JP4756721B2 - カメラの焦点検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、焦点情報を得る為の複数の焦点検出領域を具備したカメラの焦点検出装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年では、複数の焦点検出領域を具備したカメラが一般的になりつつある。また通常、これら複数の焦点検出領域を具備したカメラにおいては、使用する焦点検出領域をユーザーが任意に選択できる焦点検出領域任意選択モードと、使用する焦点検出領域をカメラが自動的に選択する自動焦点検出領域選択モードを備えている。
【0003】
図8,図9を用いて従来の焦点検出領域選択方法を説明する。
【0004】
図8及び図9(a)〜(f)は、従来のカメラの焦点検出領域選択モード中のファインダ内での液晶表示を示している。ここで示すカメラは、図8のように細線で示した33個の焦点検出領域を有し、このうち太線で示した、70〜80までの11個の焦点検出領域を選択可能な焦点検出領域として限定した従来例を示している。
【0005】
焦点検出領域を限定しない場合は、33個の焦点検出領域を焦点検出領域任意選択モードで自由に選択でき、図8に示す11個に限定した場合は、11個の焦点検出領域を焦点検出領域任意選択モードで自由に選択できるものである。
【0006】
また通常、焦点検出領域任意選択モードでは、選択された焦点検出領域1個のみが点灯し視認可能となり、他の焦点検出領域は消灯しており、ユーザーには視認できない。ここでは説明の便宜上、点灯している焦点検出領域については太線で示し、消灯している焦点検出領域については細線で示している。
【0007】
この場合の焦点検出領域選択操作を、図9を用いて説明する。
【0008】
図9(a)は中央の焦点検出領域70を選択している状態を示し、ここだけが点灯している。ここで、焦点検出領域の任意選択モードのとき、後述するメイン電子ダイヤル17(図2参照)を右回転操作すると、図9(b)のように焦点検出領域が71に移動する。その後、継続してメイン電子ダイヤルを右回転操作すると、図9(c)のように焦点検出領域は72に移動し、次いで、図9(d)に示すように最外周焦点検出領域全てが点灯する状態になる。これは、カメラが自動的に焦点検出領域を選択する自動選択モードであることを示している。この状態で焦点検出領域を確定させると、カメラが自動的に焦点検出領域を選択し、それに基づいて撮影動作に入れる。
【0009】
さらに、図9(d)の状態から継続してメイン電子ダイヤルを右回転操作すると、図9(e),(f)にあるように左端の焦点検出領域73が選択され、次に74に移動し、その後、図9(a)に示す中央焦点検出領域75に戻る。同様に、メイン電子ダイヤルを左回転操作すると焦点検出領域が左に移動し、上記説明と反対方向の動きとなる。
【0010】
次に、焦点検出領域の上下方向の選択について述べる。
【0011】
図9(a)にあるように焦点検出領域の任意選択モードで中央点70を選択している状態で、後述するサブ電子ダイヤル18(図2参照)を右回転操作すると、図9(a)で示す上端の焦点検出領域75に移動する。更に続けてサブ電子ダイヤルを右回転操作すると、図9(d)の状態、すなわち最外周焦点検出領域全てが点灯し、カメラが自動的に焦点検出領域を選択する自動選択モードになる。さらに継続してサブ電子ダイヤルを右回転操作すると、図9(a)で示す下端の焦点検出領域76が選択され、その後中央焦点検出領域70に戻る。同様にサブ電子ダイヤルを左回転操作すると、焦点検出領域が下に移動する。
【0012】
上述のように、左右方向選択と上下方向選択の二つの操作を組み合わせて行う事により、図8で示した、77,78,79,80の角部の焦点検出領域を選択する事ができる。
【0013】
特開平10−170813号では、上記の従来例のように複数の焦点検出領域の中から使用可能な焦点検出領域を限定できる機能が述べられている。ここでは、焦点検出領域が限定されていない時に選択していた焦点検出領域が、その後焦点検出領域の限定を行った時に限定焦点検出領域の中に含まれていない場合の不合理を解決するための技術が述べられている。
【0014】
