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JP4759423B2 - 光伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、面発光レーザやフォトダイオード(フォトディテクタ)などの面型光素子を備える多チャンネル光トランシーバ(例えば波長多重多チャンネル光トランシーバ)に用いて好適の光モジュール、光トランシーバ、光伝送システム、光モジュールの製造方法に関する。
例えば多チャンネル光トランシーバなどの光モジュールにおいて、面発光レーザやフォトダイオードなどの面型光素子を使用する場合、面型光素子の光入射面又は光出射面は実装基板に対して平行になるため、実装基板に対して垂直に光を入射又は出射させることになる。
一方、このような光モジュールにおいては、小型化、薄型化を図ることが必要である。
小型化、薄型化を図るためには、光ファイバ(光ファイバアレイ)を実装基板に対して平行に配置するのが望ましい。この場合、光ファイバの端面と面型光素子の光入射面又は光出射面とは略直角の位置関係になる。そこで、基板上に実装された面型光素子の光入射面又は光出射面に対して垂直に入射又は出射する光の経路(光路)を略90度曲げて、光ファイバと面型光素子とを光学的に接続するために、以下に示すような種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1には、光の進行方向を曲げるための曲面上に光導波路が形成されている立体形状の光導波路構造体を用い、面型光素子に対して入射又は出射する光を、曲面に沿って導いて、光ファイバアレイに結合させる技術が開示されている(例えば図27,図28参照)。
また、特許文献2には、実装面に沿って設けられる光導波路と面発光レーザとを光結合するために、光の向きを90°変換する必要があり、その方法として、素子間を結ぶ導波路フィルムに方向変換器として45°ミラーを形成することが開示されている。
ところで、伝送バンド幅の拡大を可能にする方法の一つとして、波長多重技術を導入してチャンネルあたりの伝送容量を増やす試みがあり、面発光レーザやフォトダイオードと光ファイバとの間に、光の空間伝播と反射光学系を用いた合波器や分波器を設けることが開示されている(例えば非特許文献1参照)。
特開2005−115346号公報 特開2003−322740号公報 Brian E. Lemoff et al. "MAUI: Enabling Fiber-to-the-Processor With Parallel Multiwavelength Optical Interconnects", JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, VOL. 22, NO. 9, SEPTEMBER 2004
ところで、上述のような多チャンネル光トランシーバなどの光モジュールにおいては、面型光素子[面型光デバイスアレイ;例えばVCSEL(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser)アレイやPD(Photo detector)アレイ]と光ファイバ(光ファイバアレイ)とを光学的に接続する部分(光結合部)のコスト削減が課題となっている。
このため、それぞれの部品の共通化も徐々に進んできている。現在、面型光デバイスアレイを構成する複数の面型光デバイス間のピッチ(アレイピッチ)及び光ファイバアレイを構成する複数の光ファイバ間のピッチ(アレイピッチ)は、いずれも、0.25mmに標準化されてきている。また、面型光デバイスアレイを構成する面型光デバイスの数(アレイ数)及び光ファイバアレイを構成する光ファイバの数(アレイ数)は、いずれも、4、8、12、24で標準化されてきている。
一方、例えば多チャンネル光トランシーバの場合、基板上に、VCSELアレイと、PDアレイとを並べて実装することになるが、これらのアレイ間には、例えば1mm程度の実装用間隙(チップ間の間隙)が不可欠である。
この場合、VCSELアレイに光学的に接続される光ファイバ(VCSEL用ファイバ)と、PDアレイに光学的に接続される光ファイバ(PD用ファイバ)との間にも、この実装用間隙に対応した隙間が必要になる。
上述のように、VCSELアレイやPDアレイと、光ファイバアレイとの間で、ピッチが0.25mmに標準化され、アレイ数も4、8、12、24で標準化されると、例えば8ch(4ch入力+4ch出力)の多チャンネル光トランシーバでは、本来、入出力に必要な8chにチップ間の隙間(例えば1mm)に対応する4ch分を加えた12chの標準化された光ファイバアレイを採用するなどして対応することになる。
この場合、チップ間の隙間に対応する4ch分の光ファイバは入出力には使われず、無駄である。また、性能、価格などの全ての面で12chの光ファイバアレイは、8chの光ファイバアレイよりも劣るため、8chの光ファイバアレイを使うのが望ましい。
このため、面型発光素子(VCSELアレイ)に光学的に接続される光ファイバと、面型受光素子(PDアレイ)に光学的に接続される光ファイバとの間に、チップ間の隙間(実装用間隙)に対応する隙間を設けないで、面型発光素子や面型受光素子などの面型光素子(面型光デバイスアレイ)と光ファイバ(光ファイバアレイ)とを光学的に接続しうる簡便な構造を実現することが望まれている。
なお、原理的には、面型光素子から光ファイバに至る途中で導波路間隔を狭め、8chの光ファイバアレイに結合するような部品が製造できれば、この問題は解決する。
しかしながら、例えば特許文献1のように、光の進行方向を曲げるための曲面上に光導波路が形成されている立体形状の光導波路構造体を用いる場合、光デバイスと光ファイバとを光学的に接続するための高精度な光導波路を曲面上に形成する必要があり、現在のところ、このように複雑で高精度の3次元構造を簡便に実現できる手段はなく、実用化されていない。さらに、ピッチ変換までも同時に行なえる構造は製法面での制約から実現困難である。
また、例えば特許文献2のように、チップ間の高密度光接続とピッチ変換とをミラー(90°曲げミラー)を介して行なうものは、ミラー部分での損失(即ち、ミラー表面での吸収損失)が大きく、アライメント精度や加工精度による影響を受けやすいという欠点がある。さらに、導波路交差部でのクロストークが避けられず、光学性能も良くない。
ところで、上記の非特許文献1には、波長多重技術を導入し、光の空間伝播と反射光学系を用いた高度なモジュールが開示されているが、以下の問題点がある。
まず、空間伝播系を用いるためビーム径をあまり細くできない(例えば直径250μm)ため、モジュールの小型化に限界がある。また、空間の多重反射光学系を採用するため、位置合せが難しい。さらに、製品の耐衝撃性を確保するのが困難である。この結果、低コスト化も難しい。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、基板上に実装された面型光素子[例えば面発光レーザやフォトダイオード(フォトディテクタ)など]と、基板に対して平行に取り付けられる光ファイバとの光学的な接続を、簡単、かつ、容易に実現できるようにした、光伝送システムを提供することを目的とする。
このため、本光伝送システムは、第1基板と、第1基板上に実装された一又は複数の第1面型発光素子と、平面上に形成された一又は複数の第1発光素子用曲げ導波路を備える第1導波路ブロックとを備え、第1導波路ブロックは、第1発光素子用曲げ導波路が形成されている平面が第1基板に対して垂直になり、かつ、一の端面において第1発光素子用曲げ導波路と第1面型発光素子の出射面とが対向するように、第1基板上に実装されている第1光モジュールと、第2基板と、第2基板上に実装された一又は複数の第2面型受光素子と、平面上に形成された一又は複数の第2受光素子用曲げ導波路を備える第2導波路ブロックとを備え、第2導波路ブロックは、第2受光素子用曲げ導波路が形成されている平面が第2基板に対して垂直になり、かつ、一の端面において第2受光素子用曲げ導波路と第2面型受光素子の入射面とが対向するように、第2基板上に実装されている第2光モジュールと、第1光モジュールの一の端面に直交する他の端面と、第2光モジュールの一の端面に直交する他の端面とを光学的に接続する複数の光ファイバからなる光ファイバアレイとを備え、光ファイバアレイが、第1光モジュールの最も長い第1発光素子用曲げ導波路と第2光モジュールの最も短い第2受光素子用曲げ導波路とが接続されるように、第1光モジュールと第2光モジュールとの間で180度ねじって接続されていることを要件とする。
