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JP4740276B2 - 移動局装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線設備を設けた移動体を有する無線通信システムなどに関し、特に、移動体の中に存する複数の人の間で通信を行い易くした無線通信システムなどに関する。
例えば、防災デジタル無線システムの一例である消防デジタル無線システムなどでは、消防車や救急車などの車両に無線設備を搭載して、車両の中に存する人と外部の防災センタなどに存する人との間で無線により通信することが行われる(例えば、非特許文献1、2参照。)。
特開平9−172662号公報 ARIB STD−T61、「狭帯域デジタル通信方式(SCPC/FDMA)」、社団法人電波産業会 ARIB STD−T79、「市町村デジタル移動通信システム」、社団法人電波産業会
しかしながら、上記のようなシステムでは、未だに検討が不十分なところもあり、更なる開発が要求されている。特に、車両の中に存する複数の人の間での通信について改良が必要であった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みなされたもので、移動体の中に存する複数の人の間で通信を行い易くすることができる移動局装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る移動局装置では、次のような構成とした。
すなわち、移動局装置は、移動体に設けられており、
前記移動局装置は、複数の通信端末と、無線通信手段と、内部通信手段と、切替手段を備える。
前記無線通信手段は、前記通信端末のうちの一つ以上の通信端末と外部の装置との間の無線通信処理を実行する。前記内部通信手段は、前記複数の通信端末のうちの二つ以上の通信端末の間の通信処理を実行する。前記切替手段は、前記無線通信手段による無線通信が行われる状態と、前記内部通信手段による通信が行われる状態とを切り替える。
従って、移動体において、通信端末と外部の装置との間で無線通信する状態と、通信端末同士で通信する状態とが切り替えられるため、例えば、移動体の中に存する複数の人の間で通信を行い易くすることができ、特に、消防車や救急車などで大きな効果を発揮することができる。
ここで、移動体としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、消防車や救急車などの自動車や、列車や、船舶などに適用することができる。
また、複数の通信端末の数としては、種々な数が用いられてもよい。
また、それぞれの通信端末は、例えば、マイクなどの送信を行う機能と、スピーカなどの受信を行う機能との一方又は両方を有し、一例として、ハンドセットから構成される。
また、複数の通信端末は、例えば、それぞれが移動体の中の異なる位置に設置され、好ましい態様例として、移動体の中の人が直接的ではなく通信端末により他の人と通信することが必要な位置に設置される。
一例として、移動体の内部において、前方の位置に一の通信端末を設置し、後方の位置に他の通信端末を設置し、これら互いに離れた位置に存する人の間で通話などすることができる。
また、通信端末との間で無線通信する外部の装置としては、種々な装置が用いられてもよく、例えば、基地局装置などが用いられる。
また、外部の装置との間で同時に無線通信を行う通信端末の数としては、例えば、一つであってもよく、或いは、二つ以上であってもよく、この場合、例えば、二つ以上の通信端末のうちの一つの通信端末が送信を行い、全ての通信端末が受信を行う。
また、二つ以上の通信端末の間で通信を行う場合における通信端末の数としては、例えば、二つであってもよく、或いは、三つ以上であってもよく、この場合、例えば、三つ以上の通信端末のうちの一つの通信端末が送信を行い、全ての通信端末が受信を行う。
また、無線通信状態と内部通信状態とを切り替える処理は、例えば、人による所定の操作が受け付けられたことに応じて行われてもよく、或いは、状態を切り替えるための所定の条件が満たされたことに応じて装置により自動的に行われてもよい。
本発明に係る移動局装置では、一構成例として、前記移動局装置において、次のような構成とした。
すなわち、前記複数の通信端末は、前記移動局装置において互いに離隔した位置に設けられた第1の通信端末と第2の通信端末を含んでいる。
前記第1の通信端末では、第1の要求手段が、前記第2の通信端末との通信を要求する。
前記第2の通信端末では、第2の要求手段が、前記第1の通信端末との通信を要求する。
そして、前記第1の通信端末からの要求或いは前記第2の通信端末からの要求に応じて、前記切替手段が前記内部通信手段による通信が行われる状態へ切り替え、前記内部通信手段が前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との間の通信処理を実行する。
従って、第1の通信端末から第2の通信端末との通信を開始することが可能であるとともに、第2の通信端末から第1の通信端末との通信を開始することが可能であり、移動体の内部における双方向での連絡通信を実現することができる。
ここで、通信端末から内部通信を要求する態様としては、例えば、通信端末が人から内部通信を要求するための所定の操作を受け付けて、その操作を受け付けた旨を切替手段や内部通信手段へ通知するような態様を用いることができる。
本発明に係る移動局装置では、一構成例として、前記移動局装置において、次のような構成とした。
すなわち、前記切替手段は、デジタル信号を処理する回路から構成され、デジタル処理により前記切り替えを実行する。
従って、例えばアナログ処理により切り替えを実行する場合と比べて、処理を容易化することが可能である。また、例えば、切り替えの機能をデジタル無線設備の内部に設けることにより、省スペース化を図ることも可能である。
ここで、切替手段を構成する回路としては、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)やCPU(Central Processing Unit)などを用いることができる。
本発明に係る移動局装置では、一構成例として、前記移動局装置において、次のような構成とした。
すなわち、前記移動局装置は、前記移動局装置に設置された無線設備本体と、前記無線設備本体と着脱可能である携帯無線機を備える。
前記携帯無線機では、携帯無線通信手段が、前記外部の装置との間の無線通信処理を実行する。
また、前記無線設備本体と前記携帯無線機には、前記外部の装置からの呼出情報として同一の情報が設定される。
従って、無線設備本体と携帯無線機とが着脱可能な態様で設けられる移動体が用いられる例えば消防デジタル無線システムなどにおいて、移動体の中に存する人と外部との無線通信を行う状態と、移動体の中に存する人の間での通信を行う状態とを切り替えることができ、移動体の内部における連絡通信を実現することができる。
なお、一例として、無線設備本体に複数の通信端末や無線通信手段や内部通信手段や切替手段が備えられる。他の一例として、複数の通信端末のうちの一つ以上を携帯無線機に備えるような構成を用いることもでき、例えば、携帯無線機の送信機能及び受信機能と通信端末の機能とを共通化することが可能である。