また、焦点検出領域任意選択モードと焦点検出領域自動選択モードとの切換え方法については、特開平8−201679号で述べられている。ここでは、焦点検出領域任意選択モードに一度設定されると、焦点検出領域選択操作の中には焦点検出領域自動選択モードが現れなくなり、不用意に焦点検出領域自動選択モードに設定されることを防ぎ、別操作をする事で、焦点検出領域自動選択モードに再設定が可能になる発明が述べられている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例においては、以下のような課題を抱えている。
【0016】
まず、焦点検出領域任意選択モードで焦点検出領域を選択するとき、たとえ焦点検出領域を限定しても、横方向をメイン電子ダイヤルで、上下方向をサブ電子ダイヤルで行う事に変りはなく、煩雑操作に対する根本的な解決にはなっていない。例えば、中央焦点検出領域を選択している状態から角部の焦点検出領域を選択する時など、メイン電子ダイヤルとサブ電子ダイヤルの二つの操作部材を順次操作しないと選択できない。
【0019】
上記特開平10−170813号では、複数の焦点検出領域の中から使用する焦点検出領域の数を限定することで、操作性の改善とそれに伴う演算処理の高速化による効果を狙う所にとどまっており、2次元配置の焦点検出領域の選択方法については従来の手法を踏襲しており、選択操作時の上下左右方向の選択操作性については改善されていない。
【0021】
また、上記特開平8−201679号では、焦点検出領域任意選択モードと自動選択モードとの切換えについて制限をかける事が述べられているが、設定スイッチの操作で焦点検出領域自動選択モードに再設定する方法はやはり新たな操作部材の増加による操作性の悪化を招くと同時に、焦点検出領域選択という同様の選択操作方法の中で可逆性が無い事による混乱を引き起こすものである。
【0022】
(発明の目的)
本発明の目的は、複数の領域の中の限定される領域より任意の焦点検出領域を選択する際の操作性を向上させることのできるカメラの焦点検出装置を提供しようとするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、カメラの状態の各種設定および焦点検出領域の選択ができるメイン電子ダイヤルと、カメラの状態の各種設定および焦点検出領域の選択ができるサブ電子ダイヤルと、2次元的に配置された複数の領域を焦点検出領域として表示する表示手段と、前記メイン電子ダイヤルと前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて、前記複数の領域の全ての中からいずれかの領域を焦点検出領域として選択可能な第1のモードと、前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて、前記複数の領域のうち中央に位置する領域と最外周に位置する領域とを焦点検出領域として選択可能に限定する第2のモードとを有する制御手段と、前記第1のモードと第2のモードとを撮影者の操作により選択する選択手段と、撮影者の前記操作に応じて選択された領域より焦点情報を算出する算出手段とを有し、前記制御手段が、前記第1のモードが選択された場合は、前記メイン電子ダイヤルまたは前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作が行われる毎に、前記表示手段での表示を全ての前記複数の領域において、前記メイン電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて左右方向に、前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて上下方向に移動させ、現在焦点検出領域として選択している位置を知らしめ、前記第2のモードが選択された場合は、前記サブ電子ダイヤルによる撮影者の操作が行われる毎に、前記表示手段での表示を前記複数の領域のうちの最外周に位置する領域において、前記サブ電子ダイヤルの回転方向と同じ回転方向となるように順次移動させ、現在焦点検出領域として選択している位置を知らしめるカメラの焦点検出装置とするものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0033】
まず、本発明の実施の第1の形態のカメラの構成について、図1〜図3を用いて説明する。
【0034】