したがって、本発明の光伝送システムによれば、基板上に実装された面型光素子[例えば面発光レーザやフォトダイオード(フォトディテクタ)など]と、基板に対して平行に取り付けられる光ファイバとの光学的な接続を、簡単、かつ、容易に実現できるという利点がある。
以下、図面により、本発明の実施の形態にかかる光モジュール、光トランシーバ、光伝送システム、光モジュールの製造方法について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態にかかる光モジュール、光トランシーバ、光伝送システム、光モジュールの製造方法について、図1〜図9を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる光モジュールは、例えば、入力された電気信号を光信号に変換し、アレイ状の光ファイバを介して送信する機能(光送信機)と、光ファイバアレイを介して入力された光信号を電気信号に変換して受信する機能(光受信機)とを備える多チャンネル光トランシーバである。
本多チャンネル光トランシーバは、例えば図1に示すように、プリント基板(回路基板)1と、表面に入射面を有する複数の面型受光素子[ここではフォトダイオード(フォトディテクタ;PD;Photo detector)]からなる面型受光素子アレイ(PDアレイチップ)2と、表面に出射面を有する複数の面型発光素子[ここでは面発光レーザ;VCSEL(Vertical-Cavity Surface−Emitting Laser)]からなる面型発光素子アレイ(VCSELアレイチップ)3と、ピッチを変換する機能を有する複数の曲げ導波路4を備える導波路ブロック(導波路アレイ)5とを備える。以下、面型受光素子、面型発光素子をまとめて面型光素子という場合がある。
ここで、面型受光素子アレイ2及び面型発光素子アレイ3は、図1に示すように、複数の面型発光素子及び複数の面型受光素子が一直線上に並ぶように、プリント基板1上に実装されている。
ここでは、1つの面型受光素子アレイ2と1つの面型発光素子アレイ3とを備えるため、複数の面型光素子アレイを備えることになる。なお、1つの面型受光素子アレイ2のみを備える多チャンネル光受信機として構成しても良いし、1つの面型発光素子アレイ3のみを備える多チャンネル光送信機として構成しても良い。また、1つの面型受光素子及び1つの面型発光素子を備える光トランシーバとして構成しても良い。さらに、1つの面型受光素子のみを備える光受信機、1つの面型発光素子のみを備える光送信機などのように、1つの面型光素子のみを備える光モジュールとして構成しても良い。この場合、導波路ブロック5は、1つの曲げ導波路が平面上に形成されたものとして構成すれば良い。
本実施形態では、図2に示すように、導波路ブロック5に備えられる複数の曲げ導波路4は、平面上に形成されている。このため、製法の自由度が高く、例えば電鋳レプリカで作製した平面状の金型をベースにしてモールド法で容易に作製できる。なお、曲げ導波路4の具体的な形成方法については後述する。
また、本実施形態では、図1,図2に示すように、複数の曲げ導波路4として、複数の面型発光素子のそれぞれに光学的に接続される複数の発光素子用曲げ導波路4Aと、複数の面型受光素子のそれぞれに光学的に接続される複数の受光素子用曲げ導波路4Bとが備えられている。
このうち、複数の発光素子用曲げ導波路4Aは、図1,図2に示すように、導波路ブロック5の一の端面5Aにおいて複数の面型発光素子の間隔(ピッチ)に応じた間隔(ピッチ)になり、導波路ブロック5の他の端面5Bにおいて光ファイバアレイ(リボンファイバ)6を構成する複数の光ファイバの間隔(ピッチ)に応じた間隔(ピッチ)になるように形成されている。
一方、複数の受光素子用曲げ導波路4Bは、図1,図2に示すように、導波路ブロック5の一の端面5Aにおいて複数の面型受光素子の間隔(ピッチ)に応じた間隔(ピッチ)になり、導波路ブロック5の他の端面5Bにおいて光ファイバアレイ6を構成する複数の光ファイバの間隔(ピッチ)に応じた間隔(ピッチ)になるように形成されている。
また、本実施形態では、図1,図2に示すように、発光素子用曲げ導波路4Aと受光素子用曲げ導波路4Bとの間隔は、一の端面5Aにおいて面型発光素子アレイ2と面型受光素子アレイ3との間隔(ピッチ)に応じた間隔(ピッチ)になり、他の端面5Bにおいて光ファイバアレイ6を構成する複数の光ファイバの間隔(ピッチ)に応じた間隔(ピッチ)になるように形成されている。
このように、光ファイバアレイ6のアレイピッチに整合させるように、曲げ導波路4を形成することにより、面型発光素子アレイ2と面型受光素子アレイ3との間の実装用間隙(チップ間隔)にかかわらず(面型発光素子アレイ2と面型受光素子アレイ3とを任意の間隔に配置したとしても)、任意の光ファイバピッチに変換でき、従来のように、面型発光素子アレイ2と面型受光素子アレイ3との間の実装用間隙に応じて、光ファイバアレイの一部が無駄になってしまうのを防止することができる。このため、例えば8chの光トランシーバにおいて、12chの光ファイバアレイを用いる必要がなくなり、コスト削減効果も大きい。
本実施形態では、これらの曲げ導波路4は、図2に示すように、導波路ブロック5の一の端面5Aから一の端面5Aに直交する他の端面5Bまで延びている。つまり、これらの曲げ導波路4は、平面内で略直角に曲げられた曲げ導波路として構成される。
このように構成される導波路ブロック5は、図1に示すように、曲げ導波路4が形成されている平面がプリント基板1に対して垂直になり、かつ、一の端面5Aにおいて曲げ導波路4とプリント基板1上に実装された面型光素子の入射面又は出射面とが対向するように、プリント基板1上に実装されている。これにより、導波路ブロック5に備えられる複数の曲げ導波路4と面型光素子アレイ2,3を構成する複数の面型光素子とが、それぞれ光学的に接続されることになる。なお、プリント基板1は、外部装置と電気的に接続されており、電気信号が入力又は出力(電気I/O)されるようになっている。
ここでは、導波路ブロック5の一の端面5Aは、基板表面に対向することになる。一方、この一の端面5Aに直交する他の端面5Bには、複数の光ファイバからなる光ファイバアレイ6が光学的に接続されることになる。
この場合、光ファイバアレイ6はプリント基板1に対して平行に取り付けられ、各光ファイバの端面と各面型光素子2,3の入射面又は出射面とは略直角の位置関係になるが、導波路ブロック5(即ち、これに備えられる複数の曲げ導波路4)を介して、複数の面型光素子アレイ2,3と光ファイバアレイ6とが光学的に接続されることによって、プリント基板1上に実装された面型光素子の入射面又は出射面に対して垂直に入射又は出射する光の経路(光路)が略90度曲げられることになる。
ところで、このような導波路ブロック5を実際に作製する場合、上述のような光路を略直角に曲げる構造のほかに、レンズや位置決め部(例えば位置決め用凹凸など)を一体化したものとして構成するのが望ましい。この場合、導波路ブロック5の材料としては、モールド型を使用しうる透明ポリマー材料が有効である。これにより、複雑な平面導波路形状を簡便に作製できることになる。
そこで、本実施形態では、導波路ブロック5の一の端面5Aには、図4,図5に示すように、複数の曲げ導波路4を構成する導波路コア14の端面に対応する位置に、それぞれ、レンズ7が設けられている。また、導波路ブロック5の他の端面5Bには、図6,図7に示すように、複数の曲げ導波路4を構成する導波路コア14の端面に対応する位置に、それぞれ、レンズ7が設けられている。なお、図5,図7中、符号15は曲げ導波路4を構成するクラッドフィルムを示している。
また、導波路ブロック5は、図4,図5に示すように、一の端面5A側にプリント基板1に対して位置決めを行なうための基板側位置決め部(ここでは位置合わせ用ピン8)を備えるとともに、図7に示すように、他の端面5B側に複数の光ファイバからなる光ファイバアレイ6に対する位置決めを行なうための光ファイバ側(光コネクタ側)位置決め部(ここでは位置合わせ用ピン挿入穴9)を備える。
