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JP4738107B2 - 放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置 - Google Patents

放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置 Download PDF

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JP4738107B2 JP2005256627A JP2005256627A JP4738107B2 JP 4738107 B2 JP4738107 B2 JP 4738107B2 JP 2005256627 A JP2005256627 A JP 2005256627A JP 2005256627 A JP2005256627 A JP 2005256627A JP 4738107 B2 JP4738107 B2 JP 4738107B2
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Description

本発明は、放射性廃棄物通路に設けられたダンパーを開閉するための、放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置に関するものである。
焼却炉などにおける放射性廃棄物通路には、放射性廃棄物を次工程に送出するためのダンパーが配設されている。このようなダンパーとして特許文献1に開示されたスライド式のものが知られている。このダンパーは、ダンパーの表面にアタッチメントによってチェーンの両端を固定し、このチェーンを駆動用のスプロケットと組み合わせたものであって、このダンパーをスライドさせることによって、放射性廃棄物通路を開閉することができる。しかしながら、上記したダンパーは、ダンパーとそのガイド部材との隙間やチェーンなどに放射性廃棄物が詰まったりして円滑に作動せず、故障が発生しやすいという問題があった。
そこで発明者らは、ダンパーの開閉装置を図6に示すような水平な回転軸4によってダンパー3が上下方向に回動されるものとした。このダンパーの開閉装置は、放射性廃棄物通路1を開閉するダンパー3の回転軸4を、隣接するシールド室10に貫通させて、その端部に回転用アーム6を設けるとともに、シールド室10の外側に蛇腹14でシールされたシリンダロッド7を回転軸4に対して垂直方向に設けてそのシリンダロッド7をシールド室10の内部に貫通させたうえに、シリンダロッド7の先端を回転用アーム6の先端にピン25により軸着したものである。すなわち、シリンダロッド7の往復運動により回転用アーム6が回動されるので、回転軸4を介してダンパー3を上下方向に回動することができる。ダンパーの開閉装置をこのような回動式のものとすることによって、上記したような放射性廃棄物の詰まりによる故障を回避することができる。
しかしながら、図6に示すダンパーの開閉装置においては、図示するように、回転用アーム6の回動によりシリンダロッド7の先端が下方にたわまされることになる。このシリンダロッド7のたわみによって蛇腹14には横方向の繰り返し応力が作用する。しかし、蛇腹14は伸縮する方向には十分な耐久性を有するが、伸縮する方向と直交する横方向の応力には弱いので、横方向の繰り返し応力の付加によって蛇腹14が早期に損傷してしまう。また蛇腹14が取付けられた側壁12の固定部15に負荷が集中してこの部分が損傷を受けやすいという問題があった。
特開平4−73508号公報 (第1図)
本発明は上記した従来の問題点を解決して、蛇腹の耐久性に優れた放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明の放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置は、放射性廃棄物通路を開閉するダンパーの回転軸を、隣接するシールド室に貫通させて、その端部に回転用アームを設けるとともに、シールド室の外側に蛇腹でシールされたシリンダロッドを回転軸に対して垂直方向に設けてそのシリンダロッドをシールド室の内部に貫通させ、回転用アームの先端部に設けた長孔にシリンダロッドの先端を係合させたことを特徴とするものである。なお、シールド室の内部側面に、シリンダロッドの先端が直線往復運動するようにガイドするレールを設けることができる。
本発明の放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置は、蛇腹でシールされたシリンダロッドの先端を回転用アームに設けた長孔に係合させて、シリンダロッドが往復運動する時にシリンダロッドの先端が長孔内を摺動するようにしたので、回転用アームによってシリンダロッドの先端が下方に撓まされることがない。従って、横からの応力に弱い蛇腹に横方向の繰り返し応力が作用することがないので、蛇腹の寿命を延長してダンパー開閉装置を故障が少ないものとすることができる。さらに、シリンダロッドがレール上をスライドするようにしたので、長孔内摺動時の摩擦抵抗に影響されることなくシリンダロッドのたわみを確実に防止することができる。