図1は本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフカメラの光学系の配置を示す図であり、同図において、1はカメラ本体、30は撮影レンズであり、様々な交換レンズが装着可能である。図1には便宜上、2枚のレンズ30a,30bで示したが、実際はさらに多数のレンズから構成されている。2は主ミラーであり、ファインダ系観察状態と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設され、あるいは退去される。3はサブミラーであり、主ミラー2を透過した光束をカメラボディの下方へ向けて反射する。4はシャッタである。5は感光部材であり、銀塩フィルムあるいはCCDやMOS型等の固体撮像素子あるいはビディコン等の撮像管より成り立っている。
【0035】
6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配置されたフィールドレンズ6a,反射ミラー6b及び6c,絞り6d,2次結像レンズ6e,複数のCCDから成るラインセンサ6f等から構成されている。本実施の形態における焦点検出装置6は、周知の位相差方式を用いており、後述するようにファインダ画面内の33カ所の領域を焦点検出可能なように構成されている。
【0036】
7は撮影レンズ30の予定結像面に配置されたピント板、8はファインダ光路変更用のペンタプリズムである。9,10はそれぞれ撮影画面内の各々被写体輝度を測定するための結像レンズと測光センサであり、結像レンズ9はペンタプリズム8内の反射光路を介してピント板7と測光センサ10を共役に関係付けている。11はペンタプリズム8の射出面後方に配された接眼レンズであり、撮影者の眼によるピント板7の観察に使用される。なお、上記の主ミラー2,ピント板7,ペンタプリズム8,接眼レンズ11によって、ファインダ光学系が構成されている。
【0037】
21は明るい被写体の中でも視認できる高輝度LEDであり、発光中心波長は680ナノメータの赤色である。22は後述の33個の焦点検出領域の位置を表示するスーパーインポーズ用液晶表示パネルであり、選択された焦点検出領域の位置に相当するLCDの表示パターンのみが透過状態となり、後方の高輝度LED21から発せられた光はスーパーインポーズ用液晶表示パネル22の前記透過パターンのみを通過し、投光レンズ23,ダイクロイックミラー24を介し、接眼レンズ11を通って撮影者の眼球に到達し、撮影者は焦点検出領域表示パターンを目視することができる。ここで、ダイクロイックミラー24は光の波長680ナノメータ以上を反射する特性を有しており、上記高輝度LED21の光を効率良く観察者の眼に導き、なおかつ撮影レンズ30からの光はほとんど光量落ち無しにファインダ被写界像として撮影者に観察させる。
【0038】
25はファインダ内の画面外に撮影情報を表示するためのファインダ内液晶であり、照明用LED26によって照明される。このファインダ内液晶25を透過した光は、三角プリズム27によってファインダ内の画面外に導かれる。これにより、撮影者は各種の撮影情報を知ることができる。
【0039】
31は撮影レンズ30内に設けられた絞り、32は絞り駆動回路、33はレンズ駆動用モータ、34は駆動ギヤ等から成るレンズ駆動部材である。35はフォトカプラであり、レンズ駆動部材34に連動するパルス板36の回転を検知してレンズ焦点調節回路110に伝えており、該焦点調節回路110は、この情報とカメラ側からのレンズ駆動量の情報に基づいて前記レンズ駆動用モータを所定量駆動させ、撮影レンズ30を合焦位置に移動させるようになっている。37は公知のカメラとレンズとのインターフェイスとなるマウント接点である。
【0040】
図2は図1で示した構成のカメラを示す図であり、詳しくは、図2(a)はその上面図を、図2(b)はその背面図を、それぞれ示している。
【0041】
図2において、1はカメラ本体であり、2点鎖線で示した30は撮影レンズであり、様々な交換レンズが装着可能である。12はレリーズ釦であり、第1ストロークで測光,焦点検出(以下、AFとも記す)を開始し、第2ストロークで露光を開始する。14は焦点検出領域選択用のスイッチ(SELAF−SW)であり、これを操作すると、カメラは焦点検出領域選択モードに設定され、任意に使用する焦点検出領域を選択できる。15は画面内中央に位置する焦点検出領域を選択するスイッチ(FP−SW)、16は33個の焦点検出領域の中から中央焦点検出領域と後述する外周に位置する8個の焦点検出領域だけが選択できるように焦点検出領域を限定するスイッチ(FP限定−SW)である。これらは共にファインダを覗いた状態で操作可能な位置に配置されている。