また、無線設備本体や携帯無線機の呼出情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、電話番号の情報などが用いられる。
本発明に係る移動局装置では、一構成例として、前記移動局装置において、次のような構成とした。
すなわち、前記携帯無線機は、前記移動局装置に設置された無線設備本体から取り外された状態のときには、前記無線設備本体を介さずに前記外部装置との通信を直接的に行う。
以上説明したように、本発明に係る無線通信システムなどによると、移動体において、複数の通信端末のうちの一つ以上の通信端末と外部の装置との間の無線通信処理を実行する状態と、これら複数の通信端末のうちの二つ以上の通信端末の間の通信処理を実行する状態とを切り替えるようにしたため、例えば、移動体の中に存する複数の人の間で通信を行い易くすることができ、特に、消防車や救急車などで大きな効果を発揮することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明を適用することが可能なシステムの一例を示す。
図1には、防災デジタル無線システムの一例である消防デジタル無線システムの構成例を示してある。
本例の消防デジタル無線システムは、操作部11と表示部12と記憶部13を有する指令装置(指令卓)1と、回線制御装置(無線回線制御装置)2と、複数であるn個の基地局装置A1〜Anと、複数であるn個の遠隔制御器B1〜Bnと、複数であるm個の移動局装置C1〜Cmを備えている。
各移動局装置C1〜Cmは、車載機21と携帯機22から構成されており、また、携帯機22を置くための置台23を有している。
本例の消防デジタル無線システムは、東京都など各都道府県の地域防災のために用いることができる。本例では、指令装置1や回線制御装置2は防災センタに設置されており、各基地局装置A1〜Anは消防署内或いはビルの上や街中や山上などの外部に設置されており、各遠隔制御器B1〜Bnは消防署内に設置されており、各移動局装置C1〜Cmは消防車或いは救急車などの車両に設置されている。
各車両では、例えば、車載機21や置台23が当該各車両に取り付けられるなどして搭載されており、携帯機22は人により持ち運ぶことや置台23に置くことが可能になっている。
なお、図1に示されるのと同様なシステムを複数設けて、いずれかのシステムを運用するとともに他のシステムを予備として待機させ、運用しているシステムが故障したときに予備のシステムを運用させることで全体の運用を継続させるような構成とすることも可能である。
また、基地局装置A1〜Anとの間で通信する配下の装置としては、例えば、固定機、半固定機、携帯機、可搬機など、種々なものが用いられてもよい。
本例の消防デジタル無線システムにおいて行われる動作の概要を示す。
指令装置1では、操作部11が人(指令者)により操作されることにより各種の指示や情報を入力し、表示部12が表示対象となる各種の情報を画面に表示出力し、メモリから構成された記憶部13が記憶対象となる各種の情報を記憶する。
指令者は、指令装置1から配下の装置(回線制御装置2、基地局装置A1〜An、遠隔制御器B1〜Bn、移動局装置C1〜Cm)へ各種の指示を送信することができる。また、指令者は、指令装置1が配下の装置から受信した各種の情報を画面表示により見ることができる。また、必要な情報は、記憶部13に保持される。
回線制御装置2は、例えば有線で指令装置1と複数の基地局装置A1〜Anと接続されており、これらの間の通信を中継し、また、無線回線などに関する各種の制御を行う。
各基地局装置A1〜Anは、通信可能な領域(エリア)に存在する移動局装置C1〜Cmとの間で無線により通信し、また、有線で接続された各遠隔制御器B1〜Bnとの間で通信する。
各遠隔制御器B1〜Bnは、有線で接続された各基地局装置A1〜Anとの間で通信し、例えば、移動局装置と同様な機能を有しており、人(署員)により操作などされる。
各移動局装置C1〜Cmは、当該各移動局装置C1〜Cmが収容される基地局装置A1〜Anとの間で無線により通信する。
図2には、車載機21の構成例及び携帯機22の構成例を示してある。
車載機21は、アンテナ31と、無線部32と、キー操作部33と、表示部34と、マイクを有するマイク部35と、例えば2つのスピーカを有するスピーカ部36と、メモリ37と、携帯インタフェース38と、制御部39を備えている。
携帯機22は、アンテナ41と、無線部42と、キー操作部43と、表示部44と、マイクを有するマイク部45と、スピーカを有するスピーカ部46と、メモリ47と、車載インタフェース48と、制御部49を備えている。
ここで、車載機21が有する内部の処理機能と携帯機22が有する内部の処理機能は、例えばスピーカの数が異なるなどの相違はあるが、概略的には、同様である。
車載機21では、無線部32がアンテナ31により基地局装置A1〜Anとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部33が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部34が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部35が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部36が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ37が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、携帯インタフェース38が携帯機22の車載インタフェース48との間で例えば光信号により通信し、制御部39が各種の制御を行う。
同様に、携帯機22では、無線部42がアンテナ41により基地局装置A1〜Anとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部43が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部44が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部45が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部46が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ47が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、車載インタフェース48が車載機21の携帯インタフェース38との間で例えば光信号により通信し、制御部49が各種の制御を行う。
ここで、車載機21のメモリ37に記憶される呼出情報(ID情報)と携帯機22のメモリ47に記憶される呼出情報(ID情報)としては、同一の情報が設定される。
また、車載機21と携帯機22とは、携帯機22が置台23に置かれた状態では携帯インタフェース38と車載インタフェース48との間で通信することが可能であるが、例えば、携帯機22が置台23から取り外されて持ち運ばれる状態では携帯インタフェース38と車載インタフェース48との間では通信しない。