なお、アセンブリを容易にするためには、図1に示すように、光ファイバアレイ(リボンファイバ)6の端面は例えばMT(mechanically transferable)型などのアレイ対応の光コネクタ10で終端されていることが望ましい。
この場合、光コネクタ10には、図1に示すように、光ファイバアレイ6の延長線上外側に位置合わせ用ピン(光コネクタ側位置決め部)11が設けられることになる。光ファイバアレイ6と複数の曲がり導波路4とは同一平面内に配置されるため、一方の位置合わせ用ピン11を挿入するための位置合わせ用ピン挿入穴9は曲げ導波路4の上方に設けることになり、導波路ブロック5の高さが高くなってしまう。このため、できるだけ薄型化を図りたい場合には、図3に示すように、曲げ導波路4を、一旦、略直角に曲げた後、曲げ戻して、導波路ブロック5の他の端面(光ファイバ接続側の端面)5Bにおいて、曲げ導波路4ができるだけ下方に位置するように構成することで(即ち、曲げ導波路4を、他の端面5Bにおいてプリント基板1側にシフトさせるように形成することで)、曲げ導波路4の上方に設けられる位置合わせ用ピン挿入穴9の位置を下げるように構成すれば良い。これにより、光モジュールの薄型化を実現できることになる。また、光ファイバアレイ6もできるだけ下側の位置に取り付けられることになるため、光ファイバアレイを含むモジュール全体の高さ(モジュールの厚さ)も低くすることができ、薄型化を図ることができる。このような構成は、特に、チャンネル数が多い場合に有効である。
なお、図1に示すように、上述のように構成される光モジュール(同一の構成のもの)を2つ用意し、これらの光モジュールを複数の光ファイバからなる光ファイバアレイ6によって光学的に接続して、光伝送システムを構成することもできる。
但し、本光モジュールでは、複数の曲げ導波路4は長さが異なっているため(チャンネル毎に光路長が異なっているため)、光配線(光路)の等長化が必要な場合には、光ファイバアレイ6を、一方の光モジュールの最も長い曲げ導波路4と他方の光モジュールの最も短い曲げ導波路4とが接続されるように、2つの光モジュール間で180度ねじって接続するのが好ましい。
次に、本実施形態にかかる光モジュール(多チャンネル光トランシーバ)の製造方法について、図8,図9を参照しながら説明する。
まず、平面上に形成された複数の曲げ導波路(平面内曲げ導波路)4を備える導波路ブロック5は、例えば、以下のようにして作製することができる。
図8(A)に示すように、凸形状の導波路パターン(ここでは複数の曲げ導波路を形成するためのパターン)を有する金型(モールド金型)12を作製する。
そして、この金型12に、下部クラッド材となるオレフィン樹脂13(例えば、硬化後の屈折率n=1.52)を流し込み、モールド成形する。
次に、図8(B)に示すように、透明のオレフィン樹脂製の平板状成形体13の溝(導波路用溝)13Aに、導波路コアとなる紫外線硬化型のエポキシ樹脂14(例えば、硬化後の屈折率n=1.54)を滴下(塗布)した後、図8(C)に示すように、別に用意したオレフィン樹脂製のフィルム15(クラッドフィルム;屈折率n=1.52;例えば厚さ0.1mm)を貼り付ける。
そして、図8(D)に示すように、荷重をかけつつ紫外線を照射してエポキシ樹脂14を硬化させる。
その後、端面を鏡面研磨して、図9(B)に示すように、平面上に形成された曲げ導波路4(ここでは8つの曲げ導波路)を備える導波路ブロック5(平板状成形体からなる導波路ブロック)が作製される。
ここでは、導波路ブロック5の外形寸法は10mm×10mm×5mmである。曲げ導波路4を構成する導波路コアの寸法は0.05mm×0.05mmである。8つの曲げ導波路4のうち、図9(B)中、左側の4つの曲げ導波路は面発光レーザアレイ(VCSELアレイ)2に光学的に接続される発光素子用曲げ導波路(送信用曲げ導波路)4Aであり、これらの送信用曲げ導波路4Aを構成する導波路コアのピッチは0.25mmである。また、8つの曲げ導波路のうち、図9(B)中、右側の4つの曲げ導波路はフォトディテクタアレイ(PDアレイ)3に光学的に接続される受光素子用曲げ導波路(受信用曲げ導波路)4Bであり、これらの受信用曲げ導波路4Bを構成する導波路コアのピッチは0.25mmである。さらに、送信用曲げ導波路4Aを構成する導波路コアと、受信用曲げ導波路4Bを構成する導波路コアとの間のピッチは、導波路ブロック5の一の端面5A(VCSELアレイ2やPDアレイ3に光学的に接続される側の端面)では1.00mmであり、この一の端面5Aに直交する他の端面5B(光ファイバアレイ6に光学的に接続される側の端面)では0.25mmであり、ピッチが変換されている。
一方、図9(A)に示すように、プリント基板1(デバイス実装基板)上には、予め、面発光レーザアレイ2(VCSELアレイ)及びフォトディテクタアレイ(PDアレイ)3を実装しておく。つまり、面発光レーザアレイ2を構成する複数の面発光レーザの発光面(出射面)及びフォトディテクタアレイ3を構成する複数のフォトディテクタの受光面(入射面)をプリント基板1に垂直な方向で上向きとし、複数の面発光レーザ及び複数のフォトディテクタが一直線上に並ぶように、面発光レーザアレイ2及びフォトディテクタアレイアレイ3を、例えば銅タングステン合金の放熱ブロック(ヒートスプレッダ;例えば厚さ0.25mm)16を介してプリント基板1上に導電性ペーストで接着する。
なお、面発光レーザアレイ2とフォトディテクタアレイ3との間の間隔(両チップ間の隙間)は任意の間隔で良いが、ここでは1mmにしている。また、図示しないが、チップ表面の電極とプリント基板上の配線とをワイヤボンディングで結線し、給電線としている。
ここでは、面発光レーザアレイ2として、例えば、波長850nm、マルチモードの4chアレイを用いている。アレイピッチは0.25mmであり、外形は1.0mm×0.25mm×0.25mmである。
また、フォトディテクタアレイ3として、例えば、波長850nmの4chアレイを用いている。アレイピッチは0.25mmであり、外形は1.0mm×0.25mm×0.25mmである。
このようにして作製されたチップ実装済みのプリント基板1上に、スペーサ17(例えば厚さ0.6mm)を介して、上述のようにして作製した導波路ブロック5を実装する。例えば、導波路ブロック5はプリント基板1上に紫外線硬化性樹脂を用いて固定すれば良い。
この際、導波路ブロック5に備えられる複数の曲げ導波路4を構成する導波路コアの中心が、それぞれ、フォトディテクタの受光面の中心及び面発光レーザの発光面の中心に一致するように、例えば上下視野カメラを有するフリップチップボンダを使用して、位置合わせすれば良い。
このようにして、ポリマーを用いて平面内で曲がっている曲げ導波路4(平面内曲げ導波路)を備える導波路ブロック5を作製し、面発光レーザアレイ2及びフォトディテクタアレイ3とともにプリント基板1上に実装して光モジュールとしての多チャンネル光トランシーバを作製した後、図9(C)に示すように、光ファイバアレイ6をアセンブリして、送受信性能を評価すべく、導波路ブロック5を構成する各曲げ導波路4の挿入損失を測定したところ、チップ2,3との結合損失も含めて2.0±0.3dBであり、チャンネル間のばらつきが少なく、上述のようにして作製された導波路ブロック5によるピッチ変換が有効であることが確認できた。
なお、光ファイバアレイ6は、図9(C)に示すように、プリント基板1上に実装された導波路ブロック5の端面に光コネクタ(ファイバコネクタ)10を介して接続した。この際、面発光レーザに電流を流し、アクティブアライメントによって位置合わせを行なった。
したがって、本実施形態にかかる光モジュール、光トランシーバ、光伝送システム、光モジュールの製造方法によれば、プリント基板1上に実装された面型光素子[例えば面発光レーザやフォトダイオード(フォトディテクタ)など]と、プリント基板1に対して平行に取り付けられる光ファイバとの光学的な接続を、簡単、かつ、容易に実現できるという利点がある。