【0042】
17はメイン電子ダイヤルであり、撮影モード等、カメラの状態の各種設定および焦点検出領域の選択ができるものである。18はカメラの背蓋に設けられたサブ電子ダイヤルであり、カメラ状態の各種設定および焦点検出領域の選択ができるものである。29は外部液晶表示部(LCD)であり、カメラの各種設定状態が確認できる。
【0043】
図3は上記構成におけるカメラの回路構成の要部を示すブロック図である。
【0044】
図3において、100はカメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュータの中央処理装置(以下、CPUという)であり、このCPU100には、測光回路102,自動焦点検出回路103,信号入力回路104,LCD駆動回路105,LED駆動回路106,シャッタ制御回路108,モータ制御回路109が接続されている。また、焦点調節回路110と絞り駆動回路32は前述したように撮影レンズ30内に配置されており、図1で示したマウント接点37を介して信号の伝達を行う。100aは前記CPU100に付随したEEPROMであり、各種調整データを記憶する記憶機能を有している。
【0045】
前記測光回路102は、前記測光センサ10から送られてくる被写界の明るさに対応した輝度信号を増幅後、対数圧縮,A/D変換し、被写界輝度情報としてCPU100に送信する。6fはCCDラインセンサであり、ファインダ画面内の33個の焦点検出領域の位置に対応した33組のラインセンサCCD−0,CCD−1〜CCD−32によって構成される。前記自動焦点検出回路103は、ラインセンサ6fから得た信号をA/D変換し、CPU100に送る。
【0046】
SW1はレリーズ釦12の第1ストロークでONし、測光,AF動作を開始するスイッチ、SW2はレリーズ釦12の第2ストロークでONし、シャッタ動作を開始させるスイッチである。SELAF−SW(14)は焦点検出領域の選択スイッチであり、1回押す事で撮影者が任意に焦点検出領域を選択できる焦点検出領域選択状態にカメラをセットし、その状態をタイマにより所定時間維持する。その間にメイン電子ダイヤル17もしくはサブ電子ダイヤル18を操作する事で、焦点検出領域を移動させる事ができる。FP−SW(15)は画面内中央に位置する焦点検出領域を選択するスイッチであり、これにより瞬時に中央焦点検出領域を選択する事ができる。FP限定−SW(16)は、33個の焦点検出領域の中から中央焦点検出領域と外周に位置する8個の焦点検出領域だけが選択できるように焦点検出領域を限定するスイッチである。
【0047】
メインDIAL1とメインDIAL2は、図2で示したメイン電子ダイヤル17内に設けたダイヤルスイッチであり、これらのON信号は信号入力回路104のアップダウンカウンタに入力され、該メイン電子ダイヤル17の回転クリック量をカウントするために用いられる。サブDIAL1とサブDIAL2は、同様に図2で示したサブ電子ダイヤル18内に設けたダイヤルスイッチであり、これらのON信号は信号入力回路104のアップダウンカウンタに入力され、該サブ電子ダイヤル18の回転クリック量をカウントするために用いられる。これら各スイッチの信号が信号入力回路104に入力され、データーバスによってCPU100に送信される。
【0048】
前記LCD駆動回路105は液晶表示素子を表示駆動させるための公知の回路であり、CPU100からの信号に従って絞り値,シャッタ秒時,設定した撮影モード等の表示を図2で示した外部表示用LCD29とファインダ内液晶25に表示させる制御を行うとともに、ファインダ内のスーパーインポーズ用LCD22の動作を制御する。前記LED駆動回路106は、照明用LED(F−LED)26とスーパーインポーズ用LED21(SI−LED)を点灯,点滅制御する。
【0049】
前記シャッタ制御回路108は、通電すると先幕を走行させるマグネットMGー1と、後幕を走行させるマグネットMG−2を制御し、感光部材に所定光量を露光させる。前記モータ制御回路109は、フィルムの巻き上げ,巻戻しを行うモータM1と主ミラー2及びシャッタ4のチャージを行うモータM2を制御する。上記シャッタ制御回路108,モータ制御回路109およびCPU100によって、一連のカメラのレリーズシーケンスが実行される。