本例では、携帯機22が置台23にセットされている(置かれている)状態では、携帯機22は特に機能せず、基地局装置A1〜Anからの受信や、基地局装置A1〜Anへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などは全て車載機21により行われる。
一方、携帯機22が置台23から取り外された状態では、携帯機22により基地局装置A1〜Anからの受信や、基地局装置A1〜Anへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などの全てが行われ、この状態では、車載機21により基地局装置A1〜Anからの受信や、表示出力や、音声出力のみが行われる。つまり、車載機21と携帯機22とは同一の呼出情報(ID情報)が設定されており、受信は両方で同時に行うことが可能であるが、送信は片方ずつ行う構成となっている。
なお、置台23から取り外された携帯機22は、車載機21を介さずに、基地局装置A1〜Anとの間で直接的に無線通信する。この点は、通常の親子電話の子機とは異なる点であると考えられる。
また、携帯機22が置台23にセットされた状態や置台23から取り外された状態は、車載機21や携帯機22により検出されて、それぞれの制御部39、49によりそのときの状態に応じて実行可能な機能(或いは、実行不可能な機能)が設定される。
また、車載機21では、2つのスピーカを有しており、例えば、携帯機22が置台23から取り外された状態では、基地局装置A1〜Anから携帯機22へ送信される通話の内容を一のスピーカから音声出力するとともに、携帯機22から基地局装置A1〜Anへ送信される通話の内容を他のスピーカから音声出力する。
一例として、消防車などに移動局装置C1〜Cmが設けられており、当該消防車などが火災などの現場にいて、或る隊員が携帯機22を持って当該消防車などの外部に出て活動し、他の隊員が当該消防車などの内部で待機する際に、当該他の隊員は車載機21から出力される音声を聞くことにより、携帯機22と基地局装置A1〜Anとの間で行われる通話の内容を聞くことができる。
なお、例えば、基地局装置A1〜Anから移動局装置C1〜Cmへの下りの通信と、移動局装置C1〜Cmから基地局装置A1〜Anへの上りの通信とでは、異なる周波数が用いられる。
また、基地局装置A1〜Anの側(例えば、指令装置1)と移動局装置C1〜Cmとの間の通信としては、例えば、プレストーク通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、通常の携帯電話のような両方向同時通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、他の態様の通信が行われる構成が用いられてもよい。また、基地局装置A1〜Anの側から移動局装置C1〜Cmへ報知のための情報を送信して、移動局装置C1〜Cmが当該情報の受信に応じて当該情報を(自動的に)出力するような構成を用いることもできる。
消防車の場合には、例えば、プレストーク通信が用いられ、指令装置1から複数の消防車の移動局装置C1〜Cmを呼び出してグループ通信(例えば、事業リンクでのグループ通信)し、このグループ内でプレストーク通信することにより、これら複数の消防車により同一の火災現場の処置を行うことができる。
救急車の場合には、例えば、通常の電話のような通信が用いられ、発話(発呼)及び受話により通話を行うことができる。
また、例えば、車載機21と携帯機22との間で離れた所でも無線により通信することが可能な機能を車載機21及び携帯機22に設けることも可能である。この場合、一例として、トンネル内などの不感地帯で携帯機22を車両の外部に持ち出すときに、車載機21と携帯機22をトランシーバのように用いて互いに通話することができる。
以下の実施例では、消防車や救急車などの車両に設けられる移動局装置C1〜Cmに適用することが可能な装置の例を示す。
概略的には、車両には、前側の席などに無線設備を設け、前側の席に第1のハンドセットを設け、後ろ側の席に第2のハンドセットを設ける。そして、前側の席に存する人が第1のハンドセットを使用し、後ろ側の席に存する人が第2のハンドセットを使用することで、これらの人の間で通話を行うことを可能とする。また、第1のハンドセット或いは第2のハンドセットと外部の基地局装置などとの間で無線により通信することを可能とする。
なお、第1のハンドセットは、例えば、運転席の隣の助手席に設けられる。
また、消防車や救急車では、前の席と後ろの席とが区切られていることも多く、これらの席に存する人の間で直接的に会話することが困難であることも多い。
また、ハンドセットとしては、例えば、マイクとスピーカを有するものが用いられるが、他の構成例として、マイクのみ或いはスピーカのみを用いることも可能である。
また、以下の実施例では、詳しい説明は省略するが、無線設備は、図1や図2に示されるように本体(車載機)と携帯機から構成されている。以下の実施例では、無線設備として本体(車載機)の構成例や動作例を示し、携帯機については図示や説明を省略する。
本発明の第1実施例を説明する。
図3及び図4には、本例の移動局装置の構成例を示してある。
本例の移動局装置は、通話用のハンドセット51と、スピーカ52と、切替ボックス53と、デジタル無線設備54を備えており、同一の車両内に設置される。
本例では、車両の前部にハンドセット51と切替ボックス53とデジタル無線設備54を設置してあり、当該車両の後部にスピーカ52を設置してある。
ハンドセット51は、マイク(マイクロホン)51aと、スピーカ51bを有している。
切替ボックス53は、切替制御用の切替スイッチ61と、オーディオ信号用の増幅器(図示せず)を内蔵している。
デジタル無線設備54は、A/D(Analog to Digital)変換部71と、D/A(Digital to Analog)変換部72と、音声コーデック部73と、デジタル信号処理部74と、送受信部75と、アンテナ76を有している。
切替スイッチ61は、ハンドセット51のマイク51aとA/D変換部71とを接続する状態(図3の状態)と、ハンドセット51のマイク51aとスピーカ52とを接続する状態(図4の状態)とを切り替える。
ここで、切替スイッチ61は、例えば、切替ボックス53或いはハンドセット51などに設けられたボタンなどが人により操作されることにより切り替えられてもよく、或いは、デジタル無線設備54に設けられたCPUなどの制御部(図示せず)により自動的に切り替え制御されてもよい。
本例の移動局装置において行われる動作の例を示す。
ハンドセット51により無線通信を行う場合には、図3に示される経路となるように切替ボックス53の切替スイッチ61が設定され、ハンドセット51のマイク51aとA/D変換部71とが接続される。
車両の前部に存する人(使用者)は、ハンドセット51を使用して、マイク51aに音声を入力し、スピーカ51bから出力される音声を聞く。
この場合、ハンドセット51のマイク51aに入力された音声のアナログ信号が、切替ボックス53を介してデジタル無線設備54に入力され、A/D変換部71によりデジタル信号へ変換され、音声コーデック部73により音声符号化され、デジタル信号処理部74により変調処理され、送受信部75によりアンテナ76から無線送信される。