なお、本実施形態では、本発明の光モジュールを、多チャンネル光トランシーバを例に説明しているが、これに限られるものではなく、基板上に実装された面型光素子[例えば面発光レーザやフォトダイオード(フォトディテクタ)など]と、基板に対して平行に取り付けられる光ファイバとの光学的な接続を行なう必要がある光モジュールであれば、本発明を広く適用しうる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態にかかる光モジュール、光トランシーバ、光モジュールの製造方法について、図10〜図19を参照しながら説明する。
本実施形態にかかる光モジュールは、上述の第1実施形態の多チャンネル光トランシーバに対し、波長多重伝送を可能にするための構造である点で異なる。つまり、本実施形態にかかる光モジュールは、薄膜チャネル導波路をベースとし、その分岐・合波技術を利用した波長多重伝送が可能な構造(CWDM構造)を有する波長多重多チャンネル光トランシーバ(光送信機、光受信機)である点で異なる。
以下、波長多重多チャンネル光トランシーバを構成しうる光送信機について図10〜図14を参照しながら説明し、次に、波長多重多チャンネル光トランシーバを構成しうる光受信機について図15〜図19を参照しながら説明し、最後に、波長多重多チャンネル光トランシーバについて説明する。なお、図10〜図19では、上述の第1実施形態(図1参照)と同一のものには同一の符号を付している。
[光送信機]
まず、本実施形態にかかる光送信機は、例えば図10に示すように、表面に出射面を有する複数の面型発光素子[ここでは面発光レーザ;VCSEL(Vertical-Cavity Surface−Emitting Laser)]からなる面型発光素子アレイ2A〜2D(VCSELアレイチップ)と、複数の曲げ導波路24A〜24Dからなる導波路型合波器22を備える送信機用フィルム導波路21を複数積層させてなる送信機用導波路ブロック20(導波路アレイ)とを備える。
ここで、導波路型合波器22は、複数の曲げ導波路24A〜24Dの一端側を重ね合わせたものとして構成され、この一端側で、各曲げ導波路24A〜24Dを伝播してきた光が合波されるようになっている。ここでは、フィルム導波路21を複数積層させることで、多チャンネル合波器を構成している。
また、送信機用導波路ブロック20は、図10に示すように、複数の曲げ導波路24A〜24Dの重ね合わされている側の端面24Xがプリント基板1の表面に沿って平行に、かつ、直列に並ぶように、フィルム導波路21を複数積層させて構成される。このように、フィルム導波路21を多層化することで、多チャンネル導波路ブロック20を構成し、多チャンネル光送信機を実現している。そして、複数の曲げ導波路24A〜24Dが重ね合わされている側の端面24Xには、図10に示すように、光コネクタ10を介して、複数の光ファイバからなる光ファイバアレイ(リボンファイバ)6が接続されることになる。
このため、各フィルム導波路21の厚さ(即ち、各フィルム導波路21の曲げ導波路を構成する導波路コア間の間隔)を、光ファイバアレイ6のファイバピッチに応じた厚さ(間隔)になるようにすることで、上述の第1実施形態のものと同様に、面型発光素子アレイ間の実装用間隙(チップ間隔)にかかわらず(複数の面型発光素子アレイを任意の間隔に配置したとしても)、任意の光ファイバピッチに変換できるようになる。これにより、設計自由度が大きくなり、また、光ファイバアレイの一部が無駄になってしまうのを防止することができる。
また、面型発光素子アレイ2A〜2Dは、図12に示すように、それぞれ、同じ発光波長を持つ複数の面型発光素子を備える。これらの面型発光素子の出射面がプリント基板1に対して垂直上向きになり、かつ、これらの面型発光素子が送信機用フィルム導波路21の積層方向に沿って直列に並ぶように、面型発光素子アレイ2A〜2Dがプリント基板1上に互いに平行に配置されている。
本実施形態では、図11に示すように、発光波長の異なる複数の面型発光素子が、送信機用導波路ブロック20(積層された送信機用フィルム導波路21)の端面に沿って直列に並ぶように、プリント基板1上に実装されている。
つまり、図12に示すように、発光波長λ1の複数の第1面型発光素子からなる第1面型発光素子アレイ2A、発光波長λ2の複数の第2面型発光素子からなる第2面型発光素子アレイ2B、発光波長λ3の複数の第3面型発光素子からなる第3面型発光素子アレイ2C、発光波長λ4の複数の第4面型発光素子からなる第4面型発光素子アレイ2Dが、送信機用導波路ブロック20(積層された送信機用フィルム導波路21)の端面に沿って直列に、かつ、互いに平行に並べて、プリント基板1上に実装されている。
本実施形態では、複数の曲げ導波路24A〜24Dは、送信機用フィルム導波路21として構成されており、平面上に形成されたチャネル導波路である。このため、製法の自由度が高く、例えば電鋳レプリカで作製した平面金型をベースにしたモールド法で容易に作製できることになる。また、チャネル導波路の採用により、ビームを例えば50μm程度の幅に閉じ込めることができ、モジュールの小型化を図ることが可能となる。さらに、光路を最初に2次元平面内に作り込んでしまうため、空間光の場合に比べて位置合わせや信頼性(耐衝撃性)の点で優れている。また、曲げ導波路24A〜24Dを平面上に形成するため、単純な型押し技術で成形でき、低コストである。なお、曲げ導波路24A〜24Dの具体的な形成方法については後述する。
また、本実施形態では、図10に示すように、導波路型合波器22を構成する複数の曲げ導波路24A〜24Dは、送信機用導波路ブロック20の一の端面20Aにおいて複数の面型発光素子のそれぞれに光学的に接続されており、この一の端面20Aに直交する他の端面20Bにおいて光ファイバに光学的に接続されている。
これにより、図10に示すように、発光波長の異なる複数の面型発光素子の出射面から出射された波長の異なる光が、それぞれ、導波路ブロック20に備えられる複数の曲げ導波路24A〜24Dに光結合し、それぞれ、平面内で光路を略直角に曲げられ、合波されて波長多重光とされ、光コネクタ10を介して光ファイバに光結合するようになっている。
本実施形態では、同じ発光波長を持つ複数の面型発光素子を備え、送信機用導波路ブロック20が同じ構成の送信機用フィルム導波路21を複数積層した構造になっており、これに複数の光ファイバからなる光ファイバアレイ6が接続されているため、同じ構成の複数のフィルム導波路型合波器22によって合波された各波長多重光(多チャンネル波長多重光)が、複数の光ファイバのそれぞれに向けて出射されることになる。
次に、本実施形態にかかる波長多重多チャンネル光トランシーバを構成する光送信機(光モジュール)の製造方法について、図13,図14を参照しながら説明する。
まず、平面上に形成された曲げ導波路24A〜24D(平面内曲げ導波路)を備える送信機用導波路ブロック20は、例えば、以下のようにして作製することができる。なお、図13では、説明の便宜上、2つの曲げ導波路のみを示している。
凸形状の送信機用導波路パターン(ここでは複数の曲げ導波路を形成するためのパターン)を有する送信機用金型(モールド金型)を作製する。
そして、この金型に、下部クラッド材となるオレフィン樹脂(例えば、硬化後の屈折率n=1.52)を流し込み、モールド成形する。これにより、図13(A)に示すように、透明のオレフィン樹脂製のフィルム状成形体25が形成される。
次に、図13(B)に示すように、フィルム状成形体25の溝(導波路用溝)25Aに、導波路コアとなる紫外線硬化型のエポキシ樹脂26(例えば、硬化後の屈折率n=1.54)を充填(塗布)した後、図13(C)に示すように、別に用意したオレフィン樹脂製のフィルム27(クラッドフィルム;屈折率n=1.52;厚さ0.1mm)を貼り付ける。
そして、荷重をかけつつ紫外線を照射してエポキシ樹脂を硬化させる。
その後、端面を鏡面研磨して、図11に示すように、平面上に形成された曲げ導波路24A〜24Dを備える送信機用フィルム導波路21が作製される。そして、図12に示すように、このようにして作製される同じ構成の送信機用フィルム導波路21を複数積層させて送信機用導波路ブロック20が作製される。
ここでは、送信機用導波路ブロック20の外形寸法は10mm×5mm×5mmである。曲げ導波路24A〜24Dを構成する導波路コア26の寸法は0.05mm×0.05mmである。