【0050】
次に、図4のフローチャートを用いて、本発明の実施の第1の形態に係るカメラの全体動作について説明する。
【0051】
カメラを不作動状態から所定の撮影モードに設定された状態で該カメラの電源がONされると、ステップ#100を介してステップ#101以降の動作を開始する。まず、ステップ#101においては、レリーズ釦12の第1ストロークによりスイッチSW1がONされた否かを判定し、ONしていなければONするまで待機する。ONしていればステップ#102へ進み、FP限定−スイッチ16がONされている否かを判定する。この結果、ONされていればステップ#116へ進み、OFFされていればステップ#103へ進む。
【0052】
ステップ#103においては、焦点検出領域選択用のスイッチSELAF−SW14がONされているかOFFされているかを判定し、OFFであればステップ#106へ進むが、ONされていればステップ#104へ進み、任意に焦点検出領域を選択できる焦点検出領域選択モードに設定し、焦点検出領域の選択を受け付ける。ここで、焦点検出領域は、まず前回の焦点検出領域任意選択時に確定された焦点検出領域を最初に確定する。ここで、焦点検出領域の変更は、従来例と同様、図3で示したメイン電子ダイヤル17を操作すると、焦点検出領域を横に移動させる事ができ、サブ電子ダイヤル18を操作すると焦点検出領域を縦に移動できる。これにより撮影者は後述する33個の焦点検出領域のうち1個を任意選択できる。
【0053】
次のステップ#105においては、焦点検出領域選択モードが終了したかどうかを判定する。この判定は詳述しないが、前記のスイッチSELAF−SW14がONされているか、または、前記ステップ#103からスタートしている所定タイマが経過しているかにより判定する。焦点検出領域選択用のスイッチSELAF−SW14のONが維持されるか、または、前記ステップ#103からスタートしている所定タイマが経過していなければ、焦点検出領域選択モード未終了と判定してステップ#104に戻る。また、前記スイッチSELAF−SW14がOFFかつ前記ステップ#103からスタートしている所定タイマが経過していれば、焦点検出領域選択モード終了と判定してステップ#106へ進む。
【0054】
また、上記ステップ#102にてFP限定−SW16がONされていればステップ#116へ進み、使用可能な焦点検出領域を後述の図5に示すように中央焦点検出領域と外周8点の焦点検出領域に限定する。そして、次のステップ#117において、焦点検出領域選択用のスイッチSELAF−SW14がONされているかOFFされているかを判定し、OFFであればステップ#106へ進み、ONされていればステップ#118へ進む。ステップ#118においては、限定された焦点検出領域の中から任意に焦点検出領域を選択できる焦点検出領域選択モードに設定される。ここでは、焦点検出領域は、まず中央の焦点検出領域が選択され、その後の焦点検出領域の選択を受け付ける。この時の選択操作については図5,図6を用いて後述する。次にステップ#119へ進み、限定焦点検出領域選択モードが終了したかどうかを判定する。この判定は上記ステップ#105と同様に行われ、限定焦点検出領域選択モードが未終了と判定したらステップ#118に戻り、限定された焦点検出領域の選択を受け付け、限定焦点検出領域選択モード終了と判定したらステップ#106へ進む。
【0055】
以上のようにして最終選択された焦点検出領域を、ステップ#106において、AFを行う焦点検出領域として確定する。
【0056】
次のステップ#107においては、スイッチSW1がONされているか否かを判定し、ONであればステップ#108へ進み、OFFであればステップ#101に戻る。ステップ#108へ進んだ場合、CPU100はカメラに装着されたレンズとの間で相互通信を行う。これにより、カメラが測光やAFを実行するのに必要なレンズ情報、例えば、撮影レンズの開放FNO. ,ベストピント位置等の情報がカメラのメモリに転送される。またここで、33組のラインセンサCCD−0,CCD−1〜CCD−32は被写界光の蓄積動作を開始し、現時点での像ズレ量(デフォーカス量)を測定する。さらに確定された焦点検出領域に基づいて測光演算を行う。
【0057】