また、アンテナ76を介して送受信部75により受信された信号(受信信号)が、デジタル信号処理部74により復調処理され、音声コーデック部73により復号処理され、D/A変換部72によりアナログ信号へ変換され、ハンドセット51のスピーカ51bに入力される。これにより、受信信号に含まれる音声がハンドセット51のスピーカ51bから出力される。
車両の前部に設置されたハンドセット51から車両の後部に設置されたスピーカ52に対して同一の車両内での連絡通信をする場合には、例えば車両の前部に設置された切替ボックス53の切替スイッチ61を人により手動操作することで、図4に示される経路となるように切替ボックス53の切替スイッチ61が設定され、ハンドセット51のマイク51aとスピーカ52とが接続される。
車両の前部に存する人(使用者)は、ハンドセット51を使用して、マイク51aに音声を入力し、スピーカ51bから出力される音声を聞く。
車両の後部に存する人(使用者)は、スピーカ52から出力される音声を聞く。
この場合、ハンドセット51のマイク51aに入力された音声のアナログ信号が、切替ボックス53を介してスピーカ52から出力される。これにより、車両の前部の人から車両の後部の人に対して連絡通信が行われる。
また、ハンドセット同士で(本例では、ハンドセット51からスピーカ52へ)連絡通信しているときに、デジタル無線設備54により基地局装置などからの信号を無線受信した場合には、一例として、ハンドセット同士での通信をそのままにして、一つ以上(全てでもよい)のハンドセットにおいて音や振動や光などを出力して使用者に報知するように制御することができ、他の一例として、切替ボックス53の切替スイッチ61を強制的に図3に示される経路のように無線通信を行う経路へ切り替えて、ハンドセット同士での通信を切断して無線通信を有効にするように制御することができる。
以上のように、本例の移動局装置では、ハンドセット51により外部の基地局装置などとの間で無線通信する状態と、車両の前部に設置されたハンドセット51から車両の後部に設置されたスピーカ52へ同一車両内での連絡通信をする状態とを切り替えることができ、消防車や救急車などにおける作業を効率化することができる。
なお、本例では、移動体として消防車や救急車などの車両が用いられており、移動体に移動局装置(通信装置)が設けられており、移動局装置は無線設備本体とそれに着脱可能な携帯無線機から構成されている(本例では、携帯無線通信手段を有する携帯無線機については図示を省略してある)。
また、本例の移動局装置では、ハンドセット51やスピーカ52により複数(本例では、2個)の通信端末が構成されており、無線通信状態と内部通信状態とを切り替える切替ボックス53の切替スイッチ61の機能により切替手段が構成されており、デジタル無線設備54に備えられた各処理部71〜76の機能により無線通信手段が構成されており、切替ボックス53を介して通信端末の間で内部通信を行う機能により内部通信手段が構成されている。また、ハンドセット51から内部通信の要求を発する機能により要求手段が構成されている。
本発明の第2実施例を説明する。
なお、本例では、第1実施例と同様な構成や動作については説明を省略或いは簡略化する。
図5及び図6には、本例の移動局装置の構成例を示してある。
本例の移動局装置は、通話用の第1のハンドセット81と、通話用の第2のハンドセット82と、切替ボックス83と、デジタル無線設備84を備えており、同一の車両内に設置される。
本例では、車両の前部に第1のハンドセット81と切替ボックス83とデジタル無線設備84を設置してあり、当該車両の後部に第2のハンドセット82を設置してある。
第1のハンドセット81は、マイク81aと、スピーカ81bを有している。
第2のハンドセット82は、マイク82aと、スピーカ82bを有している。
切替ボックス83は、切替制御用の切替スイッチ91〜94と、オーディオ信号用の増幅器(図示せず)を内蔵している。
デジタル無線設備84は、第1のA/D変換部101と、第1のD/A変換部102と、第1の音声コーデック部103と、第2のA/D変換部104と、第2のD/A変換部105と、第2の音声コーデック部106と、デジタル信号処理部107と、送受信部108と、アンテナ109を有している。
切替スイッチ91〜94は、第1のハンドセット81のマイク81aと第1のA/D変換部101とを接続し且つスピーカ81bと第1のD/A変換部102とを接続し且つ第2のハンドセット82のスピーカ82bと第2のD/A変換部105とを接続する状態(図5の状態)と、第2のハンドセット82のマイク82aと第2のA/D変換部104とを接続し且つスピーカ82bと第2のD/A変換部105とを接続し且つ第1のハンドセット81のスピーカ81bと第1のD/A変換部102とを接続する状態と、第1のハンドセット81のマイク81aと第2のハンドセット82のスピーカ82bとを接続するとともに第1のハンドセット81のスピーカ81bと第2のハンドセット82のマイク82aとを接続する状態(図6の状態)とを切り替える。
本例の移動局装置において行われる動作の例を示す。
第1のハンドセット81により無線通信を行う場合には、図5に示される経路となるように切替ボックス83の切替スイッチ91〜94が設定され、第1のハンドセット81のマイク81aと第1のA/D変換部101とが接続され、第1のハンドセット81のスピーカ81bと第1のD/A変換部102とが接続され、第2のハンドセット82のスピーカ82bとD/A変換部105とが接続される。
この場合、第1のハンドセット81のマイク81aに入力された音声のアナログ信号が、切替ボックス83を介してデジタル無線設備84に入力され、第1のA/D変換部101、第1の音声コーデック部103、デジタル信号処理部107、送受信部108を経由してアンテナ109から無線送信される。
また、アンテナ109を介して送受信部108により受信された信号(受信信号)が、デジタル信号処理部107、第1の音声コーデック部103、第1のD/A変換部102を経由して第1のハンドセット81のスピーカ81bから音声出力されるとともに、デジタル信号処理部107、第2の音声コーデック部106、第2のD/A変換部105を経由して第2のハンドセット82のスピーカ82bから音声出力される。
このように、本例では、受信信号に含まれる音声が、第1のハンドセット81と第2のハンドセット82の両方で出力され、これら両方の使用者により聞くことができる。
なお、第2のハンドセット82により無線通信を行う場合についても、第1のハンドセット81により無線通信を行う場合と同様である。
ここで、本例では、それぞれのハンドセット81、82には例えばプレストーク通信に用いられるプレススイッチが設けられており、使用者によりプレススイッチが押された場合にはその旨を示す情報(プレススイッチ情報)が切替ボックス83或いはそれを制御する処理部へ通知され、プレススイッチが押された一つのハンドセットのマイクがデジタル無線設備84のA/D変換部と接続されて有効となるように切替スイッチ91、93が切り替えられる。つまり、本例では、2個のハンドセット81、82のうちでプレススイッチを押した方の使用者により無線送話を行うことができる。