次に、上述のようにして作製される送信機用導波路ブロック20を備える光送信機(送信モジュール)は、例えば、以下のようにして作製することができる。
図14(A)に示すように、プリント基板1上には、予め、複数(ここでは2つ)の面発光レーザアレイ2A,2Bを実装しておく。つまり、面発光レーザアレイ2A,2Bを構成する複数の面発光レーザの発光面(出射面)をプリント基板1に垂直な方向で上向きとし、複数の面発光レーザアレイ2A,2Bが平行に並ぶように、面発光レーザアレイ2A,2Bを、例えば銅タングステン合金の放熱ブロック16(例えば厚さ0.25mm)を介してプリント基板1上に導電性ペーストで接着する。
なお、面発光レーザアレイ2Aと面発光レーザアレイ2Bとの間の間隔(両チップ間の隙間)は任意の間隔で良く、例えば1mmとすれば良い。また、ここでは、チップ表面の電極とプリント基板上の配線とをワイヤボンディングで結線し、給電線としている。
ここでは、例えば、波長850nmと波長980nmの2種類のマルチモード面発光レーザアレイ2A,2Bを用いている。これらの面発光レーザアレイ2A,2Bの外形寸法は0.25mm×0.25mm×0.25mmである。
このようにして作製されたチップ実装済みのプリント基板1上に、図14(B)に示すように、スペーサ17(例えば厚さ0.6mm)を介して、上述のようにして作製した送信機用導波路ブロック(送信側導波路ブロック)20を実装する。例えば、送信機用導波路ブロック20はプリント基板1上に紫外線硬化性樹脂を用いて固定すれば良い。
この際、送信機用導波路ブロック20に備えられる複数の曲げ導波路24A〜24Dを構成する導波路コアの中心が、それぞれ、面発光レーザの発光面の中心に一致するように、例えば上下視野カメラを有するフリップチップボンダを使用して、位置合わせすれば良い。
[光受信機]
次に、本実施形態にかかる光受信機は、例えば図15に示すように、表面に入射面を有する複数(ここでは4つ)の面型受光素子[ここではフォトダイオード(フォトディテクタ;PD;Photo detector)]からなる面型受光素子アレイ(PDアレイチップ)3A〜3Dと、複数(ここでは4つ)の曲げ導波路34A〜34D及び導波路型分波器32を備える受信機用フィルム導波路31を複数積層させてなる受信機用導波路ブロック(導波路アレイ)30とを備える。
ここで、導波路型分波器32は、図16に示すように、複数の曲げ導波路34A〜34Dに接続される複数(ここでは4つ)の波長フィルタ35A〜35Dと、受信機用導波路ブロック30(積層された受信機用フィルム導波路31)の端面に設けられるミラー36と、波長フィルタ35A〜35Dとミラー36との間に形成されるチャネル導波路37とを備える。そして、導波路型分波器32は、チャネル導波路37の入射側端面37Xを介して入射された波長多重光を波長毎に分波して、複数の曲げ導波路34A〜34Dのそれぞれに出射するようになっている。ここでは、フィルム導波路31を複数積層させることで、多チャンネル分波器を構成している。
本実施形態では、波長フィルタ35A〜35Dは、横長のチップ部品として形成される薄膜フィルタを用いている。ここでは、波長フィルタ35A〜35Dは、nチャンネル共用チップを用いており、積層された複数の受信機用フィルム導波路31を貫通するように実装することで、異なるチャンネル間で部品を共有するようにしている。また、波長フィルタ35A〜35Dは、それぞれ、一の波長の光のみを透過し、他の波長の光を反射するように構成されている。ここでは、複数の波長フィルタ35A〜35Dは、それぞれ、異なる波長の光を透過するようになっている。
このように構成される導波路型分波器32では、以下のようにして波長多重光に含まれる各波長の光が分波される。
つまり、図16に示すように、チャネル導波路37の入射側端面37Xを介して入射された波長多重光に含まれる第1の波長λ1を持つ光のみが、第1波長フィルタ35Dを透過して分波され、第1曲げ導波路34Dへ導かれる。
一方、残りの波長多重光は第1波長フィルタ35Dで反射され、チャネル光導波路37を導かれ、ミラー36で反射され、さらにチャネル光導波路37を導かれて、第2の波長λ2を持つ光のみが、第2波長フィルタ35Cを透過して分波され、第2曲げ導波路34Cへ導かれる。
さらに、残りの波長多重光は第2波長フィルタ35Cで反射され、チャネル光導波路37を導かれ、ミラー36で反射され、さらにチャネル光導波路37を導かれて、第3の波長λ3を持つ光のみが第3波長フィルタ35Bを透過して分波され、第3曲げ導波路34Bへ導かれる。
そして、残りの第4の波長λ4を持つ光は第3波長フィルタ35Bで反射され、チャネル光導波路37を導かれ、ミラー36で反射され、さらにチャネル光導波路37を導かれて、第4波長フィルタ35Aを透過して分波され、第4曲げ導波路34Aへ導かれる。
なお、このように構成される導波路型分波器32では、波長間で光路長差が生じてしまうが、この光路長差は、曲げ導波路34A〜34Dの設計によって解消することができ、波長毎の光路長の等長化を図ることが可能である。また、上述の曲げ導波路24A〜24Dを備える光送信機と接続される場合には、光送信機の曲げ導波路24A〜24Dの設計によっても、光路長差を解消することもできる。
また、受信機用導波路ブロック30は、図17に示すように、受信機用フィルム導波路31の端面でチャネル導波路37の入射側端面37Xがプリント基板1の表面に沿って平行に、かつ、直列に並ぶように、フィルム導波路31を複数積層させて構成される。このように、フィルム導波路31を多層化することで、多チャンネル導波路ブロック30を構成し、多チャンネル光受信機を実現している。そして、複数のチャネル導波路37の入射側端面37Xには、図15に示すように、光コネクタ10を介して、複数の光ファイバからなる光ファイバアレイ(リボンファイバ)6が接続されることになる。
このため、各フィルム導波路31の厚さ(即ち、各フィルム導波路31の曲げ導波路を構成する導波路コア間の間隔)を、光ファイバアレイ6のファイバピッチに応じた厚さ(間隔)になるようにすることで、上述の第1実施形態のものと同様に、面型発光素子アレイ間の実装用間隙(チップ間隔)にかかわらず(複数の面型発光素子アレイを任意の間隔に配置したとしても)、任意の光ファイバピッチに変換できるようになる。これにより、設計自由度が大きくなり、また、光ファイバアレイの一部が無駄になってしまうのを防止することができる。
また、面型受光素子アレイ3A〜3Dは、図17に示すように、それぞれ、複数の面型受光素子を備える。これらの面型受光素子の入射面がプリント基板1に対して垂直上向きになり、かつ、これらの面型受光素子が受信機用フィルム導波路31の積層方向に沿って直列に並ぶように、面型受光素子アレイ3A〜3Dがプリント基板1上に互いに平行に配置されている。
本実施形態では、図17に示すように、異なる面型受光素子アレイ3A〜3Dを構成する複数の面型受光素子が、受信機用導波路ブロック30(積層された受信機用フィルム導波路31)の端面に沿って直列に並ぶように、プリント基板1上に実装されている。
つまり、図17に示すように、複数の第1面型受光素子からなる第1面型受光素子アレイ3A、複数の第2面型受光素子からなる第2面型受光素子アレイ3B、複数の第3面型受光素子からなる第3面型受光素子アレイ3C、複数の第4面型受光素子からなる第4面型受光素子アレイ3Dが、受信機用導波路ブロック30(積層された受信機用フィルム導波路31)の端面に沿って直列に、かつ、互いに平行に並べて、プリント基板1上に実装されている。
本実施形態では、複数の曲げ導波路34A〜34Dは、受信機用フィルム導波路31として構成されており、平面上に形成されたチャネル導波路である。このため、製法の自由度が高く、例えば電鋳レプリカで作製した平面金型をベースにしたモールド法で容易に作製できることになる。また、チャネル導波路の採用により、ビームを例えば50μm程度の幅に閉じ込めることができ、モジュールの小型化を図ることが可能となる。さらに、光路を最初に2次元平面内に作り込んでしまうため、空間光の場合に比べて位置合わせや信頼性(耐衝撃性)の点で優れている。また、曲げ導波路34A〜34Dを平面上に形成するため、単純な型押し技術で成形でき、低コストである。なお、曲げ導波路34A〜34Dの具体的な形成方法については後述する。