次のステップ#109においては、CPU100は上記ステップ#106で再確定された焦点検出領域での焦点検出演算を自動焦点検出回路103を用いて行い、焦点検出領域が焦点検出可能であるか否かを判定し、不能であればCPU100はLCD駆動回路105に信号を送ってファインダ内液晶25の合焦マーク(不図示)を点滅させ、焦点検出がNGであることを撮影者に警告してステップ#101へ戻る。一方、焦点検出が可能であり、確定した焦点検出領域の焦点調節状態が合焦でなければ、ステップ#110へ進み、CPU100はレンズ焦点調節回路110に信号を送って所定量撮影レンズを駆動させる。
【0058】
次にステップ#111において、上記のレンズ駆動後、確定した焦点検出領域において撮影レンズが合焦しているか否かの判定を行う。その結果、合焦していたならば、CPU100はLCD駆動回路105に信号を送ってファインダ内液晶25、及びスーパーインポーズ用LCD22の制御を行い、さらにLED駆動回路106にも信号を送って、F−LED26及びSI−LED21を点灯させることによって、それぞれ合焦マーク及び確定した焦点検出領域に対応した焦点検出領域表示パターンを光らせる。これにより、撮影レンズが合焦状態にあることと、合焦している焦点検出領域の位置表示を行う。
【0059】
次のステップ#112においては、CPU100は測光回路102に信号を送信して再測光を行わせる。そして、次のステップ#113において、撮影者が確定した焦点検出領域でのピント状態と測光値を容認しているか否かの判定をスイッチSW1のON/OFFにより判定し、さらにステップ#114において、レリーズ釦12が第2ストロークまで行われてスイッチSW2がONしているか否かを判定を行う。もしスイッチSW2がOFF状態であれば再びスイッチSW1の状態の確認を行う。
【0060】
また、スイッチSW2がONであればステップ#115へ進み、撮影動作に入る。具体的には、CPU100は、シャッタ制御回路108,モータ制御回路109、絞り駆動回路111にそれぞれ信号を送信する。そして、まずモータM2に通電して主ミラー2をアップさせ、絞り31を絞り込んだ後、マグネットMG1に通電し、シャッタ4の先幕を開放する。前記絞り31の絞り値及びシャッタ4のシャッタスピードは、測光回路102にて検知された露出値とフィルム5の感度から決定される。所定のシャッタ秒時経過後MG2に通電し、シャッタ4の後幕を閉じる。こうしてフィルム5への露光が終了すると、モータM2に再度通電し、ミラーダウン,シャッタチャージを行うとともにモータM1にも通電し、フィルムの駒送りを行い、一連のシャッタレリーズシーケンスの動作を終了する。
【0061】
その後はステップ#101へ戻り、再びスイッチSW1がONされるまで待機する。なお、上記ステップ#111にて合焦でなかった場合、上記ステップ#113にてスイッチSW1がOFFの場合も、ステップ#101へ戻り、再びスイッチSW1がONされるまで待機する。
【0062】
次に、図5及び図6を用いて、焦点検出領域が限定された場合の選択方法について説明する。
【0063】
図5は、本発明の実施の第1の形態におけるカメラの焦点検出領域を示している。ここで示すように、カメラには焦点検出領域が33個具備されており、焦点検出領域を限定しない場合は、前述の焦点検出領域任意選択モードで33個の中から所望の焦点検出領域を自由に選択できる。また、図2で示したFP限定−SW16が操作されて限定焦点検出領域選択モードの場合は、太線で示す焦点検出領域70と81〜88の9個に限定され、これらの中から焦点検出領域を自由に選択できるものである。
【0064】
通常、焦点検出領域任意選択モードでは、選択された焦点検出領域1個のみが点灯し視認可能となり、他の焦点検出領域は消灯しており、ユーザーには視認できない。
【0065】
以下、図6(a)〜(i)では、説明の便宜上、点灯している焦点検出領域については太線で示し、消灯している焦点検出領域については細線で示し、これらを用いて説明する。
【0066】
図6(a)は中央の焦点検出領域70を選択している状態であり、ここだけが点灯している。ここで焦点検出領域の任意選択モードのとき、サブ電子ダイヤル18を右回転操作すると、図6(b)のように焦点検出領域が81に移動する。その後、継続してサブ電子ダイヤル18を右回転操作すると、図6(c)〜(i)のように、焦点検出領域は82→83→84→85→86→87→88と、移動する。さらにサブ電子ダイヤル18の操作を継続すると、図6(b)で示す焦点検出領域81に戻り、以後、サブ電子ダイヤル18の回転方向と同様の方向に移動を継続し、中央焦点検出領域70に戻る事も無く、自動選択モードに設定される事も無い。同様に、サブ電子ダイヤル18を左回転操作すると、限定された外周の焦点検出領域が前記説明とは逆に左回転方向に移動する。