車両の前部に設置された第1のハンドセット81から車両の後部に設置された第2のハンドセット82に対して同一の車両内での連絡通信をする場合には、例えば車両の前部に設置された切替ボックス83の切替スイッチ91〜94を人により手動操作することで、図6に示される経路となるように切替ボックス83の切替スイッチ91〜94が設定され、第1のハンドセット81のマイク81aと第2のハンドセット82のスピーカ82bとが接続されるとともに、第1のハンドセット81のスピーカ81bと第2のハンドセット82のマイク82aとが接続される。
この場合、第1のハンドセット81のマイク81aに入力された音声のアナログ信号が、切替ボックス83を介して第2のハンドセット82のスピーカ82bから出力され、また、第2のハンドセット82のマイク82aに入力された音声のアナログ信号が、切替ボックス83を介して第1のハンドセット81のスピーカ81bから出力される。これにより、車両の前部の人と車両の後部の人との間で双方向で連絡通信が行われる。
また、同様に、車両の後部に設置された第2のハンドセット82の使用者が所定の操作を行うことにより、車両の前部に設置された第1のハンドセット81に対して連絡通信することが可能である。
以上のように、本例の移動局装置では、第1のハンドセット81により外部の基地局装置などとの間で無線通信するとともに第2のハンドセット82により外部からの音声を出力する状態と、第2のハンドセット82により外部の基地局装置などとの間で無線通信するとともに第1のハンドセット81により外部からの音声を出力する状態と、車両の前部に設置された第1のハンドセット81と車両の後部に設置された第2のハンドセット82との間で同一車両内での連絡通信をする状態とを切り替えることができ、消防車や救急車などにおける作業を効率化することができる。また、本例では、車両の前部に設置されたハンドセット81からの連絡通信の開始が可能であるとともに、車両の後部に設置されたハンドセット82からの連絡通信の開始が可能である。
なお、本例では、移動体として消防車や救急車などの車両が用いられており、移動体に移動局装置(通信装置)が設けられており、移動局装置は無線設備本体とそれに着脱可能な携帯無線機から構成されている(本例では、携帯無線通信手段を有する携帯無線機については図示を省略してある)。
また、本例の移動局装置では、第1のハンドセット81や第2のハンドセット82により複数(本例では、2個)の通信端末が構成されており、無線通信状態と内部通信状態とを切り替える切替ボックス83の切替スイッチ91〜94の機能により切替手段が構成されており、デジタル無線設備84に備えられた各処理部101〜109の機能により無線通信手段が構成されており、切替ボックス83を介して通信端末の間で内部通信を行う機能により内部通信手段が構成されている。また、ハンドセット81、82から内部通信の要求を発する機能により要求手段が構成されている。
本発明の第3実施例を説明する。
第1実施例や第2実施例で示した移動局装置では、無線通信用のデジタル無線設備54、84のほかに車内連絡通信切替用の切替ボックス53、83を設置することが必要であることから、狭い空間である車両内に設置する場合には、切替ボックスをなくした構成の方が好ましい。
図7及び図8には、本例の移動局装置の構成例を示してある。
本例の移動局装置は、通話用の第1のハンドセット111と、通話用の第2のハンドセット112と、デジタル無線設備113を備えており、同一の車両内に設置される。
本例では、車両の前部に第1のハンドセット111とデジタル無線設備113を設置してあり、当該車両の後部に第2のハンドセット112を設置してある。
第1のハンドセット111は、マイク111aと、スピーカ111bを有している。
第2のハンドセット112は、マイク112aと、スピーカ112bを有している。
本例では、2個のハンドセット111、112は同様な機能を有している。
デジタル無線設備113は、第1のA/D変換部121と、第1のD/A変換部122と、第2のA/D変換部123と、第2のD/A変換部124と、スイッチ制御部125と、第1の音声コーデック部126と、第2の音声コーデック部127と、デジタル信号処理部128と、送受信部129と、アンテナ130と、CPU(Central Processing Unit)131を有している。
スイッチ制御部125は、切替制御用の切替スイッチ141〜144を有している。
ここで、スイッチ制御部125は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの制御回路を用いて構成されている。
切替スイッチ141〜144は、第1のA/D変換部121及び第1のD/A変換部122と第1の音声コーデック部126とを接続し且つ第2のD/A変換部124と第2の音声コーデック部127とを接続する状態(図7の状態)と、第2のA/D変換部123及び第2のD/A変換部124と第2の音声コーデック部127とを接続し且つ第1のD/A変換部122と第1の音声コーデック部126とを接続する状態と、第1のA/D変換部121と第2のD/A変換部124とを接続し且つ第1のD/A変換部122と第2のA/D変換部123とを接続する状態(図8の状態)とを切り替える。
ここで、スイッチ制御部125において行われる切替スイッチ141〜144の切り替え処理は、CPU131により制御される。また、このような切り替え処理は、例えば、ハンドセット111、112などに設けられた所定のボタンなどが人により操作されたことがCPU131に通知されたことに応じてCPU131により制御されてもよく、或いは、デジタル無線設備113に設けられたデジタル信号処理部128などからの受信信号に基づいてCPU131により制御されてもよい。
本例の移動局装置において行われる動作の例を示す。
第1のハンドセット111により無線通信を行う場合には、図7に示される経路となるようにCPU131によりスイッチ制御部125の切替スイッチ141〜144が設定され、第1のA/D変換部121と第1の音声コーデック部126とが接続され、第1のD/A変換部122と第1の音声コーデック部126とが接続され、第2のD/A変換部124と第2の音声コーデック部127とが接続される。
車両の前部に存する人(使用者)は、第1のハンドセット111を使用して、マイク111aに音声を入力し、スピーカ111bから出力される音声を聞く。
車両の後部に存する人(使用者)は、第2のハンドセット112を使用して、スピーカ112bから出力される音声を聞く。
この場合、第1のハンドセット111のマイク111aに入力された音声のアナログ信号が、デジタル無線設備113に入力され、第1のA/D変換部121によりデジタル信号へ変換され、スイッチ制御部125を経由して、第1の音声コーデック部126により音声符号化され、デジタル信号処理部128により変調処理され、送受信部129によりアンテナ130から無線送信される。