また、本実施形態では、図15に示すように、複数の曲げ導波路34A〜34Dは、受信機用導波路ブロック30の一の端面30Aにおいて複数の面型受光素子のそれぞれに光学的に接続されている。一方、これらの曲げ導波路34A〜34Dの他端はいずれも導波路型分波器32に接続されている。そして、受信機用導波路ブロック30の一の端面30Aに直交する他の端面30Bにおいて、導波路型分波器32を構成するチャネル導波路37の入射側端面37Xに光ファイバが光学的に接続されている。
これにより、図15に示すように、光ファイバを導かれた波長多重光が、導波路型分波器32を構成するチャネル導波路37の入射側端面37Xに光結合し、このチャネル導波路37を導かれる際に、薄膜波長フィルタ35A〜35Dによってフィルタリングされて、波長毎に分波され、それぞれ、平面内で光路を略直角に曲げる複数の曲げ導波路34A〜34Dを導かれ、複数の面型受光素子のそれぞれに波長の異なる光が光結合するようになっている。
本実施形態では、複数の面型受光素子を備え、受信機用導波路ブロック30が同じ構成の受信機用フィルム導波路31を複数積層した構造になっており、これに複数の光ファイバからなる光ファイバアレイ6が接続されているため、複数の光ファイバのそれぞれから導かれた各波長多重光(多チャンネル波長多重光)が、同じ構成の複数のフィルム導波路型分波器32によって分波され、複数の曲げ導波路34A〜34Dを介して、複数の面型受光素子のそれぞれに向けて出射されることになる。
次に、本実施形態にかかる波長多重多チャンネル光トランシーバを構成する光送信機(光モジュール)の製造方法について、図18,図19を参照しながら説明する。
まず、平面上に形成された曲げ導波路(平面内曲げ導波路)34A〜34Dを備える受信機用導波路ブロック30は、例えば、以下のようにして作製することができる。なお、図18では、説明の便宜上、2つの曲げ導波路のみを示している。
凸形状の受信機用導波路パターン(ここでは複数の曲げ導波路を形成するためのパターン)を有する受信機用金型(モールド金型)を作製する。
そして、この金型に、下部クラッド材となるオレフィン樹脂(例えば、硬化後の屈折率n=1.52)を流し込み、モールド成形する。これにより、図18(A)に示すように、透明のオレフィン樹脂製のフィルム状成形体38が形成される。
次に、図18(B)に示すように、フィルム状成形体38の溝(導波路用溝)38Aに、導波路コアとなる紫外線硬化型のエポキシ樹脂39(例えば、硬化後の屈折率n=1.54)を充填(塗布)した後、図18(C)に示すように、別に用意したオレフィン樹脂製のフィルム40(クラッドフィルム;屈折率n=1.52;厚さ0.1mm)を貼り付ける。
そして、荷重をかけつつ紫外線を照射してエポキシ樹脂を硬化させる。
その後、薄膜フィルタ挿入用溝を形成した後、図18(D)に示すように、例えば980nm用の狭帯域波長フィルタ35(35A〜35D)を挿入し、透明接着剤で固定する。
続いて、図18(E)に示すように、光ファイバを接続する側の端面に、例えば透明接着剤によってミラー36を貼り付ける。
最後に、端面を鏡面研磨して、図16に示すように、平面上に形成された曲げ導波路34A〜34Dを備える受信機用フィルム導波路31が作製される。そして、図17に示すように、このようにして作製される同じ構成の受信機用フィルム導波路31を複数積層させて受信機用導波路ブロック30が作製される。
ここでは、受信機用導波路ブロック30の外形寸法は10mm×5mm×5mmである。曲げ導波路34A〜34Dを構成する導波路コア39の寸法は0.05mm×0.05mmである。
次に、上述のようにして作製される受信機用導波路ブロック30を備える光受信機(受信モジュール)は、例えば、以下のようにして作製することができる。
図19(A)に示すように、プリント基板1上には、予め、複数(ここでは2つ)のフォトディテクタアレイ3A,3Bを実装しておく。つまり、フォトディテクタアレイ3A,3Bを構成する複数のフォトディテクタの受光面(入射面)をプリント基板1に垂直な方向で上向きとし、複数のフォトディテクタアレイ3A,3Bが平行に並ぶように、フォトディテクタアレイ3A,3Bを、例えば銅タングステン合金の放熱ブロック16(例えば厚さ0.25mm)を介してプリント基板1上に導電性ペーストで接着する。
なお、フォトディテクタアレイ3Aとフォトディテクタアレイ3Bとの間の間隔(両チップ間の隙間)は任意の間隔で良く、例えば1mmとすれば良い。また、ここでは、チップ表面の電極とプリント基板上の配線とをワイヤボンディングで結線し、給電線としている。
ここでは、例えば、波長850〜980nmに感度を有する2つのフォトディテクタアレイ3A,3Bを用いている。これらのフォトディテクタアレイ3A,3Bの外形寸法は0.25mm×0.25mm×0.25mmである。
このようにして作製されたチップ実装済みのプリント基板1上に、図19(B)に示すように、スペーサ17(例えば厚さ0.6mm)を介して、上述のようにして作製した受信機用導波路ブロック(受信側導波路ブロック)30を実装する。例えば、受信機
用導波路ブロック30はプリント基板1上に紫外線硬化性樹脂を用いて固定すれば良い。
この際、受信機用導波路ブロック30に備えられる複数の曲げ導波路34A〜34Dを構成する導波路コアの中心が、それぞれ、フォトディテクタの受光面の中心に一致するように、例えば上下視野カメラを有するフリップチップボンダを使用して、位置合わせすれば良い。
[評価]
上述のようにして、ポリマーを用いて平面内で曲がっている曲げ導波路(平面内曲げ導波路)を備える送信機用導波路ブロック20及び受信機用導波路ブロック30を作製し、送信機用導波路ブロック20を面発光レーザアレイ2とともにプリント基板1上に実装して多チャンネル光送信機を作製するとともに、受信機用導波路ブロック30をフォトディテクタアレイ3とともにプリント基板1上に実装して多チャンネル光受信機を作製した後、図14(C),図19(C)に示すように、光ファイバアレイ6をアセンブリして、送受信性能を評価すべく、導波路ブロック20,30を構成する各曲げ導波路の挿入損失を測定したところ、チップとの結合損失も含めて、光送信機(送信側光モジュール)で5.0dB(980nm),4.8dB(850nm)、光受信機(受信側光モジュール)で2.5dB(980nm),3.2dB(850nm)であり、上述のようにして作製された導波路ブロック20,30の有効性が確認できた。
なお、光ファイバアレイ6は、図14(C),図19(C)に示すように、プリント基板1上に実装された送信機用導波路ブロック20の端面、及び、プリント基板1上に実装された受信機用導波路ブロック30の端面のそれぞれに、光コネクタ(図示せず)を介して接続した。この際、面発光レーザに電流を流し、アクティブアライメントによって位置合わせを行なった。
[光トランシーバ]
本実施形態にかかる波長多重多チャンネル光トランシーバは、上述のように構成される光送信機と、上述のように構成される光受信機とを、プリント基板の裏面側で貼り合わせて一体化することによって構成することができる。
[作用・効果]
したがって、本実施形態にかかる光モジュール、光トランシーバ、光モジュールの製造方法によれば、上述の第1実施形態のものと同様に、プリント基板1上に実装された面型光素子[例えば面発光レーザやフォトダイオード(フォトディテクタ)など]と、プリント基板1に対して平行に取り付けられる光ファイバとの光学的な接続を、簡単、かつ、容易に実現できるという利点がある。
特に、上述のような構成を採用することで、小型の波長多重多チャンネル光トランシーバを簡便に実現でき、低コストで、伝送帯域の飛躍的な向上を達成できることになる。
[その他]
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
(付記1)
基板と、
前記基板上に実装された一又は複数の面型光素子と、
平面上に形成された一又は複数の曲げ導波路を備える導波路ブロックとを備え、
前記導波路ブロックは、前記曲げ導波路が形成されている平面が前記基板に対して垂直になり、かつ、一の端面において前記曲げ導波路と前記面型光素子の入射面又は出射面とが対向するように、前記基板上に実装されており、前記一の端面に直交する他の端面に光ファイバが接続されるように構成されていることを特徴とする、光モジュール。
