件式(5)の下限値を超えると、ズーミング時の第1レンズ群L1の移動量が増大し、光学系のレンズ全長が長くなるので好ましくない。更に好ましくは、条件式(5)の数値範囲を次の如くするのが良い。
◎第2レンズ群L2の焦点距離をf2、広角端のズーム位置における全系の焦点距離をfwとするとき、
1.2< f2/fw <2.0 ‥‥‥(6)
なる条件式を満足している。条件式(6)の上限値を超えると、ズーミング時の第2レンズ群L2の移動量が増大し、光学系の全長が長くなるので好ましくない。また、条件式(6)の下限値を超えると、光学系の全長は短くなるが、第2レンズ群L2の焦点距離が短くなることで、変倍域全体の収差補正が困難となり好ましくない。更に好ましくは、条件式(6)の数値範囲を次の如くするのが良い。
◎第1レンズ群L1の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、第1レンズ群L1の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL1とする。第2レンズ群L2の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、第2レンズ群L2の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL2とする。第3レンズ群L3の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、第3レンズ群L3の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL3とする。広角端のズーム位置における全系の焦点距離をfwとする。このとき、
1.3< (DL1+DL2+DL3)/fw <2.0 ‥‥‥(7)
なる条件式を満足している。条件式(7)は光学系の全長短縮及び沈胴時のレンズ全長短縮を図る為のものである。条件式(7)の上限値を超えると、各レンズの厚みが相対的に厚くなる為、レンズ沈胴全長を短くする事が難しくなるので好ましくない。
各実施例によれば以上の様に各要素を設定する事により、特に、固体撮像素子を用いた撮影系に好適な、構成レンズ枚数が少なくコンパクトで、特に沈胴式のズームレンズに適した、変倍比が2〜3倍程度の優れた光学性能を有するズームレンズを達成している。又、各実施例によればレンズ群中に効果的に非球面を導入し、特に第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の屈折力を適切に設定することによって軸外諸収差、特に非点収差・歪曲収差および大口径比化した際の球面収差の補正を効果的に行っている。尚、以上の各実施例においては、ズーミングに際して各レンズ群の間隔が変化するように2つのレンズ群(例えば第1と第2レンズ群、又は第1と第3レンズ群又は第2と第3レンズ群)を移動させるズームタイプにも適用できる。又、第1レンズ群L1の物体側又は/及び第3レンズ群L3の像側に屈折力の小さなレンズ群を付加しても良い。
x=(h2/R)/[1+{1−(1+k)(h/R)2}1/2]+Bh4+Ch6+Dh8
で表される。但しRは曲率半径である。又「e−0X」は「×10−x」を意味している。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。又前述の各条件式と各数値実施例との関係を表1に示す。
Claims (9)
- 物体側より像側に順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群より構成され、各レンズ群の間隔を変化させてズーミングを行うズームレンズにおいて、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズG11及び前記第2レンズ群の最も物体側のレンズG21は、物体側と像側の少なくとも一方のレンズ面が非球面形状であり、前記レンズG11と前記レンズG21の材料の屈折率を各々n1n,n2p、前記レンズG11と前記レンズG21の焦点距離を各々f11、f21、前記第1レンズ群の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、該第1レンズ群の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL1、前記第2レンズ群の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、該第2レンズ群の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL2、前記第3レンズ群の最も物体側に配置されたレンズの物体側頂点から、該第3レンズ群の最も像側に配置されたレンズの像側頂点までの距離をDL3、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
1.85<n1n
1.85<n2p
−1.6<f11/f21<−0.9
−2.6<f1/fw<−1.6
1.3<(DL1+DL2+DL3)/fw<2.0
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 前記レンズG11の材料と前記レンズG21の材料が同一であることを特徴とする請求項1のズームレンズ。
- 前記第1レンズ群は、物体側より像側に順に、物体側の面が凸でメニスカス形状の負の屈折力のレンズG11と物体側の面が凸でメニスカス形状の正の屈折力のレンズG12より成ることを特徴とする請求項1または2のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群は、物体側より像側へ順に、正の屈折力のレンズG21と負の屈折力のレンズG22とを接合した接合レンズ、物体側と像側の面が凸形状のレンズG23より成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項のズームレンズ。
- 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は像側に凸状の軌跡で移動し、前記第2レンズ群は物体側に単調に移動し、前記第3レンズ群は像側に移動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項のズームレンズ。
- 前記第2レンズ群の焦点距離をf2とするとき、
1.2<f2/fw<2.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項のズームレンズ。 - 前記第3レンズ群を物体側に移動させて無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項のズームレンズ。
- 撮像素子に像を形成する為の光学系であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項のズームレンズ。
- 請求項1〜8のいずれか1項のズームレンズと該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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