また、アンテナ130を介して送受信部129により受信された信号(受信信号)が、デジタル信号処理部128により復調処理され、そして、第1の音声コーデック部126により復号処理され、スイッチ制御部125を経由して、第1のD/A変換部122によりアナログ信号へ変換され、第1のハンドセット111のスピーカ111bに入力されるとともに、第2の音声コーデック部127により復号処理され、スイッチ制御部125を経由して、第2のD/A変換部124によりアナログ信号へ変換され、第2のハンドセット112のスピーカ112bに入力される。これにより、受信信号に含まれる音声が、第1のハンドセット111のスピーカ111bから出力されるとともに、第2のハンドセット112のスピーカ112bから出力される。このように、本例では、受信信号に含まれる音声が、第1のハンドセット111と第2のハンドセット112の両方で出力され、これら両方の使用者により聞くことができる。
なお、第2のハンドセット112により無線通信を行う場合についても、第1のハンドセット111により無線通信を行う場合と同様である。
ここで、本例では、それぞれのハンドセット111、112には例えばプレストーク通信に用いられるプレススイッチが設けられており、使用者によりプレススイッチが押された場合にはその旨を示す情報(プレススイッチ情報)がCPU131へ通知され、プレススイッチが押された一つのハンドセットのマイクに接続されたA/D変換部が音声コーデック部と接続されて有効となるように切替スイッチ141、143が切り替えられる。つまり、本例では、2個のハンドセット111、112のうちでプレススイッチを押した方の使用者により無線送話を行うことができる。
車両の前部に設置された第1のハンドセット111から車両の後部に設置された第2のハンドセット112に対して同一の車両内での連絡通信をする場合には、例えば第1のハンドセット111を人により操作することで、連絡通信を開始する要求がCPU131に対して伝達され、これに応じて、図8に示される経路となるようにCPU131によりスイッチ制御部125が制御される。これにより、第1のハンドセット111のマイク111aに接続された第1のA/D変換部121と第2のハンドセット112のスピーカ112bに接続された第2のD/A変換部124とが接続されるとともに、第1のハンドセット111のスピーカ111bに接続された第1のD/A変換部122と第2のハンドセット112のマイク112aに接続された第2のA/D変換部123とが接続される。
車両の前部に存する人(使用者)は、第1のハンドセット111を使用して、マイク111aに音声を入力し、スピーカ111bから出力される音声を聞く。
同様に、車両の後部に存する人(使用者)は、第2のハンドセット112を使用して、マイク112aに音声を入力し、スピーカ112bから出力される音声を聞く。
この場合、第1のハンドセット111のマイク111aに入力された音声のアナログ信号が、第1のA/D変換部121によりデジタル信号へ変換され、スイッチ制御部125を経由して、第2のD/A変換部124によりアナログ信号へ変換され、第2のハンドセット112のスピーカ112bから出力される。また、第2のハンドセット112のマイク112aに入力された音声のアナログ信号が、第2のA/D変換部123によりデジタル信号へ変換され、スイッチ制御部125を経由して、第1のD/A変換部122によりアナログ信号へ変換され、第1のハンドセット111のスピーカ111bから出力される。これにより、車両の前部の人と車両の後部の人との間で双方向で連絡通信が行われる。
また、同様に、車両の後部に設置された第2のハンドセット112の使用者が所定の操作を行うことにより、車両の前部に設置された第1のハンドセット111に対して連絡通信することが可能である。
また、ハンドセット111、112同士で連絡通信しているときに、デジタル無線設備113により基地局装置などからの信号を無線受信した場合には、一例として、ハンドセット同士での通信をそのままにして、一つ以上(全てでもよい)のハンドセットにおいて音や振動や光などを出力して使用者に報知するように制御することができ、他の一例として、スイッチ制御部125の切替スイッチ141〜144を強制的に図7などに示される経路のように無線通信を行う経路へ切り替えて、ハンドセット同士での通信を切断して無線通信を有効にするように制御することができる。このような制御は、本例では、CPU131により行われ、基地局装置などからの無線信号を受信したことをデジタル信号処理部128から通知されたことに応じて行われる。
このように、本例の移動局装置では、マイク111a、112aやスピーカ111b、112bを有した少なくとも2個のハンドセット111、112がA/D変換部121、123やD/A変換部122、124に接続されており、A/D変換部121、123の出力側の経路とD/A変換部122、124の入力側の経路を制御するスイッチ制御部125を備え、スイッチ制御部125の切替スイッチ141〜144をCPU131により制御することにより、複数のハンドセット111、112の間での通信を可能とする。
本例では、複数のハンドセット111、112が同一のデジタル無線設備113に接続された構成において、いずれかのハンドセット111、112からハンドセット間通信の起動があったことに応じて、無線通信状態からハンドセット間接続状態へ経路を切り替えることにより、複数のハンドセット111、112の間でハンドセット同士の連絡通信を行うことができる。また、本例では、いずれのハンドセット111、112からもハンドセット間通信の起動が可能であり、車両の前部或いは後部から車内での連絡通信の開始が可能である。
以上のように、本例の移動局装置では、第1のハンドセット111により外部の基地局装置などとの間で無線通信するとともに第2のハンドセット112により外部からの音声を出力する状態と、第2のハンドセット112により外部の基地局装置などとの間で無線通信するとともに第1のハンドセット111により外部からの音声を出力する状態と、車両の前部に設置された第1のハンドセット111と車両の後部に設置された第2のハンドセット112との間で同一車両内での連絡通信をする状態とを切り替えることができ、消防車や救急車などにおける作業を効率化することができる。また、本例では、車両の前部に設置されたハンドセット111からの連絡通信の開始が可能であるとともに、車両の後部に設置されたハンドセット112からの連絡通信の開始が可能である。
また、本例の移動局装置では、複数の無線通信用のハンドセット111、112が設置されたデジタル無線設備113において無線通信状態と車内での連絡通信状態との切り替えを行う場合に、CPU131によるデジタル処理が用いられていることから、例えばアナログ処理が用いられる場合と比べて処理し易くなり、また、切替スイッチ141〜144の機能がデジタル無線設備113の内部に組み込まれているため、例えば第1実施例や第2実施例に示されるような切替ボックス53、83をなくすことができ、装置を小型化して、車内の空間を有効に利用することができる。
なお、本例では、移動体として消防車や救急車などの車両が用いられており、移動体に移動局装置(通信装置)が設けられており、移動局装置は無線設備本体とそれに着脱可能な携帯無線機から構成されている(本例では、携帯無線通信手段を有する携帯無線機については図示を省略してある)。