以下に図面を参照しつつ本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1〜5は、本発明に係る放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置を示す図であって、1は焼却灰などが落下する放射性廃棄物通路、9は下方の焼却灰貯蔵容器40に焼却灰を供給するための焼却灰回収室、10は焼却灰回収室9に隣接して設けられたシールド室である。
図において、放射性廃棄物通路1と焼却灰回収室9とは開口部2によって連通している。この開口部2にはダンパー3が当接されていて、落下してきた焼却灰をこのダンパー3によって受け止める。
ダンパー3はダンパーアーム5を介して回転軸4の中程に軸着されている。そして、回転軸4の両端は、焼却灰回収室9の側壁11に設けた軸シール部41を介してベアリング16に回転可能に支持されており、一方の端部17は支持部材31に支持されてシールド室10内に突出している。その端部17には回転軸4から放射方向に延出する回転用アーム6が装着されているが、この回転用アーム6の先端部には、回転軸4の方向に伸びる長孔24が形成されている。回転軸4の他方の端部21は別途設けられたシールド室22に突出し支持部材31aに支持されており、その端部21にはダンパー3の閉鎖を容易に行うためのウエイト23が設けられている。
そして、シールド室10の外部からは、回転軸4に対して垂直方向に直線往復運動するシリンダロッド7が側壁12に設けた貫通孔13を通って内部に水平に差し込まれている。シリンダロッド7の後端は駆動装置30に接続されており、シリンダロッド7の先端にはスライドプレート8aが装着されている。スライドプレート8aの先端は二股状に分かれて、この部分と長孔24にピン25が挿通されているので、スライドプレート8aの先端は、回転用アーム6を挟んで長孔24の伸びる方向に摺動することができる。
なお、図2に示すように支持部材31の側面には、シリンダロッド7と平行にレール32が敷設され、スライドプレート8aには摺動部33が設けられていて、この摺動部33はレール32上をスライド可能にレール32に係合されている。従って、スライドプレート8aはレール32上を左右に直線往復運動することができる。
以上のようにして構成されたダンパー開閉装置において、焼却灰を排出するときは、駆動装置30によりシリンダロッド7を前進させる。これによって、スライドプレート8aもともに前進されて回転用アーム6が回動されるが、図4に示すように、当該アーム6の回動とともにピン25が長孔24内を摺動するので、スライドプレート8aは直線的に往復運動することができる。そして、このスライドプレート8aはレール32上を摺動するので、ピン25と長孔24との摩擦抵抗の大小にかかわらず常にスライドプレート8aは直線運動することができ、従って、シリンダロッド7にたわみが発生することがない。
なお、本発明のダンパー開閉装置は上記実施形態にとらわれることなく、放射性廃棄物焼却炉の廃棄物投入部などに設けることもできる。
以上説明したように、本発明のダンパー開閉装置は、ダンパーを開閉するときに回転用アームの先端部に設けた長孔内を、シリンダロッドの先端が摺動するようにしたので、シリンダロッドにたわみが発生するのを防止することができる。従って、蛇腹に横方向の繰り返し応力が作用するのを防止して、その寿命を延長することができるという大きな利点を有する。
本発明に係るダンパー開閉装置の正面図である。 図1に示すダンパー開閉装置の平面図である。 図1に示すダンパー開閉装置の側面図である。 本発明に係るダンパー開閉装置の要部拡大図である。 ダンパーの開閉状態を示す説明図である。 回転用アームによってシリンダロッドの先端がたわむ状態を説明するダンパー開閉装置の正面図である。
符号の説明
1 放射性廃棄物通路、2 開口部、3 ダンパー、4 回転軸、5 ダンパーアーム、6 回転用アーム、7 シリンダロッド、8 軸着用部材、8a スライドプレート、9 焼却灰回収室、10 シールド室、11 焼却灰回収室の側壁、12 シールド室の側壁、13 貫通孔、14 蛇腹、15 蛇腹の固定部、16 ベアリング、17 回転軸の一方の端部、21 回転軸の他方の端部、22 シールド室、23 ウエイト、24 長孔、25 ピン、30 駆動装置、31 支持部材、31a 支持部材、32 レール、33 摺動部、40 焼却灰貯蔵容器、41 軸シール部

Claims (2)

  1. 放射性廃棄物通路を開閉するダンパーの回転軸を、隣接するシールド室に貫通させて、その端部に回転用アームを設けるとともに、シールド室の外側に蛇腹でシールされたシリンダロッドを回転軸に対して垂直方向に設けてそのシリンダロッドをシールド室の内部に貫通させ、回転用アームの先端部に設けた長孔にシリンダロッドの先端を係合させたことを特徴とする放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置。
  2. シールド室の内部側面に、シリンダロッドの先端が直線往復運動するようにガイドするレールを設けたことを特徴とする請求項1に記載の放射性廃棄物通路のダンパー開閉装置。


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