【0067】
さらに、中央焦点検出領域70を選択するには、図2で示したFP−SW15を押す事で可能である。例えば図6(i)で示す左上角部の焦点検出領域88の状態でFP−SW15を押すと、中央焦点検出領域70に戻る。また、FP−SW15はどの焦点検出領域を選択していても常に機能し、どこからでも中央焦点検出領域70への移動を瞬時に行えるものである。
【0068】
(実施の第2の形態)
図7は本発明の実施の第2の形態に係るカメラの焦点検出領域が限定された場合の選択方法について説明する図である。なお、カメラの構成は上記実施の第1の形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0069】
この実施の第2の形態において、限定する焦点検出領域は図5で示した9点であるものである。ここでは限定された焦点検出領域の選択方法は上記実施の第1の形態と同様であるが、ここでは使用する焦点検出領域を限定された焦点検出領域だけでなく、周囲の焦点検出領域も活用するものである。
【0070】
図7(a)は焦点検出領域の任意選択モードで、中央点70を選択している状態を示す図であり、上下左右の焦点検出領域201,202,203,204も点灯し、焦点検出領域70,201,202,203,204の5点の自動選択が行われる。自動選択のアルゴリズムについては本発明の主旨には関係ないのでここでは説明を省略する。
【0071】
図7(a)の状態からサブ電子ダイヤル18を右回転すると、図7(b)へ進み、焦点検出領域81と左右及び下の焦点検出領域205,206,207の4点による自動選択が行われる。以後、継続してサブ電子ダイヤル18を右回転すると、図7(c)→(d)→(e)→(f)→(g)→(h)→(i)→(b)と進む。
【0072】
具体的には、焦点検出領域70,201,202,203,204の5点の自動選択→右上角部焦点検出領域82とその下208,左209の3点自動選択、→右端部83と左下210,左211,左上212の4点自動選択、→右下角部84と左213,上214の3点自動選択、→下中85と右215,左216,上217の4点自動選択、→左下角部86と右218,上219の3点自動選択、→左端部87と右下220、右221、右上222の4点自動選択、→左上角部88と下223、右224の3点自動選択となる。さらにサブ電子ダイヤル18の右回転を継続すれば、図7(b)の状態、焦点検出領域81と左右及び下の焦点検出領域205,206,207の4点による自動選択となる。
【0073】
また、図7(a)の状態、中央焦点検出領域70とその上下左右の焦点検出領域201,202,203,204の5点による自動選択に戻るには、図2で示したFP−SW15を押す事で可能である。例えば図7(i)の状態でFP−SW15を押すと、図7(a)の状態に戻る。また、FP−SW15はどの焦点検出領域を選択していても常に機能し、どこからでも中央焦点検出領域70と上下左右4点とによる5点自動選択への移動を瞬時に行えるものである。
【0074】
(変形例)
上記の実施の各形態では、33点の焦点検出領域をもつカメラで説明しているが、焦点検出領域の数に限定されるものではない。
【0075】
また、上記実施の第2の形態では、中央焦点検出領域の時に最大で5点の自動選択、その他4点自動選択、3点自動選択としたが、周囲の焦点検出領域をどのように組み合わせて自動選択とするかは自由に設定できてもよい。
【0076】
また、実施の第2の形態では、使用する焦点検出領域をすべて表示することとしたが、代表される領域1個だけを表示するようにしてもよい。
【0077】
又、複数の焦点検出領域を有するカメラを例にしているが、複数の測距領域(被写体までの距離を測定する為の領域)を有するカメラであっても、同様に適用できるものである。
【0078】
本発明は、カメラに適用した例を述べているが、カメラ以外の焦点検出機能を有する光学機器、さらには焦点検出装置そのものであっても良い。
【0079】
【発明の効果】