また、本例の移動局装置では、第1のハンドセット111や第2のハンドセット112により複数(本例では、2個)の通信端末が構成されており、無線通信状態と内部通信状態とを切り替えるスイッチ制御部125の切替スイッチ141〜144やCPU131の機能により切替手段が構成されており、デジタル無線設備113に備えられた各処理部121〜131の機能により無線通信手段が構成されており、A/D変換部121、123やD/A変換部122、124やスイッチ制御部125を介して通信端末の間で内部通信を行う機能により内部通信手段が構成されている。また、ハンドセット111、112から内部通信の要求を発する機能により要求手段が構成されている。
本発明の第4実施例を説明する。
なお、本例では、第3実施例と同様な構成や動作については説明を省略或いは簡略化する。
図9及び図10には、本例の移動局装置の構成例を示してある。
本例の移動局装置は、通話用の第1のハンドセット151と、通話用の第2のハンドセット152と、デジタル無線設備153を備えており、同一の車両内に設置される。
本例では、車両の前部に第1のハンドセット151とデジタル無線設備153を設置してあり、当該車両の後部に第2のハンドセット152を設置してある。
第1のハンドセット151は、マイク151aと、スピーカ151bを有している。
第2のハンドセット152は、マイク152aと、スピーカ152bを有している。
本例では、2個のハンドセット151、152は同様な機能を有している。
デジタル無線設備153は、第1のA/D変換部161と、第1のD/A変換部162と、第1の音声コーデック部163と、第2のA/D変換部164と、第2のD/A変換部165と、第2の音声コーデック部166と、スイッチ制御部167と、デジタル信号処理部168と、送受信部169と、アンテナ170と、CPU171を有している。
スイッチ制御部167は、切替制御用の切替スイッチ181〜184を有している。
切替スイッチ181〜184は、デジタル信号処理部168の側における第1の音声コーデック部163の出力側及び入力側とデジタル信号処理部168とを接続し且つデジタル信号処理部168の側における第2の音声コーデック部166の入力側とデジタル信号処理部168とを接続する状態(図9の状態)と、デジタル信号処理部168の側における第2の音声コーデック部166の出力側及び入力側とデジタル信号処理部168とを接続し且つデジタル信号処理部168の側における第1の音声コーデック部163の入力側とデジタル信号処理部168とを接続する状態と、デジタル信号処理部168の側における第1の音声コーデック部163の出力側とデジタル信号処理部168の側における第2の音声コーデック部166の入力側とを接続し且つデジタル信号処理部168の側における第1の音声コーデック部163の入力側とデジタル信号処理部168の側における第2の音声コーデック部166の出力側とを接続する状態(図10の状態)とを切り替える。
ここで、スイッチ制御部167において行われる切替スイッチ181〜184の切り替え処理は、CPU171により制御される。
本例の移動局装置において行われる動作の例を示す。
第1のハンドセット151により無線通信を行う場合には、図9に示される経路となるようにCPU171によりスイッチ制御部167の切替スイッチ181〜184が設定され、デジタル信号処理部168の側における第1の音声コーデック部163の入力側及び出力側とデジタル信号処理部168とが接続され、デジタル信号処理部168の側における第2の音声コーデック部166の入力側とデジタル信号処理部168とが接続される。
この場合、第1のハンドセット151のマイク151aに入力された音声のアナログ信号が、デジタル無線設備153に入力され、第1のA/D変換部161と第1の音声コーデック部163とスイッチ制御部167とデジタル信号処理部168と送受信部169を経由して、アンテナ170から無線送信される。
また、アンテナ170を介して送受信部169により受信された信号(受信信号)が、デジタル信号処理部168とスイッチ制御部167を経由して、そして、第1の音声コーデック部163と第1のD/A変換部162を経由して第1のハンドセット151のスピーカ151bに入力されるとともに、第2の音声コーデック部166と第2のD/A変換部165を経由して第2のハンドセット152のスピーカ152bに入力される。これにより、受信信号に含まれる音声が、第1のハンドセット151のスピーカ151bから出力されるとともに、第2のハンドセット152のスピーカ152bから出力される。
なお、第2のハンドセット152により無線通信を行う場合についても、第1のハンドセット151により無線通信を行う場合と同様である。
また、本例では、2個のハンドセット151、152のうちでプレススイッチを押した方の使用者により無線送話を行うことができるように、CPU171により切替スイッチ181〜184が切り替えられる。
車両の前部に設置された第1のハンドセット151から車両の後部に設置された第2のハンドセット152に対して同一の車両内での連絡通信をする場合には、例えば第1のハンドセット151を人により操作することで、連絡通信を開始する要求がCPU171に対して伝達され、これに応じて、図10に示される経路となるようにCPU171によりスイッチ制御部167が制御される。これにより、第1のハンドセット151のマイク151aに対応した第1の音声コーデック部163の出力側と第2のハンドセット152のスピーカ152bに対応した第2の音声コーデック部166の入力側とが接続されるとともに、第1のハンドセット151のスピーカ151bに対応した第1の音声コーデック部163の入力側と第2のハンドセット152のマイク152aに対応した第2の音声コーデック部166の出力側とが接続される。
この場合、第1のハンドセット151のマイク151aに入力された音声のアナログ信号が、第1のA/D変換部161によりデジタル信号へ変換され、第1の音声コーデック部163により音声符号化され、スイッチ制御部167を経由して、第2の音声コーデック部166により復号処理され、第2のD/A変換部165によりアナログ信号へ変換され、第2のハンドセット152のスピーカ152bから出力される。また、第2のハンドセット152のマイク152aに入力された音声のアナログ信号が、第2のA/D変換部164によりデジタル信号へ変換され、第2の音声コーデック部166により音声符号化され、スイッチ制御部167を経由して、第1の音声コーデック部163により復号処理され、第1のD/A変換部162によりアナログ信号へ変換され、第1のハンドセット151のスピーカ151bから出力される。これにより、車両の前部の人と車両の後部の人との間で双方向で連絡通信が行われる。
また、同様に、車両の後部に設置された第2のハンドセット152の使用者が所定の操作を行うことにより、車両の前部に設置された第1のハンドセット151に対して連絡通信することが可能である。
このように、本例の移動局装置では、マイク151a、152aやスピーカ151b、152bを有した少なくとも2個のハンドセット151、152がA/D変換部161、164やD/A変換部162、165を介して音声コーデック部163、166に接続されており、デジタル信号処理部168の側における音声コーデック部163、166の入出力の経路を制御するスイッチ制御部167を備え、スイッチ制御部167の切替スイッチ181〜184をCPU171により制御することにより、複数のハンドセット151、152の間での通信を可能とする。