(付記2)
前記一又は複数の曲げ導波路が、前記導波路ブロックの前記一の端面から前記他の端面まで延びていることを特徴とする、付記1記載の光モジュール。
(付記3)
前記複数の面型光素子が、複数の面型発光素子及び複数の面型受光素子であり、
前記複数の面型発光素子及び前記複数の面型受光素子が一直線上に並ぶように配置されていることを特徴とする、付記1又は2記載の光モジュール。
(付記4)
前記複数の曲げ導波路が、前記複数の面型発光素子のそれぞれに光学的に接続される複数の発光素子用曲げ導波路を備え、
前記複数の発光素子用曲げ導波路が、前記一の端面において前記複数の面型発光素子の間隔に応じた間隔になり、前記他の端面において光ファイバアレイを構成する複数の光ファイバの間隔に応じた間隔になるように形成されていることを特徴とする、付記3記載の光モジュール。
(付記5)
前記複数の曲げ導波路が、前記複数の面型受光素子のそれぞれに光学的に接続される複数の受光素子用曲げ導波路を備え、
前記複数の受光素子用曲げ導波路が、前記一の端面において前記複数の面型受光素子の間隔に応じた間隔になり、前記他の端面において光ファイバアレイを構成する複数の光ファイバの間隔に応じた間隔になるように形成されていることを特徴とする、付記3又は4記載の光モジュール。
(付記6)
前記発光素子用曲げ導波路と前記受光素子用曲げ導波路との間隔は、前記一の端面において前記複数の面型発光素子からなる面型発光素子アレイと前記複数の面型受光素子からなる面型受光素子アレイとの間隔に応じた間隔になり、前記他の端面において光ファイバアレイを構成する複数の光ファイバの間隔に応じた間隔になるように形成されていることを特徴とする、付記4又は5記載の光モジュール。
(付記7)
前記曲げ導波路が、略直角に曲げた後、曲げ戻して、前記他の端面において前記基板側にシフトさせて形成されていることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記8)
前記他の端面に複数の光ファイバからなる光ファイバアレイが光学的に接続されていることを特徴とする、付記1〜7のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記9)
前記導波路ブロックが、前記一の端面及び前記他の端面の前記曲げ導波路の導波路コアに対向する位置にレンズを備えることを特徴とする、付記1〜8のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記10)
前記導波路ブロックが、前記一の端面に前記基板に対して位置決めを行なうための基板側位置決め部を備えるとともに、前記他の端面に複数の光ファイバからなる光ファイバアレイに対する位置決めを行なうための光ファイバ側位置決め部を備えることを特徴とする、付記1〜9のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記11)
付記1〜10のいずれか1項に記載の光モジュールを2つ備え、前記2つの光モジュールを複数の光ファイバからなる光ファイバアレイによって光学的に接続してなる光伝送システムであって、
前記光ファイバアレイが、一方の光モジュールの最も長い曲げ導波路と他方の光モジュールの最も短い曲げ導波路とが接続されるように、前記2つの光モジュール間で180度ねじって接続されていることを特徴とする、光伝送システム。
(付記12)
前記複数の面型光素子が、前記導波路ブロックの端面に沿って直列に発光波長の異なる複数の面型発光素子であり、
前記導波路ブロックが、前記複数の曲げ導波路の一端側を重ね合わせたものとして構成される導波路型合波器を備えることを特徴とする、付記1、8〜10のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記13)
前記導波路ブロックが、前記導波路型合波器を備えるフィルム導波路を複数積層させたものとして構成され、
前記複数のフィルム導波路が、複数の光ファイバからなる光ファイバアレイを接続できるように、前記複数の曲げ導波路の重ね合わされている側の端面が前記基板の表面に沿って直列に並ぶように積層されていることを特徴とする、付記12記載の光モジュール。
(付記14)
前記複数の面型光素子が、前記導波路ブロックの端面に沿って直列に複数の面型受光素子であり、
前記導波路ブロックが、前記複数の曲げ導波路のそれぞれに接続される導波路型分波器を備え、
前記導波路型分波器が、前記複数の曲げ導波路に接続される複数の波長フィルタと、前記導波路ブロックの端面に設けられるミラーと、前記複数の波長フィルタと前記ミラーとの間に形成されるチャネル光導波路とを備えることを特徴とする、付記1、8〜10のいずれか1項に記載の光モジュール。
(付記15)
前記導波路ブロックが、前記導波路型分波器を備えるフィルム導波路を複数積層させたものとして構成され、
前記複数のフィルム導波路が、複数の光ファイバからなる光ファイバアレイを接続できるように、前記フィルム導波路の端面で前記チャネル光導波路の入射側端面が前記基板の表面に沿って直列に並ぶように積層されていることを特徴とする、付記14記載の光モジュール。
(付記16)
同じ発光波長を持つ複数の面型発光素子からなる面型発光素子アレイを複数備え、
前記複数の面型発光素子アレイは、互いに異なる発光波長を持ち、前記同じ発光波長を持つ複数の面型発光素子が前記フィルム導波路の積層方向に沿って直列に並び、かつ、前記異なる発光波長を持つ複数の面型発光素子が前記フィルム導波路の端面に沿って直列に並ぶように、配置されていることを特徴とする、付記12又は13記載の光モジュール。
(付記17)
複数の面型受光素子からなる面型受光素子アレイを複数備え、
前記複数の面型受光素子アレイは、同一の面型受光素子アレイを構成する複数の面型受光素子が前記フィルム導波路の積層方向に沿って直列に並び、かつ、異なる面型受光素子アレイを構成する複数の面型受光そしが前記フィルム導波路の端面に沿って直列に並ぶように、配置されていることを特徴とする、付記14又は15記載の光モジュール。
(付記18)
付記12、13、16のいずれか1項に記載の光モジュールと、付記14、15、17のいずれか1項に記載の光モジュールとを、前記基板の裏面側で貼り合わせて一体化してなることを特徴とする、光トランシーバ。
(付記19)
平面上に一又は複数の曲げ導波路を備える導波路ブロックを作製し、
基板上に一又は複数の面型光素子を実装し、
前記導波路ブロックを、前記曲げ導波路が形成されている平面が前記基板に対して垂直になり、かつ、一の端面において前記曲げ導波路と前記面型光素子の入射面又は出射面とが対向するように、前記基板上に実装することを特徴とする、光モジュールの製造方法。
本発明の第1実施形態にかかる光モジュールの構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる光モジュールに備えられる導波路ブロックの構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる光モジュールに備えられる導波路ブロックの変形例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる光モジュールに備えられる導波路ブロックの構成を示す模式図であって、図1のA部を拡大して示す拡大正面図である。 本発明の第1実施形態にかかる光モジュールに備えられる導波路ブロックの構成を示す模式図であって、図4のA−A矢視断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる光モジュールに備えられる導波路ブロックの構成を示す模式図であって、図1のB部を拡大して示す拡大正面図である。 本発明の第1実施形態にかかる光モジュールに備えられる導波路ブロックの構成を示す模式図であって、図1のB部を拡大して示す拡大右側面図である。 (A)〜(D)は、本発明の第1実施形態にかかる光モジュールに備えられる導波路ブロックの製造方法を説明するための模式図である。 (A)〜(D)は、本発明の第1実施形態にかかる光モジュールの製造方法を説明するための模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる光モジュールとしての光送信機の構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる光モジュールとしての光送信機に備えられる送信機用フィルム導波路の構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる光モジュールとしての光送信機に備えられる送信機用導波路ブロック及び面型発光素子アレイの構成を示す模式図である。 (A)〜(C)は、本発明の第2実施形態にかかる光モジュールに備えられる送信機用フィルム導波路(送信機用導波路ブロック)の製造方法を説明するための模式図である。 (A)〜(C)は、本発明の第2実施形態にかかる光モジュール(光送信機)の製造方法を説明するための模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる光モジュールとしての光受信機の構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる光モジュールとしての光受信機に備えられる受信機用フィルム導波路の構成を示す模式図である。 本発明の第2実施形態にかかる光モジュールとしての光受信機に備えられる受信機用導波路ブロック及び面型受光素子アレイの構成を示す模式図である。 (A)〜(E)は、本発明の第2実施形態にかかる光モジュールに備えられる受信機用フィルム導波路(受信機用導波路ブロック)の製造方法を説明するための模式図である。 (A)〜(C)は、本発明の第2実施形態にかかる光モジュール(光受信機)の製造方法を説明するための模式図である。
符号の説明
1 プリント基板
2,2A〜2D 面型発光素子アレイ(VCSELアレイ)
3,3A〜3D 面型受光素子アレイ(PDアレイ)
4 曲げ導波路
4A 複数の発光素子用曲げ導波路
4B 複数の受光素子用曲げ導波路
5 導波路ブロック
5A 導波路ブロックの一の端面
5B 導波路ブロックの他の端面
6 光ファイバアレイ
7 レンズ
8 位置合わせ用ピン(基板側位置決め部)
9 位置合わせ用ピン挿入穴(位置決め部)
10 光コネクタ
11 位置合わせ用ピン(光コネクタ側位置決め部)
12 金型(モールド金型)
13 オレフィン樹脂製の平板状成形体
14 紫外線硬化型のエポキシ樹脂(導波路コア)
15 オレフィン樹脂製のフィルム(クラッドフィルム)
16 ヒートスプレッダ
17 スペーサ
20,30 導波路ブロック
20A,30A 導波路ブロックの一の端面
20B,30B 導波路ブロックの他の端面
21,31 フィルム導波路
22 導波路型合波器
24A〜24D,34A〜34D 曲げ導波路
24X 曲げ導波路の端面
25,38 オレフィン樹脂製のフィルム状成形体
25A,38A フィルム状成形体の溝
26,39 紫外線硬化型のエポキシ樹脂
27,40 オレフィン樹脂製のフィルム(クラッドフィルム)
32 導波路型分波器
35,35A〜35D 波長フィルタ
36 ミラー
37 チャネル導波路
37X チャネル導波路37の入射側端面

Claims (4)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板上に実装された一又は複数の第1面型発光素子と、
    平面上に形成された一又は複数の第1発光素子用曲げ導波路を備える第1導波路ブロックとを備え、
    前記第1導波路ブロックは、前記第1発光素子用曲げ導波路が形成されている平面が前記第1基板に対して垂直になり、かつ、一の端面において前記第1発光素子用曲げ導波路と前記第1面型発光素子の出射面とが対向するように、前記第1基板上に実装されている第1光モジュールと、
    第2基板と、
    前記第2基板上に実装された一又は複数の第2面型受光素子と、
    平面上に形成された一又は複数の第2受光素子用曲げ導波路を備える第2導波路ブロックとを備え、
    前記第2導波路ブロックは、前記第2受光素子用曲げ導波路が形成されている平面が前記第2基板に対して垂直になり、かつ、一の端面において前記第2受光素子用曲げ導波路と前記第2面型受光素子の入射面とが対向するように、前記第2基板上に実装されている第2光モジュールと、
    前記第1光モジュールの前記一の端面に直交する他の端面と、前記第2光モジュールの前記一の端面に直交する他の端面とを光学的に接続する複数の光ファイバからなる光ファイバアレイとを備え、
    前記光ファイバアレイが、前記第1光モジュールの最も長い前記第1発光素子用曲げ導波路と前記第2光モジュールの最も短い前記第2受光素子用曲げ導波路とが接続されるように、前記第1光モジュールと前記第2光モジュールとの間で180度ねじって接続されていることを特徴とする、光伝送システム。
  2. 前記複数の第1発光素子用曲げ導波路が、前記一の端面において前記複数の第1面型発光素子の間隔に応じた間隔になり、前記他の端面において前記光ファイバアレイを構成する前記複数の光ファイバの間隔に応じた間隔になるように形成されていることを特徴とする、請求項1記載の光伝送システム。
  3. 前記複数の第2受光素子用曲げ導波路が、前記一の端面において前記複数の第2面型受光素子の間隔に応じた間隔になり、前記他の端面において前記光ファイバアレイを構成する前記複数の光ファイバの間隔に応じた間隔になるように形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の光伝送システム。
  4. 前記第1光モジュールは、前記第1基板上に実装された一又は複数の第1面型受光素子を備え、
    前記第1導波路ブロックは、前記平面上に形成された一又は複数の第1受光素子用曲げ導波路を備え、前記第1発光素子用曲げ導波路及び前記第1受光素子用曲げ導波路が形成されている前記平面が前記第1基板に対して垂直になり、かつ、前記一の端面において前記第1発光素子用曲げ導波路と前記第1面型発光素子の出射面とが対向するとともに前記第1受光素子用曲げ導波路と前記第1面型受光素子の入射面とが対向するように、前記第1基板上に実装されており、
    前記第2光モジュールは、前記第2基板上に実装された一又は複数の第2面型発光素子を備え、
    前記第2導波路ブロックは、前記平面上に形成された一又は複数の第2発光素子用曲げ導波路を備え、前記第2発光素子用曲げ導波路及び前記第2受光素子用曲げ導波路が形成されている前記平面が前記第2基板に対して垂直になり、かつ、前記一の端面において前記第2発光素子用曲げ導波路と前記第2面型発光素子の出射面とが対向するとともに前記第2受光素子用曲げ導波路と前記第2面型受光素子の入射面とが対向するように、前記第2基板上に実装されており、
    前記光ファイバアレイが、前記第1光モジュールの最も長い前記第1発光素子用曲げ導波路と前記第2光モジュールの最も短い前記第2受光素子用曲げ導波路とが接続されるとともに前記第1光モジュールの最も長い前記第1受光素子用曲げ導波路と前記第2光モジュールの最も短い前記第2発光素子用曲げ導波路とが接続されるように、前記第1光モジュールと前記第2光モジュールとの間で180度ねじって接続されており、
    前記第1発光素子用曲げ導波路と前記第1受光素子用曲げ導波路との間隔は、前記一の端面において前記複数の第1面型発光素子からなる第1面型発光素子アレイと前記複数の第1面型受光素子からなる第1面型受光素子アレイとの間隔に応じた間隔になり、前記他の端面において前記光ファイバアレイを構成する前記複数の光ファイバの間隔に応じた間隔になるように形成されており、
    前記第2発光素子用曲げ導波路と前記第2受光素子用曲げ導波路との間隔は、前記一の端面において前記複数の第2面型発光素子からなる第2面型発光素子アレイと前記複数の第2面型受光素子からなる第2面型受光素子アレイとの間隔に応じた間隔になり、前記他の端面において前記光ファイバアレイを構成する前記複数の光ファイバの間隔に応じた間隔になるように形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光伝送システム
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