以上説明しように、本発明によれば、複数の領域の中の限定される領域より任意の焦点検出領域を選択する際の操作性を向上させることができるカメラの焦点検出装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの光学系の配置を示す図である。
【図2】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの上面及び背面を示す図である。
【図3】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの要部の回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の各形態に係る一眼レフカメラの一連の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の第1の形態に係る一眼レフカメラのファインダ内表示を示す図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態において焦点検出領域選択時の様子を示す図である。
【図7】本発明の実施の第2の形態において焦点検出領域選択時の様子を示す図である。
【図8】従来の一眼レフカメラのファインダ内表示を示す図である。
【図9】図8のカメラにおいて焦点検出領域選択時の様子を示す図である。
【符号の説明】
14 焦点検出領域選択用のスイッチ(SELAF-SW)
15 中央焦点検出領域選択用のスイッチ(FP-SW)
16 FP限定スイッチ(FP限定-SW )
17 メイン電子ダイヤル
18 サブ電子ダイヤル
29 外部液晶表示部(LCD)
Claims (3)
- カメラの状態の各種設定および焦点検出領域の選択ができるメイン電子ダイヤルと、
カメラの状態の各種設定および焦点検出領域の選択ができるサブ電子ダイヤルと、
2次元的に配置された複数の領域を焦点検出領域として表示する表示手段と、
前記メイン電子ダイヤルと前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて、前記複数の領域の全ての中からいずれかの領域を焦点検出領域として選択可能な第1のモードと、前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて、前記複数の領域のうち中央に位置する領域と最外周に位置する領域とを焦点検出領域として選択可能に限定する第2のモードとを有する制御手段と、
前記第1のモードと第2のモードとを撮影者の操作により選択する選択手段と、
撮影者の前記操作に応じて選択された領域より焦点情報を算出する算出手段とを有し、前記制御手段は、
前記第1のモードが選択された場合は、前記メイン電子ダイヤルまたは前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作が行われる毎に、前記表示手段での表示を全ての前記複数の領域において、前記メイン電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて左右方向に、前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて上下方向に移動させ、現在焦点検出領域として選択している位置を知らしめ、
前記第2のモードが選択された場合は、前記サブ電子ダイヤルによる撮影者の操作が行われる毎に、前記表示手段での表示を前記複数の領域のうちの最外周に位置する領域において、前記サブ電子ダイヤルの回転方向と同じ回転方向となるように順次移動させ、現在焦点検出領域として選択している位置を知らしめることを特徴とするカメラの焦点検出装置。 - 前記複数の領域の中より焦点検出装置が自動的に焦点検出領域とする領域を選択する焦点検出領域自動選択モードをさらに有し、
前記第2のモードの場合、前記焦点検出領域自動選択モードへの移行を禁止することを特徴とする請求項1に記載のカメラの焦点検出装置。 - 前記第2のモードが選択された場合、前記サブ電子ダイヤルの撮影者の操作に応じて選択された焦点検出領域は、当該選択された領域とその周囲に位置する少なくとも1個の領域を含む小エリアであることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラの焦点検出装置。
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