以上のように、本例の移動局装置では、第1のハンドセット151により外部の基地局装置などとの間で無線通信するとともに第2のハンドセット152により外部からの音声を出力する状態と、第2のハンドセット152により外部の基地局装置などとの間で無線通信するとともに第1のハンドセット151により外部からの音声を出力する状態と、車両の前部に設置された第1のハンドセット151と車両の後部に設置された第2のハンドセット152との間で同一車両内での連絡通信をする状態とを切り替えることができ、消防車や救急車などにおける作業を効率化することができる。また、本例では、車両の前部に設置されたハンドセット151からの連絡通信の開始が可能であるとともに、車両の後部に設置されたハンドセット152からの連絡通信の開始が可能である。
また、本例の移動局装置では、複数の無線通信用のハンドセット151、152が設置されたデジタル無線設備153において無線通信状態と車内での連絡通信状態との切り替えを行う場合に、CPU171によるデジタル処理が用いられていることから、例えばアナログ処理が用いられる場合と比べて処理し易くなり、また、切替スイッチ181〜184の機能がデジタル無線設備153の内部に組み込まれているため、例えば第1実施例や第2実施例に示されるような切替ボックス53、83をなくすことができ、装置を小型化して、車内の空間を有効に利用することができる。
なお、本例では、移動体として消防車や救急車などの車両が用いられており、移動体に移動局装置(通信装置)が設けられており、移動局装置は無線設備本体とそれに着脱可能な携帯無線機から構成されている(本例では、携帯無線通信手段を有する携帯無線機については図示を省略してある)。
また、本例の移動局装置では、第1のハンドセット151や第2のハンドセット152により複数(本例では、2個)の通信端末が構成されており、無線通信状態と内部通信状態とを切り替えるスイッチ制御部167の切替スイッチ181〜184やCPU171の機能により切替手段が構成されており、デジタル無線設備153に備えられた各処理部161〜171の機能により無線通信手段が構成されており、A/D変換部161、164やD/A変換部162、165や音声コーデック部163、166やスイッチ制御部167を介して通信端末の間で内部通信を行う機能により内部通信手段が構成されている。また、ハンドセット151、152から内部通信の要求を発する機能により要求手段が構成されている。
ここで、第3実施例ではデジタル無線設備113におけるA/D変換部121、123及びD/A変換部122、124と音声コーデック部126、127との間に切替スイッチ141〜144(スイッチ制御部125)を設けた構成例を示し、第4実施例ではデジタル無線設備153における音声コーデック部163、166とデジタル信号処理部168との間に切替スイッチ181〜184(スイッチ制御部167)を設けた構成例を示した。
他の構成例として、デジタル無線設備の内部においてA/D変換部及びD/A変換部よりもハンドセットの側に切替スイッチの機能を設けることも可能である。この構成では、ハンドセットとA/D変換部及びD/A変換部とが切替スイッチを介して接続され、ハンドセット同士での連絡通信時には複数のハンドセットの間で切替スイッチを経由して通信が行われる。
また、以上の実施例では、自動車の車両に移動局装置を搭載する場合を示したが、例えば、列車や船舶などの種々な移動体に移動局装置を搭載することも可能である。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
消防デジタル無線システムの構成例を示す図である。 車載機及び携帯機の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。 本発明の第1実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。 本発明の第2実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。 本発明の第3実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。 本発明の第3実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。 本発明の第4実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。 本発明の第4実施例に係る移動局装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1・・指令装置、 2・・回線制御装置、 11・・操作部、 12、34、44・・表示部、 13・・記憶部、 21・・車載機、 22・・携帯機、 23・・置台、 A1〜An・・基地局装置、 B1〜Bn・・遠隔制御器、 C1〜Cm・・移動局装置、 31、41・・アンテナ、 32、42・・無線部、 33、43・・キー操作部、 35、45・・マイク部、 36、46・・スピーカ部、 37、47・・メモリ、 38・・携帯インタフェース、 39、49・・制御部、 48・・車載インタフェース、
51、81、82、111、112、151、152・・ハンドセット、 51a、81a、82a、111a、112a、151a、152a・・マイク、 51b、52、81b、82b、111b、112b、151b、152b・・スピーカ、 53、83・・切替ボックス、 54、84・・デジタル無線設備、 61、91〜94、141〜144、181〜184・・切替スイッチ、 71、101、104、121、123、161、164・・A/D変換部、 72、102、105、122、124、162、165・・D/A変換部、 73、103、106、126、127、163、166・・音声コーデック部、 74、107、128、168・・デジタル信号処理部、 75、108、129、169・・送受信部、 76、109、130、170・・アンテナ、 125、167・・スイッチ制御部、 131、171・・CPU、

Claims (1)

  1. 消防車又は救急車に設けられた移動局装置において、
    前記移動局装置は、複数のハンドセットと、前記複数のハンドセットのうちの一つ以上のハンドセットと外部の装置との間の無線通信処理を実行する無線通信手段と、
    前記複数のハンドセットのうちの二つ以上のハンドセットの間の通信処理を実行する内部通信手段と、
    前記無線通信手段による無線通信が行われる状態と前記内部通信手段による通信が行われる状態とを切り替える切替手段と、を備え、
    前記二つ以上のハンドセットが前記内部通信手段によって通信中であるときに、前記無線通信手段によって前記外部の装置から送信された信号を受信した場合、前記内部通信手段によるハンドセット間の通信を切断し、当該ハンドセットの少なくともいずれかに、前記無線通信手段によって受信された信号を出力する、ことを特徴とする移動局装置。
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